JPH07265441A - 電極装置 - Google Patents
電極装置Info
- Publication number
- JPH07265441A JPH07265441A JP6225346A JP22534694A JPH07265441A JP H07265441 A JPH07265441 A JP H07265441A JP 6225346 A JP6225346 A JP 6225346A JP 22534694 A JP22534694 A JP 22534694A JP H07265441 A JPH07265441 A JP H07265441A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode device
- electrode
- insulating sheath
- electrodes
- electrical
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/02—Details
- A61N1/04—Electrodes
- A61N1/05—Electrodes for implantation or insertion into the body, e.g. heart electrode
- A61N1/056—Transvascular endocardial electrode systems
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生体組織に一時的に植え込むことができる電
極装置を提供することである。 【構成】 絶縁シースは分解吸収材から成り、電気導体
は無毒の液体の導体から成る。
極装置を提供することである。 【構成】 絶縁シースは分解吸収材から成り、電気導体
は無毒の液体の導体から成る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的に絶縁するシー
スと、絶縁シース内に配設された電気導体と、生体組織
と電気導体との間で電気信号を伝送するための絶縁シー
スの上に配設された電極と、電気導体と医療装置との間
で電気信号を伝送するための絶縁シースの近位端に配設
されたコンタクトとを有し、生体組織に少なくとも部分
的に植え込まれる電極装置に関する。
スと、絶縁シース内に配設された電気導体と、生体組織
と電気導体との間で電気信号を伝送するための絶縁シー
スの上に配設された電極と、電気導体と医療装置との間
で電気信号を伝送するための絶縁シースの近位端に配設
されたコンタクトとを有し、生体組織に少なくとも部分
的に植え込まれる電極装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】１つのそのような電極装置は、米国特許
第３，９１５，１７４号明細書に記載されている。心臓
を刺激し、電気的な心臓の信号を検出するために、公知
の電極装置を一時的に、または永久に心内に植え込むこ
とができる。電極装置を生体外の装置やペースメーカー
等の植え込み可能な装置に接続することができる。
第３，９１５，１７４号明細書に記載されている。心臓
を刺激し、電気的な心臓の信号を検出するために、公知
の電極装置を一時的に、または永久に心内に植え込むこ
とができる。電極装置を生体外の装置やペースメーカー
等の植え込み可能な装置に接続することができる。
【０００３】たとえば病気の診断と患者に対する最も適
切な治療の決定に関して、生体組織の電気信号を検出す
るために一時的に電極装置を利用することは、非常に有
用である。１つのそのような決定に、たとえば患者に植
え込み可能な除細動器を設けるべきかの調査を必要とす
る。
切な治療の決定に関して、生体組織の電気信号を検出す
るために一時的に電極装置を利用することは、非常に有
用である。１つのそのような決定に、たとえば患者に植
え込み可能な除細動器を設けるべきかの調査を必要とす
る。
【０００４】生体組織の電気信号の監視において、有用
な値を得るために、電極装置は信頼できる方法で生体組
織に接続されなければならない。電極装置を生体組織に
取り付けるのに種々の異なる公知の方法がある。基本的
に能動的方法か受動的方法かのいずれかが用いられてい
る。電極装置を生体組織に取り付ける場合、比較的短い
わずかな時間で生体組織に埋め込むことができる。結果
として、一度調査が済んでしまうと、電極装置を簡単に
