JPH07273792A - 輻輳制御方式 - Google Patents

輻輳制御方式

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JPH07273792A
JPH07273792A JP6181794A JP6181794A JPH07273792A JP H07273792 A JPH07273792 A JP H07273792A JP 6181794 A JP6181794 A JP 6181794A JP 6181794 A JP6181794 A JP 6181794A JP H07273792 A JPH07273792 A JP H07273792A
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JP
Japan
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congestion
node
frame
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Withdrawn
Application number
JP6181794A
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English (en)
Inventor
Naoki Oguchi
直樹 小口
Tetsuaki Tsuruoka
哲明 鶴岡
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレームリレー網における輻輳制御方式Xに
関し、輻輳発生の際にもフレームリレー網の通信効率を
極力低下させぬ手段を実現することを目的とする。 【構成】 複数のノード(100)を通信回線(20
0)により相互に接続する通信網において、各ノード
に、各接続路の輻輳状態を計測する輻輳状態計測手段
(101)と、自ノードでの各接続路の輻輳状態を各上
流ノードに通知する輻輳通知情報を生成する輻輳通知情
報生成手段(102)と、輻輳通知情報を各上流ノード
に転送する輻輳通知情報転送手段(103)と、各下流
ノードから転送される輻輳通知情報から各接続路の総合
的な輻輳状態を評価する輻輳評価情報を生成する輻輳通
知情報解析手段(104)と、輻輳評価情報に基づき、
各接続路の流量を制御するフレーム流量制御手段(10
5)とを設ける様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレームリレー網にお
ける輻輳制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は本発明の対象となるフレームリレ
ー網の一例を示す図であり、図12は従来あるノードの一
例を示す図であり、図13は図11に設定される相手固定接
続路の一例を示す図であり、図14はフレーム廃棄基準の
一例を示す図である。
【0003】図11に示されるフレームリレー網は、五組
のノード(N)(1)〔個々のノード(N)を(10
乃至(14 )と称する、以下同様〕と、各ノード(N)
(1)間を接続する通信回線(2)とにより構成されて
いる。
【0004】また各ノード(N)(1)は、図12に示さ
れる如く、各入力方路毎に設けられる受信処理部(1
1)、受信バッファ(12)、交換処理部(13)、各
入力方路毎に設けられる送信バッファ(14)および送
信処理部(15)を具備している。なお図12に示される
ノード(N)(1)は、入力方路および出力方路が何れ
も三方路である。
【0005】各受信処理部(11)は、各入力方路から
到着するフレーム〔F〕を受信し、各フレーム〔F〕に
付与されている誤り制御符号〔FCS〕を用いた誤り制
御等を施した後、各方路に共通に設けられた受信バッフ
ァ(12)に蓄積する。
【0006】交換処理部(13)は、受信バッファ(1
2)に蓄積済の各フレーム〔F〕を順次抽出し、各フレ
ーム〔F〕に付加されているデータリンク識別子〔DL
CI〕により出力方路を決定し、出力方路毎に設けられ
た送信バッファ(14)に蓄積する。
【0007】各送信処理部(15)は、それぞれ対応す
る送信バッファ(14)に蓄積済の各フレーム〔F〕を
順次抽出し、誤り制御符号〔FCS〕等を付加し、それ
ぞれ対応する通信回線(2)に送出する。
【0008】フレームリレー網の利用者は、通信許容量
として三種類の通信量、即ち契約通信量〔CIR〕保証
バースト量〔BC 〕および超過バースト量〔Be 〕を、
利用開始の際にフレームリレー網との間で定める。
【0009】保証バースト量〔BC 〕は、フレームリレ
ー網が輻輳状態で無い限り保証される所定時間単位当た
りの通信量であり、超過バースト量〔Be 〕は、フレー
ムリレー網の輻輳状態に拘らず、利用者に保証バースト
量〔BC 〕を超過バースト量〔Be 〕以上越える通信を
禁止する所定時間単位当たりの通信量である。
【0010】交換処理部(13)は、各利用者から送出
されるフレーム〔F〕に対し、通信量が保証バースト量
〔BC 〕以下の場合には、無条件に送信を許容し、また
通信量が保証バースト量〔BC 〕を越え、且つ保証バー
スト量〔BC 〕と超過バースト量〔Be 〕との合計〔B
C +Be 〕以下の場合には、フレームリレー網が輻輳状
態で無ければフレーム〔F〕に付加されている廃棄可能
フレーム表示ビット〔DE〕を廃棄可能状態〔例えば論
理“1”〕に設定して送信バッファ(14)に蓄積し、
フレームリレー網が輻輳状態であれば廃棄し、更に通信
量が保証バースト量〔BC 〕と超過バースト量〔Be
との合計〔BC +Be 〕を越える場合には、無条件で廃
棄する。
【0011】利用者が、図11に示されるフレームリレー
網に、図13に示される如き二十組の相手固定接続路〔P
VC〕を設定している場合に、相手固定接続路〔PV
C〕が設定されている各ノード(N)(1)において
は、各方路毎に設けられている送信バッファ(14)
を、同方路上に設定されている相手固定接続路〔PV
C〕間で共用している。
【0012】なお各相手固定接続路〔PVC〕におい
て、フレーム〔F〕の送信側を上流、受信側を下流と称
し、例えば第4相手固定接続路〔PVC4〕において
は、ノード(N)(10 )、(11 )および(12 )を
ノード(N)(14 )の上流ノードと称し、またノード
(N)(11 )、(12 )および(14 )をノード
(N)(10 )の下流ノードと称する。
【0013】交換処理部(13)は、相手固定接続路
〔PVC〕を経由して転送されるフレーム〔F〕を送信
バッファ(14)に蓄積する場合に、該当する相手固定
接続路〔PVC〕が共用する送信バッファ(14)に余
裕が無ければ、当該相手固定接続路〔PVC〕がノード
