JPH07283784A - 光送受信方式と光受信装置 - Google Patents
光送受信方式と光受信装置Info
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- JPH07283784A JPH07283784A JP6068835A JP6883594A JPH07283784A JP H07283784 A JPH07283784 A JP H07283784A JP 6068835 A JP6068835 A JP 6068835A JP 6883594 A JP6883594 A JP 6883594A JP H07283784 A JPH07283784 A JP H07283784A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 周波数多重光伝送に用いる光受信装置におい
て、歪特性の最適化を行う。 【構成】 周波数多重光伝送信号に周波数の異なる二つ
のパイロット信号を多重して伝送し、受信側において、
二つのパイロット信号により発生する相互変調歪成分を
抽出することで受信器の歪モニタが可能となる。
て、歪特性の最適化を行う。 【構成】 周波数多重光伝送信号に周波数の異なる二つ
のパイロット信号を多重して伝送し、受信側において、
二つのパイロット信号により発生する相互変調歪成分を
抽出することで受信器の歪モニタが可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光通信等に用いる光送受
信方式と光受信装置に関する。
信方式と光受信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の光受信装置について、図面ととも
に説明する。例えば、周波数多重光伝送における光受信
装置は図４に示すとおりであり、１は光入力信号２を電
気信号に変換する受光回路、３は受光回路１からの電気
信号を増幅する第１の利得可変増幅器、４は第１の利得
可変増幅器３の出力信号を増幅する第２の利得可変増幅
器、５は第２の利得可変増幅器４の出力信号を伝送信号
６とモニタ用信号７とに分岐する分岐回路、８はモニタ
用信号７の中からレベルモニタ用パイロット信号を抽出
しレベルモニタ用パイロット信号のレベル値を代表する
信号を出力するレベル制御回路、９はレベル制御回路８
において、レベルモニタ用パイロット信号を抽出する第
１の帯域通過フィルタ、１０はその抽出された信号の波
高値を代表する電圧を出力する第１の検波回路、１１は
第１の基準電圧１２と第１の検波回路１０の出力電圧を
比較し、その誤差電圧を出力する第１の比較回路、１３
はその誤差電圧を増幅する第１の誤差増幅回路である。
第１の利得可変増幅器３と第２の利得可変増幅器４の利
得はともにレベル制御回路８の出力する信号でフィード
バック制御されている。
に説明する。例えば、周波数多重光伝送における光受信
装置は図４に示すとおりであり、１は光入力信号２を電
気信号に変換する受光回路、３は受光回路１からの電気
信号を増幅する第１の利得可変増幅器、４は第１の利得
可変増幅器３の出力信号を増幅する第２の利得可変増幅
器、５は第２の利得可変増幅器４の出力信号を伝送信号
６とモニタ用信号７とに分岐する分岐回路、８はモニタ
用信号７の中からレベルモニタ用パイロット信号を抽出
しレベルモニタ用パイロット信号のレベル値を代表する
信号を出力するレベル制御回路、９はレベル制御回路８
において、レベルモニタ用パイロット信号を抽出する第
１の帯域通過フィルタ、１０はその抽出された信号の波
高値を代表する電圧を出力する第１の検波回路、１１は
第１の基準電圧１２と第１の検波回路１０の出力電圧を
比較し、その誤差電圧を出力する第１の比較回路、１３
はその誤差電圧を増幅する第１の誤差増幅回路である。
第１の利得可変増幅器３と第２の利得可変増幅器４の利
得はともにレベル制御回路８の出力する信号でフィード
バック制御されている。
【０００３】図４において、光入力信号２が大きくなる
と受光回路１の出力する電気信号が大きくなり、レベル
制御回路８は第１の利得可変増幅器３と第２の利得可変
増幅器４の利得を小さくする信号を出力し、第１の利得
可変増幅器３と第２の利得可変増幅器４の利得がともに
小さくなって、伝送信号６のレベル値は一定に保たれ
る。逆に、光入力信号２が小さくなると受光回路１の出
力する電気信号が小さくなり、レベル制御回路８は第１
の利得可変増幅器３と第２の利得可変増幅器４の利得を
大きくする信号を出力し、第１の利得可変増幅器３と第
