JPH07281856A - 命令入力方式 - Google Patents

命令入力方式

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JPH07281856A
JPH07281856A JP6068308A JP6830894A JPH07281856A JP H07281856 A JPH07281856 A JP H07281856A JP 6068308 A JP6068308 A JP 6068308A JP 6830894 A JP6830894 A JP 6830894A JP H07281856 A JPH07281856 A JP H07281856A
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JP6068308A
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Yoshiaki Morimoto
義章 森本
Akira Tanaka
晶 田中
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プルダウンメニューに操作において、従来より
のメニュー操作より、少ない操作でコマンドの選択を可
能にすること。 【構成】それぞれのメニューにおいて、そのメニューが
実行されるとダイアログボックスが表示されるものに関
しては、そのダイアログボックスのビットマップをメニ
ューの情報に付加する。使用者が、例えばマウスの右ボ
タンを押すと、そのビットマップを一時的に表示する。 【効果】使用者が欲する機能を提供するダイアログボッ
クスを、簡単に検索することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、GUI(Graphical Use
r Interface)をコマンド入力手段として用いる情報処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置におけるGUIとは、コマ
ンド入力はマウスやタブレット等のポインディングデバ
イスを用いて、メニューやアイコンを指示してコマンド
入力などを行えるようにしたものである。これはコマン
ドをキーボードから入力する従来の方式と比較して、習
得が容易なことや、複雑なコマンドをおぼえる必要が無
い等の利点が多くあるため、現在多くのオペレーティン
グシステムで実装されている。これを実装した代表的な
オペレーティングシステムとしてはMicrosoft社のWindo
ws、Apple Computer社のMacintosh OS、およびOSF(Open
Software Foundation)のMotif window manager等があ
る。
【0003】従来のGUIにおけるメニューを用いたコ
マンド選択は次のような手順で行う。
【0004】図2はGUIを用いたアプリケーションの
メニュー部を摸式的に示したものである。例えばこのメ
ニューでファイルの読み込みを行う場合には、使用者は
ルートメニューの中の「ファイル」にポインタを合わ
せ、マウスのボタンをクリックする。すると図3に示す
ような「ファイル」メニューの下の階層のサブメニュー
がさらに表示されるので、ボタンを押したまま、図4で
示すように「新規保存...」にポインタを合わせて、
マウスのボタンを離す。すると「新規保存」メニューが
選択され、それに応じた命令が実行されるというもので
ある。上記のようなコマンド選択方式はプルダウンメニ
ューと呼ばれている。実装によってマウスボタンの押
下、解放のタイミングに多少違いはあるが、プルダウン
メニューを用いたコマンド選択方式は、極めて広く使用
されている。
【0005】一般にはこの方式に加えて、プルダウンメ
ニューへの拡張機能として、次のような2方式を併用す
ることが多い。
【0006】1つは、プルダウンメニューのみでは設定
が十分に行なえないような多くのパラメータを設定する
必要のあるコマンドに対しては、プルダウンメニューに
よってコマンドが選択された後で、図5のようなダイア
ログボックスと呼ばれる会話用のウィンドウを表示する
ものである。使用者はこのダイアログボックス上で、詳
細なパラメータを指定することができるきる。
【0007】もう1つは、その項目が選択されているか
否かという2状態をメニュー上に表示するもので、現在
選択されている項目に、選択されたというチェック印が
表示されるものである。これは例えば図7に示したよう
に、「スタイル」ルートメニューに「太字」「斜体」
「下線」「取消し線」等のサブメニューが存在する場合
に、「斜体」サブメニューを選択すると、「斜体」サブ
