JPH07281017A - カラーフィルタの製造システム - Google Patents

カラーフィルタの製造システム

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JPH07281017A
JPH07281017A JP7116094A JP7116094A JPH07281017A JP H07281017 A JPH07281017 A JP H07281017A JP 7116094 A JP7116094 A JP 7116094A JP 7116094 A JP7116094 A JP 7116094A JP H07281017 A JPH07281017 A JP H07281017A
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ink
color
substrate
blanket
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JP7116094A
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Takuya Hamaguchi
卓也 浜口
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶ディスプレイ等のフラットディスプレ
イ、CCD等のイメージャー、あるいはカラーセンサ等
に用いる高精度のカラーフィルタを低い製造コストで、
かつ高いスループットで製造することのできるカラーフ
ィルタの製造システムを提供する。 【構成】 第1乃至第nのオフセット印刷機に、それぞ
れ順に第1色用乃至第n色用の凹版を載置するととも
に、第1色目乃至第n色目のインキを使用し、同一の基
板が第1のオフセット印刷機から第nのオフセット印刷
機へインキ硬化工程を経ることなく順次載置して印刷を
行い、同一基板上にn色のインキを印刷し、この際、n
色のインキを全て定常流粘度が100〜1800poise
、複素弾性率が55000dyne/cm2 以下の範囲と
し、オフセット印刷機のブランケットを、臨界表面張力
が10〜23dyne/cm 、粘弾性 tanδが0.05〜0.
25の範囲とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラーフィルタの製造シ
ステムに係り、特に液晶ディスプレイ等に用いられるカ
ラーフィルタの製造システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フラットディスプレイとして、モ
ノクロあるいはカラーの液晶ディスプレイ(LCD)が
注目されている。カラーの液晶ディスプレイには、3原
色の制御を行うためにアクティブマトリックス方式およ
び単純マトリックス方式とがあり、いずれの方式におい
てもカラーフィルタが用いられている。そして、液晶デ
ィスプレイは、構成画素部を3原色(R,G,B)と
し、液晶の電気的スイッチングにより3原色の各光の透
過を制御してカラー表示が行われる。
【0003】このカラーフィルタは、透明基板上にR,
G,Bの各着色パターンからなる着色層と、各画素の境
界部分に位置するブラックマトリックスと、保護層およ
び透明電極層とを備えている。
【0004】従来、カラーフィルタの製造方法として
は、染色基材を塗布し、フォトマスクを介して露光・現
像して形成したパターンを染色する染色法、感光性レジ
スト内に予め着色顔料を分散させておき、フォトマスク
を介して露光・現像する顔料分散法、あるいは印刷イン
キで各色を印刷する印刷法、基板上の導電膜をフォトマ
スクを介して露光してパターニングし、電気泳動的に着
色層を形成する電着法等が挙げられる。そして、液晶カ
ラーテレビやコンピュータ用液晶表示体のように大衆性
が求められる製品では、品質と共にその価格の低廉化が
最も大きな問題であり、このため製造コストの低減が望
まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
カラーフィルタの製造方法では、印刷法を除いていずれ
もフォトプロセスが繰り返し用いられるため、大面積の
カラーフィルタを製造する場合には大型露光装置が多数
必要となり、製造コストが高く、またスループット(処
理速度)が低いという問題があった。
【0006】また、従来の印刷法はフォトプロセス工程
がなく、上記の他の方法に比べて工程が簡略であること
から製造コスト低減が期待されていたが、品質が劣り薄
膜トランジスタ(TFT)型液晶ディスプレイには用い
ることができず、また製造時の良品歩留まりが低く、期
待されたほどの製造コスト低減が得られなかった。さら
に、従来の印刷法、例えば凹版に保持されたインキをブ
ランケットに転移し、その後、基板に転移してR,G,
Bの3色からなる着色層を形成する凹版オフセット印刷
では、1色のインキを基板上に印刷する度にインキを硬
化させる必要があり工程が煩雑であった。これは、基板
上に既に転移され未硬化状態にあるインキ上にブランケ
ットが接触すると、基板上のインキがブランケットに再
付着してしまい、高精度の印刷を安定して行うことがで
きないからである。
【0007】本発明は、上記のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、液晶ディスプレイ等のフラットディス
プレイ、CCD等のイメージャー、あるいはカラーセン
サ等に用いる高精度のカラーフィルタを低い製造コスト
で、かつ高いスループットで製造することのできるカラ
ーフィルタの製造システムを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は定常流粘度が100〜1800pois
e 、複素弾性率が55000dyne/cm2 以下の範囲にあ
るn(nは2以上の整数)色のインキを準備し、凹版載
置用の版定盤と、基板載置用のワーク定盤と、臨界表面
張力が10〜23dyne/cm 、粘弾性 tanδが0.05〜
0.25の範囲にあるブランケットを装着したブランケ
ット胴とを備えたオフセット印刷機をn(nは2以上の
整数)台並列配置するとともに、前記第1乃至第nのオ
フセット印刷機にそれぞれ順に第1色用乃至第n色用の
凹版を載置し、前記第1のオフセット印刷機に基板を載
置し、前記インキのうち第1色目のインキを用いて、前
記基板上に第1色目のインキを印刷し、次に、前記第2
のオフセット印刷機に第1色目のインキが印刷された前
記基板をインキ未硬化の状態で移し替えて載置し、前記
インキのうち第2色目のインキを用いて、前記基板上に
第2色目のインキを印刷し、この操作をn色目まで繰り
返して同一基板上にn色のインキを印刷し、その後、前
記基板上の各色のインキを同時硬化してn色からなる着
色層を前記基板上に形成するような構成とした。
【0009】
【作用】第1乃至第nのオフセット印刷機には、それぞ
れ順に第1色用乃至第n色用の凹版が載置されるととも
に、第1色目乃至第n色目のインキが使用され、同一の
基板が第1のオフセット印刷機から第nのオフセット印
刷機へインキ硬化工程を経ることなく順次載置されて印
刷が行われ、これにより同一基板上にn色のインキが印
刷され、この際、n色のインキは全て定常流粘度が10
0〜1800poise 、複素弾性率が55000dyne/cm
2 以下の範囲にあり、オフセット印刷機のブランケット
は、臨界表面張力が10〜23dyne/cm 、粘弾性 tanδ
が0.05〜0.25の範囲にあるため、既に基板上に
印刷され未硬化状態にあるインキが次のオフセット印刷
機のブランケットに再付着することはなく、これによ
り、1色の印刷が終了する度にインキを硬化させること
なく連続して同一基板上にn色からなるインキを印刷し
た後、一度に各色のインキを硬化させて着色層を基板上
に形成することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明により製造されたカラーフ
ィルタを用いたアクティブマトリックス方式による液晶
ディスプレイ(LCD)の一例を示す斜視図であり、図
2は同じく概略断面図である。図1および図2におい
て、LCD1はカラーフィルタ10と透明ガラス基板2
0とをシール部材30を介して対向させ、その間に捩れ
ネマティック(TN)液晶からなる厚さ約5〜10μm
程度の液晶層40を形成し、さらにカラーフィルタ10
と透明ガラス基板20の外側に偏光板50,51が配設
され構成されている。
【0011】図3はカラーフィルタ10の拡大部分断面
図であり、カラーフィルタ10は透明基板13上に黒色
レリーフ、金属薄膜等からなるブラックマトリックス1
4を形成したブラックマトリックス基板12と、このブ
ラックマトリックス基板12上のブラックマトリックス
14間に形成された着色層16と、ブラックマトリック
ス14と着色層16を覆うように設けられた保護層18
および透明共通電極19とを備えている。このカラーフ
ィルタ10は、透明共通電極19が液晶層40側に位置
するように配設されている。そして、着色層16は赤色
パターン16R、緑色パターン16Gおよび青色パター
ン16Bからなり、各着色パターンの配列は図1に示さ
れるようにモザイク配列となっている。尚、着色パター
ンの配列はこれに限定されるものではなく、三角配列、
ストライプ配列等としてもよい。
【0012】また、透明ガラス基板20上には表示電極
22が各着色パターン16R,16G,16Bに対応す
るように設けられ、各表示電極22は薄膜トランジスタ
