JPH0728883Y2 - ▲ろ▼過機の集水装置 - Google Patents
▲ろ▼過機の集水装置Info
- Publication number
- JPH0728883Y2 JPH0728883Y2 JP1989077505U JP7750589U JPH0728883Y2 JP H0728883 Y2 JPH0728883 Y2 JP H0728883Y2 JP 1989077505 U JP1989077505 U JP 1989077505U JP 7750589 U JP7750589 U JP 7750589U JP H0728883 Y2 JPH0728883 Y2 JP H0728883Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water collecting
- liquid
- tank
- nozzles
- nozzle
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、庭園池等の池水の過に用いられる浮上
材を用いた過機の液の集水装置の改良に関する。
材を用いた過機の液の集水装置の改良に関する。
従来、この種の過機の集水装置としては、実公平1-96
10の第1図に示されているようなもの、実公昭62-42735
の第1図に示されているようなものがある。
10の第1図に示されているようなもの、実公昭62-42735
の第1図に示されているようなものがある。
すなわち、実公平1-9610のものは過槽に下部から原液
を供給し、その液を頂部の一個の集水ノズルで取出す
ようにしたものであり、実公昭62-42735のものは過槽
の上部が大気に開放されて液溜を構成した浮上材を
用いた過機の天壁部に複数個の集水ノズルを設けたも
のである。
を供給し、その液を頂部の一個の集水ノズルで取出す
ようにしたものであり、実公昭62-42735のものは過槽
の上部が大気に開放されて液溜を構成した浮上材を
用いた過機の天壁部に複数個の集水ノズルを設けたも
のである。
上述実公平1-9610のものでは、材が原液に押上げられ
て集水ノズルの周辺で圧密状となり、精密な過層を形
成し、過上に有利な点もあるが、反面過層の下面の
過面から集水ノズル部までの距離が異なるため、短絡
した液通路を形成し、液が過層を均一に通過しな
い難点がある。また、実公昭62-42735のものでは、液
が短絡通路を通過することはないが、上部に液溜を有
し、構造的に大型となるとともに、過圧力も低圧とな
らざるを得ない。
て集水ノズルの周辺で圧密状となり、精密な過層を形
成し、過上に有利な点もあるが、反面過層の下面の
過面から集水ノズル部までの距離が異なるため、短絡
した液通路を形成し、液が過層を均一に通過しな
い難点がある。また、実公昭62-42735のものでは、液
が短絡通路を通過することはないが、上部に液溜を有
し、構造的に大型となるとともに、過圧力も低圧とな
らざるを得ない。
この考案は、次のような技術手段を施すことによって上
述のような難点を解消したものである。すなわち、密封
された状態の過層内にその底部から原液を供給し、槽
内に充填した浮上材槽を通過させ、過槽の天井部に
設けた集ノズルから液を取出すようにした浮上材を
用いた過機において、集水ノズルを天井壁に複数個設
け、その各集水ノズルの集水室を互に連結して中央の集
水室から取り出すようにしたものである。
述のような難点を解消したものである。すなわち、密封
された状態の過層内にその底部から原液を供給し、槽
内に充填した浮上材槽を通過させ、過槽の天井部に
設けた集ノズルから液を取出すようにした浮上材を
用いた過機において、集水ノズルを天井壁に複数個設
け、その各集水ノズルの集水室を互に連結して中央の集
水室から取り出すようにしたものである。
上述のように集水ノズルを設けることによって、槽内に
充填された浮上材の下面(過面)から各集水ノズル
までの距離は略等しくなり、また、一つの1個の集水ノ
ズルに対する過面積も略等しくなり、従って、液が
材層内を均一に流れて各集水ノズルに均質な液を取
出すことができる。以下、図面に基づいてこの考案を具
体的に説明する。
充填された浮上材の下面(過面)から各集水ノズル
までの距離は略等しくなり、また、一つの1個の集水ノ
ズルに対する過面積も略等しくなり、従って、液が
材層内を均一に流れて各集水ノズルに均質な液を取
出すことができる。以下、図面に基づいてこの考案を具
体的に説明する。
図において、符号1は合成樹脂等で構成した過槽、2
は過槽1に充填した浮上材、3は過槽1の天井部
に設けた集水ノズルで、図例では中央部と四半区画線上
(第2図参照)にそれぞれとの併せて5個設けてある。
そして、これら集水ノズルを設けた集水室4は、互に連
結してあって中央の集水室から液を出すようにしてあ
る。尚、図中符号5は原液の供給口、符号6は材洗浄
の際に攪拌するための翼車、符号7はマンホールを示
す。このように構成した過機では、過すべき原液
は、供給口5から供給され浮上材2を圧密状に押上げ
て過層を形成させ、この過層で過された液は、
各集水ノズル3を経て取出される。この過作業におい
て、この考案では、集水ノズル3が過槽1の天井部に
複数個設けられて、然も、過層の下面の過面に対応
して、均等面積に1個宛設けてあるので、各集水ノズル
に均一均質な液を得ることができる。すなわち、従来
のこの種過機では、材層の下面の過面に対して、
過槽の天井部中央部に集水ノズルが1個設けてあるの
みであったので、第1図に示すように、過面中央から
集水ノズルまでの距離Laと、過面周辺からの距離Lbと
が大きく異なるため、液が過層の中央部を短絡通過
して、他の部位での過がなされないばかりか、短絡す
る液は夾雑物を除去できない問題もあったのである
が、この考案は斯る問題を解消し得たものである。
は過槽1に充填した浮上材、3は過槽1の天井部
に設けた集水ノズルで、図例では中央部と四半区画線上