メニューが選択,実行される。次に、その「スタイル」
ルートメニューを選択した場合には、図9に示したよう
に選択されていることを表わすチェック印が「斜体」サ
ブメニューに表示され、現在「斜体」が選択されている
ことを使用者に知らせるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの従来
のユーザインターフェイスでは、次のような問題点があ
る。
【0009】ダイアログボックスを併用するものに関し
ては、メニューを見ただけでは、ダイアログボックスが
表示されるかがわからないという問題である。この解決
手段として従来では、「Windowsインターフェイス・ア
プリケーションデザインガイド」(マイクロソフト株式
会社刊)に推奨されているように、メニュー名を「開
く...」のように、メニュー名の後ろに「...」を
付けて、このメニューが選択されることによりダイアロ
グボックスが表示されることを明示するものが多い。
【0010】しかしながら、この方式においては、ダイ
アログボックスが表示されることはメニュー名より推測
することができるが、具体的にどのようなダイアログボ
ックスが表示されるかが依然として不明という問題があ
る。これには次のような問題点がある。機能が豊富なア
プリケーションでは、メニュー名の難解なものや、よく
似た機能を連想させるメニュー名がしばしば複数存在
し、メニュー名だけでは具体的な処理の内容が不明であ
ることがある。このような場合、使用者は、メニューに
「...」の付いたメニューを片端から選択して、希望
する機能を提供するダイアログボックスを表示するメニ
ューを探さなければならないというものである。マウス
等で操作を行うGUIにおいては、さまざまなメニュー
を選択するために、ポインタをメニューバーの間を何度
も往復させねばならず、操作感の低下を引き起こしてい
た。
【0011】選択されたサブメニューにチェック印が表
示されるものに関しては、サブメニューにチェック印を
付ける操作の後、サブメニューが正しくチェックされて
いるかどうかを確認するのに再びルートメニューをクリ
ックし、サブメニューを再度表示させなければなければ
ならないという問題がある。また、チェックできる項目
がサブメニュー間で排他的であるか、もしくは同時に複
数のチェックが可能であるかが、メニューを見ただけで
は使用者にはわからないという問題がある。
【0012】また、「斜体」かつ「下線」を2つをチェ
ックする場合のように、複数項目が同時にチェックでき
る場合については、チェックする項目の数と同じ回数だ
けルートメニューをクリックして、さらにサブメニュー
をチェックするという必要があった。これはチェックす
るサブメニューが多い場合には、繁雑なマウス操作が必
要となり使用感の低下を招いていた。
【0013】そこで、本発明の目的は、GUIにおける
プルダウンメニューを用いたメニュー選択方式におい
て、使用者が希望する操作を簡単に探すことのでき、か
つ、使用者がより少ないマウス操作で、目的とするメニ
ューを選択,実行することが可能なメニュー選択方式を
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、以下の手段が考えられる。
【0015】図1に示すように、従来のプルダウンメニ
ューを実現するために、ディスプレイ7上に表示された
メニューを指し示すための座標入力手段8、およびメニ
ュー処理を開始するトリガとしての機能選択手段9があ
る。例えば、座標入力手段としてはマウス,タブレット
等が用いられ、機能選択手段としては、マウスのボタ
ン、タブレットのペンに備えられたボタン等が用いられ
る。さらにこれらの状態に応じて実際のメニュー処理を
行なうメニュー処理手段20がある。
【0016】本発明ではさらにこれに、拡張機能選択手
段10を追加する。これは例えば、左右2つのボタンを
持つマウスにおける右ボタン、もしくはキーボードのキ
ー等のスイッチが考えられる。
【0017】また、プルダウンメニューのそれぞれのル
ートメニューに対応するルートメニュー情報2000を
考える。ルートメニュー情報は、ルートメニュー名およ
び、そのルートメニューに従属するサブメニューのサブ
メニュー情報2100を持つ。サブメニュー情報は、そ
れぞれのサブメーニューに関する、メニュー名、ダイア
ログボックス所有フラグ、ダイアログボックスビットマ
ップ、チェックフラグ、チェック可/不可フラグを持
つ。
【0018】次に、上記の従来のメニュー処理手段に対
して、拡張機能選択手段の状態に応じて、サブメニュー
情報の内容に対応した拡張処理を行なう機能を追加す
る。このメニュー処理手段は、従来の情報処理装置で実
現可能である。
【0019】
