JPH07289341A - パーマセット用ロッド具 - Google Patents

パーマセット用ロッド具

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JPH07289341A
JPH07289341A JP10608794A JP10608794A JPH07289341A JP H07289341 A JPH07289341 A JP H07289341A JP 10608794 A JP10608794 A JP 10608794A JP 10608794 A JP10608794 A JP 10608794A JP H07289341 A JPH07289341 A JP H07289341A
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JP
Japan
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rod
hair
spiral
rod body
winding
Prior art date
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JP10608794A
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English (en)
Inventor
Masakatsu Tokunaga
正勝 徳永
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロッドに対して多数本の髪を一定間隔に至極
簡易に巻着できて作業性に優れ、使用するロッドも少な
く、ウエーブも均一で美観的なパーマ仕上ができるパー
マセット用ロッド具を提供することを目的とする。 【構成】 髪を長手方向に向け巻付け、保持するための
ロッド体12と、このロッド体の一端から他端へ髪を巻
付け案内するための案内部14とを備え、前記案内部は
螺旋案内体20から成る。螺旋案内体に沿って多数の髪
を一定間隔で容易に巻付けでき、ウエーブも均一で美観
的なパーマ仕上ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーマセット用ロッド
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、女性の長い髪にパーマをセットす
る場合には、図4に示す様な、プラスッチクを素材と
し、長さが略25cm程度で、表面に長手方向に沿って
複数の突条が突設された長ロッドが使用されている。こ
の長ロッドを用いて髪にパーマをセットする場合には、
セット用の薬を髪に付着させた後に分取りした髪を長ロ
ッドの一端から他端へ旋回状に巻付け、この巻付けた髪
の端部を紙テープ等で長ロッドに係止し、更に長ロッド
の両端にゴム環を係着して髪を押えながら解けを防止
し、略15分程度に渡り髪を長ロッドに巻付け保持して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、前記
長ロッドを使用したパーマセットにおいては、長ロッド
に対して髪が巻付け難く、途中で解けたりしてパーマセ
ットを高能率に遂行できない。また、長ロッドに巻付け
る髪の本数が少ないために使用する長ロッドの数が増加
し、そのロッドの重量が頭部に付加されて被セット者に
とって苦痛となり易い。また、長ロッドに、目測で髪を
巻付けるため、ウエーブが不均等になって美観的なパー
マ仕上げができない等の問題があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、ロッドに対して多数本の髪
を一定間隔に至極簡易に巻着できて作業性に優れ、使用
するロッドも少なく、ウエーブも均一で美観的なパーマ
仕上ができるパーマセット用ロッド具を提供することに
ある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明は、髪を長手方向に向け巻付け、保持する
ためのロッド体12と、このロッド体12の一端から他
端へ髪を巻付け案内するための案内部14とを備えて成
るパーマセット用ロッド具10から構成される。
【0006】また、前記案内部14は、髪を巻付け案内
する螺旋案内体20から成ることとしてもよい。
【0007】また、前記螺旋案内体20は、ロッド体1
2の外周面に旋回状に設けられた螺旋棒24から成るこ
ととしてもよい。
【0008】また、前記螺旋案内体20は、ロッド体1
2の外周面に旋回状に設けられた螺旋羽根34から成る
こととしてもよい。
【0009】また、前記ロッド体12の一端側には、髪
の巻掛け部18が設けられて成ることとしてもよい。
【0010】また、前記ロッド体12や螺旋案内体20
並びに巻掛け部18には、髪の滑止め部材28が設けら
れて成ることとしてもよい。
【0011】
【作用】本発明のパーマセット用ロッド具においては、
セット用薬を髪に付着させた後で、ロッド体に巻着する
ように分取りした髪の根本に近い位置にロッド体の一端
の巻掛け部を巻掛け、更にロッド体の外周面に設けた螺
旋案内体に沿って分取りした髪を簡易に旋回させながら
ロッド体に巻着させて髪の端部をロッド体の他端に係止
具で係止する。そして、頭部の髪の略全部にパーマセッ
ト用ロッド具を装着して略15分程度に渡り保持するも
のである。これにより、分取りした多数本の髪を、螺旋
案内体に沿って簡易に旋回しながらロッド体へ巻着で
き、巻着作業の途中で髪が解けることもなく、能率的に
パーマセットができる。また、巻き着する髪の本数を増
加できるために多数のロッド体を装着する必要もなく、
被セット者の苦痛を軽減でき、ウエーブも均一で美観的
なパーマセットができることとなる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実
施例を説明する。図1、図2には、本発明に係るパーマ
セット用ロッド具(以下、ロッド具と省略する)10が
示されている。図より明らかな様に、前記ロッド具10
は、硬質合成樹脂、軽金属等を素材とし、髪を長手方向
に向け巻付け、保持するためのロッド体12と、このロ
ッド体12の一端から他端へ髪を巻付け案内するための
案内部14と、を備えている。
【0013】図1に示す様に、前記ロッド体12は、棒
状体から形成されている。このロッド体12の一端部に
は、分け取りする髪の根元に近い位置を巻掛けするため
の巻掛け部18が設けられている。前記案内部14は、
前記巻掛け部18の端部に連続し、かつロッド体12の
外周部に沿って同ロッド体12の他端まで設けられてい
る。この案内部14は、巻掛け部18に巻掛けた髪を螺
旋状に案内しながらロッド体12に巻付けできる螺旋案
内体20から成る。
【0014】前記巻掛け部18は、前記ロッド体12の
一端部を略180度折曲させた略矩形枠22から形成さ
れている。なお、前記巻掛け部18は、矩形枠22に限
ることなく、円形枠、多角形枠等に形成してもよい。
【0015】前記螺旋案内体20は、図1に示す様に、
前記矩形枠22に連続され、ロッド体12の外周部に、
