JPH0729679A - 灰溶融炉用の人造黒鉛電極 - Google Patents
灰溶融炉用の人造黒鉛電極Info
- Publication number
- JPH0729679A JPH0729679A JP19400193A JP19400193A JPH0729679A JP H0729679 A JPH0729679 A JP H0729679A JP 19400193 A JP19400193 A JP 19400193A JP 19400193 A JP19400193 A JP 19400193A JP H0729679 A JPH0729679 A JP H0729679A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- artificial graphite
- socket
- outer diameter
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Resistance Heating (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Furnace Details (AREA)
- Discharge Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、電極消耗量を低減でき、また電極の
脱落事故を防止でき、そして稼動率を向上できる、灰溶
融炉用の人造黒鉛電極を提供するものである。 【構成】本発明は、嵩比重が1.60以上、固有電気抵
抗が6.0×10-4Ωcm以下及び曲げ強さが120kgf
/cm2以上の特性値を有し、且つソケットのネジ有効径
と電極の外径との比率がソケットのネジ有効径/電極の
外径で0.45〜0.55の範囲内にあることを特徴と
している。
脱落事故を防止でき、そして稼動率を向上できる、灰溶
融炉用の人造黒鉛電極を提供するものである。 【構成】本発明は、嵩比重が1.60以上、固有電気抵
抗が6.0×10-4Ωcm以下及び曲げ強さが120kgf
/cm2以上の特性値を有し、且つソケットのネジ有効径
と電極の外径との比率がソケットのネジ有効径/電極の
外径で0.45〜0.55の範囲内にあることを特徴と
している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は灰溶融炉用の人造黒鉛電
極に関する。都市ごみ焼却残渣や下水汚泥焼却残渣等を
灰溶融炉で溶融処理することが行なわれる。灰溶融炉に
は、その電気加熱方式により、アーク溶融炉、抵抗溶融
炉、プラズマ溶融炉があるが、これらにはいずれもその
電極として人造黒鉛電極が使用される。本発明はかかる
人造黒鉛電極の改良に関するものである。
極に関する。都市ごみ焼却残渣や下水汚泥焼却残渣等を
灰溶融炉で溶融処理することが行なわれる。灰溶融炉に
は、その電気加熱方式により、アーク溶融炉、抵抗溶融
炉、プラズマ溶融炉があるが、これらにはいずれもその
電極として人造黒鉛電極が使用される。本発明はかかる
人造黒鉛電極の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、灰溶融炉用の人造黒鉛電極とし
て、比較的短尺な人造黒鉛製の円柱体の上下にその軸線
回りでソケットの形成されたものが使用されている。実
用場面では、ソケットに螺合するニップルを介して電極
相互を接続し、その消耗量に応じ順次継ぎ足して使用し
ている。ところが、従来の灰溶融炉用の人造黒鉛電極に
は、実際のところ、電極消耗量が大きく、とりわけ電極
相互の接続部における脱落事故がしばしば発生し、電極
相互の接続や脱落事故に対する補修のために稼動率が低
下するという欠点がある。
て、比較的短尺な人造黒鉛製の円柱体の上下にその軸線
回りでソケットの形成されたものが使用されている。実
用場面では、ソケットに螺合するニップルを介して電極
相互を接続し、その消耗量に応じ順次継ぎ足して使用し
ている。ところが、従来の灰溶融炉用の人造黒鉛電極に
は、実際のところ、電極消耗量が大きく、とりわけ電極
相互の接続部における脱落事故がしばしば発生し、電極
相互の接続や脱落事故に対する補修のために稼動率が低
