JPH07286445A - 外壁のリフレッシュ工法 - Google Patents
外壁のリフレッシュ工法Info
- Publication number
- JPH07286445A JPH07286445A JP10180894A JP10180894A JPH07286445A JP H07286445 A JPH07286445 A JP H07286445A JP 10180894 A JP10180894 A JP 10180894A JP 10180894 A JP10180894 A JP 10180894A JP H07286445 A JPH07286445 A JP H07286445A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall surface
- siding material
- wall
- adhesive
- existing building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】既存建物の躯体構造や外壁面を選ぶことなく、
意匠性に優れた外壁面を短期間で安価に施工することの
出来る外壁のリフレッシュ工法を提供する 【構成】既存建物の外壁面(1)に、必要な外層塗装が
施されたサイディング材(2)を接着剤で直接貼り付け
て新たな外壁面(3)を形成するものである。
意匠性に優れた外壁面を短期間で安価に施工することの
出来る外壁のリフレッシュ工法を提供する 【構成】既存建物の外壁面(1)に、必要な外層塗装が
施されたサイディング材(2)を接着剤で直接貼り付け
て新たな外壁面(3)を形成するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、住宅の外壁のリフレ
ッシュ工法に関するものである。
ッシュ工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築後長年月(例えば10年以上)を経
て古くなった建物の外壁のリフレッシュに対する要望が
増大している。
て古くなった建物の外壁のリフレッシュに対する要望が
増大している。
【0003】このような外壁のリフレッシュ方法とし
て、従来、古くなった外壁面に新たな塗装を直接施す方
法と、新しい外壁材を貼り付ける方法が行なわれてい
る。
て、従来、古くなった外壁面に新たな塗装を直接施す方
法と、新しい外壁材を貼り付ける方法が行なわれてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記において、塗装を
施す工法では、塗装の種類にも限界があり、意匠表現が
限られるのみならず、塗装作業の際に近隣への塗料飛散
対策や臭対策を迫られるという欠点がある。
施す工法では、塗装の種類にも限界があり、意匠表現が
限られるのみならず、塗装作業の際に近隣への塗料飛散
対策や臭対策を迫られるという欠点がある。
【0005】他方、外壁材を貼り付ける工法は、予め外
壁面に下地桟を取り付けてから、その下地桟へ外壁材を
貼り付けるものであり、次のような欠点がある。
壁面に下地桟を取り付けてから、その下地桟へ外壁材を
貼り付けるものであり、次のような欠点がある。
【0006】a)下地桟のために壁厚が大きくなって、
外壁面が大きく張り出すため、他の外装部材即ち窓、雨
戸、水切、樋等との取合いに特別な配慮が必要となる。
外壁面が大きく張り出すため、他の外装部材即ち窓、雨
戸、水切、樋等との取合いに特別な配慮が必要となる。
【0007】b)躯体構造や元の外壁の仕上げ状態によ
って下地桟の取付けが影響され、それら躯体構造や外壁
に応じて異なる取付けが必要とされる。
って下地桟の取付けが影響され、それら躯体構造や外壁
に応じて異なる取付けが必要とされる。
【0008】c)下地桟を打ち付けることよって元の外
壁を損傷する恐れがある。
壁を損傷する恐れがある。
【0009】d)上記のことから、職人に高い技能が要
求され、熟練した職人を手配しなければならない。
求され、熟練した職人を手配しなければならない。
【0010】e)同じく、上記のことから、工期が長く
なり(例えば30坪程度の建物で1棟当り1週間以上か
かっている)、ひいては高価なものとなってしまう。
なり(例えば30坪程度の建物で1棟当り1週間以上か
かっている)、ひいては高価なものとなってしまう。
【0011】この発明は、これら従来の欠点を解消し
て、既存建物の躯体構造や外壁面を選ぶことなく、意匠
性に優れた外壁面を短期間で安価に施工することの出来
る外壁のリフレッシュ工法を提供することを目的として
なされたものである。
て、既存建物の躯体構造や外壁面を選ぶことなく、意匠
性に優れた外壁面を短期間で安価に施工することの出来
る外壁のリフレッシュ工法を提供することを目的として
なされたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、既存建物の外壁面に、必要な外層塗
装が施されたサイディング材を接着剤で直接貼り付けて
新たな外壁面を形成することを特徴とするものである。
め、この発明では、既存建物の外壁面に、必要な外層塗
装が施されたサイディング材を接着剤で直接貼り付けて
新たな外壁面を形成することを特徴とするものである。
【0013】
【作用】上記の方法によれば、サイディング材を接着剤
で直接貼り付けるので、下地桟を取り付ける必要がな
い。また、貼り付けるサイディング材は予め工場で必要
な塗装などを施すので、基材エンボスなども使用でき豊
かな意匠表現が可能となる。
で直接貼り付けるので、下地桟を取り付ける必要がな
い。また、貼り付けるサイディング材は予め工場で必要
な塗装などを施すので、基材エンボスなども使用でき豊
かな意匠表現が可能となる。
【0014】
【実施例】図面は、この発明による既存建物の外壁面の
リフレッシュ工法の具体例を示したもので、既存外壁面
(1)へ、サイディング材(2)を接着剤で直接貼り付け
て、新たな外壁面(3)を形成するものである。接着剤
