JPH07288768A - 映像信号処理方法および映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理方法および映像信号処理装置

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JPH07288768A
JPH07288768A JP6080737A JP8073794A JPH07288768A JP H07288768 A JPH07288768 A JP H07288768A JP 6080737 A JP6080737 A JP 6080737A JP 8073794 A JP8073794 A JP 8073794A JP H07288768 A JPH07288768 A JP H07288768A
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康浩 ▲桑▼原
Yasuhiro Kuwabara
Haruo Yamashita
春生 山下
Tsumoru Fukushima
積 福島
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 注目画素と隣接画素を用いて、疑似輪郭を発
生させず、また画像のエッジや細線を保存してぼけの少
ないノイズ低減を行う。 【構成】 遅延手段10〜15によって、必要な画素の
レベルを同時に処理できるようにし、平滑化手段1と信
号修正手段2とを備えるノイズ低減手段16〜19で
は、注目画素のレベルY(b)と各隣接方向の隣接画素
のレベルY(bu),Y(bd),Y(bl),Y(b
r)を用いて、平滑化により各隣接方向の第1の置換レ
ベルを生成し、さらに注目画素と隣接画素のレベル差に
よって、第1の置換レベルを修正した第2の置換レベル
S2u,S2d,S2l,S2rを生成し、この第2の
置換レベルを所定の重みで合成して、注目画素のレベル
Y(b)と置き換える合成置換レベルS2sを生成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階調画像を扱うテレ
ビ、ビデオ、プリンタ、複写機等の映像および情報分野
において、画像のノイズ等を低減する映像信号処理方法
および映像信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ハードコピー技術、特にフルカラ
ーのハードコピー技術の発展にともない、昇華型熱転写
方式などの印写技術を用いて高忠実な画像の再現が可能
になってきている。色再現においては、記録材料や画像
処理により銀塩写真と同等の再現能力を備えるに至り、
また解像度の点でも、ハイビジョンなどの高精細な映像
信号を用いることにより銀塩写真に迫りつつある。
【0003】ところが、現行方式のテレビ信号を記録す
るビデオプリンタにおいては、NTSC等の映像信号の
帯域制限から解像度が制限されるためプリンタの分解能
に対して十分な解像度を得ることができないのが現状で
あり、またビデオムービー等でビデオプリンタに画像を
入力する場合にはノイズの混入は避けられない状況であ
る。特に、NTSC等の映像信号を昇華型熱転写方式プ
リンタに出力する場合、ホワイトノイズやフィールド間
の濃淡ノイズにより画質は著しく劣化する。
【0004】このようなノイズを低減する方法として、
従来、静止画の画像処理では、例えば、図14(a),
(b)に示すような3×3の平滑化フィルタを用いる方
法がある。すなわち、図14(a),(b)に示す平滑
化フィルタを用いて各画素について演算することによ
り、ノイズを低減できる。
【0005】例えば図15(a)に示す例に図14
(a)の平滑化フィルタをかける、すなわち、注目画素
である中心画素およびその上下左右の画素の値を1/5
して加算した値を、注目画素の値とする平滑化処理を順
次行うと、図6(b)のようになる。なお、ここで画像
データ中の各画素は0〜255に正規化されているもの
とし、例えば0を最低レベル、255を最高レベルとす
る。(特に断らないかぎり以後の例でも同様である。)
また、従来の他の画像処理として、局所領域中のレベル
の中央値を出力レベルとするメディアンフィルタがあ
る。例えば図16(a)に示す例に1×3のメディアン
フィルタをかける、すなわち、3画素の内の中央値(3
画素のレベルの中央のレベル)を、注目画素である中心
画素の値とする処理、例えば、図16(a)の左上の3
画素のレベル43,42,45について考えると、中央
値である43を、注目画素である中心の画素のレベル4
2と置き換えるという処理を順次行うと、図16(b)
のようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
に示す構成では画像のエッジや細線等を保護しつつノイ
ズを低減することが困難であるという課題を有してい
た。
【0007】例えば、上述の図14(a)に示す平滑化
フィルタを用いてノイズを低減すると、図17(a)の
画像は図17(b)に示すようになり、画像がぼけて
(エッジの振幅が小さくなる)、かえって画質を劣化さ
せる。例えば、図17(a)の左から2列目の画素のレ
ベルをみると、80,120,103であったものが、
平滑化フィルタをかけることによって、図17(b)の
ように、81,109,102となり、レベルの変化が
なだらかとなって画像がぼけることになる。
【0008】この画像のぼけを抑制するためには、図1
4(b)に示すように、荷重マトリクスの中央の重みを
周囲の重みよりも大きくして平滑化する方法があるが、
この方法でもぼけを十分に抑えることはできない。
【0009】また、メディアンフィルタを用いた場合、
図14(a),(b)に示した平滑化フィルタに比べて
かなりエッジがぼけるのを防ぐことができるが、図18
(a)に示すような細線(値「120」ぐらいの十字
線)があった場合、メディアンフィルタをかけると、図
18(b)のようになり、縦方向の細線等を消失させて
しまう場合がある。
【0010】NTSC等の映像信号は水平解像度が垂直
解像度に比べて低く、水平方向にフィルタ処理すると画
質の劣化が大きい。そこで、従来にない垂直方向にフィ
ルタ処理を施す方法が考えられるが、メディアンフィル
タを用いて、垂直方向にフィルタリングを行っても同様
に細線の消失が起こる。
【0011】また、縦方向の輝度のレベル差を、単純な
しきい値と比較し、しきい値を越えたときには、フィル
タをかけず、しきい値を越えないときには、例えば図1
9に示される縦方向のフィルタをかけるというように、
フィルタの使用の有無を切り換える方法が考えられる
が、しきい値の設定が難しく、例えばしきい値をレベル
差「20」としたとき、図20(a)の画像が図20
(b)のようになり、エッジが鮮鋭化されたり疑似輪郭
が発生したりする。(隣接する画素間のレベル差が原画
よりも大きくなって、連続性が不自然になっている。)
本発明は上記課題に鑑み、画像のぼけを防ぎ、細線等を
保存し、さらに疑似輪郭を発生させることなくノイズを
低減する映像信号処理方法および映像信号処理装置を提
供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の第1発明に係る映像信号処理方法は、画像
の注目画素と前記注目画素に隣接する画素とを用いて生
成した置換レベルで前記注目画素のレベルを置き換える
映像信号処理方法であって、前記注目画素のレベルと前
記注目画素の上部または下部に隣接する隣接画素のレベ
ルとを平滑化処理して第1の置換レベルを生成する平滑
化ステップと、前記注目画素のレベルと前記隣接画素の
レベルとの相関から内分比を求める内分比決定ステップ
と、前記注目画素のレベルと前記第1の置換レベルと
を、前記内分比で内分した値を第2の置換レベルとする
置換レベル生成ステップと、前記注目画素のレベルを前
記第2の置換レベルで置き換える置換ステップとを備え
ている。
【0013】また、本発明の第2発明に係る映像信号処
理方法は、画像の注目画素と前記注目画素に隣接する複
数の画素とを用いて生成した置換レベルで前記注目画素
のレベルを置き換える映像信号処理方法であって、前記
注目画素のレベルと前記注目画素に隣接する複数の隣接
画素のレベルとを用いて各隣接方向毎に平滑化処理を行
って各隣接方向毎の第1の置換レベルをそれぞれ生成す
る方向別平滑化ステップと、前記注目画素のレベルと前
記各隣接画素のレベルとの相関から各隣接方向毎の内分
比をそれぞれ求める方向別内分比決定ステップと、前記
注目画素のレベルと前記各隣接方向毎の第1の置換レベ
ルとを、前記各隣接方向毎の内分比でそれぞれ内分して
各隣接方向毎の第2の置換レベルをそれぞれ生成する方
向別置換レベル生成ステップと、前記各隣接方向毎の第
2の置換レベルを合成した合成置換レベルで前記注目画
素のレベルを置き換える合成置換ステップとを備えてい
る。
【0014】前記合成置換ステップでは、前記各隣接方
向毎の第2の置換レベルを、各隣接方向毎に所定の重み
で重み付けして合成して合成置換レベルとする。
【0015】また、本発明の第3発明に係る映像信号処
理装置は、画像の注目画素のレベルと前記注目画素の上
部または下部に隣接する隣接画素のレベルとを平滑化処
理して第1の置換レベルを出力する平滑化手段と、前記
第1の置換レベルを、前記注目画素のレベルと前記隣接
画素のレベルとの相関を用いて修正することにより、前
記注目画素のレベルとして置き換えるべき第2の置換レ
ベルを生成する信号修正手段とを備え、前記信号修正手
段は、前記注目画素のレベルと前記第1の置換レベルと
を、前記相関から求めた内分比で内分した値の前記第2
の置換レベルを生成するものである。
【0016】また、本発明の第4発明に係る映像信号処
理装置は、画像の注目画素のレベルと前記注目画素に隣
接する隣接画素のレベルとを平滑化処理して第1の置換
レベルを出力する平滑化手段と、前記第1の置換レベル
を、前記注目画素のレベルと前記隣接画素のレベルとの
相関を用いて修正して第2の置換レベルを生成する信号
修正手段とを、前記隣接方向毎に個別的に対応させてそ
れぞれ複数備えるとともに、前記複数の信号修正手段で
生成された各隣接方向毎の前記第2の置換レベルを合成
して前記注目画素のレベルとして置き換えるべき合成置
換レベルを生成する置換信号合成手段を備え、前記信号
修正手段は、前記注目画素のレベルと前記第1の置換レ
ベルとを、前記相関から求めた内分比で内分した値の前
記第2の置換レベルを生成するものである。
【0017】前記前記置換信号合成手段は、前記各隣接
方向毎の第2の置換レベルを、隣接方向毎に所定の重み
で重み付けして合成して合成置換レベルとする。
【0018】
【作用】本発明は、上記構成によって、次のような作用
を奏する。
【0019】すなわち、本発明の第1発明に係る映像信
号処理方法では、注目画素のレベルと、その上部または
下部に隣接する隣接画素のレベルとを用いて平滑化処理
を行って第1の置換レベルを生成し、注目画素のレベル
と隣接画素のレベルとの相関から内分比を求め、この内
分比を用いて注目画素のレベルと第1の置換レベルとを
