JPH07294024A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH07294024A JPH07294024A JP10740494A JP10740494A JPH07294024A JP H07294024 A JPH07294024 A JP H07294024A JP 10740494 A JP10740494 A JP 10740494A JP 10740494 A JP10740494 A JP 10740494A JP H07294024 A JPH07294024 A JP H07294024A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- heater
- air conditioner
- capillary
- evaporator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 毛細管4入口の冷媒をヒータ5によって加熱
したとき、余剰の冷媒が凝縮器2内に溜り込むのを防止
する。 【構成】 ヒータ5の設置位置より上流側の冷媒配管中
に冷媒液溜10を設ける。
したとき、余剰の冷媒が凝縮器2内に溜り込むのを防止
する。 【構成】 ヒータ5の設置位置より上流側の冷媒配管中
に冷媒液溜10を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の冷媒回路図が図2に
示されている。空気調和機の運転時、圧縮機1から吐出
された高温・高圧の冷媒は凝縮器2でフアン11から送風
される外気に放熱することによって凝縮液化し、毛細管
4で絞られることによって断熱膨張し、蒸発器3でフア
ン12から送風される室内空気を冷却することによって蒸
発気化した後、圧縮機1に戻って再び圧縮される。
示されている。空気調和機の運転時、圧縮機1から吐出
された高温・高圧の冷媒は凝縮器2でフアン11から送風
される外気に放熱することによって凝縮液化し、毛細管
4で絞られることによって断熱膨張し、蒸発器3でフア
ン12から送風される室内空気を冷却することによって蒸
発気化した後、圧縮機1に戻って再び圧縮される。
【0003】上記、毛細管4は蒸発器3の負荷が最大の
とき適正な冷媒流量を流すことができるようにその径及
び長さが選定されている。ため、蒸発器3の負荷が小さ
い場合には、毛細管4に流入する冷媒を電気ヒータ5に
よって加熱することにより毛細管4の入口における冷媒
の密度を小さくし、これにより冷媒流量を減少させて液
冷媒が圧縮機1に戻るのを防止している。
とき適正な冷媒流量を流すことができるようにその径及
び長さが選定されている。ため、蒸発器3の負荷が小さ
い場合には、毛細管4に流入する冷媒を電気ヒータ5に
よって加熱することにより毛細管4の入口における冷媒
の密度を小さくし、これにより冷媒流量を減少させて液
冷媒が圧縮機1に戻るのを防止している。
【0004】図3には毛細管4の入口における冷媒の乾
き度と毛細管4を流過する冷媒流量との関係が示され、
毛細管4入口の冷媒をヒータ5によって加熱することに
よりその乾き度をbとすれば飽和液状態aに比し冷媒流
量は減少することを示している。
き度と毛細管4を流過する冷媒流量との関係が示され、
毛細管4入口の冷媒をヒータ5によって加熱することに
よりその乾き度をbとすれば飽和液状態aに比し冷媒流
量は減少することを示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
において、蒸発器3の負荷が小さいとき、ヒータ5で冷
媒を加熱することにより毛細管4を流過する冷媒の流量
を減少させると、余剰の冷媒が凝縮器2内に溜り込み、
冷媒回路内の高圧が異常上昇するという不具合があっ
た。
において、蒸発器3の負荷が小さいとき、ヒータ5で冷
媒を加熱することにより毛細管4を流過する冷媒の流量
を減少させると、余剰の冷媒が凝縮器2内に溜り込み、
冷媒回路内の高圧が異常上昇するという不具合があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、冷媒が圧縮機、凝縮器、毛細管及び蒸発器をこ
の順に循環し、上記毛細管に流入する冷媒をヒータによ
って加熱することにより上記毛細管を流れる冷媒流量を
変化させる空気調和機において、上記ヒータの設置位置
より上流側の冷媒配管中に冷媒液溜を設けたことを特徴
とする空気調和機にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、冷媒が圧縮機、凝縮器、毛細管及び蒸発器をこ
の順に循環し、上記毛細管に流入する冷媒をヒータによ
って加熱することにより上記毛細管を流れる冷媒流量を
変化させる空気調和機において、上記ヒータの設置位置
より上流側の冷媒配管中に冷媒液溜を設けたことを特徴
とする空気調和機にある。
【0007】上記蒸発器の出口の冷媒温度を検出して上
記ヒータの加熱量を制御する制御装置を設けることがで
きる。
記ヒータの加熱量を制御する制御装置を設けることがで
きる。
【0008】上記蒸発器の吸込空気温度を検出して上記
ヒータの加熱量を制御する制御装置を設けることができ
る。
ヒータの加熱量を制御する制御装置を設けることができ
る。
【0009】
【作用】本発明においては、毛細管に流入する冷媒をヒ
ータによって加熱することによって毛細管を流過する冷
媒の流量を減少させたとき、余剰の冷媒は冷媒液溜内に
貯溜される。
ータによって加熱することによって毛細管を流過する冷
媒の流量を減少させたとき、余剰の冷媒は冷媒液溜内に
貯溜される。
【0010】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。図
1に示されるように、ヒータ5の設置位置より上流側の
