JPH0727250A - 内燃機関の冷却回路用サーモスタット弁 - Google Patents
内燃機関の冷却回路用サーモスタット弁Info
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- JPH0727250A JPH0727250A JP16567193A JP16567193A JPH0727250A JP H0727250 A JPH0727250 A JP H0727250A JP 16567193 A JP16567193 A JP 16567193A JP 16567193 A JP16567193 A JP 16567193A JP H0727250 A JPH0727250 A JP H0727250A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱膨張材料の損失またはケージの破損により
弁部材がそのシートに固定されたままであるときに冷却
液の流動を再び形成することである。 【構成】 弁は回路内に挿入されかつ上流室16および
下流室17を形成するケージ1を含み、前記上流室と下
流室との間の連絡は可動弁部材により制御され、前記弁
部材は固定シート23と協働可能でありかつサーモスタ
ットカプセル9により支持され、前記カプセルはその中
に含まれる熱膨張材料14およびばね18から反力を受
ける。弁部材が2つの要素からなり、第1のものは上流
室内に設けられかつ第1のばね22によりシートに押し
付けられる周縁要素21であり、また第2のものはカプ
セルと一体の第2の要素15であり、第2の要素は熱膨
張材料からの駆動力により周縁要素の下流面に当接しさ
らにそこから第2のばねの力18に対抗しながらシート
を離れて移動するように設けられる。
弁部材がそのシートに固定されたままであるときに冷却
液の流動を再び形成することである。 【構成】 弁は回路内に挿入されかつ上流室16および
下流室17を形成するケージ1を含み、前記上流室と下
流室との間の連絡は可動弁部材により制御され、前記弁
部材は固定シート23と協働可能でありかつサーモスタ
ットカプセル9により支持され、前記カプセルはその中
に含まれる熱膨張材料14およびばね18から反力を受
ける。弁部材が2つの要素からなり、第1のものは上流
室内に設けられかつ第1のばね22によりシートに押し
付けられる周縁要素21であり、また第2のものはカプ
セルと一体の第2の要素15であり、第2の要素は熱膨
張材料からの駆動力により周縁要素の下流面に当接しさ
らにそこから第2のばねの力18に対抗しながらシート
を離れて移動するように設けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、とくに内燃機関の油圧
冷却回路用サーモスタット安全弁に関するものである。
冷却回路用サーモスタット安全弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような弁は既知でありかつエンジン
の温度が所定の値に到達するまでは冷却液のラジエータ
への流れを遮断するように働く。前記弁は、冷却液回路
内に挿入されかつ上流室および下流室を形成するケージ
を含み、前記上流室と下流室との間の連絡が可動弁部材
により制御され、ここで前記可動弁部材は固定シートと
協働可能でありかつサーモスタットカプセルにより支持
され、前記サーモスタットカプセルはばねからおよびカ
プセルが含む熱膨張材料から反力を受けるように前記可
動弁部材が設けられている。
の温度が所定の値に到達するまでは冷却液のラジエータ
への流れを遮断するように働く。前記弁は、冷却液回路
内に挿入されかつ上流室および下流室を形成するケージ
を含み、前記上流室と下流室との間の連絡が可動弁部材
により制御され、ここで前記可動弁部材は固定シートと
協働可能でありかつサーモスタットカプセルにより支持
され、前記サーモスタットカプセルはばねからおよびカ
プセルが含む熱膨張材料から反力を受けるように前記可
動弁部材が設けられている。
【0003】現在実施されている第1の実施態様におい
ては熱膨張材料はワックスであり、ワックスの融点は弁
用に選択された作動温度に対応する。サーモスタットカ
プセルはカプセル内で固定ロッドを被覆する変形可能な
シースの一方の端部をシートの下流側においてシール
し、またワックスがシースの周りに伸長するカプセルの
空洞を充満している。弁部材はカプセルにより支持され
またシースはケージに圧着されている。
ては熱膨張材料はワックスであり、ワックスの融点は弁
用に選択された作動温度に対応する。サーモスタットカ
プセルはカプセル内で固定ロッドを被覆する変形可能な
シースの一方の端部をシートの下流側においてシール
し、またワックスがシースの周りに伸長するカプセルの
空洞を充満している。弁部材はカプセルにより支持され
またシースはケージに圧着されている。
【0004】弁部材がそのシートに圧着されかつ上流側
と下流側との連絡を遮断しているかぎり、カプセルは上
流室内に浸漬されかつエンジンからくる冷却液と接触し
て加熱される。ワックスは状態を変化しかつ固体状態か
ら液体状態に変化して容積を増大する。このような条件
下でカプセルはロッドから離れて上流方向に移動しかつ
ワックス含有空洞の容積を増大し、その結果弁部材は上