(N)(1)において輻輳状態にあると判定し、フレー
ム〔F〕を廃棄することとなるが、このとき、フレーム
〔F〕に付加されている廃棄可能フレーム表示ビット
〔DE〕を検査し、廃棄可能状態〔前例では論理
“1”〕に設定されているフレーム〔F〕から優先的に
廃棄する。
【0014】然し輻輳状態にあるノード(N)(1)に
対して上流にある各ノード(N)(1)は、下流ノード
(N)(1)が輻輳状態にあることを認識していない
為、自ノード(N)(1)が輻輳状態に無い限り、該当
する相手固定接続路〔PVC〕を経由する総てのフレー
ム〔F〕を、廃棄すること無く下流ノード(N)(1)
へ転送する。
【0015】またノード(N)(1)は、公知の如く、
特定の相手固定接続路〔PVC〕に輻輳が発生している
か否かを、転送フレーム〔F〕の前方向輻輳通知ビット
〔FECN〕または後方向輻輳通知ビット〔BECN〕
により利用者に通知しているが、輻輳通知を受けた利用
者が、当該相手固定接続路〔PVC〕を経由して転送さ
れるフレーム〔F〕の送出を規制するとは限らず、依然
として保証バースト量〔BC 〕以上のフレーム〔F〕を
送信し続ける場合が少なくない。
【0016】なおフレーム〔F〕が廃棄された場合に
は、送受信端の利用者相互間で、予め定められている通
信手順に基づき、フレーム〔F〕の再送を試みる場合が
多い為、フレームリレー網の通信量が一層増加し、輻輳
状態が助長される恐れもある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来あるフレームリレー網においては、特定の
相手固定接続路〔PVC〕(例えば〔PVC4〕)にお
いて或るノード(N)(1)〔例えばノード(N)(1
2 )〕に輻輳状態が発生した場合に、当該ノード(N)
(12 )は送信バッファ(14)に蓄積出来ぬフレーム
〔F〕を廃棄することにより、輻輳状態の解消を図る
が、上流の各ノード(N)(10 )および(11 )は相
手固定接続路〔PVC4〕を経由するフレーム〔F〕の
流量を制御すること無く、下流ノード(N)(12 )に
転送し、更に利用者からも該当する相手固定接続路〔P
VC4〕に対するフレーム〔F〕の送信を規制すること
も期待出来ぬ為、ノード(N)(10 )並びに(11
を経由して転送されるフレーム〔F〕が、ノード(N)
(12 )迄到着して廃棄されることとなり、当該フレー
ムリレー網の通信効率が低下する問題があった。
【0018】本発明は、輻輳発生の際にもフレームリレ
ー網の通信効率を極力低下させぬ手段を実現することを
目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、100はフレームリレー網
を構成する複数のノードであり、200はノード(10
0)相互を接続する通信回線である。
【0020】101は、本発明によりノード(100)
に設けられた輻輳状態計測手段である。102は、本発
明によりノード(100)に設けられた輻輳通知情報生
成手段である。
【0021】103は、本発明によりノード(100)
に設けられた輻輳通知情報転送手段である。104は、
本発明によりノード(100)に設けられた輻輳通知情
報解析手段である。
【0022】105は、本発明によりノード(100)
に設けられたフレーム流量制御手段である。
【0023】
【作用】本発明は、フレームリレー網内に設定された或
る接続路に着目した場合に、当該接続路が経由する各ノ
ード(100)の輻輳状態を上流の各ノード(100)
に通知し、各ノード(100)は、自ノード(100)
および各下流ノード(100)の輻輳状態を総合的に判
断し、自ノード(100)で当該接続路を経由して転送
されるフレーム形式の情報の流量を制御することを意図
している。
【0024】各ノード(100)における輻輳状態は、
時間の経過と共に不規則に変動しており、これは短い周
期で変動する成分と、長い周期で変動する成分との合成
と見做すことが出来る。
【0025】またこの様な輻輳状態を、上流ノード(1
00)に通知するに要する時間は、自ノード(100)
と各上流ノード(100)とのフレームリレー網内の位
置により異なる。
【0026】例えば輻輳状態の通知に長時間を要する上
流ノード(100)に、短い周期で変動する輻輳状態の
成分を通知し、通知された上流ノード(100)が情報
の流量を制御しても、実情に即した流量制御は不可能で
ある。
【0027】本発明は以上の点を考慮し、各上流ノード
(100)には、自ノード(100)の輻輳状態の中か
ら、輻輳状態を通知に要する時間を考慮して、上流ノー
ド(100)が流量制御を実行する為に有効となる輻輳
状態成分を抽出して通知することを考慮している。
【0028】輻輳状態計測手段(101)は、設定され
ている各接続路の輻輳状態を計測する。輻輳通知情報生
成手段(102)は、輻輳状態計測手段(101)の計
測結果に基づき、自ノード(100)における各接続路
の輻輳状態を、接続路の上流に位置する各ノード(10
0)に通知する輻輳通知情報を生成する。
【0029】輻輳通知情報転送手段(103)は、輻輳
通知情報生成手段(102)が生成した前記輻輳通知情
報を、前記各上流ノード(100)に転送する。輻輳通
知情報解析手段(104)は、各接続路の下流に位置す
る各ノード(100)から転送される輻輳通知情報を受
信・解析し、各接続路の総合的な輻輳状態を評価する輻
輳評価情報を生成する。
【0030】フレーム流量制御手段(105)は、輻輳
通知情報解析手段(104)が生成した前記輻輳評価情
報に基づき、自ノード(100)において各接続路を経
由して転送されるフレーム形式の情報の流量を制御す
る。
【0031】なお輻輳状態計測手段(101)は、接続
路の輻輳状態を、当該接続路を転送されるフレーム形式
の情報を一時蓄積するバッファメモリ内の蓄積程度によ
り計測することが考慮される。
【0032】また輻輳通知情報生成手段(102)は、
輻輳通知情報の通知に要する時間に対応して、輻輳状態
計測手段(101)の計測結果の内、長時間で変動する
成分のみを抽出し、輻輳通知情報を生成することが考慮
される。
【0033】また輻輳通知情報生成手段(102)は、
上流に位置するノード(100)にフレームを転送し、
前記上流に位置するノード(100)が逆方向に転送す
るフレームを受信して所要転送時間を測定することによ
り、輻輳通知情報の通知に要する時間を推定することが
考慮される。
【0034】また輻輳通知情報生成手段(102)は、
所要転送時間以上継続して予め定められた閾値以上の輻
輳程度が計測された場合に限り、輻輳通知情報を生成す
ることが考慮される。
【0035】また輻輳通知情報生成手段(102)は、
輻輳状態計測手段(101)の測定結果の時系列に対
し、所要転送時間に対応する遮断周波数を用いた低域ろ
波処理を実行することにより、計測結果の長時間で変動
する成分のみを抽出することが考慮される。
【0036】また輻輳通知情報生成手段(102)は、
輻輳状態計測手段(101)の測定結果の時系列に対
し、所要転送時間に対応する区間で移動平均処理を実行
することにより、計測結果の長時間で変動する成分のみ
を抽出することが考慮される。
【0037】また輻輳通知情報転送手段(103)は、
輻輳通知情報の変化の大きい期間程、輻輳通知情報の送
出間隔を短縮することが考慮される。また輻輳通知情報
転送手段(103)は、同一の方路に送出される、各上
流ノード(100)宛の輻輳通知情報を、一つのフレー
ムに纏めて転送することが考慮される。
【0038】また輻輳通知情報解析手段(104)は、
受信した輻輳通知情報の受信時点における減少傾向を求
め、該輻輳通知情報を送信した下流ノード(100)の
輻輳程度が、該下流ノード(100)との間の前記所要
転送時間が経過した後に予め定められた閾値以下に減少
すると判定した場合に、下流ノード(100)から送信
された輻輳通知情報を、輻輳評価情報を生成に採用する
か否かを判定することが考慮される。
【0039】また輻輳通知情報解析手段(104)は、
各接続路の各下流ノード(100)から転送される輻輳
通知情報の中から、最高の輻輳程度を抽出し、輻輳評価
情報を生成することが考慮される。
【0040】またフレーム流量制御手段(105)は、
輻輳通知情報解析手段(104)が生成した輻輳評価情
報が、予め定められた閾値を越えた場合に、自ノード
(100)において各接続路を経由して転送されるフレ
ーム形式の情報を廃棄することが考慮される。
【0041】またフレーム流量制御手段(105)は、
輻輳通知情報解析手段(104)が生成した輻輳評価情
報が、予め定められた閾値を越えた場合に、自ノード
(100)において各接続路を経由して転送されるフレ
ーム形式の情報に、廃棄を許容する識別符号を付加する
ことが考慮される。
【0042】またフレーム流量制御手段(105)は、
輻輳通知情報解析手段(104)が生成した輻輳評価情
報が、予め定められた閾値を越えた場合に、各接続路を
経由して前記フレーム形式の情報を転送中の端末装置に
当該接続路の輻輳状態を通知することが考慮される。
【0043】更にフレーム流量制御手段(105)は、
輻輳通知情報解析手段(104)が生成した輻輳評価情
報が、予め定められた閾値を越えた場合に、自ノード
(100)において各接続路を経由して転送されるフレ
ーム形式の情報を、自ノード(100)内に設けられた
バッファメモリ内に一時的に蓄積することにより、接続
路への送信を一時保留することが考慮される。
【0044】従って、下流ノードに発生した輻輳状態が
各上流ノードに通知され、各ノードが各下流ノードから
通知された輻輳状態を総合的に判定して転送情報の流量
を制御する為、廃棄される可能性の大きい情報がフレー
ムリレー網内を転送されることが防止され、当該フレー
ムリレー網の通信効率の低下が防止される。
【0045】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例によるノードを示す図であ
り、図3は上流ノードに通知する輻輳程度の一例を示す
図であり、図4は図11における輻輳程度の転送経路の一
例を示す図であり、図5は本発明の一実施例による輻輳
程度通知フレームを示す図であり、図6は輻輳程度通知
フレームの転送経緯(その一)を示す図であり、図7は
輻輳程度通知フレームの転送経緯(その二)を示す図で
あり、図8は輻輳評価値の生成処理の一例を示す図であ
り、図9は本発明の一実施例による輻輳程度と廃棄係数
との関係を示す図であり、図10は本発明の一実施例によ
るフレーム送信制御を示す図である。なお、全図を通じ
て同一符号は同一対象物を示す。また対象とするフレー
ムリレー網および相手固定接続路は図11および図13に示
す通りとする。
【0046】図4において、各ノード(N)(1)間を
接続する通信回線(2)には、前述の如き相手固定接続
路〔PVC〕が設定されている他に、各ノード(N)
(1)間で輻輳に関する情報等の各種制御情報を含む制
御フレーム〔F〕を転送する為の制御用接続路〔C〕が
設定されている。なお制御用接続路〔C〕は、相手固定
接続路〔PVC〕の内の一本を使用することも考慮され
る。
【0047】図2および図11においては、図1における
ノード(100)としてノード(N)(1)が示され、
また図1における通信回線(200)として通信回線
(2)が示されている。
【0048】ノード(N)(1)は、受信処理部(1
1)、受信バッファ(12)、交換処理部(13)、送
信バッファ(14)、送信処理部(15)の他に、本発
明による輻輳制御を実行する輻輳処理部(16)および
データベース(17)から構成されている。
【0049】輻輳処理部(16)内には、図1における
輻輳状態計測手段(101)として輻輳程度計測部(1
61)が設けられ、また図1における輻輳通知情報生成
手段(102)として輻輳通知生成部(162)、通知
時間計測部(1621)、有効成分抽出部(1622)
が設けられ、また図1における輻輳通知情報転送手段
(103)として輻輳通知部(163)、フレーム組立
分解部(1631)、通知間隔制御部(1632)が設
けられ、また図1における輻輳通知情報解析手段(10
4)として輻輳通知解析部(164)、輻輳解消予測部
(1641)、最高輻輳値抽出部(1642)、廃棄係
数算出部(1643)が設けられ、更に図1におけるフ
レーム流量制御手段(105)として、フレーム流量制
御部(165)、フレーム廃棄制御部(1651)、端
末通知部(1652)が設けられている。
【0050】以後フレームリレー網内に設定されている
二十組の相手固定接続路〔PVC〕の内、相手固定接続
路〔PVC4〕を対象として説明を行い、また相手固定
接続路〔PVC4〕が設定されている各ノード(N)
(10 )、(11 )、(12 )および(14 )の内、ノ
ード(N)(14 )を対象として説明を行う。
【0051】ノード(N)(14 )においては、輻輳処
理部(16)内の輻輳程度計測部(161)が、通過す
る送信バッファ(14)の使用量〔複数の相手固定接続
路〔PVC〕により共用される場合も有る〕を、輻輳程
度〔α′〕として計測している。
【0052】輻輳程度〔α′〕は、例えば図3(a) に示
される如く、種々の周期で変動する成分を含んでいる。
輻輳通知生成部(162)は、輻輳程度計測部(16
1)が計測する輻輳程度〔α′〕に基づき、自局の輻輳
状態を各上流ノード(N)(10 )、(11 )および
(13 )に通知する為の輻輳通知情報を生成する為に、
通知時間計測部(1621)および有効成分抽出部(1
622)を起動する。
【0053】起動された通知時間計測部(1621)
は、各上流ノード(N)(10 )、(11 )および(1
3 )に対して制御フレームを転送するに要する通知時間
を計測する為に、現在時刻を示すタイムスタンプ
〔TS 〕を付加した制御フレーム〔F〕を生成し、制御
用接続路〔C〕を経由して各上流ノード(N)
(10 )、(1 1 )および(13 )に転送すると、各上
流ノード(N)(10 )、(11 )および(13 )は、
受信した制御フレームに付加されているタイムスタンプ
〔TS 〕と受信時刻〔=現在時刻〕とを比較することに
より、ノード(N)(14 )から自ノード(N)
(10 )、(11 )および(13 )迄の通知時間
〔TF 〕を求め、下流方向へ転送する制御フレームに付
加して送信元の下流ノード(N)(14)に返送する。
【0054】また各ノード(N)(10 )、(11 )お
よび(13 )も、それぞれノード(N)(14 )迄の通
知時間〔TF 〕を、各自ノード(N)(10 )、
(11 )および(13 )が下流ノードとなり、ノード
(N)(14 )を上流ノードとして、前述と同様に計測
する際に、ノード(N)(14 )は、各ノード(N)
(10 )、(11 )および(13 )からノード(N)
(14 )迄の通知時間〔TF 〕を算出し、各ノード
(N)(10 )、(11 )および(13 )からノード
(N)(1 4 )に返送している。
【0055】ノード(N)(14 )においては、通知時
間計測部(1621)が、各上流ノード(N)
(10 )、(11 )および(13 )から返送される制御
フレーム〔F〕を受信・解析し、付加されている通知時
間〔TF 〕を抽出し、また各上流ノード(N)
(10 )、(11 )および(13 )が計測するノード
(N)(14 )迄の通知時間〔TF 〕〔以後ノード
(N)(14 )においては、各上流ノード(N)
(10 )、(11 )および(13 )が計測するノード
(N)(14 )迄の通知時間〔TF 〕を〔TB 〕と称
し、自ノード(N)(14 )が計測する通知時間
〔TF 〕と区別する〕を求めることにより、自ノード
(N)(14 )と各上流ノード(N)(10 )、
(11 )および(13 )との間の往復遅延時間〔TF
B〕を算出し、データベース(17)に格納する。
【0056】一方、起動された有効成分抽出部(162
2)は、輻輳程度計測部(161)が計測した輻輳程度
〔α′〕から、各上流ノード(N)(10 )、(11
および(13 )に通知するに有効な成分を抽出する。
【0057】有効成分としては、往復遅延時間〔TF
B 〕の長い上流ノード(N)(1)〔例えばノード
(N)(10 )〕には、長時間で変動する成分のみを輻
輳程度〔α〕として通知し、往復遅延時間〔TF
B 〕の短い上流ノード(N)(1)〔例えばノード
(N)(12 )〕には、短時間で変動する成分も含めて
輻輳程度〔α〕として通知するものとする。
【0058】有効成分抽出部(1622)は、輻輳程度
計測部(161)が計測した輻輳程度〔α′〕に対し、
往復遅延時間〔TF +TB 〕に対応する遮断周波数を用
いた低域ろ波処理処理を実行することにより、往復遅延
時間〔TF +TB 〕以上の長時間で変動する成分のみを
抽出する。
【0059】以上の結果、往復遅延時間〔TF +TB
が殆ど無視可能な隣接する上流ノード(N)(12 )に
対しては、輻輳程度計測部(161)が計測した輻輳程
度〔α′〕〔図3(a) 〕に含まれる殆ど総ての変動成分
が、輻輳程度〔α42〕〔ノード(N)(14 )からノー
ド(N)(12 )へ通知する輻輳程度を〔α42〕と称す
る、以下同様〕として抽出される。
【0060】また、往復遅延時間〔TF +TB 〕が最も
長い上流ノード(N)(10 )に対しては、輻輳程度
〔α′〕の長周期変動成分〔図3(c) 〕のみが、輻輳程
度〔α 40〕として抽出される。
【0061】また、ノード(N)(12 )と(10 )と
の中間に位置する上流ノード(N)(11 )に対して
は、輻輳程度〔α′〕から短周期変動成分が除去されて
〔図3(b) 〕、輻輳程度〔α41〕として抽出される。
【0062】次に輻輳通知部(163)は、輻輳通知生
成部(162)により生成された各輻輳程度〔α40〕、
〔α41〕および〔α42〕を、各上流ノード(N)
(10 )、(11 )および(12 )に転送するに必要な
輻輳程度通知フレーム〔FC 〕を組立てる為に、フレー
ム組立分解部(1631)を起動する。
【0063】起動されたフレーム組立分解部(163
1)は、各上流ノード(N)(10 )、(11 )および
(12 )に転送する各輻輳程度〔α40〕、〔α41〕およ
び〔α 42〕が、何れもノード(N)(12 )に至る制御
用接続路〔C8〕に送出されることを認識すると、各輻
輳程度〔α40〕、〔α41〕および〔α42〕にそれぞれ現
在時刻を示すタイムスタンプ〔TS 〕を付加して制御情
報単位〔Α40〕、〔A41〕および〔A42〕を形成し、更
に制御用接続路〔C8〕を指定するデータリンク識別子
〔DLCI〕と、誤り制御符号〔FCS〕とを付加し、
図5に示す如き輻輳程度通知フレーム〔FC 〕を組立て
る。
【0064】なお図5においては、相手固定接続路〔P
VC16〕における上流ノード(N)(13 )に対して
転送する輻輳程度〔α43〕も併せて転送する輻輳程度通
知フレーム〔FC 〕が示されている。
【0065】輻輳通知部(163)は、フレーム組立分
解部(1631)により組立てられた輻輳程度通知フレ
ーム〔FC 〕を、交換処理部(13)を介してノード
(N)(12 )に対応する送信バッファ〔例えば(14
1 )〕に、最優先順位に蓄積する。
【0066】送信処理部(151 )は、対応する送信バ
ッファ(141 )の最優先順位に蓄積されている輻輳程
度通知フレーム〔FC 〕を抽出し、ノード(N)
(12 )に至る通信回線(224)上の制御用接続路〔C
8〕を経由して、上流ノード(N)(12 )に送出す
る。
【0067】ノード(N)(12 )においては、受信処
理部〔例えば(111 )〕が、通信回線(224)上の制
御用接続路〔C8〕から到着する輻輳程度通知フレーム
〔F C 〕を受信処理した後、受信バッファ(12)に最
優先順位で蓄積すると、交換処理部(13)が受信バッ
ファ(12)に蓄積済の輻輳程度通知フレーム〔FC
を最優先順位で抽出し、データリンク識別子〔DLC
I〕を解析の結果、輻輳程度通知フレーム〔FC 〕であ
ることを識別すると、輻輳程度通知フレーム〔F C 〕を
輻輳処理部(16)に伝達し、輻輳通知部(163)を
起動する。
【0068】起動された輻輳通知部(163)は、伝達
された輻輳程度通知フレーム〔FC〕を、制御情報単位
