JPH0729464A - 圧力スイッチ - Google Patents
圧力スイッチInfo
- Publication number
- JPH0729464A JPH0729464A JP19401793A JP19401793A JPH0729464A JP H0729464 A JPH0729464 A JP H0729464A JP 19401793 A JP19401793 A JP 19401793A JP 19401793 A JP19401793 A JP 19401793A JP H0729464 A JPH0729464 A JP H0729464A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- bimetal
- fixed contact
- pressure
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 周囲温度の低下により、ダイヤフラムが硬度
が変化して、作動圧力が変動することを防止する。 【構成】 U字形バイメタル13の一端を固定接点板1
0の一端に固着し、該バイメタル13の他端に調節ねじ
14の先端を対向させ、周囲温度が低下した時に、該バ
イメタル13のU字形の2辺が近付き、可動接点9と固
定接点8との間のギャップが減少して、ダイヤフラム4
の硬化によりスイッチ作動に必要なそのたわみを得るた
めの圧力変化量の増大を、相殺して、作動特性の変化を
補正し一定値に維持する。
が変化して、作動圧力が変動することを防止する。 【構成】 U字形バイメタル13の一端を固定接点板1
0の一端に固着し、該バイメタル13の他端に調節ねじ
14の先端を対向させ、周囲温度が低下した時に、該バ
イメタル13のU字形の2辺が近付き、可動接点9と固
定接点8との間のギャップが減少して、ダイヤフラム4
の硬化によりスイッチ作動に必要なそのたわみを得るた
めの圧力変化量の増大を、相殺して、作動特性の変化を
補正し一定値に維持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バキューム・クリーナ
用などの、真空圧を含む圧力を制御するスイッチに関す
る。
用などの、真空圧を含む圧力を制御するスイッチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の圧力スイッチは、ゴムなどの常温
では柔軟な材料で製作されたダイヤフラムで圧力の変化
を検知し、プランジャを介してレバーや接点板を駆動し
て接点を開閉していた。
では柔軟な材料で製作されたダイヤフラムで圧力の変化
を検知し、プランジャを介してレバーや接点板を駆動し
て接点を開閉していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら周囲温度
の変動によりダイヤフラムの硬度が変化し、スイッチの
作動に必要なそのたわみを得るための圧力変化量が変動
する。例えば、周囲温度が低下すると、ダイヤフラムの
硬度が大となるため、作動に必要な圧力変化量が増大
し、設定値から大幅に変動して所期の機能を発揮できな
いことが多かった。
の変動によりダイヤフラムの硬度が変化し、スイッチの
作動に必要なそのたわみを得るための圧力変化量が変動
する。例えば、周囲温度が低下すると、ダイヤフラムの
硬度が大となるため、作動に必要な圧力変化量が増大
し、設定値から大幅に変動して所期の機能を発揮できな
いことが多かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、圧力変
化に応動するダイヤフラム、ダイヤフラムに載置された
プランジャ、固定接点を備えた固定接点板、並びに固定
接点に対向接離する可動接点を備えプランジャで駆動さ
れる可動接点板を有する圧力スイッチに於て、固定接点
の可動接点に対する位置を、温度変化に応動するバイメ
タルにより定めて、ダイヤフラムの周囲温度による作動
特性の変化を補正するものである。
化に応動するダイヤフラム、ダイヤフラムに載置された
プランジャ、固定接点を備えた固定接点板、並びに固定
接点に対向接離する可動接点を備えプランジャで駆動さ
れる可動接点板を有する圧力スイッチに於て、固定接点
の可動接点に対する位置を、温度変化に応動するバイメ
タルにより定めて、ダイヤフラムの周囲温度による作動
特性の変化を補正するものである。
【0005】
【作用】即ち、周囲温度の変化にバイメタルが応動して
変位し、固定接点の可動接点に対する相対的位置を適宜
に変化させて定め、ダイヤフラムが周囲温度の変動のた
め硬度が変化して、作動特性が大幅に変動することを未
然に防止し、設定圧力を一定に維持するように補正する
ものである。
変位し、固定接点の可動接点に対する相対的位置を適宜
に変化させて定め、ダイヤフラムが周囲温度の変動のた
め硬度が変化して、作動特性が大幅に変動することを未