下するという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来の灰溶融炉用の人造黒鉛電極では、電
極消耗量が大きい、電極の脱落事故がしばしば発生す
る、稼動率が低いという点である。
する課題は、従来の灰溶融炉用の人造黒鉛電極では、電
極消耗量が大きい、電極の脱落事故がしばしば発生す
る、稼動率が低いという点である。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本発明者は、上
記課題を解決するべく研究した結果、製鋼用アーク炉等
の電極消耗は先端消耗が主原因であるが、灰溶融炉の電
極消耗は外周の酸化消耗及びこれによる折損が主原因で
あり、とりわけ外周の酸化消耗により電極相互の接続部
におけるニップルが露出し、該接続部でまだ残っている
電極が脱落してしまうことが電極消耗を加速しているこ
とを見出した。
記課題を解決するべく研究した結果、製鋼用アーク炉等
の電極消耗は先端消耗が主原因であるが、灰溶融炉の電
極消耗は外周の酸化消耗及びこれによる折損が主原因で
あり、とりわけ外周の酸化消耗により電極相互の接続部
におけるニップルが露出し、該接続部でまだ残っている
電極が脱落してしまうことが電極消耗を加速しているこ
とを見出した。
【0005】そこで本発明者は、更に追究した結果、上
記のような外周の酸化消耗は、従来の電極が緻密でな
く、多数の気孔が存在していて、該気孔から酸素ガス、
炭酸ガス、水蒸気等の酸化性ガスが侵入し易いために生
じ、したがってかかる外周の酸化消耗を低減するために
は電極を緻密にすることが肝要であり、また上記のよう
な電極相互の接続部における脱落は、従来の電極ではそ
の形状寸法が標準化されており、ソケットのネジ有効径
と電極の外径(呼び径)との比率がソケットのネジ有効
径/電極の外径で0.60前後に設定されていて、電極
相互の接続部における電極の肉厚が相対的に薄く、結果
的に外周の酸化消耗によりニップルが露出し易いために
生じ、したがってかかる脱落を防止するためにはソケッ
トのネジ有効径と電極の外径との比率を所定範囲で低く
抑えることが肝要であることを見出した。
記のような外周の酸化消耗は、従来の電極が緻密でな
く、多数の気孔が存在していて、該気孔から酸素ガス、
炭酸ガス、水蒸気等の酸化性ガスが侵入し易いために生
じ、したがってかかる外周の酸化消耗を低減するために
は電極を緻密にすることが肝要であり、また上記のよう
な電極相互の接続部における脱落は、従来の電極ではそ
の形状寸法が標準化されており、ソケットのネジ有効径
と電極の外径(呼び径)との比率がソケットのネジ有効
径/電極の外径で0.60前後に設定されていて、電極
相互の接続部における電極の肉厚が相対的に薄く、結果
的に外周の酸化消耗によりニップルが露出し易いために
生じ、したがってかかる脱落を防止するためにはソケッ
トのネジ有効径と電極の外径との比率を所定範囲で低く
抑えることが肝要であることを見出した。
【0006】すなわち本発明は、嵩比重が1.60以
上、固有電気抵抗が6.0×10-4Ωcm以下及び曲げ強
さが120kgf/cm2以上の特性値を有し、且つソケット
のネジ有効径と電極の外径との比率がソケットのネジ有
効径/電極の外径で0.45〜0.55の範囲内にある
ことを特徴とする灰溶融炉用の人造黒鉛電極に係る。
上、固有電気抵抗が6.0×10-4Ωcm以下及び曲げ強
さが120kgf/cm2以上の特性値を有し、且つソケット
のネジ有効径と電極の外径との比率がソケットのネジ有
効径/電極の外径で0.45〜0.55の範囲内にある
ことを特徴とする灰溶融炉用の人造黒鉛電極に係る。
【0007】本発明では、電極を緻密にすることとの関
係で、嵩比重が1.60以上、通常は1.65〜1.7
5、固有電気抵抗が6.0×10-4Ωcm以下、通常は
4.2×10-4〜6.0×10-4Ωcm及び曲げ強度が1
20kgf/cm2以上、通常は120〜170kgf/cm2の特
性値を有するものとする。かかる特性値は人造黒鉛電極
に所期の緻密性を持たせる上で必須の要件であり、その
いずれか一つが上記の上限値又は下限値を外れても、得
られる人造黒鉛電極は緻密性に劣るものとなる。
係で、嵩比重が1.60以上、通常は1.65〜1.7
