JPH07292424A - アルミニウムの製造方法 - Google Patents

アルミニウムの製造方法

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JPH07292424A JP8966694A JP8966694A JPH07292424A JP H07292424 A JPH07292424 A JP H07292424A JP 8966694 A JP8966694 A JP 8966694A JP 8966694 A JP8966694 A JP 8966694A JP H07292424 A JPH07292424 A JP H07292424A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 溶解保持した純度99.0%以上の溶融アル
ミニウムに対し、リン及び/またはリン化合物をリン原
子換算で0.005重量%〜0.05重量%添加し攪拌
処理した後、次いで得られた溶融アルミニウムを偏析処
理することによりナトリウム含量が1ppm以下のアル
ミニウムを得る。 【効果】 簡便、且つ経済的な方法で、アルミニウムメ
タル中に含有されるナトリウム量を1ppm以下、望な
らば10ppb以下に低減し得るので、高集積回路に使
用する配線材料等に使用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はナトリウム含量の極めて
低いアルミニウムの製造方法に関する。更に詳細には溶
融アルミニウム中に特定量のリン及び/またはリン化合
物を添加し、攪拌処理することにより、ナトリウム含量
の極めて低いアルミニウムを製造する方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】通常、特別な処理を施していない一次電
解法により得られるアルミニウム地金中には、酸化アル
ミニウムや酸化マグネシウム等の非金属介在物や水素ガ
ス或いはナトリウム、カリウム等の他の微量金属不純物
が含まれている。しかしてこれら非金属介在物や水素ガ
ス或いは微量金属不純物は、これら不純物等を含有する
アルミニウム地金によって得られた鋳塊、或いはこの鋳
塊を材料として得られた製品に、その使用目的によって
程度の差はあるものの重大な欠陥を生じさせる原因とな
る。
【0003】例えば、水素ガスは鋳塊中に気孔を発生
し、この気孔を含む鋳塊や、その後の加工製品の引張強
度や耐力の低下等機械的特性に悪影響を及ぼす。酸化ア
ルミニウムや酸化マグネシウム等の非金属介在物は、展
伸用鋳塊の圧延表面にストリンガと呼ばれる線状欠陥を
発生させ、その後の表面処理に於いて陽極処理後の色抜
けや筋欠陥等の原因となる。またナトリウムは、約5重
量%以上のマグネシウムを含む高濃度Al−Mg系合金
の200℃〜400℃の温度域で、粒界割れに基づく脆
化、所謂高温脆化を助長すると言われている。
【0004】更に近年発展の著しい半導体産業に於いて
ICやLSIの配線材料として使われている超高純度ア
ルミニウム(アルミニウム純度99.999重量%以
上)に於いては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金
属は絶縁膜の不良を引き起こす等の欠点より、ppb
(ppbは10-7重量%)レベルの商品が要求される場
合もある。
【0005】その為、鋳塊鋳造前に予めこれらの好まし
くない不純物を除去しておく必要がある。これらの不純
物の除去方法として、水素ガスや酸化アルミニウムや酸
化びマグネシウム等の非金属介在物は、例えば特公平4
−53934号公報に開示されているように、乾燥空気
の雰囲気下、溶湯アルミニウムを溶湯処理槽にて塩素ガ
スやアルゴンガス等の不活性ガスを気泡状態で吹き込む
ことによって、或いはセラミックスフィルターを組み合
わせる等の処理法で効果的に除去されることが知られて
おり、工業的に実用化されている。
【0006】普通純度のアルミニウム中のナトリウムの
除去方法についても、溶融アルミニウム中へ塩素ガスを
吹き込む方法や、上記水素ガスやアルミニウム酸化物等
の非金属介在物の除去に関する溶湯処理法がそのまま採
用され、副次的効果としてナトリウムを除去している
が、せいぜい溶融アルミニウム中の濃度として数ppm
(ppmは10-4重量%)迄しか達成できていないのが
現状である。
【0007】他方、米国特許第3,737,303 号及び米国特
許第3,737,304 号では、微量ナトリウムを除去する方法
を提案しているが、特殊な溶湯処理槽を必要とし、しか
も処理ガスに塩素ガス及び不活性ガスの二種類を必要と
する。更に溶湯処理を連続して実施しない限り、即ち鋳
造を実施しない間は、処理槽内の溶融アルミニウムが凝
固しないよう加熱保温しておく必要がある等、操作が煩
雑であるばかりでなく経済的な方法ではない。
【0008】また、特開昭52−128815公報に
は、780℃以上の温度を有する溶融アルミニウムを、
少なくとも部分的に炭素よりなる粒状物体の堆積層を通
流する溶融アルミニウム中のナトリウムの除去方法が開
示されている。しかしながらこの方法に於いても、溶融
アルミニウムの処理を行わない間は粒状物体の堆積層を
加熱保温しておく必要があり、また堆積物が酸化消耗す
るなど、経済的な方法ではない。
【0009】一方、ICやLSIの配線材料となる超高
純度アルミニウムを得る方法として三層式電解法により
精製された高純度アルミニウムを出発原料とし偏析法や
帯融精製法で処理することにより溶融アルミニウム中の
微量元素を除去する方法が実用化されている。しかし該
方法では、カリウムやカルシウムは効果的に除去できる
ものの、ナトリウムについては高々10〜30ppb
(0.01〜0.03ppm)のレベル迄であり、昨今
の集積度の増加に伴う配線幅の極細化傾向により要求さ
れるナトリウム含量が数ppbレベル程度の原料アルミ
ニウムの要求に応じることはできない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】かかる事情下に鑑み、
本発明者等は、粒状物体の堆積層やセラミックスフイル
ター等の特殊な処理装置を用いることなく、或いは有毒
性の高い塩素ガスを多量に用いることなく、簡便、且つ
経済的な方法で、一次電解法によって得られる純度9
9.0%以上の普通純度のアルミニウム(通常10〜5
0ppm程度のナトリウムを含有する)を原料とした場
合であっても処理後のナトリウム濃度が1ppm以下、
純度99.95%以上の高純度アルミニウムを用いる場
合にあっては処理後のナトリウム濃度が10ppb以下
のアルミニウムを製造する方法を見いだすべく鋭意検討
した結果、本発明を完成するに至った。
【0011】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は溶解保持
した純度99.0%以上の溶融アルミニウムに対し、リ
ン及び/またはリン化合物をリン原子換算で0.005
重量%〜0.05重量%添加し攪拌処理することを特徴
とするナトリウム含量が1ppm以下のアルミニウムの
製造方法を提供するにある。
【0012】以下、本発明方法を更に詳細に説明する。
本発明方法の実施に際し、使用される原料アルミニウム
地金は純度99.0%以上の一次電解法により得られた
アルミニウム地金、或いはこれら地金を偏析法により精
製した、或いは三層電解法により精製処理した99.9
5%以上の高純度アルミニウムを用いることができる。
【0013】原料アルミニウム地金は溶解炉又は保持炉
により約700℃〜約800℃、好ましくは約720℃
〜約780℃に溶解保持し、これにリン及び/またはリ
ン化合物を溶融アルミニウムに対しリン原子換算で約
0.005重量%〜約0.05重量%、好ましくは約
0.007重量%〜約0.04重量%、より好ましくは
約0.01重量%〜約0.03重量%添加し、攪拌処理
する。ここで言う溶解炉とは、原料の固体アルミニウム
地金を溶解する能力を有する手段を備えておけばどのよ
うな炉でも良く、保持炉とは同様に溶解後の溶融アルミ
ニウムを固化しないように、溶融アルミニウムをその液
相状態に温度保持できる手段を備えておけばどのような
炉でもよく、何れの炉もそれを構築する耐火物の材質、
形状、大きさ、溶解手段は問わない。勿論、溶解・保持
炉両方の機能を有する炉であってもよい。
【0014】本発明に於いて、溶融アルミニウムに対す
るリンの添加量が約0.005重量%未満の場合には所
望とする脱ナトリウム効果が得られず、他方約0.05
重量%を越える場合には添加量に見合う効果の発現がな
いばかりか、未反応のリンが処理後の溶融アルミニウム
中に多量残留することになる。リン処理に付す溶融アル
ミニウムの温度はアルミニウムが溶融状態にあればよ
く、特に制限されないが、添加されたリンと溶融アルミ
ニウム中に存在するナトリウムとの反応性の点から約7
00℃以上、より好ましくは約720℃以上であり、他
方上限は溶融アルミニウムの温度があまり高温になる
と、添加したリンが激しく燃焼し、添加ロスが大となる
だけでなく、溶融アルミニウム自身も炉内の雰囲気中に
含まれる酸素と反応し、酸化物の発生量が大となるので
通常約800℃以下の温度が採用される。
【0015】ここで溶融アルミニウム中に添加するリン
は、黄リンや赤リンのようなリン単体、五塩化リンのよ
うなリン化合物、リン−鉄やリン−銅のような母合金の
形態であってもよく、又リン或いはリン化合物と脱ガス
や脱介在物除去を目的に使用される所謂フラックス類と
の混合物、例えばフォセコジャパン社製のニュークリア
ント10(赤リン10%と六塩化エタン及び塩化カリウ
ムとの混合物)のようなものでもよい。これらのうち、
取扱が容易で鉄、銅等の余分な元素を溶湯中へ混入する
こともなく、脱ガスや脱介在物除去を同時に期待できる
点よりリン或いはリン化合物とフラックス類との混合物
の適用が推奨される。
【0016】溶融アルミニウム中に対するリンの添加方
法は、前記記載のリン形態に応じて種々の方法が採用さ
れ特に限定されない。例えば赤リンとフラックスよるな
る混合物を添加する場合、処理される溶融アルミニウム
との接触効率を高め、処理炉内での赤リンの燃焼酸化に
よるロスを抑制する為に、これら混合物を粉末状にして
ランスパイプを用いて塩素ガスや不活性ガスと同時に吹
き込む方法、或いはこれら混合物をアルミ箔に包んだ
後、ホスホライザーを用いて溶融アルミニウム中へ浸漬
するごとく添加する方法でも良い。また、リン或いはリ
ン化合物を添加した後の溶融アルミニウムの攪拌方法は
リンを溶融アルミニウム中に均一攪拌し得る方法であれ
ばよく、攪拌機による機械攪拌やガス吹き込みによるバ
ブリング操作であっても、或いはこれらを併用するいず
れの方法であってもよい。処理後の溶融アルミニウムは
約30分以上、通常約1時間〜3時間保持した後、溶融
アルミニウム上の金属酸化物等の浮遊物を除去し、所望
の形状に鋳造される。
【0017】以上の方法により得られた処理後の溶融ア
ルミニウムのナトリウム濃度は、通常原料として一次電
解により得られたアルミニウム地金を用いた場合には約
1ppm以下、純度99.95%以上の三層電解法によ
る高純度アルミニウムを用いた場合には普通10ppb
以下である。
【0018】尚、本発明に於いて、リン或いはリン化合
物を添加し攪拌処理した後の溶融アルミニウムは、処理
時のリンの添加量や処理方法により一義的ではないが約
10〜100ppm程度残留しているので、鋳造される
鋳塊の要求品質に応じて溶融アルミニウム中に残存する
リン或いはリン化合物を除去してもよい。該アルミニウ
ム中よりのリンの除去方法としては、普通純度アルミニ
ウム中に主として含有されるFe,Si,Cu等のアル
ミニウムと共晶系の状態図を構成する溶質元素の効果的
な除去法(普通純度アルミニウムの精製法)として、工
業的に実用化されている偏析法が最も効果的に適用可能
である。
【0019】かかる偏析法としては具体的には分別結晶
法及び一方向凝固法が挙げられるが、いずれの場合に於
いても、例えば特開昭56−55530号公報、特公昭
63−16452号公報及び特開平4−32526号公
報に記載のごとく、被処理溶融アルミニウムを効果的に
攪拌できる手段を持った偏析法がより効果的である。
【0020】リン処理後の溶融アルミニウム中に残留す
るリン含有量が10〜100ppm程度のとき、攪拌を
伴わない偏析法で該溶融アルミニウムを処理すると、1
/30程度、即ち偏析法で処理後の溶融アルミニウム中
に残留するリン濃度は0.3〜3.3ppm程度である
のに対し、攪拌を伴う偏析法で処理した場合は1/10
0以下、即ち1ppm以下迄低減させることが可能であ
る。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように本発明方法によれ
ば、溶融保持したアルミニウム中にリン及び/またはリ
ン化合物を添加し、攪拌処理するという極めて簡便な操
作で、かつ経済的な方法でありながら、原料として一次
電解法より得られた99.0%以上の普通純度のアルミ
ニウム地金を用いた場合にはナトリウム濃度を1ppm
以下に、また原料として偏析処理法及び/又は三層電解
法等により得られた99.95%以上の高純度のアルミ
ニウム地金を用いた場合にはナトリウム濃度を10pp
b以下にまで低減し得ることが可能であり、加えて該処
理後のアルミニウムを偏析処理することにより、アルミ
ニウム中に残存するリンをも5ppm以下、普通には3
ppm以下に低減し得るもので、得られたアルミニウム
地金はAl−Mg系合金材料として、或いは高集積回路
に使用する配線材料等として多種方面に使用可能で、そ
の産業上の利用価値は頗る大である。
【0022】
【実施例】以下本発明方法を実施例により更に詳細に説
明するが、本発明方法はこれら実施例に限定されるもの
ではない。尚本実施例に於いてナトリウム、リンの分析
はグロー放電イオン質量分析装置(GDMS)で実施し
た。
【0023】実施例1〜3 純度99.99%の三層電解法より得た高純度アルミニ
ウム(ナトリウムを0.2ppm含有)50kgを黒鉛
坩堝に入れ、電気炉内で溶解した後、表1に示す温度で
溶融アルミニウムを保持し、該溶融アルミニウム中にリ
ン換算値で表1に示す量のリンフラックス(フォセコジ
ャパン社製のニュークリアント10;赤リンを10%含
有)を99.99%純度のアルミニウム箔に包み、ホス
ホライザーを用いて添加し、黒鉛製の攪拌治具で攪拌処
理し、30分後、溶融アルミニウム上の浮遊物を除去し
た。このようにして得られた処理後の溶融アルミニウム
中のナトリウムとリンの含有量を分析した。その結果を
表1に示す。尚、比較のため、リン添加前の溶融アルミ
ニウム(処理前と記す)のナトリウムとリンの分析を行
ったので、その結果を表1に示す。
【0024】比較例1 実施例1の方法に於いて、リン処理の代わりに、760
℃に溶融保持したアルミニウムに対して塩素ガスを0.
1kg吹き込み脱ナトリウム処理を行った。処理後の溶
融アルミニウム中のナトリウムとリンの分析結果を表1
に示す。
【0025】
【表1】 *1:GDMS分析の定量限界
【0026】実施例4 実施例3でリン処理した溶融アルミニウム約50kg
を、攪拌装置の付いた偏析装置(上部には溶融アルミニ
ウム容器内の雰囲気温度を制御できる加熱装置を有し、
下部に該溶融アルミニウム容器を回転できるターンテー
ブルと容器底部を空気で冷却する機能を有する装置)に
供給した後、ターンテーブルの回転数を20rpmで定
期的に反転させ該容器内の溶融アルミニウムに攪拌流を
与えながら、容器底部を空気で冷却しつつ8時間偏析処
理した。処理後容器内より溶融アルミニウムを排出した
後、容器内に凝固析出した固相部(原料溶融アルミニウ
ムの50重量%)のアルミニウムを取り出し、別の容器
に移した後、電気炉で再溶解し、アルミニウム中のナト
リウムとリンの含有量を分析した。その結果を表2に示
す。
【0027】実施例5 実施例4に於いて、偏析処理に際しターンテーブルを用
いないで、即ち攪拌を行わない他は同様の処理を行い、
凝固析出したアルミニウム中のナトリウムとリンの含有
量を分析した。その結果を表2に示す。
【0028】
【表2】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶解保持した純度99.0%以上の溶融ア
    ルミニウムに対し、リン及び/またはリン化合物をリン
    原子換算で0.005重量%〜0.05重量%添加し攪
    拌処理することを特徴とするナトリウム含量が1ppm
    以下のアルミニウムの製造方法。
  2. 【請求項2】リン及び/またはリン化合物を添加し攪拌
    処理した後の溶融アルミニウムを、偏析処理することを
    特徴とするリン含有量が5ppm以下、ナトリウム含量
    が1ppm以下である請求項1記載のアルミニウムの製
    造方法。
  3. 【請求項3】偏析処理が分別結晶法又は一方向凝固法の
    何れかであることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のアルミニウムの製造方法。
  4. 【請求項4】溶融アルミニウムが、純度99.0%以
    上、ナトリウム濃度3ppm以上の一次電解により得ら
    れたアルミニウムであることを特徴とする請求項1〜3
    何れかに記載のアルミニウムの製造方法。
  5. 【請求項5】溶融アルミニウムが、純度99.95%以
    上の偏析処理法及び/又は三層電解精製方法により得ら
    れたアルミニウムであり、処理後の溶融アルミニウム中
    のナトリウム含量が10ppb以下であることを特徴と
    する請求項1記載のアルミニウムの製造方法。
  6. 【請求項6】リン及び/またはリン化合物を添加し攪拌
    処理した後の溶融アルミニウムを、偏析処理することを
    特徴とするリン含有量が5ppm以下、ナトリウム含量
    が10ppb以下である請求項5記載のアルミニウムの
    製造方法。
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