JPH0728841Y2 - 庭木の雪除け囲い - Google Patents

庭木の雪除け囲い

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JPH0728841Y2
JPH0728841Y2 JP9444892U JP9444892U JPH0728841Y2 JP H0728841 Y2 JPH0728841 Y2 JP H0728841Y2 JP 9444892 U JP9444892 U JP 9444892U JP 9444892 U JP9444892 U JP 9444892U JP H0728841 Y2 JPH0728841 Y2 JP H0728841Y2
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pillar
cap head
hook
head
protruding portion
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JP9444892U
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JPH0655335U (ja
Inventor
正義 松田
Original Assignee
正義 松田
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  • Protection Of Plants (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本考案は、比較的高さのある庭木
等にも楽にかけられる雪除け囲いに関する。
【従来の技術】従来の雪除け囲いとしては、板片を円錐
形に組立てる簡単なものから、荒縄を一本一本結び合せ
てかける複雑なものまで種々あり、また最近では洋傘の
骨のように開閉する簡便なものも開発され使用されてい
る。
【考案が解決しようとする課題】しかし、この傘形に開
閉するものは、操作が簡単で背のとどくような低い木の
場合には楽にかけることができるが、高い木にあっては
梯子や脚立等を使っても周囲の木の枝が邪魔となって雪
がこいがかけ難い欠点があった。
【課題を解決するための手段】考案者は、このように比
較的高さのある木ならびに枝の張った木に対しても簡単
にかけられる傘形の雪がこいについて鋭意研究の結果、
主柱と支柱を別々にし、主柱の頭部に支柱を継続するた
めの誘導溝を設けた笠頭を冠着することによって、手が
とどかなくても手探りで主柱の先端に支柱を係止するこ
とができ、しかもこの支柱に紐を組合せて枝の張った木
にも容易にかけることのできる傘形の雪除け囲いを開発
することに成功したものである。
【作用】本考案は、自由に伸縮する主柱の先端頭部に支
柱係止用の誘導溝を設てた笠頭を冠着し、この主柱を立
木の幹部から頂部に向けて立設し、この主柱先端の笠頭
に向けて、別になっている支柱を伸ばして鈎フックを当
て下方に引くと、鈎フックは誘導溝に従って係止環に係
止される。したがって、この支柱の係止は鈎フックを笠
頭に当てただけで簡単に係止することができる。また紐
の付いている支柱の場合は前記のように先端のフックを
係止環に係止させた後、紐を引き出して張っている枝に
結びつけることにより立木全体に一様に雪除け囲いを作
ることができる。そして、この操作を繰返すことによっ
て立木の周囲に支柱が配される。そしてこの支柱の適所
を枝に紐で固定して雪除け囲いが完成される。
【実施例】添付図面により本考案を説明すると、図1は
本考案の雪除け囲いを庭木の立木にかけた状態図を示す
ものであって(図は紐(10)の部分は省略する)、図
2以下は本考案の雪除け囲いの構成を示す説明図であ
る。図2は主柱(1)に対して支柱(6)の関係を示す
構成図であり、主柱(1)に対して支柱(6)は別体と
なっており、支柱(6)は多数用意している。主柱
(1)および支柱(6)は矢印Aの如く伸縮自在であ
り、主柱(1)の先端頭部には支柱(6)の先端に設け
てある鈎フック(7)の係止用の係止環(5)を有する
笠頭(2)が冠着されている。図3は請求項1に示す支
柱(6)の別の実施例を示すもので前記請求項1に示し
ている支柱の先端のフック(7)の基部から紐(10)
を垂下させてなるものである。なお、図中の符号(1
1)は紐(10)の結び目を示している。図4は請求項
2に示す支柱(6)のさらに別の実施例を示しているも
ので、前記請求項1に示しているフック(7)を別体と
し、このフック(7)に紐(10)を結び(11)この
紐(10)をパイプ製の支柱(6)の中に挿通してなる
もので、この紐(10)の下端には細長い重錘を取付け
る。次に笠頭(2)については図5以下において説明す
る。図5は笠頭(2)の側面図であって、笠頭(2)は
全体としては円錐形状をなし、この頂端に凸出部(3)
を形成し、この凸出部(3)から側面にかけて波形の誘
導用の条溝(4)が形成され、この円錐状の笠頭(2)
の下部には環状の係止環(5)が接続片(8)によって
装着されている。したがって笠頭(2)は図6の底面図
や図3のX−X端面図に示すように凹凸のある波形面の
構成を示している。図2において本考案の雪除け棚の使
用態様を説明すると、主柱(1)を立木の幹に添って立
設し、支柱(6)を伸ばして支柱(6)の先端の鈎フッ
ク(7)を笠頭(2)に当てて下方に引くと、鈎フック
(7)は誘導溝(4)に従って簡単に係止環(5)に係
止される。したがってこの操作を繰返すことによって立
木の周囲に支柱(6)が配され、この支柱(6)の適所
を枝に紐で固定することによって図1に示されるような
雪除け囲いが完成される。図3、図4は支柱(6)の別
の実施例であり、支柱(6)の外に紐(10)を設けて
この紐によって広く張った枝にも雪除け囲いがかけられ
るようにするものである。図3は支柱(6)の先端のフ
ック(7)の基部に紐(10)を結びつけて垂下させて
おき、図2のように支柱(6)を係止環(5)にかけて
支柱(6)を適所の柱に紐によって固定した後、垂下し
ている紐(10)を使って遠くの枝に結びつけて図1に
示すような雪除け囲いが立木全体に完成できる。図4は
紐(10)の先端にフック(7)を結びつけ、この紐
(10)をパイプ製の支柱(6)内に挿通して納め、支
柱(6)を使って係止環(5)にフック(7)をかけだ
後支柱(6)を引き抜くと紐・(10)のみとなり自由
に遠くの枝に結びつけて図1に示すような雪除け囲いが
完成される。
【考案の効果】本考案の雪除け囲いは主柱(1)と支柱
(6)とが別体となって形成され、共に伸縮自在であ
り、主柱(1)の先端には誘導用の条溝(4)が設けて
あるため、立木の高さが高くても支柱(6)を伸ばして
先端の鈎フック(7)を笠頭(2)に当てて下方に引く
のみで鈎フック(7)は自然に誘導溝に従って係止環
(5)に引掛って係止されるため、高さのある大きな立
木に対しても容易に雪除け棚をかけることができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の雪除け囲いを立木にかけた状態図。
【図2】本考案の雪除け囲いの構成を示す説明図。
【図3】支柱の別の実施例を示す断面図。
【図4】支柱のさらに別の実施例を示す断面図。
【図5】笠頭の側面図。
【図6】笠頭の底面図。
【図7】笠頭X−X断面図。
【符号の説明】
(1)…主柱 (2)…笠頭 (3)…笠頭頂端の凸出部 (4)…誘導用の条溝 (5)…係止環 (6)…支柱 (7)…鈎フック (10)…紐 (11)…紐の結び目 (12)…重錘