〔Α〕毎に分解し、自ノード(N)(12 )宛の制御情
報単位〔Α42〕は輻輳通知解析部(164)に伝達し、
その他の制御情報単位〔Α40〕、〔A41〕および
〔A43〕は、その他のノード(N)(11 )または(1
3 )から同時期に到着しているその他の輻輳程度通知フ
レーム〔FC 〕から分解・抽出された制御情報単位
〔Α〕と組合わせて新たな輻輳程度通知フレーム
〔FC 〕を組立て、交換処理部(13)に伝達する。
【0069】なお図6においては、輻輳程度〔α〕の転
送状況を主として表示する為、例えば輻輳程度〔α40
を含む制御情報単位〔Α40〕、輻輳程度〔α41〕を含む
制御情報単位〔Α41〕、輻輳程度〔α42〕を含む制御情
報単位〔Α42〕、輻輳程度〔α43〕を含む制御情報単位
〔Α43〕から構成される輻輳程度通知フレーム〔FC
を、単純に輻輳程度〔α40〕、〔α41〕、〔α42〕およ
び〔α43〕を含む輻輳程度通知フレーム〔FC (α40
α41、α42、α43)〕と称する。
【0070】図6(a) においては、ノード(N)
(14 )が、輻輳程度〔α40〕、〔α41〕、〔α42〕お
よび〔α43〕を含む輻輳程度通知フレーム〔F
C (α40、α41、α 42、α43)〕を制御用接続路〔C
8〕に送出するのと同期して、ノード(N)(10 )が
輻輳程度通知フレーム〔FC (α01、α02、α03
α04)〕を制御用接続路〔C1〕に送出し、またノード
(N)(11 )が輻輳程度通知フレーム〔F
C (α10)〕を制御用接続路〔C2〕に送出すると共
に、輻輳程度通知フレーム〔FC (α12、α13
α14)〕を制御用接続路〔C1〕に送出し、またノード
(N)(12 )が輻輳程度通知フレーム〔FC (α20
α21)〕を制御用接続路〔C4〕に送出すると共に、輻
輳程度通知フレーム〔FC (α23)〕を制御用接続路
〔C5〕に送出すると共に、輻輳程度通知フレーム〔F
C (α24)〕を制御用接続路〔C7〕に送出し、更にノ
ード(N)(13 )が、輻輳程度通知フレーム〔F
C (α30、α31、α32、α34)〕を制御用接続路〔C
1〕に送出した状態が示されている。
【0071】やがて所要の転送時間が経過すると、各輻
輳程度通知フレーム〔FC (α40、α41、α42
α43)〕、〔FC (α01、α02、α03、α04)〕、〔F
C (α10)〕、〔FC (α12、α13、α14)〕、〔FC
(α20、α21)〕、〔FC (α23)〕、〔F
C (α24)〕および〔FC (α30、α31、α32
α34)〕が、それぞれ制御用接続路〔C8〕、〔C
1〕、〔C2〕、〔C3〕、〔C4〕、〔C5〕、〔C
7〕および〔C6〕を経由してそれぞれ対向ノード
(N)(12 )、(11)、(10 )、(12 )、(1
1 )、(13 )、(14 )および(12 )に到着したと
する〔図6(b) 参照〕。
【0072】ノード(N)(14 )においては、フレー
ム組立分解部(1631)が輻輳程度通知フレーム〔F
C (α24)〕を分解し、自ノード(N)(14 )宛の輻
輳程度〔α24〕のみを抽出し、またノード(N)
(10 )においては、フレーム組立分解部(1631)
が輻輳程度通知フレーム〔FC (α10)〕を分解し、自
ノード(N)(10 )宛の輻輳程度〔α10〕のみを抽出
し、更にノード(N)(13)においては、フレーム組
立分解部(1631)が輻輳程度通知フレーム〔F
C(α23)〕を分解し、自ノード(N)(13 )宛の輻
輳程度〔α23〕のみを抽出する。
【0073】またノード(N)(11 )においては、フ
レーム組立分解部(1631)が輻輳程度通知フレーム
〔FC (α01、α02、α03、α04)〕および〔FC (α
20、α21)〕を分解し、自ノード(N)(11 )宛の輻
輳程度〔α01〕および〔α21〕のみを抽出し、残る輻輳
程度〔α02〕、〔α03〕、〔α04〕および〔α20〕か
ら、ノード(N)(10 )宛の輻輳程度〔α20〕を含む
輻輳程度通知フレーム〔FC (α20)〕と、ノード
(N)(12 )宛の輻輳程度〔α02〕、ノード(N)
(13 )宛の輻輳程度〔α03〕およびノード(N)(1
4 )宛の輻輳程度〔α04〕を含む輻輳程度通知フレーム
〔FC (α02、α03、α04)〕とを組立て、それぞれ制
御用接続路〔C2〕および〔C3〕を経由して送出させ
ることする。更にノード(N)(12 )においては、フ
レーム組立分解部(1631)が輻輳程度通知フレーム
〔FC (α40、α41、α42、α43)〕、〔FC (α12
α13、α14)〕および〔FC (α30、α31、α32
α34)〕を分解し、自ノード(N)(11 )宛の輻輳程
度〔α42〕、〔α12〕および〔α32〕のみを抽出し、残
る輻輳程度〔α40〕、〔α41〕、〔α43〕、〔α13〕、
〔α14〕、〔α30〕、〔α 31〕および〔α34〕から、ノ
ード(N)(11 )宛の輻輳程度〔α41〕および
〔α31〕と、ノード(N)(10 )宛の輻輳程度
〔α40〕および〔α30〕とを含む輻輳程度通知フレーム
〔FC (α41、α31、α40、α30)〕と、ノード(N)
(13 )宛の輻輳程度〔α13〕および〔α43〕を含む輻
輳程度通知フレーム〔FC(α13、α43)〕と、ノード
(N)(14 )宛の輻輳程度〔α14〕および〔α34〕を
含む輻輳程度通知フレーム〔FC (α14、α34)〕とを
組立て、それぞれ制御用接続路〔C4〕、〔C5〕およ
び〔C7〕を経由して送出させることする〔図6(c) 参
照〕。
【0074】やがて所要の転送時間が経過すると、各輻
輳程度通知フレーム〔FC (α20)〕、〔FC (α02
α03、α04)〕、〔FC (α41、α31、α40
α30)〕、〔FC (α13、α43)〕および〔F
C (α14、α34)〕が、それぞれ制御用接続路〔C
2〕、〔C3〕、〔C4〕、〔C5〕および〔C7〕を
経由してそれぞれ対向ノード(N)(11 )、
(12 )、(11 )、(13 )および(14 )に到着し
たとする〔図6(d) 参照〕。
【0075】各ノード(N)(1)は、前述と同様に、
受信した各輻輳程度通知フレーム〔FC 〕を分解し、自
ノード(N)(1)宛の輻輳程度〔α〕のみを抽出し、
残る輻輳程度〔α〕は、前述と同様に、同一方路に送出
する輻輳程度〔α〕同志で輻輳程度通知フレーム
〔FC 〕に組立て、宛先のノード(N)(1)に送信す
るが、詳細は省略する。
【0076】以上の過程により、輻輳程度通知フレーム
〔FC 〕は目的の上流ノード(N)〔例えば(10 )〕
に転送され、輻輳処理部(16)内のフレーム組立分解
部(1631)により制御情報単位〔Α〕に分割され、
自ノード(N)(10 )宛の制御情報単位〔例えば〔Α
40〕は輻輳通知解析部(164)に伝達される。
【0077】輻輳通知解析部(164)は、伝達された
自ノード(N)(10 )宛の制御情報単位〔Α40〕から
輻輳程度〔α40〕を抽出し、輻輳解消予測部(164
1)に伝達した後、制御情報単位〔Α40〕を通知時間計
測部(1621)に伝達する。
【0078】通知時間計測部(1621)は、伝達され
た制御情報単位〔Α40〕に含まれるタイムスタンプ〔T
S 〕と、現在時刻とを比較することにより、制御情報単
位〔Α40〕の送信元のノード(N)(14 )から自ノー
ド(N)(10 )迄、輻輳程度通知フレーム〔FC 〕を
転送するに要する通知時間〔TF 〕を算出することが可
能であるが、更にタイムスタンプ〔TS 〕を送信元のノ
ード(N)(14 )に返送し、ノード(N)(14 )内
の通知時間計測部(1621)に往復遅延時間〔TF
B 〕を算出させる必要がある為、制御情報単位
〔Α40〕を何等かの形で〔例えばノード(N)(14
宛の輻輳程度通知フレーム〔FC 〕に組込む等で〕ノー
ド(N)(14 )へ返送する。
【0079】一方輻輳解消予測部(1641)は、ノー
ド(N)(14 )から所定の間隔〔T〕でノード(N)
(10 )宛に送出される、図8(a) に示される如き輻輳
程度〔α40〕を、通知時間〔TF 〕経過後に受信する
が、前回受信した輻輳程度〔α 40〕を保持しており、、
今回〔即ち現在時刻〔t〕に〕受信した輻輳程度
〔α40〕〔以後〔α40(t)〕と称する〕と、前回〔即
ち時刻〔t−T〕に〕受信した輻輳程度〔α40〕〔以後
〔α40(t−T)〕と称する〕とを比較することによ
り、現在時刻〔t〕における輻輳程度〔α40〕の減少傾
向〔=(〔α40(t−T)〕−〔α40(t)〕)÷
〔T〕〕を算出する。
【0080】次に輻輳解消予測部(1641)は、現在
時刻における輻輳程度〔α40(t)〕と、算出した減少
傾向とから、往復遅延時間〔TF +TB 〕経過後の輻輳
程度〔α40(t+〔TF +TB 〕)〕〔以後予測輻輳程
度〔αZ 〕と称する〕を算出する。
【0081】次に輻輳解消予測部(1641)は、ノー
ド(N)(10 )が輻輳状態にあるか否かを判定する輻
輳程度〔α〕の値〔以後輻輳程度閾値〔αC 〕と称す
る〕と、算出した予測輻輳程度〔αZ 〕とを比較する。
【0082】比較の結果、予測輻輳程度〔αZ 〕が輻輳
程度閾値〔αC 〕を上回っている場合には、時点〔t+
〔TB 〕〕においてもノード(N)(14 )が未だ輻輳
状態〔即ちα′>αC 〕にあり、今回受信した輻輳程度
〔α40(t)〕でフレーム〔F〕の流量制御を検討して
も有効と判定し、輻輳程度〔α40(t)〕をその儘輻輳
評価値〔D(α40)〕として最高輻輳値抽出部(164
2)に伝達するが、比較の結果、予測輻輳程度〔αZ
が輻輳程度閾値〔αC 〕以下の場合には、時点〔t+
〔TB 〕〕においてノード(N)(14 )が既に輻輳解
消状態〔即ちα′<αC 〕にあると推定し、今回受信し
た輻輳程度〔α40(t)〕で流量制御を検討すると、過
剰廃棄となると判定し、輻輳程度〔α40(t)〕を最低
値〔例えば〔α40(t)〕=0〕と置換し、輻輳評価値
〔D(α40)〕として最高輻輳値抽出部(1642)に
伝達する。
【0083】以下同様にして、現在時刻〔t〕以降に受
信した総ての輻輳程度〔α40〕を最低値に置換したとす
ると、輻輳解消予測部(1641)から最高輻輳値抽出
部(1642)に伝達される輻輳評価値〔D(α)〕
は、図8(c) の通りとなる。
【0084】なお輻輳解消予測部(1641)は、ノー
ド(N)(10 )が相手固定接続路〔PVC4〕におけ
る総ての下流ノード(N)(11 )、(12 )および
(14)から輻輳程度通知フレーム〔FC 〕により転送
される各輻輳程度〔α10〕、〔α20〕およひ〔α40〕に
対し、輻輳評価値〔D(α10)〕、〔D(α20)〕およ
び〔D(α40)〕を算出している。
【0085】最高輻輳値抽出部(1642)は、相手固
定接続路〔PVC4〕が経由する総てのノード(N)
(10 )、(11 )、(12 )および(14 )の輻輳評
価値〔D(α00)〕〔=α′0 〕、〔D(α10)〕
〔D(α20)〕および〔D(α40)〕の中から、最高の
輻輳評価値〔D(α)〕を、相手固定接続路〔PVC
4〕の総合的な輻輳程度〔以後接続経路輻輳程度〔α
PVC4〕として採用し、廃棄係数算出部(1643)に伝
達する。
【0086】廃棄係数算出部(1643)は、最高輻輳
値抽出部(1642)から伝達された接続経路輻輳程度
〔αPVC4〕に基づき、相手固定接続路〔PVC4〕を転
送されるフレーム〔F〕の流量を制御する為の指標とな
る廃棄係数〔β〕を、図9に基づき求める。
【0087】図9において、廃棄係数〔β〕は、接続経
路輻輳程度〔αPVC4〕が50%以下の場合の廃棄係数
〔β1 〕と、接続経路輻輳程度〔αPVC4〕が50%を越
える場合の廃棄係数〔β2 〕とに区分されて求められ
る。
【0088】廃棄係数算出部(1643)は、求めた廃
棄係数〔β〕をフレーム流量制御部(165)に伝達す
る。フレーム流量制御部(165)は、廃棄係数算出部
(1643)から伝達される廃棄係数〔β〕を用いて、
相手固定接続路〔PVC4〕上を転送されるフレーム
〔F〕の流量を制御する為に、フレーム廃棄制御部(1
651)を起動して廃棄係数〔β〕を伝達すると共に、
端末通知部(1652)を起動して接続経路輻輳程度
〔αPVC4〕を伝達する。
【0089】起動されたフレーム廃棄制御部(165
1)は、廃棄係数算出部(1643)から相手固定接続
路〔PVC4〕に対して廃棄係数〔β1 〕が伝達された
場合には、図10(a) に示す如く、相手固定接続路〔PV
C4〕を経由して転送されるフレーム〔F〕に対し、通
信量が保証バースト量〔BC 〕以下の場合には、無条件
に送信を許容〔即ち交換処理部(13)に対応する送信
バッファ(14)への蓄積を許容〕し、また通信量が保
証バースト量〔BC 〕を越え、且つ保証バースト量〔B
C 〕と超過バースト量〔Be 〕に廃棄係数〔β1 〕を乗
算した結果との合計〔BC +β1 ×Be 〕以下の場合に
は、フレームリレー網が輻輳状態で無ければフレーム
〔F〕に付加されている廃棄可能フレーム表示ビット
〔DE〕を廃棄可能状態〔例えば論理“1”〕に設定し
て交換処理部(13)に送信バッファ(14)に蓄積さ
せ、フレームリレー網が輻輳状態であれば交換処理部
(13)に廃棄させ、更に通信量が前述の合計〔BC
β1 ×Be 〕を越える場合には、無条件で交換処理部
(13)に廃棄させる。
【0090】またフレーム廃棄制御部(1651)は、
廃棄係数算出部(1643)から相手固定接続路〔PV
C4〕に対して廃棄係数〔β2 〕が伝達された場合に
は、図10(b) に示す如く、相手固定接続路〔PVC4〕
を経由して転送されるフレーム〔F〕に対し、通信量が
保証バースト量〔BC 〕に廃棄係数〔β2 〕を乗算した
乗算値〔β2 ×BC 〕以下の場合には、無条件に送信を
許容〔即ち交換処理部(13)に対応する送信バッファ
(14)への蓄積を許容〕し、また通信量が前述の乗算
値〔β2 ×BC 〕を越える場合には、無条件で交換処理
部(13)に廃棄させる。
【0091】一方、起動された端末通知部(1652)
は、フレーム流量制御部(165)から伝達された接続
経路輻輳程度〔αPVC4〕と、前述の輻輳程度閾値
〔αC 〕とを比較し、接続経路輻輳程度〔αPVC4〕が輻
輳程度閾値〔αC 〕を上回る場合には、相手固定接続路
〔PVC4〕が輻輳状態にあると判定し、自ノード
(N)(10 )に収容される相手固定接続路〔PVC
4〕の利用者に対し、相手固定接続路〔PVC4〕が輻
輳状態にあることを通知する。
【0092】以上の流量制御処理を、相手固定接続路
〔PVC4〕が経由する他のノード(N)(11 )およ
び(12 )においてもそれぞれ実行される為、各ノード
(N)(10 )、(11 )および(12 )が、相手固定
接続路〔PVC4〕において最高の輻輳状態が発生して
いるノード(N)〔例えば(14 )〕の輻輳程度
〔α4〕を基準として、相手固定接続路〔PVC4〕上
を経由するフレーム〔F〕の流量を制御することなる。
【0093】更に各ノード(N)(1)は、総ての相手
固定接続路〔PVC〕に対して、それぞれ同様の流量制
御を実行することとなる。以上の説明から明らかな如
く、本実施例によれば、各ノード(N)(1)は、自ノ
ード(N)(1)の輻輳状態のみならず、自ノード
(N)(1)を経由して設定されている各相手固定接続
路〔PVC〕〕における総ての下流ノード(N)(1)
から通知される輻輳状態を併せ考慮した接続経路輻輳程
度〔αPVC 〕に基づき、各相手固定接続路〔PVC〕上
のフレーム〔F〕の流量を制御する為、上流ノード
(N)(1)から転送されたフレーム〔F〕が、輻輳状
態にある下流ノード(N)(1)迄転送された後に廃棄
されることが防止される。
【0094】なお、図2乃至図10はあく迄本発明の一実
施例に過ぎず、例えば有効成分抽出部(1622)は往
復遅延時間〔TF +TB 〕に対応する遮断周波数を有す
る低域通過フィルタ処理を実行する〔請求項6〕ものに
限定されることは無く、輻輳程度閾値〔αC 〕以上が往
復遅延時間〔TF +TB 〕以上継続した輻輳程度〔α〕
のみを通知する〔請求項5〕、或いは往復遅延時間〔T
F +TB 〕に対応する移動平均区間で平均値を算出する
〔請求項7〕等、他に幾多の変形が考慮されるが、何れ
の場合にも本発明の効果は変わらない。また輻輳通知部
(163)は、一定の間隔〔T〕で輻輳程度〔α〕を通
知するものに限定されることは無く、輻輳程度〔α〕の
変化が急激な期間は通知間隔〔T〕を短縮し、輻輳程度
〔α〕の変化が緩慢な期間は通知間隔〔T〕を延長する
〔請求項8〕等、他に幾多の変形が考慮されるが、何れ
の場合にも本発明の効果は変わらない。また最高輻輳値
抽出部(1642)は、各下流ノード(N)(1)から
通知される各輻輳程度〔α〕の最高値を接続経路輻輳程
度〔αPVC 〕と決定する〔請求項11〕ものに限定され
ることは無く、各下流ノード(N)(1)から通知され
た輻輳程度〔α〕から複数の量を選び、これらの特徴を
表す量を決定する等、他に幾多の変形が考慮されるが、
何れの場合にも本発明の効果は変わらない。また本発明
の対象となるノード(100)の構成は、図示されるノ
ード(N)(1)に限定されることは無く、他に幾多の
変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変
わらない。更に本発明の対象となるフレームリレー網
は、図示されるものに限定されぬことは言う迄も無い。
【0095】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記フレームリ
レー網において、下流ノードに発生した輻輳状態が各上
流ノードに通知され、各ノードが各下流ノードから通知
された輻輳状態を総合的に判定して転送情報の流量を制
御する為、廃棄される可能性の大きい情報がフレームリ
レー網内を転送されることが防止され、当該フレームリ
レー網の通信効率の低下が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例によるノードを示す図
【図3】 上流ノードに通知する輻輳程度の一例を示す
【図4】 図11における輻輳程度の転送経路の一例を示
す図
【図5】 本発明の一実施例による輻輳程度通知フレー
ムを示す図
【図6】 輻輳程度通知フレームの転送経緯(その一)
を示す図
【図7】 輻輳程度通知フレームの転送経緯(その二)
を示す図
【図8】 輻輳評価値の生成処理の一例を示す図
【図9】 本発明の一実施例による輻輳程度と廃棄係数
との関係を示す図
【図10】 本発明の一実施例によるフレーム送信制御
を示す図
【図11】 本発明の対象となるフレームリレー網の一
例を示す図
【図12】 従来あるノードの一例を示す図
【図13】 図11に設定される相手固定接続路の一例を
示す図
【図14】 フレーム廃棄基準の一例を示す図
【符号の説明】
1、100 ノード(N) 2、200 通信回線 11 受信処理部 12 受信バッファ 13 交換処理部 14 送信バッファ 15 送信処理部 16 輻輳処理部 17 データベース 101 輻輳状態計測手段 102 輻輳通知情報生成手段 103 輻輳通知情報転送手段 104 輻輳通知情報解析手段 105 フレーム流量制御手段 161 輻輳程度計測部 162 輻輳通知生成部 163 輻輳通知部 164 輻輳通知解析部 165 フレーム流量制御部 1621 通知時間計測部 1622 有効成分抽出部 1631 フレーム組立分解部 1632 通知間隔制御部 1641 輻輳解消予測部 1642 最高輻輳値抽出部 1643 廃棄係数算出部 1651 フレーム廃棄制御部 1652 端末通知部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれフレーム形式の情報を交換処理
    する複数のノード(100)を、通信回線(200)に
    より相互に接続する通信網において、 前記各ノード(100)に、設定されている各接続路の
    輻輳状態を計測する輻輳状態計測手段(101)と、 前記輻輳状態計測手段(101)の計測結果に基づき、
    自ノード(100)における前記各接続路の輻輳状態
    を、前記接続路の上流に位置する各ノード(100)に
    通知する輻輳通知情報を生成する輻輳通知情報生成手段