２の利得可変増幅器４の利得がともに大きくなって、伝
送信号６のレベル値は一定に保たれる。このように上記
従来の光受信装置では、光入力信号のレベルに関わらず
に一定レベルの伝送信号を出力することができる。
と受光回路１の出力する電気信号が大きくなり、レベル
制御回路８は第１の利得可変増幅器３と第２の利得可変
増幅器４の利得を小さくする信号を出力し、第１の利得
可変増幅器３と第２の利得可変増幅器４の利得がともに
小さくなって、伝送信号６のレベル値は一定に保たれ
る。逆に、光入力信号２が小さくなると受光回路１の出
力する電気信号が小さくなり、レベル制御回路８は第１
の利得可変増幅器３と第２の利得可変増幅器４の利得を
大きくする信号を出力し、第１の利得可変増幅器３と第
２の利得可変増幅器４の利得がともに大きくなって、伝
送信号６のレベル値は一定に保たれる。このように上記
従来の光受信装置では、光入力信号のレベルに関わらず
に一定レベルの伝送信号を出力することができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光受信装置では、歪に対する制御は行われておら
ず、光入力信号レベルに比例して歪が大きくなるという
問題があった。
来の光受信装置では、歪に対する制御は行われておら
ず、光入力信号レベルに比例して歪が大きくなるという
問題があった。
【０００５】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、光入力信号レベルに応じて自動的に歪が最
適化される優れた光受信装置を提供することを目的とし
ている。
ものであり、光入力信号レベルに応じて自動的に歪が最
適化される優れた光受信装置を提供することを目的とし
ている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、周波数多重光伝送信号に周波数の異なる二
つのパイロット信号を多重して伝送し、光受信装置にお
いて、この二つのパイロット信号により発生する相互変
調歪成分を抽出することで光受信装置の歪をモニタし、
その相互変調歪成分のレベルに応じて光受信器内の信号
のレベルダイヤを自動的に変えることで、光入力信号が
変化しても常に歪が最適になるようにしたものである。
するために、周波数多重光伝送信号に周波数の異なる二
つのパイロット信号を多重して伝送し、光受信装置にお
いて、この二つのパイロット信号により発生する相互変
調歪成分を抽出することで光受信装置の歪をモニタし、
その相互変調歪成分のレベルに応じて光受信器内の信号
のレベルダイヤを自動的に変えることで、光入力信号が
変化しても常に歪が最適になるようにしたものである。
【０００７】
【作用】したがって、本発明によれば、光入力信号のレ
ベルが変化しても、それに応じて光受信装置内の信号の
レベルダイヤが自動的に変化し歪特性が最適になる。
ベルが変化しても、それに応じて光受信装置内の信号の
レベルダイヤが自動的に変化し歪特性が最適になる。
【０００８】
【実施例】本発明の第１の実施例における光受信装置に
ついて図面とともに説明する。図１において、１は光入
力信号２を電気信号に変換する受光回路、３は受光回路
１からの電気信号を増幅する第１の利得可変増幅器、４
は第１の利得可変増幅器３の出力信号を増幅する第２の
利得可変増幅器、５は第２の利得可変増幅器４の出力信
号を伝送信号６とモニタ用信号７とに分岐する分岐回
路、８はモニタ用信号７の中からレベルモニタ用パイロ
ット信号を抽出しレベルモニタ用パイロット信号のレベ
ル値を代表する信号を出力するレベル制御回路、９はレ
ベル制御回路８において、レベルモニタ用パイロット信
号を抽出する第１の帯域通過フィルタ、１０はその抽出
された信号の波高値を代表する電圧を出力する第１の検
波回路、１１は第１の基準電圧１２と第１の検波回路１
０の出力電圧を比較し、その誤差電圧を出力する第１の
比較回路、１３はその誤差電圧を増幅する第１の誤差増
幅回路であり、第２の利得可変増幅器４の利得はレベル
制御回路８の出力する信号でフィードバック制御されて
いる。１４は２波の歪モニタ用パイロット信号によって
発生する相互変調歪成分を抽出し相互変調歪成分のレベ
ル値を代表する信号を出力する歪制御回路であり、相互
変調歪成分を抽出する第２の帯域通過フィルタ１５と、
その抽出された信号の波高値を代表する電圧を出力する
第２の検波回路１６と、第２の基準電圧１７と、第２の
検波回路１６の出力電圧と第２の基準電圧１７とを比較
しその誤差電圧を出力する第２の比較回路１８と、この
誤差電圧を増幅する第２の誤差増幅回路１９と、リミッ