(TFT)24を有している。また、各表示電極22間
にはブラックマトリックス14に対応するように走査線
(ゲート電極母線)26aとデータ線26bが配設され
ている。
【0013】このようなLCD1では、各着色パターン
16R,16G,16Bが画素をなし、偏光板51側か
ら照明光を照射した状態で各画素に対応する表示電極を
ON、OFFさせることで液晶層40がシャッタとして
作動し、各着色パターン16R,16G,16Bのそれ
ぞれの画素を照射光が透過してカラー表示が行われる。
【0014】カラーフィルタ10の透明基板13として
は、石英ガラス、低膨脹ガラス、ソーダライムガラス等
の可撓性のないリジット材、あるいは透明樹脂フィル
ム、光学用樹脂板等の可撓性を有するフレキシブル材を
用いることができる。この中で特にコーニング社製70
59ガラスは、熱膨脹率の小さい素材であり、寸法安定
性および高温加熱処理における作業性に優れ、また、ガ
ラス中にアルカリ成分を含まない無アルカリガラスであ
るため、アクティブマトリックス方式によるLCD用の
カラーフィルタに適している。
【0015】次に、上記のカラーフィルタを例に本発明
の製造システムについて説明する。図4および図5は、
本発明のカラーフィルタの製造システムを説明するため
のである。図4において、まず、第1のオフセット印刷
機M1 、第2のオフセット印刷機M2 および第3のオフ
セット印刷機M3 を並列配置する。ここで、各オフセッ
ト印刷機は、凹版載置用の版定盤、基板載置用のワーク
定盤およびブランケット胴を備えたオフセット印刷機で
ある。この場合、システム内の流れは、図中の矢印で示
された方向である。そして、第1のオフセット印刷機M
1 の工程の流れ上流側には、透明基板を搬送装置62に
供給するためのローダ61が配設され、また、各オフセ
ット印刷機の間にはバッハー装置63,63が設けられ
ている。さらに、第3のオフセット印刷機M3 の工程の
流れ下流側にはアンローダ64が配設されている。上記
の搬送装置62には、複数の搬送部材65が設けられ、
この搬送部材65は、上記のローダ61から供給された
透明基板13を保持した状態で搬送装置62上を図中矢
印方向に移動し、所定位置で停止してオフセット印刷機
1 のワーク定盤上に載置する。さらに、搬送装置62
と搬送部材65は、第1のオフセット印刷機M1 →バッ
ハー装置63→第2のオフセット印刷機M2間、第2の
オフセット印刷機M2 →バッハー装置63→第3のオフ
セット印刷機M3 間、および第3のオフセット印刷機M
3 →アンローダ64間における透明基板13の搬送を行
うものである。
【0016】次に、第1のオフセット印刷機M1 に、第
1色用の凹版P1 と予めブラックマトリックス14が形
成された透明基板13を載置し、凹版P1 の凹部に第1
色目のインキ(例えば、赤インキR)を充填する。その
後、凹版P1 上にブランケット胴B1 を回転接触させて
ブランケット上にインキを転移させ、次に、透明基板1
3上にブランケット胴B1 を回転接触させて、透明基板
13上の赤色パターン16Rを形成すべき位置に第1色
目のインキRを印刷する(図5(A)に示される状
態)。
【0017】次に、第2のオフセット印刷機M2 に第2
色用の凹版P2 を載置し、この凹版P2 の凹部に第2色
目のインキ(例えば、緑インキG)を充填するととも
に、上記のようにして第1色目のインキ(赤インキR)
が印刷された透明基板13を搬送装置62により移し替
えて載置する。この時、透明基板13上の第1色目のイ
ンキ(赤インキR)は未硬化状態にある。その後、凹版
2 上にブランケット胴B2 を回転接触させてブランケ
ット上にインキを転移させ、次に、透明基板13上にブ
ランケット胴B2 を回転接触させて、透明基板13上の
緑色パターン16Gを形成すべき位置に第2色目のイン
キGを印刷する(図5(B))。この際、ブランケット
胴B2 のブランケットと、透明基板13上に既に転移さ
れ未硬化状態にある第1色目のインキ(赤色インキR)
とが接触する。しかし、本発明のシステムでは、後述す
るようなブランケットおよびインキを使用しているた
め、第1色目のインキがブランケットに再付着(バック
トラップ)することはない。
【0018】さらに、第3のオフセット印刷機M3 に第
3色用の凹版P3 を載置し、この凹版P3 の凹部に第3
色目のインキ(例えば、青インキB)を充填するととも
に、上記のようにして第1色目のインキ(赤インキR)
および第2色目のインキ(緑インキG)が印刷された透
明基板13を搬送装置62により移し替えて載置する。
この時、透明基板13上の第1色目および第2色目のイ
ンキは未硬化状態にある。その後、凹版P3 にブランケ
ット胴B3 を回転接触させてブランケット上にインキを
転移させ、次に、透明基盤3上にブランケット胴B3
回転接触させて、透明基板13上の青色パターン16B
を形成すべき位置に第3色目のインキGを印刷する。こ
の際にも、ブランケット胴B3 のブランケットと、透明
基板13上に既に転移され未硬化状態にある第1色目お
よび第2色目のインキとが接触するが、ブランケットに
再付着(バックトラップ)することはない。
【0019】そして、3色のインキ(赤色インキ、緑色
インキおよび青色インキ)が転移された後に、3色のイ
ンキを同時に硬化させることにより着色層16を形成す
ることができる。
【0020】上述のように、本発明は既に基板上に転移
され未硬化状態にあるインキが再度ブランケットに付着
するバックトラップを0%に抑えることにより、1色の
印刷が終了する度にインキを硬化させることなく連続し
て同一基板上に所定の色数からなるインキを印刷した
後、一度に各色のインキを硬化させて着色層16を基板
上に形成することができる。
【0021】また、オフセット印刷機を複数並列配置し
ておき、1台のオフセット印刷機における印刷が終了す
ると、ただちに基板を次のオフセット印刷機に移して他
の色のインキによる印刷を行うことができるため、短時
間に所定の色数からなる印刷を行うことができる。
【0022】上記のようにして着色層16を形成した
後、保護層18を形成する。保護層18は、カラーフィ
ルタ1の表面平滑化、信頼性の向上および液晶ディスプ
レイ(LCD)において使用する際の液晶層への汚染防
止等を目的とするものであり、アクリル系樹脂、エポキ
シ系樹脂、ポリイミド系樹脂等の透明樹脂、あるいは二
酸化ケイ素等の透明無機化合物等を用いて形成すること
ができる。このような保護層の厚さは0.5〜50μm
程度が好ましい。
【0023】また、透明共通電極19としては、酸化イ
ンジウムスズ(ITO)膜等を用いることができる。I
TO膜は蒸着法、スパッタリング法等の公知の方法によ
り形成することができ、厚さは200〜2000Å程度
が好ましい。
【0024】本発明では、上記の凹版からブランケット
胴へのインキ転移時のブランケット胴移動速度vと、ブ
ランケット胴上のインキを透明基板13上に転移する時
のブランケット胴移動速度Vとを、v≦Vとなることを
条件に、vは1〜300mm/sec 、Vは1〜300mm/
sec の範囲で設定することができる。特に、vは10〜
100mm/sec 、Vは100〜300mm/sec の範囲が
好ましい。このようにブランケット胴移動速度を設定す
ることにより、凹版からブランケット胴へのインキ転
移、およびブランケット胴から透明基板上へのインキ転
移が共にほぼ100%となる。
【0025】また、本発明では、凹版の凹部の深さ(版
深)は5〜10μm程度とすることが好ましい。そし
て、所定の厚みでインキをブランケット胴上に転移する
には、版深を大きくする程、ブランケット胴移動速度v
を大きくすることができ、工程の時間短縮が可能とな
る。また、使用するインキ毎に適宜版深を変更してもよ
い。
【0026】尚、図4、図5に示された例では、着色層
の作成における印刷順序が赤、緑、青の順であったが、
これに限定されるものではない。また、透明基板13と
して、予めブラックマトリックスが形成されたものを使
用しているが、ブラックマトリックスは着色層形成後に
形成してもよい。
【0027】上述のような本発明の製造システムに使用
することのできるオフセット印刷機の一例を図6乃至図
8を参照して説明する。本発明の製造システムに使用す
ることのできるオフセット印刷機100は、矩形をなす
基台101を有し、この基台101上にはステージ10
2が往復動可能に設けられている。前記基台101の長
手方向中央部上方にはブランケット胴103が回転自在
に設けられている。前記ステージ102上には凹版Pを
載置するための版定盤106が設けられ、この版定盤1
06に並列に、ワークWとしての透明基板13を載置す
るためのワーク定盤107が配設されている。
【0028】なお、前記両定盤106,107は表面に
多数の小孔を備え、真空引により各定盤106,107
上に凹版PおよびワークWを吸引保持するようにしてい
る。前記ブランケット胴103に隣接して凹版P上に供
給されたインキのうち、余分なものを拭き取り、且つ凹
版P上の画線部にインキを充填するためのドクター装置
126が上下動可能に設けられるとともに、このドクタ
ー装置126に隣接して前記凹版P上にインクを供給す
るための左右動可能なディスペンサー127が設けられ
ている。このディスペンサー127に隣接して前記ワー
クW上に形成されたアライメントマーク及び前記凹版P
上に形成されたアライメントマークをそれぞれ光学的に
検出して前記ワークWと凹版Pとの相対的位置関係を強
制するためのアライメント装置104が設けられてい
る。
【0029】前記版定盤106の四隅には、複数の定盤
高さ調節部108が設けられ、その高さ位置を調整す
る。また、前記ワーク定盤107の四隅には、前記版定
盤と同様に複数の定盤高さ調節部109が設けられ、そ
の高さ位置を調節する。
【0030】また、ブランケット胴103の両側は、定
圧装置111によって支持され、この定圧装置111に
よって前記ブランケット胴の高さ位置が調整される。前
記基台101の端面にはステージモータ112が設けら
れ、このステージモータ112にはボールスクリュー1
13が連結され、このボールスクリュー113はステー
ジ102の裏側に設けられた係合部材114,114に
螺合している。前記ボールスクリュー113は中空に形
成され、この中空部分に水等を通すとボールスクリュー
の加熱を有効に防止できる。前記基台101の両側上面
には、リニアガイド115,115が長手方向に配設さ
れ、このリニアガイド115には前記ステージ102の
左右の下面に設けられた摺動駒116,116が摺動自
在に係合している。そして、前記ステージモータ112
が回転すると、ステージ102は左右に摺動する。ま
た、前記ブランケット胴103の片側には変速機118
を介してブランケットモータ117が設けられ、このブ
ランケットモータ117によって前記ブランケット胴1
03が回転される。前記ブランケット117及びステー
ジモータ112は図8に示すように制御装置140に接
続され、この制御装置140によって個別に制御され
る。前記ステージ102の往復動と、ブランケット胴1
03の回転位置とは同期させる必要があるが、上述のよ
うにステージモータ112とブランケットモータ117
とを制御装置140によって個別に制御するようにすれ
ば、ステージ102の移動とブランケット胴103の回
転とを正確に同期させることが可能となる。なお、ステ
ージ102の動きとブランケット胴103との回転位置
の同期は、目標指令値と現在値の差を求め、その差を零
にするように制御する、いわゆるセミクローズド制御に
よって行なわれている。
【0031】前記ブランケット胴103の左右は、回転
軸123を有し、この回転軸123はエアーシリンダ1
20によって支持フレーム122を介してフローテイン
グ支持されている。
【0032】なお、前記定圧装置111はブランケット
胴103の左右に設けられているが、図ではその片側の
みが示されている。前記エアーシリンダ120は前記基
台101の側面に固着された支持フレーム121上に支
持され、エアーシリンダ120への圧搾空気の供給は前
記制御装置140によってコントロールされる。なお、
前記支持板122の下方には位置決め棒124が設けら
れ、この位置決め棒124はブランケット胴103の基
準高さ位置を設定する。また、前記支持板122は基台
101の側板上に突出形成されたフレームFに上下動可
能に設けられている。
【0033】このように、定圧装置111によって前記
ブランケット胴103をフローティング支持すると、図
7に示すように前記ワークWあるいは凹版Pの表面Sが
うねっていたり、あるいはワークWまたは凹版Pの厚さ
が異なる場合にはそれらの表面Sの高さ位置に応じて前
記ブランケット胴103が上下動しつつブランケットが
接触することとなり、常にブランケット胴のブランケッ
トの凹み量すなわち押し込み量が均一化され、ワークW
あるいは凹版Pとの接触が均一となり、定圧印刷が可能
となり安定した高精度印刷が可能となる。
【0034】なお、前記アライメント装置104は左右
に配設されたCCDカメラを含む光学装置104a,1
04b,104c,104dからなり、これら光学装置
は上述したようにワークWあるいは凹版Pのアライメン
トマークをそれぞれ検出して相互の位置関係を判断し、
図8に示すように版定盤106及びワーク定盤107を
それぞれステップモータ141,142の駆動により調
節する。
【0035】次に、上記のようなオフセット印刷機10
0の操作について説明する。図9において、(A)は初
期状態を示し、版定盤106上には凹版Pが吸引固定さ
れ、ワーク定盤107上にはワークWが吸引固定されて
いる。このとき、前記ブランケット胴103とドクター
装置126及びディスペンサー127の両方は持ち上げ
られている。次に、この状態でステージモータ112が
駆動されてステージ102が図に示すように図上左側に
移動する。この際、前記アライメント装置104によっ
てワークWと凹版Pとの相対的位置関係が調整される。
次いで、(C)に示すようにステージモータ112が逆
転してステージ102が図上右側へ移動する。このと
き、前記ディスペンサー127及びドクター装置126
が下降、ステージ方向と直角に移動して、まず凹版P上
にインクが供給される。続いてドクター装置126が凹
