JPH072939U - 高齢者用風呂温度計 - Google Patents

高齢者用風呂温度計

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JPH072939U
JPH072939U JP3990093U JP3990093U JPH072939U JP H072939 U JPH072939 U JP H072939U JP 3990093 U JP3990093 U JP 3990093U JP 3990093 U JP3990093 U JP 3990093U JP H072939 U JPH072939 U JP H072939U
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bath
thermometer
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temperature
elderly
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JP3990093U
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English (en)
Inventor
綱次 石橋
Original Assignee
綱次 石橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高齢者の特質に合致した風呂温度計を構成す
る。 【構成】 こけし型の本体1及び球体2は、軽量の合成
樹脂で構成する。この本体1の中央部分は、長方形に、
くり貫きアルコール温度計3と目盛板4を設置し、40
度C(風呂の適温)を中心にした位置に虫眼鏡5を装置
する。また重心の位置を下げて、本体1が直立するため
の錘6を下端に装置する。更に、湯がアルコール温度計
3の球部に流れ込むようにするため小穴7を穿つ。な
お、本体1の背面は平面にして、その上方に薄い鉄板8
を埋め込む。更に、この背面全体に薄いプラスチック板
10を接着する。また、球体2の内部は空洞にして、こ
の中に光センサー11、電池、オルゴールを内蔵する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
高齢化社会が進行するにつれて、高齢者の健康と風呂の効用について関心が高 まってきた。この時にあたり、高齢者を対象とした風呂温度計に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、風呂温度計は、幼児を対象としたものがほとんどである。この幼児用の 風呂温度計は、湯の表面を浮遊して回る舟型(横型)と、温度表示の部分が水中 に沈み、浮きの部分だけが水上に出る、浮き型(縦型)の二種類がある。したが って、人が風呂に入ってからの湯の温度変化を測定する時は、浮遊している温度 計を、いちいち手に取って調べなければならないので面倒であり、また、風呂の 中を温度計が浮遊して回るので入浴のじゃまになり易い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、以上の欠点を解決し、高齢者の特質に合致した風呂温度計を提供し ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(イ)円柱形をした本体(1)及び球体(2)による、こけし型をした縦型の風 呂温度計で軽量の合成樹脂で構成する。 (ロ)第1図は、本考案の正面図である。円柱形をした本体(1)の中央部に長 方形の穴を円柱の半ばまで穿つ。この穴の両側の縁に設置した挿入口(9)・( 9)’(挿入口は、取り出し口を兼ねる。)から、内部にかけて虫眼鏡(5)を 誘導するための浅い溝を構成する。 次に、虫眼鏡(5)を指で摘まんで挿入口(9)・(9)’から浅い溝に沿っ て滑り込ませ虫眼鏡(5)の中心がアルコール温度計(3)の目盛板(4)40 度C(風呂の適温)付近になるように装着する。この際、虫眼鏡(5)は、両側 の合成樹脂のもつ弾性で締め付けられ固定される。 また、重心の位置をできるだけ下げて、本体(1)が直立するように錘(6) を下端に装置する。 更に、湯がアルコール温度計(3)の球部に流れ込むように円柱の下方に小穴 (7)を前後に貫通させる。 (ハ)第6図は、本体(1)の後半の内部を示した縦断面図である。アルコール 温度計(3)及び目盛板(4)(10度C〜60度C)を中央部に装置する。 (ニ)本体(1)の背面は、第2図及び第3図のように曲面を削って平面にし、 この上方に薄い鉄板(8)を埋め込む。更に、背面全体に薄いプラスチック板( 10)を接着する。 本考案は、以上の構成よりなる高齢者用風呂温度計である。
【0005】
【作用】