    (102)と、 前記輻輳通知情報生成手段(102)が生成した前記輻
    輳通知情報を、前記各上流ノード(100)に転送する
    輻輳通知情報転送手段(103)と、 前記各接続路の下流に位置する各ノード(100)から
    転送される前記輻輳通知情報を受信・解析し、前記各接
    続路の総合的な輻輳状態を評価する輻輳評価情報を生成
    する輻輳通知情報解析手段(104)と、 前記輻輳通知情報解析手段(104)が生成した前記輻
    輳評価情報に基づき、自ノード(100)において前記
    各接続路を経由して転送される前記フレーム形式の情報
    の流量を制御するフレーム流量制御手段(105)とを
    設けることを特徴とする輻輳制御方式。
  2. 【請求項2】 前記輻輳状態計測手段(101)は、前
    記接続路の輻輳状態を、当該接続路を転送されるフレー
    ム形式の情報を一時蓄積するバッファメモリ内の蓄積程
    度により計測することを特徴とする請求項1記載の輻輳
    制御方式。
  3. 【請求項3】 前記輻輳通知情報生成手段(102)
    は、前記輻輳通知情報の通知に要する時間に対応して、
    前記輻輳状態計測手段(101)の計測結果の内、長時
    間で変動する成分のみを抽出し、前記輻輳通知情報を生
    成することを特徴とする請求項1記載の輻輳制御方式。
  4. 【請求項4】 前記輻輳通知情報生成手段(102)
    は、前記上流に位置するノード(100)にフレームを
    転送し、前記上流に位置するノード(100)が逆方向
    に転送するフレームを受信して所要転送時間を測定する
    ことにより、前記輻輳通知情報の通知に要する時間を推
    定することを特徴とする請求項3記載の輻輳制御方式。
  5. 【請求項5】 前記輻輳通知情報生成手段(102)
    は、前記所要転送時間以上継続して予め定められた閾値
    以上の輻輳程度が計測された場合に限り、前記輻輳通知
    情報を生成することを特徴とする請求項3記載の輻輳制
    御方式。
  6. 【請求項6】 前記輻輳通知情報生成手段(102)
    は、前記輻輳状態計測手段(101)の測定結果の時系
    列に対し、前記所要転送時間に対応する遮断周波数を用
    いた低域ろ波処理を実行することにより、前記計測結果
    の長時間で変動する成分のみを抽出することを特徴とす
    る請求項3記載の輻輳制御方式。
  7. 【請求項7】 前記輻輳通知情報生成手段(102)
    は、前記輻輳状態計測手段(101)の測定結果の時系
    列に対し、前記所要転送時間に対応する区間で移動平均
    処理を実行することにより、前記計測結果の長時間で変
    動する成分のみを抽出することを特徴とする請求項3記
    載の輻輳制御方式。
  8. 【請求項8】 前記輻輳通知情報転送手段(103)
    は、前記輻輳通知情報の変化の大きい期間程、前記輻輳
    通知情報の送出間隔を短縮することを特徴とする請求項
    1記載の輻輳制御方式。
  9. 【請求項9】 前記輻輳通知情報転送手段(103)
    は、同一の方路に送出される、前記各上流ノード(10
    0)宛の輻輳通知情報を、一つのフレームに纏めて転送
    することを特徴とする請求項1記載の輻輳制御方式。
  10. 【請求項10】 前記輻輳通知情報解析手段(104)
    は、受信した前記輻輳通知情報の受信時点における減少
    傾向を求め、該輻輳通知情報を送信した前記下流ノード
    (100)の輻輳程度が、該下流ノード(100)との
    間の前記所要転送時間が経過した後に予め定められた閾
    値以下に減少すると判定した場合に、該下流ノード(1
    00)から送信された輻輳通知情報を、前記輻輳評価情
    報の生成に採用するか否かを判定することを特徴とする
    請求項1記載の輻輳制御方式。
  11. 【請求項11】 前記輻輳通知情報解析手段(104)
    は、前記各接続路の各下流ノード(100)から転送さ
    れる前記輻輳通知情報の中から、最高の輻輳程度を抽出
    し、前記輻輳評価情報を生成することを特徴とする請求
    項1記載の輻輳制御方式。
  12. 【請求項12】 前記フレーム流量制御手段(105)
    は、前記輻輳通知情報解析手段(104)が生成した前
    記輻輳評価情報が、予め定められた閾値を越えた場合
    に、自ノード(100)において前記各接続路を経由し
    て転送される前記フレーム形式の情報を廃棄することを
    特徴とする請求項1記載の輻輳制御方式。
  13. 【請求項13】 前記フレーム流量制御手段(105)
    は、前記輻輳通知情報解析手段(104)が生成した前
    記輻輳評価情報が、予め定められた閾値を越えた場合
    に、自ノード(100)において前記各接続路を経由し
    て転送される前記フレーム形式の情報に、廃棄を許容す
    る識別情報を付加することを特徴とする請求項1記載の
    輻輳制御方式。
  14. 【請求項14】 前記フレーム流量制御手段(105)
    は、前記輻輳通知情報解析手段(104)が生成した前
    記輻輳評価情報が、予め定められた閾値を越えた場合
    に、前記各接続路を経由して前記フレーム形式の情報を
    転送中の端末装置に当該接続路の輻輳状態を通知するこ
    とを特徴とする請求項1記載の輻輳制御方式。
  15. 【請求項15】 前記フレーム流量制御手段(105)
    は、前記輻輳通知情報解析手段(104)が生成した前
    記輻輳評価情報が、予め定められた閾値を越えた場合
    に、自ノード(100)において前記各接続路を経由し
    て転送される前記フレーム形式の情報を、自ノード(1
    00)内に設けられたバッファメモリ内に一時的に蓄積
    することにより、前記接続路への送信を一時保留するこ
    とを特徴とする請求項1記載の輻輳制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007067885A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> データフレーム処理装置および方法

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JP2007067885A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> データフレーム処理装置および方法

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