冷媒配管中に冷媒液溜10が設けられている。
1に示されるように、ヒータ5の設置位置より上流側の
冷媒配管中に冷媒液溜10が設けられている。
【0011】蒸発器3に吸い込まれる吸込空気温度を検
出する吸込空気温度センサ6又は蒸発器3出口の冷媒温
度を検出する冷媒温度センサ7の検出値は制御装置8に
入力され、この制御装置8からの指令によってヒータ5
の加熱量が制御されるようになっている。他の構成は図
2に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同
じ符号が付されている。
出する吸込空気温度センサ6又は蒸発器3出口の冷媒温
度を検出する冷媒温度センサ7の検出値は制御装置8に
入力され、この制御装置8からの指令によってヒータ5
の加熱量が制御されるようになっている。他の構成は図
2に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同
じ符号が付されている。
【0012】しかして、吸込空気温度センサ6又は冷媒
温度センサ7の検出値が予め設定された値より小さいと
き、即ち、蒸発器3の負荷が小さい場合には制御装置8
からの指令によりヒータ5に通電され、その加熱量が制
御される。
温度センサ7の検出値が予め設定された値より小さいと
き、即ち、蒸発器3の負荷が小さい場合には制御装置8
からの指令によりヒータ5に通電され、その加熱量が制
御される。
【0013】ヒータ5によって毛細管4入口の冷媒が加
熱されると、毛細管4入口における冷媒の乾き度が増大
して密度が小さくなる。この結果、毛細管4を流れる冷
媒流量が減少し、余剰の冷媒は冷媒液溜10内に貯溜され
る。なお、冷媒液溜10は最大必要冷媒量と最小必要冷媒
量の差以上の容量があれば良い。
熱されると、毛細管4入口における冷媒の乾き度が増大
して密度が小さくなる。この結果、毛細管4を流れる冷
媒流量が減少し、余剰の冷媒は冷媒液溜10内に貯溜され
る。なお、冷媒液溜10は最大必要冷媒量と最小必要冷媒
量の差以上の容量があれば良い。
【0014】
【発明の効果】本発明においては、毛細管に流入する冷
媒をヒータによって加熱することにより毛細管を流過す
る冷媒の流量を減少させたとき、余剰の冷媒は冷媒液溜
内に貯溜される。この結果、凝縮器に液冷媒が溜り込む
のを防止できるので、冷媒回路内高圧の異常上昇を防止
できるとともにインバータ圧縮機を搭載した空気調和機
においても毛細管を用いて冷媒流量を調整することが可
能となる。
媒をヒータによって加熱することにより毛細管を流過す
る冷媒の流量を減少させたとき、余剰の冷媒は冷媒液溜
内に貯溜される。この結果、凝縮器に液冷媒が溜り込む
のを防止できるので、冷媒回路内高圧の異常上昇を防止
できるとともにインバータ圧縮機を搭載した空気調和機
においても毛細管を用いて冷媒流量を調整することが可
能となる。
【図1】本発明の1実施例を示す系統図である。
【図2】従来の空気調和機の冷媒回路図である。
【図3】毛細管入口における冷媒の乾き度と毛細管を流
れる冷媒流量との関係を示す線図である。
れる冷媒流量との関係を示す線図である。
【符号の説明】 1 圧縮機 2 凝縮器 3 蒸発器 4 毛細管 5 ヒータ 10 冷媒液溜 8 制御装置 6 吸込空気温度センサ 7 冷媒温度センサ
Claims (3)
- 【請求項1】 冷媒が圧縮機、凝縮器、毛細管及び蒸発
器をこの順に循環し、上記毛細管に流入する冷媒をヒー
タによって加熱することにより上記毛細管を流れる冷媒
流量を変化させる空気調和機において、上記ヒータの設
置位置より上流側の冷媒配管中に冷媒液溜を設けたこと
を特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 上記蒸発器出口の冷媒温度を検出して上
記ヒータの加熱量を制御する制御装置を設けたことを特
徴とする請求項1記載の空気調和機。 - 【請求項3】 上記蒸発器の吸込空気温度を検出して上
記ヒータの加熱量を制御する制御装置を設けたことを特
徴とする請求項1記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10740494A JPH07294024A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10740494A JPH07294024A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07294024A true JPH07294024A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14458297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10740494A Withdrawn JPH07294024A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07294024A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011088520A (ja) * | 2009-10-21 | 2011-05-06 | Mihama Kk | 空調システム |
-
1994
- 1994-04-25 JP JP10740494A patent/JPH07294024A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011088520A (ja) * | 2009-10-21 | 2011-05-06 | Mihama Kk | 空調システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |