JPH07289936A - 原材料用移動式処理設備 - Google Patents

原材料用移動式処理設備

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JPH07289936A
JPH07289936A JP9273194A JP9273194A JPH07289936A JP H07289936 A JPH07289936 A JP H07289936A JP 9273194 A JP9273194 A JP 9273194A JP 9273194 A JP9273194 A JP 9273194A JP H07289936 A JPH07289936 A JP H07289936A
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JP
Japan
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trailer
conveyor
raw material
suspension
raw materials
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Application number
JP9273194A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Sugano
博隆 菅野
Seishiro Yokota
征四郎 横田
Minoru Ishibashi
実 石橋
Isamu Ichijima
勇 市嶋
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SHINNITSUKA KOSAN KK
Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
Original Assignee
SHINNITSUKA KOSAN KK
Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は原料、すなわち製鐵用原料(焼結
原料、原料炭、コークス、精練用副原料、鋳造(鋳物)
用原料)、肥料用原料、土砂やセメント等各種建築材料
や土木工事用材料、舗装工事用基盤材等を、混合が必要
な場所、部位、区域等へ移動して粉砕および/または篩
別する原材料用移動式処理設備を提供するものである。 【構成】 一台目のトレーラーの荷台に原料ホッパー、
該ホッパーの切り出し口から上り勾配の傾斜コンベアを
懸垂材を介して懸垂支柱に設ける。二台目のトレーラー
の荷台に粉砕機と該粉砕機の出口から上り勾配の傾斜コ
ンベアを懸垂材を介して懸垂支柱に設ける。三台目のト
レーラーの荷台に篩別装置と該装置の出口からトレーラ
ーの外側へ向かうコンベアを設ける。これ等粉砕機等を
搭載する二台目のトレーラーおよび/または篩別装置等
を搭載する三台目のトレーラーを、原料ホッパー等を搭
載する一台目のトレーラーの後に配列して原料用移動式
処理設備とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原材料用移動式処理設
備に関する。
【0002】換言すれば、原料ホッパーと粉砕装置と篩
分け装置の組合せを、原料の処理目的に適合するように
選択配列できるように構成する、原材料用移動式処理設
備を提供するものである。
【0003】ここで原料とは、製鐵用原料(焼結原料、
原料炭、コークス、精錬用副原料、鋳造(鋳物)用原
料)、肥料用原料、土砂やセメント等各種建築材料や土
木工事用材料、舗装工事用基盤材等を意味し、また本発
明の必須構成要件である各装置の機能を満たせる範囲内
のその他の原料も意味する。以下の説明では便宜上、製
鐵原料の一種であるコークスの処理を一例として説明す
る。
【0004】
【従来の技術】コークスは、高炉用、鋳物用、非鉄精錬
用、その他があることは既知で、またこれ等の順に使用
量、生産量も多い。例えば鋳物用コークスは、鋳物メー
カーの需要によっては粒度別に小ロッドの需要もある。
この粒度調整、粒度選別等は粉砕すること、篩別するこ
と等によって対処するが、これ等は作業場に専用設備を
設置して行うため、コークスをそれ等の専用設備まで搬
送して処理することが必須条件となる。従って輸送コス
トが嵩み製造コストの低廉化は図れない、作業要員の削
減も図れない、設備の固定資産税の削減を図れない、処
理目的に応じて臨機応変に対処できない等の問題があ
る。
【0005】特に今日は経済環境から、過去には見当た
らないレベルで製造コストの低廉化を求められている。
そこで作業場に専用の粉砕設備、篩別設備を地上に設け
ることは、その稼働率、固定費、作業要員の配置等の面
で不利がある。
【0006】そこで本発明者等は、原料用処理設備を移
動式にして被処理目的に適合する処理設備にすることを
前提に調査検討した。その結果、移動式に関するものと
しては、動力装置のある車、すなわち牽引車に牽引させ
るトレーラーを用いて目的場所に移動する方式の先行技
術例として、特公平4−74071号公報に開示された
「移動型篩別装置」、および特開昭62−99383号
公報に開示された「木材チップ篩分け装置」があること
がわかった。
【0007】すなわち特公平4−74071号公報に
は、トレーラーの荷台に、篩分けに必要な装置を載置す
ること、また篩別した原料を目的場所へ搬送するコンベ
ア等を載置することが記載されている。従って道路運送
法規制を満たすことが前提になる工夫は見られるが、提
案の前提条件が、原料の篩別選別をすることであるか
ら、その範囲に限定する装置構成の開示に止まってい
る。
【0008】また特開昭62−99383号公報は、木
材チップを篩別選別する移動篩方式を記載、開示してい
るので、道路運送法規制を満たすことが前提になる工夫
はみられるが、提案の前提条件が、木材チップを篩別選
別することであるから、その技術範囲に限定される装置
構成および効果の開示に止まっている。
【0009】従って、上記2種類の先行技術例には、原
料の粉砕、また篩別、さらには粉砕と篩別の組合せ処理
に適合するよう設備を変更できる原料用移動式処理につ
いては何等開示も示唆もないので、用途が自ら制限され
る。
【0010】またこれ等の先行技術例には、電源の供給
が難しい区域での装置、設備の稼働を行うための電源供
給方式については全く考慮されていない。従って稼働で
きる場所、区域は送電設備があるところに限定される問
題がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような技術の現状
に基づき、本発明は以下に列挙する技術的課題を達成す
る原材料用移動式処理設備を提供せんとするものであ
る。 原料の処理目的に合せて原料用処理設備の構成を変更
して処理できること。 原料の処理目的によっては原料の移動所要時間、移動
密度等を選択して実施できること。 原料の処理場所に原料用処理設備を移動させて処理で
きること。 原料用処理設備を移動式にして何箇所もの原料処理に
兼用し、搬送費用削減、設備投資額の削減、作業要員の
兼用による固定費の削減等、費用の低廉化を図れるこ
と。 公道を道路運送法規制関係に制約されることなく走行
できること。 機動性があるので、必要なときに必要な場所、区域に
移動して、要求される原料を供給し、工事工程等の円滑
性に寄与できること。 原料用処理設備の設備費を安価にできること。 各トレーラーの位置および/またはコンベアの傾斜角
度等の調整を行い、トレーラーの荷台に設けるコンベア
の乗り継ぎ区域の空間を調整し、それによって下方に位
置する粉砕装置や篩別装置等の種類の交換、例えば篩の
段数の変更(交換)等を容易にすること。また粉砕機、
篩等の塊のつまり除去作業が容易にできるようにするこ
と。あるいは部品交換、保守点検等が容易にできるこ
と、さらには粉塵発生抑制等ができること。 電源のない場所、区域でも粉砕、篩別等の原料処理が
できる、原材料用移動式処理設備を提供すること。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような技術的課題を
達成するため、本発明は次のとおり達成することを特徴
とする。 (1)第1特徴として、一台目のトレーラーと二台目の
トレーラーと三台目のトレーラーを下記のように構成
し、且つ一台目のトレーラーの後に、二台目のトレーラ
ーおよび/または三台目のトレーラーを配列して構成す
ることを特徴とする、原材料用移動式処理設備である。 (A)一台目のトレーラー トレーラーの荷台に原料ホッパーと、該ホッパーの切り
出し口から上り勾配状の傾斜コンベアを懸垂材を介して
懸垂支柱に設ける。 (B)二台目のトレーラー トレーラーの荷台に粉砕機と、該粉砕機の切り出し口か
ら上り勾配状の傾斜コンベアを懸垂材を介して懸垂支柱
に設ける。 (C)三台目のトレーラー トレーラーの荷台に篩別装置と、該篩別装置の切り出し
口から該トレーラーの外方向へ向かう第1コンベアと、
篩下から外方向へ向かう第2コンベアを設ける。
【0013】(2)第2特徴として、前記(1)項記載
の原材料用移動式処理設備は一台目のトレーラーの傾斜
コンベアと懸垂材と懸垂支柱は、該トレーラーの荷台に
収納自在で、且つ該コンベアの傾斜角度を調整自在に構
成する。 (3)第3特徴として、前記(1)項記載の原材料用移
動式処理設備は二台目のトレーラーの傾斜コンベアと懸
垂材と懸垂支柱は、該トレーラーの荷台に収納自在であ
ると共に、該コンベアの傾斜角度を調整自在に且つトレ
ーラーの荷台から地面方向への向きを変更自在に構成す
る。 (4)第4特徴として、前記(1)項記載の原材料用移
動式処理設備は三台目のトレーラーの第1コンベア、第
2コンベアは該トレーラーの荷台に収納自在とするよう
構成する。 (5)第5特徴として、前記(1)項記載の原材料用移
動式処理設備は一台目のトレーラー、二台目のトレーラ
ー、三台目のトレーラーは牽引車と連結自在であると共
に、これ等トレーラーどうしでも連結可能とし、且つ牽
引車の牽引で公道も移動自在である構成とする。 (6)第6特徴として、前記(1)項記載の原材料用移
動式処理設備は一台目のトレーラー、二台目のトレーラ
ー、三台目のトレーラーのいずれかまたは全部の荷台
に、電源用のデーゼル発電機を設けることを特徴とす
る。
【0014】上記の構成を、さらに具体的に説明すると
次のような構成である。本発明は、道路運送法規制の許
容範囲内の一般的な一台目のトレーラーの荷台の上の後
側に原料切り出し装置を設ける原料ホッパーを架台に取
付けて載置する。この切り出し装置の近傍から、トレー
ラーの前方へ向けて上り勾配のコンベアを懸垂材を介し
て懸垂支柱に懸垂状態で設ける。この場合、原材料用移
動式処理設備を公道でも移動可能とする場合には、これ
等のコンベア、懸垂材、懸垂支柱はトレーラーの荷台に
収納するように構成するが、原料の処理場所が広い構内
にのみ限り、公道走行をしないのであればトレーラーの
荷台に収納しなくてもよい。また公道を走行する場合で
も、寸法が道路運送法規制の許容範囲内である場合にも
コンベア、懸垂材、懸垂支柱はトレーラーの荷台に収納
しなくてもよい。
【0015】また道路運送法規制の許容範囲内の一般的
な二台目のトレーラーの荷台の上の後側に粉砕機を架台
に取付けて載置する。該粉砕機の粉砕原料の出口近傍か
ら、トレーラーの前方へ向けて上り勾配のコンベアを懸
垂材を介して懸垂支柱に懸垂状態で設ける。この場合、
原材料用移動式処理設備を公道を移動可能とする場合に
は、これ等のコンベア、懸垂材、懸垂支柱はトレーラー
の荷台に収納するように構成するが、原料の処理場所が
広い構内にのみ限り、公道走行をしないのであればトレ
ーラーの荷台に収納しなくてもよい。また公道を走行す
る場合でも、寸法が道路運送法規制の許容範囲内である
場合にもコンベア、懸垂材、懸垂支柱はトレーラーの荷
台に収納しなくてもよい。
【0016】さらに道路運送法規制の許容範囲内の一般
的な三台目のトレーラーの荷台の上の後側に篩別装置を
架台に取付けて載置する。該篩別装置の下には篩下粒度
の原料を搬送するコンベアを設ける。一方、篩別装置の
前には篩上粒度の原料を搬送するコンベアを設ける。こ
の場合、原材料用移動式処理設備を公道を移動可能とす
る場合には、これ等のコンベア、篩装置のガイド、部材
等を荷台に収納するように構成するが、原料の処理場所
が広い構内にのみ限り、公道走行しないのであればトレ
ーラーの荷台に収納しなくてもよい。また公道を走行す
る場合でも、寸法が道路運送法規制の許容範囲内である
場合にもコンベア、懸垂材、懸垂支柱はトレーラーの荷
台に収納しなくてもよい。
【0017】さらに電源用のデーゼル発電機を、例えば
各トレーラーの荷台に載置し、電源供給の難しい区域で
の装置、設備稼働に対応できるようにし構成する。これ
によって本発明の原材料用移動式処理設備の稼働場所、
区域の無制限となる。
【0018】このように構成する、一台目のトレーラ
ー、二台目のトレーラー、三台目のトレーラーの配列
は、原料の処理目的に適合するように一台目のトレーラ
ーに対して、二台目のトレーラーおよび/または三台目
のトレーラーを配列して本発明の原材料用移動式処理設
備を構成する。換言すれば、一台目のトレーラーの原料
ホッパー装置と、二台目のトレーラーの粉砕装置を組合
せた原材料用移動式処理設備、すなわち粉砕設備を構成
する。または一台目のトレーラーの原料ホッパー装置
と、三台目のトレーラーの篩別装置を組合せた原材料用
移動式処理設備、すなわち篩別設備を構成する。さらに
は一台目のトレーラーの原料ホッパー装置と、二台目の
トレーラーの粉砕装置と三台目のトレーラーの篩別装置
を組合せた原材料用移動式処理設備、すなわち粉砕篩別
設備を構成する。
【0019】かかる構成にするには、各トレーラーを牽
引車で配列を変更したり、位置を調整したりして設備が
被処理目的に適合するようにする。例えば一台目のトレ
ーラーの原料ホッパー装置と、二台目のトレーラーの粉
砕装置を組合せた原材料用移動式処理設備、すなわち粉
砕設備を構成するには、一台目のトレーラーと二台目の
トレーラーを連結装置で連結し、一台目のトレーラーを
牽引車で牽引して目的の場所に移動する。次いで一台目
のトレーラーと二台目のトレーラーの連結装置を解除し
て、一台目のトレーラーと二台目のトレーラーの間の距
離の調整をする。この距離の調整は例えば、一台目のト
レーラーに載置する傾斜コンベアと、二台目のトレーラ
ーの粉砕機の入口に至る空間を調整することで、この空
間の調整の程度が、粉塵発生の抑制等も左右するし、ま
た傾斜コンベアの傾斜角度の調整、該コンベアの回転速
度の調整も左右し、被処理目的に適合する設置(セッ
ト)条件を求める。
【0020】上記の空間調整を終えた後は、牽引車を一
台目のトレーラーから切り離すか否かは、実施する者が
目的に応じて選択すればよい。また例えば原料ホッパー
の切り出し装置の稼働、傾斜コンベアの稼働、粉砕機の
稼働傾斜コンベアの稼働等は、電源を操作して行う。ま
た電源がない場合にはデーゼル発電機を稼働して電源を
供給し、上記各装置、設備の稼働を行う。
【0021】一台目のトレーラーの傾斜コンベア、また
二台目のトレーラーの傾斜コンベアは、例えばポータブ
ル方式のベルトコンベアでもよい。この場合には、傾斜
コンベアをトレーラーの荷台に収納する、または設置す
る等が簡単にできる。また一台目のトレーラーの懸垂支
柱、また二台目のトレーラーの懸垂支柱は、例えば、高
さを定めた高さに固定した強度、剛性等を備える金属で
構成し、傾斜コンベアの傾斜角度の調整は、懸垂材の緊
張の程度で調整する構成でもよい。このような構成であ
れば、トレーラーの荷台に収納またはセットすることも
容易であったり、設備費用も低廉化できる。三台目のト
レーラーの篩下の粒度材を搬送するコンベア、また篩上
の粒度材を搬送するコンベアも、上記のように例えば、
ポータブル方式のベルトコンベアでもよい。
【0022】なお各トレーラーには、停止の際に機能さ
せる固定機能、例えば油圧式脚を設けていることは、他
のトレーラーの例にみられるとおりである。この他に各
トレーラーには、公道走行を許容される必要最少限度の
要素を設けるのがよいことは言うまでもない。
【0023】
【作用】本発明に係わる原材料用移動式処理設備の作用
は、概ね次のとおりである。先ず原料を粉砕して粒度を
整えるように構成する設備の一例について説明する。
【0024】一台目のトレーラーと三台目のトレーラー
を連結し、三台目のトレーラーを牽引車で牽引して目的
の処理場所に移動し、その場所に至れば一台目のトレー
ラーと三台目のトレーラーの連結を解除する。
【0025】一台目のトレーラーの荷台に載置する傾斜
コンベア、例えばポータブル型ベルトコンベアの長さを
伸ばし、懸垂材、例えば鋼ワイヤーを取付け且つ該鋼ワ
イヤーを懸垂支柱に取付け、該支柱を起立させて固定す
る。これによって傾斜コンベアは原料ホッパーの切り出
し口から上り勾配の傾斜を呈する傾斜コンベアとなる。
この傾斜コンベアの角度調整は、懸垂材を捲揚げ、巻戻
し操作して行う。
【0026】次に三台目のトレーラーを牽引車で移動さ
せて、上記の傾斜コンベアの三台目のトレーラーの篩別
装置への乗り継ぎ空間の調整を行う。この乗り継ぎ空間
の調整は、原料の処理目的に適合するように行う。例え
ば原料の落下距離を制限して粉塵発生を抑制したい場合
には、乗り継ぎ空間の距離を狭く(短く)し、傾斜コン
ベアから篩別装置への原料の乗り継ぐ落下距離を短くす
ることで対処する。
【0027】また三台目のトレーラーの第1コンベア、
第2コンベアも例えば、ポータブル型ベルトコンベアで
もよく、収納している荷台から引き出して地上の指定場
所へ篩別したコークスを搬送するようにする。
【0028】本発明の設備を構成する装置には電気を供
給して稼働する。原料ホッパーから切り出し装置で切り
出されたコークスは、傾斜コンベアによって三台目のト
レーラーに設ける篩別装置の篩に乗り継ぐ。この篩作用
で篩上粒度と篩下粒度のコークスに分けられる。篩上粒
度のコークスは、第1コンベアから地上の指定場所に搬
送される。また篩下粒度のコークスは、第2コンベアか
ら地上の指定場所に搬送される。
【0029】篩別作業を終了すると、一台目のトレーラ
ーの傾斜コンベアは懸垂支柱から懸垂材を取外し、該コ
ンベアの長さを一台目のトレーラーの走行に支障なきよ
うにして荷台に収納する。また支柱も荷台に倒して収納
する。さらに三台目のトレーラーの第1コンベア、第2
コンベアも荷台に収納し走行に支障ないようにする。
【0030】その後、牽引車を操作して三台目のトレー
ラーを一台目のトレーラーに近づけて連結し、その後に
次の目的地へ移動する。または篩別装置の前に粉砕装置
を組合せて本発明に係わる原材料用移動式処理設備を構
成する場合には、三台目のトレーラーを牽引車で牽引し
て一台目のトレーラーとの間にスペースを設ける。次い
で牽引車で二台目のトレーラーを牽引して該スペースに
配置する。これによって一台目のトレーラーにある原料
ホッパー装置、二台目のトレーラーにある粉砕装置、三
台目のトレーラーにある篩別装置の順に配列して原材料
用移動式処理設備を構成する。
【0031】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例に基づき
説明する。図1は、本発明に係わる原料用移動式混合機
設備、すなわち原料ホッパー装置と粉砕装置と篩別装置
から構成する原料用移動式混合機設備を正面からみた説
明図である。原料ホッパー1には原料切り出し口、すな
わち実施例では振動フィーダー2を設け、架台3を介し
て一台目のトレーラー4の荷台に取付ける。図1では該
ホッパー1は、バランス等を考慮して一台目のトレーラ
ー4の後車輪の直上近傍にある。
【0032】原料切り出し口2の下側から一台目のトレ
ーラー4の前方に向けて傾斜コンベア5を置く。そして
該コンベア5の指定する位置の部材に懸垂材6を取付
け、該懸垂材6を懸垂支柱7の角度調整機構8(この実
施例では滑車)に設ける。
【0033】この状態で懸垂支柱7を起立して該支柱7
を一台目のトレーラー4の荷台の取付け部に固定する。
次いで懸垂材6を捲揚げて傾斜コンベア5の傾斜角度を
所望角度に調整し、該角度を保持するため懸垂材6を懸
垂支柱7に固定し、図1に示す状態にする。勿論このと
きには、一台目のトレーラー4の脚(この実施例では油
圧方式の脚)9を操作して駐車状態を保つ。
【0034】また二台目のトレーラー10もトレーラー
10の脚(この実施例では油圧方式の脚)9を操作して
駐車状態を保つ。粉砕機11は原料切り出し口を下側に
向けて架台12を介してトレーラー10の荷台に載置し
て取付ける。図1では該粉砕機11は、バランス等を考
慮してトレーラー10の後車輪の直上近傍にある。この
粉砕機11は原料の種類に応じてその機種を選択する
が、例えばジュークラッシャ、シングルロールクラッシ
ャ、コーンクラッシャ、ダブルロールクラッシャ、イン
ベラブレーカ等から選択する。
【0035】原料切り出し口の下側から二台目のトレー
ラー10の前方に向けて傾斜コンベア13を置く。そし
て該コンベア13の指定する位置の部材に懸垂材14を
取付け、該懸垂材14を懸垂支柱15の角度調整機構1
6(この実施例では滑車)に設ける。この状態で懸垂支
柱15を起立して該支柱15をトレーラー10の荷台の
取付け部に固定する。次いで懸垂材14を捲揚げて傾斜
コンベア13の角度を所望角度に調整し、該角度を保持
するため懸垂材14を懸垂支柱15に固定して図1に示
す状態にする。
【0036】また三台目のトレーラー17も脚(この実
施例では油圧方式の脚)9を操作して駐車状態を保つ。
篩別装置18(この実施例では振動式の篩分け装置)
は、該トレーラー17の前方向に篩出口が向き、該出口
側が低くなる下り勾配を呈し架台19を介してトレーラ
ー17の荷台に載置して取付ける。図1では、篩別装置
18はバランス等を考慮してトレーラー17の後車輪の
直上近傍にある。
【0037】篩別装置18の原料切り出し口下側には、
篩の段数とコンベアの数に合せてフード機能も兼ねるガ
イド20を1ケ以上(図1ではガイドの数は2ケ)設け
る。ガイド20の出口にはコンベア21,22をトレー
ラー17の荷台から搬送場所に向けて設ける。これ等の
コンベア21,22はポータブル型ベルトコンベアでも
よい。コンベア21は上段の篩上粒度のコークスを搬送
し、またコンベア22は下段の篩下粒度のコークスを搬
送する。
【0038】また篩別装置18の下側には、下段の篩下
粒度のコークスを搬送するためのコンベア23を設け、
その乗り継ぎ部には、さらに搬送場所へ向かうコンベア
24を地上に配置する。これ等のコンベア21,22,
23,24は例えばポータブル型ベルトコンベアでもよ
い。なお25はコンベア23からの発塵を抑制するため
のカバーであり、26はデーゼル発電機で、電源のない
場所で機能を発揮する。
【0039】このように構成する図1の原材料用移動式
処理設備は、例えば鋳物用コークスの粒度調整に使用し
て次のように作用する。鋳物用コークスは、キュポラー
に熱源等として装入する。従ってコークスの粒度は、鋳
造目的によっては要求が厳しく、また小ロッドでもあ
る。そこでコークス炉で製造した鋳物用コークスは粒度
調整を行い、目的別に区別する。鋳物用コークスは、原
料ホッパー1に装入して原料切り出し口2である振動フ
ィーダーにより傾斜コンベア5に切り出し、該コンベア
5を経由して粉砕機11に供給し粉砕する。この場合、
コークスが原料ホッパー1から粉砕機11に至るまでの
所要時間は、粉砕機11の粉砕能力や生産性、また粉砕
機11に供給する際の粉塵発生等を左右する。そこで懸
垂材6を角度調整機構8を介して調整することにより傾
斜コンベア5の角度を調整すること、また該コンベア5
の回転速度を調整すること等を組合せてコークスが粉砕
機11に至る所要時間を適正化し、また傾斜コンベア5
の角度調整によりコークスが粉砕機11に落下する状態
を適正化し粉塵発生を抑制する。
【0040】粉砕されて粒度調整したコークスは、順次
粉砕機11の出口から傾斜コンベア13に乗り継ぎ、篩
別装置18に供給する。該装置18は振動篩方式で篩が
2段ある。上段の篩上粒度のコークスはガイド20を経
由してコンベア21至り、供給場所に搬送する。一方一
段目の篩下粒度のコークスのガイド20を経由してコン
ベア22に至り、供給場所に搬送する。さらに二段目の
篩下粒度のコークスは、コンベア23に落下し搬送され