版P上の余分なインクを掻き取るとともにインキを充填
する。前記ディスペンサー127の凹版P上へのインク
供給が終了すると、ディスペンサー127はただちに上
昇し、ワークWの通過を許す。前記凹版Pがブランケッ
ト胴103に近づくとブランケット胴103が下降し
て、凹版P上のパターンがブランケット胴103の周面
のブランケットに転写される。次いで、ワークWがブラ
ンケット胴に接触し、ブランケット胴103の周面のブ
ランケット上のパターンがワークW上に転写される。そ
の後、ステージ102は基準位置に戻り、ワークWがワ
ーク定盤107から取り外されて収納される。このよう
に1サイクルが終った後にワーク定盤107には新たな
ワークWが供給され、前述と同様な操作が行なわれる。
【0036】上述の操作においては、前記制御装置14
0は、図9の(C),(D)において、すなわち、凹版
P上のインクをブランケット胴103に転移する場合に
は、比較的低速でブランケット胴103及びステージ1
02を駆動せしめ、ブランケット胴103の周面のパタ
ーンをワークW上に転移する場合には(図9(E))、
比較的高速でステージ102及びブランケット胴103
を駆動せしめる。例えば、凹版P上からブランケット胴
103にパターンを転写する場合には30mm/sec
の速度でステージ102及びブランケット胴103を駆
動せしめ、ワークW上への転写の際には200mm/s
ecの速度でブランケット胴103及びステージ102
を駆動せしめる。このように速度を調整することによっ
てブランケット胴103上のインキが完全にワークW上
に転移されることができる。
【0037】ここで、本発明によるカラーフィルタの製
造システムにおいて用いるインキおよびブランケットに
ついて説明する。まず、インキは定常流粘度が100〜
1800poise 、複素弾性率が55000dyne/cm2
下の範囲にあるインキである。定常流粘度は、キャリー
メッド社製CS100レオメータを用いて、測定温度2
0℃、測定剪断速度0.01〜200/sec.の範囲で測
定することができる。また、複素弾性率は、同じくキャ
リーメッド社製CS100レオメータを用いて、測定温
度20℃、測定周波数0.3〜10Hzの範囲で測定す
ることができる。定常流粘度が100poise 未満である
と、ワークへのインキの転移率が100%未満となり、
またバックトラップを生じるようになり好ましくなく、
1800poise を超えると、版からのインキの転移率が
50%以下となり、また線幅、細線、再現性も低下し好
ましくない。また、複素弾性率が55000dyne/cm2
を超えると、版からのインキの転移率が50%以下とな
り好ましくない。
【0038】インキを構成する樹脂としては、アクリル
系樹脂、ポリアミド系樹脂(ポリイミド樹脂、ポリアミ
ド樹脂)、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリカー
ボネート系樹脂、シリコーン系樹脂等が挙げられる。こ
の中で、特にアクリル系樹脂は、加熱による硬化段階で
粘度が低下し再流動して平坦化しやすく、着色層形成後
にロールプレス、OP塗布を不要とすることができるの
で好ましい。アクリル系樹脂として具体的には、下記に
式で示される多官能オリゴエステルアクリレート等のポ
リエステルアクリレート系樹脂が挙げられる。
【0039】
【化1】 より具体的には、上記の式中、Xはエチレングリコー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパン等の一般的な
多価アルコール残基、また、Yはフタル酸、イソフタル
酸、トリメリット酸、アジピン酸等の多塩基酸あるいは
その無水物残基により示されるものが好ましい。
【0040】使用可能なアクリルモノマーとしては、ト
リメチロールプロパントリアクリレート(TMPT
A)、トリプロピレングリコールジアクリレート(TP
GDA)、ネオペンチルグリコールジアクリレートプロ
ピオンオキサイド付加物(NPGDA−PO付加)等を
挙げることができる。
【0041】また、上記の物性をインキに付与するため
に、ポリエステルアクリレート系樹脂と適正量のジアリ
ルフタレートプレポリマーとを加熱溶解することにより
粘度を調整することができる。
【0042】また、インキに用いる溶剤としては、エチ
レングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコー
ルモノエチルエーテル、エチレングリコールイソプロピ
ルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、
ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレン
グリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
ブチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエ
ーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル等
のグリコールエーテル系溶剤を挙げることができる。
【0043】インキに使用する顔料としては、可溶性ア
ゾ系、不溶性アゾ系、縮合アゾ系等のアゾ系顔料、フタ
ロシアニン系顔料、インジゴ系、アントラキノン系、ペ
リレン系、ペリノン系、ジオキサジン系、キナクリドン
系、イソインドリノン系、フタロン系、メチン・アゾメ
チン系、あるいは金属錯体系を含む縮合多環系顔料、ま
たはこれらの任意の混合物を挙げることができる。
【0044】次に、本発明において使用できるブランケ
ットについて説明する。ブランケットは、その表面ゴム
層の臨界表面張力が10〜23dyne/cm 好ましくは15
〜23dyne/cm 、粘弾性 tanδが0.05〜0.25の
範囲にあるものを使用する。臨界表面張力が23dyne/
cmより大きくなると、表面ゴム層のインキに対するぬれ
性が高すぎてブランケットから基板へのインキ転移率が
低くなりパイリングを生じたり、あるいは基板上の未硬
化状態のインキがブランケットにバックトラップする原
因となる。また、臨界表面張力が10dyne/cmより小さ
くなると、版からブランケットへのインキ受理性が低下
し、細線再現性、線幅再現性が低下して好ましくない。
【0045】ここで、インキ樹脂のモノマーと表面ゴム
層との接触角の測定は、以下のようにして行うことがで
きる。すなわち、測定対象のゴムを適当な寸法に切断
し、接触角計CA−D型(協和界面科学製)にて測定
し、Zismanプロットより求める。Zismanプロットに使用
した溶剤、およびその表面張力を以下に示す。
【0046】 溶剤名 表面張力(dyne/cm) ・エタノール …20.05 ・ジエチレングリコールモノエチルエーテル …31.9 ・トリメチロールプロパントリアクリレート …35.5 ・ジアリルフタレート …36.8 一般に臨界表面張力が10〜23dyne/cmの範囲にある
ゴム材料としては、ジメチルシロキサン、メチルビニル
シロキサン、メチルフルオロビニルシロキサン、メチル
フェニルビニルシロキサン等や、上記ポリマーとNB
R、EPDM、スチレンブタジエンゴム(SBR)との
ブレンド及び共重合系、フッ素ゴム、及びNBR、EP
DM、SBR等にシリコーンオイル等を混り込んだもの
及びNBR、EPDM、SBRをシロキサン雰囲気中で
100〜200℃で1時間程度ベーキングし、表面エネ
ルギーの小さなコート層を形成したものが挙げられる。
【0047】次に、上述のようにして臨界表面張力を所
定の値になるようにした材料の粘弾性特性を調整する。
ここで、ゴムの粘弾性( tanδ)はレオバイブロンDD
V−II−EP((株)オリエンテック)にて、温度20
℃、周波数11Hzで測定する。
【0048】ゴム材料の粘弾性は、生ゴム中の架橋基密
度、架橋基の局在化状態、充填剤の種類、含有率、粒
径、表面処理、架橋剤種類、1次加硫条件(温度、時間
等)、2次加硫の有無およびその条件等で調整できる。
ここで、使用する充填剤としては煙霧質シリカ、粉砕シ
リカ、沈殿シリカ、重炭酸カルシウム、炭酸カルシウ
ム、ケイソウ土、タルク、石英紛等を使用することがで
きる。
【0049】本発明では、表面ゴム層4の粘弾性 tanδ
は0.05〜0.25の範囲、好ましくは0.10〜
0.20の範囲となるように設定する。表面ゴム層4の
粘弾性 tanδが0.05未満である場合、版からブラン
ケットへのインキ受理性が低下し、画線の細り、エッジ
精度の低下となり好ましくない。また、粘弾性 tanδが
0.25を越えるとブランケットの粘性的物性が大きく
なりすぎ、ピッチ精度、基板のチャッキングに悪影響を
与え好ましくない。
【0050】上記のようなブランケットの表面ゴム層
は、基布および圧縮層上に表面ゴムを塗布した後、表面
が平滑なフィルムを表面ゴム塗布面に圧着させた状態で
加硫を行い、その後、フィルムを剥離して作成されるも
のである。また、表面が平滑なフィルムを圧着させた状
態で加硫を行い作製されたゴムシートを、表面が平滑な
フィルムが剥離された面が最表面となるように圧縮層上
にラミネートして作成してもよい。表面が平滑なフィル
ムとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)フ
ィルム、ポリエチレン(PE)フィルム等が好ましい。
【0051】尚、表面ゴム層は、アンカー層を介して圧
縮層上に形成してもよい。この場合、アンカー層は一層