取り外すことができない。電極装置は生体組織にしっか
り植え込まれているので、電極装置を取り外す場合、生
体組織を損傷させることがある。概して、一時的に電極
装置を移し変えることも外科の処置に必要であり、患者
に対するリスクを増大させる。患者に対する生体組織へ
の外傷とリスクを最小にする１つの通常の対策は、単純
に電極装置を患者の体内に残すことである。しかし、体
内に残すと、電極装置は他の組織を刺激し、傷つけるこ
とがあるので、この解決法もリスクを伴わないわけでは
ない。
な値を得るために、電極装置は信頼できる方法で生体組
織に接続されなければならない。電極装置を生体組織に
取り付けるのに種々の異なる公知の方法がある。基本的
に能動的方法か受動的方法かのいずれかが用いられてい
る。電極装置を生体組織に取り付ける場合、比較的短い
わずかな時間で生体組織に埋め込むことができる。結果
として、一度調査が済んでしまうと、電極装置を簡単に
取り外すことができない。電極装置は生体組織にしっか
り植え込まれているので、電極装置を取り外す場合、生
体組織を損傷させることがある。概して、一時的に電極
装置を移し変えることも外科の処置に必要であり、患者
に対するリスクを増大させる。患者に対する生体組織へ
の外傷とリスクを最小にする１つの通常の対策は、単純
に電極装置を患者の体内に残すことである。しかし、体
内に残すと、電極装置は他の組織を刺激し、傷つけるこ
とがあるので、この解決法もリスクを伴わないわけでは
ない。
【０００５】患者の体内で一時的にしか必要とされない
完全に機械的な植え込み物に関しては、今やかなりの程
度で分解吸収材が用いられるようになっている。分解吸
収材は体内で次第に溶解し、最終的に完全に消滅し、通
常は生体組織で整復される。しかし、電気信号を検出し
なければならない場合、電気導体は問題がある。分解吸
収可能な電気導体は今まで知られていない。
完全に機械的な植え込み物に関しては、今やかなりの程
度で分解吸収材が用いられるようになっている。分解吸
収材は体内で次第に溶解し、最終的に完全に消滅し、通
常は生体組織で整復される。しかし、電気信号を検出し
なければならない場合、電気導体は問題がある。分解吸
収可能な電気導体は今まで知られていない。
【０００６】先願のヨーロッパ特許第９４１０３７０
６．１号明細書に、導体の破砕と導体間の短絡を軽減す
るために、金属導体を無毒の液体導体に置き換えた電極
装置が記載されている。生体組織からの電気信号を検出
する場合、液体導体を電解液から構成することができ
る。一般に、電解液を塩化ナトリウムと水から構成する
ことができ、生体組織に完全に無害にすることができ
る。
６．１号明細書に、導体の破砕と導体間の短絡を軽減す
るために、金属導体を無毒の液体導体に置き換えた電極
装置が記載されている。生体組織からの電気信号を検出
する場合、液体導体を電解液から構成することができ
る。一般に、電解液を塩化ナトリウムと水から構成する
ことができ、生体組織に完全に無害にすることができ
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の１つの課題
は、生体組織に一時的に植え込むことのできる電極装置
として適する、前述の問題を解決する請求項１の冒頭に
記載の電極装置を達成することである。
は、生体組織に一時的に植え込むことのできる電極装置
として適する、前述の問題を解決する請求項１の冒頭に
記載の電極装置を達成することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】１つのそのような電極装
置は、絶縁シースが分解吸収材から成り、電気導体がた
とえば電解液である無毒の液体導体から成る本発明によ
り達成される。
置は、絶縁シースが分解吸収材から成り、電気導体がた
とえば電解液である無毒の液体導体から成る本発明によ
り達成される。
【０００９】したがって、絶縁シースは最終的に完全に
溶解し、液体導体はいかなる損傷も与えずに体液と混合
する。体内に残るわずかな部分は電極自体である。
溶解し、液体導体はいかなる損傷も与えずに体液と混合
する。体内に残るわずかな部分は電極自体である。
【００１０】電極を、たとえば１ｍｍ2 または数平方ミ
リメートルの生体組織に対して小さな接触面積で構成す
ると、生体組織に植え込む必要はなく、たとえばシース
が溶解したとき、循環する血液に沿って流すことができ
る。
リメートルの生体組織に対して小さな接触面積で構成す
