JPH0727823A - Lsiテスト方法 - Google Patents
Lsiテスト方法Info
- Publication number
- JPH0727823A JPH0727823A JP5154834A JP15483493A JPH0727823A JP H0727823 A JPH0727823 A JP H0727823A JP 5154834 A JP5154834 A JP 5154834A JP 15483493 A JP15483493 A JP 15483493A JP H0727823 A JPH0727823 A JP H0727823A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- group
- signal
- diagnosis
- flip
- Prior art date
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- Pending
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- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】論理設計者が論理規模、論理断数により集積回
路の検出が不可になることを意識せず、論理設計するこ
とを可能とし、かつ高検出率の診断データを自動生成す
る診断方法を提供する。 【構成】高密度集積回路周辺部に診断容易化のための回
路を設け、それと前記部分回路の任意のゲート出力箇所
とを接続することにより、部分回路の故障をその出力フ
リップフロップ群を介さず、診断容易化のための論理を
経由して検出する手段を設ける。
路の検出が不可になることを意識せず、論理設計するこ
とを可能とし、かつ高検出率の診断データを自動生成す
る診断方法を提供する。 【構成】高密度集積回路周辺部に診断容易化のための回
路を設け、それと前記部分回路の任意のゲート出力箇所
とを接続することにより、部分回路の故障をその出力フ
リップフロップ群を介さず、診断容易化のための論理を
経由して検出する手段を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は論理回路の診断に係り、
特に入出力エッジピンのみからのテストが困難なLSI
に代表される高密度集積回路の診断に関する。
特に入出力エッジピンのみからのテストが困難なLSI
に代表される高密度集積回路の診断に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭63−187171号公報
に記載されるような高密度集積回路の診断においては当
該回路内にあるフリップフロップ群を入出力エッジピン
と同じ端点とみなし、フリップフロップ群で囲まれる組
合せ回路においてフリップフロップ群に対してあらかじ
め用意したスキャン回路を用いて値の設定、読出しを行
うことにより、前記組合せ回路の故障を検出していた。
に記載されるような高密度集積回路の診断においては当
該回路内にあるフリップフロップ群を入出力エッジピン
と同じ端点とみなし、フリップフロップ群で囲まれる組
合せ回路においてフリップフロップ群に対してあらかじ
め用意したスキャン回路を用いて値の設定、読出しを行
うことにより、前記組合せ回路の故障を検出していた。
【0003】しかし、組合せ回路の論理規模が大きくな
り段数が深くなると入力フリップフロップ群に設定した
値を用い、組合せ回路の故障を出力フリップフロップ群
まで伝播させることができないことがある。前記組合せ
回路を含む高密度集積回路においては、診断データの作
成の際、検出率の低下、処理時間の増加を招いていた。
このため、論理設計者は論理規模、論理段数により前記
集積回路の故障検出が不可となることを強く意識して論
理設計をする必要があり、多大の工数を要していた。
り段数が深くなると入力フリップフロップ群に設定した
値を用い、組合せ回路の故障を出力フリップフロップ群
まで伝播させることができないことがある。前記組合せ
回路を含む高密度集積回路においては、診断データの作
成の際、検出率の低下、処理時間の増加を招いていた。
このため、論理設計者は論理規模、論理段数により前記
集積回路の故障検出が不可となることを強く意識して論
理設計をする必要があり、多大の工数を要していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、論理
設計者の高密度集積回路論理設計時の裁量に大きく依存
しており、論理設計者の診断容易化に対する考慮の差異
について配慮がされておらず、論理設計者の習熟度また
は論理設計上の制約の度合いにより高密度集積回路の診
断データの検出率に大きなバラツキが生じるという問題
があった。
設計者の高密度集積回路論理設計時の裁量に大きく依存
しており、論理設計者の診断容易化に対する考慮の差異
について配慮がされておらず、論理設計者の習熟度また
は論理設計上の制約の度合いにより高密度集積回路の診
断データの検出率に大きなバラツキが生じるという問題
があった。
【0005】本発明の目的は論理設計者が論理規模、論
理段数により前記集積回路の故障検出が不可となること
を意識せず、論理設計することを可能とし、かつ高検出
率の診断データを自動生成する診断方法を提供すること
にある。
理段数により前記集積回路の故障検出が不可となること
を意識せず、論理設計することを可能とし、かつ高検出
率の診断データを自動生成する診断方法を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は高密度集積回
路周辺部に診断容易化の為の回路を設け、それと前記部
分回路の任意のゲート出力箇所とを接続することによ
り、部分回路の故障をその出力フリップフロップ群を介
さず、診断容易化の為の論理を経由して検出する手段を
設けることにより達成される。
路周辺部に診断容易化の為の回路を設け、それと前記部
分回路の任意のゲート出力箇所とを接続することによ
り、部分回路の故障をその出力フリップフロップ群を介
さず、診断容易化の為の論理を経由して検出する手段を
設けることにより達成される。
【0007】
【作用】高密度集積回路周辺部に設けた診断容易化の為
の回路は、固定された構成をを持っており、論理設計者
の意図により変更されず、また、診断容易化の為の回路
は論理回路の診断時のみ動作可能であるので前記診断容
易化の為の回路は論理設計者の論理設計考慮範囲外であ
り、誤動作することがない。
の回路は、固定された構成をを持っており、論理設計者
の意図により変更されず、また、診断容易化の為の回路
は論理回路の診断時のみ動作可能であるので前記診断容
易化の為の回路は論理設計者の論理設計考慮範囲外であ
り、誤動作することがない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により詳細に
説明する。
説明する。
【0009】図1は、フリップフロップセルおよび組合
せ回路で構成される論理回路を搭載した高密度集積回路
を示したものである。高密度集積回路12は論理部13
と周辺部14とで構成される。論理部13は入力フリッ
プフロップ群1と出力フリップフロップ群3およびそれ
らに囲まれた組合せ回路2から成り、周辺部14は診断
用フリップフロップ群7とその入力信号を選択するセレ
クタ回路6、診断用フリップフロップ群7を接続するシ
フトパス10およびシフトアウトエッジピン11から成
る診断容易化の為の回路を配しており、診断用フリップ
フロップ群7は制御信号としてシフトクロック信号Aの
15、シフトクロック信号Bの16およびシフト動作切
替信号17を有し、セレクタ回路6は9のセレクト制御
信号を有している。さらに、診断容易化の為の回路は2
の組合せ回路内にあるゲート出力箇所19と診断専用の
信号経路20にて直接に接続されている。
せ回路で構成される論理回路を搭載した高密度集積回路
を示したものである。高密度集積回路12は論理部13
と周辺部14とで構成される。論理部13は入力フリッ
プフロップ群1と出力フリップフロップ群3およびそれ
らに囲まれた組合せ回路2から成り、周辺部14は診断
用フリップフロップ群7とその入力信号を選択するセレ
クタ回路6、診断用フリップフロップ群7を接続するシ
フトパス10およびシフトアウトエッジピン11から成
る診断容易化の為の回路を配しており、診断用フリップ
フロップ群7は制御信号としてシフトクロック信号Aの
15、シフトクロック信号Bの16およびシフト動作切
替信号17を有し、セレクタ回路6は9のセレクト制御
信号を有している。さらに、診断容易化の為の回路は2
の組合せ回路内にあるゲート出力箇所19と診断専用の
信号経路20にて直接に接続されている。
【0010】組合せ回路2に存する故障箇所18の故障
は以下に示す経路にて伝播する。
は以下に示す経路にて伝播する。
【0011】まず入力フリップフロップ群1に値を設
定、その値が組合せ回路2に伝播し、周辺部14とを接
続するゲート出力箇所19から診断専用の信号経路20
を介して6のセレクタ回路に至る。9のセレクト制御信
号により6のセレクタ回路の入力として論理部13の内
部信号を選択し、またシフト動作切替信号17を'OF
F’とすることにより組合せ回路2の信号伝播結果を診
断用フリップフロップ群7に格納する。次にシフト動作
切替信号17を'ON’とし、15、16のシフトクロ
ック信号A、Bを診断用フリップフロップ群7に送出す
ることにより診断用フリップフロップ群7に格納した値
をシフトアウトエッジピン11から取り出す。
定、その値が組合せ回路2に伝播し、周辺部14とを接
続するゲート出力箇所19から診断専用の信号経路20
を介して6のセレクタ回路に至る。9のセレクト制御信
号により6のセレクタ回路の入力として論理部13の内
部信号を選択し、またシフト動作切替信号17を'OF
F’とすることにより組合せ回路2の信号伝播結果を診
断用フリップフロップ群7に格納する。次にシフト動作
切替信号17を'ON’とし、15、16のシフトクロ
ック信号A、Bを診断用フリップフロップ群7に送出す
ることにより診断用フリップフロップ群7に格納した値
をシフトアウトエッジピン11から取り出す。
【0012】これにより、組合せ回路2の信号伝播結果
をシフトアウトエッジピン11より観測することができ