【作用】前記手段を用いてメニュー選択動作を行う場合
は次のようになる。
【0020】まず、従来と同様なメニューの選択方式を
行う場合について述べる。
【0021】使用者が、座標入力手段と機能選択手段を
用いてルートメニューを選択した場合は、メニュー処理
手段は、そのルートメニューに従属するサブメニューの
メニュー情報を参照して、サブメニューをプルダウンメ
ニューとして表示する。さらに、任意のサブメニューが
座標入力手段と機能選択手段により選択された場合は、
該当するサブメニュー情報の処理ルーチンエントリに処
理を移行させて、メニュー処理を終了する。
【0022】次に、本発明における拡張選択を行う場合
の動作について述べる。
【0023】使用者が座標入力手段と機能選択手段を用
いてルートメニューを選択した場合の処理は、上記と同
じである。
【0024】次に、座標入力手段と拡張機能選択手段に
よってサブメニューが選択された場合は、該当するサブ
メニューに対応する、サブメニュー情報ダイアログボッ
クス所有フラグ、およびチェック可/不可フラグの状態
で次に示すような3つの動作を行う。
【0025】ダイアログボックス所有フラグとチェック
可/不可フラグが共に偽である場合は、特別なメニュー
処理を行わない。
【0026】ダイアログボックス所有フラグが真の場合
は、該当するサブメニュー情報のダイアログボックスビ
ットマップを表示する。これは実際のダイアログボック
スが表示される位置に一致させて表示させるのが望まし
い。表示は他のサブメニューが選択されるか、機能選択
手段もしくは拡張機能選択手段の状態が変化するまで行
う。
【0027】チェック可/不可フラグが真の場合は、該
当するメニュー情報のチェックフラグの状態を反転さ
せ、その結果、チェック状態であればサブメニューに対
してチェックされていることを表わす表示を行い、チェ
ックされていなければサブメニューに対して非チェック
状態であることを表わす表示を行う。この場合にもプル
ダウンメニューは表示されたままであることはいうまで
もない。
【0028】上記のようにプルダウンメニュー操作にお
いて、拡張機能選択手段をメニュー選択時使用すること
で、ダイアログボックスを持つサブメニューに対して
は、ダイアログボックスの外観を一時的に表示すること
が可能となる。またチェックが選択できるサブメニュー
に対しては、ルートメニューを一回選択するだけで、複
数のサブメニューに対するチェックを行うことが可能と
なる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0030】図12に本発明を適応しうるパーソナルコ
ンピュータ等の情報処理システム構成の一実施例を示
す。図12に示す情報処理装置は、CPU(演算処理装
置)1,ROM2,RAM3,キーボード4,ディスク
装置5,プリンタ6,ディスプレイ7,座標入力手段
8,機能選択手段9,拡張機能選択手段10がバス11
を介して接続されている。
【0031】メニュー処理手段、メニュー情報は、情報
処理装置のCPU1,ROM2,RAM3等で実現可能
であり、ROM2,RAM3には必要なプログラム、デ
ータが格納される。
【0032】座標入力手段8、機能選択手段9、拡張機
能選択手段10はどのような形態のものでもよい。例え
ば、座標入力手段としてはマウス,タブレット,タッチ
パネル,トラックボール等が考えられる。機能選択手
段、拡張機能選択手段としては、スイッチ,ボタン,ダ
イアル等が考えられる。
【0033】例えば、座標入力手段としてマウスを使用
する場合においても、1つのボタンを持つマウスの場合
は、マウス上のボタンを機能選択手段とし、拡張機能選
択手段としてキーボードの特定のキーを使用することが
できる。また、図13に示した左右2つボタンを持つマ
ウス3000も考えられる。当然、マウス3000は座
標入力手段としての機能を持ち、左ボタン3010を機
能選択手段、右ボタン3020を拡張機能選択手段とす
ることができる。
【0034】以下の説明では、座標入力手段,機能選択
手段,拡張選択手段を実現する装置の例として、図13
の2つボタンを持ったマウス3000を使用し、左ボタ
ンを機能選択手段、右ボタンを拡張機能選択手段とす
る。
【0035】図14に、ルートメニュー情報2000の
構成を示す。ルートメニュー情報2000は、ルートメ
ニュー名2010、サブメニュー情報へのポインタ20
20から成る。ルートメニュー名2010はルートメニ
ューとして表示される文字列である。サブメニュー情報
へのポインタ2020は、そのルートメニューが選択さ
れたことによって表示されるサブメニューのうち、最も
上部に表示されるサブメニューのサブメニュー情報への
ポインタである。
【0036】図15に、サブメニュー情報2100の構
成を示す。サブメニュー情報2100は、サブメニュー
名2110、ダイアログボックス所有フラグ2120、
ダイアログボックスビットマップ2130、チェック可
/不可フラグ2140、チェックフラグ2150、次の
サブメニュー情報へのポインタ2160、処理ルーチン
エントリ2170からなる。サブメニュー名2110は
サブメニューとして表示される文字列である。ダイアロ
グボックス所有フラグ2120はそのメニューが実行さ
れるとダイアログボックスが表示されるか否か示すフラ
グである。ダイアログボックスビットマップ2130
は、実際に表示されるダイアログボックスの外観を記録
したビットマップファイルである。チェック可/不可フ
ラグ2140はそのメニューがチェック可能か否かを表
わすフラグである。この実施例ではダイアログボックス
所有フラグと排他的に設定するものとする。チェックフ
ラグ2150は、チェック可/不可フラグが真の場合
に、そのサブメニューにチェックマークを表示するべき
か否かを表わすフラグである。次のサブメニュー情報へ
のポインタ2160は、自身より下に表示されるサブメ
ニューのサブメニュー情報へのポインタである。処理ル
ーチンエントリ2170は、そのメニューが選択された
場合に行う処理ルーチンエントリである。メニュー選択
後に特別な処理を行わなくてよい場合は、継続する処理
のアドレスを設定するか、0等の特殊な値を設定するこ
とでこれを表現する。
【0037】ルートメニュー情報は、そのルートメニュ
ーに関係するサブメニュー情報と関連付けられている。
本実施例ではそれぞれの情報はポインタでリスト構造と
して関連付けられているが、ルートメニュー情報と、サ
ブメニュー情報との関連が明確となる方式であればどの
ような方法で関連付けてもよい。
【0038】図3を用いて、本実施例における、ルート
メニューとルートメニュー情報、およびサブメニューと
サブメニュー情報の関連を説明する。図3における「フ
ァイル」ルートメニュー1030についてのルートメニ
ュー情報を、ルートメニュー情報2000の形式で作成
し、記録する。また同様に、そのサブメニューであるサ
ブメニュー1031,1032,1033,1034,
1035についてのそれぞれのサブメニュー情報を作成
して記録し、これらをサブメニューへのポインタ202
0と次のサブメニュー情報へのポインタ2160でリス
トにして関連付ける。これにより、ルートメニューとサ
ブメニューが関連付けられる。
【0039】次に、本実施例において、メニューが選択
される場合の動作について、例を挙げて以下で詳しく説
明する。
【0040】最初に、選択されたことによりダイアログ
ボックスを表示するサブメニューをマウスで選択した場
合の動作について述べる。
【0041】前述したように、ルートメニューの表示さ
れた初期画面を図2に示す。出力を行うためのウィンド
ウ1000内に、ルートメニューバー1010、ポイン
タ1020、ルートメニュー1030,1040,10
50が表示されている。ここでポインタ1020をマウ
ス3000で操作して「ファイル」サブメニュー103
0に導き、そこでマウスの左ボタン3010を押すと、
図3に示したサブメニュー1031,1032,103
3,1034,1035が表示される。左ボタンを押し
たままマウスを移動させ、ポインタ1020を「新規保
存...」サブメニュー1034に移動させると、図4
に示すようにサブメニュー1034の表示が変化する。
【0042】この状態で左ボタンを離すと、従来のメニ
ュー選択方式と同様に、メニューに該当するコマンドが
実行される。この例では、図5のようなダイアログボッ
クスが表示され、画面上からサブメニューは消去され
る。
【0043】次に、本実施例において、以上のような従
来の操作に対して拡張機能選択手段を併用して操作した
場合の操作について説明する。
【0044】図4の状態から左ボタンを押したままで、
さらに右ボタンを押下すると、図6に示したように、サ
ブメニューの表示はそのままで、該メニューが選択され
たときに表示されるダイアログボックスが一時的に表示
される。両方のボタンを押下した状態で、右のボタンを
離せばダイアログボックスの表示が消去され通常のメニ
ュー選択に戻る。また、左ボタンを離せば、メニューが
選択されたと見なされ、ダイアログボックスの一時的な
表示が終了し、図5のように通常のメニュー選択を行っ
たものと同様の結果となる。
【0045】また左右両方のボタンを押した状態で、マ
ウスを動かしてポインタの示すサブメニューを変化させ
た場合は、該サブメニューに対応するサブメニュー情報
のダイアログボックス所有フラグが真であるものについ
