JPH0729846Y2 - ジッパー - Google Patents

ジッパー

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JPH0729846Y2
JPH0729846Y2 JP12145890U JP12145890U JPH0729846Y2 JP H0729846 Y2 JPH0729846 Y2 JP H0729846Y2 JP 12145890 U JP12145890 U JP 12145890U JP 12145890 U JP12145890 U JP 12145890U JP H0729846 Y2 JPH0729846 Y2 JP H0729846Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、鞄等袋物の出し入れ口などを開閉するために
取付けられるジッパーに関する。
(従来の技術) 従来、鞄等のジッパーが他人によって気付かないうちに
開けられて、鞄等の中身が盗難されるという問題があっ
たが、従前のジッパーでかかる問題を解決できるものは
なかった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案の課題は、鞄等袋物の出し入れ口などに取付けら
れたジッパーが、開いた場合にその事実を鞄等の所持者
に気付かせて、鞄等の中身の盗難を防止できるようにす
ることである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するための本考案の手段は、上止金具
3a,3b又はその近傍の務歯を第1のスイッチとなし、
又、そこから少し離れた位置の務歯4a,4bを第2のスイ
ッチとなし、これらスイッチと共に回路を構成して、ス
ライダー9が閉じ方向の端まで移動することにより第2
のスイッチがその両側の務歯4a,4bを互いに接触してON
状態となり、かつ、第1のスイッチもその両側の上止金
具3a,3b又はその近傍の務歯を互いに接触してON状態と
なったとき、又は、スライダー9が開き方向に移動して
第2のスイッチの位置を越えることにより第1のスイッ
チがその両側の上止金具3a,3b又はその近傍の務歯を互
いに開離してOFF状態となり、かつ、第2のスイッチも
その両側の務歯4a,4bを互いに開離してOFF状態となった
ときにそれぞれ発音せず、これに対し、スライダー9が
閉じ方向の端の位置から開き方向へ移動して第1のスイ
ッチがOFF状態となり、かつスライダー9が第2のスイ
ッチを越えない位置にあって第2のスイッチがON状態と
なっているときに発音するアラーム装置5をジッパーに
取り付けるものである。
(作用) 鞄等の出し入れ口に取付けられたジッパーが開けられる
と、アラーム装置5が発音して鞄等の所持者に警告する
ことになる。
(実施例) 以下、図示した本考案の一実施例について説明する。こ
のジッパー1は、鞄2の出し入れ口に取付けられたもの
で、上止金具3a,3bを第1のスイッチとなし、そこから
所要距離はなれた務歯4a,4bを第2のスイッチとなし、
これらのスイッチとアラーム装置5とを第1図に示すご
とき回路で接続している。アラーム装置5は、セラミッ
ク圧電素子を用いた発音体6(発音周波数2KHz,音圧60d
B於10cm)と、バッテリー7(DC3V,リチウムCR2016相
当)と、圧電素子制御用IC8等により構成され、上記の
第1のスイッチ及び第2のスイッチがともにON状態か、
又は第1のスイッチ及び第2のスイッチがともにOFF状
態のときに発音体6を鳴らさないようにし、第1のスイ
ッチがOFF状態で且つ第2のスイッチがON状態のときの
み発音体6を鳴らすようにしている。すなわち、ジッパ
ー1におけるスライダー9が第2図に示すように端まで
移動してジッパー1が完全に閉合し第2のスイッチは勿
論のこと第1のスイッチもON状態のときは発音体6が鳴
らないでいるが、例えば他人によりスライダー9が気付
かないうちに引かれて第3図に示す様に上止金具3a,3b
が互いに開離して第1のスイッチがOFF状態になると発
音体6が鳴り出して鞄2の所持者に警告を発することに
なり、その後にスライダー9が上記の務歯4a,4bの位置
を通過して第1図に示す様に務歯4a,4bが互いに開離す
ることにより第2のスイッチ2がOFF状態になったとこ
ろで発音体6が鳴り止むことになる。逆にジッパーを閉
じる場合は、スライダー9が務歯4a,4bを通過して第2
のスイッチがON状態(第3図の状態)になれば発音体6
が鳴り出し、スライダー9が端まで達して上止金具3a,3
bが閉合し第1のスイッチもON状態(第2図の状態)に
なると発音体6が鳴り止むことになる。したがってジッ
パーが完全に閉合したかどうかも確認できる。
尚、上記の実施例では第1のスイッチを上止金具3a,3b
に設けたが、これをその近傍の務歯に設けることも可能
である。
(考案の効果) 本考案は以上の通りであり、ジッパーが開けられると、
アラーム装置が発音して鞄等の所持者に警告することに
なるので、鞄等の中身の盗難を防止できる効果がある。
また、ジッパーを閉じる場合も、不完全な閉じ状態では
アラームが鳴り続け、完全に閉じた状態でアラームが鳴
り止むので、ジッパーが完全に閉合したかどうかも確認
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示したもので、第1図はジッパ
ーが大きく開かれてアラームが鳴らない状態の要部平面
図、第2図はジッパーが完全に閉合してアラームが鳴ら
ない状態の要部平面図、第3図はジッパーが少し開かれ
てアラームが鳴る状態の要部平面図である。尚、第2図
及び第3図では回路を省略した。 1…ジッパー、2…鞄、3a,3b…上止金具、4a,4b…務
歯、5…アラーム装置、6…発音体、7…バッテリー、
8…IC、9…スライダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上止金具3a,3b又はその近傍の務歯を第1
    のスイッチとなし、又、そこから少し離れた位置の務歯
    4a,4bを第2のスイッチとなし、これらスイッチと共に
    回路を構成して、スライダー9が閉じ方向の端まで移動
    することにより第2のスイッチがその両側の務歯4a,4b
    を互いに接触してON状態となり、かつ、第1のスイッチ
    もその両側の上止金具3a,3b又はその近傍の務歯を互い
    に接触してON状態となったとき、又は、スライダー9が
    開き方向に移動して第2のスイッチの位置を越えること
    により第1のスイッチがその両側の上止金具3a,3b又は
    その近傍の務歯を互いに開離してOFF状態となり、か
    つ、第2のスイッチもその両側の務歯4a,4bを互いに開
    離してOFF状態となったときにそれぞれ発音せず、これ
    に対し、スライダー9が閉じ方向の端の位置から開き方
    向へ移動して第1のスイッチがOFF状態となり、かつス
    ライダー9が第2のスイッチを越えない位置にあって第
    2のスイッチがON状態となっているときに発音するアラ
    ーム装置5を取り付けてなるジッパー。
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WO2005018366A1 (ja) * 2003-08-22 2005-03-03 Ykk Corporation ファスナー及び同ファスナーを被着した被着体
WO2009030067A1 (fr) * 2007-09-04 2009-03-12 Chang-Ming Yang Toile pouvant former des composants électroniques

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