タ回路２０とで構成されている。第１の利得可変増幅器
３の利得は歪制御回路６の出力する信号でフィードバッ
ク制御されている。
ついて図面とともに説明する。図１において、１は光入
力信号２を電気信号に変換する受光回路、３は受光回路
１からの電気信号を増幅する第１の利得可変増幅器、４
は第１の利得可変増幅器３の出力信号を増幅する第２の
利得可変増幅器、５は第２の利得可変増幅器４の出力信
号を伝送信号６とモニタ用信号７とに分岐する分岐回
路、８はモニタ用信号７の中からレベルモニタ用パイロ
ット信号を抽出しレベルモニタ用パイロット信号のレベ
ル値を代表する信号を出力するレベル制御回路、９はレ
ベル制御回路８において、レベルモニタ用パイロット信
号を抽出する第１の帯域通過フィルタ、１０はその抽出
された信号の波高値を代表する電圧を出力する第１の検
波回路、１１は第１の基準電圧１２と第１の検波回路１
０の出力電圧を比較し、その誤差電圧を出力する第１の
比較回路、１３はその誤差電圧を増幅する第１の誤差増
幅回路であり、第２の利得可変増幅器４の利得はレベル
制御回路８の出力する信号でフィードバック制御されて
いる。１４は２波の歪モニタ用パイロット信号によって
発生する相互変調歪成分を抽出し相互変調歪成分のレベ
ル値を代表する信号を出力する歪制御回路であり、相互
変調歪成分を抽出する第２の帯域通過フィルタ１５と、
その抽出された信号の波高値を代表する電圧を出力する
第２の検波回路１６と、第２の基準電圧１７と、第２の
検波回路１６の出力電圧と第２の基準電圧１７とを比較
しその誤差電圧を出力する第２の比較回路１８と、この
誤差電圧を増幅する第２の誤差増幅回路１９と、リミッ
タ回路２０とで構成されている。第１の利得可変増幅器
３の利得は歪制御回路６の出力する信号でフィードバッ
ク制御されている。
【０００９】次に上記第１の実施例の動作について説明
する。上記第１の実施例において、光入力信号２が大き
くなると受光回路１の出力する電気信号が大きくなり、
レベル制御回路８は第２の利得可変増幅器４の利得を小
さくする信号を出力し、第２の利得可変増幅器４の利得
が小さくなって、伝送信号６のレベル値は一定に保たれ
る。同時に歪制御回路１４が伝送信号６中の前記相互変
調歪成分のレベル値が基準電圧１７に相当するレベル値
になるよう第１の利得可変増幅器３の利得を増減する。
このとき前記レベル制御回路８により伝送信号６ひいて
は第２の利得可変増幅器４の出力レベルが一定に保たれ
るため、第１の利得可変増幅器３と第２の利得可変増幅
器４への利得配分率が変わり光受信装置内のレベルダイ
ヤが変化する。逆に、光入力信号２が小さくなると受光
回路１の出力する電気信号が小さくなり、レベル制御回
路８は第２の利得可変増幅器４の利得を大きくする信号
を出力し、第２の利得可変増幅器４の利得が大きくなっ
て、伝送信号６のレベル値は一定に保たれる。同時に歪
制御回路１４が伝送信号６中の前記相互変調歪成分のレ
ベル値が基準電圧１７に相当するレベル値になるよう第
１の利得可変増幅器３の利得を増減する。このとき前記
レベル制御回路８により伝送信号６ひいては第２の利得
可変増幅器４の出力レベルが一定に保たれるため、第１
の利得可変増幅器３と第２の利得可変増幅器４への利得
配分率が変わり光受信装置内のレベルダイヤが変化す
る。
する。上記第１の実施例において、光入力信号２が大き
くなると受光回路１の出力する電気信号が大きくなり、
レベル制御回路８は第２の利得可変増幅器４の利得を小
さくする信号を出力し、第２の利得可変増幅器４の利得
が小さくなって、伝送信号６のレベル値は一定に保たれ
る。同時に歪制御回路１４が伝送信号６中の前記相互変
調歪成分のレベル値が基準電圧１７に相当するレベル値
になるよう第１の利得可変増幅器３の利得を増減する。
このとき前記レベル制御回路８により伝送信号６ひいて
は第２の利得可変増幅器４の出力レベルが一定に保たれ
るため、第１の利得可変増幅器３と第２の利得可変増幅
器４への利得配分率が変わり光受信装置内のレベルダイ
ヤが変化する。逆に、光入力信号２が小さくなると受光
回路１の出力する電気信号が小さくなり、レベル制御回
路８は第２の利得可変増幅器４の利得を大きくする信号
を出力し、第２の利得可変増幅器４の利得が大きくなっ
て、伝送信号６のレベル値は一定に保たれる。同時に歪
制御回路１４が伝送信号６中の前記相互変調歪成分のレ
ベル値が基準電圧１７に相当するレベル値になるよう第
１の利得可変増幅器３の利得を増減する。このとき前記
レベル制御回路８により伝送信号６ひいては第２の利得