内分した値を第2の置換レベルとして注目画素のレベル
と置換する、すなわち、平滑化処理によって生成された
第1の置換レベルを、画素間の相関から求めた内分比に
よって修正して第2の置換レベルとする構成になってい
るので、画像の連続性が保たれ、これによって、疑似輪
郭も発生しにくく、画像のエッジや細線等を保存しなが
らノイズを低減することができる。
【0020】また、本発明の第2発明に係る映像信号処
理方法では、注目画素のレベルと複数の隣接画素のレベ
ルとを用いて各隣接方向毎に平滑化処理を行って各隣接
方向毎の第1の置換レベルを生成し、注目画素のレベル
と隣接画素のレベルとの相関から各隣接方向毎の内分比
を求め、注目画素のレベルと各隣接方向毎の第1の置換
レベルとを各内分比で内分して各隣接方法毎の第2の置
換レベルを生成し、各隣接方法毎の第2の置換レベルを
合成して合成置換レベルとして注目画素のレベルと置換
するので、一方向だけではなく多方向の要素が加味され
たノイズ低減方法となり、バランスのとれた信号処理と
なる。
【0021】さらに、前記各隣接方向毎の第2の置換レ
ベルを、各隣接方向毎に所定の重みで重み付けして合成
して合成置換レベルとするので、例えば垂直向の重みを
重くすると、フィールド間の濃淡ノイズが軽減されやす
くなる。
【0022】本発明の第3発明に係る映像信号処理装置
は、注目画素のレベルと隣接画素のレベルとを平滑化処
理して第1の置換レベルを出力する平滑化手段と、前記
第1の置換レベルを、前記注目画素のレベルと前記隣接
画素のレベルとの相関を用いて修正することにより注目
画素のレベルとして置換すべき第2の置換レベルを生成
する信号修正手段とを備え、前記信号修正手段は、前記
注目画素のレベルと前記第1の置換レベルとを、前記相
関から求めた内分比で内分した値の前記第2の置換レベ
ルを生成するので、画像の連続性が保たれ、これによっ
て、疑似輪郭も発生しにくく、画像のエッジや細線等を
保存しながらノイズを低減することができる。
【0023】また、本発明の第4発明に係る映像信号処
理装置は、平滑化手段と信号修正手段とを、隣接方向毎
に個別的に対応させてそれぞれ複数備えるとともに、前
記複数の信号修正手段で生成された各隣接方向毎の第2
の置換レベルを合成して注目画素のレベルとして置き換
えるべき合成置換レベルを生成する置換信号合成手段を
備えているので、一方向だけではなく多方向の要素が加
味されたノイズ低減方法となり、バランスのとれた信号
処理となる。
【0024】さらに、置換信号合成手段は、各隣接方向
毎の第2の置換レベルを、隣接方向毎に所定の重みで重
み付けして合成して合成置換レベルとするので、例えば
垂直方向の重みを重くすると、フィールド間の濃淡ノイ
ズが軽減されやすくなる。
【0025】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例につい
て、詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明の第1発明に係る映像信号
処理方法のフローチャートである。
【0027】この第1発明に係る映像信号処理方法は、
画像の注目画素と、この注目画素に隣接する画素とを用
いて生成した置換レベルで前記注目画素のレベルを置き
換えることによってノイズを低減する映像信号処理方法
であって、注目画素のレベルと注目画素の上部または下
部に隣接する隣接画素のレベルとを平滑化処理して第1
の置換レベルを生成する平滑化ステップn1と、注目画
素のレベルと前記隣接画素のレベルとの相関から内分比
を求める内分比決定ステップn2と、前記注目画素のレ
ベルと前記第1の置換レベルとを、前記内分比で内分し
た値を第2の置換レベルとする置換レベル生成ステップ
n3と、前記注目画素のレベルを前記第2の置換レベル
で置き換える置換ステップn4とを備えている。
【0028】以下、各ステップについて詳細に説明す
る。
【0029】図2は、注目画素と隣接画素の位置関係の
説明図である。例えば、フレームメモリなどに格納され
た画像データ55の垂直方向に連続する画素集合56に
おいて注目画素58のレベルをY(b)、この注目画素
58の上部に隣接する画素57のレベルをY(a)、下
部に隣接する画素59のレベルをY(c)とする。
【0030】以後、この実施例では隣接画素を上部の画
素(上画素)57として説明するが、本発明の他の実施
例として、隣接画素を下部の画素59としてもよい。
【0031】まず、平滑化ステップn1で注目画素58
のレベルY(b)と注目画素58の上部に隣接する隣接
画素57のレベルY(a)とを用いて平滑化処理を行
い、第1の置換レベルS1を生成する。この実施例では
第1の置換レベルS1として、平均レベルを求める、す
なわち、S1={Y(a)+Y(b)}/2となる。
【0032】なお、平滑化処理の方法としては、平均レ
ベルを求める方法に限られるものではなく、注目画素の
重みを大きくして合成する等、様々な方法がある。
【0033】次に、内分比決定ステップn2で注目画素
58のレベルY(b)と隣接画素57のレベルY(a)
との相関、この実施例ではレベル差から内分比を求め
る。
【0034】この実施例では、図3に示した内分比決定
関数で内分比K(0.0≦K≦1.0)を決定する。こ
の図3においては、横軸は、注目画素のレベルと隣接画
素のレベルとのレベル差(の絶対値)を表し、縦軸は、
内分比Kを表している。
【0035】この実施例の内分比決定関数では、レベル
差がL1以下の場合は、内分比Kは値「0.0」とな
り、レベル差がL2以上の場合は、内分比Kは値「1.