5、固有電気抵抗が6.0×10-4Ωcm以下、通常は
4.2×10-4〜6.0×10-4Ωcm及び曲げ強度が1
20kgf/cm2以上、通常は120〜170kgf/cm2の特
性値を有するものとする。かかる特性値は人造黒鉛電極
に所期の緻密性を持たせる上で必須の要件であり、その
いずれか一つが上記の上限値又は下限値を外れても、得
られる人造黒鉛電極は緻密性に劣るものとなる。
【0008】また本発明では、ソケットのネジ有効径と
電極の外径との比率がソケットのネジ有効径/電極の外
径で0.45〜0.55、好ましくは0.47〜0.5
1の範囲内にあるものとする。従来の灰溶融炉における
電極の該比率が0.60前後、通常は0.58〜0.6
1の範囲内にあるのに対し、本発明の電極の該比率はい
わばワンランク低い。本発明の電極は軸線回りでソケッ
トが形成されている上下の肉厚が従来品よりもそれだけ
相対的に厚いのである。結果的にソケットはその口径が
相対的に小さくなり、したがってこれに螺合するニップ
ルもその外径が相対的に小さくなるが、高強度材質のニ
ップルを使用することにより、電極相互の接続に支障は
生じない。
電極の外径との比率がソケットのネジ有効径/電極の外
径で0.45〜0.55、好ましくは0.47〜0.5
1の範囲内にあるものとする。従来の灰溶融炉における
電極の該比率が0.60前後、通常は0.58〜0.6
1の範囲内にあるのに対し、本発明の電極の該比率はい
わばワンランク低い。本発明の電極は軸線回りでソケッ
トが形成されている上下の肉厚が従来品よりもそれだけ
相対的に厚いのである。結果的にソケットはその口径が
相対的に小さくなり、したがってこれに螺合するニップ
ルもその外径が相対的に小さくなるが、高強度材質のニ
ップルを使用することにより、電極相互の接続に支障は
生じない。
【0009】
【作用】本発明の電極は緻密であり、したがって気孔が
少なく、酸化性ガスが侵入し難いため、外周の酸化消耗
を低減でき、これによる折損も低減できる。また電極相
互の接続部における電極の肉厚が相対的に厚く、外周の
酸化消耗が低減されることと合わせて、それだけニップ
ルが露出する迄の時間を稼げるため、脱落を防止でき
る。そしていうまでもなく、これらが相まって電極消耗
量を低減し、また脱落事故を防止するぶんだけ、電極相
互の接続や脱落事故に対する補修が少なくなるので、稼
動率を向上できる。
少なく、酸化性ガスが侵入し難いため、外周の酸化消耗
を低減でき、これによる折損も低減できる。また電極相
互の接続部における電極の肉厚が相対的に厚く、外周の
酸化消耗が低減されることと合わせて、それだけニップ
ルが露出する迄の時間を稼げるため、脱落を防止でき
る。そしていうまでもなく、これらが相まって電極消耗
量を低減し、また脱落事故を防止するぶんだけ、電極相
互の接続や脱落事故に対する補修が少なくなるので、稼
動率を向上できる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す一部省略の縦
断面図である。人造黒鉛で成形された円柱体11の上下
にソケット21,22が形成されている。ソケット2
1,22の周面にはネジ溝21a,22aが施されてお
り、ネジ溝21a,22aは図示しないニップルの周面
に施されたネジ溝と螺合するようになっている。円柱体
11は、嵩比重が1.60以上、固有電気抵抗が6.0
×10-4Ωcm以下及び曲げ強度が120kgf/cm2以上の
特性値を有しており、且つソケット21,22のネジ有
効径Bと円柱体11の外径Aとの比率がB/Aで0.4
5〜0.55の範囲内に設定されている。
断面図である。人造黒鉛で成形された円柱体11の上下
にソケット21,22が形成されている。ソケット2
1,22の周面にはネジ溝21a,22aが施されてお
り、ネジ溝21a,22aは図示しないニップルの周面
に施されたネジ溝と螺合するようになっている。円柱体
11は、嵩比重が1.60以上、固有電気抵抗が6.0
×10-4Ωcm以下及び曲げ強度が120kgf/cm2以上の
特性値を有しており、且つソケット21,22のネジ有
効径Bと円柱体11の外径Aとの比率がB/Aで0.4
5〜0.55の範囲内に設定されている。
【0011】アーク溶融炉の電極として、嵩比重が1.
70、固有電気抵抗が5.0×10-4Ωcm及び曲げ強度
が150kgf/cm2の特性値を有し、且つ図1のB/Aが
0.49である長さ(呼び長さ)150cmの本発明の人
造黒鉛電極(実施例1)を使用し、これをニップルで順
次接続しつつ、都市ごみ焼却灰を1週間連続して溶融処
理した。電極消耗量は都市ごみ焼却灰(乾灰)1トン当
たり5kgであった。別にアーク溶融炉の電極として、嵩
比重が1.59、固有電気抵抗が6.5×10-4Ωcm及
び曲げ強度が100kgf/cm2の特性値を有し、且つ図1
のB/Aが0.61である長さ(呼び長さ)150cmの
従来の人造黒鉛電極(比較例1)を使用し、これをニッ
プルで順次接続しつつ、都市ごみ焼却灰を同様に溶融処
理した。電極消耗量は都市ごみ焼却灰(乾灰)1トン当
たり7kgであった。したがって本発明の人造黒鉛電極に
よると、電極消耗量を約30%低減できた。また電極相
互の接続頻度が少なく、脱落事故による補修もないた
め、稼動率を約20%向上できた。
70、固有電気抵抗が5.0×10-4Ωcm及び曲げ強度
が150kgf/cm2の特性値を有し、且つ図1のB/Aが
0.49である長さ(呼び長さ)150cmの本発明の人
造黒鉛電極(実施例1)を使用し、これをニップルで順
次接続しつつ、都市ごみ焼却灰を1週間連続して溶融処
理した。電極消耗量は都市ごみ焼却灰(乾灰)1トン当
たり5kgであった。別にアーク溶融炉の電極として、嵩
比重が1.59、固有電気抵抗が6.5×10-4Ωcm及
び曲げ強度が100kgf/cm2の特性値を有し、且つ図1
のB/Aが0.61である長さ(呼び長さ)150cmの
従来の人造黒鉛電極(比較例1)を使用し、これをニッ
プルで順次接続しつつ、都市ごみ焼却灰を同様に溶融処
理した。電極消耗量は都市ごみ焼却灰(乾灰)1トン当
たり7kgであった。したがって本発明の人造黒鉛電極に
よると、電極消耗量を約30%低減できた。また電極相
互の接続頻度が少なく、脱落事故による補修もないた
め、稼動率を約20%向上できた。
【0012】
【発明の効果】既に明らかなように、以上説明した本発
明には、電極消耗量を低減でき、また電極の脱落事故を
防止でき、そして稼動率を向上できるという効果があ
る。
明には、電極消耗量を低減でき、また電極の脱落事故を
防止でき、そして稼動率を向上できるという効果があ
る。
【図1】本発明の一実施例を示す一部省略の縦断面図。
11・・・円柱体、21,22・・・ソケット、A・・
・電極の外径、B・・・ソケットのネジ有効径
・電極の外径、B・・・ソケットのネジ有効径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 3/03 7715−3K
Claims (2)
- 【請求項1】 嵩比重が1.60以上、固有電気抵抗が
6.0×10-4Ωcm以下及び曲げ強さが120kgf/cm2
以上の特性値を有し、且つソケットのネジ有効径と電極
の外径との比率がソケットのネジ有効径/電極の外径で
0.45〜0.55の範囲内にあることを特徴とする灰
溶融炉用の人造黒鉛電極。 - 【請求項2】 ソケットのネジ有効径と電極の外径との
比率がソケットのネジ有効径/電極の外径で0.47〜
0.51の範囲内にある請求項1記載の灰溶融炉用の人
造黒鉛電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19400193A JPH0729679A (ja) | 1993-07-10 | 1993-07-10 | 灰溶融炉用の人造黒鉛電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19400193A JPH0729679A (ja) | 1993-07-10 | 1993-07-10 | 灰溶融炉用の人造黒鉛電極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729679A true JPH0729679A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16317324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19400193A Pending JPH0729679A (ja) | 1993-07-10 | 1993-07-10 | 灰溶融炉用の人造黒鉛電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729679A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008128543A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Chuo Denki Kogyo Co Ltd | 廃棄物を溶融処理するための電気炉用電極及び廃棄物の溶融処理方法 |
JP2017065962A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | クアーズテック株式会社 | 石英ガラス溶融用カーボン電極 |
-
1993
- 1993-07-10 JP JP19400193A patent/JPH0729679A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008128543A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Chuo Denki Kogyo Co Ltd | 廃棄物を溶融処理するための電気炉用電極及び廃棄物の溶融処理方法 |
JP2017065962A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | クアーズテック株式会社 | 石英ガラス溶融用カーボン電極 |
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