ると、生体組織に植え込む必要はなく、たとえばシース
が溶解したとき、循環する血液に沿って流すことができ
る。
【００１１】電極は有利にも絶縁シースの遠位端に配設
され、このことは植え込み処理を簡単にする。本実施例
において、植え込みの間だけ電極を生体組織に埋め込ま
せておくことができるので、生体組織にリスクを負わせ
ない。
され、このことは植え込み処理を簡単にする。本実施例
において、植え込みの間だけ電極を生体組織に埋め込ま
せておくことができるので、生体組織にリスクを負わせ
ない。
【００１２】また、電極を、イオン輸送材から成るダイ
ヤフラムとして構成すると有利である。
ヤフラムとして構成すると有利である。
【００１３】金属材料は体内に残されず、生体組織に植
え込まれた薄いダイヤフラムだけが残る。しかし、場合
によっては、無毒の、生体適合性の金属または炭素化合
物から成る電極を用いると有利なことがある。
え込まれた薄いダイヤフラムだけが残る。しかし、場合
によっては、無毒の、生体適合性の金属または炭素化合
物から成る電極を用いると有利なことがある。
【００１４】本発明による電極装置の実施例によると、
少なくとも１つの別の電気導体は、第１電気導体から電
気的に絶縁された絶縁シース内に配設され、前記別の電
気導体は無毒の液体の導体、たとえば電解液から成り、
生体組織と前記別の電気導体との間で電気信号を伝送す
るように、少なくとも１つの別の電極は絶縁シースに配
設されている。
少なくとも１つの別の電気導体は、第１電気導体から電
気的に絶縁された絶縁シース内に配設され、前記別の電
気導体は無毒の液体の導体、たとえば電解液から成り、
生体組織と前記別の電気導体との間で電気信号を伝送す
るように、少なくとも１つの別の電極は絶縁シースに配
設されている。
【００１５】液体導体と電極の数を増やすことにより、
同一の電極装置は、同時に複数の生体組織の部分から検
出することができる。たとえば、心臓の周囲または心臓
内の複数の測定個所から同時に検出することができる。
同様に、筋肉または神経路に沿った種々の個所で電気信
号を検出することができる。
同一の電極装置は、同時に複数の生体組織の部分から検
出することができる。たとえば、心臓の周囲または心臓
内の複数の測定個所から同時に検出することができる。
同様に、筋肉または神経路に沿った種々の個所で電気信
号を検出することができる。
【００１６】この場合、別の電極がイオン輸送材から成
るダイヤフラムとして構成されると有利である。別の電
極に関して、無毒の、生体適合性の金属または炭素化合
物から成る別の電極を構成することが望ましい場合があ
る。
るダイヤフラムとして構成されると有利である。別の電
極に関して、無毒の、生体適合性の金属または炭素化合
物から成る別の電極を構成することが望ましい場合があ
る。
【００１７】同様に、別の電極を、たとえば１ｍｍ2 ま
たは数平方ミリメートルの小さな面積で構成すると、生
体組織に取り付ける必要はなく、シースが溶解すると
き、循環する血液に沿って流すことができる。
たは数平方ミリメートルの小さな面積で構成すると、生
体組織に取り付ける必要はなく、シースが溶解すると
き、循環する血液に沿って流すことができる。
【００１８】本発明による電極装置の実施例によるとイ
オン輸送材も分解吸収可能である。
オン輸送材も分解吸収可能である。
【００１９】
【実施例】本発明による電極装置の３つの実施例を添付
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
【００２０】図１は、本発明による電極装置の概略図で
ある。図１の電極装置２は、静脈を経て心臓４に挿入さ
れ、心臓４の電気信号を検出するチップ電極６で心臓４
に接続されている。他方の端部で、電極装置２は、検出
された心臓の信号を捕捉し、記憶するモニター８に接続
されている。モニター８は体外式にも植え込み式にもす
ることができる。
ある。図１の電極装置２は、静脈を経て心臓４に挿入さ
れ、心臓４の電気信号を検出するチップ電極６で心臓４
に接続されている。他方の端部で、電極装置２は、検出
された心臓の信号を捕捉し、記憶するモニター８に接続
されている。モニター８は体外式にも植え込み式にもす
ることができる。
【００２１】図２に電極装置２の構成を示すための電極
装置２の先端部の縦断面図を示す。心組織からの信号を
検出するために、チップ電極６は、イオン輸送材から成
る薄いダイヤフラムから成る。絶縁シース１０は、電解