0」となり、レベル差がL1とL2との間にあった場合
は、対応する内分比Kの値(0.0<K<1.0)とな
る。
【0036】このようにして注目画素58のレベルY
(b)と隣接画素57のレベルY(a)とのレベル差か
ら内分比Kが決定されると、置換レベル生成ステップn
3では内分比Kを用いて、注目画素58のレベルY
(b)と、上述の平滑化処理で得られた第1の置換レベ
ルS1とを内分し、第2の置換レベルS2を生成する。
【0037】図4は、置換レベル生成ステップn3にお
ける内分の説明図である。注目画素58のレベルY
(b)と、第1の置換レベルS1とを内分比Kで内分し
た値が第2の置換レベルS2である。
【0038】この図4から明らかなように、内分比Kの
値が、「0.0」のときには、第1の置換レベルS1が
そのまま第2の置換レベルS2となり、内分比Kの値
が、「1.0」のときには、注目画素58のレベルY
(b)が第2の置換レベルS2(この場合は、注目画素
58のレベルは、処理によっても変化しないこと)にな
り、内分比Kが、0.0<K<1.0のときには、対応
する内分比で、第1の置換レベルS1と注目画素58の
レベルY(b)とを内分した値が第2の置換レベルS2
となる。
【0039】次に、置換ステップn4では、注目画素5
8のレベルY(b)を、第2の置換レベルS2に置換し
て終了する。
【0040】図3に示される内分比決定関数において、
レベル差L1の値を「10」、レベル差L2の値を「3
0」とし、隣接画素を上部の画素として、この実施例の
映像信号処理方法を、上述した図18(a)の例に適用
すると、図18(c)に示されるようになる。
【0041】この図18(c)では、従来例のメディア
ンフィルタでは図18(b)のように消失していた細線
が、保存されていることがわかる。
【0042】また、この実施例の映像信号処理方法を、
上述の図20(a)の例に同様に適用すると、図20
(c)のようになり、エッジの鮮鋭化や疑似輪郭(隣接
する画素間のレベル差が不自然に大きくなる)を生じて
いないことがわかる。
【0043】このように、本発明の映像信号処理方法で
は、単純に所定のしきい値によって平滑化処理(ノイズ
除去処理)の有無を決定するのではなく、画素間の相関
から求めた内分比Kによって第1の置換レベルS1を修
正する構成になっているので、画像の連続性が保たれ
る。したがって、疑似輪郭も発生しにくく、画像のエッ
ジや細線等を保存しながらノイズを低減することができ
る。
【0044】図5は、本発明の第2発明に係る映像信号
処理方法のフローチャートである。この第2発明の映像
信号処理方法は、画像の注目画素とこの注目画素に隣接
する複数の画素とを用いて生成した置換レベルで前記注
目画素のレベルを置き換えることによってノイズを低減
する映像信号処理方法であって、前記注目画素のレベル
とこの注目画素に隣接する複数の隣接画素のレベルとを
用いて各隣接方向毎に平滑化処理を行って各隣接方向毎
の第1の置換レベルをそれぞれ生成する方向別平滑化ス
テップn10と、前記注目画素のレベルと前記隣接画素
のレベルとの相関から各隣接方向毎の内分比をそれぞれ
求める方向別内分比決定ステップn11と、前記注目画
素のレベルと前記各隣接方向毎の第1の置換レベルと
を、前記各隣接方向毎の内分比でそれぞれ内分して各隣
接方向毎の第2の置換レベルをそれぞれ生成する方向別
置換レベル生成ステップn12と、前記各隣接方向毎の
第2の置換レベルを合成した合成置換レベルを前記注目
画素のレベルと置き換える合成置換ステップn13とを
備えている。
【0045】まず、方向別平滑化ステップn10で、各
隣接方向毎の第1の置換レベルを平滑化処理により求め
る。上述の第1発明の映像信号処理方法では、上部もし
くは下部に隣接する隣接画素と注目画素との一方向だけ
で第1の置換レベルS1を求めたが、この第2発明の映
像信号処理方法では、複数方向(例えば、上下左右)で
各隣接方向毎に第1の置換レベルS1をそれぞれ求め
る。
【0046】次に、方向別内分比決定ステップn11で
各隣接方向毎の内分比Kをそれぞれ決定する。内分比K
を決定する方法は、上述の第1発明の映像信号処理方法
と同様でよく、それぞれの隣接方向毎に求める。
【0047】次に、方向別置換レベル生成ステップn1
2で、各隣接方向毎の内分比Kを用いて、各隣接方向毎
の第2の置換レベルをそれぞれ求める。第2の置換レベ
ルを求める方法は、上述の第1発明の映像信号処理方法
と同じでよい。
【0048】そして、合成置換ステップn13では、方
向別置換レベル生成ステップn12で求めた各隣接方向
毎の第2の置換レベルを合成し、注目画素のレベルと置
き換える。
【0049】この合成のときに、各隣接方向別に重みを
つけることによって、ノイズ低減特性を変えることがで
きる。例えば、垂直方向の重みを大きくするとフィール
ド間の濃淡ノイズが除去されやすくなる。
【0050】上記のように、多方向の隣接画素を用いて
ノイズを低減することによって、一方向だけの上述の第
1発明の映像信号処理方法に比べて、バランスのとれた
処理となる。
【0051】例えば、上部の隣接画素のみとで上述の第
1発明の映像信号処理方法を施した場合、上部の隣接画
素の影響が注目画素の方向(下方向)に影響を及ぼすた
め、全体的に下方向にレベルがずれる(拡散する)傾向
がある。それに対し、垂直方向の両方の隣接画素に対し
て、この実施例の映像信号処理方法を適用するだけでも
レベルのずれを抑制でき、バランスのとれたノイズ低減
処理となる。
【0052】図6は、本発明の第3発明に係る映像信号
処理装置のブロック図であり、この第3発明は、上述の
第1発明の映像信号処理方法を適用した映像信号処理装
置に係るものである。
【0053】この第3発明の映像信号処理装置は、画像
の注目画素のレベルY(b)と前記注目画素の上部また
は下部(この実施例では上部)に隣接する隣接画素のレ
ベルY(a)とを平滑化処理して第1の置換レベルS1
を出力する平滑化手段1と、前記第1の置換レベルS1
を、前記注目画素のレベルY(b)と前記隣接画素のレ
ベルY(a)との相関を用いて修正することにより、前
記注目画素のレベルとして置き換えるべき第2の置換レ
ベルS2を生成する信号修正手段2とを備えている。
【0054】まず、平滑化手段1で注目画素のレベルY
(b)と、注目画素の上部に隣接する隣接画素のレベル
Y(a)とを用いて平滑化処理を行い、第1の置換レベ
ルS1を生成する。なお、第1の置換レベルS1は平均
レベルとしてもよい。
【0055】信号修正手段2は注目画素のレベルY
(b)と隣接画素のレベルY(a)とのレベル差を用い
て、平滑化手段1から出力される第1の置換レベルS1
を修正し、第2の置換レベルS2を生成する。第2の置
換レベルS2が、注目画素と置換すべきノイズが低減さ
れた信号である。
【0056】この信号修正手段2では、最終的には、注
目画素のレベルY(b)と第1の置換レベルS1とを、
注目画素のレベルY(b)と隣接画素のレベルY(a)
とのレベル差から求めた内分比で内分した値の第2の置
換レベルS2を生成するものである。
【0057】この信号修正手段2による第1の置換レベ
ルS1の修正について説明する。
【0058】注目画素のレベルをY(b)、注目画素の
上部の隣接画素のレベルをY(a)、レベルY(a),
Y(b)から求められた内分比をK(上述の第1実施例
の映像信号処理方法と同様)、第1の置換レベルS1を
平均レベルとすると、ノイズが低減された第2の置換レ
ベルS2、すなわち、注目画素のレベルとして置換され
るべきレベルY’(b)は、次式によって求められ
る。
【0059】 Y’(b)= (1−K)*{Y(a)+Y(b)}/2+K*Y(b) …… ここで、内分比Kは、値「0.0」から値「1.0」の
範囲をとる。
【0060】式を変形すると、次式のようになる。
【0061】 Y’(b)= {Y(a)+Y(b)}/2+K*{Y(b)−Y(a)}/2 …… この式において、第1項目は第1の置換レベルS1を
表している。従って、第2項目を用いて第1の置換レベ
ルS1を修正することにより、第2の置換レベルS2を
生成することができる。ここで内分比Kは、上述のよう
に、内分比決定関数によって注目画素のレベルY(b)
と隣接画素のレベルY(a)とのレベル差によって求め
られる。
【0062】図7は、図6における平滑化手段1と信号
修正手段2の詳細構成を示すブロック図である。
【0063】平滑化手段1は、加算手段70と除算手段
71からなる。注目画素のレベルY(b)と隣接画素の
レベルY(a)は加算手段70で加算され、除算手段7
1で1/2される。除算手段71から出力される信号が
第1の置換レベルS1(平均レベル)である。
【0064】信号修正手段2は、減算手段72、ルック
アップテーブル73、乗算手段74及び除算手段75か
らなる。減算手段72では、注目画素のレベルY(b)
から隣接画素のレベルY(a)が減算され、レベル差L
が出力される。なお、本実施例では、レベル差Lは正負
の符号を持つ。レベル差Lはルックアップテーブル73
に入力される。ルックアップテーブル73は、レベル差
Lに応じた内分比Kを出力する。ルックアップテーブル
73の内容は、図3に示した内分比変換関数を参考にし
て生成できる。図3はレベル差の絶対値の関数なので、
縦軸に線対称の関数をルックアップテーブル73で実現
するとよい。
【0065】乗算手段74は、レベル差Lと内分比Kを
乗算する。得られた乗算結果K・Lは除算手段75で1
/2されて、修正信号K・L/2となる。修正信号K・
L/2は正負の符号をもち、式の第2項に相当する。
【0066】加算手段76は第1の置換レベルS1と修
正信号K・L/2を加算し、第2の置換レベルS2を生
成する。
【0067】なお、除算手段71,75はまとめて加算
手段76の後に設けてもよい。また、除算手段71,7
5は実際の回路においては1ビットシフトによって構成
できるので、1ビットシフトして信号線を接続するだけ
で実現可能である。
【0068】図8は、図6に示した平滑化手段1および
信号修正手段2の他の実施例の詳細構成を示すブロック
図である。
【0069】図7の実施例との違いは、信号修正手段2
の構成が異なる点である。この実施例の信号修正手段2
は、減算手段72とルックアップテーブル85と加算手
段76とからなる。この実施例では、図7におけるルッ
クアップテーブル73と乗算手段74と除算手段75と
が1つのルックアップテーブル85で置き換えられてい
る。これは、ルックアップテーブル73と乗算手段74
と除算手段75とがレベル差Lの所定の関数として実現
できることによる。この所定の関数は、内分比決定関数
にレベル差Lを乗算し、1/2した関数であり、具体例
を図9に示す。
【0070】図9において、横軸はレベル差を表し、縦
軸は修正値(修正信号)を表す。関数fが、所定の関数
である。レベル差がしきい値L5以上でしきい値L3以
下の場合、修正値は値「0」となる。つまり、第1の置
換レベルS1がそのまま第2の置換レベルS2となる。
また、レベル差がしきい値L4以上あるいはしきい値L
6以下の場合、修正値はレベル差を1/2した値とな
り、第2の置換レベルS2は注目画素のレベルとなる。
また、レベル差がしきい値L6からしきい値L5の間あ
るいはしきい値L3からしきい値L4の間にある場合
は、注目画素と第1の置換レベルS1の間のレベルが第
2の置換レベルS2となる。
【0071】図10は、図6における平滑化手段1およ
び信号修正手段2のさらに他の実施例の詳細構成を示す
ブロック図である。
【0072】この実施例の平滑化手段1は、図7に示し
た実施例の平滑化手段1と同じ構成である。
【0073】この実施例の信号修正手段2は、平滑化手