(イ)浴室の気温測定と、風呂の湯の温度測定との二種類、温度測定ができる。 (ロ)縦型の風呂温度計として、湯面に直立して浮遊し、温度表示の部分が、水 面上10cmの高さに位置する。また、虫眼鏡を透して温度表示が、2〜3倍に 拡大して見られる。 (ハ)風呂温度計の背面を浴槽の内側に密着させることができるので、温度計が 静止した状態で湯の温度測定ができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 上記のように構成された高齢者用風呂温度計を風呂の湯の中に入れると直立し て、全長の約2/3は水面上に浮かぶ。したがって、人が風呂の湯に首まで漬か ってリラックスした場合は、虫眼鏡(5)を透して、30度C〜50度Cの目盛 りが視野に入るようになる。 次に、本体(1)の背面を浴槽の内側に押し付けると、密着して静止する。こ の際湯を強くかきまぜたぐらいの衝撃では、浴槽の内側に密着したまま、上下左 右に揺れるだけで容易に離れることはない。 また、浴槽の近くの浴室の壁面に、磁石付きの吸盤を設置し、これに風呂温度 計の背面に設置した薄い鉄板(8)の部分を吸着させておくことによって、入浴 前の浴室内の気温を測定しておくことができる。 なお、本体(1)に装置した虫眼鏡(5)が、湯垢等で曇った場合は、虫眼鏡 (5)の上端と下端とを指で摘み虫眼鏡(5)を誘導する溝に沿って、上方に軽 く滑らせ挿入口と共用の取り出し口(9)・(9)’を通じて、ワンタッチで抜 き取り洗うことができる。また、装着する時は、抜き取る時の逆の操作でワンタ ッチで行うことができる。
【0007】
【考案の効果】
(イ)本考案の高齢者用風呂温度計の本体に装置したアルコール温度計の目盛板 の上に虫眼鏡を装置したことによって、風呂の適温である40度C付近の目盛り 部分を拡大し、温度計の温度表示を見易くした、高齢者にやさしい縦型の風呂温 度計である。 (ロ)風呂の湯に首まで漬かったままのリラックスした姿勢で眼前にユーモラス に浮遊している本考案の風呂温度計で、湯加減を測定することができる。 (ハ)本考案の風呂温度計の背面を浴槽の内側に押し付けると、密着して離れな いので湯の温度測定が、なお容易であり、浮遊して回らないので入浴のじゃまに ならない。 (ニ)本考案の風呂温度計を浴室内の壁面に設置した吸盤付き磁石に吸着させて おくことによって、入浴前の浴室内の気温を測定しておくことができるので、居 間と浴室との急激な気温の変化による高齢者の事故を未然に防止することができ る。
【提出日】平成6年1月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
高齢化社会が進行するにつれて、高齢者の健康と風呂の効用について関心が高 まってきた。この時にあたり高齢者を対象とした風呂温度計に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来、風呂温度計は、幼児を対象としたものがほとんどである。この幼児用の 風呂温度計は、湯の表面を浮遊して回る舟型(横型)と、温度表示の部分が水中 に沈み、浮きの部分だけが水上に出る、浮き型(縦型)の二種類がある。したが って、人か風呂に入ってからの湯の温度変化を測定する時は、浮遊している温度 計を、いちいち手に取って調べなければならないので面倒であり、また、風呂の 中を温度計が浮遊して回るので入浴のじゃまになり易い。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】
本考案は、以上の欠点を解決し、高齢者の特質に合致した風呂温度計を提供し ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(イ)円柱形をした本体1及び球体2による、こけし型をした縦型の風呂温度計 で軽量の合成樹脂で構成する。 (ロ)第1図は、本考案の正面図である。円柱形をした本体1の中央部に長方形 の穴を円柱の半ばまで穿つ。この穴の両側の縁に設置した挿入口9、9’(挿入 口は、取り出し口を兼ねる。)から、内部にかけて虫眼鏡5を誘導するための浅 い溝を構成する。 次に、虫眼鏡5を指で摘まんで挿入口9、9’から浅い溝に沿って滑り込ませ 虫眼鏡5の中心がアルコール温度計3の目盛板4の40度C(風呂の適温)付近 になるように装着する。この際、虫眼鏡5は、両側の合成樹脂のもつ弾性で締め 付けられ固定される。 また、重心の位置をできるだけ下げて、本体1が直立するように錘6を下端に 装置する。 (ハ)第6図は、本体1の後半の内部を示した縦断面図である。アルコール温度 計3及び目盛板4(10度C〜60度C)を中央部に装置する。 (ニ)本体1の背面は、第2図及び第3図のように曲面を削って平面にし、この 上方に薄い鉄板8を埋め込む。更に、背面全体に薄いプラスチック板10を接着 する。(ホ)球体2の中に、光センサー11、電池、オルゴールを内蔵する 。 本考案は、以上の構成よりなる高齢者用風呂温度計である。
【0005】
【作用】
(イ)浴室の気温測定と、風呂の湯の温度測定との二種類、温度測定ができる。 (ロ)縦型の風呂温度計として、湯面に直立して浮遊し、温度表示の部分が、水 面上10cmの高さに位置する。また、虫眼鏡5を透して温度表示が、2〜3倍 に拡大して見られる。 (ハ)風呂温度計の背面を浴槽の内側に密着させることができるので、温度計が 静止した状態で湯の温度測定ができる。(ニ)球体2の頂点を手の平で軽く撫でると光センサー11が作動して、オルゴ ールからメロディーが流れる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 上記のように構成された高齢者用風呂温度計を風呂の湯の中に入れると直立し て、全長の約2/3は、水面上に浮かぶ。したがって、人が風呂の湯に首まで浸 かって、リラックスした場合は、虫眼鏡5を透して、30度C〜50度Cの目盛 りが視野に入ることになる。 次に、本体1の背面を浴槽の内側に押し付けると、密着して静止する。この際 湯を強くかきまぜたぐらいの衝撃では、浴槽の内側に密着したまま、上下左右に 揺れるたけで容易に離れることはない。 また、浴槽の近くの浴室の壁面に、磁石付きの吸盤を設置し、これに風呂温度 計の背面に設置した薄い鉄板8の部分を吸着させておくことによって、入浴前の 浴室内の気温を測定しておくことができる。 なお、本体1に装置した虫眼鏡5が、湯垢等で曇った場合は、虫眼鏡5の上端 と下端とを指で摘み虫眼鏡5を誘導する溝に沿って、上方に軽く滑らせ挿入口と 共用の取り出し口9、9′を通じて、ワンタッチで抜き取り洗うことかできる。 また、装着する時は、抜き取る時の逆の操作でワンタッチで行うことができる。
【0007】
【考案の効果】
(イ)本考案の高齢者用風呂温度計の本体に装置したアルコール温度計の目盛板 の上に虫眼鏡を装置したことによって、風呂の適温である40度C付近の目盛り 部分を拡大し、温度計の温度表示を見易くした、高齢者にやさしい縦型の風呂温 度計である。 (ロ)風呂の湯に首まで浸かったままのリラックスした姿勢で眼前にユーモラス に浮遊している本考案の風呂温度計で、湯加減を測定することができる。また、 球体から流れ出るメロディーによって、なお一層リラックスした気分に浸り、ス トレス解消に役立たせることができる。 (ハ)本考案の風呂温度計の背面を浴槽の内側に押し着けると、密着して離れな いので湯の温度測定が、なお容易であり、浮遊して回らないので入浴のじゃまに ならない。 (ニ)本考案の風呂温度計を浴室内の壁面に設置した吸盤付き磁石に吸着させて おくことによって、入浴前の浴室内の気温を測定しておくことができるので居間 と浴室との急激な気温の変化による高齢者の事故を未然に防止することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の正面図である。
【図2】本考案の背面図である。
【図3】本考案の側面図である。
【図4】本考案の平面図である。
【図5】本考案の縦断面図の前面である。
【図6】本考案の縦断面図の後面である。
【符号の説明】
1 本体 2 球体 3 アルコール温度計 4 目盛板 5 虫眼鏡 6 錘 7 小穴 8 鉄板 9、9’挿入口 10 プラスチック板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 高齢者用風呂温度計
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の正面図である。
【図2】本考案の背面図である。
【図3】本考案の側面図である。
【図4】本考案の平面図である。
【図5】本考案の縦断面図の前面である。
【図6】本考案の縦断面図の後面である。
【符号の説明】 1 本体 2 球体 3 アルコール温度計 4 目盛板 5 虫眼鏡 6 錘 7 小穴 8 鉄板 9、9′挿入口 10 プラスチック板11 光センサー
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】球体(2)を頂いた円柱形の本体(1)の
    内部にアルコール温度計(3)と目盛板(4)及び虫眼
    鏡(5)を装置し、本体(1)の背面は平面にして、そ
    の上部に鉄板(8)を埋め込み、本体(1)の下部には
    前面から背面まで貫通する小穴(7)を穿ち、下端には
    錘(6)を装置した高齢者用風呂温度計。
JP3990093U 1993-06-15 1993-06-15 高齢者用風呂温度計 Pending JPH072939U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3990093U JPH072939U (ja) 1993-06-15 1993-06-15 高齢者用風呂温度計

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3990093U JPH072939U (ja) 1993-06-15 1993-06-15 高齢者用風呂温度計

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JPH072939U true JPH072939U (ja) 1995-01-17

Family

ID=12565844

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JP3990093U Pending JPH072939U (ja) 1993-06-15 1993-06-15 高齢者用風呂温度計

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5735540U (ja) * 1980-08-08 1982-02-24

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5735540U (ja) * 1980-08-08 1982-02-24

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