てコンベア24に乗り継ぎ供給場所へ搬送する。この場
合、コンベア21,22はガイドを設け、またコンベア
23,24はカバー25を設けるので粉塵発生を抑制す
る。また篩別装置18に対するコークスの乗り継ぎ状態
の調整、または篩能力、粉砕篩別所要時間等の調整は、
懸垂材14を角度調整機構16を介して調整して傾斜コ
ンベア13の角度を調整すること、また該コンベア13
の回転速度を調整すること等を組合せて行う。
【0041】粉砕篩別作業を終了した後、例えば次のよ
うに設備を構成する装置等をトレーラーの移動、走行に
支障ないように準備する。一台目のトレーラー4は、懸
垂材6を調整して傾斜コンベア5を荷台に降ろして懸垂
支柱も倒す。これ等は荷台の寸法に合せて長さを調整し
て収納することで、一台目のトレーラー4の移動、走行
には支障がない。また二台目のトレーラー10も一台目
のトレーラー4と同様に構成要素を荷台に合せて長さを
調整して収納する。
【0042】さらに三台目のトレーラー17も、コンベ
ア21,22,23,24を荷台に収納する。この際、
長いコンベアを使用している場合は、該コンベアの折り
畳み機構、スライド機構等により長さを短くして荷台に
収納する。図1の場合コンベア21,24はトレーラー
17の幅方向に引き出した後に長さ方向に向きを変えて
荷台に収納する。またコンベア23は、コンベア21,
22を荷台に収納した後の荷台の長さ方向へそのまま引
き込むことで収納する。
【0043】牽引車を連結機構を介して三台目のトレー
ラーに連結する。次いで後方へ移動して三台目のトレー
ラーを連結機構を介して二台目のトレーラーを連結す
る。さらに公道走行に法律上の支障がなければ後方へ移
動して二台目のトレーラーを連結機構を介して一台目の
トレーラーに連結し、三重連結にして牽引車で目的場所
へ牽引移動する。仮に公道走行が法律規制を受ける三重
連結の長さ寸法であれば、いずれかのトレーラーを除
き、二重連結等にして牽引車で目的場所へ牽引移動す
る。なお原料の処理目的次第では、上記のトレーラー
4,10,17は二重連結、三重連結のまま稼働させて
処理してもよい。
【0044】図2は、図1に示す三台目のトレーラー1
7に設ける篩別装置18と、一台目のトレーラー4に設
ける原料ホッパー1を組合せて構成する、本発明に係わ
る原材料用移動式処理設備を正面からみた説明図で、図
3はその平面からみた説明図である。なお図3では図2
に示す懸垂材6等は便宜上、図示を省略している。さら
に篩別後の設備の移動等の仕方も図1と同じにできるか
ら説明を省略する。
【0045】図2は、図3ではコークスの篩別を行うた
めの設備を示し、図1との設備構成の相異は、二台目の
トレーラー10に設ける粉砕機11、傾斜コンベア13
等の粉砕装置を省いていること、およびコンベア27,
28を新たに設けることを示すことにある。何故ならコ
ークスには、使途によっては大きな粒度が揃ったロッド
を必要とするものもあるので、粉砕を必要とすることな
く篩別するだけでよいからである。またコンベア27,
28の新設は、搬送場所が遠距離になる場合、または搬
送場所を順次ある半径をもって変更する場合等の対応と
して示した。
【0046】
【発明の効果】本発明は、このように構成し、作用する
原材料用移動式処理設備であるから、以下に列挙する顕
著な効果がある。 原料の処理目的に合せて原料用処理設備の構成を変更
して処理できる。 原料の処理目的によっては原料の移動所要時間、移動
密度等を選択して実施できる。 原料の処理場所に原料用処理設備を移動させて処理で
きる。 原料用処理設備を移動式にして何箇所もの原料処理に
兼用し、搬送費用削減、設備投資額の削減、作業要員の
兼用による固定費の削減等、費用の低廉化を図れる。 公道を道路運送法規制関係に制約されることなく走行
できる。 機動性があるので、必要なときに必要な場所、区域に
移動して、要求される原料を供給し、工事工程等の円滑
性に寄与できる。 原料用処理設備の設備費を安価にできる。 各トレーラーの位置および/またはコンベアの傾斜角
度等の調整を行い、トレーラーの荷台に設けるコンベア
の乗り継ぎ区域の空間を調整し、それによって下方に位
置する粉砕装置や篩別装置等の種類の交換、例えば篩の
段数の変更(交換)等を容易にすること。また粉砕機、
篩等の塊のつまり除去作業が容易にできるようにするこ
と。あるいは部品交換、保守点検等が容易にできるこ
と、さらには粉塵発生抑制等ができる。 電源のない場所、区域でも粉砕、篩別等の原料処理が
できる、原材料用移動式処理設備を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる粉砕篩別する原材料用移動式処
理設備を示す正面からみた説明図である。
【図2】本発明に係わる篩別する原材料用移動式処理設
備を示す正面からみた説明図である。
【図3】図2の平面からみた説明図である。
【符号の説明】
1 原料ホッパー 2 原料切り出し口 3 架台 4 一台目のトレーラー 5 傾斜コンベア 6 懸垂材 7 懸垂支柱 8 角度調整機構 9 脚 10 二台目のトレーラー 11 粉砕機 12 架台 13 傾斜コンベア 14 懸垂材 15 懸垂支柱 16 角度調整機構 17 三台目のトレーラー 18 篩別装置 19 架台 20 ガイド 21 コンベア 22 コンベア 23 コンベア 24 コンベア 25 カバー 26 デーゼル発電機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市嶋 勇 千葉県木更津市清見台東3−5−9

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一台目のトレーラーと二台目のトレーラ
    ーと三台目のトレーラーを次のように構成し、且つ一台
    目のトレーラーの後に、二台目のトレーラーおよび/ま
    たは三台目のトレーラーを配列して構成することを特徴
    とする、原材料用移動式処理設備。 (A)一台目のトレーラー トレーラーの荷台に原料ホッパーと、該ホッパーの切り
    出し口から上り勾配状の傾斜コンベアを懸垂材を介して
    懸垂支柱に設ける。 (B)二台目のトレーラー トレーラーの荷台に粉砕機と、該粉砕機の切り出し口か
    ら上り勾配状の傾斜コンベアを懸垂材を介して懸垂支柱
    に設ける。 (C)三台目のトレーラー トレーラーの荷台に篩別装置と、該篩別装置の切り出し
    口から該トレーラーの外方向へ向かう第1コンベアと、
    篩下から外方向へ向かう第2コンベアを設ける。
  2. 【請求項2】 一台目のトレーラーの傾斜コンベアと懸
    垂材と懸垂支柱は、該トレーラーの荷台に収納自在で、
    且つ該コンベアの傾斜角度を調整自在に構成することを
    特徴とする、請求項1記載の原材料用移動式処理設備。
  3. 【請求項3】 二台目のトレーラーの傾斜コンベアと懸
    垂材と懸垂支柱は、該トレーラーの荷台に収納自在であ
    ると共に、該コンベアの傾斜角度を調整自在に且つトレ
    ーラーの荷台から地面方向への向きを変更自在に構成す
    ることを特徴とする、請求項1記載の原材料用移動式処
    理設備。
  4. 【請求項4】 三台目のトレーラーの第1コンベア、第
    2コンベアは該トレーラーの荷台に収納自在であること
    を特徴とする、請求項1記載の原材料用移動式処理設
    備。
  5. 【請求項5】 一台目のトレーラー、二台目のトレーラ
    ー、三台目のトレーラーは牽引車と連結自在であると共
    に、これ等トレーラーどうしでも連結可能であり、且つ
    牽引車の牽引で公道も移動自在であることを特徴とす
    る、請求項1記載の原材料用移動式処理設備。
  6. 【請求項6】 一台目のトレーラー、二台目のトレーラ
    ー、三台目のトレーラーのいずれかまたは全部の荷台
    に、電源用のデーゼル発電機を設けることを特徴とす
    る、請求項1記載の原材料用移動式処理設備。
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