略一定のピッチで螺旋状に周回された螺旋棒24から形
成されている。この螺旋棒24の端部は、前記ロッド体
12の端部にスリーブ26で固定されている。なお、前
記スリーブ26で固定する代わりに、接着テープ、係止
紐等で相互に固定してもよい。
【0016】これにより、ロッド体12の端部の巻掛け
部18の矩形枠22を髪の根元に係止し、その後で螺旋
棒24に沿って多数の髪を周回状に案内しながらロッド
体12に一定間隔で至極簡易に巻着できる。このよう
に、実施例においてはロッド体12と螺旋案内体として
の螺旋棒24を1本の金属線条から一体的に形成してい
るのでコストが極めて安価であり、また、量産も可能で
ある。すなわち、単に金属線条を矩形枠22部分で折り
曲げ更にその端部をロッド体12の周囲に螺旋状に巻回
させる製造工程のみで良いものである。
【0017】前記ロッド体12、巻掛け部18、螺旋棒
24等の表面には、髪の滑止め部材28を設けることが
好ましい。この滑止め部材28としては、例えば、樹脂
コーティングしたり、中空樹脂パイプを外周に装着した
り、或は表面を粗面に形成しても良い。これにより、巻
付け中の髪の滑りを防止しながら能率的なセット作業が
できる。巻き込む髪の量も比較的多く巻けてその分だけ
セット用の係止具が少数で済み、セットを受ける者の頭
部の痛みも軽減される。また、セット時間も短時間です
む。
【0018】次に、本考案に係るロッド具10の作用を
説明する。前記ロッド具10を使用してパーマセットす
る場合には、髪にセット用薬を付着させた後で、図2に
示す様に、ロッド体12の一端を把持しながら頭部で分
取りした髪Hの根元に近接して巻掛け部18の矩形枠2
2を係着し、更に、螺旋棒26に沿って髪Hを旋回状に
案内しながらロッド体12に一定間隔で巻着する。そし
て、端部のスリーブ28の位置で髪Hの端部に、図示し
ない紙テープを巻き、係止テープ、ベルベットファス
ナ、或はパッカーのような係止具30でスリーブ28に
係止するものである。
【0019】これにより、頭部で分取りした髪Hの本数
を、従来より増加してロッド体12に一定間隔に至極簡
易に巻着でき、途中で髪が滑って解けることもなく、セ
ット作業を能率的にできることとなる。また、頭部に装
着するロッド具10の数も、従来の60本程度から40
本程度に減少できて被セット者の頭部に加わる苦痛を軽
減でき、ウエーブも均一で美観的なパーマ仕上ができ
る。また、螺旋棒26のピッチ間隔も、広幅なものから
狭幅のものを用意しながら大きなウエーブや小さなウエ
ーブまで自由に仕上げできる。
【0020】次に、図3には他の実施例のロッド具10
が示されている。本実施例のロッド具10は、ロッド体
12と、このロッド体12の上端に設けられた長円環3
2から成る巻掛け部22と、前記ロッド体12の一端か
ら他端までの外周面に一定ピッチで旋回状に固定された
螺旋羽根34から成る螺旋案内体20と、を備えてい
る。
【0021】前記ロッド具10においても、先の実施例
の場合と同様にロッド体12の一端を把持しながら頭部
で分取りした髪Hの根元に近接して巻掛け部22の長円
環32を係着し、更に螺旋羽根36に沿って髪Hを周回
状に案内しながらロッド体12に旋回状に巻掛ける。
【0022】そして、ロッド体12の端部位置で髪Hの
端部に紙テープを巻き、係止テープ、ベルベットファス
ナ、或はパッカーのような係止具でロッド体12に係止
するものである。また、前記ロッド体12、巻掛け部2
2、螺旋羽根36等の表面に、樹脂コーテング、粗面状
仕上げ等の滑止め部材30を設けることにより、巻付け
中の髪の滑りを防止して能率的なセット作業ができる。
【0023】そして、本実施例のロッド具10において
も、分取りした髪Hの本数を従来に比べ増加した状態で
ロッド体12に一定間隔に至極簡易に巻着でき、途中で
髪が解けることもなくてセット作業を能率的にでき、ウ
エーブも均一で美観的なパーマ仕上ができ、螺旋羽根3
6のピッチ間隔も、広幅なものから狭幅のものを用意し
ながら美観的なウエーブ仕上げができることとなる。
【0024】なお、先の実施例や本実施例において、前
記螺旋案内体20として、ロッド体12の外周部に螺旋
棒24や螺旋羽根34を設けているが、これに限ること
なく、要はロッド体12の外周面に一定間隔で髪を巻込
みできるものであればよく、例えば、ロッド体12の外
周面に螺旋状の凹溝を設けてもよい。この場合には型成
形等で容易に製造することができ、またコストも低廉に
維持し得る。また、素材も前記の他、木製、その他手作
業に沿うような軽量の素材であれば良い。また、それら
の素材を別体に形成して組み立てたものとしても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るパ
ーマセット用ロッド具によれば、髪を長手方向に向け巻
付け、保持するためのロッド体と、このロッド体の一端
から他端へ髪を巻付け案内するための案内部とを備えて
成ることにより、分取りした多数の髪を案内部に沿って
旋回させながらロッド体の外周面に能率的に巻付けでき
る。
【0026】また、請求項2によれば、前記案内部は、
螺旋案内体から成ることにより、多数の髪を一定間隔で
螺旋状に周回させながらロッド体の外周に巻付けでき、
作業性に優れ、ウエーブも均一で美観的な仕上げができ
る。
【0027】また、請求項3によれば、前記螺旋案内体
は、ロッド体の外周面に旋回状に設けられた螺旋棒から
成ることにより、多数の髪を旋回棒に沿って、一定間隔
で簡易に巻付けでき、髪の解けもなく、ウエーブが均一
で美観的なパーマ仕上げができる。また、使用するロッ
ド体の数も少なくなって、被セット者の髪に加わる痛み
を除去できる。
【0028】また、請求項4によれば、前記螺旋案内体
は、ロッド体の外周面に旋回状に設けられた螺旋羽根か
ら成ることにより、多数の髪を旋回羽根に沿って、一定
間隔で簡易に巻付けでき、髪の解けもなく、ウエーブが
均一で美観的なパーマ仕上げができる。また、使用する
ロッド体の数も少なくなって、被セット者の髪に加わる
痛みを除去できる。
【0029】また、請求項5によれば、前記ロッド体の
一端側には、髪の巻掛け部が設けられて成ることによ
り、髪の根元に巻掛け部を係着し、その後でロッド体へ
簡易に髪を巻込みできる。
【0030】また、請求項6によれば、前記ロッド体や
螺旋案内体並びに巻掛け部には、髪の滑止め部材が設け
られて成ることにより、巻込み中の髪がロッド体や螺旋
案内体並びに巻掛け部等に対して滑ることなく、能率的
にセット作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にパーマセット用ロッド具の正面図であ
る。
【図2】髪の巻込み状態を示したパーマセット用ロッド
具の斜視図である。
【図3】他の実施例のパーマセット用ロッド具の正面図
である。
【図4】従来の長ロッドを用いた髪の巻込み状態を示し
た説明図である。
【符号の説明】
10 パーマセット用ロッド具 12 ロッド体 14 案内部 18 巻掛け部 20 螺旋案内体 24 螺旋棒 28 滑止め部材 34 螺旋羽根 H 髪