組合せ回路2のテストが完了する。
をシフトアウトエッジピン11より観測することができ
組合せ回路2のテストが完了する。
【0013】上記実施例において診断用フリップフロッ
プ群7は、高密度集積回路をプリント配線板に搭載した
際に前記集積回路への値設定、読出しを実施可能とし、
プリント配線板のテストを容易とするために用意したも
のである。本発明は診断用フリップフロップ群7の前段
に6のセレクタ回路を配して前記集積回路単体のテスト
にも用いることができるようにしたものであり、診断用
回路の増加を抑えている。
プ群7は、高密度集積回路をプリント配線板に搭載した
際に前記集積回路への値設定、読出しを実施可能とし、
プリント配線板のテストを容易とするために用意したも
のである。本発明は診断用フリップフロップ群7の前段
に6のセレクタ回路を配して前記集積回路単体のテスト
にも用いることができるようにしたものであり、診断用
回路の増加を抑えている。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、論理設計者は高密度集
積回路の論理設計時に論理規模、論理段数により前記集
積回路の故障検出が不可となることを考慮する必要が無
くなり、論理設計に専念することができ、また、診断デ
ータ作成は高密度集積回路の周辺部に配した診断容易化
のための論理回路により、一定検出率の保持が実現でき
るので論理設計者の設計工数低減および診断データの検
出率向上を図るという効果が得られる。
積回路の論理設計時に論理規模、論理段数により前記集
積回路の故障検出が不可となることを考慮する必要が無
くなり、論理設計に専念することができ、また、診断デ
ータ作成は高密度集積回路の周辺部に配した診断容易化
のための論理回路により、一定検出率の保持が実現でき
るので論理設計者の設計工数低減および診断データの検
出率向上を図るという効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例を示す高密度集積回路構成の
概要を示した図である。
概要を示した図である。
【図2】従来技術での高密度集積回路構成の概要を示し
た図である。
た図である。
【符号の説明】 1…入力フリップフロップ群、 2…組合せ回路、 3…出力フリップフロップ群、 4…入力バッファゲート、 5…入力バッファゲート、 6…セレクタ回路、 7…診断用フリップフロップ群、 8…出力エッジピン、 9…セレクト制御信号、 10…シフトパス、 11…シフトアウトエッジピン、 12…高密度集積回路、 13…論理部、 14…周辺部、 15…シフトクロック信号A、 16…シフトクロック信号B、 17…シフト動作切替信号、 18…故障箇所、 19…ゲート出力箇所、 20…診断専用の信号経路。
Claims (1)
- 【請求項1】ANDゲート、ORゲート等から成る組合
せ回路およびフリップフロップセルで構成される論理回
路を搭載した高密度集積回路において入力フリップフロ
ップ群、出力フリップフロップ群およびそれらで囲まれ
た組合せ回路から成る部分回路の診断時に、高密度集積
回路周辺部に診断容易化の為の回路を設け、それと前記
部分回路の任意のゲート出力箇所とを接続し診断専用の
信号経路を用意することにより、部分回路の故障をその
出力フリップフロップ群を介さず、診断専用の信号経路
より診断容易化の為の回路を経由して検出することを特
徴とするテスト方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5154834A JPH0727823A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | Lsiテスト方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5154834A JPH0727823A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | Lsiテスト方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0727823A true JPH0727823A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=15592907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5154834A Pending JPH0727823A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | Lsiテスト方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727823A (ja) |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP5154834A patent/JPH0727823A/ja active Pending
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