ては、該当するダイアログボックスビットマップの表示
に切り替わる。ダイアログボックス所有フラグが偽であ
るサブメニューに対してはダイアログボックスは表示さ
れない。
【0046】この機能によって、使用者は希望する処理
を提供するダイアログボックスを、従来より少ない操作
で検索することができるために使用感が向上する。
【0047】次に、チェックされているサブメニュー
に、チェック印が表示されるサブメニューを、マウスで
選択した場合について説明する。
【0048】図7はルートメニュー1050にポインタ
1020を合わせて、マウス3000の左ボタン301
0を押した状態である。前述のサブメニュー表示と同様
に、サブメニュー1051,1052,1053,10
54が表示される。ここで左ボタンを押したまま、ポイ
ンタ1020をマウスで操作して「斜体」サブメニュー
1052に導き、そこで左ボタンを離すと、従来のメニ
ュー選択方式と同様に、斜体が選択され、サブメニュー
が消去される。この状態ではチェック印が確認できない
ので、正しく選択されたかを確認するためには、再びル
ートメニュー1050にポインタ1020を合わせて左
ボタンを押すと、図9のように「斜体」サブメニュー1
052に、チェックされていることを表わすチェック印
10521が表示される。
【0049】次に、本実施例において、以上のような従
来の操作に対して拡張機能選択手段を併用して操作した
場合の動作ついて説明する。
【0050】図8の状態から、左ボタンを押したまま
で、さらに右ボタンを押下して、すぐに離すと、図10
に示したように、サブメニューの表示はそのままにし
て、該メニュー1052にチェックマーク10521が
表示される。また、図11に示すように、ポインタを他
のサブメニュー1054に導き、そこで右ボタンを押下
して離すと、該メニュー1054にチェックマーク10
541が表示される。そこで左ボタンも離せば、図2に
示すような通常の表示に復帰する。
【0051】この機能により、使用者はルートメニュー
を一度選択するだけで、そのルートメニューに従属する
全てのサブメニューに対してチェック操作を行なえるた
め、使用感が向上する。また、選択を行なうと、逐次サ
ブメニューにチェック印が表示されるため、使用者が現
在の設定を確認しながら、新たな項目に対して設定を行
なうことができ、使用感が向上する。
【0052】次に、図16,17,18のフロー、およ
び図14,15を用いて、実際のメニュー処理について
説明する。
【0053】以下の説明で使用するサブメニュー番号
は、画面上で表示されるサブメニューにおいて、ルート
メニューにより近いサブメニューから順に、1,
2,...、と番号を割り当てたものである。例えば図
3における4番目のサブメニューは、サブメニュー10
34を表す。
【0054】実際の操作では、ポインタがメインメニュ
ー上にある場合に、左ボタンが押されると、メニュー処
理を開始する。最初にワーク変数、CurrMENU,
lastRightDown,LastSetを0に、
dispDialogを偽に初期化する(1000
0)。次にマウスの状態を見る(10010)。マウス
の位置が変わっていた場合は、currMenuにポイ
ンタが指し示しているサブメニューのサブメニュー番号
を代入する(10020)。次にサブメニューを表示し
て(10030)処理10010に戻る。サブメニュー
表示処理については後述する。
【0055】右ボタンが押下されていた場合は(100
40)、currMenuの示すサブメニュー情報のダ
イアログ所有フラグ2120を参照して(1005
0)、真ならdispDialogに真を代入し(10
060)、サブメニューを表示し(10070)、処理
10010に戻る。偽であれば、currMenuの示
すサブメニュー情報のチェック可/不可フラグ2140
が偽であれば処理10010へ戻り(10080)、真
であればlastRightDownにcurrMen
uを代入して(10090)、処理10010へ戻る。
【0056】右ボタンが解放された場合は(1010
0)、lastRightDownとcurrMenu
を比較して(10110)、これが等しければcurr
Menuの示すサブメニュー情報のチェックフラグ21
50の状態を反転させ(10120)、lastSet
にcurrMenuを代入し(10125)、サブメニ
ューの表示を行い(10130)、処理10010へ戻
る。lastRightDownとcurrMenuが
等しくないのなら、lastRightDownを0
に、dispDialogに偽を代入して(1014
0)、サブメニューを表示して(10130)、処理1
0010へ戻る。
【0057】左ボタンが解放された場合は(1015
0)、サブメニュー,ダイアログボックスの表示を消去
する(10160)。lastSetが0ではなく、か
つcurrMenuの示すサブメニュー情報のチェック
可/不可フラグ2140が真である場合は、currM
enuの示すサブメニュー情報のチェックフラグの状態
を反転して(10170)、currMenuの示すサ
ブメニュー情報の処理ルーチンエントリ2170に制御
を移す(10180)。偽である場合は、currMe
nuの示すサブメニュー情報の処理ルーチンエントリに
制御を移す(10180)。
【0058】解放されていない場合は左ボタンの処理1
0010へ戻る。
【0059】次に、図18を用いて、サブメニュー表示
処理について説明する。
【0060】まず、古いダイアログボックス、メニュー
の表示を消去する(11000)。次に、作業用変数i
を1に初期化する(11010)。currMenuと
iが等しければ、i番目のサブメニューを、i番目のサ
ブメニューが表示されるべき位置にハイライト表示する
(11020)。さらに、dispDialogが真で
あれば、i番目のサブメニュー情報のダイアログビット
マップを表示し(11030)、処理11050へ移
る。また、偽であれば、ただちに処理11050へ移
る。
【0061】ccurrMenuがiと等しくない場合
は、i番目のサブメニューを、i番目のサブメニューが
表示されるべき位置に通常表示する(11040)。次
にiとサブメニューの数を比較して(11050)、i
が小さければiを1増加させて(11060)、処理1
1025からの処理を継続する。そうでない場合はメニ
ュー表示処理を終了する。
【0062】本実施例においては、メニュー表示として
文字を使用したものを例に挙げて説明したが、本発明は
メニュー表示にビットマップや記号を用いるものにも対
応できる。これを行うには、ルートメニュー名2010
および、サブメニュー名2110に記録されていた文字
列に代えてビットマップデータを格納し、メニュー表示
において文字列の代りにこのビットマップを表示するこ
とで対応できる。
【0063】また、次のような拡張も考えられる。
【0064】例えば通信における「全二重」「半二重」
等は、一方が真であればは、必ずもう一方は偽とならな
ければならないという意味で排他的である。このような
場合のチェック処理を行うには、上記の実施例に以下の
変更を行えばよい。
【0065】サブメニュー情報に、「排他フラグ」と、
「排他リンク」を追加する。排他フラグは、そのサブメ
ニューが排他的にチェックされるかどうかを示し、排他
リンクはそのサブメニューと排他的な関係にあるサブメ
ニューを記録する。そして上記の処理10120、処理
10170でチェックフラグを設定する際に、これらの
フィールドに記された情報を元に、排他的な関係にある
サブメニューのチェックフラグも同時に変更するだけで
よい。
【0066】
【発明の効果】本発明によれは、プルダウンメニューを
マウスなどを用いて操作する際に、従来のメニュー選択
方式と比較して、次のような効果がある。
【0067】選択されることによりダイアログボックス
が表示されサブメニュー上で、例えばマウスの右ボタン
を押すと、そのダイアログボックスの外観が一時的に表
示される。これにより、使用者は、欲する操作を提供す
るダイアログボックスを探すために、何度もプルダウン
メニューを操作する必要がなくなるため操作感が向上す
る。
【0068】またメニューを選択することにより、チェ
ックマークを付けることのできるサブメニューでは、例
えば右ボタンを押すと、そのメニューが画面から消去さ
れること無しに、チェックの状態が反転する。これによ
り、従来では複数の項目にチェックマークを付ける場合
には、複数回プルダウンメニューを表示させて操作する
必要があったが、これらが一度の操作で行えるため操作
感が向上する。
【0069】また、サブメニュー内でチェックの状態が
排他的となる場合には、右ボタンを押してサブメニュー
のチェック状態を変化させた場合に、排他的な関係にあ
る他のサブメニューのチェック状態の変化を、同時に表
示することができる。このため、メニューそのものにど
のメニューどうしが排他的であるかということが示され
ていなくても、使用者が右ボタンを押すことで、どのメ
ニューどうしが排他的な関係にあるのかが的確に把握で
きる。
【0070】また本発明は、拡張機能選択手段として従
来ではプルダウンメニュー選択操作に使用されていなか
ったマウスの右ボタンなどを使用する場合には、メニュ
ー処理を行なうソフトウェアのみの変更でよいため、従
来の情報処理装置を特に変更することなく実現が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置構成を示した図である。
