JPH07282711A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JPH07282711A
JPH07282711A JP9586894A JP9586894A JPH07282711A JP H07282711 A JPH07282711 A JP H07282711A JP 9586894 A JP9586894 A JP 9586894A JP 9586894 A JP9586894 A JP 9586894A JP H07282711 A JPH07282711 A JP H07282711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron piece
movable iron
circuit breaker
dash pot
responsive element
Prior art date
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Pending
Application number
JP9586894A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Suzuki
智 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡単な構造で、火災等の事故を未然に防ぐこ
とができる完全電磁式引外し装置を内蔵した回路遮断器
を提供する。 【構成】 回路遮断器Aは基板1aと側板1bとから成
るL字状の継鉄1と、この継鉄に固着され励磁機能を有
する部材を内蔵するオイルダッシュポット2と、このオ
イルダッシュポット2の外周に捲回した電磁コイル3
と、固定鉄片5に接触する水平姿勢と固定鉄片5から離
反した傾斜姿勢との間を起倒可能に枢着した可動鉄片4
と、この可動鉄片4を付勢する付勢バネ6とで成り、可
動鉄片4が水平状態でオイルダッシュポット2の上端の
固定鉄片に接触可能とした完全電磁式引外し装置Bを具
備し、負荷側の端子金具7に熱応動素子8の一端8aを
接続し、熱応動素子8の他端8bは端子金具7の異常発
熱に応動して完全電磁式引外し装置Bの可動鉄片4の一
端4aを押圧するように配設されている。完全電磁式引
外し装置の可動鉄片4の他端4bの近傍にはトリップバ
ー9がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、完全電磁式引外し装置
を内蔵した回路遮断器の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、完全電磁式引外し装置を内蔵し
た回路遮断器Aにおける完全電磁式引外し装置Bは、図
3に示すように、基板21aと側板21bとからなる断
面L字状の継鉄21と、その継鉄21の基板21aに嵌
着した磁性体の蓋を兼用する固定鉄片25付きの非磁性
金属製のオイルダッシュポット22と、その固定鉄片2
5及び基板21a上間のオイルダッシュポット22の外
周へ捲回した電磁コイル23と、その電磁コイル23の
上端に配設した絶縁体のスペーサ22bと、継鉄21の
側板21bに係着され固定鉄片25と離反する方向へ付
勢バネ26により付勢される可動鉄片24とを具備して
いる。
【0003】オイルダッシュポット22内には、図示し
ないが磁性体のプランジャーと、そのプランジャーをオ
イルダッシュポット22の底へ付勢するコイルスプリン
グと、一定粘度のオイルとが収容されている。そして、
電流によって発生した電磁コイル23の磁界の力がプラ
ンジャーを上昇させ、プランジャーが固定鉄片25に接
触するとその固定鉄片25が磁化されるので、二点鎖線
に示すように傾斜姿勢で待機する可動鉄片24の一端2
4aが、実線で示すオイルダッシュポット22の上端の
固定鉄片25に吸引されて水平姿勢になると、可動鉄片
24の他端24bは、トリップバー29を動作させ、こ
のトリップバー29の動作により主回路を遮断させるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記回路
遮断器Aにおいて、完全電磁式引外し装置Bに連設した
負荷側の端子金具27が、端子螺子27aの緩み等によ
って異常発熱した場合に、完全電磁式引外し装置Bがこ
の発熱を検出できないため、火災等の事故を未然に防ぐ
ことができないという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の回路遮断器の
問題点に鑑み、本発明は、簡単な構造で、火災等の事故
を未然に防ぐことができる完全電磁式引外し装置を内蔵
した回路遮断器を提供することを目的とするもので、そ
の構成は、基板と側板とから成るL字状の継鉄固着され
励磁機能を有する部材を内蔵するオイルダッシュポット
と、該オイルダッシュポットの外周に捲回した電磁コイ
ルと、前記継鉄の側板の上端にその先端が前記オイルダ
ッシュポットの上端の固定鉄片に接触する水平姿勢とオ
イルダッシュポットの上端の固定鉄片から離反した傾斜
姿勢との間を起倒可能に枢着した可動鉄片と、該可動鉄
片を付勢する付勢バネとで成り、前記可動鉄片が水平状
態で前記オイルダッシュポットの上端の固定鉄片に接触
可能とした完全磁磁式引外し装置を具備した回路遮断器
において、負荷側の端子金具に熱応動素子の一端を接続
し、熱応動素子の他端は端子金具の異常発熱に応動して
前記電磁装置の可動鉄片の一端を押圧するように配設
し、完全電磁式引外し装置の可動鉄片の動作により、ト
リップバーを動作させ、該トリップバーの動作により主
回路を遮断させることである。
【0006】また、前記回路遮断器において、負荷側の
端子金具に熱応動素子の一端を接続し、熱応動素子の他
端は端子金具の異常発熱に応動して前記トリップバーを
動作させ、該トリップバーの動作により主回路を遮断さ
せることである。
【0007】
【作用】回路遮断器の負荷側の端子金具が端子螺子の緩
み等で異常発熱すると、端子金具に接続された熱応動素
子が湾曲し、湾曲した熱応動素子が完全電磁式引外し装
置の可動鉄片の一端を押圧し、完全電磁式引外し装置の
可動鉄片の動作により、トリップバーを動作させ、トリ
ップバーの動作により主回路を遮断させる。
【0008】また、回路遮断器の負荷側の端子金具が端
子螺子の緩み等で異常発熱すると、端子金具に接続され
た熱応動素子が湾曲し、湾曲した熱応動素子がトリップ
バーを動作させ、トリップバーの動作により主回路を遮
断させる。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係る回路遮断器の第1実施例
である。以下この図面に基づき本発明を説明する。
【0010】回路遮断器Aは基板1aと側板1bとから
成るL字状の継鉄1と、この継鉄に固着され励磁機能を
有する部材を内蔵するオイルダッシュポット2と、この
オイルダッシュポット2の外周に捲回した電磁コイル3
と、継鉄1の側板1bの上端にその先端がオイルダッシ
ュポット2の上端の固定鉄片5に接触する水平姿勢とオ
イルダッシュポット2の上端の固定鉄片5から離反した
傾斜姿勢との間を起倒可能に枢着した可動鉄片4と、こ
の可動鉄片4を付勢する付勢バネ6とで成り、可動鉄片
4が水平状態でオイルダッシュポット2の上端の固定鉄
片5に接触可能とした完全電磁式引外し装置Bを具備
し、負荷側の端子金具7に熱応動素子8の一端8aを接
続し、熱応動素子8の他端8bは端子金具7の異常発熱
に応動して完全電磁式引外し装置Bの可動鉄片4の一端
4aを押圧するように配設されている。完全電磁式引外
し装置の可動鉄片4の他端4bの近傍にはトリップバー
9がある。
【0011】回路遮断器Aの負荷側の端子金具7が端子
螺子7aの緩み等で異常発熱すると、端子金具7に接続
された熱応動素子8が湾曲し、湾曲した熱応動素子8が
完全電磁式引外し装置Bの可動鉄片4の一端4aを押圧
し、完全電磁式引外し装置Bの可動鉄片4の動作によ
り、トリップバー9を動作させ、トリップバー9の動作
により主回路を遮断させる。
【0012】図2は本発明に係る回路遮断器の第2実施
例である。以下この図面に基づき本発明を説明する。
【0013】回路遮断器Aは基板1aと側板1bとから
成るL字状の継鉄1と、この継鉄に固着され励磁機能を
有する部材を内蔵するオイルダッシュポット2と、この
オイルダッシュポット2の外周に捲回した電磁コイル3
と、継鉄1の側板1bの上端にその先端がオイルダッシ
ュポット2の上端の固定鉄片5に接触する水平姿勢とオ
イルダッシュポット2の上端の固定鉄片5から離反した
傾斜姿勢との間を起倒可能に枢着した可動鉄片4と、こ
の可動鉄片4を付勢する付勢バネ6とで成り、可動鉄片
4が水平状態でオイルダッシュポット2の上端の固定鉄
片5に接触可能とした完全電磁式引外し装置Bを具備
し、負荷側の端子金具7に熱応動素子8一端8aを接続
し、熱応動素子8の他端8bの近傍にはトリップバー9
がある。
【0014】回路遮断器Aの負荷側の端子金具7が端子
螺子7aの緩み等で異常発熱すると、端子金具7に接続
された熱応動素子8が湾曲し、湾曲した熱応動素子8が
トリップバー9を動作させ、トリップバー9の動作によ
り主回路を遮断させる。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る回路遮断器は、基板と側板
とから成るL字状の継鉄と、該継鉄に固着され励磁機能
を有する部材を内蔵するオイルダッシュポットと、該オ
イルダッシュポットの外周に捲回した電磁コイルと、前
記継鉄の側板の上端にその先端が前記オイルダッシュポ
ットの上端の固定鉄片に接触する水平姿勢とオイルダッ
シュポットの上端の固定鉄片から離反した傾斜姿勢との
間を起倒可能に枢着した可動鉄片と、該可動鉄片を付勢
する付勢バネとで成り、前記可動鉄片が水平状態で前記
オイルダッシュポットの上端の固定鉄片に接触可能とし
た完全磁磁式引外し装置を具備した回路遮断器におい
て、負荷側の端子金具に熱応動素子の一端を接続し、熱
応動素子の他端は端子金具の異常発熱に応動して前記電
磁装置の可動鉄片の一端を押圧するように配設し、完全