流方向に移動することによりそのシートから引き離され
る。
と下流側との連絡を遮断しているかぎり、カプセルは上
流室内に浸漬されかつエンジンからくる冷却液と接触し
て加熱される。ワックスは状態を変化しかつ固体状態か
ら液体状態に変化して容積を増大する。このような条件
下でカプセルはロッドから離れて上流方向に移動しかつ
ワックス含有空洞の容積を増大し、その結果弁部材は上
流方向に移動することによりそのシートから引き離され
る。
【0005】ワックスが漏洩したりまたはケージが破損
したりした場合に、ばねが弁部材を閉位置に保持しかつ
温度が上昇する。冷却はもはや行われずまたエンジンは
異常に高温となる。したがって、シリンダヘッドガスケ
ットの破壊、エンジンの焼付きおよびエンジン自身の破
損のような最悪の損傷を避けるためにエンジンは停止さ
れなければならない。
したりした場合に、ばねが弁部材を閉位置に保持しかつ
温度が上昇する。冷却はもはや行われずまたエンジンは
異常に高温となる。したがって、シリンダヘッドガスケ
ットの破壊、エンジンの焼付きおよびエンジン自身の破
損のような最悪の損傷を避けるためにエンジンは停止さ
れなければならない。
【0006】従来の第2の実施態様においてはサーモス
タットカプセルは管状ベローであり、ベローには軸方向
に変形可能なように溝が設けられかつベローはアルコー
ル、エーテルのような液体またはその飽和蒸気圧が弁用
に選択された遮断温度に対応する他の液体を含んでい
る。弁が閉じている間にエンジンからの冷却液が前記温
度に到達したとき、飽和蒸気圧がかかったカプセルは伸
長しかつ弁部材を下流方向に開く。もし物質が漏洩した
りまたはケージが破損したりした場合には、弁部材はそ
のシートに当接したままであり、したがって上記と同じ
不都合が発生する。
タットカプセルは管状ベローであり、ベローには軸方向
に変形可能なように溝が設けられかつベローはアルコー
ル、エーテルのような液体またはその飽和蒸気圧が弁用
に選択された遮断温度に対応する他の液体を含んでい
る。弁が閉じている間にエンジンからの冷却液が前記温
度に到達したとき、飽和蒸気圧がかかったカプセルは伸
長しかつ弁部材を下流方向に開く。もし物質が漏洩した
りまたはケージが破損したりした場合には、弁部材はそ
のシートに当接したままであり、したがって上記と同じ
不都合が発生する。
【0007】従来の第3の実施態様においてはサーモス
タットカプセルは第1の実施態様のサーモスタットカプ
セルに類似するが、カプセルはその上流端部においてケ
ージおよび弁部材を支持するロッドに当接している。物
質が漏洩したりまたはケージが損傷したりした場合、弁
部材は同様にそのシートに固定されたままである。
タットカプセルは第1の実施態様のサーモスタットカプ
セルに類似するが、カプセルはその上流端部においてケ
ージおよび弁部材を支持するロッドに当接している。物
質が漏洩したりまたはケージが損傷したりした場合、弁
部材は同様にそのシートに固定されたままである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、熱膨
張材料の損失またはケージの破損により弁部材がそのシ
ートに固定されたままであるときに冷却液の流動を再び
形成することである。
張材料の損失またはケージの破損により弁部材がそのシ
ートに固定されたままであるときに冷却液の流動を再び
形成することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的のために本発明
によれば、弁部材が複動弁部材であり、前記複動弁部材
は、冷却液の温度が定格温度に到達しかつそれを超えた
ときに1つの方向にシートから離れることができ、また
前記材料が漏洩したりまたはカプセルのスラスト要素が
破損したりした場合に反対方向にシートから離れること
ができる。
によれば、弁部材が複動弁部材であり、前記複動弁部材
は、冷却液の温度が定格温度に到達しかつそれを超えた
ときに1つの方向にシートから離れることができ、また
前記材料が漏洩したりまたはカプセルのスラスト要素が
破損したりした場合に反対方向にシートから離れること
ができる。
【0010】特定の特徴によれば、ワックスサーモスタ
ット弁に適用されたとき、ワックスを含むカプセルを支
持するロッドは下流室内部の点に当接しており、弁部材
は、適切な運転条件下では、上流室内に配置され、温度
上昇の影響を受けたとき弁部材はシートを離れて上流方
向に移動し、また、ワックスの漏洩またはケージの下流
部分の破損の影響を受けたとき下流方向に移動する。
ット弁に適用されたとき、ワックスを含むカプセルを支
持するロッドは下流室内部の点に当接しており、弁部材
は、適切な運転条件下では、上流室内に配置され、温度
上昇の影響を受けたとき弁部材はシートを離れて上流方
向に移動し、また、ワックスの漏洩またはケージの下流
部分の破損の影響を受けたとき下流方向に移動する。
【0011】本発明の第1の実施例によれば、弁部材は
2つの要素からなり、第1のものは上流室内に設けられ
かつ第1のばねにより上記シートに押し付けられる周縁
要素であり、また第2のものはカプセルと一体の第2の
要素である。この第2の要素は、ワックスからの駆動力
により周縁要素の下流面に当接しさらにそこから第2の