可変増幅器４の出力レベルが一定に保たれるため、第１
の利得可変増幅器３と第２の利得可変増幅器４への利得
配分率が変わり光受信装置内のレベルダイヤが変化す
る。
【００１０】このように上記第１の実施例によれば、光
入力信号２が変化しても、伝送信号６の歪レベルに応じ
て光受信装置内のレベルダイヤが自動的に変化し、伝送
信号の歪が常に最適に制御されるという利点を有する。
入力信号２が変化しても、伝送信号６の歪レベルに応じ
て光受信装置内のレベルダイヤが自動的に変化し、伝送
信号の歪が常に最適に制御されるという利点を有する。
【００１１】図２は本発明の第２の実施例の構成を示す
ものである。図２において、第１の実施例と異るところ
のみ説明すると、２１はレベル制御回路８の出力する信
号と歪制御回路１４の出力する信号とを加算する加算回
路であり、第１の利得可変増幅器３の利得は加算回路２
１の出力する信号でフィードバック制御され、第２の利
得可変増幅器４の利得は第１の実施例と同様レベル制御
回路８の出力する信号でフィードバック制御されてい
る。上記以外の構成は第１の実施例と同じである。
ものである。図２において、第１の実施例と異るところ
のみ説明すると、２１はレベル制御回路８の出力する信
号と歪制御回路１４の出力する信号とを加算する加算回
路であり、第１の利得可変増幅器３の利得は加算回路２
１の出力する信号でフィードバック制御され、第２の利
得可変増幅器４の利得は第１の実施例と同様レベル制御
回路８の出力する信号でフィードバック制御されてい
る。上記以外の構成は第１の実施例と同じである。
【００１２】次に上記第２の実施例の動作について説明
する。上記第２の実施例において、光入力信号２が大き
くなると受光回路１の出力する電気信号が大きくなり、
レベル制御回路８は第１の利得可変増幅器３と第２の利
得可変増幅器４の利得を小さくする信号を出力し、同時
に歪制御回路１４が伝送信号６中の前記相互変調歪成分
のレベル値が基準電圧１７に相当するレベル値になるよ
う第１の利得可変増幅器３の利得を増減する信号を出力
する。第１の利得可変増幅器３の利得は加算回路２１の
出力する信号で制御され、第２の利得可変増幅器４とは
異なる利得となるが、伝送信号６ひいては第２の利得可
変増幅器４の出力レベルは一定に保たれるため、第１の
利得可変増幅器３と第２の利得可変増幅器４への利得配
分率が変わり光受信装置内のレベルダイヤが変化し、第
１の実施例と同じ利点を有する。
する。上記第２の実施例において、光入力信号２が大き
くなると受光回路１の出力する電気信号が大きくなり、
レベル制御回路８は第１の利得可変増幅器３と第２の利
得可変増幅器４の利得を小さくする信号を出力し、同時
に歪制御回路１４が伝送信号６中の前記相互変調歪成分
のレベル値が基準電圧１７に相当するレベル値になるよ
う第１の利得可変増幅器３の利得を増減する信号を出力
する。第１の利得可変増幅器３の利得は加算回路２１の
出力する信号で制御され、第２の利得可変増幅器４とは
異なる利得となるが、伝送信号６ひいては第２の利得可
変増幅器４の出力レベルは一定に保たれるため、第１の
利得可変増幅器３と第２の利得可変増幅器４への利得配
分率が変わり光受信装置内のレベルダイヤが変化し、第
１の実施例と同じ利点を有する。
【００１３】図３は本発明の第３の実施例の構成を示す
ものである。図３において、第２の実施例と異るところ
のみ説明すると、２２はレベル制御回路８の出力する信
号から歪制御回路１４の出力する信号を減算する減算回
路であり、第２の利得可変増幅器４の利得は減算回路２
２の出力する信号でフィードバック制御される。上記以
外の構成は第２の実施例と同じである。
ものである。図３において、第２の実施例と異るところ
のみ説明すると、２２はレベル制御回路８の出力する信
号から歪制御回路１４の出力する信号を減算する減算回
路であり、第２の利得可変増幅器４の利得は減算回路２
２の出力する信号でフィードバック制御される。上記以
外の構成は第２の実施例と同じである。
【００１４】次に上記第３の実施例の動作について説明
する。上記第３の実施例において、光入力信号２が大き
くなると受光回路１の出力する電気信号が大きくなり、
レベル制御回路８は第１の利得可変増幅器３と第２の利
得可変増幅器４の利得を小さくする信号を出力し、同時
に歪制御回路１４が伝送信号６中の前記相互変調歪成分
のレベル値が基準電圧１７に相当するレベル値になるよ
う第１の利得可変増幅器３と第２の利得可変増幅器４の
利得を増減する信号を出力する。第１の利得可変増幅器
３の利得は加算回路２１の出力する信号で制御され、第