段1からの第1の置換レベルS1に対して、注目画素の
レベルY(b)と隣接画素のレベルY(a)のレベル差
に応じて選択される5通りの内分比によって第2の置換
レベルS2を生成するものである。
【0074】この実施例の信号修正手段2は、注目画素
のレベルY(b)と隣接画素のレベルY(a)のレベル
差の絶対値を求める演算手段100、ルックアップテー
ブル101、乗算手段102,106、多入力の加算手
段103〜105、セレクタ107、除算手段108か
らなる。
【0075】まず、演算手段100で、注目画素のレベ
ルY(b)と隣接画素のレベルY(a)とのレベル差の
絶対値L’が求められる。また、注目画素のレベルY
(b)は、多入力の加算手段103〜105及び乗算手
段106にも入力される。乗算手段102,106及び
多入力の加算手段103〜105によって、5通りの内
分比による第2の置換レベルの4倍の値が生成される。
【0076】すなわち、信号線112には値「4」が入
力され、乗算手段102では第1の置換レベルS1を4
倍する。これは、後に除算手段108で1/4にされる
ので、内分比Kが値「0.0」をとる場合に等しい。ま
た、多入力の加算手段103では第1の置換レベルS1
と注目画素のレベルY(b)の比が3:1で加算され
る。これは内分比Kが値「0.25」をとる場合に等し
い。同様に、多入力の加算手段104は、内分比Kが値
「0.5」をとる場合に等しく、多入力加算手段105
は、内分比Kが値「0.75」をとる場合に等しい。ま
た、信号線113には値「4」が入力され、乗算手段1
06では注目画素のレベルY(b)が4倍され、これは
内分比Kが値「1.0」をとることに等しい。乗算手段
102,106および多入力の加算手段103〜105
の出力はセレクタ107に入力される。
【0077】演算手段100から出力されたレベル差
(の絶対値)L’はルックアップテーブル101に入力
される。ルックアップテーブル101では、レベル差
L’に応じて、5通りの内分比K(=0.0,0.2
5,0.5,0.75,1.0)に相当するセレクト信
号SS1〜5を出力する。
【0078】図11にルックアップテーブル101に格
納する関数を示す。横軸はレベル差を表し、縦軸は出力
されるセレクト信号SSを表す。レベル差L’がしきい
値L7以下の場合、ルックアップテーブル101は内分
比Kの値「0.0」の場合を選択するセレクト信号SS
1を出力する。また、レベル差L’がしきい値L7より
大きく、しきい値L8以下の場合、内分比Kの値「0.
25」の場合を選択するセレクト信号SS2を出力す
る。また、レベル差L’がしきい値L8より大きく、し
きい値L9以下の場合は内分比Kの値「0.5」の場合
を選択するセレクト信号SS3を出力する。同様に、レ
ベル差L’がしきい値L9より大きく、しきい値L10
以下の場合は内分比Kの値「0.75」の場合を選択す
るセレクト信号SS4を出力し、レベル差L’がしきい
値L10より大きい場合は、内分比Kの値「1.0」の
場合を選択するセレクト信号SS5を出力する。
【0079】セレクタ107はルックアップテーブル1
01から出力されるセレクト信号SS1〜5により、そ
れぞれの内分比で第2の置換レベルを生成した信号の4
倍の信号4・S2を出力する。除算手段108では、セ
レクタ107から出力される信号4・S2を1/4にし
て正規化する。除算手段108から出力される信号が第
2の置換レベルS2である。
【0080】なお、乗算手段102,106では乗算に
よってレベルを4倍にしたが、実際は2ビットシフトす
ればよいので、信号線の接続を2ビットシフトすること
によって実現できる。また、除算手段108も同様にビ
ットシフトによって、実現できる。
【0081】なお、この実施例では、第2の置換レベル
S2を5通りの内分比のパターンで生成したが、5通り
に限るものではないのは勿論である。
【0082】図12は、本発明の第4発明に係る映像信
号処理装置のブロック図であり、この第4発明は、上述
の第2発明の映像信号処理方法を適用した映像信号処理
装置に係るものである。
【0083】この第4発明の映像信号処理装置は、一走
査線期間の遅延を行なう垂直遅延手段10,11、1画
素分の遅延を行う遅延手段12〜15、ノイズ低減手段
16〜19及び置換信号合成手段20からなる。
【0084】この実施例では、注目画素と注目画素の上
下左右に隣接する隣接画素を用いてノイズの低減を行
う。
【0085】画像の入力信号Yは、垂直遅延手段10,
11と遅延手段12〜15によって、注目画素のレベル
Y(b)、注目画素の上部に隣接する上画素のレベルY
(bu)、注目画素の右に隣接する右画素のレベルY
(br)、注目画素の左に隣接する左画素のレベルY
(bl)、そして注目画素の下に隣接する下画素のレベ
ルY(bd)を同時に扱えるようになる。
【0086】各ノイズ低減手段16〜19は、図6に示
された実施例と同様の構成を有しており、ノイズ低減手
段16では注目画素のレベルY(b)と下画素のレベル
Y(bd)を用いて、注目画素と下画素の隣接方向で第
2の置換レベルS2dを生成する。同様に、ノイズ低減
手段17では注目画素のレベルY(b)と右画素のレベ
ルY(br)を用いて、注目画素と右画素の隣接方向で
第2の置換レベルS2rを生成する。また、ノイズ低減
手段18では注目画素のレベルY(b)と左画素のレベ
ルY(bl)を用いて、注目画素と左画素の隣接方向で
第2の置換レベルS2lを生成する。また、ノイズ低減
手段19では注目画素のレベルY(b)と上画素のレベ
ルY(bu)を用いて、注目画素と上画素の隣接方向で
第2の置換レベルS2uを生成する。
【0087】置換信号合成手段20は、各隣接方向毎の
第2の置換レベルS2u,S2d,S2r,S2lを合
成し、合成置換レベルS2sを生成する。合成置換レベ
ルS2sを注目画素のレベルと置き換えることにより、