液から成る電極導体１２を封入されている。チップ電極
６を心組織に取り付けるために、絶縁シース１０は、植
え込みにおいて心組織に取り付けられる１組のとげ状の
突起１３を具備している。絶縁シース１０と突起１３
は、分解吸収材から成る。このことは、シース１０と突
起１３が時間を経て溶解し、電解液１２が他の体液と混
合することを意味する。また、イオン輸送材が分解吸収
材から成ると、植え込まれた物質が、時間を経て体内に
残ることはない。
装置２の先端部の縦断面図を示す。心組織からの信号を
検出するために、チップ電極６は、イオン輸送材から成
る薄いダイヤフラムから成る。絶縁シース１０は、電解
液から成る電極導体１２を封入されている。チップ電極
６を心組織に取り付けるために、絶縁シース１０は、植
え込みにおいて心組織に取り付けられる１組のとげ状の
突起１３を具備している。絶縁シース１０と突起１３
は、分解吸収材から成る。このことは、シース１０と突
起１３が時間を経て溶解し、電解液１２が他の体液と混
合することを意味する。また、イオン輸送材が分解吸収
材から成ると、植え込まれた物質が、時間を経て体内に
残ることはない。
【００２２】図３に、心臓１６の電気信号を検出するた
めに、第１電極１８と第２電極２０で心臓１６の外部に
接続される別の電極装置１４を示す。電極装置１４は、
図１のモニター８と同様の方法で、検知された電気信号
を検出し、記憶するモニター２２に接続されている。
めに、第１電極１８と第２電極２０で心臓１６の外部に
接続される別の電極装置１４を示す。電極装置１４は、
図１のモニター８と同様の方法で、検知された電気信号
を検出し、記憶するモニター２２に接続されている。
【００２３】電極装置１４の第１実施例を図４に示す。
絶縁シース２４は、電極装置１４を第１チャンネル２６
と第２チャンネル２８とに分割している。第１チャンネ
ル２６に第１電解液３０が封入され、第２チャンネル２
８に第２電解液３２が封入されている。
絶縁シース２４は、電極装置１４を第１チャンネル２６
と第２チャンネル２８とに分割している。第１チャンネ
ル２６に第１電解液３０が封入され、第２チャンネル２
８に第２電解液３２が封入されている。
【００２４】第１電極１８を図２の電極６として構成す
ることができる。すなわち第１電極はイオン輸送材から
成る薄いダイヤフラムを有し、第１チャンネル２６内の
第１電解液３０に接続されている。心組織からの信号を
検出し、モニター２２に伝送するために、第２電極２０
も、第２チャンネル２８に、つまり第２電解液３２に接
続されたイオン輸送材から成る薄いダイヤフラムとして
構成されている。
ることができる。すなわち第１電極はイオン輸送材から
成る薄いダイヤフラムを有し、第１チャンネル２６内の
第１電解液３０に接続されている。心組織からの信号を
検出し、モニター２２に伝送するために、第２電極２０
も、第２チャンネル２８に、つまり第２電解液３２に接
続されたイオン輸送材から成る薄いダイヤフラムとして
構成されている。
【００２５】絶縁シース３４が絶縁チューブ３６を内包
する電極装置１４の別の実施例を図５に示す。この構成
において、絶縁シース３４と絶縁チューブ３６との間に
スペース３８が存在する。絶縁チューブ３６はスルーチ
ャンネル４０を有する。チャンネル４０には、第１電解
液４２を封入され、絶縁シース３４と絶縁チューブ３６
との間のスペース３８には、第２電解液４４が封入され
ている。
する電極装置１４の別の実施例を図５に示す。この構成
において、絶縁シース３４と絶縁チューブ３６との間に
スペース３８が存在する。絶縁チューブ３６はスルーチ
ャンネル４０を有する。チャンネル４０には、第１電解
液４２を封入され、絶縁シース３４と絶縁チューブ３６
との間のスペース３８には、第２電解液４４が封入され
ている。
【００２６】本実施例において、電気信号を心臓１６か
らモニター２２へ伝送するために、第２電極２０は、第
２電解液４４と接触しているイオン輸送材から成る薄
い、環状のダイヤフラムとして構成されている。ダイヤ
フラムがそのように構成されていると、わずか数平方ミ
リメートルの非常に小さな面積になり、分解吸収材であ
る必要もなくなる。
らモニター２２へ伝送するために、第２電極２０は、第
２電解液４４と接触しているイオン輸送材から成る薄
い、環状のダイヤフラムとして構成されている。ダイヤ
フラムがそのように構成されていると、わずか数平方ミ
リメートルの非常に小さな面積になり、分解吸収材であ
