JPH07264264A - 通信プロトコル解析装置および解析方法 - Google Patents

通信プロトコル解析装置および解析方法

Info

Publication number
JPH07264264A
JPH07264264A JP3310095A JP31009591A JPH07264264A JP H07264264 A JPH07264264 A JP H07264264A JP 3310095 A JP3310095 A JP 3310095A JP 31009591 A JP31009591 A JP 31009591A JP H07264264 A JPH07264264 A JP H07264264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
protocol
network
communication
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3310095A
Other languages
English (en)
Inventor
Dee Gurifuin Maikeru
デー グリフィン マイケル
Kuraaku Karento Danaban
クラーク カレント ダナバン
Arubaato Guroobaa Maikeru
アルバート グローバー マイケル
Furatsukusu Kasu Piitaa
フラックス カス ピーター
Chieimu Panitsushiyu Suteiibun
チェイム パニッシュ スティーブン
Uiriamu Panitsushiyu Pooru
ウィリアム パニッシュ ポール
Uesuto Robaatoshiyou Sutefuan
ウエスト ロバートショウ ステファン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ando Electric Co Ltd filed Critical Ando Electric Co Ltd
Publication of JPH07264264A publication Critical patent/JPH07264264A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワーク解析用の通信プロトコル解析装
置と解析方法を提供する。 【構成】 プロトコル解析装置を制御するための制御プ
ロセッサと、ユーザ・コマンドに応じてプロトコル・プ
ロセッサにプロセス・コマンドを出力させるためにユー
ザ・コマンドを入力する入力装置と、プロセス・コマン
ドに応じてプロトコル解析システム及びネットワーク間
にデータを送り、そしてプロセス出力信号を発生させる
ための制御プロセッサ及びネットワークに有効に接続さ
れた3つのデータ通信モジュールと、プロセス出力信号
を出力するためのディスプレー・モニタで構成される。
ディスプレー・モニタは、ディスプレー中に複数のウィ
ンドーとしてプロセス出力信号を出力する。本システム
はグラフ技法を用いるプログラマビリティ、マルチタス
キング機能、プロトコル・デコード記憶機能、模擬機
能、アクティブ・モニタ機能及びフィネグル誤り挿入機
能を備えている。また関連した方法も提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信網に対する通信
とプロトコルを解析するためのプロトコル解析装置およ
び解析方法についてのものである。
【0002】
【関連技術の説明】この発明は、各種設計による通信網
の試験と解析に役立つ。「通信網」という用語は、信号
の形式による情報が共用通信経路上を双方間で選択的に
伝達されるロケーションまたは「ノード」のネットワー
クに関連する分野での一般的な用法に従って、本文書に
おいても使用される。この用語には構内通信ネットワー
ク、都市通信ネットワーク及び広域通信ネットワークが
含まれる。ネットワークは、デジタル音声伝送、データ
伝送、ビデオ伝送及びどれかの組合せなどに適応でき
る。
【0003】現代の通信システムでは、内部通信は事前
定義されたプロトコルに従って実行される。「プロトコ
ル」とはデータ編成の設計であり、種々のハードウエア
システムを含み得るネットワークにデータを定様式化
し、かつ伝送するために特別に定義された1組の規則で
ある。プロトコルはネットワークにのせて伝達されるメ
ッセージのフォーマットを定義し、さらにメッセージを
伝送したり受信したりする際に各ノードにおいて実行さ
れるステップの順序を定義する。プロトコルは、許容で
きる機器と物理的インターフェースの型、信号のレベル
と形式及び2つのノード間の通信リンクをセットアップ
し、情報を伝達し、伝送の正確度を確認し、リンクを終
了することに関連したステップの順序とを指定すること
ができる。プロトコルに関する背景は、J.D.スプラ
ジンズほかの「通信プロトコルと設計」(アディスンー
ウェズリ出版社、1991年)を含めた、本主題に関す
るいくつかの文献に見出すことができる。
【0004】ネットワークは特徴としてレイヤで設計さ
れる。そのようなレイヤを組入れた重要な通信モデル
は、国際標準化機関によって公表された開放形システム
間相互接続(OSI)モデルである。したがって、例え
ば各レイヤごとに1つのプロトコルを含む等のプロトコ
ルのレイヤがあり得る。そのうえ、プロトコルはプロト
コル内に組込まれることもできる。
【0005】ノード間の伝達では、ノード間の通信経路
を確立し、データを転送し、転送の保全性をチェック
し、必要に応じてデータを再伝送し、通信セッションを
終了するために一連のメッセージがノード間の前後に送
信されることを特徴とする。メッセージと転送の構造は
プロトコルによって定義される。各メッセージに対し
て、通信ノードは各レイヤごとのメッセージを構成す
る。受信ノードは受信した各レイヤごとのメッセージを
処理し、そのデータを希望する宛先へ最終的に引き渡
す。ネットワークとプロトコルの設計では、伝送エラー
がほとんど必然的に発生することが概ね認識されてお
り、そのためエラー発見と訂正設計は通常プロトコルの
設計の中に含まれる。
【0006】多種多様なプロトコルが現在使用されてい
る。所定のレイヤで、または所定のネットワーク機能レ
ベルに対して、ネットワークの型とネットワーク設計者
の目的によっていくつものプロトコルのうちの1つを使
用することができる。ほとんどの機器販売者がわれわれ
の機器に適合するプロトコルを設計した。いくつかの機
関が産業的規模のニーズに応える標準化されたプロトコ
ルの設計を試みてきた。そのような機関には、国際電信
電話諮問委員会(CCITT)と電気電子エンジニア協
会(IEEE)が含まれる。
【0007】標準化の試みは完全に成功してきたわけで
はない。ネットワークの設計、使用の多様性及び現行の
ネットワークにおける安定した投資は、非標準プロトコ
ル設計の使用を継続することに強力な励みをもたらす。
したがって、標準化努力が進行中であるが、おそらく多
様なプロトコルの使用は継続するだろう。
【0008】プロトコルアナライザはネットワークの試
験と解析をする試験装置である。プロトコルアナライザ
は、ネットワークに何が起こっているか、または何が起
こり損っているかを知る必要のある人達にとって、ある
意味でネットワークを覗く窓を提供する。プロトコルア
ナライザはネットワークに関するデータだけでなく、電
圧レベル、信号接続期間及びパルス立上り時間などのハ
ードウェア設計を明らかにするデータの局面も解析す
る。
【0009】ネットワークとそれらのプロトコルを解析
するプロトコルアナライザはかなりの間商業ベースで利
用されてきた。既知のプロトコルアナライザは、例えば
下記の機能を実行することによってネットワークの試験
と解析をする。 a.ネットワーク上のデータ通信量をモニターし、表示
する。 b.ノードによる伝送に対するネットワークの応答を試
験するためにネットワーク上のノードをシミュレートす
る。 c.エラーを検出し、応答するためにネットワークの能
力を試験する。
【0010】既知のプロトコルアナライザは、いくつか
の点で限定される。例えば、既知のプロトコルアナライ
ザは適応できるプロトコルの型の数が限定される。既知
のプロトコルアナライザはまた、ユーザにより定義され
たタスクまたはアプリケーションを実行する適合性の点
でも限定される。これらのプロトコルアナライザの中に
はユーザがプログラムを作ることができるものもある
が、アナライザが遂行できる仕事の種類に関して、比較
的限定された数のオプションを提供するにすぎない。既
知のプロトコルアナライザはまた、人間のインターフェ
ースに関しても限定される。
【0011】例えば、それらアナライザが表示できるデ
ータの種類、表示できるデータの量及び表示の形式など
でも限定されている。既知のプロトコルアナライザの制
限は、通信網とそのような通信網に対するプロトコルア
ナライザの分野における急速な技術的変化と革新から見
て一層顕著になってきた。
【0012】
【発明の目的】したがって、この発明の1つの目的は、
広範な種類のネットワークとプロトコルに適応できる通
信プロトコル解析装置と解析方法を提供することであ
る。
【0013】この発明のもう1つの目的は、ユーザが定
義したタスクまたはアプリケーションの実行に適合でき
る通信プロトコル解析装置と解析方法を提供することで
ある。
【0014】この発明のもう1つの目的は、既知の装置
と方法よりも実質上使いやすい通信プロトコル解析装置
と解析方法を提供することである。
【0015】この発明のさらにもう1つの目的は、通信
網とその通信網に対するプロトコル解析の分野における
変化と革新に適応すべく適合できる通信プロトコル解析
装置と解析方法を提供することである。
【0016】この発明の付加的な目的と利点は、下記に
続く説明の中で述べることとし、一部分はその説明によ
って明らかになるだろうし、またはこの発明を実施する
ことによって理解されるだろう。この発明の目的と利点
は、特許請求の範囲に特に指摘された手段と組合せによ
って理解され、かつ達成することができる。
【0017】
【発明の要約】前記目的を達成するために、ここに具体
的に表示し、かつ概略的に説明したこの発明の目的に従
って、ネットワークを解析するための通信プロトコル解
析装置が提供される。
【0018】この装置は、プロトコル解析装置を制御す
る制御手段と、ユーザコマンドを入力してユーザコマン
ドに応答して制御手段に処理コマンドを出力させるため
に制御手段に操作できるように連結された入力手段と、
処理コマンドに応答してプロトコル解析装置とネットワ
ークの間でデータを伝達し、かつ処理出力信号を生成す
るために制御手段とネットワークに操作できるように連
結されたデータ通信手段と、表示装置の複数のウィンド
ウ、即ちウィンドウは表示装置において2つのサイズに
変更できる−として処理出力信号を出力するための制御
手段と、データ伝達手段の少なくとも一方に操作できる
ように連結された出力手段とを含んでいる。
【0019】この発明はまた、プロトコル解析を使用し
ているネットワークを解析する方法も含む。この方法
は、ユーザコマンドをプロトコルアナライザに入力する
段階と、ユーザコマンドに応答してプロトコルアナライ
ザとネットワーク間でデータを伝達するタスクを実行す
る段階と、データ伝達の状態を表示する処理出力信号を
生成する段階と、表示装置の複数のウインドウ、すなわ
ちウインドウは表示装置において2つのサイズに変更で
きる−として処理出力信号を出力する段階とを含んでい
る。
【0020】この発明のもう1つの面に従って、複数の
オブジェクトを含む表示として処理出力信号を出力する
出力手段と、該オブジェクトを論理流れ図に配列し、か
つそれぞれのオブジェクトと組合せたデータを入力する
入力手段と、論理流れ図に従って、アプリケーションプ
ログラムを生成するため入力手段に操作できるように連
結された制御手段と、該アプリケーションプログラムに
従ってプロトコル解析装置とネットワーク間でフレーム
データを伝達するため制御手段とネットワークに操作で
きるように連結されたデータ伝達手段とを含む通信プロ
トコル解析装置が提供される。
【0021】さらに、この発明のもう1つの面に従っ
て、複数のオブジェクトを含む表示として処理出力信号
を出力する段階と、該オブジェクトを論理流れ図に配列
するためにプロトコルアナライザを使用し、それぞれの
オブジェクトと組合せたデータをプロトコルアナライザ
に入力する段階と、該論理流れ図に従ってアプリケーシ
ョンプログラムを生成するためにプロトコルアナライザ
を使用する段階と、該アプリケーションプログラムに従
ってプロトコルアナライザとネットワーク間でデータを
伝達する段階とを含む解析方法が提供される。
【0022】この発明のもう1つの面に従って、ユーザ
コマンドを入力する入力手段、すなわち事前定義された
構造の通信プロトコルに対応するプロトコルデコードと
プロトコルデコードアルゴリズムを入力する手段を含む
入力手段と、ユーザコマンドに応答して処理コマンドを
出力するため入力手段に操作できるように連結された制
御手段と、処理コマンドに応答してプロトコル解析装置
とネットワーク間でデータを伝達し、処理出力信号を生
成するデータ伝達手段、すなわち事前定義された構造が
データ内に存在しているかどうかを決めるためにデータ
を解析し、事前定義された構造がデータ内に存在すると
きはプロトコルデコードを処理出力信号に組入れるため
の手段を含んでいるデータ伝達手段と、表示とフロー制
御信号のうちの少なくとも1つとして処理出力信号を出
力するためにデータ伝達手段に操作できるように連結さ
れた出力手段、すなわちプロトコルデコードと事前定義
された構造のうちの少なくとも一方に従って、表示とフ
ロー制御信号の少なくとも一方にプロトコルデコードを
出力する手段を含む出力手段とを含む通信プロトコル解
析装置が提供される。
【0023】この発明に従ってプロトコルを使用してい
るネットワークを解析するもう1つの方法は、ユーザコ
マンドを入力する段階と、事前定義された構造の通信プ
ロトコルに対応するプロトコルデコードとプロトコルデ
コードアルゴリズムをプロトコルアナライザに入力する
段階と、ユーザコマンドに応答してプロトコルアナライ
ザとネットワーク間でデータを伝達し、事前定義された
構造がデータ内に存在するかどうかを決定するためにデ
ータを解析し、処理出力信号を生成し、事前定義された
構造がデータ内に存在するときは、プロトコルデコード
を処理出力信号に組入れる段階と、表示とフロー制御信
号のうちの少なくとも一方として処理出力信号を出力す
る段階、すなわちプロトコルデコードと事前定義された
構造のうちの少なくとも一方に従って、表示とフロー制
御信号の少なくとも一方にプロトコルデコードを出力す
ることを含む段階とを含んでいる。
【0024】この発明のもう1つの面による通信プロト
コル解析装置は、ユーザコマンドを入力する入力手段、
すなわち事前定義された構造の通信プロトコルに対応す
るプロトコルデコードとプロトコルデコードアルゴリズ
ムを入力する手段を含んでいる入力手段と、ユーザコマ
ンドに応答して処理コマンドを出力するため入力手段に
操作できるように接続された制御手段と、処理コマンド
に応答してプロトコル解析装置とネットワーク間でデー
タを伝達し、処理出力信号を生成するために制御手段と
ネットワークに操作できるように連結されたデータ伝達
手段、すなわち事前定義された構造に従ってネットワー
クにデータを伝達する手段を含んでいるデータ伝達手段
と、表示として処理出力信号を出力するためにデータ伝
達手段に操作できるように連結された出力手段とを含ん
でいる。
【0025】この発明のもう1つの面による方法は、ユ
ーザコマンドを入力する段階と、事前定義された構造の
通信プロトコルに対応するプロトコルデコードとプロト
コルデコードアルゴリズムをプロトコルアナライザに入
力する段階と、ユーザコマンドに応答してプロトコルア
ナライザとネットワーク間でデータを伝達する段階、す
なわち事前定義された構造に従ってネットワークにデー
タを伝達することを含む段階と、表示として処理出力信
号を出力する段階とを含んでいる。
【0026】この発明のさらにもう1つの面に従って、
ユーザコマンドを入力する入力手段と、ユーザコマンド
に応答して処理コマンドを出力するため入力手段に操作
できるように連結された制御手段と、処理コマンドに応
答してプロトコル解析装置とネットワーク間でデータを
伝達するため制御手段とネットワークに操作できるよう
に連結されたデータ伝達手段、すなわち本質的に同時に
複数のタスクを処理する手段を含んでいるデータ伝達手
段と、表示として処理出力信号を出力するためにデータ
伝達手段に操作できるように連結された出力とを含む通
信プロトコル解析装置が提供される。
【0027】この発明によるもう1つの方法は、ユーザ
コマンドを入力する段階と、ユーザコマンドに応答して
プロトコルアナライザとネットワーク間でデータを伝達
する手段、すなわち本質的に同時に複数のタスクを処理
することを含む手段と、ディスプレイとして処理出力信
号を出力する手段とを含んでいる。
【0028】この発明のもう1つの面による通信プロト
コル解析システムは、ユーザコマンドを入力する入力手
段と、ユーザコマンドに応答して処理コマンドを出力す
るために入力手段に操作できるように連結された制御手
段と、処理コマンドに応答してプロトコル解析装置とネ
ットワーク間でデータを伝達するため制御手段とネット
ワークに操作できるように連結されたデータ伝達手段、
すなわちネットワークに関するデータをモニターする手
段、モニターされたデータに従ってアプリケーションプ
ログラムを生成する手段及びアプリケーションプログラ
ムに従ってネットワークにモニターされたデータの選択
された部分を伝達する手段とを含んでいるデータ伝達手
段とを含む。
【0029】この発明のもう1つの方法は、ユーザコマ
ンドを入力する段階と、ネットワークに関するデータを
モニターする段階と、モニターされたデータに従ってア
プリケーションプログラムを生成する段階と、アプリケ
ーションプログラムに従ってネットワークにモニターさ
れたデータの選択された部分を伝達する段階とを含む。
【0030】この発明のさらにもう1つの面に従って、
通信プロトコル解析方法は、ユーザコマンドを入力する
入力手段と、ユーザコマンドに応答して処理コマンドを
出力するために入力手段に操作できるように連結された
制御手段と、ネットワークに伝達されたデータを受動的
にモニターするために制御手段とネットワークに操作で
きるように連結されたデータ伝達手段、すなわち処理コ
マンドで指定され、事前選択された条件がデータ内に存
在するかどうかを決定するために処理コマンドに応答し
てデータを解析する解析手段と事前選択された条件の識
別に応答し、ネットワークにアクティブ出力信号を伝達
する手段とを含むデータ伝達手段とを含んでいる。
【0031】この発明のさらにもう1つの面による解析
方法は、ユーザコマンドをプロトコルアナライザに入力
する段階と、ネットワークに伝達されたデータを受動的
にモニターするためにプロトコルアナライザを使用する
段階と、事前選択された条件がデータ内に存在している
かどうかを決定するためにデータを解析する段階と、事
前選択された条件の識別に応答し、ネットワークにアク
ティブ出力信号を伝達する段階とを含んでいる。