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 髪を長手方向に向け巻付け、保持するた
    めのロッド体と、このロッド体の一端から他端へ髪を巻
    付け案内するための案内部と、を備えて成るパーマセッ
    ト用ロッド具。
  2. 【請求項2】 前記案内部は、螺旋案内体から成る請求
    項1記載のパーマセット用ロッド具。
  3. 【請求項3】 前記螺旋案内体は、ロッド体の外周面に
    旋回状に設けられた螺旋棒から成る請求項2記載のパー
    マセット用ロッド具。
  4. 【請求項4】 前記螺旋案内体は、ロッド体の外周面に
    旋回状に設けられた螺旋羽根から成る請求項2記載のパ
    ーマセット用ロッド具。
  5. 【請求項5】 前記ロッド体の一端側には、髪の巻掛け
    部が設けられて成る請求1記載のパーマセット用ロッド
    具。
  6. 【請求項6】 前記ロッド体や螺旋案内体並びに巻掛け
    部には、髪の滑止め部材が設けられて成る請求項1ない
    し5のいずれかに記載のパーマセット用ロッド具。
JP10608794A 1994-04-20 1994-04-20 パーマセット用ロッド具 Pending JPH07289341A (ja)

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JP10608794A JPH07289341A (ja) 1994-04-20 1994-04-20 パーマセット用ロッド具

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JP10608794A JPH07289341A (ja) 1994-04-20 1994-04-20 パーマセット用ロッド具

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JPH07289341A true JPH07289341A (ja) 1995-11-07

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ID=14424776

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JP (1) JPH07289341A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010057907A (ja) * 2008-08-04 2010-03-18 Osamu Kurita ヘアセット用器具およびヘアセット方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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