【図2】メニュー表示の説明図である。
【図3】プルダウンメニュー操作の説明図である。
【図4】プルダウンメニュー操作の説明図である。
【図5】ダイアログボックス表示の例を示した図であ
る。
【図6】本発明によるダイアログボックス表示の説明図
である。
【図7】チェック可能なサブメニューの説明図である。
【図8】チェック可能なサブメニューの操作の説明図で
ある。
【図9】チェック可能なサブメニューの操作の説明図で
ある。
【図10】チェック可能なサブメニューの操作の説明図
である。
【図11】チェック可能なサブメニューの操作の説明図
である。
【図12】本発明の構成装置の例を示した図である。
【図13】一般的なマウスを示した図である。
【図14】ルートメニュー情報の構成を示した図であ
る。
【図15】サブメニュー情報の構成を示した図である。
【図16】メニュー処理を示したフロー図である。
【図17】メニュー処理を示したフロー図である。
【図18】サブメニュー表示処理を示したフロー図であ
る。
【符号の説明】
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…キーボー
ド、5…ディスク装置、6…プリンタ、7…ディスプレ
イ、8…座標入力手段、9…機能選択手段、10…拡張
機能選択手段、11…バス、20…メニュー処理手段、
1000…ウィンドウ、1010…メニューバー、10
20…ポインタ、1030…ルートメニュー、1040
…ルートメニュー、1050…ルートメニュー、103
1…サブメニュー、1032…サブメニュー、1033
…サブメニュー、1034…サブメニュー、1035…
サブメニュー、1051…サブメニュー、1052…サ
ブメニュー、1053…サブメニュー、1054…サブ
メニュー、2000…ルートメニュー情報、2010…
ルートメニュー名、2020…サブメニュー情報へのポ
インタ、2100…サブメニュー、2110…サブメニ
ュー名、2120…ダイアログボックス所有フラグ、2
130…ダイアログボックス・ビットマップ、2140
…チェック可/不可フラグ、2150…チェックフラ
グ、2160…次のサブメニュー情報へのポインタ、2
170…処理ルーチンエントリ、3000…マウス、3
010…左ボタン、3020…右ボタン、10340…
ダイアログボックス、10521…チェック印、105
41…チェック印。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力手段を介して与えられた情報に特定の
    処理を行い出力手段へ処理情報を出力する処理手段を有
    して構成される情報処理装置において、 前記情報処理装置において処理される命令において、各
    々の命令特有の付加情報を持ち、出力手段に出力された
    命令群の中から、1つあるいは複数の命令を、機能選択
    手段で使用者が選択した場合は該命令を処理することが
    でき、かつ拡張機能選択手段を用いて選択した場合は、
    該命令の前記付加情報に対応した処理を実行することを
    特徴とする命令入力方式。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、前記拡張機能選択
    手段を用いて命令が選択された場合に、前記機能選択手
    段が用いて命令が処理された場合に出力される出力情報
    を、一時的に出力することを特徴とする命令入力方式。
  3. 【請求項3】請求項1記載において、前記拡張機能選択
    手段を用いて命令が選択された場合に、出力装置に出力
    された該命令もしくは該命令を含む命令群を出力手段よ
    り消去せずに、該命令を処理することを特徴とする命令
    入力方式
JP6068308A 1994-04-06 1994-04-06 命令入力方式 Pending JPH07281856A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012099120A (ja) * 2000-07-28 2012-05-24 Nokia Corp アプリケーションに対するユーザ・インタフェースを改善したコンピュータ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012099120A (ja) * 2000-07-28 2012-05-24 Nokia Corp アプリケーションに対するユーザ・インタフェースを改善したコンピュータ装置
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