JPH07293768A - 配管用伸縮継手装置 - Google Patents
配管用伸縮継手装置Info
- Publication number
- JPH07293768A JPH07293768A JP6088482A JP8848294A JPH07293768A JP H07293768 A JPH07293768 A JP H07293768A JP 6088482 A JP6088482 A JP 6088482A JP 8848294 A JP8848294 A JP 8848294A JP H07293768 A JPH07293768 A JP H07293768A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling fluid
- bellows
- space
- flow meter
- side flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints, Joints allowing movement
- F16L27/12—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
- F16L27/127—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position
- F16L27/1275—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position by means of at least an external threaded bolt
- F16L27/12751—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position by means of at least an external threaded bolt the threaded bolt extending longitudinally
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配管用伸縮継手装置を構成する内側ベローズ
と外側ベローズとを冷却し、内側ベローズまたは外側ベ
ローズの破損により冷却流体が漏洩するような事態が生
じた場合に、これを検出する。 【構成】 内側ベローズ24と、内側ベローズ24の外
側に同心に設けて両端を内側べローズ24に固定するこ
とにより内側べローズ24との間に空間26を形成した
外側ベローズ25と、内側ベローズ24と外側ベローズ
25との間に設けられ両端が封じられた空間26と、供
給側流量計27を有し空間26の一端に接続された冷却
流体供給管28と、排出側流量計29を有し空間26の
他端に接続された冷却流体排出管30と、供給側流量計
27と排出側流量計29との流量を比較する演算器35
とを備え、供給側流量計27と排出側流量計29との流
量が許容値以上になったことを検出する。
と外側ベローズとを冷却し、内側ベローズまたは外側ベ
ローズの破損により冷却流体が漏洩するような事態が生
じた場合に、これを検出する。 【構成】 内側ベローズ24と、内側ベローズ24の外
側に同心に設けて両端を内側べローズ24に固定するこ
とにより内側べローズ24との間に空間26を形成した
外側ベローズ25と、内側ベローズ24と外側ベローズ
25との間に設けられ両端が封じられた空間26と、供
給側流量計27を有し空間26の一端に接続された冷却
流体供給管28と、排出側流量計29を有し空間26の
他端に接続された冷却流体排出管30と、供給側流量計
27と排出側流量計29との流量を比較する演算器35
とを備え、供給側流量計27と排出側流量計29との流
量が許容値以上になったことを検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温媒体を通す配管の
接続に使用する配管用伸縮継手装置に関するものであ
る。
接続に使用する配管用伸縮継手装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】化学プラント、火力発電所、原子力発電
所等においては、高温媒体を送るための配管が多数使用
されている。このような配管は温度変化による伸縮量が
大きいため、配管の途中に伸縮継手を使用する必要があ
る。
所等においては、高温媒体を送るための配管が多数使用
されている。このような配管は温度変化による伸縮量が
大きいため、配管の途中に伸縮継手を使用する必要があ
る。
【0003】原子力発電所における配管の一例を図3に
よって説明すると、原子炉1で加熱されたヘリウム等の
高温媒体は、高温媒体送出管2、開閉弁3、高温媒体管
4を通って熱交換器5に送られ、給水管6から供給され
た水を加熱して蒸気とし、その蒸気を蒸気管7によって
発電用蒸気タービンに送るようになっている。
よって説明すると、原子炉1で加熱されたヘリウム等の
高温媒体は、高温媒体送出管2、開閉弁3、高温媒体管
4を通って熱交換器5に送られ、給水管6から供給され
た水を加熱して蒸気とし、その蒸気を蒸気管7によって
発電用蒸気タービンに送るようになっている。
【0004】高温媒体管4から熱交換器5に送られて水
と熱交換し、温度の低下した媒体は、熱交換器5から低
温媒体管8、開閉弁9、還流媒体管10、ポンプ11を
通って再び原子炉1に戻るようにされている。
と熱交換し、温度の低下した媒体は、熱交換器5から低
温媒体管8、開閉弁9、還流媒体管10、ポンプ11を
通って再び原子炉1に戻るようにされている。
【0005】また高温媒体送出管2と還流媒体管10と
の間にはバイパス弁12が設けられていて、発電時には
バイパス弁12を閉じて開閉弁3,9を開き、上述した
ように熱交換器5に高温媒体を送っているが、発電停止
時には図4に示すようにバイパス弁12を開いて開閉弁
3,9を閉じ、高温媒体を高温媒体送出管2から還流媒
体管10にバイパスさせ、熱交換器5への高温媒体の送
出を停止することができるようになっている。
の間にはバイパス弁12が設けられていて、発電時には
バイパス弁12を閉じて開閉弁3,9を開き、上述した
ように熱交換器5に高温媒体を送っているが、発電停止
時には図4に示すようにバイパス弁12を開いて開閉弁
3,9を閉じ、高温媒体を高温媒体送出管2から還流媒
体管10にバイパスさせ、熱交換器5への高温媒体の送
出を停止することができるようになっている。
【0006】このような原子力発電所における高温媒体
管4は温度変化により大きな伸縮をするので、その伸縮
を吸収するために、高温媒体管4の途中には配管用伸縮
継手装置13が取り付けられる。
管4は温度変化により大きな伸縮をするので、その伸縮
を吸収するために、高温媒体管4の途中には配管用伸縮
継手装置13が取り付けられる。
【0007】従来から使用されている配管用伸縮継手装
置13の一例を図2の半裁断面図によって説明すると、
図3に示した高温媒体管4等にそれぞれ接続される2つ
のフランジ部14,15の間には、内側ベローズ16
と、この内側ベローズ16の外側に同心に設けられた外
側ベローズ17とが取り付けられている。
置13の一例を図2の半裁断面図によって説明すると、
図3に示した高温媒体管4等にそれぞれ接続される2つ
のフランジ部14,15の間には、内側ベローズ16
と、この内側ベローズ16の外側に同心に設けられた外
側ベローズ17とが取り付けられている。
【0008】内側ベローズ16と外側ベローズ17との
間には空間18が設けられており、空間18の両端はフ
ランジ部14,15で封じられていて、密封空間になっ
ている。そして空間18にはガス導入管19が接続され
ていて、ヘリウム、窒素ガス等の不活性ガスがガス導入
管19から空間18内に導入されるようになっている。
間には空間18が設けられており、空間18の両端はフ
ランジ部14,15で封じられていて、密封空間になっ
ている。そして空間18にはガス導入管19が接続され
ていて、ヘリウム、窒素ガス等の不活性ガスがガス導入
管19から空間18内に導入されるようになっている。
【0009】内側ベローズ16及び外側ベローズ17
は、図3に示した高温媒体管4の伸縮に伴って収縮また
は伸長して、高温媒体管4の伸縮を吸収する。また内側
ベローズ16の内側を流れる高温媒体の熱は、内側ベロ
ーズ16と外側ベローズ17との間の空間18に導入さ
れている不活性ガスにより、外部と遮断される。
は、図3に示した高温媒体管4の伸縮に伴って収縮また
は伸長して、高温媒体管4の伸縮を吸収する。また内側
ベローズ16の内側を流れる高温媒体の熱は、内側ベロ
ーズ16と外側ベローズ17との間の空間18に導入さ
れている不活性ガスにより、外部と遮断される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図2に示した上述の従
来の配管用伸縮継手装置13では、内側ベローズ16及
び外側ベローズ17は高温媒体管4内を流れる高温媒体
によって温度上昇は避けられず、よって両べローズ1
6,17の強度が低下する問題を有し、また内側ベロー
ズ16または外側ベローズ17の破損により空間18内
の不活性ガスが漏洩するようなことがあっても、これを
早期に検出することができなかった。
来の配管用伸縮継手装置13では、内側ベローズ16及
び外側ベローズ17は高温媒体管4内を流れる高温媒体
によって温度上昇は避けられず、よって両べローズ1
6,17の強度が低下する問題を有し、また内側ベロー
ズ16または外側ベローズ17の破損により空間18内
の不活性ガスが漏洩するようなことがあっても、これを
早期に検出することができなかった。
【0011】本発明はこのような問題を解決し、配管用
伸縮継手装置を構成する内側ベローズと外側ベローズと
の間の空間に冷却流体を流して内側ベローズ及び外側ベ
ローズを冷却すると共に、内側ベローズまたは外側ベロ
ーズの破損により空間を流れている冷却流体が漏洩する
ような事態が生じた場合には、冷却流体の漏洩を早期に
検出できるようにした配管用伸縮継手装置を提供するこ
とを目的とするものである。
伸縮継手装置を構成する内側ベローズと外側ベローズと
の間の空間に冷却流体を流して内側ベローズ及び外側ベ
ローズを冷却すると共に、内側ベローズまたは外側ベロ
ーズの破損により空間を流れている冷却流体が漏洩する
ような事態が生じた場合には、冷却流体の漏洩を早期に
検出できるようにした配管用伸縮継手装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の配管用伸縮継手
装置は、内側ベローズと、該内側ベローズの外側に同心
に設けて両端を内側べローズに固定することにより内側
べローズとの間に空間を形成した外側ベローズと、供給
側流量計を有し前記空間の一端に接続された冷却流体供
給管と、排出側流量計を有し前記空間の他端に接続され
た冷却流体排出管と、前記供給側流量計と排出側流量計
との流量を比較する演算器とを備えたことを特徴とする
ものである。
装置は、内側ベローズと、該内側ベローズの外側に同心
に設けて両端を内側べローズに固定することにより内側
べローズとの間に空間を形成した外側ベローズと、供給
側流量計を有し前記空間の一端に接続された冷却流体供
給管と、排出側流量計を有し前記空間の他端に接続され
た冷却流体排出管と、前記供給側流量計と排出側流量計
との流量を比較する演算器とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0013】
【作用】内側ベローズと外側ベローズとの間の空間に
は、一端の冷却流体供給管から他端の冷却流体排出管に
向かって冷却流体が流れることにより内側及び外側のべ
ローズが冷却され、内側ベローズまたは外側ベローズの
破損により空間を流れている冷却流体が漏洩するような
事態が生じた場合には、供給側流量計の流量に対して排
出側流量計の流量が減少するため、演算器が冷却流体の
漏洩を検出する。
は、一端の冷却流体供給管から他端の冷却流体排出管に
向かって冷却流体が流れることにより内側及び外側のべ
ローズが冷却され、内側ベローズまたは外側ベローズの
破損により空間を流れている冷却流体が漏洩するような
事態が生じた場合には、供給側流量計の流量に対して排
出側流量計の流量が減少するため、演算器が冷却流体の
漏洩を検出する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。
る。
【0015】図1は、本発明の一実施例を半裁して示し
た断面図であって、フランジ20は一方の高温媒体管4
の端部にある接続用フランジ21に接続されるものであ
り、フランジ22は他方の高温媒体管4の端部にある接
続用フランジ23接続されるものである。
た断面図であって、フランジ20は一方の高温媒体管4
の端部にある接続用フランジ21に接続されるものであ
り、フランジ22は他方の高温媒体管4の端部にある接
続用フランジ23接続されるものである。
【0016】2つのフランジ20,22の間には、内側
ベローズ24と、この内側ベローズ24の外側に同心に
設けられた外側ベローズ25とが取り付けられている。
内側ベローズ24と外側ベローズ25との間には空間2
6が設けられており、空間26の両端はフランジ20,
22内で封じられていて、密封空間になっている。
ベローズ24と、この内側ベローズ24の外側に同心に
設けられた外側ベローズ25とが取り付けられている。
内側ベローズ24と外側ベローズ25との間には空間2
6が設けられており、空間26の両端はフランジ20,
22内で封じられていて、密封空間になっている。
【0017】空間26の図1における右側の端部には、
供給側流量計27を有する冷却流体供給管28が接続さ
れており、空間26の図1における左側の端部には、排
出側流量計29を有する冷却流体排出管30が接続され
ている。そして冷却流体供給管28の供給側流量計27
よりも外方の端部はポンプ31の吐出側に接続されてお
り、冷却流体排出管30の排出側流量計29よりも外方
の端部は冷却器32を介して、上述したポンプ31の吸
引側に接続されている。上述した冷却流体供給管28、
空間26、冷却流体排出管30の中には、ヘリウム、窒
素ガス等の冷却流体が封入されている。33は冷却器3
2への冷却液供給管、34は冷却器32からの冷却液排
出管である。
供給側流量計27を有する冷却流体供給管28が接続さ
れており、空間26の図1における左側の端部には、排
出側流量計29を有する冷却流体排出管30が接続され
ている。そして冷却流体供給管28の供給側流量計27
よりも外方の端部はポンプ31の吐出側に接続されてお
り、冷却流体排出管30の排出側流量計29よりも外方
の端部は冷却器32を介して、上述したポンプ31の吸
引側に接続されている。上述した冷却流体供給管28、
空間26、冷却流体排出管30の中には、ヘリウム、窒
素ガス等の冷却流体が封入されている。33は冷却器3
2への冷却液供給管、34は冷却器32からの冷却液排
出管である。
【0018】供給側流量計27と排出側流量計29の間
には演算器35が接続されていて、供給側流量計27の
計測した流量と排出側流量計29の計測した流量とを常
に比較し、供給側流量計27の計測した流量と排出側流
量計29の計測した流量とに許容以上の差があった時に
は、トリップ信号36を出力するようになっている。
には演算器35が接続されていて、供給側流量計27の
計測した流量と排出側流量計29の計測した流量とを常
に比較し、供給側流量計27の計測した流量と排出側流
量計29の計測した流量とに許容以上の差があった時に
は、トリップ信号36を出力するようになっている。
【0019】前述した内側ベローズ24の内側には板状
のフロースカート37が設けてあって、衝撃的な内圧を
抑え、急激な圧力変動に対して内側ベローズ24を保護
するようになっている。
のフロースカート37が設けてあって、衝撃的な内圧を
抑え、急激な圧力変動に対して内側ベローズ24を保護
するようになっている。
【0020】次に、上述した図1の装置の作用を説明す
る。
る。
【0021】ポンプ31を作動させると冷却流体は、冷
却流体供給管28、供給側流量計27、冷却流体供給管
28を通って空間26内に供給される。空間26内に供
給された冷却流体は空間26の内部を一端から他端に向
かって流れる間に内側ベローズ24と外側ベローズ25
とを冷却し、冷却流体排出管30、排出側流量計29、
冷却流体排出管30を通って冷却器32に入り、冷却さ
れた後ポンプ31によって再び冷却流体供給管28に循
環される。この時、冷却流体供給管28を流れる冷却流
体の流量は供給側流量計27によって計測され、冷却流
体排出管30を流れる冷却流体の流量は排出側流量計2
9によって計測される。
却流体供給管28、供給側流量計27、冷却流体供給管
28を通って空間26内に供給される。空間26内に供
給された冷却流体は空間26の内部を一端から他端に向
かって流れる間に内側ベローズ24と外側ベローズ25
とを冷却し、冷却流体排出管30、排出側流量計29、
冷却流体排出管30を通って冷却器32に入り、冷却さ
れた後ポンプ31によって再び冷却流体供給管28に循
環される。この時、冷却流体供給管28を流れる冷却流
体の流量は供給側流量計27によって計測され、冷却流
体排出管30を流れる冷却流体の流量は排出側流量計2
9によって計測される。
【0022】内側ベローズ24及び外側ベローズ25に
破損がない場合には、冷却流体供給管28を通って空間
26内に供給された冷却流体は、その全量が冷却流体排
出管30に流入するため、供給側流量計27の計測量と
排出側流量計29の計測量とは同一になる。
破損がない場合には、冷却流体供給管28を通って空間
26内に供給された冷却流体は、その全量が冷却流体排
出管30に流入するため、供給側流量計27の計測量と
排出側流量計29の計測量とは同一になる。
【0023】この供給側流量計27の計測した流量と排
出側流量計29の計測した流量とは演算器35が比較し
ていて、供給側流量計27の計測量と排出側流量計29
の計測量とが同一の時には、演算器35はトリップ信号
36を出力しない状態を保持していて、図示しない制御
器により、図3に示すようにバイパス弁12を閉じて開
閉弁3,9を開き、高温媒体が高温媒体管4を流れる状
態になっている。
出側流量計29の計測した流量とは演算器35が比較し
ていて、供給側流量計27の計測量と排出側流量計29
の計測量とが同一の時には、演算器35はトリップ信号
36を出力しない状態を保持していて、図示しない制御
器により、図3に示すようにバイパス弁12を閉じて開
閉弁3,9を開き、高温媒体が高温媒体管4を流れる状
態になっている。
【0024】内側ベローズ24または外側ベローズ25
に破損が生じた場合には、空間26の内部を流れる冷却
流体はその破損箇所から漏洩するため、供給側流量計2
7の計測流量に対して、排出側流量計29の計測流量は
少なくなる。
に破損が生じた場合には、空間26の内部を流れる冷却
流体はその破損箇所から漏洩するため、供給側流量計2
7の計測流量に対して、排出側流量計29の計測流量は
少なくなる。
【0025】この供給側流量計27の計測流量と排出側
流量計29の計測流量との差は演算器35によって比較
され、その流量差が許容値以上になると、演算器35は
トリップ信号36を出力し、図示しない制御器により、
図4に示すように、バイパス弁12を開いて開閉弁3,
9を閉じ、高温媒体を高温媒体送出管2から還流媒体管
10にバイパスさせ、高温媒体管4には高温媒体がない
ようにするので、図1のフランジ20,22を接続用フ
ランジ21,23から外し、内側ベローズ24、外側ベ
ローズ25を修理することができる。
流量計29の計測流量との差は演算器35によって比較
され、その流量差が許容値以上になると、演算器35は
トリップ信号36を出力し、図示しない制御器により、
図4に示すように、バイパス弁12を開いて開閉弁3,
9を閉じ、高温媒体を高温媒体送出管2から還流媒体管
10にバイパスさせ、高温媒体管4には高温媒体がない
ようにするので、図1のフランジ20,22を接続用フ
ランジ21,23から外し、内側ベローズ24、外側ベ
ローズ25を修理することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、内側ベローズ、外側ベローズ
がその間の空間を流れる冷却流体によって冷却されるよ
うにしたので、内側ベローズ、外側ベローズの材料強度
が低下することが少なくなり、配管用伸縮継手装置の信
頼性を向上させることができる効果がある。
がその間の空間を流れる冷却流体によって冷却されるよ
うにしたので、内側ベローズ、外側ベローズの材料強度
が低下することが少なくなり、配管用伸縮継手装置の信
頼性を向上させることができる効果がある。
【0027】また内側ベローズまたは外側ベローズに破
損が生じた場合には、演算器によって検知できるため、
早期に保全措置ができる効果がある。
損が生じた場合には、演算器によって検知できるため、
早期に保全措置ができる効果がある。
【図1】本発明の一実施例を半裁して示した断面図であ
る。
る。
【図2】従来装置の一例の半裁断面図である。
【図3】配管の一例を示す系統図である。
【図4】図3とは異なる状態を示す系統図である。
24 内側ベローズ 25 外側ベローズ 26 空間 27 供給側流量計 28 冷却流体供給管 29 排出側流量計 30 冷却流体排出管 35 演算器
Claims (1)
- 【請求項1】 内側ベローズと、該内側ベローズの外側
に同心に設けて両端を内側べローズに固定することによ
り内側べローズとの間に空間を形成した外側ベローズ
と、供給側流量計を有し前記空間の一端に接続された冷
却流体供給管と、排出側流量計を有し前記空間の他端に
接続された冷却流体排出管と、前記供給側流量計と排出
側流量計との流量を比較する演算器とを備えたことを特
徴とする配管用伸縮継手装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6088482A JPH07293768A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 配管用伸縮継手装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6088482A JPH07293768A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 配管用伸縮継手装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07293768A true JPH07293768A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=13944020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6088482A Pending JPH07293768A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 配管用伸縮継手装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07293768A (ja) |
-
1994
- 1994-04-26 JP JP6088482A patent/JPH07293768A/ja active Pending
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