だけの綿布層、シランカップラー剤等の材料により形成
することができる。このアンカー層の厚さは0〜500
μm程度が好ましい。
【0052】また、使用するブランケットは、いわゆる
コンプレッシブル型のブランケットに限定されるもので
はなく、圧縮層を備えていないソリッド型のブランケッ
トであってよい。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば並
列に配したオフセット印刷機を用い、既に基板上に転移
され未硬化状態にあるインキがブランケットに再付着
(バックトラップ)することなく連続して同一基板上に
所定の色数からなるインキを印刷し、一度に各色のイン
キを硬化させて着色層を基板上に形成することができ、
これにより、1色の印刷が終了する度にインキ硬化工程
を通す必要はなく、工程が大幅に簡便化でき製造コスト
の低減が可能となり、かつ大面積でありながら高精度の
カラーフィルタの製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により製造されたカラーフィルタを用い
たアクティブマトリックス方式による液晶ディスプレイ
の一例を示す斜視図である。
【図2】図1に示される液晶ディスプレイの概略断面図
である。
【図3】図1に示される液晶ディスプレイに用いられて
いるカラーフィルタの拡大部分断面図である。
【図4】本発明のカラーフィルタの製造システムを説明
するための図である。
【図5】本発明のカラーフィルタの製造システムを説明
するための図である。
【図6】本発明のカラーフィルタの製造システムに使用
することのできるオフセット印刷機の一例を示す図であ
る。
【図7】ブランケット胴とワークあるいは凹版との接触
状態を示す図である。
【図8】図6に示されるオフセット印刷機の制御系を示
す図である。
【図9】図6に示されるオフセット印刷機の作用説明図
である。
【符号の説明】
10…カラーフィルタ 12…ブラックマトリックス基板 13…透明基板 14…ブラックマトリックス 16…着色層 16R,16G,16B…着色パターン M1 ,M2 ,M3 …オフセット印刷機 61…ローダ 62…搬送装置 63…バッハー装置 64…アンローダ 100…オフセット印刷機 101…基台 102…ステージ 103…ブランケット胴 104…アライメント装置 105…レベリング装置 106…版定盤 107…ワーク定盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定常流粘度が100〜1800poise 、
    複素弾性率が55000dyne/cm2 以下の範囲にあるn
    (nは2以上の整数)色のインキを準備し、 凹版載置用の版定盤と、基板載置用のワーク定盤と、臨
    界表面張力が10〜23dyne/cm 、粘弾性 tanδが0.
    05〜0.25の範囲にあるブランケットを装着したブ
    ランケット胴とを備えたオフセット印刷機をn(nは2
    以上の整数)台並列配置するとともに、前記第1乃至第
    nのオフセット印刷機にそれぞれ順に第1色用乃至第n
    色用の凹版を載置し、 前記第1のオフセット印刷機に基板を載置し、前記イン
    キのうち第1色目のインキを用いて、前記基板上に第1
    色目のインキを印刷し、 次に、前記第2のオフセット印刷機に第1色目のインキ
    が印刷された前記基板をインキ未硬化の状態で移し替え
    て載置し、前記インキのうち第2色目のインキを用い
    て、前記基板上に第2色目のインキを印刷し、 この操作をn色目まで繰り返して同一基板上にn色のイ
    ンキを印刷し、 その後、前記基板上の各色のインキを同時硬化してn色
    からなる着色層を前記基板上に形成することを特徴とす
    るカラーフィルタの製造システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008221842A (ja) * 2007-02-16 2008-09-25 Mitsubishi Materials Corp 凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法
JP2008230243A (ja) * 2007-02-21 2008-10-02 Mitsubishi Materials Corp 凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法
CN105137516A (zh) * 2015-10-21 2015-12-09 京东方科技集团股份有限公司 一种彩色滤光片及其制备方法和显示母板

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