電磁式引外し装置の可動鉄片の動作により、トリップバ
ーを動作させ、該トリップバーの動作によって、極めて
簡単な構造で、火災等の事故を未然に防ぐことができる
という効果がある。
【0016】また、前記回路遮断器において、負荷側の
端子金具に熱応動素子の一端を接続し、熱応動素子の他
端は端子金具の異常発熱に応動して前記トリップバーを
動作させ、該トリップバーの動作により主回路を遮断さ
せることによって、極めて簡単な構造で、火災等の事故
を未然に防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回路遮断器の第1実施例の要部説
明図である。
【図2】本発明に係る回路遮断器の第2実施例の要部説
明図である。
【図3】従来の回路遮断器の要部説明図である。
【符号の説明】
A・・・回路遮断器、B・・・完全電磁式引外し装置、
1・・・継鉄、1a・・・基板、1b・・・側板、2・
・・オイルダッシュポット、3・・・電磁コイル、4・
・・可動鉄片、5・・・固定鉄片、6・・・付勢バネ、
7・・・端子金具、7a・・・端子螺子、8・・・熱応
動素子、9・・・トリップバー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と側板とから成るL字状の継鉄と、
    該継鉄に固着され励磁機能を有する部材を内蔵するオイ
    ルダッシュポットと、該オイルダッシュポットの外周に
    捲回した電磁コイルと、前記継鉄の側板の上端にその先
    端が前記オイルダッシュポットの上端の固定鉄片に接触
    する水平姿勢とオイルダッシュポットの上端の固定鉄片
    から離反した傾斜姿勢との間を起倒可能に枢着した可動
    鉄片と、該可動鉄片を付勢する付勢バネとで成り、前記
    可動鉄片が水平状態で前記オイルダッシュポットの上端
    の固定鉄片に接触可能とした完全磁磁式引外し装置を具
    備した回路遮断器において、負荷側の端子金具に熱応動
    素子の一端を接続し、熱応動素子の他端は端子金具の異
    常発熱に応動して前記電磁装置の可動鉄片の一端を押圧
    するように配設し、完全電磁式引外し装置の可動鉄片の
    動作により、トリップバーを動作させ、該トリップバー
    の動作により主回路を遮断させることを特徴とする回路
    遮断器。
  2. 【請求項2】 前記回路遮断器において、負荷側の端子
    金具に熱応動素子の一端を接続し、熱応動素子の他端は
    端子金具の異常発熱に応動して前記トリップバーを動作
    させ、該トリップバーの動作により主回路を遮断させる
    ことを特徴とする回路遮断器。
JP9586894A 1994-04-08 1994-04-08 回路遮断器 Pending JPH07282711A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9586894A JPH07282711A (ja) 1994-04-08 1994-04-08 回路遮断器

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JP9586894A JPH07282711A (ja) 1994-04-08 1994-04-08 回路遮断器

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JPH07282711A true JPH07282711A (ja) 1995-10-27

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ID=14149343

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JP9586894A Pending JPH07282711A (ja) 1994-04-08 1994-04-08 回路遮断器

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JP (1) JPH07282711A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012216378A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Tempearl Ind Co Ltd 異常過熱検出構造を有する回路遮断器
CN105378887A (zh) * 2013-07-11 2016-03-02 三菱电机株式会社 电路断路器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012216378A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Tempearl Ind Co Ltd 異常過熱検出構造を有する回路遮断器
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