２の利得可変増幅器４は減算回路２２の出力する信号で
制御されるため両者は異なる利得となるが、伝送信号６
ひいては第２の利得可変増幅器４の出力レベルは一定に
保たれるため、第１の利得可変増幅器３と第２の利得可
変増幅器４への利得配分率が変わり光受信装置内のレベ
ルダイヤが変化し、第１の実施例と同じ利点を有する。
する。上記第３の実施例において、光入力信号２が大き
くなると受光回路１の出力する電気信号が大きくなり、
レベル制御回路８は第１の利得可変増幅器３と第２の利
得可変増幅器４の利得を小さくする信号を出力し、同時
に歪制御回路１４が伝送信号６中の前記相互変調歪成分
のレベル値が基準電圧１７に相当するレベル値になるよ
う第１の利得可変増幅器３と第２の利得可変増幅器４の
利得を増減する信号を出力する。第１の利得可変増幅器
３の利得は加算回路２１の出力する信号で制御され、第
２の利得可変増幅器４は減算回路２２の出力する信号で
制御されるため両者は異なる利得となるが、伝送信号６
ひいては第２の利得可変増幅器４の出力レベルは一定に
保たれるため、第１の利得可変増幅器３と第２の利得可
変増幅器４への利得配分率が変わり光受信装置内のレベ
ルダイヤが変化し、第１の実施例と同じ利点を有する。
【００１５】又上記第１、第２、第３の各実施例におけ
る歪制御回路は、レベルモニタ用パイロット信号の高調
波歪成分を抽出し、高調波歪成分のレベル値を代表する
信号を出力する回路とすることが出来る。
る歪制御回路は、レベルモニタ用パイロット信号の高調
波歪成分を抽出し、高調波歪成分のレベル値を代表する
信号を出力する回路とすることが出来る。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、上記実施例より明らか
なように、周波数多重光伝送信号に多重伝送する周波数
の異る二つのパイロット信号から発生する相互変調歪成
分で歪のモニタをすることにより、光入力信号のレベル
が変化しても、それに応じて光受信装置内の信号のレベ
ルダイヤが自動的に変化し歪特性が最適にできる。
なように、周波数多重光伝送信号に多重伝送する周波数
の異る二つのパイロット信号から発生する相互変調歪成
分で歪のモニタをすることにより、光入力信号のレベル
が変化しても、それに応じて光受信装置内の信号のレベ
ルダイヤが自動的に変化し歪特性が最適にできる。
【図１】本発明の第１の実施例における光受信装置の概
略ブロック図
略ブロック図
【図２】本発明の第２の実施例における光受信装置の概
略ブロック図
略ブロック図
【図３】本発明の第３の実施例における光受信装置の概
略ブロック図
略ブロック図
【図４】従来の光受信装置の概略ブロック図
１ 受光回路 ２ 光入力信号 ３ 第１の利得可変増幅器 ４ 第２の利得可変増幅器 ５ 分岐回路 ６ 伝送信号 ７ モニタ用信号 ８ レベル制御回路 ９ 第１の帯域通過フィルタ １０ 第１の検波回路 １１ 第１の比較回路 １２ 第１の基準電圧 １３ 第１の誤差増幅回路 １４ 歪制御回路 １５ 第２の帯域通過フィルタ １６ 第２の検波回路 １７ 第２の基準電圧 １８ 第２の比較回路 １９ 第２の誤差増幅回路 ２０ リミッタ回路 ２１ 加算回路 ２２ 減算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｂ 10/26 10/14 10/04 10/06
Claims (5)
- 【請求項１】周波数多重光伝送信号に周波数の異る二つ
のパイロット信号を多重して伝送し、受信側で二つのパ
イロット信号により発生する相互変調歪成分を抽出し、
歪のモニタをする光送受信方式。 - 【請求項２】光入力信号を電気信号に変換する受光回路
と、前記受光回路からの電気信号を増幅する複数個の利
得可変増幅器と、前記利得可変増幅器の出力信号を伝送
信号とモニタ用信号とに分岐する分岐回路と、前記モニ
タ用信号中からレベルモニタ用パイロット信号を抽出し
レベルモニタ用パイロット信号のレベル値を代表する信
号を出力するレベル制御回路と、前記モニタ用信号中か
ら２波の歪モニタ用パイロット信号により発生する相互
変調歪成分を抽出し相互変調歪成分のレベル値を代表す
る信号を出力する歪制御回路とを具備しており、前記複
数個の利得可変増幅器をレベル制御用利得可変増幅器群
と歪制御用利得可変増幅器群とに２分し、レベル制御用
利得可変増幅器群の利得を前記レベル制御回路の出力す
る信号でフィードバック制御し、歪制御用利得可変増幅
器群の利得を前記歪制御回路の出力する信号でフィード
バック制御し、伝送信号の出力レベルと歪レベルとを制
