JPH07291198A - 頸部保護装置 - Google Patents
頸部保護装置Info
- Publication number
- JPH07291198A JPH07291198A JP6113495A JP11349594A JPH07291198A JP H07291198 A JPH07291198 A JP H07291198A JP 6113495 A JP6113495 A JP 6113495A JP 11349594 A JP11349594 A JP 11349594A JP H07291198 A JPH07291198 A JP H07291198A
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- JP
- Japan
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- neck
- seat
- occupant
- neck part
- air bag
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 人間2の頸部2aの周囲に配置可能かつ膨張
可能な拘束部材4と、その拘束部材4を膨張させる手段
とを備える。その拘束部材4の膨張により頸部2aの動
きを拘束可能である。 【効果】 人間の頸部の動きを拘束部材の膨張により拘
束することで、その頸部の負傷を防止できる。
可能な拘束部材4と、その拘束部材4を膨張させる手段
とを備える。その拘束部材4の膨張により頸部2aの動
きを拘束可能である。 【効果】 人間の頸部の動きを拘束部材の膨張により拘
束することで、その頸部の負傷を防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人間の頸部の保護装置
に関し、例えば、航空機や大気中を飛行する宇宙船等か
ら座席を射出させることで乗員を脱出させる際や、車両
等の衝突事故の際に、それら乗物の乗員の頸部を保護す
る装置に関する。
に関し、例えば、航空機や大気中を飛行する宇宙船等か
ら座席を射出させることで乗員を脱出させる際や、車両
等の衝突事故の際に、それら乗物の乗員の頸部を保護す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、高機動航空機においては事故発
生時に座席を機体外に射出することで乗員を緊急脱出さ
せ、また、車両においては衝突事故発生時にハンドル等
に設けたエアバッグを膨張させて乗員に作用する衝撃を
吸収することが従来から行なわれている。
生時に座席を機体外に射出することで乗員を緊急脱出さ
せ、また、車両においては衝突事故発生時にハンドル等
に設けたエアバッグを膨張させて乗員に作用する衝撃を
吸収することが従来から行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのような航空機の脱
出装置においては、座席射出時の大きな加速度により乗
員に衝撃が作用するため頭が傾いている場合は頸部に大
きな力が加わり、また、座席射出後にあっては風圧に基
づく頭部周辺の空気圧力差により急激にヘッドアップし
てしまい、さらに、座席射出後の風圧に基づく空気との
擦過力により頭部の激しい振れが生じ、それらの結果、
乗員が頸椎骨折等の頸部負傷を負う場合がある。
出装置においては、座席射出時の大きな加速度により乗
員に衝撃が作用するため頭が傾いている場合は頸部に大
きな力が加わり、また、座席射出後にあっては風圧に基
づく頭部周辺の空気圧力差により急激にヘッドアップし
てしまい、さらに、座席射出後の風圧に基づく空気との
擦過力により頭部の激しい振れが生じ、それらの結果、
乗員が頸椎骨折等の頸部負傷を負う場合がある。
【0004】また、車両の衝突事故発生時に乗員に作用
する衝撃を吸収する緩衝装置は、運転手の頸部の動きを
拘束するものではないため、衝撃が大きい場合は頸部に
負傷を負うおそれがある。
する衝撃を吸収する緩衝装置は、運転手の頸部の動きを
拘束するものではないため、衝撃が大きい場合は頸部に
負傷を負うおそれがある。
【0005】本発明は、上記課題を解決することのでき
る頸部保護装置を提供することを目的とする。
る頸部保護装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の頸部保護装置
は、人間の頸部の周囲に配置可能かつ膨張可能な拘束部
材と、その拘束部材を膨張させる手段とを備え、その拘
束部材の膨張により頸部の動きを拘束可能である。
は、人間の頸部の周囲に配置可能かつ膨張可能な拘束部
材と、その拘束部材を膨張させる手段とを備え、その拘
束部材の膨張により頸部の動きを拘束可能である。
【0007】
【作用および効果】本発明によれば、人間の頸部の動き
を拘束部材の膨張により拘束することで、その頸部の負
傷を防止できる。
を拘束部材の膨張により拘束することで、その頸部の負
傷を防止できる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0009】図1の(1)に示す航空機や宇宙船等の機
体に装備される座席1は、射出装置12を介し機体に取
り付けられ、その射出装置12から高圧空気が噴出され
ることで機体から射出され、その機体から射出される座
席1を上方に案内するレール15が機体に取り付けられ
る。その射出装置12は、座席1に取り付けられる制御
装置10に配線14を介し接続される。その制御装置1
0に接続された緊急脱出用ハンドル9を座席1に着座し
た乗員2が作動させると、その制御装置10は電気信号
を射出装置12に送り、その電気信号により射出装置1
2は火薬を爆発させることで発生する高圧空気を噴出す
る。
体に装備される座席1は、射出装置12を介し機体に取
り付けられ、その射出装置12から高圧空気が噴出され
ることで機体から射出され、その機体から射出される座
席1を上方に案内するレール15が機体に取り付けられ
る。その射出装置12は、座席1に取り付けられる制御
装置10に配線14を介し接続される。その制御装置1
0に接続された緊急脱出用ハンドル9を座席1に着座し
た乗員2が作動させると、その制御装置10は電気信号
を射出装置12に送り、その電気信号により射出装置1
2は火薬を爆発させることで発生する高圧空気を噴出す
る。
【0010】その座席1の射出操作により乗員2の頸部
2aの動きを拘束する頸部保護装置3が設けられてい
る。その頸部保護装置3は、その頸部2aの動きの拘束
部材として空気袋4を備え、また、その空気袋4を膨張
させるためのガスジェネレータ5を備えている。その空
気袋4は環状で頸部2aの周囲に配置され、膨張前にお
いては飛行服6の襟部に沿って形成された上方開口のポ
ケット内に折り畳んだ状態で収納され、ホース7および
クイックコネクタ8を介しガスジェネレータ5に接続さ
れている。そのガスジェネレータ5は座席1に取り付け
られ、前記制御装置10に配線16を介し接続され、前
記ハンドル9の作動により制御装置10から電気信号を
送られ、その電気信号により高圧空気を空気袋4に送り
出す。そのガスジェネレータ5は、制御装置10からの
電気信号により火薬を爆発させて高圧空気を送り出すも
のや、高圧ガスボンベと電磁開閉弁とを備え、その電磁
開閉弁を制御装置10からの電気信号により開いて高圧
空気を送り出すものにより構成でき、さらに、空気袋4
の破裂防止のために送り出す空気圧力が一定以上になる
のを防止するリリーフ弁を備えているのが好ましい。
2aの動きを拘束する頸部保護装置3が設けられてい
る。その頸部保護装置3は、その頸部2aの動きの拘束
部材として空気袋4を備え、また、その空気袋4を膨張
させるためのガスジェネレータ5を備えている。その空
気袋4は環状で頸部2aの周囲に配置され、膨張前にお
いては飛行服6の襟部に沿って形成された上方開口のポ
ケット内に折り畳んだ状態で収納され、ホース7および
クイックコネクタ8を介しガスジェネレータ5に接続さ
れている。そのガスジェネレータ5は座席1に取り付け
られ、前記制御装置10に配線16を介し接続され、前
記ハンドル9の作動により制御装置10から電気信号を
送られ、その電気信号により高圧空気を空気袋4に送り
出す。そのガスジェネレータ5は、制御装置10からの
電気信号により火薬を爆発させて高圧空気を送り出すも
のや、高圧ガスボンベと電磁開閉弁とを備え、その電磁
開閉弁を制御装置10からの電気信号により開いて高圧
空気を送り出すものにより構成でき、さらに、空気袋4
の破裂防止のために送り出す空気圧力が一定以上になる
のを防止するリリーフ弁を備えているのが好ましい。
【0011】上記構成によれば、乗員2がハンドル9を
操作すると、ガスジェネレータ5から空気袋4に高圧空
気が供給され、図1の(2)に示すように、空気袋4が
膨張して飛行服6の襟部の収納部から上方に突出し、そ
の膨張した空気袋4により乗員2の頸部2aの動きを拘
束可能なようにその頸部2aを囲む。その乗員2の頸部
2aの動きの拘束後に、射出装置12が作動して乗員2
は座席1と共に機体外に射出される。これにより、座席
1の射出の際に乗員2の頸部2aに加わる負荷を軽減
し、頸部2aが負傷するのを防止できる。また、その座
席1の射出操作により空気袋4を膨張させるので、座席
1の射出の際に確実に頸部2aを拘束できる。また、脱
出した乗員2が海等に着水した場合、その空気袋4を救
命用浮袋として機能させることができる。
操作すると、ガスジェネレータ5から空気袋4に高圧空
気が供給され、図1の(2)に示すように、空気袋4が
膨張して飛行服6の襟部の収納部から上方に突出し、そ
の膨張した空気袋4により乗員2の頸部2aの動きを拘
束可能なようにその頸部2aを囲む。その乗員2の頸部
2aの動きの拘束後に、射出装置12が作動して乗員2
は座席1と共に機体外に射出される。これにより、座席
1の射出の際に乗員2の頸部2aに加わる負荷を軽減
し、頸部2aが負傷するのを防止できる。また、その座
席1の射出操作により空気袋4を膨張させるので、座席
1の射出の際に確実に頸部2aを拘束できる。また、脱
出した乗員2が海等に着水した場合、その空気袋4を救
命用浮袋として機能させることができる。
【0012】図2の(1)、(2)、(3)は本発明の
第1変形例を示す。上記実施例との相違は、空気袋4を
飛行服6ではなく、図2の(1)に示すように乗員2が
装着するヘルメット51の下端部内側に頸部2aを囲む
ように折り畳んで配置し、その形状を環状ではなく平面
視U字状として図2の(3)に示すようにヘルメット5
1に取り付けられる酸素マスク52と干渉しないように
している。その折り畳まれた空気袋4は、ヘルメット5
1の下端部内側に設ける下方開口のポケットに収納した
り、容易に切れる糸等により展開しないように縛ると共
にヘルメット51の下端部内側に接着剤等により接着す
ると良い。この第1変形例によれば、座席1の射出時に
ガスジェネレータ5から供給されるガスにより膨張した
空気袋4は、図2の(2)、(3)に示すように、ヘル
メット51の収納部から下方に突出し、乗員2の頸部2
aの動きを拘束可能なようにその頸部2aを囲む。他は
上記実施例と同様で同一部分は同一符号で示す。
第1変形例を示す。上記実施例との相違は、空気袋4を
飛行服6ではなく、図2の(1)に示すように乗員2が
装着するヘルメット51の下端部内側に頸部2aを囲む
ように折り畳んで配置し、その形状を環状ではなく平面
視U字状として図2の(3)に示すようにヘルメット5
1に取り付けられる酸素マスク52と干渉しないように
している。その折り畳まれた空気袋4は、ヘルメット5
1の下端部内側に設ける下方開口のポケットに収納した
り、容易に切れる糸等により展開しないように縛ると共
にヘルメット51の下端部内側に接着剤等により接着す
ると良い。この第1変形例によれば、座席1の射出時に
ガスジェネレータ5から供給されるガスにより膨張した
空気袋4は、図2の(2)、(3)に示すように、ヘル
メット51の収納部から下方に突出し、乗員2の頸部2
aの動きを拘束可能なようにその頸部2aを囲む。他は
上記実施例と同様で同一部分は同一符号で示す。
【0013】図3の(1)、(2)は本発明の第2変形
例を示し、上記第1変形例との相違は、ヘルメット70
は下端部が乗員2の頸部2aの周囲を囲む形状とされ、
そのヘルメット70の下端部内側に図3の(1)に示す
ように折り畳まれた空気袋4が頸部2aを囲むように配
置されている。その折り畳まれた空気袋4は、ヘルメッ
ト70の下端部内側に設ける内側開口のポケットに収納
したり、容易に切れる糸等により展開しないように縛る
と共にヘルメット70の下端部内側に接着剤等により接
着すると良い。この第2変形例によれば、座席1の射出
時にガスジェネレータ5から供給されるガスにより膨張
した空気袋4は、図3の(2)に示すように、ヘルメッ
ト70の収納部から内側に向け突出し、乗員2の頸部2
aの動きを拘束可能なようにその頸部2aを囲む。さら
に、ヘルメット70の下端部により空気袋4の動きを規
制できるので、より確実に乗員2の頸部2aの動きを拘
束できる。他は上記実施例と同様で同一部分は同一符号
で示す。
例を示し、上記第1変形例との相違は、ヘルメット70
は下端部が乗員2の頸部2aの周囲を囲む形状とされ、
そのヘルメット70の下端部内側に図3の(1)に示す
ように折り畳まれた空気袋4が頸部2aを囲むように配
置されている。その折り畳まれた空気袋4は、ヘルメッ
ト70の下端部内側に設ける内側開口のポケットに収納
したり、容易に切れる糸等により展開しないように縛る
と共にヘルメット70の下端部内側に接着剤等により接
着すると良い。この第2変形例によれば、座席1の射出
時にガスジェネレータ5から供給されるガスにより膨張
した空気袋4は、図3の(2)に示すように、ヘルメッ
ト70の収納部から内側に向け突出し、乗員2の頸部2
aの動きを拘束可能なようにその頸部2aを囲む。さら
に、ヘルメット70の下端部により空気袋4の動きを規
制できるので、より確実に乗員2の頸部2aの動きを拘
束できる。他は上記実施例と同様で同一部分は同一符号
で示す。
【0014】なお、本発明は上記実施例および各変形例
に限定されるものではない。例えば、ガスジェネレータ
を座席ではなくヘルメットや飛行服に取り付けても良
い。また、拘束部材を飛行服ではなく乗員が上半身に装
着するベスト形態のジャケットに装着したり、座席に装
着してもよい。また、拘束部材を通常は頸部の周囲に配
置することなく例えば紐を介し頸に引っ掛けておき、脱
出時にヘルメットや飛行服等に取り付けて頸部の周囲に
配置し、しかる後に膨張させるようにしても良く、これ
により通常時の違和感をなくせる。また、ガスジェネレ
ータの始動開始信号は電気信号に限定されず、例えば緊
急脱出用のハンドルを操作することでガスの圧力信号を
発生させる手段を設け、その圧力信号によりガスジェネ
レータから空気袋に高圧空気を送るようにしても良い。
また、頸部の拘束部材は空気袋に限定されず、例えば空
気以外のガスや液体により膨張する袋部材や発泡により
膨張する部材を用いてもよく、また、単一の部材ではな
く複数の部材から構成しても良い。また、本発明は航空
機以外の乗物にも適用でき、例えば、上記実施例と同様
の射出座席を備えた地上と宇宙との間で往復する宇宙船
や自動車にも適用できる。上記実施例のような射出座席
を備えていない自動車等の乗物に適用する場合、その乗
物の加速度を検知する加速度計等を、その乗物のボディ
ー、座席、乗員がヘルメットを装着する場合はそのヘル
メット等に取り付け、その加速度変化の大きさが設定値
以上になると、座席やヘルメット等に頸部の周囲に配置
されるよう取り付けた空気袋等の拘束部材を、その加速
度計等からの信号により例えば上記実施例と同様のガス
ジェネレータによって膨張させ、その乗物の衝突事故等
により大きな加速度変化が生じた時に拘束部材により乗
員の頸部の動きを拘束する。
に限定されるものではない。例えば、ガスジェネレータ
を座席ではなくヘルメットや飛行服に取り付けても良
い。また、拘束部材を飛行服ではなく乗員が上半身に装
着するベスト形態のジャケットに装着したり、座席に装
着してもよい。また、拘束部材を通常は頸部の周囲に配
置することなく例えば紐を介し頸に引っ掛けておき、脱
出時にヘルメットや飛行服等に取り付けて頸部の周囲に
配置し、しかる後に膨張させるようにしても良く、これ
により通常時の違和感をなくせる。また、ガスジェネレ
ータの始動開始信号は電気信号に限定されず、例えば緊
急脱出用のハンドルを操作することでガスの圧力信号を
発生させる手段を設け、その圧力信号によりガスジェネ
レータから空気袋に高圧空気を送るようにしても良い。
また、頸部の拘束部材は空気袋に限定されず、例えば空
気以外のガスや液体により膨張する袋部材や発泡により
膨張する部材を用いてもよく、また、単一の部材ではな
く複数の部材から構成しても良い。また、本発明は航空
機以外の乗物にも適用でき、例えば、上記実施例と同様
の射出座席を備えた地上と宇宙との間で往復する宇宙船
や自動車にも適用できる。上記実施例のような射出座席
を備えていない自動車等の乗物に適用する場合、その乗
物の加速度を検知する加速度計等を、その乗物のボディ
ー、座席、乗員がヘルメットを装着する場合はそのヘル
メット等に取り付け、その加速度変化の大きさが設定値
以上になると、座席やヘルメット等に頸部の周囲に配置
されるよう取り付けた空気袋等の拘束部材を、その加速
度計等からの信号により例えば上記実施例と同様のガス
ジェネレータによって膨張させ、その乗物の衝突事故等
により大きな加速度変化が生じた時に拘束部材により乗
員の頸部の動きを拘束する。
【0015】
【本発明の実施態様】本発明の頸部保護装置は、乗物の
座席を射出する手段を備え、その座席の射出操作により
拘束部材を膨張させるのが好ましい。これにより、その
乗物の座席に着座する乗員の頸部を、その座席の射出時
に確実に拘束部材を膨張させて拘束することができ、座
席射出時に大きな加速度が作用したり、座席射出後に風
圧を受けた場合に、乗員が頸部に負傷するのを防止でき
る。
座席を射出する手段を備え、その座席の射出操作により
拘束部材を膨張させるのが好ましい。これにより、その
乗物の座席に着座する乗員の頸部を、その座席の射出時
に確実に拘束部材を膨張させて拘束することができ、座
席射出時に大きな加速度が作用したり、座席射出後に風
圧を受けた場合に、乗員が頸部に負傷するのを防止でき
る。
【0016】本発明の頸部保護装置は、乗物の加速度を
検知する手段を備え、その加速度変化の大きさが設定値
以上になると拘束部材を膨張させるのが好ましい。これ
により、その乗物の乗員の頸部を、その乗物の衝突事故
等により大きな加速度変化が生じた時に確実に拘束部材
を膨張させて拘束することができ、衝突事故等により大
きさ衝撃が作用した場合に乗員が頸部に負傷するのを防
止できる。
検知する手段を備え、その加速度変化の大きさが設定値
以上になると拘束部材を膨張させるのが好ましい。これ
により、その乗物の乗員の頸部を、その乗物の衝突事故
等により大きな加速度変化が生じた時に確実に拘束部材
を膨張させて拘束することができ、衝突事故等により大
きさ衝撃が作用した場合に乗員が頸部に負傷するのを防
止できる。
【図1】本発明の実施例の頸部保護装置の(1)は側面
図、(2)は作用説明用部分側面図
図、(2)は作用説明用部分側面図
【図2】本発明の第1変形例の頸部保護装置の(1)は
側面図、(2)は作用説明用部分側面図、(3)は作用
説明用部分正面図
側面図、(2)は作用説明用部分側面図、(3)は作用
説明用部分正面図
【図3】本発明の第2変形例の頸部保護装置の(1)は
部分正面図、(2)は作用説明用部分正面図
部分正面図、(2)は作用説明用部分正面図
2 乗員 2a 頸部 4 空気袋
Claims (1)
- 【請求項1】 人間の頸部の周囲に配置可能かつ膨張可
能な拘束部材と、その拘束部材を膨張させる手段とを備
え、その拘束部材の膨張により頸部の動きを拘束可能な
ことを特徴とする頸部保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6113495A JPH07291198A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 頸部保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6113495A JPH07291198A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 頸部保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07291198A true JPH07291198A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=14613771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6113495A Pending JPH07291198A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 頸部保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07291198A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008515706A (ja) * | 2004-10-05 | 2008-05-15 | アー・ペー・セー・システムズ・ベー・セー・エネ・ソシエダッド・リミターダ | 頸部背面領域防護用エアバッグモジュール |
JP2010264965A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Chung-Shan Inst Of Science & Technology | 車両用人身保護装置 |
JP2011520043A (ja) * | 2008-05-02 | 2011-07-14 | アルパインスターズ リサーチ ソシエタ ア レスポンサビリタ リミタータ | 首用保護装置 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP6113495A patent/JPH07291198A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008515706A (ja) * | 2004-10-05 | 2008-05-15 | アー・ペー・セー・システムズ・ベー・セー・エネ・ソシエダッド・リミターダ | 頸部背面領域防護用エアバッグモジュール |
JP2011520043A (ja) * | 2008-05-02 | 2011-07-14 | アルパインスターズ リサーチ ソシエタ ア レスポンサビリタ リミタータ | 首用保護装置 |
JP2010264965A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Chung-Shan Inst Of Science & Technology | 車両用人身保護装置 |
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