る必要もなくなる。
【００２７】本発明は前述の実施例に限定されず、たと
えば体の異なる生体組織の個所で検出するために、任意
の数の電解液の導体を有することができる。また、説明
した実施例を組み合わせることができる。
えば体の異なる生体組織の個所で検出するために、任意
の数の電解液の導体を有することができる。また、説明
した実施例を組み合わせることができる。
【００２８】電解液を無毒の液体の導体で置換すること
ができる。また、電極を無毒の、生体適合性の金属また
は炭素化合物から構成することができる。
ができる。また、電極を無毒の、生体適合性の金属また
は炭素化合物から構成することができる。
【００２９】モニターは植え込み可能であろうとなかろ
うと、患者の健康状態に関する情報に寄与する複数の測
定機能を有する。たとえば、血圧とｐＨは、心臓の電気
信号の記録に関連して、医者の正確に診断する能力を向
上させる有用なパラメータである。一般に、モニターは
医者にとって関心のある全ての変量とパラメータを測定
する構成を有する。生体組織に取り付けられた記録セン
サーと信号送信機を分解吸収材から適切に構成すること
ができるのに対し、生体組織に取り付けられず、患者に
対するリスクなしに簡単に取り外せる記録センサーは、
従来の測定センサーとして構成することができる。
うと、患者の健康状態に関する情報に寄与する複数の測
定機能を有する。たとえば、血圧とｐＨは、心臓の電気
信号の記録に関連して、医者の正確に診断する能力を向
上させる有用なパラメータである。一般に、モニターは
医者にとって関心のある全ての変量とパラメータを測定
する構成を有する。生体組織に取り付けられた記録セン
サーと信号送信機を分解吸収材から適切に構成すること
ができるのに対し、生体組織に取り付けられず、患者に
対するリスクなしに簡単に取り外せる記録センサーは、
従来の測定センサーとして構成することができる。
【００３０】本明細書の実施例は、電気的な心臓の信号
を測定することだけに関連するものであるが、同様のま
たは類似の電極装置を、筋肉や神経等の他の生体組織か
らの電気信号を検出するために用いることができる。
を測定することだけに関連するものであるが、同様のま
たは類似の電極装置を、筋肉や神経等の他の生体組織か
らの電気信号を検出するために用いることができる。
【００３１】また、電極装置が、筋肉、心臓、および神
経等の生体組織を一時的に電気的な刺激をするために用
いられることがある。この場合、モニターの代わりに刺
激パルス発生器を用いるか、モニターに刺激パルス発生
器を追加する。
経等の生体組織を一時的に電気的な刺激をするために用
いられることがある。この場合、モニターの代わりに刺
激パルス発生器を用いるか、モニターに刺激パルス発生
器を追加する。
【００３２】
【発明の効果】本発明により、生体組織に一時的に植え
込むことができ、患者にリスクを及ぼさない電極装置を
提供することができる。
込むことができ、患者にリスクを及ぼさない電極装置を
提供することができる。
【図１】本発明による電極装置の第１実施例の概略図で
ある。
ある。
【図２】本発明による電極装置の第１実施例の先端部の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図３】本発明による電極装置の第２実施例の概略図で
ある。
ある。
【図４】本発明による電極装置の第２実施例の横断面図
と縦断面図である。
と縦断面図である。
【図５】本発明による電極装置の第３実施例の横断面図
と縦断面図である。
と縦断面図である。
６ ダイヤフラム １０ 絶縁シース ２０ 第２電極 ２４ 絶縁シース ３４ 絶縁シース ３６ 絶縁チューブ
Claims (9)
- 【請求項１】 電気的に絶縁するシース（１０；２４；
３４）と、絶縁シース（１０；２４；３４）内に配設さ
れた電気導体（１２；３０，３２；４２，４４）と、生
体組織と電気導体（１２；３０，３２；４２，４４）と
の間で電気信号を伝送するための、絶縁シース（１０；
２４；３４）の上に配設された電極（６；１８，２０）
と、電気導体（１２；３０，３２；４２，４４）と医療
装置（８；２２）との間で電気信号を伝送するための、
絶縁シース（１０；２４；３４）の近位端に配設された
コンタクトとを有し、生体組織に少なくとも部分的に植
え込まれる電極装置（２；１４）において、絶縁シース
（１０；２４；３４）は分解吸収材から成り、電気導体
（１２；３０，３２；４２，４４）は無毒の液体の導
体、たとえば電解液から成ることを特徴とする電極装
置。 - 【請求項２】 電極（６；１８，２０）は、１ｍｍ2 ま
たは数平方ミリメートルの生体組織に対する接触面積を
有することを特徴とする請求項１記載の電極装置。 - 【請求項３】 電極（６；１８）は、絶縁シース（１
０；２４；３４）の遠位端に配設されていることを特徴
とする請求項１または２記載の電極装置。 - 【請求項４】 電極（６；１８，２０）は、イオン輸送
材から成るダイヤフラムとして構成されていることを特
徴とする請求項１から３までのいずれか１項記載の電極
装置。 - 【請求項５】 電極（６；１８）は、無毒の、生体適合
性の金属または炭素化合物から成ることを特徴とする請
求項１から３までのいずれか１項記載の電極装置。 - 【請求項６】 少なくとも１つの別の電気導体（３２；
４４）は、第１電気導体（３０；４２）から電気的に絶
縁された絶縁シース（２４；３４）内に配設され、前記
別の電気導体（３２；４４）は無毒の、液体の導体から
成り、生体組織と前記別の電気導体（３２；４４）との
間で電気信号を伝送するように、少なくとも１つの別の
電極（２０）は絶縁シース（２４；３４）に配設されて
いることを特徴とする請求項１から５までのいずれか１
項記載の電極装置。 - 【請求項７】 別の電極（２０）は、イオン輸送材から
成るダイヤフラムとして構成されていることを特徴とす
る請求項６記載の電極装置。 - 【請求項８】 別の電極（２０）は、無毒の、生体適合
性の金属または炭素化合物から成ることを特徴とする請
求項６記載の電極装置。 - 【請求項９】 イオン輸送材も分解吸収可能であること
を特徴とする請求項４から７までのいずれか１項記載の
電極装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| SE9303120A SE9303120D0 (sv) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | Elektrodanordning |
| SE9303120-1 | 1993-09-24 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07265441A true JPH07265441A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=20391204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6225346A Pending JPH07265441A (ja) | 1993-09-24 | 1994-09-20 | 電極装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5480420A (ja) |
| EP (1) | EP0646388B1 (ja) |
| JP (1) | JPH07265441A (ja) |
| DE (1) | DE69416557T2 (ja) |
| SE (1) | SE9303120D0 (ja) |
Families Citing this family (25)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9503438D0 (en) * | 1995-02-21 | 1995-04-12 | Settler Morris | Non metallic electrical bridge for medical use |
| SE9504677D0 (sv) * | 1995-12-28 | 1995-12-28 | Pacesetter Ab | Elektrodkabel |
| US6213979B1 (en) * | 1997-05-29 | 2001-04-10 | Venetec International, Inc. | Medical line anchoring system |
| US6324415B1 (en) | 1997-07-30 | 2001-11-27 | Intermedics Inc. | Cardiac lead with minimized inside diameter of sleeve |
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