【0032】この発明のまだもう1つの面に従って、ユ
ーザコマンドを入力する入力手段と、ユーザコマンドに
応答して処理コマンドを出力するために入力手段に操作
できるように連結された制御手段と、処理コマンドに応
答してnビットを有するデータフレームとnビットを有
するエラーデータフレームをネットワークに伝達するた
め制御手段とネットワークに操作できるように連結され
たデータ伝達手段、すなわちエラーデータフレームのn
ビットのいずれにもエラービットを引き起こす手段を含
んでいるデータ伝達手段とを含む通信プロトコル解析装
置が提供される。
【0033】この発明によるまだもう1つの方法は、プ
ロトコルアナライザにユーザコマンドを入力する段階
と、nビットを有するデータフレームを構成し、かつn
ビットを有するエラーデータフレーム(エラーデータフ
レームはnビットのいずれにもエラービットを有する)
を構成するためにプロトコルアナライザを使用する段階
と、ユーザコマンドに応答してネットワークにエラーデ
ータフレームを伝達する段階とを含んでいる。
【0034】
【優先実施態様と方法の説明】ここで添付図面に示され
たような現今の優先実施態様と方法について詳細に言及
するが、その場合、数個の図面全体にわたって類似番号
は類似の、または対応する部分を表示するものである。
【0035】
【優先システム実施態様】この発明は、ネットワークを
解析するための通信プロトコル解析装置を含む。この発
明はその広い意味において、上記で明らかにされたよう
な多種多様のネットワーク設計を解析するために使用す
ることができる。この発明に従った通信プロトコル解析
装置10の現今の優先実施態様が図1に示されている
が、同図は装置の絵画ブロック図を示している。
【0036】この発明に従って、本装置はプロトコル解
析装置を制御する制御手段を含む。優先実施態様の制御
手段は、25MHzのクロック速度をもつモトローラ製の
MVME−147中央処理装置(CPU)モジュールを
備えた制御プロセッサ12を含む。制御プロセッサ12
はUNIXベースのオペレーティングシステムを使用す
る。
【0037】制御プロセッサ12は、CPUモジュール
に使用できる8Mバイトの内部ランダムアクセクメモリ
(RAM)を備えている。40Mバイトの内部ハードディ
スク14と80Mバイトの外部ハードディスク16などの
外部メモリは、記憶容量を高めるために備えられてい
る。カラーグラフィックカード(図示されていない)も
また内部表示能力を提供するために備えられている。
【0038】制御プロセッサ12は周辺装置とその他の
構成要素への伝達のためにVMEバス18に連結され
る。VMEバス18は、部分P1・P2に分割された2
つの96ピンDINコネクタを使用する32ビットバスであ
る。VMEバスの帯域幅は毎秒40Mバイトで、それは実
時間でデータを記憶または表示するのに十分な速さであ
る。
【0039】すなわち、その速度でデータはネットワー
ク内で伝達される。VMEバス18はバックプレーンに
よって相互接続された複数のスロットを組入れてあるキ
ャビネットの形になっている。その種のVME装置は、
例えばアリゾナのモトローラ・コーポレーション・オブ
・セオツダレから市販で入手できる。
【0040】図2は図1の装置の種々の構成要素に対す
るVMEバス18のインターフェース接続を示してい
る。P1コネクタはMVME−147CPUモジュール
を4つのRS−232Cコネクタ、セントロニクス・プ
リンタのためのセントロニクス・ポート、SCSIポー
ト、イーサネットポート及びGP−IBポートと連結さ
せる。イーサネットポートはVMEバスに具備され、例
えばサンマイクロシステムから市販で入手できるサンワ
ークステーションなどの産業上エンジニアによって使用
される一般のエンジニアリング環境に本装置を接続でき
るようにする。VMEバスのP2コネクもまたカラーグ
ラフィックボードのためのインターフェースを具備して
いる。P2コネクタも下記で説明するように、特殊な目
的のために本装置によって使用される4つのグループの
4本の回線と1つのグループの12本の回線を備えてい
る。
【0041】この発明に従って、この装置はさらにユー
ザコマンドに応答して制御手段に処理コマンドを出力さ
せるために、ユーザコマンドを入力するため制御手段に
操作できるように連結された入力手段を備える。
【0042】優先実施態様の入力手段はキーボード2
0、トラックボール22及びマウス24を含んでおり、
その各々は制御プロセッサ12と互換性を有するように
選択され、かつ各々は既知の方法、例えばRS−232
Cポートまたはその他の既知のコンピュータコネクタを
経て制御プロセッサ12に連結される。トラックボール
とマウスは類似の方法で作動する。トラックボールは、
マウスを使用しても同じく十分に実行できるいくつかの
機能を説明するために下記でも使用する。したがって、
トラックボールを参照すれば、両方のどれでも実行でき
る機能に関して、マウスにも同じように当てはまること
が理解されるだろう。
【0043】本文書で使用される「ユーザコマンド」は
ユーザによって開始され、信号をキーボード、トラック
ボールまたはマウスから制御プロセッサに伝達させるあ
らゆるコマンドを指す。
【0044】ユーザコマンドの例には、表示されたオプ
ションを選択するトラックボールの移動と押下げコマン
ド、キーボードで入力されたデータ入力コマンド及びキ
ーボード、トラックボールまたはマウスで入力された実
行コマンドなどが含まれる。ユーザコマンドについては
下記でさらに詳しく説明する。
【0045】本文書に使用される「処理コマンド」は、
データ伝達手段(下記で説明)に処理コマンドに従って
機能を実行させる、制御プロセッサからデータ伝達手段
へ出力されるコマンドを指す。処理コマンドについても
下記でさらに詳しく説明する。この発明はさらに、処理
コマンドに応答してプロトコル解析システムとネットワ
ーク間でデータを伝達し、処理出力信号を生成するため
に制御手段とネットワークに操作できるように連結され
たデータ伝達手段を含む。
【0046】優先実施態様に従って、データ伝達手段は
いくつかの機能を実行する。例えば、この発明のプロト
コル解析装置と解析されるネットワーク間の物理的イン
ターフェースとして機能をする。データ伝達手段はネッ
トワークからデータを受信し、記憶する。該手段はま
た、種々のアプリケーションまたはタスクを実行する。
本文書で使用されるアプリケーションという用語は、プ
ロトコルアナライザがネットワーク上で実行する解析テ
ストまたはテスト手順を指す。アプリケーションの例に
は、ネットワークのデータトラフィックのモニターと表
示を行ない、ネットワークのノードをシミュレートする
かまたはビットエラー速度試験を行なうことが含まれ
る。
【0047】アプリケーションは、他の段階とはいくら
か無関係に実行される一連の段階または細分に関連す
る。これらの段階または細分は本文書ではタスクと呼ば
れている。優先実施態様のデータ伝達手段には3つのモ
ジュールが含まれる。すなわちVXIモジュール10
0、BRIモジュール200及びPRIモジュール30
0であり、その各々がこれら及びその他の機能を実行す
る。モジュールの各々は特有の速度範囲で作動するよう
に適合されるが、モジュールのハードウェア設計は類似
しており、同じアプリケーションソフトウェアは、ネッ
トワークインタフェースの物理的実現と関連した最少限
の変更だけで各々のモジュールに関して実行することが
できる。
【0048】
【VXIモジュール】VXIモジュール100のブロッ
ク図が図3に示してある。VXIはCCITT用語体系
に従った「V.X.インタフェース」の頭文字である。
VXIモジュール100は、低速ネットワーク操作(例
えば毎秒50〜72Kビット)に対して物理的インタフェー
スを提供する。VXIモジュール100は、主演算処理
装置または主CPU102及び各フロントエンドプロセ
ッサがチャネルを備えている2つのフロントエンドプロ
セッサ104・106を含んでいる。
【0049】主演算処理装置102は、20MHzのクロ
ック速度をもつモトローラ68020プロセッサを含
む。フロントエンドプロセッサ104・106はそれぞ
れ16MHzクロック速度をもつモトローラ68000プ
ロセッサを含む。主演算処理装置102とフロントエン
ドプロセッサ104は64Kバイト二重ポートRAM10
8に連結され、かつ共用される。同様に、主演算処理装
置102とフロントエンドプロセッサ106は64Kバイ
ト二重ポートRAMに連結され、かつ共用される。
【0050】フロントエンドプロセッサの各々はデータ
をタイムスタンプし、それをそれぞれの二重ポートRA
Mに、全データブロックにおける任意の分解可能時間
(例えば 100μs)により記憶できる。主演算処理装置
102は1MバイトのローカルRAM112、8Kバイ
トのブートROM114、トリガLSI116及びタイ
マー118へ内部32ビットバスによって連結される。
ローカルRAM112は制御プログラムを記憶し、アプ
リケーションプログラムを記憶するために使用される。
ブートROM114は初期設定における電力を提供する
ために使用される。
【0051】トリガ−LSI116は1つまたはそれ以
上の事前プログラムされたデータの順序と主演算処理装
置102により実時間に提供されているアクティブデー
タの流れの間で一致が見出されたときに出力を提供する
ためにプログラムできるフィルタチップである。タイマ
ー118はインテル8254などの市販で入手できるタ
イマーチップである。主演算処理装置102はまたワー
クRAMとキャプチャバッファとして機能する二重ポー
トRAM120へ、32ビットバスを経て連結される。1
Mバイト二重ポートRAMの第2ポートはVMEバス1
8へ連結される。フロントエンドプロセッサ104は16
ビットバスによって64KバイトローカルRAM122へ
連結される。同様に、フロントエンドプロセッサ106
は16ビットバスによって64KバイトローカルRAM12
4へ連結される。
【0052】フロントエンドプロセッサ104は8ビッ
トバスを経て、ボー速度ジェネレータとブロックチェッ
ク文字LSI126、ザイログ8030直列伝達コント
ローラ128とインタフェースセレクタ130へ連結さ
れる。ボー速度ジェネレータとブロックチェック文字L
SI126は、フロントエンドプロセッサ104に対し
て速度制御とブロックチェック文字計算をする。インタ
フェースセレクタ130は、下記で説明するSCC12
8へいくつもの可能な入力と出力の1つを接続させる。
【0053】フロントエンドプロセッサ106は、ボー
速度ジェネレータとブロックチェック文字LSI13
6、ザイログ8030直列伝達コントローラ138及び
インターフェースセレクタ130へ8ビットバスを経て
連結される。ボー速度ジェネレータとブロックチェック
文字LSI136はフロントエンドプロセッサ106に
対して速度制御とブロックチェック文字計算をする。イ
ンターフェースセレクタ130は下記で説明するSCC
138へいくつもの可能な入力と出力の1つを接続させ
る。
【0054】インターフェースセレクタ130は、少な
くとも6つの別個のデータ送信端末装置、すなわち2つ
の外部装置132・134とインターフェースセレクタ
130の選択回路をVMEバックプレーン18へ連結す
る回線16の内部バックプレーンデータとクロックバス
142を経て4つの内部装置へ連結される。
【0055】4つの内部データ送信末端装置の各々は、
モジュール間内部接続のための受信クロック/送信クロ
ック回線と同様に、二方向性の受信データ/送信データ
回線をもつ。外部端末装置132・134は、RS−2
32C、RS−449または類似のインターフェースな
どのネットワーク特定の物理アダプタを介してネットワ
ークに分離できるように連結されるために必要とされる
ものと同数の回線を備えるように適合される。
【0056】RS−232Cの特殊な場合には、外部コ
ネクタ132または134からVMEバス18バックプ
レーンコネクタP2まで、スイッチ140とバス144
を介して12本の回線を接続させるべく具備される。1
2本の回線は、RD、TD、DSR、DTR、RTS、
CTS、CD、TI、CI、TC、RC及びXTCであ
る。スイッチが閉じられると、すべての回線がバックプ
レーンに連結される。スイッチが開くと、クロック回線
TC、RC及びXTCだけがバックプレーンに連結され
る。
【0057】
【BRIモジュール】図4にはBRIモジュール200
のハードウェアブロック図が示される。BRIは「基本
速度インタフェース」のCCITT方式に基づく頭文字
である。BRIモジュール200はISDN基本速度イ
ンタフェースをもち、かつ 192Kビット/秒で働くネッ
トワークに適応する。この種のISDNネットワーク
は、データとトーントラフィックに対しては2つの64K
ビット/秒の伝達チャネルB1・B2を使用し、制御と
診断用としては1つの16Kビット/秒データチャネルD
を使用する。残りのビットはオーバーヘッドである。B
RIモジュールは2つのモード、すなわちモニタモード
とシミュレーションモードで働く。モニタモードでは、
2つの末端部TE(端末装置)とNT(ネットワーク接
続端)を接続する回線に接続する。シミュレーションモ
ードでは、2つの末端部の1つとして働く。
【0058】BRIモジュール200は主演算処理装置
又は主CPU202とフロントエンドプロセッサ204
を備えている。主演算処理装置202は20MHzのクロ
ック速度をもつモトローラ68020プロセッサを含
む。フロントエンドプロセッサ204は、16MHzのク
ロック速度をもつモトローラ68000プロセッサを含
む。主演算処理装置202とフロントエンドプロセッサ
204は64Kバイト二重ポートRAM206に連結され
共用される。
【0059】主演算処理装置202は1Mバイトのロー
カルRAM208、ブートROM210、トリガー21
2及びタイマー214などの周辺装置へ内部32ビットバ
スによって連結される。トリガーLSI212は、1つ
またはそれ以上のユーザプログラムによるデータの順序
とモニターしているデータの流れの間で一致が見出され
たときに、主CPUに知らせるフィルターチップであ
る。主演算処理装置202はまたワークRAMとチャプ
チャバッファーとして機能する1Mバイト二重ポートR
AM216へ、32ビットバスを経て連結される。二重ポ
ートRAM216はVMEバスへ読取/書込アクセスを
することができる。VME制御装置は主CPUに割込む
ことができ、回線228を経て逆もまたできる。
【0060】フロントエンドプロセッサ204は16ビッ
トバスによって、SCC80C30逐次制御装置チップ
218、ボー速度ゼネレータ220、64Kバイトローカ
ルRAM222及びタイマー224へ連結される。フロ
ントエンドプロセッサ204はまた多重制御レジスター
226へも連結される。フロントエンドプロセッサ20
4は主演算処理装置202に割込むことができ、回線2
28を経て逆もできる。
【0061】BRIモジュール200は、ネットワーク
からの基本速度データストリームを構成装置に分割する
入力部をもつが、これら構成装置は各末端部(TE、N
T)からの2つのBチャネル、各末端部(TE、NT)
からのDチャネルと2つのサブチャネル(TEからの
「Q」とNTからの「S」)を含むオーバーヘッドビッ
トとを含んでいる。入力部には、S/Tインタフェース
230、障害検出回路232、INFOデコーダー23
4、デマルチプレクサ236、セパレータ回路及びバッ
ファ240が含まれる。S/Tインタフェース230は
データを送受信するためにネットワークに連結される。
S/TインタフェースはISDN回線からの入力信号に
条件付けをする。
【0062】シミュレーションモードでは、Sバスの半
分を駆動することもできる。障害検出回路232はS/
Tインタフェースからのデータを受信するためにS/T
インタフェース230に連結される。障害検出回路の回
りの点線は、構成装置232、234、236を含む2
つのLSI回路231・233から構成される。
【0063】障害検出回路232は、事前記憶された命
令に従って既知の方法で、ネットワークから受信された
データをフレーミングする。INFOデコーダーは回線
上の全般的アクティビティをモニターして、その状態、
すなわち「アクティビティでない」(INFO0)、
「アクティブであるが動作不可能」(INFO1(T
E)、INFO2(NT))、「アクティブでありデー
タ転送に使用可能」(INFO3(TE)、INFO4
(NT))の状態をフロントエンドプロセッサ204へ
報告する。これらは、CCITT勧告1.430(19
88)に記載される。
【0064】デマルチプレクサ236は入力データを受
信するために障害検出回路232の出力部に連絡され
る。デマルチプレクサ236は、入力データを別々のB
1、B2及びDチャネルに分けるために時間分割多重通
信を使用する。デマルチプレクサはまたは、フレームデ
ータにおけるオーバヘッドビットを抽出して、そのオー
バヘッドビットをデマルチプレクサ226に通信する。
これらのオーバヘッドビットにはA、M、S、L、E、
FA、Q、N、Fビットが含まれる。3つのBRIチャ
ネル(B1、B2及びD)は3つのそれぞれのバスを経
て、デマルチプレクサ236からセパレータ238へ通
じる。
【0065】セパレータは、ユーザが希望のチャネル
(1つまたはそれ以上)を適当な宛先(1つまたはそれ
以上)へ向けることができる切換ネットワークである。
B1、B2またはD(2つだけ)チャネルはセパレータ
238からバッファ240へ出力され、そこでこれらの
チャネルの中の2つがVMEバス18のP2コネクタ
(バックプレーン)の4つのチャネルによってアクセス
される。INFOデコーダー234は、その入力部は回
線INFO状態を受信するため障害検出回路232へ連
結され、その出力部はフロントエンドプロセッサ204
の入出力ポートへ連結される。上記で指摘したように、
構成装置232、234及び236は、1つはNT情報
を受信し、1つはTE情報を受信するための2つのLS
Iチップを備えた部分である。
【0066】本装置はできれば少なくとも2つのモジュ
ール、例えばBRIモジュールとVXIモジュールを、
基本速度操作のために使用することが望ましい。上記に
指摘したように、BRIモジュールは基本速度データス
トリームを2つのBチャネル、Dチャネル及びオーバヘ
ッドビットに分割する。2つのBチャネルは、標準的に
はVMEバスのバックプレーンを経て、VXIモジュー
ルへ連絡する。
【0067】Dチャネルとオーバヘッド情報はフレーム
化と収集のためにBRIモジュールのフロントエンドプ
ロセッサ204へ提供される。フロントエンドプロセッ
サは二重ポートRAM206に常駐の待ち行列へ情報を
提供するが、同装置では以下でさらに詳しく説明される
グラフプログラムの制御のもとで、情報が主演算処理装
置によってアクセスされる。
【0068】BRIモジュール200はまた、ネットワ
ークにデータを出力または伝送する出力部を備えてい
る。出力部は、INFO制御装置242、マルチプレク
サ244、障害制御回路246(TE/NT伝送ブロッ
ク241内に含まれるすべて)、選択回路248及びト
ーンゼネレータ250ユーザー・デコーダー(コーディ
ック)252を備える。BRIモジュール200の入出
力部は、多重制御レジスター226を経てフロントエン