(第2図参照)にそれぞれとの併せて5個設けてある。
そして、これら集水ノズルを設けた集水室4は、互に連
結してあって中央の集水室から液を出すようにしてあ
る。尚、図中符号5は原液の供給口、符号6は材洗浄
の際に攪拌するための翼車、符号7はマンホールを示
す。このように構成した過機では、過すべき原液
は、供給口5から供給され浮上材2を圧密状に押上げ
て過層を形成させ、この過層で過された液は、
各集水ノズル3を経て取出される。この過作業におい
て、この考案では、集水ノズル3が過槽1の天井部に
複数個設けられて、然も、過層の下面の過面に対応
して、均等面積に1個宛設けてあるので、各集水ノズル
に均一均質な液を得ることができる。すなわち、従来
のこの種過機では、材層の下面の過面に対して、
過槽の天井部中央部に集水ノズルが1個設けてあるの
みであったので、第1図に示すように、過面中央から
集水ノズルまでの距離Laと、過面周辺からの距離Lbと
が大きく異なるため、液が過層の中央部を短絡通過
して、他の部位での過がなされないばかりか、短絡す
る液は夾雑物を除去できない問題もあったのである
が、この考案は斯る問題を解消し得たものである。
以上の説明で明らかなように、この考案は、密閉式のこ
の種過機における液の短絡の問題を解消し得たもの
であり、集水ノズルの集水室を互に連結して中央の集水
室から液を取り出すようにしてあるので構造的にも簡
単で安価に製作できる等、実用上得られる利益は著大な
ものである。
の種過機における液の短絡の問題を解消し得たもの
であり、集水ノズルの集水室を互に連結して中央の集水
室から液を取り出すようにしてあるので構造的にも簡
単で安価に製作できる等、実用上得られる利益は著大な
ものである。
第1図は、この考案に係る過機の概略の縦断側面図、
第2図は同じく概略の平面図である。 1過槽、2浮上材、3集水ノズル、4集水室
第2図は同じく概略の平面図である。 1過槽、2浮上材、3集水ノズル、4集水室
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 29/88 29/92 35/027 B01D 29/08 540 A 29/42 510 23/10 C 23/20 7717−4D 35/02 G
Claims (1)
- 【請求項1】密封された状態の過槽1内にその底部か
ら原液を供給し、槽内に充填した浮上材2層を通過さ
せ、過層1の天井部に設けた集水ノズル3から液を
取出すようにした浮上材2を用いた過機において、
上記集水ノズル3を天井壁に複数個設け、その各集水ノ
ズル3の集水室4を互に連結して中央の集水室4から
液を取出すことを特長とする過機の集水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989077505U JPH0728883Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | ▲ろ▼過機の集水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989077505U JPH0728883Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | ▲ろ▼過機の集水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0319504U JPH0319504U (ja) | 1991-02-26 |
JPH0728883Y2 true JPH0728883Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31619955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989077505U Expired - Lifetime JPH0728883Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | ▲ろ▼過機の集水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728883Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9371150B2 (en) | 2012-10-17 | 2016-06-21 | Graphic Packaging International, Inc. | Container with score lines |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5863007U (ja) * | 1981-10-23 | 1983-04-27 | 石垣機工株式会社 | 池水等の濾過機における集水ノズル |
JPH0335077Y2 (ja) * | 1985-09-02 | 1991-07-25 | ||
JPS649610U (ja) * | 1987-07-08 | 1989-01-19 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1989077505U patent/JPH0728883Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9371150B2 (en) | 2012-10-17 | 2016-06-21 | Graphic Packaging International, Inc. | Container with score lines |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0319504U (ja) | 1991-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |