JPH0728646Y2 - 防雨形照明器具 - Google Patents

防雨形照明器具

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JPH0728646Y2
JPH0728646Y2 JP2637090U JP2637090U JPH0728646Y2 JP H0728646 Y2 JPH0728646 Y2 JP H0728646Y2 JP 2637090 U JP2637090 U JP 2637090U JP 2637090 U JP2637090 U JP 2637090U JP H0728646 Y2 JPH0728646 Y2 JP H0728646Y2
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chassis
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globe
protrusion
glove
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JP2637090U
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JPH03116606U (ja
Inventor
秀雄 高橋
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東芝機器株式会社
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、雨水の降りかかる例えば玄関先の外壁など
に取り付ける防雨形照明器具に関する。
(従来の技術) 一般にこの種の照明器具は、シャーシにランプおよびそ
の点灯通電用の各種の電気部品を配設し、これらランプ
および点灯通電用の電気部品を覆うようにシャーシにグ
ローブを取り付け、前記シャーシを介して玄関先の外壁
などに取り付けるように構成されている。そして実開昭
63−188809号公報に見られるように、グローブとシャー
シとの間からシャーシの内側に雨水が浸入した場合に、
その雨水をシャーシの下端部から排出するようにしたも
のが知られている。すなわちこのものは、前面にランプ
が配設された四角形のシャーシの外周に、グローブの嵌
合口部を嵌合し、この嵌合口部の上部および下部からシ
ャーシに亘ってそれぞれ取付ねじを螺挿し、これら取付
ねじによりシャーシの下端面と嵌合口部の内面との間に
排水用の隙間が残るようにグローブをシャーシに取り付
け、シャーシの上部からその内側に浸入した雨水を前記
隙間を通して外部に排出するようにしたものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながらこのものにおいては、シャーシにグローブ
を取り付ける際に、グローブをシャーシに対して上方に
押し上げ過ぎて、或いは取付ねじの締め付け過ぎによる
シャーシの下端面の変形などで、シャーシの下端面とグ
ローブの嵌合口部との間に排水用の隙間が形成されない
まま組み立てられてしまうことがあり、このような場
合、器具内に雨水が残り、絶縁不良や腐食の原因となっ
てしまう。また従来のこの種の照明器具においては、シ
ャーシに対して常にグローブを同一の向きで取り付けな
ければならず、外観を好みに応じて変換するようなこと
ができない難点があった。
この考案はこのような点に着目してなされたもので、そ
の目的とするところは、シャーシの下端面とグローブの
嵌合口部の内面との間に常に一定以上の排水用の隙間を
確保でき、またグローブの取り付けの向きを好みに応じ
て変えることができる防雨形照明器具を提供することに
ある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) この考案はこのような目的を達成するために、前面にラ
ンプが配設された四角形のシャーシの外周に、グローブ
の嵌合口部を嵌合してこのグローブで前記ランプを覆
い、前記嵌合口部の上部および下部からシャーシに亘っ
てそれぞれ取付ねじを螺挿し、これら取付ねじによりシ
ャーシの下端面と前記嵌合口部の内面との間に排水用の
隙間が残るようにグローブをシャーシに取り付け、シャ
ーシの上部からその内側に浸入した雨水を前記隙間を通
して外部に排出するようにしたものにおいて、前記シャ
ーシの下端面に、この下端面とグローブの嵌合口部の内
面との間に一定以上の隙間を確保する突起を設け、かつ
シャーシの横幅と、前記突起の突出分を含めたシャーシ
の縦幅とをほぼ同一寸法に形成してその突起の突出分を
含めたシャーシの外周形状をほぼ正方形とし、前記グロ
ーブの嵌合口部の内周形状を前記正方形とほぼ同一寸法
の正方形に形成するようにしたものである。
(作用) このような構成においては、シャーシの内側に浸入した
雨水は、シャーシの下端側の排水用の隙間を通してシャ
ーシの外部に排出される。そしてこのような排水用の隙
間は、シャーシの下端面に形成された突起により常に確
実に確保され、したがって器具内に雨水が残るようなこ
とがなく、このためその雨水による絶縁不良や腐食の問
題を排除することができる。
一方、シャーシの前記突起の突出分を含めた外周形状が
ほぼ正方形で、前記グローブの嵌合口部の内周形状がそ
の正方形とほぼ同一寸法の正方形であるから、シャーシ
1から一旦グローブを取り外し、このグローブをその軸
回り方向に90度回動し、この状態で嵌合口部をシャーシ
の外周に嵌合することにより、グローブの向き変換して
グローブをシャーシに取り付けることができる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
図中1は板金製のシャーシで、このシャーシ1はベース
パッキン1aを介して玄関先の外壁などにほぼ垂直に取り
付けられるものである。シャーシ1の前面の上部には、
その左右方向に沿って庇状の防滴板2が取り付けられ、
この防滴板2はシャーシ1の前方側に向って上方に緩や
かに傾斜している。そしてこの防滴板2の直下の領域部
分において、シャーシ1の前面にランプソケット3が取
り付けられ、このランプソケット3にランプ4が装着さ
れている。さらに防滴板2の直下の領域部分において、
シャーシ1の前面に前記ランプ4に対する点灯通電用の
電気部品として、電源接続端子台5、点灯管ソケット
6、点灯管7、安定器8がそれぞれ取り付けられてい
る。そしてランプ4の背面側に反射板9が設けられ、ま
た安定器8に放熱板10が付設されている。
シャーシ1の周縁には、その前面側にほぼ直角に折曲す
る側板11…が一体に形成され、これら側板11…の中間部
にそれぞれねじ孔12…が穿設されているとともに、シャ
ーシ1の下端側に配置した側板11にはその下方に突出す
る一対のダボ状の突起13,13、およびその側縁に位置し
て排水用の切欠部14,14がそれぞれ形成されている。さ
らにこのシャーシ1には、前記防滴板2の下方でかつ防
滴板2の両端の位置より僅かにその内側にずれた部分に
おいて、上下に長いビード状の突条15,15がその前面側
に突出するように一体に形成されている。
シャーシ1の前面側にはグローブ17が設けられ、このグ
ローブ17は金属で形成されたグローブ枠18と、透光性の
合成樹脂で形成されたグローブ主体19とで構成されてい
る。グローブ枠18は四角形の環状に形成され、この環状
の周壁が前記シャーシ1の外形形状に対応する嵌合口部
20であり、この嵌合口部20の一側縁からその内側にほぼ
直角に支持壁21が延出形成されている。そして嵌合口部
20の上端および下端の中間部にそれぞれシャーシ1のね
じ孔12,12に対応する透孔22,22が形成され、また支持壁
21の内面に規制壁23が一体に突出形成され、この規制壁
23の内周側における支持壁21の内面に複数の凹部24…が
その周方向に沿って配列形成されている。
グローブ主体19は、第8図に示すように例えば一側面が
開口する蒲鉾状に形成され、その開口縁にフランジ25が
一体に形成され、このフランジ25がグローブ枠18におけ
る規制壁23の内周側で支持壁21の内面の部分に嵌合し、
かつこのフランジ25がグローブ枠18の内側に設けられた
複数の押え金具26…で押圧され、これによりグローブ枠
18とグローブ主体19とが一体的に組み立てられている。
さらにグローブ主体19の外面には例えば十字状に交差す
るように一対の飾り桟27,28が取り付けられている。こ
れら飾り桟27,28は、両端部に舌片29,29を一体に有し、
これら舌片29,29がグローブ枠18の支持壁21の内面側に
挿入され、選択された任意の凹部24…に嵌合し、この嵌
合によりグローブ主体19の外面に支持されている。
このように構成されたグローブ17は、嵌合口部20がシャ
ーシ1の外周に嵌合され、この状態で透孔22,22からシ
ャーシ1のねじ孔12,12に取付ねじ30,30が螺挿され、こ
れら取付ねじ30,30の締め付けによりシャーシ1に対し
て固定されている。そしてシャーシ1の下端側の側板11
の下面に突起13,13が設けられているため、取付ねじ30,
30の締め付けに拘らず、常にこの側板11と嵌合口部20と
の間に一定以上の排水用の隙間31が確保されている。
ところで、シャーシ1の横幅L1と、前記突起13,13の突
出分の長さを含めたシャーシ1の縦幅L2とは同一の寸法
に設定され、これにより突起13,13の突出分の長さを含
めた状態でのシャーシ1の外周形状が正方形となってい
る。一方、グローブ枠18における嵌合口部20の内周形状
はシャーシ1の外周形状よりも僅かに大きい正方形とな
っている。
このような構成においては、シャーシ1から一旦グロー
ブ17を取り外し、このグローブ17をその軸回り方向に90
度回動し、この状態で嵌合口部20をシャーシ1の外周に
嵌合し、嵌合口部20の上下側から透孔22,22を通してシ
ャーシ1のねじ孔12,12に取付ねじ30,30を螺挿すること
により、グローブ17の向きおよび飾り桟27,28の配置状
態を変換してグローブ17をシャーシ1に取り付けること
ができる。
さらに、飾り枠27,28の舌片29…を嵌合させて位置決め
するための凹部24…がグローブ枠18における支持壁21に
複数設けられているから、これら凹部24…を選択するこ
とにより、例えば飾り桟27を第8図に鎖線で示すよう
に、グローブ主体19の長手方向に位置をずらして設けた
り、或いは飾り桟27を取り除き、第9図に示すように、
グローブ主体19の長手方向に沿って平行に一対の飾り桟
28,28が配置するように模様変えをすることも可能であ
る。
一方、このように構成された照明器具においては、シャ
ーシ1の上端側の側板11とグローブ枠18の嵌合口部20と
の間の隙間から雨水が浸入することがあり、このような
場合、その雨水は防滴板2の上面に当り、この防滴板2
に沿ってその左右側に流動し、さらにその左右側の端縁
からシャーシ1の前面を伝わって流れ落ちる。このよう
に雨水が流動するが、ランプ4およびその点灯通電用の
電源接続端子台5、点灯管ソケット6、点灯管7、安定
器8の各電気部品が防滴板2の直下の領域部分に配設さ
れているから、雨水がこれらランプ4や各電気部品に触
れるようなことがなく、したがって絶縁不良が発生する
ようなことがない。さらにランプ4および各電気部品の
配設部分の両側に突条15,15が設けられており、このた
めシャーシ1の前面を伝わって流れ落ちる雨水が蛇行し
てその配設側に浸入するようなこともなく、したがって
より確実にランプ4や各電気部品に対する雨水の接触を
防止することができる。
シャーシ1の前面を伝わって流れ落ちた雨水は、シャー
シ1の下端の側板11に形成された切欠部14,14から隙間3
1を通してシャーシ1の外部に排出される。そしてこの
ような排水用の隙間31は、突起13,13により常に確実に
確保され、したがって器具内に雨水が残るようなことが
なく、このためその雨水による絶縁不良や腐食の問題を
排除することができる。
なお、前記実施例においては、グローブ17をグローブ枠
18とグローブ主体19との二部品で構成したが、その全体
が一体的な単一の構成のものであってもよい。また、シ
ャーシ1の外周形状およびグローブ17の嵌合口部20の内
周形状は、その相互の嵌合に所謂遊びが設けられるのが
普通であるから厳密な正方形である必要はなく、横幅と
縦幅とが数ミリ程度異なるほぼ正方形の状態であっても
何ら差し支えない。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、シャーシの下端
面とグローブの嵌合口部の内面との間に常に一定以上の
排水用の隙間を確保して器具内の雨水を常に確実に外部
に排出することができ、またグローブの取り付けの向き
を好みに応じて変えることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は照明器具の
縦断面図、第2図は照明器具の一部破断の正面図、第3
図はシャーシの正面図、第4図は第3図中のIV−IV線に
沿う断面図、第5図はグローブ枠の背面図、第6図は第
5図中のVI−VI線に沿う断面図、第7図は飾り桟の正面
図、第8図は照明器具の全体の外観図、第9図は飾り桟
の配置状態を変えた場合の照明器具の全体の外観図であ
る。 1…シャーシ、13…突起、17…グローブ、20…嵌合口
部、30…取付ねじ、31…隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面にランプが配設された四角形のシャー
    シの外周に、グローブの嵌合口部を嵌合してこのグロー
    ブで前記ランプを覆い、前記嵌合口部の上部および下部
    からシャーシに亘ってそれぞれ取付ねじを螺挿し、これ
    ら取付ねじによりシャーシの下端面と前記嵌合口部の内
    面との間に排水用の隙間が残るようにグローブをシャー
    シに取り付け、シャーシの上部からその内側に浸入した
    雨水を前記隙間を通して外部に排出するようにしたもの
    において、前記シャーシの下端面に、この下端面とグロ
    ーブの嵌合口部の内面との間に一定以上の隙間を確保す
    る突起を設け、かつシャーシの横幅と、前記突起の突出
    分を含めたシャーシの縦幅とをほぼ同一寸法に形成して
    その突起の突出分を含めたシャーシの外周形状をほぼ正
    方形とし、前記グローブの嵌合口部の内周形状を前記正
    方形とほぼ同一寸法の正方形に形成したことを特徴とす
    る防雨形照明器具。
JP2637090U 1990-03-15 1990-03-15 防雨形照明器具 Expired - Lifetime JPH0728646Y2 (ja)

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JPH03116606U JPH03116606U (ja) 1991-12-03
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