ばねの力に対抗しながらシートを離れて移動するように
設けられる。
2つの要素からなり、第1のものは上流室内に設けられ
かつ第1のばねにより上記シートに押し付けられる周縁
要素であり、また第2のものはカプセルと一体の第2の
要素である。この第2の要素は、ワックスからの駆動力
により周縁要素の下流面に当接しさらにそこから第2の
ばねの力に対抗しながらシートを離れて移動するように
設けられる。
【0012】本発明の第2の実施例によれば、弁部材は
カプセルと一体であり、ばねの作用を受け、下流室内に
侵入可能でありかつリップを有するガスケットを支持
し、前記リップは、上記シートに圧着され、そこから変
形することなく上流方向へシートを離れて移動し、また
そこから下流室の壁に対して変形しながら下流方向へシ
ートを離れて移動するようになっている。
カプセルと一体であり、ばねの作用を受け、下流室内に
侵入可能でありかつリップを有するガスケットを支持
し、前記リップは、上記シートに圧着され、そこから変
形することなく上流方向へシートを離れて移動し、また
そこから下流室の壁に対して変形しながら下流方向へシ
ートを離れて移動するようになっている。
【0013】以下の詳細な説明から本発明のその他の特
徴および利点がさらに明らかになろう。
徴および利点がさらに明らかになろう。
【0014】本発明の実施例が添付図面に基づき非制限
的に示されている。
的に示されている。
【0015】
【実施例】周知のように、図1ないし図6に示すサーモ
スタット弁は相互に固定された2つのメタルシェル2お
よび3により構成されるケージ1を含む。ケージ1は内
燃機関の冷却回路内にたとえば回路内の接続フランジの
間にカラー4を挟むことにより挿入されるように設計さ
れている。シェル2および3は回路の上流および下流部
分のそれぞれと連絡する通路5および6を有する。
スタット弁は相互に固定された2つのメタルシェル2お
よび3により構成されるケージ1を含む。ケージ1は内
燃機関の冷却回路内にたとえば回路内の接続フランジの
間にカラー4を挟むことにより挿入されるように設計さ
れている。シェル2および3は回路の上流および下流部
分のそれぞれと連絡する通路5および6を有する。
【0016】下流シェル3はハウジング7を含み、ハウ
ジング7はその中心で芯出しされかつそれと当接するロ
ッド8を有し、ロッドの自由端はそれに装着されたサー
モスタットカプセル9を有している。カプセルはメタル
シリンダ10を含み、シリンダ10からリム付カラー1
1が伸長し、リム付カラー11はスリーブ12を上から
挟みつけている。ロッド8上にねじ込まれたスリーブは
変形可能なシース13の開放端部を保持し、シース13
は前記カラー11内で前記ロッド8を前記スリーブに押
し付けている。このとき空洞14はシース13の周りの
カプセル9によって境界が形成されまたこの空洞にはワ
ックスが充填されている。
ジング7はその中心で芯出しされかつそれと当接するロ
ッド8を有し、ロッドの自由端はそれに装着されたサー
モスタットカプセル9を有している。カプセルはメタル
シリンダ10を含み、シリンダ10からリム付カラー1
1が伸長し、リム付カラー11はスリーブ12を上から
挟みつけている。ロッド8上にねじ込まれたスリーブは
変形可能なシース13の開放端部を保持し、シース13
は前記カラー11内で前記ロッド8を前記スリーブに押
し付けている。このとき空洞14はシース13の周りの
カプセル9によって境界が形成されまたこの空洞にはワ
ックスが充填されている。
【0017】図1ないし図3に示す第1の実施例におい
ては、中央弁部材15は、サーモスタットカプセル9の
シリンダ10と一体でありかつシェル3により形成され
る下流室17内とシェル2により形成される上流室16
内との両方において移動可能である。シリンダ10の周
りにコイルばね18が設けられ、コイルばね18は弁部
材15とシェル2の端部壁19との間に挟まれて配置さ
れている。ばねおよびワックスはシリンダ10上で反対
方向に力を作用する。
ては、中央弁部材15は、サーモスタットカプセル9の
シリンダ10と一体でありかつシェル3により形成され
る下流室17内とシェル2により形成される上流室16
内との両方において移動可能である。シリンダ10の周
りにコイルばね18が設けられ、コイルばね18は弁部
材15とシェル2の端部壁19との間に挟まれて配置さ
れている。ばねおよびワックスはシリンダ10上で反対
方向に力を作用する。
【0018】弁部材15は段付スカート20を含み、ス
カート20内に周縁環状弁部材21が芯出しされ、弁部
材21それ自身はシェル2の端部壁19に支持されたば
ね22の作用を受けている。弁部材21はシェル3のテ
ーパ付静置シート23と協働するように設けられてい
る。
カート20内に周縁環状弁部材21が芯出しされ、弁部
材21それ自身はシェル2の端部壁19に支持されたば
ね22の作用を受けている。弁部材21はシェル3のテ
ーパ付静置シート23と協働するように設けられてい
る。
【0019】図1に示す閉位置においては、ワックスは
その固体状の収縮状態にありまたカプセルのスリーブ1
0は中立位置をとっている。この位置において、弁部材
15はそのスカート20を介して弁部材21に当接し、
一方弁部材21はばね22により固定シート23に圧着
されている。したがって、弁部材15および21は上流
室16を下流室17から分離し、これにより冷却液の流
れを遮断している。
その固体状の収縮状態にありまたカプセルのスリーブ1
0は中立位置をとっている。この位置において、弁部材
15はそのスカート20を介して弁部材21に当接し、
一方弁部材21はばね22により固定シート23に圧着
されている。したがって、弁部材15および21は上流
室16を下流室17から分離し、これにより冷却液の流
れを遮断している。
【0020】液の温度がサーモスタット弁の定格温度す
なわち冷却液の流れが形成されるべき温度に到達しかつ
それを超えたとき、空洞14内のワックスが溶融しかつ
急に容積を増大する。ワックスはその温度で溶融するの
で、ワックスが選択されている。図2からわかるよう
に、容積を増大するワックスの影響によりシリンダ10
はロッド8の自由端から離れる方向に移動され、これに
よりシリンダをロッドに沿ってスライドさせる。この条
件下において、相互に圧着された状態の2つの弁部材1
5および21はシート23から離れるように移動され、
これにより通路24を開放する。
なわち冷却液の流れが形成されるべき温度に到達しかつ
それを超えたとき、空洞14内のワックスが溶融しかつ
急に容積を増大する。ワックスはその温度で溶融するの
で、ワックスが選択されている。図2からわかるよう
に、容積を増大するワックスの影響によりシリンダ10
はロッド8の自由端から離れる方向に移動され、これに
よりシリンダをロッドに沿ってスライドさせる。この条
件下において、相互に圧着された状態の2つの弁部材1
5および21はシート23から離れるように移動され、
これにより通路24を開放する。
【0021】この条件下で上流室16と下流室17との
間に連絡が形成され、これにより回路の上流からの冷却
液はシェル2内の開口5、室16、通路24、室17お
よびシェル3内の開口6を通過し、これにより冷却液を
ラジエータの方向に流動させる。
間に連絡が形成され、これにより回路の上流からの冷却
液はシェル2内の開口5、室16、通路24、室17お
よびシェル3内の開口6を通過し、これにより冷却液を
ラジエータの方向に流動させる。
【0022】冷却液の温度が低下したとき、ワックスは
凝固して容積を収縮し、これにより弁部材15および2
1はばね18および22の作用を受けてシート23に当
接して弁を閉じる。
凝固して容積を収縮し、これにより弁部材15および2
1はばね18および22の作用を受けてシート23に当
接して弁を閉じる。
【0023】図3(A)はワックスが漏洩した場合の開
位置を示し、また、図3(B)はケージの下流部分が破
損した場合の同じ開位置を示す。両方のケースにおい
て、ばね18はシリンダの端部がシース13を介してロ
ッド8の先端に当接するまでシリンダ10を下流方向に
スライドさせる。弁部材21はばね22によりシート2
3に圧着されたままであるが、直径の小さい弁部材15
はそこから離れて下流室17の内部へ移動し、これによ
り通路25を開放する。
位置を示し、また、図3(B)はケージの下流部分が破
損した場合の同じ開位置を示す。両方のケースにおい
て、ばね18はシリンダの端部がシース13を介してロ
ッド8の先端に当接するまでシリンダ10を下流方向に
スライドさせる。弁部材21はばね22によりシート2
3に圧着されたままであるが、直径の小さい弁部材15
はそこから離れて下流室17の内部へ移動し、これによ
り通路25を開放する。
【0024】この結果、通路25を介して上流室16と
下流室17との間に連絡が形成される。したがって、弁
は閉じたままではなくまた冷却液の温度は異常に上昇す
ることはない。これはサーモスタット弁を排除すること
に等しく、エンジンがその運転温度に到達するのに必要
な時間が増加することおよびヒータが有効となるのに必
要な時間が増加することという欠点を有するが、エンジ
ンの停止および/または損傷を回避するという利点も有
している。
下流室17との間に連絡が形成される。したがって、弁
は閉じたままではなくまた冷却液の温度は異常に上昇す
ることはない。これはサーモスタット弁を排除すること
に等しく、エンジンがその運転温度に到達するのに必要
な時間が増加することおよびヒータが有効となるのに必
要な時間が増加することという欠点を有するが、エンジ
ンの停止および/または損傷を回避するという利点も有
している。
【0025】図4ないし図6に示す第2の実施例は、弁
部材21が省略されかつそれが弁部材15上に装着され
たリップシール26により置き換えられているという点
で第1の実施例とは異なり、弁部材15はカプセルのシ
リンダ10に固定されかつばね18からスラストを受け
ている。この目的のために、ガスケットは中央環状ビー
ド27を含み、ビード27は弁部材15の溝28内に受
け入れられかつ外方に突出する可撓性リップ29により
包囲され、リップ29は図4に示す中立位置においてシ
ート23に圧着され、これにより2つの室16および1
7を相互に分離している。シート23はフラットであり
かつばね18は円錐コイルばねであることが好ましい。
部材21が省略されかつそれが弁部材15上に装着され
たリップシール26により置き換えられているという点
で第1の実施例とは異なり、弁部材15はカプセルのシ
リンダ10に固定されかつばね18からスラストを受け