バランスのとれたノイズの低減を行える。
【0088】ノイズ低減手段16〜19は、上述の図
6、したがって、図7、図8、図10に示したいづれか
の映像信号処理装置の実施例と同様の回路で実現でき
る。
【0089】図13は、置換信号合成手段20のブロッ
ク図であり、この置換信号合成手段20は、乗算手段1
40〜143、多入力の加算手段144、正規化手段1
45からなる。乗算手段140〜143で、各隣接方向
の第2の置換レベルに重み係数146〜149を乗ずる
ことによって、隣接方向別の重み付けを行う。多入力加
算手段144では、重み付けが行われた第2の置換レベ
ルを加算する。多入力加算手段144から出力された合
成信号を正規化手段145で正規化(除算)することに
より、合成置換レベルS2が生成される。
【0090】この重み係数として、例えば、上下方向
(146,149)をそれぞれ「2」、左右方向(14
7,148)をそれぞれ「1」にし、正規化手段145
では、加算手段144からの合成信号を「6」で除算す
る。
【0091】なお、本実施例では乗算手段140〜14
3を設けたが、重み付けを行わない場合は必要なく、ま
た、単にビットシフトで構成できる場合もある。また、
正規化手段145も重み付け係数の和で除算する構成と
してもよく、係数の和によってはビットシフトで構成で
きる場合がある。
【0092】また、本実施例では隣接画素として上下左
右の4方向の画素を用いたが、4方向に限られるもので
はない。(例えば、上下2方向だけの構成にしてもよ
い。)上述の各実施例では、モノクロ情報を例にとり説
明したが、カラー情報についてはR、G、B独立して適
用する方法は適切でなく、レベルとして輝度信号あるい
はG信号を用いて処理を行う方が適切である。
【0093】また、遅延手段として、ラッチやフリップ
フロップ等を用いて、所定のクロックで同期した同期回
路で構成してもよい。
【0094】また、垂直遅延手段としてはラインメモリ
やバッファ等がある。
【0095】また、上述の各実施例ではハードウエア構
成で説明したが、命令を実行するCPU(もしくはDS
P)、CPUに与える命令やテーブルを格納するRO
M、CPUが命令を実行するためのワークエリアおよび
CPUが本発明の処理を行うために用いる走査線2本分
のラインバッファのためのRAM、映像信号を取り込ん
だり出力するためのIOポートとでCPUシステムを構
成し(図示していない)、実質的同一なソフトウエアル
ーチンを用いて実現してもよい。
【0096】
【発明の効果】以上のように本発明の映像信号処理方法
および映像信号処理装置では、単純なしきい値処理によ
り平滑化処理の有無を決定するのではなく、注目画素と
隣接画素との相関によって内分比を決定して、平滑化レ
ベル(第1の置換レベル)を修正する構成を取っている
ので、疑似輪郭が発生しにくく、画像のエッジや細線を
保存してノイズの低減を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1発明に係る映像信号処理方法のフ
ローチャートである。
【図2】注目画素と隣接画素の位置関係の説明図であ
る。
【図3】内分比決定関数の説明図である。
【図4】内分の説明図である。
【図5】本発明の第2発明に係る映像信号処理方法のフ
ローチャートである。
【図6】本発明の第3発明に係る映像信号処理装置のブ
ロック図である。
【図7】図6の平滑化手段1および信号修正手段2の詳
細構成を示すブロック図である。
【図8】平滑化手段1および信号修正手段2の他の実施
例を示すブロック図である。
【図9】所定の関数の説明図である。
【図10】平滑化手段1および信号修正手段2のさらに
他の実施例を示すブロック図である。
【図11】ルックアップテーブル101に格納する関数
の説明図である。
【図12】本発明の第4発明に係る映像信号処理装置の
ブロック図である。
【図13】図12における置換信号合成手段20の詳細
構成を示すブロック図である。
【図14】従来の平滑フィルタの説明図である。
【図15】平滑化フィルタを用いたノイズ低減の説明図
である。
【図16】メディアンフィルタを用いたノイズ低減の説
明図である。
【図17】平滑化フィルタを用いた場合の課題を示した
説明図である。
【図18】メディアンフィルタを用いた場合の課題を示
した説明図である。
【図19】しきい値処理による平滑化フィルタの説明図
である。
【図20】しきい値処理で平滑フィルタを切り換えた場
合の課題を示した説明図である。
【符号の説明】
1 平滑化手段 2 信号修正手段 10,11 垂直遅延手段 12〜15 遅延手段 16〜19 ノイズ低減手段 20 置換信号合成手段 n1 平滑化ステップ n2 内分比決定ステップ n3 置換レベル生成ステップ n4 置換ステップ n10 方向別平滑化ステップ n11 方向別内分比決定ステップ n12 方向別置換レベル生成ステップ n13 合成置換ステップ Y(b) 注目画素レベル S1 第1の置換レベル S2 第2の置換レベル 70,76 加算手段 71,75,108 除算手段 72 減算手段 73,85,101 ルックアップテーブル 74,102,106,140〜143 乗算手段 f 所定の関数 100 レベル差(の絶対値)を求める演算手段 103〜105,144 多入力の加算手段 107 セレクタ 145 正規化手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/40 101 C

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の注目画素と前記注目画素に隣接す
    る画素とを用いて生成した置換レベルで前記注目画素の
    レベルを置き換える映像信号処理方法であって、 前記注目画素のレベルと前記注目画素の上部または下部
    に隣接する隣接画素のレベルとを平滑化処理して第1の