ドプロセッサ204へ操作できるように連結され、SC
C218は2つのデータストリームを受信するために、
一対のディスクリート回線256によってその入力部が
セパレータ238へ連結される。SCC218は、それ
がNTSIMまたはTESIMモードにあるとき、デー
タストリームを生成するためにその出力部がマルチプレ
クサ244へ連結される。
【0069】INFO制御装置242は、伝送オーバヘ
ッドビットを受信するために、その入力部が多重制御レ
ジスター226へ連結される。INFO制御装置242
の出力部は、障害制御回路246とマルチプレクサ24
4へ連結される。マルチプレクサ244はDチャネルを
受信するために、その入力部がSCC回路218へ連結
される。バッファ240は選択回路248へ連結され、
次にVMEバックプレーンからマルチプレクサ244へ
連絡させるためにマルチプレクサ244へ連結される。
トーンゼネレータ250はトーンゼネレータに入力され
た可変周波数のクロックパルスが、アナログトーンのデ
ィジタルコード化を提供させることになるように選択回
路248へ連結される。
【0070】コーディックはアナログ信号(特徴とし
て、電話の受話器のマイクロホンの出力)をディジタル
データのストリームにコード化する。それはまた逆に、
(特徴としては受話器のイヤホーンを駆動するために予
定された)アナログ信号にディジタルデータストリーム
を解読する。マルチプレクサ244の出力は障害制御回
路246へ伝達される。障害制御回路は、回線の他方末
端部の受信装置にそれを同期化させるという形で出力デ
ータを変更する。障害制御回路246の出力はS/Tイ
ンタフェース230へ伝達され、次にそれは、BRIが
シミュレーションモードになっているときに、障害制御
回路246の出力をネットワークへ伝送する。
【0071】
【PRIモジュール】図5にはPRIモジュール300
のハードウェアブロック図が示される。PRIはCCI
TT方式に従った「基本速度インタフェース」の頭文字
をとったものである。PRIモジュール300は、23
の搬送(B)チャネルと1つの診断用(D)チャネルか
ら構成され、 1.544Mビット/秒転送速度をもつもの、
または30のBチャネルと1つのDチャネルから構成さ
れ、 2.048Mビット/秒転送速度をもつ全二重ISDN
ネットワークに適応するように設計される。
【0072】PRIモジュール300は、20MHzクロ
ック速度をもつモトローラ68020プロセッサを含む
主演算処理装置302を備える。本実施態様のPRIモ
ジュールは、VXIとBRIモジュールのそれに類似し
たフロントエンドプロセッサを備えていない。フロント
エンドプロセッサ機能は、PRIモジュールでは主演算
処理装置により割込ルーチンとして行なわれる。
【0073】主演算処理装置302は内部32ビットバス
によって、1MバイトローカルRAM304と1Mバイ
ト二重ポートRAM306へ連結される。二重ポートR
AM306はVMEバスとアクセスを共用する。この演
算処理バスもまた、EPROM320(これはブートス
トラッププログラムを内蔵している)へ、処理された事
象に対するタイミング情報を提供するタイマー308
へ、及び高速度直列インタフェース312から記憶装置
への直接データ伝送を制御する68450直接記憶アク
セス制御装置310へも接続する。そのうえ、演算処理
バスは、直列インタフェース装置312・322、S/
Tバス装置314・316・318・338・340・
342及び344(下記で説明)へ、装置と操作の制御
モード間の相互接続を制御するための数個のラッチ(図
示省略)へと接続される。
【0074】主演算処理装置302もまた、タイマー3
08、直列インタフェース装置312・326、及びS
Tバスインタフェース318によって提供される割込
に、プロセッサに応答させる割込デコーダー(図示省
略)を通して接続される。割込みはまた、レシーバ34
8・352と、VMEバスからプロセッサへのある転送
との信号損失に応答して生成する。2つのSTバス32
4・326は、PRIインタフェース装置、プロセッサ
バス及びVMEバックプレーンのP2コネクタ間での内
部接続を提供する。バス324はTIインタフェース3
28(標準データストリーム速度と対応するインタフェ
ース)をSTAB LSI装置342と並列のアクセス
装置318へ接続させる。
【0075】TIインタフェース装置328は並列アク
セス装置314によって制御される。バス326はTI
インタフェース332を類似の方法でSTAB LSI
装置344へ接続させる。TIインタフェース装置33
2は並列アクセス装置316によって制御される。ディ
ジタルスイッチ装置338はデータがTIインタフェー
ス328とTIインタフェース332間に直接転送され
ることができる。LSI H0/H1アクセス装置34
0はどれもバスと高速直列インタフェース間でセレクタ
356を介して相互接続をもたらし、64Kビットから20
48Kビットまで多重データチャネルへのアクセスするこ
とができる。LSI装置340はSTバスからのnチャ
ネルの抽出をするチップを含むが、ただしnは1から32
までのユーザが選択できる数である。選択は、下記で説
明されるPRIオプション選択パネルから行なわれる。
H0とH1はCCITT仕様書に定義される特定番号で
ある。
【0076】セレクタ356は直列インタフェース31
2がV.11/TTLレベル外部インタフェース354
に接続されて、62.5Kビット/秒から2048Kビット/秒
までの高速アクセスを提供することもできる。
【0077】ドライバ346の入力部はミッテル897
6チップ328へ、出力部はネットワークコネクタヘ連
結される。レシーバ348の入力部はネットワークコネ
クタへ、出力部はミッテル8976チップ328へ連結
される。同様に、ドライバー350の入力部はミッテル
8976チップ332へ、出力部はネットワークコネク
タへ、さらにレシーバ352の入力部はネットワークコ
ネクタへ、出力部はミッテル8976チップ332へ連
結される。
【0078】ドライバー346・350の各々とレシー
バ348・352の各々はエラー導入操作に適するよう
に入力レベルまたは出力レベルを変換するためにDA変
換器を備えている。バス324・326に対するクロッ
ク信号は、それぞれミッテル8940装置330・33
4によって提供される。STAB LSI装置342
は、4つの個々のデータチャネルがバス324から交換
器362を経てVMEバックプレーンのP2コネクタへ
接続されることができる。これらのチャネルは、さらに
処理するためにバックプレーンを通ってVXIモジュー
ルへ接続される。バス326は同じ方式でSTAB L
SI装置344を経て同じバックプレーンインタフェー
スへ接続され得る。
【0079】4つのバックプレーンチャネルのうちの1
つはまた、選択されたチャネルにのせてトーン伝達でき
るようにするため、STAB LSI装置のどれかがT
Iチャネルをコーディック358と受話器インタフェー
ス356へ接続できるように、セレクタ360を経て切
換えられ得る。
【0080】そのうえ、TIインタフェース装置328
・332からの低速「機能データリンク」チャネルは直
列インタフェース322へ接続され、主演算処理装置が
TIトランクのどれかまたは両方においてこのデータリ
ンクをモニターまたは制御することができる。
【0081】
【表示装置】この発明はまた、表示装置としてプロセス
出力信号を出力するための、制御手段とデータ伝達手段
の少なくとも1つに操作できるように連結された出力手
段を備える。出力手段は、表示装置の複数個のウィンド
ウとして、すなわち表示装置におい二次元に変更できる
サイズのウィンドウと表示装置において二次元で移動で
きるウィンドウとして、プロセス出力信号を出力するこ
とが望ましい。出力手段はまた、できれば表示装置にお
いて複数のメニューとして出力信号を出力するための手
段を備えていることも望ましい。これらの機能に敬意を
表して、入力手段はできれば表示装置において二次元に
ウィンドウを動かすためにユーザコマンドを入力する手
段を備えることが望ましく、かつ入力手段がメニューか
らユーザコマンドを選択する手段を備えることも望まし
い。
【0082】優先実施態様に従って、出力手段は制御プ
ロセッサ12と共に操作できる表示モニター26と表示
モニター26を駆動するために制御プロセッサ12内に
含まれる駆動回路(図示省略)を含む。表示モニター2
6は日本電気株式会社から市販で入手できるNEC−4
Dモニターを含んでいる。表示モニター26は制御プロ
セッサ12のグラフィック制御装置ボードのビデオ出力
部(図示省略)に連結される。
【0083】データ伝達モジュールの各々は、下記でさ
らに詳しく説明するように種々の種類の処理を実行し、
処理されたネットワークデータとVMEバスのコマンド
などの信号を、例えば個々のモジュールの主演算処理装
置とVMEバスインタフェースのキャプチャバッファを
介して定常的に出力する。これら信号は本文書ではプロ
セス出力信号と一般的に呼ばれる。制御プロセッサ12
はVMEバスにわたるプロセス出力信号を受取り、即時
表示に対しては表示モニター26などの周辺装置へ、ま
たは遅延表示には大容量記憶装置へ情報を選択的に出力
する。したがって、本文書における「表示」に関して
は、表示モニター26における目に見える表示と制御プ
ロセッサ12からのその関連信号だけでなく、表示また
は表示できる情報と遅延表示のために記憶される関連信
号を含むように広く解釈されねばならない。
【0084】優先実施態様に従って、制御プロセッサ1
2はXウインドウとモチーフソフトウェアを記憶し、か
つ実行すべく適合されており、それは出力手段が仮想デ
ィスプレイにおける複数のウインドウとして処理出力信
号を出力することができる。Xウインドウは例えばマサ
チュセッツ工科大学から市販で入手できるソフトウェア
パッケージである。モチーフは、例えばオープン・ソフ
トウェア・ファウンデーションから市販で入手できるソ
フトウェアパッケージである。これらのソフトウェアパ
ッケージは優先実施態様にすでに組み入れられ、優先方
法で使用されているが、ワシントン、レッドモンドのマ
イクロソフト・コーポレーションから市販で入手できる
マイクロソフト・ウインドウなど、別のウインドウ型ソ
フトウェアでも使用できる。
【0085】Xウインドウのウインドウサイズと位置
は、そのようなウインドウ型ソフトウェアに精通してい
る人達に既知の方法で、表示装置において二次元で移動
させることができる。例えば、トラックボール24はウ
インドウを移動させ、またはそれらのサイズを変えるた
めに使用することができる。ユーザがトラックボールを
移動させ、かつ引きずると制御プロセッサが表示装置の
二次元で適当なウインドウを移動させるために、対応す
るユーザコマンドを受取る。そのうえ、ウインドウは開
いたり、閉じたり、重ね合わせたり、最小化(ウインド
ウを表示するアイコンまで縮めるかまたはアイコン化)
したり、上げたり(1グループの重なり合っているウイ
ンドウの表面まで持ってくる)、下げたり(別のウイン
ドウがウインドウの上部に現われるように1グループの
重なり合っているウインドウを押し下げる)及びアクテ
ィブ(キーボード入力とトラックボールの押下げ動作が
ウインドウに影響する)又は非アクティブにすることが
できる。
【0086】モチーフウインドウ管理者はウインドウを
フレームで取囲む。フレームの部分にはタイトル領域、
ウインドウメニューボタン、最小化ボタン、最大化ボタ
ン及び再寸法決めフレームハンドルが含まれる。タイト
ル領域はウインドウを移動させるために使われる。ウイ
ンドウメニューボタンはウインドウメニューを表示す
る。最小化ボタンはウインドウを縮小させ、最大化ボタ
ンはウインドウの寸法を最大化するためウインドウを拡
げる。再寸法決めフレームハンドルはウインドウを水平
方向、垂直方向又は斜め方向に拡げたり、縮めたりす
る。
【0087】制御プロセッサ12は、Xウインドウとモ
チーフソフトウェアの制御によって、下記でさらに詳し
く説明するように、複数の表示メニューを表示モニター
に出力させる。キーボード20、トラックボール22及
びマウス24は表示モニター26に表示されたメニュー
から項目を選択するために、既知の方法で使用され、キ
ーボード20は英数字ストリングなどのデータを入力す
るため、既知の方法で使用することができる。優先実施
態様と方法のこれらの面については下記でさらに詳しく
説明する。
【0088】
【この発明の優先方法】この発明の優先システム実施態
様について説明したが、ここでこの発明の優先方法につ
いて説明する。この発明の方法はプロトコルアナライザ
を使っているネットワークを解析するのに役立つ。図解
を簡単かつ容易にするためにこの発明の優先方法は、こ
の発明のシステム実施態様を参照しながら説明する。し
かしながら、この発明の優先方法はシステム実施態様と
使用するために限定されるものではない。
【0089】
【システムソフトウェアの概観】この発明の優先方法
は、優先システム実施態様と関連してシステムソフトウ
ェアを使用しながら実行することができる。この発明の
優先方法に従って優先システム実施態様のプロトコル解
析システムを操作するためのシステムソフトウェアの機
能ブロック図が図6Aと図6Bに示されている。図6A
はシステムソフトウェアの機能ブロック図である。図6
Bはシステムソフトウェアを優先システム実施態様に結
びつける優先方法を図解しているブロック図である。
【0090】システムソフトウェアは、Xウインドウ・
システム、記号デコード・コード・ゼネレータ、構成パ
ネル・プログラム、記号デコード表示プログラム、ポス
ト・プロセス・プログラム、グラフ・マネージャー・プ
ログラム及び複数のグラフプログラムを含む。システム
ソフトウェアはまた、Cコンパイラ、リンカ及び個々の
モジュールにプログラムを転送するため、制御プロセッ
サによって使用される「bpd」と呼ばれる低レベルユ
ーティリティプログラムも含む。このユーティリティは
ユーザには見えない。
【0091】Xウインドウ・システムはXウインドウと
モチーフソフトウェアと対話して、ユーザがモニターの
表示を制御し、キーボード、トラックボール及びマウス
によって行なわれた入力選択をキャプチャーすることが
できる。Xウインドウ・システムは制御プロセッサ内に
あり、ユーザには見えない。
【0092】記号デコード・コード・ゼネレータプログ
ラム、これは制御プロセッサ内にあり、ユーザがCプロ
グラムの形でプロトコルデコードを作成することができ
る。プロトコルデコードは通信プロトコルの事前定義さ
れた構造に対応するプロトコルアルゴリズムに相当す
る。プロトコルデコードは、受信したデータを解釈しや
すくするためと、伝送するためのメッセージの構成を容
易にするために使用することができる。この発明のプロ
トコルデコードの特徴については下記でさらに詳しく説
明する。
【0093】構成パネル・プログラムは制御プロセッサ
内に常駐している。このプログラムは本システムに対す
るトップレベルのユーザインタフェースまたは表示であ
る。システム初期設定を行なう間、構成パネルプログラ
ムは例えば図7に示されるように、オープニングのトッ
プレベル構成パネルを表示する。それは直接的にどのよ
うな処理操作もしないが、代理として操作をするため
に、その他のプログラムを実行する。
【0094】記号・デコード表示プログラム、これは制
御プロセッサ内に常駐し、フレーム単位でキャプチャバ
ッファの中に保存されてきた受信したデータの解釈を容
易にするため、ユーザが記号デコード・コード・ゼネレ
ータにより作成されたプロトコルデコードを使用するこ
とができる。
【0095】ポストプロセスプログラムは、ユーザがキ
ャプチャバッファにおける生データを(フレーム化され
たデータに対立するものとして)バイトごとに調査し、
かつ望ましい場合は再処理のためにそのデータをフィナ
グルすることができる。この「フィナグル」という言葉
はこの場合、データが再処理または再表示のために処理
される手順のことを指すために使用される。この言葉に
は、バイトにおけるビット順序逆転、ビット反転、ビッ
トシフト及びデータ解釈プロセスを助けるために、既に
キャプチャされたデータに関するその他の処理などのデ
ータに関する操作が含まれる。フィナグルという言葉
は、エラーに対するプロトコルとハードウェア反応を試
験するための特定エラー付きフレームを作成するため
に、出力データストリームにおけるデータ処理を意味す
るため下記のもう1つの文中で使用されることになる。
【0096】グラフマネージャープログラムはUNIX
を使った制御プロセッサに常駐する。グラフマネージャ
ープログラムは、VXI、BRI及びPRIモジュール
またはその他のデータ通信モジュールで実行する通信解
析プログラム又はアプリケーションプログラムのための
エディター、コンパイラー及びマネージャーである。グ
ラフマネージャープログラムは、ユーザが通信解析をす
るために論理流れ図を作成し、その論理流れ図を実行で
きるアプリケーションプログラムに変換し、かつそのア
プリケーションプログラムをそれがモジュールで実行す
るときに管理する。
【0097】グラフマネージャープログラムは、グラフ
編集部、グラフ表示部、記号デコード表示部、生データ
表示部及びコードゼネレータ部を含む。記号デコード部
と生データ表示部は、記号デコード表示プログラムとポ
ストプセスプログラムに使用できる能力があるサブセッ
トを実現する。
【0098】グラグ編集部は、下記でさらに詳しく説明
することになるように、ユーザが事前記憶されたグラフ
プログラムを編集すること、または新しいプログラムを
作成することができる。
【0099】グラフ表示セクションは、表示モニターに
おける表示を作成し、かつ制御するためにXウインドウ
システムと対話する。ユーザによって種々のオプション
が選択されると、グラフ表示セクションが表示モニター
に適当な表示を提示する。このセクションはまた、ユー
ザがプログラムを視覚的にトラッキングすることができ
るようにするため、グラフプログラムにおけるオブジェ
クトを強調するために使用されるソフトウェアも含む。
この特徴については下記でさらに詳しく説明する。
【0100】コードゼネレータセクションは特定ニーズ
を満たすグラフプログラムをユーザが作成することがで
きるようにする。本システムは共通使用アプリケーショ
ンを実行するためのいくつかの事前定義され、かつ事前
記憶されたグラフプログラムを含むが、これらの事前記
憶されたグラフプログラムはユーザの特定ニーズを満た
すことができないことがある。ユーザの特定ニーズを満
たすために既存のグラフプログラムを編集することが望
ましいこともある。そのような特定化されたニーズの例
には、新しく作成されたプロトコルに向けられたアプリ
ケーションを含むことができる。
【0101】Cコンパイラーは、編集されたグラフプロ
グラムをコンパイルする際と、新しく作成されたグラフ
プログラムをコンパイルする際と、新しく作成されたま
たは編集されたデコードプロトコルプログラムをコンパ
イルする際に使用するため、制御プロセッサ12に事前
記憶される。Cコンパイラーは既知のCコンパイラーの
設計に対応する。リンカーは、完全実行できるアプリケ
ーションプログラム、すなわち適当なデータ通信モジュ
ールローカル記憶装置にダウンロードされている「a.
out」を作成するために、コンパイルされた目的コー
ドモジュールをリンクする際に使用するため、制御プロ
ッセサ12に事前記憶されている。
【0102】
【システム構成、初期設定及びディスプレイ】優先シス
テム実施態様と方法は、ネットワークのデータトラフィ
ックをモニターし、ネットワークからのデータを解析
し、ネットワークのノードをシミュレートし、事前定義
された伝送に応答してネットワークとそのノードの能力
をテストし、上述したようにエラーとその他の機能に応
答するためにネットワークの能力をテストする等のため
に使用することができる。プロトコル解析システムがネ
ットワークに連結される位置と方法は、特定のネットワ
ーク統計、ユーザがネットワークで実行することを望ん
でいるアプリケーションまたは機能及びネットワークイ
ンタフェース位置の利用性に左右される。しかし、プロ
トコル解析システムのネットワークにおける特定位置
は、既知の方法で本質上選択することができる。プロト
コル解析装置のネットワークへの物理的相互接続は、図
1に示されるコネクタで行なうことができる。
【0103】優先方法に従って、優先システム実施態様
の制御、テスト及び表示スクリーンは、システム構成パ
ネル、オプション選択パネル、個別モジュール制御パネ
ル、テストグラフページ及びデータ表示スクリーンを含
んでいる数個のウインドウ型から構成される。システム
構成パネルの一例が図7に示され、その他のウインドウ
型の例は図8A〜図8Dに示される。これらのウインド
ウ型については下記でさらに詳しく説明する。
【0104】優先実施態様のプロトコル解析システム
は、電源スイッチ(図示省略)を押すことによってパワ
ーアップされ、それが標準の 120V、60Hzの電力を本
装置に付与する。制御プロセッサは、定常的初期設定と
テストを例えば既知の方法で行なう。次に制御プロセッ
サ内のUNIX操作システムは、制御プロセッサにシス
テムソフトウェアの実行をロードさせ開始させる。さら
に詳しくいえば、構成パネルプログラムの実行を開始さ
せる。構成パネルの実行は、図7の構成パネルを表示モ
ニターに表示させる。表示は、現在の構成を示す構成サ
マリブロックを含む。本実施例では、VXIモジュール
は制御プロセッサにソフトウェアによって連結され、B
RIとPRIモジュールは接続されない。
【0105】図3から図5を参照すると、ソフトウェア
における接続は、それぞれのモジュールの主演算処理装
置がVMEバス18を介して、制御プロセッサのCPU
へアクセスするのを制御することによって行なわれる。
ユーザは、パネルのセーブ/リストア領域でのボタン押
下げにより構成を退避でき、または前に退避したものを
復元することができる。
【0106】図7の構成パネルはまた、ユーザが別のモ
ジュールを選択することによって構成を変えることがで
きるいくつかのセレクトブロックを備えている。ユーザ
は、表示カーソルを希望のセレクトブロックまで移動さ
せるトラックボールを使用し、トラックボールを押下
げ、別のモジュールを選択できる。もしユーザがセレク
トVXI−ボード1オプションボタンを押下げた場合、
図8Aに示されたパネルがスクリーンに現われ、そこで
ユーザは実行する接続、モード及びグラフプログラムを
選択できる。
【0107】この発明に従って、本方法は、ユーザコマ
ンドとプロトコルアナライザーに入力する段階を含む。
優先方法に従ってユーザコマンドを入力することは、優
先システム実施態様のキーボード20、トラックボール
22及びマウス24を使って実行することができる。シ
ステムとモジュール構成の選択はユーザコマンドを構成
する。VXIモジュールを使用して事前記憶アプリケー
ションを行なうためのユーザコマンドはまた、モニタ
ー、データ端末装置(DTE)シミュレーション、デー
タ回線終端装置(DCE)シミュレーション、DTEビ
ット誤り率テスト(BERT)、DCE BERT及び
自己テストも含む。
【0108】BRIモジュールを使って事前記憶アプリ
ケーションを行なうためのユーザコマンドは、モニタ
ー、端末装置(TE)シミュレーション、NTシミュレ
ーション及び自己テストを含む。PRIモジュールを使
って事前記憶アプリケーションを行なうためのユーザコ
マンドは、モニター、ネットワーク終了(NT1)シミ
ュレーション、NT2シミュレーション、ドロップ/挿
入テスト、データ切換テスト、DTEシミュレーショ
ン、DCEシミュレーション及び自己テストを含む。
【0109】
【VXIモジュールを使用してアプリケーションを実行
すること】図解例のように、優先方法はVXIモジュー
ルを使って事前記憶アプリケーションを実行するために
使用できる。この例では、ユーザはVXIモジュールの
パラメータ内で低速ネットワークを解析することを望ん
でいると考えられ、その場合、図7の構成パネルに表示
された構成が適している。ユーザは、トラックボールを
押下げて表示ポインターを選択し、VXIブロックまで
動かし、VXIモジュールを選択する。
【0110】応答では、構成パネルプログラムが、図9
Aに示された「VXI−ボード1」という表示を表示モ
ニターに表示させる。図9Aに示されるように、ユーザ
は下記を含むユーザコマンドのメニューから選択でき
る。 モニタ……ネットワークをモニターし、ユーザによって
指定された種類のデータを表示する。 DTE・SIM……ネットワークにデータ端末装置(D
TE)ユニットをシミュレートする。 DCE・SIM……ネットワークにデータ回線終端装置
(DCE)ユニットをシミュレートする。 DTE・BERT……DTEビット誤り率テスト(BE
RT)を行なう。 DCE・BERT……DCEビット誤り率テストを行な
う。 SELF……自己テストをする。
【0111】ユーザは、表示ポインターを適当な選択マ
ーカーまで動かすためにトラックボールを使用し、トラ
ックボールを押下げ、これらのオプションの1つを選択
する。
【0112】実施例では、ユーザはDTE・SIMを選
択したものと考えられる。ユーザコマンドはトラックボ
ールから制御プロセッサへ伝達され、制御プロセッサで
は構成パネルプログラムが、図9Bに示されるように、
新しいファイル選択ウインドウをオリジナルのVXI−
ボード1オプションの下に表示させる。ファイル選択ウ
インドウの各回線は、特定アプリケーションに対応する
グラフプログラムまたはアプリケーションプログラムの
ファイル名を含む。
【0113】アプリケーションプログラムは特定プロト
コルである。ユーザは表示ポインターをファイル選択ウ
インドウの右の欄の適当な位置まで動かすためにトラッ
クボールを使用し、希望するグラフプログラムを選択す
るためにトラックボールを押し下げる。次いでユーザは
実行ボタンを選択するためにトラックボールを使用す
る。この実行ユーザコマンドは制御プロセッサに伝達さ
れ、プロセッサはグラフマネージャープログラムの制御
のもとで、図9Cに示されるモジュール制御パネルを表
示装置に表示させる。
【0114】モジュール制御パネルは、システムが2つ
のモード、すなわちグラフ開始モードまたはグラフ編集
モードのうちの1つであることを表示する。もし装置が
グラフ開始モードである場合は、左上の選択ブロックに
は「グラフ実行」のラベルが付けられる。対応するグラ
フプログラムが、トラックボールでこの選択を行うこと
によって実行される。システムがグラフ編集モードであ
る場合は、左上の選択ブロックに「グラフコンパイル」
のラベルが付けられて、グラフプログラムは実行される
前にコンパイルされなければならない。
【0115】グラフプログラムが最後にコンパイルされ
てから変更された場合と、グラフプログラムがまだコン
パイルされず、かつ保管しなければならない場合は、コ
ンパイルすることが必要である。ユーザは、表示ポイン
ターを「開ページ」ブロックまで移動させるためにトラ
ックボールを使用し、選択されたグラフプログラムのペ
ージ:頂部を持ち出すためにトラックボールを押下げ
る。開ページオプションの選択は、図9Dに示されるよ
うに、グラフプログラムに対する論理流れ図の表示を作
成する。
【0116】この時点で、ユーザはプログラムを編集ま
たは実行できる。もし編集を希望するならば、トラック
ボールで「グラフ編集」ボタンを選択しなければならな
い。このような編集オプションの選択は、ユーザコマン
ドとして制御プロセッサへ伝達されると、制御プロセッ
サにグラフ編集セクションを実行させる。このグラフマ
ネージャープログラム編集機能については下記でさらに
詳しく説明する。
【0117】選択されたグラフプログラムは、モジュー
ル制御パネルのグラフ実行ボタンを選択することによっ
て開始される。この動作は、ユーザコマンド実行を制御
プロセッサ12に伝達し、それが制御プロセッサとグラ
フマネージャープログラムに選択されたアプリケーショ
ンを実行させる。
【0118】事前記憶されたグラフプログラムは、大容
量記憶装置16に目的コードとして記憶される。ユーザ
コマンド実行を受取ると、制御プロセッサ12に常駐の
bpdプログラムが、選択されたアプリケーションを制
御プロセッサ12のローカルメモリにロードする。グラ
フ実行ボタンを選択すると、bpdプログラムによって
選択されたグラフアプリケーションプログラムがVXI
モジュール100の主演算処理装置102へVMEバス
18にのせて転送される。
【0119】図9Dの論理流れ図は、選択されたグラフ
プログラムに対応する。論理流れ図は、論理流れ図を形
成するために接続回線によって編成された複数のオブジ
ェクトを含む。
【0120】本文書に使用されている「オブジェクト」
という用語は幾何学的図形を指し、その形状は論理の流
れにおける特別な型のオペレーションを表示する。優先
方法のオブジェクトとその使用はCCITTプロトコル
形式のものと似ているが、いくつかの重要な点で相違が
ある。優先方法によって使用するオブジェクトのカタロ
グとオブジェクトの定義は本文書の付録Aに示されてい
る。付録Aには、比較する目的で類似のCCITTオブ
ジェクトも含む。
【0121】VXIモジュール100の主演算処理装置
102にロードされた後に、選択されたグラフプログラ
ムが実行される。DTE・SIMアプリケーションは、
例えば既知の方法で実行することができる。
【0122】手順の一部として、主演算処理装置102
はフロントエンドプロセッサ104・106にネットワ
ークからのデータをモニターし、そのデータをタイムタ
グ付けし、二重ポートRAM108・110にそれをそ
れぞれロードすることを開始するように命令する。
【0123】アプリケーションプログラムは、主演算処
理装置102から制御プロセッサ12へ出力される結果
を取り出す。その結果は、例えば送信されたメッセージ
表示などの表示でもよいし、表示モニター26に表示さ
れるネットワークからのデータストリームでもよい。本
実施例では、選択されたグラフプログラムは、ネットワ
ークのモニターされたデータをVXIモジュール100
のキャプチャバッファ120の中にロードさせる。VX
Iモジュール100の主演算処理装置102は、キャプ
チャRAM120に記憶する前にデータを処理するため
に使用することができる。
【0124】例えば、主演算処理装置102は、選択さ
れたグラフプログラムの制御のもとに、事前選択された
OSIレイヤーに対応するデータストリームから一定の
データを選び出すことができ、またはキャプチャRAM
120の中に選択された間隔でフレームだけを記憶する
ことができる。
【0125】制御プロセッサ12はVMEバス18を介
してキャプチャRAM120にアクセスする。グラフマ
ネージャープログラムの表示マネージャーセクション
は、Xウインドウシステムと関連して、キャプチャRA
M120のデータを処理出力信号として、図8Dに示さ
れるように表示モニター26へ出力させる。
【0126】VXI監視アプリケーションは、種々のV
XIモジュールパネルの「中止」目的を選択するために
トラックボールを使用することによって終了することが
できるが、それが終局的にユーザを図7のトップレベル
構成パネルに戻す。
【0127】
【BRIモジュールを使用してアプリケーションを実行
すること】BRIモジュール200を使用するISDN
ネットワークでのアプリケーションプログラムは、VX
Iモジュールに対して説明したものと類似した方法で実
行することができる。図7の構成パネルから、ユーザは
トラックボールを使用して表示ポインターをセレクトB
RIボードブロクまで移動させてトラックボールを押し
下げる。このコマンドはユーザコマンドとして制御プロ
セッサ12へ伝達されるが、コマンドは制御プロセッサ
12がVMEバス18を介してBRIモジュール200
の主演算処理装置と直接通信することになるように、構
成パネルプログラムにモジュール構成を変更させる。次
に、制御プロセッサ12における構成パネルプログラム
が図10Aに示されるとおり、オプション選択パネルを
ディスプレイモニター26に表示させる。
【0128】BRIモジュール制御パネルは、下記を含
む事前定義されたグラフアプリケーションプログラムの
表を作成する。 モニタ……ISDNネットワークをモニターする。 TE・SIM……ISDN端末装置をシミュレートす
る。 NT・SIM……ISDNネットワーク終了装置をシミ
ュレートする。 SELF……BRIモジュールの自己テストをする。
【0129】BRIモジュールデータストリームB1、
B2及びDに対する接続選択は、Bチャネルに対するコ
ードC252(Dチャネルに対する内部の)、バッファ
240を使用している各Bチャネルに対する4つのバッ
クプレーン経路の1つ、外部ポート(図示されていな
い)、折返し(図示されていない)及びトーンジェネレ
ータ250とを含む。BRIデータストリームの各々
は、それらがどの経路にも接続されないように止めるこ
とができる。
【0130】本実施例では、ユーザは端末装置(TE)
をシミュレートし、かつネットワークのノードが適当に
作動しているかどうかを決めるためにネットワークの応
答をモニターすることによって、ISDNネットワーク
をテストすることを希望していると考えられる。したが
って、ユーザはトラックボールを使って表示ポインター
をTE・SIMボタンまで移動させ、そこでトラックボ
ールを押下げ、TE・SIMグラフアプリケーションプ
ログラムを開始する。これにより、TE・SIMユーザ
コマンドを制御プロセッサ12へ伝達させる。応答する
場合は、制御プロセッサに常駐している構成パネルプロ
グラムは、図10Bに示されるBRIセレクトオプショ
ンパネル表示を表示モニター26に表示させる。
【0131】次にユーザは、表示モニターのパネルの実
行ボックスに表示ポインターを位置決めし、ユーザコマ
ンド実行を制御プロセッサ12に伝達するためにトラッ
クボールを押し下げる。ユーザコマンド実行を受取る
と、パネル構成プログラムが制御プロセッサ12に常駐
するグラフマネージャープログラムを開始する。次にグ
ラフマネージャープログラムは、図10Cに示された制
御パネルを表示する。ユーザはマウスを移動させ、「開
ページ」ボタンで押し下げる。グラフマネージャープロ
グラムのディスプレイセクションに、図10Dのグラフ
プログラムを表示させる。
【0132】TE SIMグラフアプリケーションプロ
グラムを開始するために、次にユーザはグラフマネージ
ャー制御パネルの「実行」ボタンの上でマウスを移動さ
せ、マウスボタンを押下げる。これに応じて、制御プロ
セッサ12のbpdプログラムがTE・SIMグラフプ
ログラムをVMEバスにより主演算処理装置202のロ
ーカル記憶装置にロードする。それがロードされた後、
TE・SIMグラフアプリケーションプログラムが開始
され、フロントエンドプロセッサ204と関連してアプ
リケーションの実行を開始する。
【0133】図10Dに示されるTE・SIMグラフア
プリケーションプログラムは、ユーザのマウスボタンの
押下げ動作に応答して、BRIデータストリームの中
に、ユーザがエラーを発行することができるように設計
されている。主演算処理装置202はまず、二重ポート
RAM206の記憶場所に特定コードを置くことによっ
てBRIトラフィックを開始するため、アクティビティ
・開始レイヤー1コマンドを発行するが、前記記憶場所
では、その場所をチェックし続けてきたフロントエンド
プロセッサ204が変化を感知し、それに応じて応答す
る。
【0134】次に、主演算処理装置202は図10Dの
ボタンオブジェクト上を、ユーザがポインターによりマ
ウスボタンを押し下げるのを待つ。この押下げ動作に応
答して、アプリケーションはフロントエンドプロセッサ
204に応答させる二重ポートRAM206の記憶場所
に特定コードを再び置くことによって、1つのMLビッ
トエラーをBRIデータストリームの中に発行する。主
演算処理装置は、次にもう1つのマウスボタン押下げを
持つ。受取ると、次に上述したものと同じ方法でBRI
データストリームの中に1つのALビットエラーを発行
する。次にアプリケーションプログラムは前の待ち目的
まで折り返す。
【0135】
【PRIモジュールを使ってアプリケーションを実行す
ること】PRIモジュール300を含むアプリケーショ
ンは、VXIとBRIモジュールに対して上記で説明し
たものと同様な方法で実行される。図7の構成パネルか
ら、ユーザはセレクトPRIボードブロックを選択する
ためにトラックボールを使用する。このコマンドはユー
ザコマンドとして制御プロセッサ12に伝達され、同コ
マンドは、制御プロセッサ12がVMEバスを介してP
RIモジュールの主演算処理装置302と直接通信する
ことになるように構成パネルプログラムにモジュール構
成を変更させる。次に、制御プロセッサ12の構成パネ
ルプログラムは、図11Aに示されるようにPRIオプ
ション選択パネルを表示モニターに表示させる。
【0136】図11Aに示されるPRIモジュール・オ
プション選択パネルは3つのセクションに分割される。
一番左のセクションは機能がVXIとBRIモジュール
に対するオプション選択パネルに類似しており、同セク
ションでは、モニタ、DTE、SIMULATE及びD
CE SIMULATEなどの操作モードが選択でき
る。図11Aは、ユーザが一番左のパネルから選択され
るどのグラフプログラムとも無関係にインテリジェント
データストリームコントローラとしてPRIモジュール
を使用することができる。
【0137】中央パネルはモードを選択することがで
き、一番右のパネルは商業ベースで使用できるミッテル
チップ実現の部分であるバックプレーンといくつかのそ
の他のオプションへ、個々のチャネル選択が送られるよ
うにする。PRIモジュールは、他のもののうちで一番
左のパネルと関連してPRIモジュールと組合せたデー
タストリームのすべて、またはサブセットに適用された
グラフプログラムの使用を特徴とする。これらのデータ
ストリームは、V.11インタフェース、TTLインタ
ーフェース及びSTバスのn個の選択されたチャネル
(ただしnは1ないし32)から構成されたHO/HI
データストリームを含む。したがってデータ転送速度は
62.5Kバイト/秒と2.048 Mバイト/秒の間になること
ができる。
【0138】VXIとBRIモジュールに対して説明し
たものと本質的に同じ方法で、ユーザはトラックボール
を使用して、図11AのPRIオプション選択の一番左
のパネルから適当な項目を選択できる。特定のPRIモ
ジュールグラフアプリケーションンプログラムは、希望
するアプリケーションを実行し、かつ図9Bから図9D
と図10Bから図10Dに示されたものに類似した他の
表示を作成するために実行することができる。
【0139】
【グラフ式技術とオブジェクト指向のコード生成を使用
するプログラム可能性】上述したグラフアプリケーショ
ンプログラムは、事前定義され、事前記憶されていると
説明した。ユーザが使用したいと思うような使用中のプ
ロトコルが非常に数多くあり、アプリケーション又はタ
スクも数多くあるとすれば、十分な数のアプリケーショ
ンプログラムをシステムに事前記憶することがすべての
事例に役立たないかも知れない。ユーザも特別の特殊化
した問題をアドレスするために、事前記憶されたアプリ
ケーションを変更又は修正したいと思うかも知れない。
そのうえ、通信分野における急速な技術革新がもたらさ
れると、ユーザにとって特定のニーズに通う新しいアプ
リケーションを作成するために柔軟性をもつことが非常
に望ましいことになる。
【0140】新しいアプリケーションを作成する能力に
加えて、複雑なプログラミングをする必要なく、ユーザ
が迅速かつ容易に新しいアプリケーションを作成するこ
とができるユーザのインターフェースをもつことも望ま
しい。このような理由のために、優先実施態様のプロト
コル解析システムはグラフ式技術を使ってプログラムを
作ることができ、この発明の優先方法はオブジェクト指
向のソフトウェアまたはコード生成を特徴とする。
【0141】したがって、この発明の1つの面に従っ
て、出力手段は複数の目的を含む表示としてプロセス出
力信号を出力し、入力手段は目的を論理流れ図に配列す
るようにそれぞれの目的と組合されたデータを入力する
ように適合され、制御手段はその論理流れ図に従ってア
プリケーションプログラムを生成するため入力手段に操
作できるように連結され、データ通信手段はそのアプリ
ケーションプログラムに従ってプロトコル解析システム
とネットワークの間でフレームデータを伝達させるため
制御手段とネットワークに操作できるように連結され
る。制御手段は、目的のそれぞれのストリングに対応す
る複数の命令コードストリングを事前記憶する手段と論
理流れ図に従って命令コードストリングをアプリケーシ
ョンプログラムに配列する手段とを含むことが望まし
い。
【0142】この発明の方法は、複数の目的を含む表示
としてプロセス出力信号を出力すること、その目的を論
理流れ図に配列するためプロトコルアナライザを使用
し、それぞれの目的と組合わされたデータをプロトコル
アナライザに入力すること、その論理流れ図に従ってア
プリケーションプログラムを生成するためプロトコルア
ナライザを使用すること及びそのアプリケーションプロ
グラムに従ってプロトコルアナライザとネットワーク間
にデータを伝達することを含むことが望ましい。
【0143】優先システム実施態様に適用されたよう
に、表示モニター26は、表示モニターに複数の目的、
例えば補遺Aに示された目的などを表示させる制御プロ
セッサ12からの信号に応答する。
【0144】トラックボール22は、目的を論理流れ図
に配列するために使用することができる。キーボード2
0はそれぞれの目的と組合わされたデータを入力するた
めに使用することができる。制御プロセッサ12はキー
ボード20とトラックボール22に操作できるように連
結され、論理流れ図に従ってアプリケーションプログラ
ムを生成するために使用することができる。データ通信
モジュール(VXI、BRI及びPRI)はVMEバス
を介して制御プロセッサへ、そしてネットワークへ操作
できるように連結される。制御プロセッサ12内の記憶
レジスターは、目的のそれぞれのストリングに対応する
複数の命令コードストリングを事前記憶するために使用
することができる。制御プロセッサ12のCPUは、論
理流れ図に従って命令コードストリングをアプリケーシ
ョンプログラムに配列するために使用することができ
る。
【0145】この発明の優先方法に従って、これらのデ
ータ通信モジュールの各々は、アプリケーションプログ
ラムに従ってプロトコル解析システムとネットワークの
間でフレームデータを伝達するために使用することがで
きる。
【0146】ユーザは、VXI、BRIまたはPRIモ
ジュールに対するグラフアプリケーションプログラムを
実行するためと、例えば図8Bに示されるようにグラフ
モジュール制御パネルからグラフ編集ボタンを選択する
ために上記に定義された手順を実現することによって、
アプリケーションプログラミング機能を入力する。アプ
リケーションを編集または作成するもう1つの手順は構
成パネルのグラフ編集ボタンを使用することである。
【0147】グラフ編集ユーザコマンドを受取ると、制
御プロセッサ12がグラフマネージャープログラムのグ
ラフ編集セクションの実行を開始する。グラフ編集セク
ションの制御のもとに、制御プロセッサ12は、補遺A
に示された複数の目的のメニューを表示させる信号を表
示モニターに伝達する。このメニューの1例は図12に
示されている。メニューの一部は、適当な様式と外観を
用意するためにモチーフソフトウェアによって生成され
る。
【0148】目的の各々は、ソフトウェア形式で目的の
機能を表示する対応ソフトウェアコードストリングを有
する。これらの命令コードストリングは制御プロセッサ
12に事前記憶される。
【0149】ユーザは、希望のユーザ定義によるアプリ
ケーションを表示する表示目的を選択し、それを論理流
れ図に配列するためにトラックボールとキーボードを使
用する。これは次の方法で実行することができる。ユー
ザは、論理流れ図の第1目的に対するメニューのボタン
まで表示ポインターを移動させるためトラックボールを
使用する。トラックボールの押下げによって希望の目的
を選択する。それに応答して表示ポインターで、グラフ
編集セクションによって目的が表示装置に現わされる。
次に、ユーザはトラックボールを移動させて、表示装置
の第1目的が位置決めされる位置まで目的を引きずって
いく。次にユーザは、トラックボールボタンを押し下げ
る。トラックボールの押下げ動作によってグラフ編集セ
クションに表示装置におけるオブジェクトの位置を記憶
させることになる。
【0150】トラックボールはまた、ウインドウの大き
さを変えるために使用することができる。これはグラフ
編集セクションによって行なわれるが、トラックボール
を使って移動されるウインドウの側部まで表示ポインタ
ーを移動させ、トラックボールボタンを押し付けなが
ら、ウインドウの側部を希望する位置まで引きずり、そ
こでトラックボールを解放してウインドウの側部を位置
決めする。
【0151】第1目的が適当に位置決めされた後、ユー
ザはトラックボールを使って、メニューから第2目的を
選択し、第1目的に対して説明したようにそれを位置決
めすることができる。目的メニューには、論理流れ図で
目的を接続するために使用することができる接続回線が
含まれる。流れ図は、複数ページに編成された多重タス
クを含むことができる。
【0152】多くの目的は、目的が実行されなばならな
い特定の機能を識別するデータがなければ無意味であ
る。例えば、条件オブジェクトは起こるべき特定の条件
を識別するデータがなければ無意味である。したがっ
て、キーボードはそれぞれの目的を組合わされたデータ
を入力するために使用される。
【0153】ユーザが論理流れ図の構成を完了すると、
グラフマネージャープログラムのコードゼネレータセク
ションを開始する。図9Cの表示装置のグラフコンパイ
ルボタンを選択するためにトラックボールが使用され
る。
【0154】コードは、下記のアルゴリズムに従ってグ
ラフマネージャープログラムのコードゼネレータセクシ
ョンによって生成される。 1.コードゼネレーションセクションは、コンパイルさ
れるページのリストからコンパイルされていないページ
を選択する。もしすべてのページがコンパイルされてい
る場合は、ステップ12へ進む。 2.コードゼネレーションセクションは、ステップ1で
選択されたページに対して、空のC言語ソースファイル
を作成する。
【0155】3.コードゼネレーションセクションは、
ページがコンパイルされるときに、グラフ目的を配置し
なければならないスタックを作成する。スタックはその
とき、 空に初期設定される。 4.コードゼネレーションセクションは、流れ図の流れ
に従って、ページに第1目的を見出し、それをスタック
にプッシュする。 5.コードゼネレーションセクションは、スタックのト
ップから1つの目的をポップする。
【0156】6.コードゼネレーションセクションは、
その目的に対するC言語ソースコードの行または列をC
言語ソースファイルに書き込む。同じ断片のコードが、
同じ種類の目的に対して通常書込まれる。このルールの
例外は、目的がそれを組合せた名前またはある表現をも
つときである。このような名前または表現は、グラフプ
ログラムが編集されるときに、ユーザによって加えられ
る。このような場合には、名前の表現は、コードの断片
が書き込まれる前に、その適当な場所に挿入される。書
き込まれたコードの断片は目的と組合された動作をす
る。
【0157】7.コードゼネレーションセクションは、
ステップ6で処理された目的に対する(1つまたは複数
の)継続目的を見出す。継続目的は、グラフによって形
成された流れ図で、次に生ずる目的である。グラフは、
ゼロ、1つまたはそれ以上の継続目的をもつことができ
る。流れ図にブランチが生じた場合、そのブランチ位置
は記憶され、ブランチは終端するまで追跡され、制御が
記憶されたブランチ位置まで戻され、さらに残っている
ブランチがそれが終端するまで追跡される。 8.コードゼネレーションセクションは、もしあればス
テップ7で見出された継続目的をスタックへプッシュす
る。
【0158】9.コードゼネレーションセクションは、
空であるかどうか調べるためにスタックをテストする。
スタックが空でない場合は、制御がステップ5へ転送さ
れる。 10.コードゼネレーションセクションは、入力として
ステップ2で作成されたC言語ソースファイルを与え
て、C言語コンパイラプログラムを実行する。コンパイ
ラは、C言語ソースコードファイルから目的コードファ
イルを生成する。 11.コードゼネレーションセクションは、すべてのペ
ージがコンパイルを終了したかどうか決める。もしそう
でない場合は、制御がステップ1へ戻される。
【0159】12.コードゼネレーションセクション
は、あらゆる参照された「*.dcd.0ファイル」と
実行時間サポートライブラリーグラフ.0を加えた、シ
ステムの全ページに対する目的ファイルを入力として与
えて、リンカープログラムを実行する。リンカープログ
ラムは、グラフプログラムに対応する「a.out」と
呼ばれる実行できるプログラムファイルを書込む。目的
コードファイルは、制御プロセッサ12から希望するモ
ジュールの適当な主演算処理装置のローカルRAMへ転
送される。主演算処理装置は次に、ユーザ定義によるア
プリケーションを実行するために、目的コードファイル
にアクセスし、それを実行する。実行されると、ユーザ
定義アプリケーションプログラムは、モジュールのプロ
セッサにアプリケーションプログラムに従ってプロトコ
ル解析システムとネットワーク間に、例えばメッセージ
などのフレームデータを伝達させる。
【0160】
【プロトコル デコード】プロトコルは事前定義形式を
もつメッセージの送信と受信を含む一連のステップに関
係することを特徴とする。ステップの順序とメッセージ
の形式は、通信プロトコルの事前定義構造を構成する。
ステップの順序のうちの選択されたステップは、アプリ
ケーション内でまたは種々のアプリケーションにおいて
繰返し使用することができる。アルゴリズムとメッセー
ジ形式のサイズと複雑性を仮定した場合、プロトコル構
造の選択された部分を識別するために、記号名又は呼び
名を使用することはユーザにとって便利なことが多い。
呼び名は、ユーザ定義アプリケーション構成を容易にす
るためと、表示において出力されたデータの翻訳を容易
にするために使用することもできる。この発明のプロト
コルデコード機能はこのような目的に役立つ。
【0161】したがって、優先システム実施態様の入力
手段は、通信プロトコルの事前定義構造に対応するプロ
トコルデコードとプロトコルデコードアルゴリズムを入
力するように適合される。優先実施態様のデータ伝達手
段は、データに事前定義構造が存在するかどうかを決め
るため、ネットワークから受信したデータを解析し、事
前定義構造がデータ内に存在しているときは、プロトコ
ルデコードを処理出力信号の中に組み入れる手段を含
む。
【0162】データ伝達手段はまた、事前定義構造に従
ってネットワークへデータを伝達する手段を含むことも
望ましい。優先実施態様の出力手段は、プロトコルデコ
ードと事前定義構造の少なくとも1つに従って、表示装
置にプロトコルデコードを出力する手段を含む。
【0163】図1を参照すると、トラックボールとキー
ボードは、選択されたプロトコルの事前定義構造に対応
するプロトコルデコードと対応プロトコルデコードアル
ゴリズムを入力するために、制御プロセッサに常駐のV
iなどのあらゆる標準UNIXエディターに関連して使
用することができる。トラックボールとキーボードエン
トリはユーザコマンドとして制御プロセッサ12へ伝達
され、プロセッサはUNIXシェルのViなどのエディ
ターで使用するために、既知の方法に従ってユーザコマ
ンドを処理する。
【0164】事前定義構造に従ってネットワークにデー
タを伝達するデータ伝達手段内に具体化された手段は、
それぞれのデータ伝達モジュールの主演算処理装置も備
えている。プロトコルデコードと事前定義構造の少なく
とも1つに従って、表示装置にプロトコルデコードを出
力する出力手段によって具体化された手段は、表示モニ
ターと制御プロセッサ12における組合せの駆動回路と
を含む。
【0165】対応する様式において、優先方法は通信プ
ロトコルの事前定義構造に対応するプロトコルデコード
とプロトコルデコードアルゴリズムをプロトコルアナラ
イザーに入力することを含む。本方法はさらに、プロト
コルアナライザーとネットワーク間でデータを伝達し、
事前定義構造がデータ中に存在するかどうかを決定する
ためデータを解析し、処理出力信号を生成することと、
事前定義構造がデータ中に存在しているときは、プロト
コルデコードを処理出力信号の中に組み入れることを含
む。本方法はさらに、事前定義構造に従ってネットワー
クにデータを伝達することも含む。本方法はさらに、プ
ロトコルデコードと事前定義構造の少なくとも1つに従
って、表示装置にプロトコルデコードを出力することも
含む。
【0166】優先方法に従って、ユーザは図7のパネル
からUNIXシェルを選択し、プロトコルデコード
(*.dcd)ファイルを作成するためにViUNIX
エディターを使用する。記号デコード入力ファイル*.
dcd(ただし*は任意の名前を表示する)は、1組の
フィールドとしてプロトコルのフレームでデータを記述
する。入力ファイルはこれらのフィールドを表に作り、
データフレームでそれらの位置を記述し、いつそれらが
存在するかを記述し、どのようにしてそれらをプリント
するかを記述する。記号デコードプログラムもまた、グ
ラフプログラマーがグラフプログラムでフレームのフィ
ールドに記号でアクセスすることができる。
【0167】8種類の異なるフィールド、例えばBYT
EF、BITF、ENUMF、GROUPF、LIST
F、STUBF、HEILE及びCCODEがサポート
されている。それらについて下記で説明する。
【0168】BYTEFフィールドは、種々の長さのバ
イトのリストを記述する。 BYTEF<名前><述部><オフセット><長さ><
書式><フラグ> BITF フィールド、固定サイズビットフィールドを
記述する。 BITF <名前><述部><オフセット><ビットオ
フセット:幅><書式><フラグ> ENUMFフィールドは、番号の代わりに名前でプリン
トアウトされている固定サイズビットフィールドを記述
する。 ENUMF <名前><述部><オフセット><ビット
オフセット:幅><書式><フラグ><名前リスト>
【0169】GROUPFフィールドは、1つのグルー
プのフィールドの回りにラッパーを設置する方法であ
る。<サブフィールドリスト>はゼロまたはそれ以上の
フィールド記述を含む。すべてのサブフィールド・リス
トフィールドメンバーは下線によって分けられた名前に
よって決められたGFROUPFフィールド名を有す
る。 GROUPF <名前><述部><オフセット><長さ
><書式><フラグ><サブフィルドリスト> END
【0170】STUBFフィールドは、ユーザがフィー
ルドを実現するためにCコードを書込むことができる方
法である。 STUBF<名前> CCODEとHFILEは、ユーザがSTUBFとその
他の種類のフィールドをサポートするために、ヘルパー
機能、マクロ及び変数を定義することができる疑似フィ
ールドである。<Cコードステートメント>要素はC言
語ステートメントを含む。
【0171】HFILE <Cコードステートメント> END CCODE <Cコードステートメント> END
【0172】数多くの種類のフィールドは、下記に列挙
される数多くの共通要素を有する。 <名前>要素はフィールド名を提供する。それは正当な
C識別名でなければならない。 <述部>要素は、もしフィールドが存在するならば、ゼ
ロでない値を求めるC式である。フィールドを照合する
場合は、実行時間に評価される。このフィールドがゼロ
の値である場合は、フィールドはプリントされない。
【0173】<オフセット>要素は、フィールド開始の
バイトオフセットを提供するC式である。フィールドを
照合する場合は、実行時間に評価される。 <長さ>要素は、バイトのフィールドの長さを示すC式
である。フィールドを照合する場合は、実行時間に評価
される。
【0174】<書式>要素は、フィールドデータをプリ
ントするC言語「Printf()」書式の記号列を示
す。C言語ユーティリティ「Sprintf( )」
は、記号デコード表示装置にフィールドをプリントする
ために、このフィールドの場合、書式の記号列と呼ば
れ、フィールドデータをデータと呼ぶ。 <フラグ>要素は、反転映像、カラー及びアンダーライ
ンなどのプリントオプションを設定するC式を含む。そ
れはフレームがプリントされているときに評価される。
【0175】<ビットオフセット:幅>要素はいくつか
のフィールドのビットオフセットとビット幅を示す一対
の数を含む。両方の数とも32より小さい、負数でない
整定数でなければならない。要素は対をなすビットオフ
セット幅を自由に表にすることができるが、その場合フ
ィールドは表に記された対の数の連結をなすように定義
される。
【0176】dcdファイルは、フィールド定義の表か
ら構成される。すべての要素は、余白によって分けられ
たトークンであると考えられる。もし要素が埋込空白を
含むことを必要とした場合は、それは二重引用符で囲ま
れねばならない。例えば、“埋込空白付きのトークン”
となる。これは<書式>要素による場合が多い。*.d
cdファイルの、*.dcd.h,*.dcd.c,及
び*.dcd.strファイルへの変換は、記号デコー
ド・コードゼネレータプログラムによって行なわれる。
【0177】記号デコードがグラフプログラマーに与え
る重要な機能は、定義フィールドに記号でアクセスでき
る能力である。例えば、もし記号デコードプログラマー
が、フィールド定義、 BITF addr 1 3 0:8 “addres
s=%x/n” 0 を記号デコードファイルに入れたならば、次にグラフア
プリケーションプログラムにフレームでaddrフィー
ルドの値となるレジスターを設定し、レジスター設定
自己_アドレス_レジスター=VALUEOF(add
r); このレジスター目的に対するグラフマネージャ
ープログラムのコードゼネレータセクションによって生
成されたコードは:
【0178】外部グラフレジスター自己_アドレス_レ
ジスター;自己_アドレス_レジスター_カウント=ラ
ストフレーム−>buf[3];として現われ、それが
フレームにおいて第4バイトの値にレジスターを設定す
る。完全な.dcdファイルは図13に示されている。
【0179】ユーザはコマンドデコードファイル名.d
cd(実例としてのファイル名)を入力し、それは制御
プロセッサ12に、ファイル名.dcdに関する記号デ
コード・コードゼネレータープログラムを実行させる。
図6Aを参照すると、デコードプログラムコードゼネレ
ータプログラムは、プロトコルデコード(*.dcd)
ファイルを3つの別個のファイル、すなわちファイル
名.dcd.strファイル、ファイル名.dcdcフ
ァイル及びファイル名.dcd.hファイルに変換され
る。プログラムはまた、Cコンパイラにファイル名.d
cd.0ファイルを生成させる。
【0180】プロトコルデコード又はニモニックのソフ
トウェア表現であるファイル名.dcd.strファイ
ルは、*.pg.cファイルが生成されたときに、グラ
フマネージャープログラムコードゼネレーションセクシ
ョンで使用される。*.dcd.cファイルはコンパイ
ルするために使用されるソースファイルである。*.d
cd.hファイルもまたコンパイルするために使用され
る。
【0181】*.dcd.cと*.dcd.hファイル
はCコンパイラーへ転送され、コンパイラーはこれらの
ファイルを*.dcd.0目的コードファイルへ変換す
る。*.dcd.0ファイルはリンカーへ転送され、リ
ンカーはファイルを、主演算処理装置グラフ.0の実行
時間サポートライブラリーに対する目的モジュールと
a.outグラフアプリケーションプログラムを得るた
めに*.pg.0ファイルと結合する。a.out目的
コードファイルは制御プロセッサのリンカーから主演算
処理装置のローカルRAMへ適当なモジュールで転送さ
れる。
【0182】それぞれのデータ伝達モジュール(VX
I、BRI及びPRI)の主演算処装置は、事前定義構
造がデータ中に存在するかどうかを決めるためにデータ
を解析し、かつ事前定義構造がデータ中にあるときは、
プロトコルデコードを処理出力信号に組入れる手段を備
える。
【0183】プロトコルデコードアルゴリズムを具体化
できるデータを受取ったとき、主演算処理装置はネット
ワークから受取ったメッセージをプロトコルデコードア
ルゴリズムまたは基礎をなすプロトコル構造のどれかに
メッセージが対応するかどうか決めるため、*.dc
d.0ファイルに具体化されたようなプロトコルデコー
ドアルゴリズムと比較するため、*.dcd.0ファイ
ルを使用する。比較が事実である場合は、主演算処理装
置はキャプチャバッファに記憶され、引き続いて制御プ
ロセッサによってアクセスされる処理出力信号で、この
事実を表示する。
【0184】グラフマネージャープログラムのディスプ
レイセクションの制御の下で、制御プロセッサは出力信
号を表示装置に表示させ、プロトコルデコードまたはニ
モニックがプロトコルデコードアルゴリズム全体のまた
はプロトコル構造全体の適所に表示される。これは、管
理できるニモニックに出力データを減少させることによ
って、出力データの読取りと解釈を非常に容易にする。
この同じ意志決定プロセスは、例えば受取り目的(図8
Cに示される)またはイフ目的などの目的に記号を使用
することによってアプリケーションプログラムの流れを
制御するために使用することができる。
【0185】アプリケーションプログラムがプロトコル
デコードアルゴリズムを含むメッセージの構成と伝達を
要求すると、アプリケーションプログラムはプロトコル
デコードアルゴリズムに従ってメッセージを構成する
*.dcd.0ファイルを主演算処理装置に検索させ
る。
【0186】
【最重要機能】この発明の優先実施態様はまた、ユーザ
の互換性を容易にし、診断能力を改良する最重要機能も
含む。この機能を果たすために、制御手段は、データ伝
達手段によって同時発生的に実行されるアプリケーショ
ンプログラムの部分に対応する論理流れ図の部分を、表
示装置でハイライトするために操作ができるように出力
手段に連結されたハイライト手段を含む。優先方法の伝
達ステップは、プロトコルアナライザによって同時発生
的に実行されるアプリケーションプログラムの部分に対
応する論理流れ図の部分をハイライトすることを含む。
【0187】優先実施態様のハイライト手段は制御プロ
セッサのCPUを含み、それは表示モニターの表示の選
択された部分を、例えば異なる色、異なる明るさで、ま
たは反転映像で選択された部分を表示することによって
強調するために使用することができる。優先方法のハイ
ライトステップは、下記のようにグラフマネージャープ
ログラムのディスプレイセクションを使って実行するこ
とができる。多種多様なグラフプログラムがアプリケー
ションプログラムで実行されるタスクに対応する論理流
れ図を有することは上記で指摘した。これらの論理流れ
図は、適当な方法で接続回線によって接続された複数の
オブジェクトを含む。論理流れ図は、上記で説明したよ
うにグラフプログラムの実行中、表示モニターのウイン
ドウに表示することができる。
【0188】この発明の最重要機能は、反転映像コマン
ドなどのハイライト命令を論理流れ図の目的の各々に対
応する実行できるコードの部分に挿入することによって
実行することができる。ハイライト命令は、目的に対応
する実行できるコードの部分の終わりに除去される。し
たがって、グラフプログラムを実行できるコードが実行
されると、同時発生的に実行される実行可能コードの部
分に対応する目的が表示装置にハイライトされる。
【0189】論理流れ図における次の目的に対応する実
行可能コード部分が実行されているとき、目的が表示装
置にハイライトされる。この方法で、ユーザは論理流れ
図の部分の表示を介して、現在実行中であるという情報
を継続的に得る。流れ図の急速反復が生じているとき
は、流れ図の目的の強調は単にブリンク目的として現れ
る。しかし、反復速度が低下するにつれて、個々の強調
される目的ははっきりしてくる。実行が停止すると、処
理が終了した論理流れ図の目的がハイライトされて現れ
てくる。
【0190】
【プロトコル・アナライザにおけるアプリケーションの
マルチタスキング】あるアプリケーションを実行するに
あたっては一時に1つ以上のモジュールを用いることが
必要となる。例えば、BRIやVXIを用いてISDN
データ流のBとDの両チャネルを処理する場合に必要を
生じる。このように1つ以上のモジュールを用いて特定
のアプリケーションを処理することをマルチプロセシン
グと呼ぶが、これについては前述のとおりである。
【0191】この発明にはマルチタスク機能も含まれ
る。あるアプリケーションを実行する場合には、特定の
モジュールでのアプリケーションの複雑さが顕著にな
る。これによって極めて複雑なグラフが生じる。ある通
信アプリケーションは2種又はそれ以上の結合されてい
ないか又は結合のゆるい機能からなる。その場合、グラ
フを一連の独立した協同サブグラフとしてプログラムを
作成すると便利である。それぞれの独立したサブグラフ
がタスクである。
【0192】例えば、認識できる同じ通信回線上で2つ
の会話を同時に監視する問題であって、それぞれの会話
が送受信されたフレームに埋め込まれたアドレス・フィ
ールドによって認識される場合を想定してみるとよい。
単独のタスクを書き込んでそれぞれの会話を監視するこ
とができる。したがって、それぞれのタスクの実行状態
は各会話の状態を反映するが、各タスクは他とは独立に
進行できる。グラフプログラムは決して速くはないが、
構造が極めて簡単で容易である。
【0193】マルチタスクが有用となるその他の事例と
しては、多重層プロトコルが解析される場合である。プ
ロトコルの各層が独立したタスクによって管理されて、
各層はパイプを通して上下のものと連絡しあう。管理さ
れるプロトコル各層の状態は、各層それぞれのタスクの
状態によって反映される。すべての層の状態を一個所で
管理する必要がないので、この応用例におけるマルチタ
スクの公式化は単一タスクの公式化よりもはるかに簡単
である。このことをより明確にするには、1個以上のタ
イムアウトが同時にアクティブである場合を想定してみ
るとよい。
【0194】この複雑な問題を緩和するため、この発明
のデータ通信手段は複数のタスクを本質的に同時に処理
するための手段を含むことが好ましい。このデータ通信
手段は複数のタスクを同時に行なって、プロトコル構造
の各複数層のそれぞれについてタスクを含むことが好ま
しい。同様に、好ましくはこの発明の方法は複数のタス
クを本質的に同時に処理することを含むものである。
【0195】好ましい具体例によれば、複数のタスクを
本質的に同時に処理するための手段としては、各データ
通信モジュールの各主プロセッサが含まれる。このよう
な手段にはさらにMVEバスが含まれるが、データはこ
のバスによりモジュールの主プロセッサ間で転送されて
並行処理ができるようになる。
【0196】好ましい方法によれば、複数のタスクを本
質的に同時に処理するステップには、グラフプログラム
を構成するページに基づいたマルチタスクが含まれる。
親ページはその子ページがすべて完了するまで待たされ
るが、完了することはない。子ページは並列処理を実行
し、そして親ページは子ページがすべて完了するまで待
たされてから継続することができる。グラフプログラム
は典型的には制御部とタスクに対応する複数のページと
を含む。階層を構成するのに親ページとその親ページに
従属した子ページが用いられる。制御プログラムは位置
マーカを蓄積し、ページを超えて制御をする。各ページ
は他のページからの入力を要するとしても、独立のサブ
ルーチンとみなすことができる。
【0197】これらのページは、ページの処理の間に生
ずることがある固有のブロック状態を有するように設計
されている。各ページのソフトウェアーに1種又は2種
以上の制御転送コマンド系列を組み込むことによってマ
ルチタスク機能が達成されるが、このコマンド系列はそ
のページ内のブロック状態又はブロック状態への移行を
検出するに際して、ブロックが発生した(又はブロック
発生が予想される)ページ・ソフトウェアー内の位置を
伝達し、その位置を位置マーカに伝え、制御を次ページ
に送る。同じ機能をもち、かつ同様に動作する次ページ
は、そのページの処理が最後に終了した位置の実行を開
始し、ブロック状態が発生するまで実行するが、その発
生時点でブロック位置を位置マーカに伝え、そして制御
をページに送る。各ページはラウンド・ロビン方式で処
理される。
【0198】タスク・スケジューリングは非割り込みラ
ウンド・ロビンなので、ページは実行を継続するにまか
され、やがて待ちオブジェクトで待つことを決定する。
次いで、制御はリスト中の次のタスクに送られる。第2
のタスクはさらに待つかどうかを調べる。もし不要なら
ば、再び待機の必要が生じるまで実行を継続する。すで
に待っていたか又は2回待たされていたかのどちらかの
理由で待たされる場合は、第3のタスクに制御が送られ
る。したがって、あるタスクがエンドレス・ループ内に
入り込まない限り、結果的にタスクはすべて実行され
る。
【0199】すべてのタスクはグラフ内で同じレジス
タ、タイマ及びパイプを共用する。これは、それぞれの
タスクに対してローカル・データがないことを意味す
る。このことは、レジスタ・オブジェクトが一度に1つ
の値だけを表示できることから直観的である。
【0200】2ページまたはそれ以上がタスクとして実
行状態にある場合、各ページで現在実行されているオブ
ジェクトに対応したそれぞれのタスクにつき強調表示さ
れたオブジェクトが1つある。したがって、2ページま
たはそれ以上がタスクとして実行されるとき、強調表示
機能は直観的な方法で作動する。
【0201】どのような子タスク・ページも2つ以上は
それ以上のサブタスクに分解できる。ここでも再び、1
度に1つのオブジェクトだけをページ上に強調表示する
ことができるので、強調表示機能は直観的な方法で作動
する。
【0202】簡単な例として図14A〜図14Cの3ペ
ージ・マルチ・タスク・グラフについて説明する。「ト
ップ」と呼ばれる親ページ(図14A)は、2つのタス
ク「受信」と「送信」を実行し、そして両者が完了する
まで待つが、親ページは完了することはない。
【0203】「受信」ぺージ(図14B)は待機し、そ
して2個のレジスタ「左」と「右」内のどれかの通信回
線側におけるすべてのフレームを計算する。「送信」ペ
ージは、ユーザが「センド・イト」ボタンを押し下げる
まで待ち、そして通信回線外にオクテット「11223
344」を送り出す。この例では、タスク・ページであ
る「受信」と「送信」はそれぞれ他のページとは無関係
に独自の速度で実行する。
【0204】上記の第1ページに制御が戻ったとき、ペ
ージ・ソフトウェアはそのタスクのための位置マーカを
読み取り、ブロックが発生しているかどうか、そして発
生していればその位置を決定する。次いで、位置マーカ
により認識されたソフトウェア位置で処理が再開され
る。
【0205】
【模擬機能】この発明のその他の特徴によれば、下記の
ような模擬機能が備えられている。すなわち、システム
がネットワーク上のノード間データ・トラヒックを監視
し、そしてネットワーク上の1又は2以上のノードから
受け取ったトラヒック、操作メッセージ又は信号の割合
を選択的に模擬又は再現してネットワークにメッセージ
又は信号を再伝送できるようにする。
【0206】この機能を働かせるために、好ましい具体
例のデータ通信手段には、ネットワーク上のデータを監
視する手段と、この監視データに従ってアプリケーショ
ン・プログラムを生成する手段と、アプリケーション・
プログラムに基づいて監視データのうちの選ばれた部分
を伝送する手段が含まれる。
【0207】好ましい方法には、ネットワーク上のデー
タを監視し、この監視したデータに従ってアプリケーシ
ョン・プログラムを生成し、このアプリケーション・プ
ログラムに基づいて監視データのうちの選ばれた部分を
ネットワークに伝送する工程が含まれる。好ましいシス
テムの具体例では、ネットワーク上のデータ監視用のデ
ータ通信手段により具体化される手段は、データ通信モ
ジュールの成分を含み、上記のとおりそれらはネットワ
ークからのデータの監視、そのデータの処理及び選ばれ
た部分のデータのキャプチャー・バッファへの蓄積に係
わるものである。
【0208】この監視データに基づいてアプリケーショ
ン・プログラムを生成するデータ通信手段により具体化
される手段は、各データ通信モジュールの主プロセッサ
を含む。これらの各モジュールは、例えば以下のような
ソフトウェアをロードできる。すなわち、プロセッサが
監視データを解析し、ネットワーク上の種々のノードか
ら受け取ったメッセージに対応するデータから論理フロ
ー・チャートを構築できるソフトウェアである。
【0209】アプリケーション・プログラムに従って、
監視データのうちの選ばれた部分をネットワークに伝送
するためのデータ通信手段により具体化される手段は、
各データ通信モジュールを含み、上記のとおりこのモジ
ュールの主プロセッサからの命令に従ってデータをネッ
トワークに伝送するものである。
【0210】好ましい方法のデータ監視ステップには、
ネットワーク上のデータ・トラヒックを監視するにあた
り、好ましいシステムの具体例のデータ通信モジュール
を1つ又はそれ以上用いることが含まれる。
【0211】好ましい方法のアプリケーション生成ステ
ップには、監視データに従ってアプリケーション・プロ
グラムを生成してオリジナル・データ・トラヒックを生
成するノードの1つをシミュレートすることが含まれ
る。したがって、このアプリケーション生成ステップに
は、データ監視ステップの間に伝送ノードとして認識さ
れたノードの1つを選ぶことと、データ監視ステップの
間に各ノードにより伝えられる各メッセージが論理フロ
ー・チャートにおける個々のオブジェクトとなるアプリ
ケーション・プログラムを生成することが含まれる。
【0212】このアプリケーション・プログラムは次の
ように構築される。すなわち、他のノードからシミュレ
ートされたノードへの種々の伝送に応じて、シミュレー
トされたノードによるより早い伝送として適当なメッセ
ージを模擬又は再現することにより、プロトコル・アナ
ライザが1つのノードを本質的にシミュレートするよう
にしたものである。好ましい方法の伝送ステップには、
アプリケーション・プログラムに従って、監視データの
運ばれた部分の伝送、例えばシミュレートされたノード
のより速い伝送が含まれる。
【0213】好ましい方法による模擬機能のフローチャ
トを図15Aに示す。第1ステップとして、ネットワー
ク上のデータ・トラヒックが上記のように監視される。
このデータ・トラヒックは典型的にはネットワーク上の
少なくとも2つのノードからのメッセージを含む。ノー
ド間でデータを交換しようとする2つのノードは、公知
の方法により、典型的にはノード間で複数のメッセージ
をやり取りして、例えば通信リンクの設定、データの転
送、必要に応じて再伝送要求の転送及び通信リンクの中
止を行なう。
【0214】この種の通信トラヒックの例を図15Bに
示す。図15Bは、ネットワーク上のノードA,B間に
おけるメッセージ転送の順序を説明するものである。ノ
ードAは最初にメッセージA1 をノードBに伝送し、ノ
ードBはこれに応じてメッセージB1 をノードAに伝送
する。次いで、ノードAはメッセージA2 をノードBに
送り、これに応じてノードBがメッセージB2 を送る。
好ましい方法のデータ監視ステップには、このデータ・
トラヒックを監視し、蓄積することが含まれる。ソー
ス、内容、伝送時間及び各メッセージについての宛先は
公知の方法でメッセージ内に一体化される。このデータ
・トラヒックはキャプチャー・バッファに蓄積される。
【0215】ユーザは、例えば図15Cに示すパネルか
ら「模擬キャプチャーb」選択肢を選ぶことによって模
擬機能を呼び出す。
【0216】グラフ・マネージャ・プログラムのグラフ
・エディタ・セクションにより図15Dのパネルが表示
される。このパネルには、選択したファイル・ダイレク
トリを示す「ファイル・フィルタ」ブロックと、この選
択ファイル・ダイレクトリ中に種々のファイルをリスト
化する「ファイル」ブロックが含まれる。ユーザはトラ
ック・ボールを用いてこのファイル・ブロックからファ
イルを選ぶことができる。したがって、この模擬機能は
選ばれたファイルからのデータ、すなわち蓄積データを
用いることにより、その機能が実現される。
【0217】次いで、ユーザは伝送/受信の選択肢を選
ぶことになる。図15Dのパネルには左右のフレーム使
用を示すブロックも含まれる。ユーザはこれらの各ブロ
ックについて選択肢の番号を選ぶことができる。これら
の選択肢には、受信データ(回線側から受けた各フレー
ムについての生成グラフにおいて正確なデータの突き合
わせを要する分離した待機オブジェクト及び受信オブジ
ェクトを作成する)、受信フレーム(フレームを受け取
ることだけが必要な待機及び受信オブジェクトを作成す
る)、センド(分離した送信オブジェクトであって監視
中に受け取った各フレームについてライン側から受け取
った同じデータをもつものを作成する)、メッセージ
(受け取った各フレームについて受信し、続いて次の送
信オブジェクトで用いられるデータをもつ付番メッセー
ジ・オブジェクトを作成する)及びイグノア(ユーザに
監視トラヒックの一方側からだけデータを選ばせる)が
含まれる。
【0218】模擬機能の次のステップには、少なくとも
1つのオブジェクトを選択したファイル内に蓄積された
各メッセージと相関させて蓄積することが含まれる。こ
れらのオブジェクトは付録Aに揚げるオブジェクトの1
つである。このオブジェクトは、メッセージの種類と内
容に基づき単純な方式で選ぶことができる。
【0219】模擬機能のさらに次のステップには、メッ
セージ・トラヒック順にオブジェクトを配列することに
よって論理フロー・チャートと、対応するソフトウェア
・コードを作成することが含まれる。図15Bにメッセ
ージ・トラヒックの順序を示すが、この情報はメッセー
ジ自体の中に一体化されている。データを監視し、選択
したファイルに蓄積し、そして左右フレーム選択ブロッ
クで伝送/受信の選択肢を指定した後、ユーザはフィル
タを押下し、次いで作成されるグラフ・アプリケーショ
ンのページ内で押下して、選択に基づきオブジェクトの
垂直列を作成する。
【0220】例えば図15Cに示すとおり、選んだキャ
プチャー・バッファdc.cbが2つのメッセージ交
換、すなわち「HELLOABCD」(ここにHELL
Oは左側からのデータであり、ABCDは右側からのデ
ータである)を含み、かつオブジェクト生成に対するフ
レームの選択は図15Dに示すように左フレームが受信
フレームであり、そして右フレームがセンドであれば、
スタート・オブジェクトが配置される空のグラフ・ペー
ジ上でトラック・ボールを押し下げると、図15Eは自
動生成したアプリケーション・グラフとなる。このグラ
フが実行された場合、左側からフレームを受け取ってA
SCIIABCDに対応するヘキサ41424344を
右側に送り、次いで停止するまで待つことに注意を要す
る。
【0221】論理フローチャートは図15Eに示すとお
り表示モニタ上に表示される。ここで、ユーザは図15
Cのパネルから「コンパイル・ファイル」の選択肢を選
ぶことができる。この選択により論理フローチャートに
対応するコードがコンパイルされる。次いで、このコン
パイルされたコードが実行されるが、この場合、コード
は適当なモジュールの主プロセッサに転送され、模擬機
能を達成するため実行される。
【0222】
【アクティブ・モニタ】この発明のその他の特徴によれ
ば、このシステムではネットワークを受動的に監視さ
せ、そして選択先読み条件が合致したとき、ネットワー
ク全体にわたってデータを能動的に送受信させるアクテ
ィブ・モニタが備えられる。この機能上の可能性を実現
させるため、上記のネットワーク上で送受されるデータ
を受動的に監視する能力に加えて、選択先読み条件がデ
ータ中に存在するかどうかを確認するデータ解析手段
と、選択先読み条件を認識してアクティブ出力信号をネ
ットワークに送るための手段が設けられる。
【0223】好ましい方法には、ネットワーク上で送受
されるデータを受動的に監視するプロトコル・アナライ
ザを用い、選択先読み条件がデータ中に存在するかどう
かを確認するためにデータを解析し、そしてこの条件を
確認してアクティブ出力信号をネットワークに送ること
が含まれる。
【0224】RS−232Cインターフェースを有する
VXIモジュールにこの好ましい方法を用いる場合、2
つのモジュールが使用されるが、これらのモジュールは
図3の12の能動監視回線144とVMEバック・プレ
ーンを経由して相互に接続される。次いで、この方法で
は通常の回路内にアナライザが連続して埋め込まれる。
このアプリケーションは通常モニタ・モードで開始され
るが、これはスイッチ140が閉じられることを意味す
る。
【0225】好ましいシステムの具体例における解析手
段には、各データ通信モジュールの主プロセッサが含ま
れる。例えば、後述するようにソフトウェアの制御下に
主プロセッサを監視データの解析に用いて、選択先読み
条件がデータ内に存在するかどうかを確認することがで
きる。ソフトウェア内に1つ又はそれ以上の選択先読み
条件が特定される。
【0226】アクティブ出力信号をネットワークに送る
手段には、各データ通信モジュールの主プロセッサと、
上記のとおりメッセージをネットワークに伝送するのに
用いるモジュールのコンポネントとが含まれる。
【0227】好ましい方法のアクティブ・モニタ機能
は、1つ又はそれ以上のデータ通信モジュールの主プロ
セッサ内にあるアクティブ・モニタ・ソフトウェアを用
いることによって機能させる。このアクティブ・モニタ
・ソフトウェアは、例えばマス・ストレージ装置に予め
蓄積され、そしてアクティブ・モニタ・ユーザ・コマン
ドによって制御プロセッサとVMEバス経由で適当な主
プロセッサに転送される。
【0228】適当なモジュールの主プロセッサ内での実
行時には、例えば上記のように、モジュールを用いてネ
ットワーク上で送受されたデータを受動的に監視し、こ
の監視データを適当な二重ポートRAMに蓄積する。各
VXIモジュールは、一方をDTEシミュレートし、他
方をDCEシミュレートとしてアクティブ・モニタ・モ
ードで配置する。2つのレイヤ1コマンド、すなわちス
イッチを閉じるアクティブ・モニタ MONITOR
と、クロック回線を除きスイッチを開くアクティブ・モ
ニタ SIMULATEにより、スイッチ140が制御
される。
【0229】典型的には、グラフ・アプリケーション・
プログラムは、レイヤ1コマンドのアクティブ・モニタ
MONITORを用いてスイッチを閉じることによ
り、アプリケーションを初期化する。スイッチを閉じる
と、アプリケーション・プログラムは選択先読み条件を
探しつつバックプレーンに向かってモジュールを通過す
るデータを監視する。
【0230】次いで、主プロセッサは監視データの二重
ポートRAM108・110を検索し、そしてこれを解
析してアクティブ・モニタ・ソフトウェアに組み込まれ
た選択先読み条件がデータ中に存在するかどうかを確認
する。この受動的監視ステップは、選択先読み条件をデ
ータ中に見いだすまで続けられる。選択先読み条件が出
現すると、アプリケーション・プログラムはレイヤ1コ
マンドのアクティブ・モニタ SIMULATEを実行
して12回線中9本を開く。クロック回線は接続された
まま同期化を防ぎ、そしてモジュールは回線を通してデ
ータを自由に送る。
【0231】この時点でプロトコル・アナライザはアク
ティブとなって好ましい方法の送受信ステップを行い、
ここでアクティブ出力信号がネットワークに送られる。
このアクティブ出力信号には、例えばネットワークのホ
ストからの応答が含まれており、適当なプロトコルに従
ってリンクを生かしたまま保つか、又は余裕をもってリ
ンクを中断する。
【0232】この発明のアクティブ・モニタ機能は多く
の点で有利である。例えば、ネットワークにオペレーシ
ョン上の故障又は中断を生じる恐れのあるネットワーク
の状況に対して、このアクティブ・モニタ機能は速やか
に対応できる。また、このアクティブ・モニタ機能はネ
ットワーク上の個々のノードが休止して適当な応答を受
けられなくなることを防ぐ。このオペレーションのモー
ドは、問題が発生して回路の結合が消えるような場合に
実際の回路にとって特に効果がある。
【0233】
【フィネグル・モード】この発明のその他の特徴によれ
ば、試験的に広い範囲の誤りをネットワークに挿入する
機能を与えるフィネグルモードが備えられる。公知のプ
ロトコル・アナライザでは、通常USARTのような標
準的なインターフェース形式の装置を通して誤りが挿入
される。このような形式のコンポネントは専らオペレー
ショナル・ノードのメッセージ構築用に設計されてい
た。これらの設計では誤り挿入機能はあまり考慮されて
いない。したがって、この種のコンポネントはフレーム
又はメッセージ中のビットを操作して試験用に選択的に
誤りを発生させる機能に制限されていた。この発明のフ
ィネグル・モード機能はこの制限を乗り越えたものであ
る。
【0234】この発明のフィネグル・モードを達成する
ために、好ましいシステムの具体例におけるデータ通信
手段はnビットを有するデータ・フレームを送り、また
プロセス・コマンドに応じてnビットを有する誤りデー
タ・フレームをネットワークに送る。このデータ通信手
段には、nビットの誤りデータ・フレームのどれかに誤
りビットを発生させる手段が含まれる。データ通信手段
は、好ましくは選ばれたプロトコルに従ってデータ・フ
レームを構築する手段をもち、誤り発生手段はデータ・
フレーム構築手段に有効に結合していて、このデータ・
フレーム構築手段により、構築されたnビットのデータ
・フレームのどのような組合せにも誤りが挿入され、誤
りデータ・フレームが生成されることが好ましい。
【0235】好ましい方法には、nビットのデータ・フ
レームを構築し、そしてnビットを有する誤りデータ・
フレームを構築するためにプロトコル・アナライザを用
いることが含まれる。この誤りデータ・フレームはnビ
ット中にどれかに誤りビットをもつものである。さら
に、好ましい方法にはこの誤りデータ・フレームをユー
ザ・コマンド中でネットワークに送ることが含まれる。
【0236】プロトコルがそのプロトコルに従って送受
信されるメッセージ用の書式をもつことは上記のとおり
である。このメッセージの書式にはメッセージ中のビッ
ト数と各ビットの意味が含まれる。説明上、あるプロト
コル用のメッセージが仮にnビットをもつものとする。
上記の説明によれば、好ましい具体例のデータ通信手段
は、nビットのデータ・フレームを送るためのネットワ
ークに有効に結合している。
【0237】好ましい具体例の誤り発生手段には、BR
Iモジュールについて前述したハードウェア・コンポネ
ントが含まれている。このモジュールは、nビットの誤
りデータ・フレームのどれかに誤りビットを発生させる
のに用いることができ、そしてデータ・フレーム構築手
段により、構築されたnビットのデータ・フレームのど
のような組合せにも誤りが挿入され、誤りデータ・フレ
ームを発生させることができる。BRIモジュールの誤
り発生手段はマルチプレクサ制御レジスタ226をも
つ。このレジスタは、241 TE/NT伝送ブロック
に含まれる一連のアンド、オア及び同時計数回路を通し
て3種類のフィネグル制御を生じる。BRIモジュール
についての3種類の制御とは、付加ビット値の制御と、
チャネル・データ流における1又は2以上のビットのイ
ンバージョンと、BRIモジュールからネットワークに
転送されるフレーム内の違反位置の制御である。
【0238】各付加ビットはベーシック・レート・フレ
ーム内で特定の目的を果たす。モード又は状態を表すビ
ット、例えばA(アクチベーション)ビットとM(マル
チフレーム)ビットがある。また、FとFaビットのよ
うなフレームの同期化を防ぐビットもある。QとSビッ
トはサブ・チャネル情報をもつタイム・スロットであ
る。これらの各ビット(A、F、Fa、M、Q、S)は
通常特定値で設定される。設定される値は、マルチプレ
クサ制御レジスタ226内の数値によって制御される。
このレジスタは、誤りを発生するためにその時点で要求
される逆値が設定される。L(ライン・バランス)ビッ
トは、回線上の正/負ネット電流のバランスを保持す
る。
【0239】E(エコー)ビットは、多数のTEが同じ
回線へ接続できるようにし、同時伝送時には生じさせな
い機構をもたらす。これらのビット(L、E)に誤りの
状態を発生させるには、これらのビットが通常はフレー
ムの条件に従うことから、臨時に逆転されることが必要
である。この逆転は、指定タイム・スロットの正常ビッ
トを逆転させるマルチプレクサ制御レジスタ内でビット
を設定することによって行なわれる。このことは、特定
のビット誤りを発生させるのに正常な出力のインバージ
ョンを必要とするB1、B2及びDデータ流にも当ては
まる。このインバージョンは、マルチプレクサ制御レジ
スタ内で設定された値によっても制御される。このレジ
スタは上記インバージョンをデータ・マルチプレクサ2
44内で制御する。
【0240】ベーシック・レート標準では疑似ターナリ
・エンコーディングを使用する。この方式では、ゼロは
正負交流パルスで表され、1はパルスなしで表される。
フレーム化は交流パルス規則に違反して行なう。フレー
ムの最初はFビットである。良好なフレームでは、この
ビットはその前のフレームにおける最後のゼロと同じ極
性をもつパルスである。電流のバランスを保つため、フ
レーム内に正負のパルスが存在するので、各フレームで
は2回目の規則違反が起こる。この規則違反は1回目か
ら15ビット時間以内に起こるはずである。
【0241】受信側で1回目と2回目の規則違反の間を
区切ることによって、この方式にフレーム・ロックをか
けることができる。マルチプレクサ制御レジスタ226
により、ユーザは1つ又はそれ以上の連続したフレーム
内での2回の規則違反位置をプログラム化でき、そして
規則違反を除外するよう限定することができる。
【0242】すべてのフィネグル機能は、レイヤ1コマ
ンドを用いることにより開始、中断される。フィネグル
機能のパラメータはすべてユーザによりセットアップ・
メニューで特定される。TEとNTについてのセットア
ップ・メニューを図16Aと図16Bに示す。セットア
ップ条件は、初期化時とその後の条件変更に際して随時
に、主プロセッサ202により二重ポートRAM206
を経由してフロント・エンド・プロセッサ204に与え
られる。特定の誤り条件を開始又は中止するには、グラ
フ・アプリケーション・プログラムによりレイヤ1コマ
ンドが用いられる。
【0243】レイヤ1コマンドには、スタート/ストッ
プとイシュウ−ワンの2形式がある。BRIモジュール
による誤り発生に適した全レイヤ1コマンド一覧を図1
6Cに示す。スタート/ストップ形式では、スタート…
コマンドを含むレイヤ1コマンドを実行することによ
り、アプリケーション・プログラムが連続的なフィネグ
ル機能の稼働を開始する。このことは、主プロセッサ2
02が二重ポートRAM206の特定記憶場所に特定値
を設定することによって行なわれる。この記憶場所を監
視していたフロント・エンド・プロセッサ204は、次
のフレームの開始時にマルチプレクサ・レジスタ226
内に適当なビットを設定することによって応答する。
【0244】次のフレームの開始時には、要求フィネグ
ル機能が稼働し、そしてアプリケーション・プログラム
が上記と同様に処理されるレイヤ1コマンドであるスト
ップのマッチングを実行するまで、後続のすべてのフレ
ームで稼働し続ける。そのアプリケーションにとって1
回だけのフィネグルが必要であれば、対応するレイヤ1
コマンドのイシュウ−ワンを実行する。このコマンドは
上記と同様に処理されるが、要求されたフィネグル機能
は次のフレームの開始時にリセットされる。マルチプル
・レイヤ1コマンドはレイヤ1コマンド・オブジェクト
で要求をすることができ、そしてこのコマンドは同時に
実行されることになる。以上、誤りを挿入するアプリケ
ーションの例を説明したが、この例を図10Dに示す。
【0245】この方法の利点は、データ流中のすべての
どのようなビットでも誤りを生じさせて、BRIインプ
リメンテーションのハードウェアとソフトウェアの両者
を試験できることである。
【0246】その他の利点を見いだし、変更を加えるこ
とは当業者にとって容易である。この発明はより広い観
点から記載した特定の説明、代表的な装置と例によって
限定されるものではない。したがって、特許請求の範囲
等で明確にされたこの発明の一般概念の要旨と範囲を逸
脱せずに変更を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の現今の優先実施態様による通信プロ
トコル解析システムの絵画ブロック図である。
【図2】図1のシステムの種々の構成要素のためのVM
Eバスにおけるインターフェース接続図である。
【図3】図1のシステムのVXIモジュールのハードウ
ェアブロック図である。
【図4】図1のシステムのBRIモジュールのハードウ
ェアブロック図である。
【図5】図1のシステムのPRIモジュールのハードウ
ェアブロック図である。
【図6】A 優先方法に従ったシステムソフトウェアの機能ブロック
図である。
【図6】B 優先実施態様にシステムソフトウェアを結合させる優先
方法を図解しているブロック図である。
【図7】優先方法に従った機器構成パネル表示である。
【図8】A−D 優先方法に従った表示のための種々のウインドウの型式
図である。
【図9】A 優先方法に従ったVXIモジュールのためのオプション
選択パネル図である。
【図9】B 優先方法に従ったVXIモジュールに対し、グラフ選択
を示した形のオプション選択パネル図である。
【図9】C 優先方法に従ったVXIモジュールのためのモジュール
制御パネル図である。
【図9】D 優先方法に従ったVXIモジュールと共に使用されるべ
きグラフプログラムのための論理流れ図である。
【図10】A 優先方法に従ったBRIモジュールのためのオプション
選択パネル図である。
【図10】B 優先方法に従って、グラフ選択を示した形でBRIオプ
ション選択パネル図である。
【図10】C 優先方法に従ったBRIモジュールのための制御パネル
図である。
【図10】D 優先方法に従ったBRIモジュールのためのグラフプロ
グラム表示図である。
【図11】A 優先方法に従ったPRIオプション選択パネル図であ
る。
【図12】優先方法に従ったオブジェクトのサンプルメ
ニューである。
【図13】優先方法に従った完全なサンプル.dcdフ
ァイルである。
【図14】A−C 優先方法に従った3ページのマルチタスクグラフであ
る。
【図15】A 優先方法に従った模擬機能に対する流れ図である。
【図15】B ノードA・B間の図解による伝達シナリオである。
【図15】C 優先方法に従った模擬機能の選択のためのパネルであ
る。
【図15】D 優先方法に従った模擬機能のための第2レベルパネルで
ある。
【図15】E 優先方法に従った模擬機能のための論理流れ図表示であ
る。
【図16】A 優先方法に従ったTEのための準備メニューである。
【図16】B 優先方法に従ったNTのための準備メニューである。
【図16】C 優先方法に従ったフィナグルモードに対するBRIモジ
ュールエラー生成に適したすべてのレイヤ1コマンドの
リストである。
【符号の説明】
10 通信プロトコル解析装置 12 制御プロセッサ 14 ハードディスク 16 ハードディスク 18 VMEバス 20 キーボード 22 トラックボール 24 マウス 26 表示モニター 100 VXIモジュール 200 BRIモジュール 300 PRIモジュール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月16日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の現今の優先実施態様による通信プロ
トコル解析システムの絵画ブロック図である。
【図2】図1のシステムの種々の構成要素のためのVM
Eバスにおけるインターフェース接続図である。
【図3】図1のシステムのVXIモジュールのハードウ
ェアブロック図である。
【図4】図1のシステムのBRIモジュールのハードウ
ェアブロック図である。
【図5】図1のシステムのPRIモジュールのハードウ
ェアブロック図である。
【図6】優先方法に従ったシステムソフトウェアの機能
ブロック図である。
【図7】優先実施態様にシステムソフトウェアを結合さ
せる優先方法を図解しているブロック図である。
【図8】優先方法に従った機器構成パネル表示である。
【図9】優先方法に従った表示のための種々のウインド
ウの型式図である。
【図10】優先方法に従った表示のための種々のウイン
ドウの型式図である。
【図11】優先方法に従った表示のための種々のウイン
ドウの型式図である。
【図12】優先方法に従った表示のための種々のウイン
ドウの型式図である。
【図13】優先方法に従ったVXIモジュールのための
オプション選択パネル図である。
【図14】優先方法に従ったVXIモジュールに対し、
グラフ選択を示した形のオプション選択パネル図であ
る。
【図15】優先方法に従ったVXIモジュールのための
モジュール制御パネル図である。
【図16】優先方法に従ったVXIモジュールと共に使
用されるべきグラフプログラムのための論理流れ図であ
る。
【図17】優先方法に従ったBRIモジュールのための
オプション選択パネル図である。
【図18】優先方法に従って、グラフ選択を示した形の
BRIオプション選択パネル図である。
【図19】優先方法に従ったBRIモジュールのための
制御パネル図である。
【図20】優先方法に従ったBRIモジュールのための
グラフプログラム表示図である。
【図21】優先方法に従ったPRIオプション選択パネ
ル図である。
【図22】優先方法に従ったオブジェクトのサンプルメ
ニューである。
【図23】優先方法に従った完全なサンプル.dcdフ
ァイルである。
【図24】優先方法に従った3ページのマルチタスクグ
ラフである。
【図25】優先方法に従った3ページのマルチタスクグ
ラフである。
【図26】優先方法に従った3ページのマルチタスクグ
ラフである。
【図27】優先方法に従った模擬機能に対する流れ図で
ある。
【図28】ノードA・B間の図解による伝達シナリオで
ある。
【図29】優先方法に従った模擬機能の選択のためのパ
ネルである。
【図30】優先方法に従った模擬機能のための第2レベ
ルパネルである。
【図31】優先方法に従った模擬機能のための論理流れ
図表示である。
【図32】優先方法に従ったTEのための準備メニュー
である。
【図33】優先方法に従ったNTのための準備メニュー
である。
【図34】優先方法に従ったフィナグルモードに対する
BRIモジュールエラー生成に適したすべてのレイヤ1
コマンドのリストである。
【符号の説明】 10 通信プロトコル解析装置 12 制御プロセッサ 14・16 ハードディスク 18 VMEバス 20 キーボード 22 トラックボール 24 マウス 26 表示モニター 100 VXIモジュール 200 BRIモジュール 300 PRIモジュール
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【図1】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図28】
【図7】
【図8】
【図16】
【図9】
【図10】
【図13】
【図11】
【図12】
【図14】
【図15】
【図17】
【図18】
【図19】
【図21】
【図20】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピーター フラックス カス アメリカ合衆国ニューハンプシャー州ダー ハム デニソン ロード4番地 (72)発明者 スティーブン チェイム パニッシュ アメリカ合衆国ニューハンプシャー州リー ジェコブ レーン ルーラルフリーデリ バリー#1 (72)発明者 ポール ウィリアム パニッシュ アメリカ合衆国ニューハンプシャー州ドー バー マッドバリー ニュート ロード57 番地 (72)発明者 ステファン ウエスト ロバートショウ アメリカ合衆国ニューハンプシャー州デリ ー ウオルナットヒル ロード88番地

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロトコル解析装置を制御するための制
    御手段と、 ユーザ・コマンドを入力して制御手段にユーザ・コマン
    ドに応じてプロセス・コマンドを出力させるための制御
    手段に有効に接続された入力手段と、 プロセス・コマンドに応じてプロトコル解析装置とネッ
    トワーク間にデータを送り、プロセス出力信号を発生さ
    せるための制御手段と、 ネットワークに有効に接続されたデータ通信手段と、 プロセス出力信号をディスプレー内のウインドウとして
    出力するための制御手段とデータ通信手段の少なくとも
    一方に有効に接続された出力手段とを備え、 ウインドウはディスプレー内で二次元で変動する大きさ
    を有することを特徴とする通信プロトコル解析装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段には、ユーザ・コマンドを
    入力してウインドウをディスプレー内で二次元で移動さ
    せるための手段が含まれる請求項1記載の通信プロトコ
    ル解析装置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段には複数のメニューをディ
    スプレイに出力するための手段が含まれ、前記入力手段
    にはメニューからユーザ・コマンドを選ぶための手段が
    含まれる請求項1記載の通信プロトコル解析装置。
  4. 【請求項4】 ユーザ・コマンドをプロトコル・アナラ
    イザに入力し、ユーザ・コマンドに応じてプロトコル・
    アナライザとネットワーク間にデータを送るアプリケー
    ション・タスクを行い、データ通信の状況を表すプロセ
    ス出力信号を発生し、プロセス出力信号を複数のウイン
    ドウとしてディスプレーに出力し、ウインドウはディス
    プレー内で二次元で変動し得る大きさを有することを特
    徴とする通信プロトコル解析方法。
  5. 【請求項5】 入力ステップには、ユーザ・コマンドを
    入力してウインドウをディスプレー内で二次元で移動さ
    せることが含まれる請求項4記載の通信プロトコル解析
    方法。
  6. 【請求項6】 出力ステップには複数のメニューをディ
    スプレーに出力することが含まれ、入力ステップにはメ
    ニューからユーザ・コマンドを選ぶことが含まれる請求
    項4記載の通信プロトコル解析方法。
  7. 【請求項7】 複数のオブジェクトを含むディスプレー
    としてプロセス出力信号を出力するための出力手段と、 オブジェクトを論理フローチャート内に配列し、各オブ
    ジェクトに関連するデータを入力するための入力手段
    と、 論理フローチャートに従ってアプリケーション・プログ
    ラムを生成するための入力手段に有効に接続された制御
    手段と、 アプリケーション・プログラムに従ってプロトコル解析
    装置とネットワークの間にフレーム・データを送るため
    の制御手段とネットワークに有効に接続されたデータ通
    信手段とを含むことを特徴とする通信プロトコル解析装
    置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段には、個々のオブジェクト
    に対応した複数の命令コード・ストリングを予め蓄積す
    るための手段と、論理フローチャートに従って命令コー
    ド・ストリングをアプリケーション・プログラムに配列
    するための手段とが含まれる請求項7記載の通信プロト
    コル解析装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段には、データ通信手段と同
    時に実行されるアプリケーション・プログラムの一部に
    対応した論理フローチャートの一部をディスプレー内に
    強調表示するための出力手段に有効に接続される請求項
    7記載の通信プロトコル解析装置。
  10. 【請求項10】 複数のオブジェクトを含むディスプレ
    ーとしてプロセス出力信号を出力し、プロトコル・アナ
    ライザを用いてオブジェクトを論理フローチャート内に
    配列し、各オブジェクトに関連するデータをプロトコル
    ・アナライザに入力し、プロトコル・アナライザを用い
    て、論理フローチャートに従ってアプリケーション・プ
    ログラムを生成させ、アプリケーション・プログラムに
    従ってプロトコル・アナライザとネットワークの間にデ
    ータを送ることを特徴とする通信プロトコル解析方法。
  11. 【請求項11】 前記アプリケーション・プログラム発
    生工程には個々のオブジェクトに対応した複数の命令コ
    ード・ストリングを予め蓄積することが含まれ、そして
    論理フローチャートに従って命令コード・ストリングを
    アプリケーション・プログラムに配列することが含まれ
    る請求項10記載の通信プロトコル解析方法。
  12. 【請求項12】 前記データ通信工程には、プロトコル
    ・アナライザにより同時に実行されるアプリケーション
    ・プログラムの一部に対応した論理フローチャートの一
    部を強調表示することを含む請求項10項記載の通信プ
    ロトコル解析方法。
  13. 【請求項13】 ユーザ・コマンドを入力するための入
    力手段と、 ユーザ・コマンドに応じてプロセス・コマンドを出力す
    るための入力手段に有効に接続された制御手段と、 プロセス・コマンドに応じてプロトコル解析装置とネッ
    トワーク間にデータを送り、プロセス出力信号を発生さ
    せるための制御手段とネットワークに有効に接続された
    データ通信手段と、 プロセス制御信号をディスプレーと流れ制御信号の少な
    くとも一方として出力するためのデータ通信手段に有効
    に接続された出力手段とを備え、 前記入力手段には通信プロトコルの既定の構造に対応す
    るプロトコル・デコードとプロトコル・デコード・アル
    ゴリズムを入力するための手段が含まれ、前記データ通
    信手段には、データを解析して既定の構造がデータ中に
    存在するかどうかを確認し、既定の構造がデータ中に存
    在するときは、プロトコル・デコードをプロセス出力信
    号内に一体化するための手段が含まれ、前記出力手段に
    は、プロトコル・デコードと既定の構造の少なくとも一
    方に従って、ディスプレーと制御信号の少なくとも一方
    を出力するための手段が含まれることを特徴とする通信
    プロトコル解析装置。
  14. 【請求項14】 ユーザ・コマンドを入力し、通信プロ
    トコルの既定の構造に対応するプロトコル・デコードと
    プロトコル・デコード・アルゴリズムをプロトコル・ア
    ナライザに入力し、ユーザ・コマンドに応じてプロトコ
    ル・アナライザとネットワーク間にデータを送り、デー
    タを解析して既定の構造がデータ中に存在するかどうか
    を確認し、プロセス出力信号を発生させ、既定の構造が
    データ中に存在するときは、プロトコル・デコードをプ
    ロセス出力信号内に一体化して、プロセス制御信号をデ
    ィスプレー及び流れ制御信号の少なくとも一方として出
    力し、プロトコル・デコードと既定の構造の少なくとも
    一方に従って、ディスプレー及び流れ制御信号の少なく
    とも一方にプロトコル・デコードを出力することを含む
    ことを特徴とする通信プロトコル解析方法。
  15. 【請求項15】 ユーザ・コマンドを入力するための入
    力手段と、 ユーザ・コマンドに応じてプロセス・コマンドを出力す
    るための入力手段に有効に接続された制御手段と、 プロセス・コマンドに応じてプロトコル解析システムと
    ネットワーク間にデータを送り、プロセス出力信号を発
    生させるための制御手段とネットワークに有効に接続さ
    れたデータ通信手段と、 プロセス制御手段をディスプレーとして出力するための
    データ通信手段に有効に接続された出力手段とを備え、 前記入力手段には通信プロトコルの既定の構造に対応す
    るプロトコル・デコードとプロトコル・デコード・アル
    ゴリズムを入力するための手段が含まれ、前記データ通
    信手段には、既定の構造に従ってデータを送るための手
    段が含まれることを特徴とする通信プロトコル解析装
    置。
  16. 【請求項16】 ユーザ・コマンドを入力し、通信プロ
    トコルの既定の構造に対応するプロトコル・デコードと
    プロトコル・デコード・アルゴリズムをプロトコル・ア
    ナライザに入力し、ユーザ・コマンドに応じてプロトコ
    ル・アナライザ及びネットワーク間にデータを送り、プ
    ロセス制御信号をディスプレーとして出力することを含
    むことを特徴とする通信プロトコル解析方法。
  17. 【請求項17】 ユーザ・コマンドを入力するための入
    力手段と、 ユーザ・コマンドに応じてプロセス・コマンドを出力す
    るための入力手段に有効に接続された制御手段と、 プロセス・コマンドに応じてプロトコル解析システムと
    ネットワーク間にデータを送り、プロセス出力信号を発
    生させるための制御手段とネットワークに有効に接続さ
    れたデータ通信手段と、 プロセス制御信号をディスプレーとして出力するための
    データ通信手段に有効に接続された出力手段とを備え、 前記入力手段には複数のタスクを本質的に同時に処理す
    るための手段が含まれることを特徴とする通信プロトコ
    ル解析装置。
  18. 【請求項18】 前記データ通信手段がプロトコルの複
    数の各層それぞれについてのタスクを包含するように複
    数のタスクを同時に実行する請求項17記載の通信プロ
    トコル解析装置。
  19. 【請求項19】 ユーザ・コマンドを入力し、複数のタ
    スクを本質的に同時に処理することを含めて、ユーザ・
    コマンドに応じてプロトコル・アナライザ及びネットワ
    ーク間にデータを送り、プロセス制御信号をディスプレ
    ーとして出力することを含むことを特徴とする通信プロ
    トコル解析方法。
  20. 【請求項20】 ユーザ・コマンドを入力するための入
    力手段と、 ユーザ・コマンドに応じてプロセス・コマンドを出力す
    るための入力手段に有効に接続された制御手段と、 プロセス・コマンドに応じてプロトコル解析システムと
    ネットワーク間にデータを送るための制御手段とネット
    ワークに有効に接続されたデータ通信手段と、 プロセス制御信号をディスプレーとして出力するための
    データ通信手段に有効に接続された出力手段とを備え、 前記データ通信手段には、ネットワーク上のデータを監
    視するための手段、監視データに基づいてアプリケーシ
    ョン・プログラムを生成するための手段、及びアプリケ
    ーション・プログラムに従って監視データの選ばれた一
    部をネットワークに送るための手段が含まれることを特
    徴とする通信プロトコル解析装置。
  21. 【請求項21】 ユーザ・コマンドを入力し、ネットワ
    ーク上のデータを監視し、監視データに従ってアプリケ
    ーション・プログラムを生成し、アプリケーション・プ
    ログラムに従って監視データの選ばれた一部をネットワ
    ークに転送することを特徴とする通信プロトコル解析方
    法。
  22. 【請求項22】 ユーザ・コマンドを入力するための入
    力手段と、 ユーザ・コマンドに応じてプロセス・コマンドを出力す
    るための入力手段に有効に接続された制御手段と、 ネットワークに送られたデータを能動的に監視するため
    の制御手段とネットワークに有効に接続されたデータ通
    信手段とを備え、 前記データ通信手段には、ユーザ・コマンドに応じて、
    データを解析してプロセス・コマンドにより特定される
    選択先読み条件がデータ中に存在するかどうかを確認す
    るための手段、及び選択先読み条件の認識に応じてアク
    ティブ出力信号をネットワークに送るための手段が含ま
    れることを特徴とする通信プロトコル解析装置。
  23. 【請求項23】 ユーザ・コマンドをプロトコル・アナ
    ライザに入力し、プロトコル・アナライザを用いてネッ
    トワークに送られたデータを能動的に監視し、そして選
    択先読みの認識に応じてアクティブ出力信号をネットワ
    ークに送ることを特徴とする通信プロトコル解析方法。
  24. 【請求項24】 ユーザ・コマンドを入力するための入
    力手段と、 ユーザ・コマンドに応じてプロセス・コマンドを出力す
    るための入力手段に有効に接続された制御手段と、 プロセス・コマンドに応じて、nビットを有する誤りデ
    ータ・フレームを送り、nビットを有するデータ・フレ
    ームを送るための制御手段とネットワークに有効に接続
    されたデータ通信手段とを備え、 前記データ通信手段にはnビットの誤りデータ・フレー
    ムのいずれかに誤りビットを生じさせるための手段を含
    むことを特徴とする通信プロトコル解析装置。
  25. 【請求項25】 前記データ通信手段には選ばれたプロ
    トコルに従ってデータ・フレームを構築するための手段
    が含まれ、誤り発生手段は、データ・フレーム構築手段
    を選択的に発生させて、nビットの構築データ・フレー
    ムのどのような組合せにも誤りを挿入させ、誤りデータ
    ・フレームを生成するようにデータ・フレーム構築手段
    に有効に接続される請求項24記載の通信プロトコル解
    析装置。
  26. 【請求項26】 ユーザ・コマンドをプロトコル・アナ
    ライザに入力し、プロトコル・アナライザを用いてnビ
    ットを有するデータ・フレームを構築し、nビットを有
    する誤りデータ・フレームを構築し、ユーザ・コマンド
    に応じて誤りデータ・フレームをネットワークに送り、
    前記誤りデータ・フレームはnビット中のどれかに誤り
    データを有することを特徴とする通信プロトコル解析方
    法。
JP3310095A 1990-10-31 1991-10-30 通信プロトコル解析装置および解析方法 Pending JPH07264264A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US60746590A 1990-10-31 1990-10-31
US07/607,465 1990-10-31

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001331592A Division JP2002223263A (ja) 1990-10-31 2001-10-29 通信プロトコル解析装置および解析方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07264264A true JPH07264264A (ja) 1995-10-13

Family

ID=24432400

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3310095A Pending JPH07264264A (ja) 1990-10-31 1991-10-30 通信プロトコル解析装置および解析方法
JP2001331592A Pending JP2002223263A (ja) 1990-10-31 2001-10-29 通信プロトコル解析装置および解析方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001331592A Pending JP2002223263A (ja) 1990-10-31 2001-10-29 通信プロトコル解析装置および解析方法

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JPH07264264A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1169325A (ja) * 1997-08-11 1999-03-09 Ando Electric Co Ltd 動画通信管理装置
JP2008118666A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Tektronix Internatl Sales Gmbh プロトコル・テスタ及びプロトコル試験方法
WO2020003393A1 (ja) * 2018-06-27 2020-01-02 株式会社Fuji ロジックアナライザ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1169325A (ja) * 1997-08-11 1999-03-09 Ando Electric Co Ltd 動画通信管理装置
JP2008118666A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Tektronix Internatl Sales Gmbh プロトコル・テスタ及びプロトコル試験方法
WO2020003393A1 (ja) * 2018-06-27 2020-01-02 株式会社Fuji ロジックアナライザ
JPWO2020003393A1 (ja) * 2018-06-27 2021-02-25 株式会社Fuji ロジックアナライザ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002223263A (ja) 2002-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Chou et al. Interface co-synthesis techniques for embedded systems
US5923867A (en) Object oriented simulation modeling
WO1996002039A1 (en) Hardware design verification system and method
JP2000516750A (ja) 標準ポート手段を有するnon―bond―outバージョンのマイクロコントローラをエミュレートする方法、このようなエミュレートを行うマイクロコントローラ及びエミュレーションを実行するためのシステム情報の格納及び/又は再生システム
JPH01134541A (ja) 情報処理装置
JPH11338734A (ja) コンピュ―タシステムおよびこのコンピュ―タシステムを動作させる方法
JPH05505274A (ja) 2個の非類似プログラムユニット間の呼出規格を自動的にインターフェイスさせるシステム及び方法
US6687894B2 (en) High-level synthesis method, high-level synthesis apparatus, method for producing logic circuit using the high-level synthesis method for logic circuit design, and recording medium
US20050021870A1 (en) Modular presentation device with network connection for use with PDA's and Smartphones
KR20030066641A (ko) 효율적인 데이터 로딩 및 언로딩을 위하여 합성된 패킷기반 프로토콜 논리를 이용한 하드웨어 보조 설계 검증시스템
JP2000207247A (ja) コンピュ―タシステムおよびこのコンピュ―タシステムを動作させる方法
US20040230668A1 (en) Modular presentation device for use with PDA's and Smartphones
US11775716B2 (en) High speed, low hardware footprint waveform
US7228513B2 (en) Circuit operation verification device and method
JPH07264264A (ja) 通信プロトコル解析装置および解析方法
Wenban A software development system for FPGA-based data acquisition systems
JPH11194960A (ja) ソフトウェア試験装置
US20030152111A1 (en) System for verifying operations of system LSI
Dutt et al. BIF: a behavioral intermediate format for high level synthesis
US6513126B1 (en) System for modeling a processor-encoder interface by counting number of fast clock cycles occuring in one slower clock cycle and triggering a domain module if fast clock reaches the corresponding number of cycles
Coelho et al. Redesigning hardware-software systems
Wilkes et al. Application of high level interface-based design to telecommunications system hardware
IES79079B2 (en) A communication system for facilitating communication between a PC and a host computer
KR0146519B1 (ko) 컴퓨터 시스템의 인터럽트 버스 데이타 패턴 추출장치
Slovák et al. Universal serial bus digital binary values control pulse width modulation utility

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030506