ている。この目的のために、ガスケットは中央環状ビー
ド27を含み、ビード27は弁部材15の溝28内に受
け入れられかつ外方に突出する可撓性リップ29により
包囲され、リップ29は図4に示す中立位置においてシ
ート23に圧着され、これにより2つの室16および1
7を相互に分離している。シート23はフラットであり
かつばね18は円錐コイルばねであることが好ましい。
【0026】図5に示すような温度の上昇による開位置
においては、リップ29は平面のままでありかつ上流室
16内に伸長している。しかしながら、図6(A)に示
すようなワックスの漏洩による開位置または図6(B)
に示すようなケージの下流部分の破損による開位置にお
いては、リップ29はシェル3の壁に当接してベルの形
状に変形され、これにより下流室17のアクセス通路2
5を開放する。
においては、リップ29は平面のままでありかつ上流室
16内に伸長している。しかしながら、図6(A)に示
すようなワックスの漏洩による開位置または図6(B)
に示すようなケージの下流部分の破損による開位置にお
いては、リップ29はシェル3の壁に当接してベルの形
状に変形され、これにより下流室17のアクセス通路2
5を開放する。
【0027】複動弁部材15,21(図1ないし図3)
または15,29(図4ないし図6)は上記の説明では
ワックスサーモスタット弁に適用されている。これは図
7ないし図9に略図で示すように飽和蒸気圧弁にもまた
適用可能である。
または15,29(図4ないし図6)は上記の説明では
ワックスサーモスタット弁に適用されている。これは図
7ないし図9に略図で示すように飽和蒸気圧弁にもまた
適用可能である。
【0028】このような飽和蒸気圧弁は、軸方向に変形
可能なメタル製の溝付管状ベロー30を含む。ベロー3
0は密封状に閉鎖されかつ揮発性液体を含む。ベロー3
0はケージの上流室16内に収容されている。ベロー3
0は第1の弁部材15を支持し、弁部材15はばね18
に対向して第2の弁部材21の方向に押し付けられ、第
2の弁部材21それ自身はばね22によりシート23に
押し付けられている。ばねはケージ1の上流室17内に
収容されまた弁部材は弁がその中立位置(図7)にある
かぎり上流室17内で伸長している。
可能なメタル製の溝付管状ベロー30を含む。ベロー3
0は密封状に閉鎖されかつ揮発性液体を含む。ベロー3
0はケージの上流室16内に収容されている。ベロー3
0は第1の弁部材15を支持し、弁部材15はばね18
に対向して第2の弁部材21の方向に押し付けられ、第
2の弁部材21それ自身はばね22によりシート23に
押し付けられている。ばねはケージ1の上流室17内に
収容されまた弁部材は弁がその中立位置(図7)にある
かぎり上流室17内で伸長している。
【0029】図4ないし図6の実施例に類似の他の実施
例においては、図10に示すように、カプセル9と一体
の弁部材15はリップガスケット26を支持しかつばね
18により押し付けられ、これにより上記の中立位置
(図7)にあるときガスケット26のリップはシート2
3に圧着されている。ばねは同様にケージの下流室17
内に収容されまた弁部材はそのガスケットと共に通常下
流室17内で伸長している。
例においては、図10に示すように、カプセル9と一体
の弁部材15はリップガスケット26を支持しかつばね
18により押し付けられ、これにより上記の中立位置
(図7)にあるときガスケット26のリップはシート2
3に圧着されている。ばねは同様にケージの下流室17
内に収容されまた弁部材はそのガスケットと共に通常下
流室17内で伸長している。
【0030】複動弁部材15,21および15,26
は、本発明の第1の実施例のものと同様に作動するが、
方向が逆である。高温の開位置(図8および図10)に
おいては、弁部材は下流室17内に侵入して通路24を
開放しまた揮発性液の漏洩またはケージの上流部分の破
損による開位置(図9および図10)においては、前記
弁部材は上流室16内に侵入して通路25を開放する。
は、本発明の第1の実施例のものと同様に作動するが、
方向が逆である。高温の開位置(図8および図10)に
おいては、弁部材は下流室17内に侵入して通路24を
開放しまた揮発性液の漏洩またはケージの上流部分の破
損による開位置(図9および図10)においては、前記
弁部材は上流室16内に侵入して通路25を開放する。
【0031】図11は図7ないし図9のサーモスタット
弁の変更態様を示し、このサーモスタット弁においては
ベロー30はシート23から上流側に位置するサーモス
タットワックスカプセル9により置き換えられ、カプセ
ル9のシリンダ10は上流シェル2に固定されまたハウ
ジング7内に当接するロッド8は第1の弁部材15内に
設けられている。
弁の変更態様を示し、このサーモスタット弁においては
ベロー30はシート23から上流側に位置するサーモス
タットワックスカプセル9により置き換えられ、カプセ
ル9のシリンダ10は上流シェル2に固定されまたハウ
ジング7内に当接するロッド8は第1の弁部材15内に
設けられている。
【0032】冷却液の温度がサーモスタット弁9の定格
温度に到達しかつそれを超えたとき、ロッド8は第1の
弁部材15および第2の弁部材21を下流室17内のば
ね18およびばね22に対向して押し上げる。ワックス
が漏洩したりまたは上流シェル2が破損した場合、ばね
18は第1の弁部材15を上流室16内に押し込む。2
つの弁部材15および21はまたガスケット26を有す
る単一の弁部材15によって置き換えてもよく、この場
合リップ29はシート23に圧着されるように設けられ
る。
温度に到達しかつそれを超えたとき、ロッド8は第1の
弁部材15および第2の弁部材21を下流室17内のば
ね18およびばね22に対向して押し上げる。ワックス
が漏洩したりまたは上流シェル2が破損した場合、ばね
18は第1の弁部材15を上流室16内に押し込む。2
つの弁部材15および21はまたガスケット26を有す
る単一の弁部材15によって置き換えてもよく、この場
合リップ29はシート23に圧着されるように設けられ
る。
【0033】図1および図11に示す閉位置においてワ
ックスサーモスタット弁のシールを提供するために、ロ
ッド8の端部と下流シェル3(図1)内または第1の弁
部材15(図11)内に設けられたハウジング7との間
に第3のばね31(図12参照)を設けることが好まし
い。このような状況下においては、閉位置においてロッ
ド8はハウジング7と直接当接していない。第3のばね
31の力は、上流室16および下流室17の間の液体圧
力の差を考慮して、第2のばね18の力は補償可能であ
るがばね18および22により加えられる力の合計より
は小さいように設計されている。
ックスサーモスタット弁のシールを提供するために、ロ
ッド8の端部と下流シェル3(図1)内または第1の弁
部材15(図11)内に設けられたハウジング7との間
に第3のばね31(図12参照)を設けることが好まし
い。このような状況下においては、閉位置においてロッ
ド8はハウジング7と直接当接していない。第3のばね
31の力は、上流室16および下流室17の間の液体圧
力の差を考慮して、第2のばね18の力は補償可能であ
るがばね18および22により加えられる力の合計より
は小さいように設計されている。
【0034】図11からわかるように、第1の弁部材1
5および第2の弁部材21の対面壁の間にシールガスケ
ット32を配置してもよい。サーモスタット弁9がその
閉位置にあるときにこのガスケット32を僅かに圧縮す
ることにより、弁部材15および21の構造上の誤差を
補償することが可能である。ガスケット32上に作用す
る圧縮力は、ハウジング7の壁を変形することによりま
たはハウジング7内のロッド8の自由端の位置を調節す
ることにより調節可能である。
5および第2の弁部材21の対面壁の間にシールガスケ
ット32を配置してもよい。サーモスタット弁9がその
閉位置にあるときにこのガスケット32を僅かに圧縮す
ることにより、弁部材15および21の構造上の誤差を
補償することが可能である。ガスケット32上に作用す
る圧縮力は、ハウジング7の壁を変形することによりま
たはハウジング7内のロッド8の自由端の位置を調節す
ることにより調節可能である。
【図1】閉位置にある本発明のワックスサーモスタット
弁の第1の実施例を示す縦断面図である。
弁の第1の実施例を示す縦断面図である。
【図2】温度の上昇により開位置にある本発明のワック
スサーモスタット弁の第1の実施例を示す縦断面図であ
る。
スサーモスタット弁の第1の実施例を示す縦断面図であ
る。
【図3】図3(A)はワックスの漏洩により、図3
(B)はケージの下流部分の破損により、それぞれ開位
置にある本発明のワックスサーモスタット弁の第1の実
施例を示す縦断面図である。
(B)はケージの下流部分の破損により、それぞれ開位
置にある本発明のワックスサーモスタット弁の第1の実
施例を示す縦断面図である。
【図4】本発明のワックスサーモスタット弁の第2の実
施例を示す図1に類似の縦断面図である。
施例を示す図1に類似の縦断面図である。
【図5】本発明のワックスサーモスタット弁の第2の実
施例を示す図2に類似の縦断面図である。
施例を示す図2に類似の縦断面図である。
【図6】図6(A)は本発明のワックスサーモスタット
弁の第2の実施例を示す図3(A)に類似の縦断面図で
あり、図6(B)は本発明のワックスサーモスタット弁
の第2の実施例を示す図3(B)に類似の縦断面図であ
る。
弁の第2の実施例を示す図3(A)に類似の縦断面図で
あり、図6(B)は本発明のワックスサーモスタット弁
の第2の実施例を示す図3(B)に類似の縦断面図であ
る。
【図7】閉位置にある本発明の飽和蒸気圧サーモスタッ
ト弁の実施例の略縦断面図である。
ト弁の実施例の略縦断面図である。
【図8】温度の上昇により開位置にある本発明の飽和蒸
気圧サーモスタット弁の実施例の略縦断面図である。
気圧サーモスタット弁の実施例の略縦断面図である。
【図9】揮発性液の漏洩またはケージの上流部分の破損
により開位置にある本発明の飽和蒸気圧サーモスタット
弁の実施例の略縦断面図である。
により開位置にある本発明の飽和蒸気圧サーモスタット
弁の実施例の略縦断面図である。
【図10】図4ないし図6(A)及び(B)と同様なシ
ールリップを支持する弁部材のための図7ないし図9に
類似の縦断面図である。
ールリップを支持する弁部材のための図7ないし図9に
類似の縦断面図である。
【図11】閉位置にある本発明のワックスサーモスタッ
ト弁の変更態様を示す縦断面図である。
ト弁の変更態様を示す縦断面図である。
【図12】ワックスサーモスタットカプセルのロッドと