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸縮自在の主柱(1)の頭部に頂端に凸出
    部(3)を有する円錐形の笠頭(2)を冠着し、該笠頭
    (2)の凸出部(3)から側面にかけて波形の誘導用の
    条溝(4)を設けると共に、笠頭(2)の下部に環状の
    係止環(5)を設け、該主柱(1)とは別に先端に鈎フ
    ック(7)を設けた伸縮自在の支柱(6)を多数本有し
    てなり、該主柱(1)および支柱(6)を傘形に組立て
    てなることを特徴とした庭木の雪除け囲い。
  2. 【請求項2】伸縮自在の主柱(1)の頭部に頂端に凸出
    部(3)を有する円錐形の笠頭(2)を冠着し、該笠頭
    (2)の凸出部(3)から側面にかけて波形の誘導用の
    条溝(4)を設けると共に、笠頭(2)の下部に環状の
    係止環(5)を設け、該主柱(1)とは別に先端に鈎フ
    ック(7)を設けた伸縮自在の支柱(6)を多数有し、
    該支柱(6)先端のフック(7)の基部から紐(10)
    を垂下してなる支柱(6)および主柱(1)を傘形に組
    立ててなることを特徴とした庭木の雪除け囲い。
  3. 【請求項3】伸縮自在の主柱(1)の頭部に頂端に凸出
    部(3)を有する円錐形の笠頭(2)を冠着し、該笠頭
    (2)の凸出部から側面にかけて波形の誘導用の条溝
    (4)を設けると共に、笠頭(2)の下部に環状の係止
    環(5)を設け、該主柱(1)とは別に伸縮自在のパイ
    プ材からなる支柱(6)を設け、該支柱(6)に先端に
    フック(7)を結着し下端に重錘を取付けた紐を支柱
    (6)内に挿通してなることを特徴とした庭木の雪除け
    囲い。
JP9444892U 1992-12-28 1992-12-28 庭木の雪除け囲い Expired - Lifetime JPH0728841Y2 (ja)

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JPH0655335U JPH0655335U (ja) 1994-08-02
JPH0728841Y2 true JPH0728841Y2 (ja) 1995-07-05

Family

ID=14110548

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CH716611A1 (de) * 2019-09-18 2021-03-31 Neogard Ag Vorrichtung zum Schutz einer Pflanze mit einem Blattbereich und einem Stammbereich.

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JPH0655335U (ja) 1994-08-02

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