御する光受信装置。 - 【請求項３】光入力信号を電気信号に変換する受光回路
と、前記受光回路からの電気信号を増幅する複数個の利
得可変増幅器と、前記利得可変増幅器の出力信号を伝送
信号とモニタ用信号とに分岐する分岐回路と、前記モニ
タ用信号中からレベルモニタ用パイロット信号を抽出し
レベルモニタ用パイロット信号のレベル値を代表する信
号を出力するレベル制御回路と、前記モニタ用信号中か
ら２波の歪モニタ用パイロット信号により発生する相互
変調歪成分を抽出し相互変調歪成分のレベル値を代表す
る信号を出力する歪制御回路と、前記レベル制御回路の
出力する信号と前記歪制御回路の出力する信号とを加算
する加算回路とを具備しており、前記複数個の利得可変
増幅器を２分し、一方の利得可変増幅器群の利得を前記
レベル制御回路の出力する信号でフィードバック制御
し、他方の利得可変増幅器群の利得を前記加算回路の出
力する信号でフィードバック制御し、伝送信号の出力レ
ベルと歪レベルとを制御する光受信装置。 - 【請求項４】光入力信号を電気信号に変換する受光回路
と、前記受光回路からの電気信号を増幅する複数個の利
得可変増幅器と、前記利得可変増幅器の出力信号を伝送
信号とモニタ用信号とに分岐する分岐回路と、前記モニ
タ用信号中からレベルモニタ用パイロット信号を抽出し
レベルモニタ用パイロット信号のレベル値を代表する信
号を出力するレベル制御回路と、前記モニタ用信号中か
ら２波の歪モニタ用パイロット信号により発生する相互
変調歪成分を抽出し相互変調歪成分のレベル値を代表す
る信号を出力する歪制御回路と、前記レベル制御回路の
出力する信号と前記歪制御回路の出力する信号とを加算
する加算回路と、前記レベル制御回路の出力する信号か
ら前記歪制御回路の出力する信号を減算する減算回路と
を具備しており、前記複数個の利得可変増幅器を２分
し、一方の利得可変増幅器群の利得を前記加算回路の出
力する信号でフィードバック制御し、他方の利得可変増
幅器群の利得を前記減算回路の出力する信号でフィード
バック制御し、伝送信号の出力レベルと歪レベルとを制
御する光受信装置。 - 【請求項５】歪制御回路は、レベルモニタ用パイロット
信号の高調波歪成分を抽出し高調波歪成分のレベル値を
代表する信号を出力する回路とした請求項２ないし４の
いずれかに記載の光受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6068835A JPH07283784A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 光送受信方式と光受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6068835A JPH07283784A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 光送受信方式と光受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07283784A true JPH07283784A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13385161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6068835A Pending JPH07283784A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 光送受信方式と光受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07283784A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014165644A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Nec Corp | 光受信器および光受信方法 |
-
1994
- 1994-04-07 JP JP6068835A patent/JPH07283784A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014165644A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Nec Corp | 光受信器および光受信方法 |
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