前記ロッドのハウジングとの間の接続の詳細図である。
前記ロッドのハウジングとの間の接続の詳細図である。
1 ケージ 2 ケージの上流部分 3 ケージの下流部分 7 カプセルのスラスト要素 8 ロッド 9 サーモスタットカプセル 13 シース 14 空洞 16 上流室 17 下流室 18 第2のばね 20,21 弁部材 22 第1のばね 23 シート 26 ガスケット 29 リップ 30 ベロー 31 第3のばね
Claims (11)
- 【請求項1】 内燃機関の冷却回路用サーモスタット弁
であって、前記弁は回路内に挿入されかつ上流室および
下流室を形成するケージを含み、前記上流室と下流室と
の間の連絡は可動弁部材により制御され、前記弁部材は
固定シートと協働可能でありかつサーモスタットカプセ
ルにより支持され、前記サーモスタットカプセルはその
中に含まれている熱膨張材料からおよびばねから反力を
受けるところの前記サーモスタット弁において:弁部材
が複動弁部材であり、前記複動弁部材は、冷却液の温度
が定格温度に到達しかつそれを超えたときに1つの方向
にシートから離れることができ、また前記材料が漏洩し
たりまたはカプセルのスラスト要素が破損したりした場
合に反対方向にシートから離れることができるようにな
っていることを特徴とする内燃機関の冷却回路用サーモ
スタット弁。 - 【請求項2】 サーモスタットカプセルが固定ロッドの
上からシールするように設けられた変形可能なシースの
一方の端部を保持しかつシースの周りにワックスを含む
空洞を形成してなり、前記ロッドは下流室内部の点に当
接しかつ適切な運転条件下では弁部材は上流室内に配置
され、温度上昇の影響を受けたとき弁部材はシートを離
れて上流方向に移動し、またワックスの漏洩またはケー
ジの下流部分の破損の影響を受けたとき下流方向に移動
することを特徴とする請求項1に記載のサーモスタット
弁。 - 【請求項3】 弁部材が2つの要素からなり、第1のも
のは上流室内に設けられかつ第1のばねにより上記シー
トに押し付けられる周縁要素であり、また第2のものは
カプセルと一体の第2の要素であり、前記第2の要素
は、ワックスからの駆動力により周縁要素の下流面に当
接しさらに第2のばねの力に対抗しながらシートを離れ
て移動可能に設けられたことを特徴とする請求項2に記
載のサーモスタット弁。 - 【請求項4】 弁部材がカプセルと一体であり、ばねの
作用を受け、下流室内に侵入可能でありかつリップを有
するガスケットを支持し、前記リップは、上記シートに
圧接されており、そこから変形することなく上流方向へ
シートを離れて移動可能であり、また、そこから下流室
の壁に当接して変形しながら下流方向へシートを離れて
移動可能であることを特徴とする請求項2に記載のサー
モスタット弁。 - 【請求項5】 サーモスタットカプセルが揮発性液体を
含む溝付管状ベローであり、前記ベローが上流室内に収
容されかつ正常運転においては弁部材は下流室内に配置
され、弁部材は温度上昇の影響を受けたときシートを離
れて下流方向に移動し、また液体の漏出またはケージの
上流部分の破損の影響を受けたとき上流方向に移動する
ことを特徴とする請求項1に記載のサーモスタット弁。 - 【請求項6】 弁部材が2つの要素からなり、第1のも
のは下流室内に設けられかつ第1のばねにより上記シー
トに押し付けられる周縁要素であり、また第2のものは
カプセルと一体の中央要素であり、前記中央要素は、ベ
ロー内の飽和蒸気圧の駆動力により周縁要素の上流面に
当接しさらに第2のばねの力に対抗しながらシートを離
れて移動可能に設けられたことを特徴とする請求項5に
記載のサーモスタット弁。 - 【請求項7】 弁部材がカプセルと一体であり、ばねの
作用を受け、上流室内に侵入可能でありかつリップを有
するガスケットを支持し、前記リップは、上記シートに
圧接され、そこから変形することなく下流方向へシート
を離れて移動可能であり、また、そこから上流室の壁に
当接して変形しながら上流方向へシートを離れて移動可
能であることを特徴とする請求項5に記載のサーモスタ
ット弁。 - 【請求項8】 サーモスタットカプセルがロッドを被覆
する変形可能なシースの一方の端部とシール接触を維持
し、シースの周りにワックスを含む空洞を形成しかつ上
流室に当接しており、前記ロッドは弁部材に当接しかつ
正常運転においては弁部材は下流室内に配置され、温度
上昇の影響を受けたとき弁部材はシートを離れて下流方
向に移動し、また、ワックスの漏洩またはケージの上流
部分の破損の影響を受けたとき上流方向に移動すること
を特徴とする請求項1に記載のサーモスタット弁。 - 【請求項9】 弁部材が2つの要素からなり、第1のも
のは下流室内に設けられかつ第1のばねにより上記シー
トに押し付けられる周縁要素であり、また第2のものは
ロッドと一体の中央要素であり、前記中央要素は、ワッ
クスの駆動力により周縁要素の上流面に当接し、さらに
そこから第2のばねの力に対抗しながら移動可能に設け
られたことを特徴とする請求項8に記載のサーモスタッ
ト弁。 - 【請求項10】 弁部材がロッドと一体であり、ばねの
作用を受け、上流室内に侵入可能でありかつリップを有
するガスケットを支持し、前記リップは、上記シートに
圧接され、そこから変形することなく下流方向へシート