    置換レベルを生成する平滑化ステップと、 前記注目画素のレベルと前記隣接画素のレベルとの相関
    から内分比を求める内分比決定ステップと、 前記注目画素のレベルと前記第1の置換レベルとを、前
    記内分比で内分した値を第2の置換レベルとする置換レ
    ベル生成ステップと、 前記注目画素のレベルを前記第2の置換レベルで置き換
    える置換ステップと、 を備えることを特徴とする映像信号処理方法。
  2. 【請求項2】 画像の注目画素と前記注目画素に隣接す
    る複数の画素とを用いて生成した置換レベルで前記注目
    画素のレベルを置き換える映像信号処理方法であって、 前記注目画素のレベルと前記注目画素に隣接する複数の
    隣接画素のレベルとを用いて各隣接方向毎に平滑化処理
    を行って各隣接方向毎の第1の置換レベルをそれぞれ生
    成する方向別平滑化ステップと、 前記注目画素のレベルと前記各隣接画素のレベルとの相
    関から各隣接方向毎の内分比をそれぞれ求める方向別内
    分比決定ステップと、 前記注目画素のレベルと前記各隣接方向毎の第1の置換
    レベルとを、前記各隣接方向毎の内分比でそれぞれ内分
    して各隣接方向毎の第2の置換レベルをそれぞれ生成す
    る方向別置換レベル生成ステップと、 前記各隣接方向毎の第2の置換レベルを合成した合成置
    換レベルで前記注目画素のレベルを置き換える合成置換
    ステップと、 を備えることを特徴とする映像信号処理方法。
  3. 【請求項3】 前記合成置換ステップでは、前記各隣接
    方向毎の第2の置換レベルを、各隣接方向毎に所定の重
    みで重み付けして合成して合成置換レベルとする前記請
    求項第2項記載の映像信号処理方法。
  4. 【請求項4】 前記平滑化処理が、注目画素のレベルと
    隣接画素のレベルとの平均を求める処理である前記請求
    項第1項ないし第3項のいずれかに記載の映像信号処理
    方法。
  5. 【請求項5】 画像の注目画素のレベルと前記注目画素
    の上部または下部に隣接する隣接画素のレベルとを平滑
    化処理して第1の置換レベルを出力する平滑化手段と、 前記第1の置換レベルを、前記注目画素のレベルと前記
    隣接画素のレベルとの相関を用いて修正することによ
    り、前記注目画素のレベルとして置き換えるべき第2の
    置換レベルを生成する信号修正手段とを備え、 前記信号修正手段は、前記注目画素のレベルと前記第1
    の置換レベルとを、前記相関から求めた内分比で内分し
    た値の前記第2の置換レベルを生成するものであること
    を特徴とする映像信号処理装置。
  6. 【請求項6】 画像の注目画素のレベルと前記注目画素
    に隣接する隣接画素のレベルとを平滑化処理して第1の
    置換レベルを出力する平滑化手段と、前記第1の置換レ
    ベルを、前記注目画素のレベルと前記隣接画素のレベル
    との相関を用いて修正して第2の置換レベルを生成する
    信号修正手段とを、前記隣接方向毎に個別的に対応させ
    てそれぞれ複数備えるとともに、 前記複数の信号修正手段で生成された各隣接方向毎の前
    記第2の置換レベルを合成して前記注目画素のレベルと
    して置き換えるべき合成置換レベルを生成する置換信号
    合成手段を備え、 前記信号修正手段は、前記注目画素のレベルと前記第1
    の置換レベルとを、前記相関から求めた内分比で内分し
    た値の前記第2の置換レベルを生成するものであること
    を特徴とする映像信号処理装置。
  7. 【請求項7】 前記置換信号合成手段は、前記各隣接方
    向毎の第2の置換レベルを、隣接方向毎に所定の重みで
    重み付けして合成して合成置換レベルとする前記請求項
    第6項記載の映像信号処理装置。
  8. 【請求項8】 前記平滑化手段は、注目画素のレベルと
    隣接画素のレベルとの平均を求めるものである前記請求
    項第5項ないし第7項のいずれかに記載の映像信号処理
    装置。
  9. 【請求項9】 前記信号修正手段は、注目画素のレベル
    と隣接画素のレベルとのレベル差を所定の関数で変換し
    て修正信号を生成し、第1の置換レベルに前記修正信号
    を加算して前記第2の置換レベルを生成するものである
    前記請求項第5項ないし第8項のいずれかに記載の映像
    信号処理装置。
  10. 【請求項10】 前記所定の関数は、注目画素のレベル
    と隣接画素のレベルとのレベル差が小さいほど第2の置
    換レベルを第1の置換レベルに近くし、前記レベル差が
    大きいほど前記第2の置換レベルを注目画素のレベルに
    近くするような連続関数である前記請求項第9項記載の
    映像信号処理装置。
  11. 【請求項11】 前記信号修正手段は、注目画素のレベ
    ルと隣接画素のレベルとのレベル差を内分比決定関数で
    変換して得られた内分比で、注目画素のレベルと平滑化
    手段から出力される第1の置換レベルとを内分すること
    により得られた値を、第2の置換レベルとするものであ
    る前記請求項第5項ないし第8項のいずれかに記載の映
    像信号処理装置。
  12. 【請求項12】 前記内分比決定関数は、注目画素のレ
    ベルと隣接画素のレベルとのレベル差が小さいほど第2
    の置換レベルが第1の置換レベルに近くなるような内分
    比となり、前記レベル差が大きいほど前記第2の置換レ
    ベルが注目画素のレベルに近くなるような内分比となる
    前記請求項第11項記載の映像信号処理装置。
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