然に防止し、設定圧力を一定に維持するように補正する
ものである。
【0006】
【実施例】図1から図6により、真空圧に適用した本発
明の一実施例を説明する。1は受圧口1Aを有するベー
ス、2は絶縁物製の本体、3はカバー、4は常温では柔
軟であり温度低下で硬度が増大するゴムなどの材料で製
作されたダイヤフラムである。5はダイヤフラム4に載
置されたプランジャ、6はプランジャ5と共にダイヤフ
ラム4をはさみ調節ばね7を支持するばね受けである。
8は固定接点、9は可動接点で、互いに対向接離するよ
う、それぞれ弾力を蔵した固定接点板10と可動接点板
11に設けられる。調節ねじ12に対向するプランジャ
5の先端5Aが可動接点板11に係合してこれを駆動す
る。13は内側を高膨張側としたU字形の補正バイメタ
ルで、一端を固定接点板10の一端に固着すると共に、
他端を別の調節ねじ14の先端に対向させる。
明の一実施例を説明する。1は受圧口1Aを有するベー
ス、2は絶縁物製の本体、3はカバー、4は常温では柔
軟であり温度低下で硬度が増大するゴムなどの材料で製
作されたダイヤフラムである。5はダイヤフラム4に載
置されたプランジャ、6はプランジャ5と共にダイヤフ
ラム4をはさみ調節ばね7を支持するばね受けである。
8は固定接点、9は可動接点で、互いに対向接離するよ
う、それぞれ弾力を蔵した固定接点板10と可動接点板
11に設けられる。調節ねじ12に対向するプランジャ
5の先端5Aが可動接点板11に係合してこれを駆動す
る。13は内側を高膨張側としたU字形の補正バイメタ
ルで、一端を固定接点板10の一端に固着すると共に、
他端を別の調節ねじ14の先端に対向させる。
【0007】常時は、ダイヤフラム4とプランジャ5が
調節ばね7の作用で可動接点板11を押し上げ、可動接
点9は固定接点8から離間している(図1参照)。ここ
で受圧口1Aから減圧すると、調節ばね7に抗してダイ
ヤフラム4とプランジャ5が下降し、可動接点板11は
その蔵する弾力により、同図において時計方向に、回動
して可動接点9を固定接点8に接触させ、回路を閉成す
る(図5参照)。
調節ばね7の作用で可動接点板11を押し上げ、可動接
点9は固定接点8から離間している(図1参照)。ここ
で受圧口1Aから減圧すると、調節ばね7に抗してダイ
ヤフラム4とプランジャ5が下降し、可動接点板11は
その蔵する弾力により、同図において時計方向に、回動
して可動接点9を固定接点8に接触させ、回路を閉成す
る(図5参照)。
【0008】周囲温度が低下すると、U字形の補正バイ
メタル13は、内側が高膨張側のため、U字形の2辺が
近付く向きに湾曲し、固定接点板10は補正バイメタル
13との固着部分が調節ねじ14に接近するよう変位す
る(図3参照)。即ち固定接点8が可動接点9に接近
し、両者間のギャップが減少するので、温度低下により
ダイヤフラム4の硬度が増大して生ずる、作動に必要な
圧力変化量の増大が相殺され、設定値の変動が防止され
る。
メタル13は、内側が高膨張側のため、U字形の2辺が
近付く向きに湾曲し、固定接点板10は補正バイメタル
13との固着部分が調節ねじ14に接近するよう変位す
る(図3参照)。即ち固定接点8が可動接点9に接近
し、両者間のギャップが減少するので、温度低下により
ダイヤフラム4の硬度が増大して生ずる、作動に必要な
圧力変化量の増大が相殺され、設定値の変動が防止され
る。
【0009】次に周囲温度が上昇すると、補正バイメタ
ル13のU字形の2辺が開いて、両接点8、9間のギャ
ップが増大し、逆の作用をなす(図4参照)。
ル13のU字形の2辺が開いて、両接点8、9間のギャ
ップが増大し、逆の作用をなす(図4参照)。
【0010】即ち、周囲温度対作動圧力の関係を表す図
6に示すように、本発明のスイッチの特性(曲線A)
は、従来例の特性(曲線B)に比して、広範囲の周囲温
度において作動圧力が一定となっている。
6に示すように、本発明のスイッチの特性(曲線A)
は、従来例の特性(曲線B)に比して、広範囲の周囲温
度において作動圧力が一定となっている。
【0011】
【発明の効果】よって本発明の圧力スイッチは、周囲温
度の変化に応じて、補正バイメタルが固定接点の位置を
変位させて、接点間のギャップを変化させ、ダイヤフラ
ムの硬度の変化に伴う作動圧力の変化を相殺し、広い範
囲の周囲温度にわたり作動圧力を一定に維持できるもの
である。なお前述の実施例は、真空圧のものについて述
べたが、一般の圧力スイッチ、あるいは他の構造のもの
にも、本発明が適用できることは勿論である。
度の変化に応じて、補正バイメタルが固定接点の位置を
変位させて、接点間のギャップを変化させ、ダイヤフラ
ムの硬度の変化に伴う作動圧力の変化を相殺し、広い範
囲の周囲温度にわたり作動圧力を一定に維持できるもの
である。なお前述の実施例は、真空圧のものについて述
べたが、一般の圧力スイッチ、あるいは他の構造のもの
にも、本発明が適用できることは勿論である。
【図1】本発明の一実施例の中央縦断正面図。
【図2】図1のXーX線矢視平面図。
【図3】同実施例の、周囲温度が低下した時の状態を示
す正面図。
す正面図。
【図4】同実施例の、周囲温度が上昇した時の状態を示
す正面図。
す正面図。
【図5】同実施例の、圧力が変化して作動し接点閉路の
状態を示す正面図。
状態を示す正面図。
【図6】同実施例(曲線A)と従来例(曲線B)の周囲
温度対作動温度の関係を表す説明図。
温度対作動温度の関係を表す説明図。
1 ベース 2 本体 3 カバー 4 ダイヤフラム 5 プランジャ 6 ばね受け 7 調節ばね 8 固定接点 9 可動接点 10 固定接点板 11 可動接点板 12 調節ねじ 13 補正バイメタル 14 調節ねじ
Claims (2)
- 【請求項1】 圧力変化に応動するダイヤフラム、ダイ
ヤフラムに載置されたプランジャ、固定接点を備えた固
定接点板、並びに固定接点に対向接離する可動接点を備
えプランジャで駆動される可動接点板を有し、固定接点
の可動接点に対する位置を、温度変化に応動するバイメ
タルにより定めて、ダイヤフラムの周囲温度による作動
特性の変化を補正することを、特徴とする圧力スイッ
チ。 - 【請求項2】 U字形バイメタルの一端を固定接点板の
一端に固着し、該バイメタルの他端に調節ねじの先端を
対向させた、請求項1の圧力スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19401793A JPH0729464A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 圧力スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19401793A JPH0729464A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 圧力スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729464A true JPH0729464A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16317563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19401793A Pending JPH0729464A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 圧力スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729464A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9108832B2 (en) | 2009-11-04 | 2015-08-18 | Hitachi High Technologies Corporation | Cover opener and automatic analyzing device using same |
CN107026032A (zh) * | 2017-05-31 | 2017-08-08 | 中国石油集团西部钻探工程有限公司 | 启动开关 |
CN109837696A (zh) * | 2017-11-24 | 2019-06-04 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种衣物处理装置 |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP19401793A patent/JPH0729464A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9108832B2 (en) | 2009-11-04 | 2015-08-18 | Hitachi High Technologies Corporation | Cover opener and automatic analyzing device using same |
CN107026032A (zh) * | 2017-05-31 | 2017-08-08 | 中国石油集团西部钻探工程有限公司 | 启动开关 |
CN107026032B (zh) * | 2017-05-31 | 2019-06-28 | 中国石油集团西部钻探工程有限公司 | 启动开关 |
CN109837696A (zh) * | 2017-11-24 | 2019-06-04 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种衣物处理装置 |
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