を離れて移動可能であり、また、そこから上流室の壁に
当接して変形されながら上流方向へシートを離れて移動
可能であることを特徴とする請求項8に記載のサーモス
タット弁。 - 【請求項11】 ロッドがハウジングに当接し、ロッド
とハウジングとの間に第3のばねが挿入され、これによ
り弁が閉位置にあるときに前記弁が確実にシールされる
ことを特徴とする請求項3に記載のサーモスタット弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16567193A JPH0727250A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 内燃機関の冷却回路用サーモスタット弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16567193A JPH0727250A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 内燃機関の冷却回路用サーモスタット弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0727250A true JPH0727250A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15816818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16567193A Pending JPH0727250A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 内燃機関の冷却回路用サーモスタット弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727250A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004090404A1 (ja) * | 2003-04-04 | 2004-10-21 | Nippon Thermostat Co., Ltd. | サーモスタット装置 |
JP2009103139A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-14 | Kuzee:Kk | 感温式弁装置 |
JP2012189218A (ja) * | 2012-05-14 | 2012-10-04 | Kuzee:Kk | 感温式弁装置 |
KR101355544B1 (ko) * | 2012-03-08 | 2014-02-05 | 한국델파이주식회사 | 트랜스미션 오일 공냉 장치용 바이패스 밸브와, 이의 조립 방법과, 그리고 이를 포함한 트랜스미션 오일 공냉 장치 |
KR20190023590A (ko) * | 2017-08-29 | 2019-03-08 | 인지컨트롤스 주식회사 | 차량용 써모스탯 |
US10989100B1 (en) | 2020-03-27 | 2021-04-27 | Thomas Kubsch | Engine cooling system and thermostat thermal actuator with a degassing two-stage piston |
-
1993
- 1993-07-05 JP JP16567193A patent/JPH0727250A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004090404A1 (ja) * | 2003-04-04 | 2004-10-21 | Nippon Thermostat Co., Ltd. | サーモスタット装置 |
US7445161B2 (en) | 2003-04-04 | 2008-11-04 | Nippon Thermostat Co., Ltd. | Thermostat |
JP2009103139A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-14 | Kuzee:Kk | 感温式弁装置 |
KR101355544B1 (ko) * | 2012-03-08 | 2014-02-05 | 한국델파이주식회사 | 트랜스미션 오일 공냉 장치용 바이패스 밸브와, 이의 조립 방법과, 그리고 이를 포함한 트랜스미션 오일 공냉 장치 |
JP2012189218A (ja) * | 2012-05-14 | 2012-10-04 | Kuzee:Kk | 感温式弁装置 |
KR20190023590A (ko) * | 2017-08-29 | 2019-03-08 | 인지컨트롤스 주식회사 | 차량용 써모스탯 |
US10989100B1 (en) | 2020-03-27 | 2021-04-27 | Thomas Kubsch | Engine cooling system and thermostat thermal actuator with a degassing two-stage piston |
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