としては、弾性型のものが用いられる。
リフレッシュ工法の具体例を示したもので、既存外壁面
(1)へ、サイディング材(2)を接着剤で直接貼り付け
て、新たな外壁面(3)を形成するものである。接着剤
としては、弾性型のものが用いられる。
【0015】また、貼り付けられるサイディング材
(2)は、予めその表面に必要な仕上げ塗装を施したも
のを現場へ搬入して、必要により寸法切りして貼り付け
る。サイディング材(2)の材質としては、フレキシブ
ルボード、ガラス繊維強化コンクリート板や金属板など
各種のものが使用できる。
(2)は、予めその表面に必要な仕上げ塗装を施したも
のを現場へ搬入して、必要により寸法切りして貼り付け
る。サイディング材(2)の材質としては、フレキシブ
ルボード、ガラス繊維強化コンクリート板や金属板など
各種のものが使用できる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、次のような効果が得
られる。
られる。
【0017】1)下地材を打ち付けるものではないか
ら、躯体構造を選ばない。
ら、躯体構造を選ばない。
【0018】2)元の外壁面の仕上げ方法に左右され
ず、ある程度の凹凸があるものでも直接貼り付けること
が出来る。
ず、ある程度の凹凸があるものでも直接貼り付けること
が出来る。
【0019】3)前記と同様に下地材を貼り付けるもの
ではないので、元の外壁面を損傷する虞がない。むし
ろ、貼り付けることで外壁面の補強効果を期待できる。
ではないので、元の外壁面を損傷する虞がない。むし
ろ、貼り付けることで外壁面の補強効果を期待できる。
【0020】4)必要な仕上げ塗装などは工場で行なわ
れており、現場作業は必要により寸法切りして接着する
だけであるので、現場作業が容易となる。
れており、現場作業は必要により寸法切りして接着する
だけであるので、現場作業が容易となる。
【0021】5)サイディング材に適切な厚さのものを
選ぶことで、他の外装部材との取合いを考慮する必要が
なく、上記のように寸法切りして貼り付けるだけである
から、熟練を必要とせず、職人を選ばない。
選ぶことで、他の外装部材との取合いを考慮する必要が
なく、上記のように寸法切りして貼り付けるだけである
から、熟練を必要とせず、職人を選ばない。
【0022】6)上記のように必要な仕上げを工場で行
なうから、塗装による表情だけでなく、基材エンボスも
利用でき、多種多様の表面意匠を選択できる。
なうから、塗装による表情だけでなく、基材エンボスも
利用でき、多種多様の表面意匠を選択できる。
【0023】7)また、サイディング材自身も各種のも
のを選択できる。
のを選択できる。
【0024】8)上記により、2人の作業員で2〜3日
で施工できると言ったように、工期を大幅に短縮でき
る。
で施工できると言ったように、工期を大幅に短縮でき
る。
【0025】9)現場塗装を行なう必要がないから、近
隣への塗料の飛散や臭対策を考慮する必要がない。
隣への塗料の飛散や臭対策を考慮する必要がない。
【0026】10)現場作業を省力出来るとともに、下
地材のようなものが不要であるから、安価に施工するこ
とが出来る。
地材のようなものが不要であるから、安価に施工するこ
とが出来る。
【図1】この発明の実施例を示す建物の外壁部分の斜視
図である。
図である。
(1) 既存外壁面 (2) サイディング材 (3) 新たな外壁面
Claims (1)
- 【請求項1】 既存建物の外壁面に、必要な外層塗装が
施されたサイディング材を接着剤で直接貼り付けて新た
な外壁面を形成することを特徴とする外壁のリフレッシ
ュ工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180894A JPH07286445A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 外壁のリフレッシュ工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180894A JPH07286445A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 外壁のリフレッシュ工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07286445A true JPH07286445A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=14310442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10180894A Pending JPH07286445A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 外壁のリフレッシュ工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07286445A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115012689A (zh) * | 2022-06-21 | 2022-09-06 | 中铁第六勘察设计院集团有限公司 | 一种用于城市更新项目防止原外墙饰面砖脱落的施工方法 |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP10180894A patent/JPH07286445A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115012689A (zh) * | 2022-06-21 | 2022-09-06 | 中铁第六勘察设计院集团有限公司 | 一种用于城市更新项目防止原外墙饰面砖脱落的施工方法 |
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