JPH07264115A - 予約衛星通信方式 - Google Patents
予約衛星通信方式Info
- Publication number
- JPH07264115A JPH07264115A JP5011894A JP5011894A JPH07264115A JP H07264115 A JPH07264115 A JP H07264115A JP 5011894 A JP5011894 A JP 5011894A JP 5011894 A JP5011894 A JP 5011894A JP H07264115 A JPH07264115 A JP H07264115A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- slot
- station
- reserved
- peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、スロット付ランダムアクセスと予約
アクセスを併用するシステムにおいて、安定したスロッ
ト付ランダムアクセス方式による通信を行える衛星通信
方式を提供することを目的としている。 【構成】中心局と複数の周辺局が、衛星を介して共通の
チャネルをタイムスロットに区切り通信する衛星通信方
式であり、スロット付ランダムアクセス方式と長データ
あるいは多量のデータを送信するための複数タイムスロ
ットを予約する方式を併用した衛星通信方式において、
周辺局でランダムアクセス方式にて送信しようとしたス
ロットが予約されたスロットであった場合、最終予約済
スロットよりランダムな時間遅延した後に送信を行う衛
星通信方式。
アクセスを併用するシステムにおいて、安定したスロッ
ト付ランダムアクセス方式による通信を行える衛星通信
方式を提供することを目的としている。 【構成】中心局と複数の周辺局が、衛星を介して共通の
チャネルをタイムスロットに区切り通信する衛星通信方
式であり、スロット付ランダムアクセス方式と長データ
あるいは多量のデータを送信するための複数タイムスロ
ットを予約する方式を併用した衛星通信方式において、
周辺局でランダムアクセス方式にて送信しようとしたス
ロットが予約されたスロットであった場合、最終予約済
スロットよりランダムな時間遅延した後に送信を行う衛
星通信方式。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、１局（中心局）対複数
局（各周辺局）間の通信を共通のチャネルを用いて多元
接続を行う衛星通信方式において、スロット付ランダム
アクセスと予約アクセスを併用する衛星通信に係り、特
にランダムアクセスによる衝突を少なくする予約衛星通
信方式に関する。
局（各周辺局）間の通信を共通のチャネルを用いて多元
接続を行う衛星通信方式において、スロット付ランダム
アクセスと予約アクセスを併用する衛星通信に係り、特
にランダムアクセスによる衝突を少なくする予約衛星通
信方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】中心局と複数の周辺局が、衛星を介した
共通のチャネルで通信を行う多元接続方式にスロット付
ランダムアクセス方式がある。この方式は、共通のチャ
ネル上にタイムスロットという時間幅を設け、各周辺局
はデータの送信要求が発生すると１タイムスロット長に
合わせてデータのパケット化を行い、任意のタイムスロ
ットにパケット化したデータを送信するものである。ま
た、タイムスロット長を越える長データを短時間に確実
に送信する場合、予約アクセス方式を併用する。これは
長データを送信する周辺局が必要タイムスロット数を中
心局に対し予約を行い、それにより割り当てられたタイ
ムスロットに分割した長データを送信する方式である。
この場合、残りの周辺局は他局が予約したタイムスロッ
トへの送信を抑制するので、該周辺局は衝突無く確実に
送信することが出来る。この例として、特開平１−２８
８１１７号公報「衛星通信方式及び衛星通信システム」
が有る。
共通のチャネルで通信を行う多元接続方式にスロット付
ランダムアクセス方式がある。この方式は、共通のチャ
ネル上にタイムスロットという時間幅を設け、各周辺局
はデータの送信要求が発生すると１タイムスロット長に
合わせてデータのパケット化を行い、任意のタイムスロ
ットにパケット化したデータを送信するものである。ま
た、タイムスロット長を越える長データを短時間に確実
に送信する場合、予約アクセス方式を併用する。これは
長データを送信する周辺局が必要タイムスロット数を中
心局に対し予約を行い、それにより割り当てられたタイ
ムスロットに分割した長データを送信する方式である。
この場合、残りの周辺局は他局が予約したタイムスロッ
トへの送信を抑制するので、該周辺局は衝突無く確実に
送信することが出来る。この例として、特開平１−２８
８１１７号公報「衛星通信方式及び衛星通信システム」
が有る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のスロット付
きランダムアクセス方式と予約アクセス方式を併用する
衛星通信方式では、各周辺局でデータが発生した時その
送信タイミングが他局により予約されたタイムスロット
であると、その最終予約済みタイムスロットの次のタイ
ムスロットに送信を行う。この場合、複数タイムスロッ
トにわたる割当てタイムスロット時間中にデータが発生
した周辺局が一斉に送信を行うので、衝突する確率が高
くなる。
きランダムアクセス方式と予約アクセス方式を併用する
衛星通信方式では、各周辺局でデータが発生した時その
送信タイミングが他局により予約されたタイムスロット
であると、その最終予約済みタイムスロットの次のタイ
ムスロットに送信を行う。この場合、複数タイムスロッ
トにわたる割当てタイムスロット時間中にデータが発生
した周辺局が一斉に送信を行うので、衝突する確率が高
くなる。
【０００４】本発明はこの問題を解決し、スロット付ラ
ンダムアクセスと予約アクセスを併用するシステムにお
いて安定したスロット付ランダムアクセス方式による通
信を行える衛星通信方式を提供することを目的としてい
る。
ンダムアクセスと予約アクセスを併用するシステムにお
いて安定したスロット付ランダムアクセス方式による通
信を行える衛星通信方式を提供することを目的としてい
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
め、本発明は次の手段を有する。各周辺局は送信するデ
ータが発生しその送信タイミングが予約済みのタイムス
ロットである時、そのデータをバッファリングし、予約
の最終タイムスロット直後からランダムな時間経過後そ
のデータの送信を行う。
め、本発明は次の手段を有する。各周辺局は送信するデ
ータが発生しその送信タイミングが予約済みのタイムス
ロットである時、そのデータをバッファリングし、予約
の最終タイムスロット直後からランダムな時間経過後そ
のデータの送信を行う。
【０００６】又、スロット付ランダムアクセス方式にて
送信したデータの再送タイミングが予約済みのタイムス
ロットである時、そのデータをバッファリングし、予約
の最終タイムスロット直後からランダムな時間経過後そ
のデータの送信を行うようにすることも出来る。
送信したデータの再送タイミングが予約済みのタイムス
ロットである時、そのデータをバッファリングし、予約
の最終タイムスロット直後からランダムな時間経過後そ
のデータの送信を行うようにすることも出来る。
【０００７】
【作用】予約を行った周辺局にて予約による通信を完了
する前に次に送信するデータが発生した場合も、他局が
予約しているときと同様に動作するので、全周辺局のス
ロット付きランダムアクセスにおける送達確率を等しく
することが出来る。
する前に次に送信するデータが発生した場合も、他局が
予約しているときと同様に動作するので、全周辺局のス
ロット付きランダムアクセスにおける送達確率を等しく
することが出来る。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【０００９】図２は本発明の一実施例の周辺局の装置構
成図を示す。周辺局２０６はＭＰＵ２０１と、送受信装
置２０２と、データバッファ２０３と、ランダムタイマ
２０４及び割当情報管理テーブル２０８からなり、デー
タ端末２０５と接続され中心局２０７と通信を行う。ま
ず周辺局２０６にて短データを送信する場合について説
明する。ここで短データとは周辺局がスロット付きラン
ダムアクセス方式により送信するデータとする。周辺局
２０６はデータ端末２０５より短データを受信すると、
データバッファ２０３に格納する。次に割当情報管理テ
ーブル２０８を参照し、直ちに送信可能な場合送受信装
置２０２を制御し中心局２０７へそのデータを送信す
る。一方割当情報管理テーブル２０８を参照した結果、
他の周辺局が予約中である場合、ランダムタイマ２０４
を起動しその終了スロット直後からランダムな時間経過
後中心局２０７へそのデータを送信する。
成図を示す。周辺局２０６はＭＰＵ２０１と、送受信装
置２０２と、データバッファ２０３と、ランダムタイマ
２０４及び割当情報管理テーブル２０８からなり、デー
タ端末２０５と接続され中心局２０７と通信を行う。ま
ず周辺局２０６にて短データを送信する場合について説
明する。ここで短データとは周辺局がスロット付きラン
ダムアクセス方式により送信するデータとする。周辺局
２０６はデータ端末２０５より短データを受信すると、
データバッファ２０３に格納する。次に割当情報管理テ
ーブル２０８を参照し、直ちに送信可能な場合送受信装
置２０２を制御し中心局２０７へそのデータを送信す
る。一方割当情報管理テーブル２０８を参照した結果、
他の周辺局が予約中である場合、ランダムタイマ２０４
を起動しその終了スロット直後からランダムな時間経過
後中心局２０７へそのデータを送信する。
【００１０】次に図１を用いて、本発明によるシステム
の動作を説明する。周辺局１にて予約が必要な長データ
が発生１０１すると、中心局に対し予約１０２を送信す
る。中心局は予約１０２を受信すると割当情報１０３を
全周辺局に送信する。周辺局１は中心局から割り当てら
れたスロットに４分割した長データａ１０４〜長データ
ｄ１０７を送信する。周辺局２及び周辺局３にてその時
間内に短データｅ、短データｆが発生１０８，１０９す
ると、その予約最終スロットよりそれぞれランダム遅延
１１０，１１１経過後送信するので衝突確率が低く、中
心局で短データｅ１１２、短データｆ１１３がを受信す
ることが出来る。
の動作を説明する。周辺局１にて予約が必要な長データ
が発生１０１すると、中心局に対し予約１０２を送信す
る。中心局は予約１０２を受信すると割当情報１０３を
全周辺局に送信する。周辺局１は中心局から割り当てら
れたスロットに４分割した長データａ１０４〜長データ
ｄ１０７を送信する。周辺局２及び周辺局３にてその時
間内に短データｅ、短データｆが発生１０８，１０９す
ると、その予約最終スロットよりそれぞれランダム遅延
１１０，１１１経過後送信するので衝突確率が低く、中
心局で短データｅ１１２、短データｆ１１３がを受信す
ることが出来る。
【００１１】短データｅ１１２又は、短データｆ１１３
がスロット付きランダムアクセスの再送であっても同様
である。
がスロット付きランダムアクセスの再送であっても同様
である。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明によればスロット付
きランダムアクセス方式と予約アクセス方式を併用した
システムであっても衝突確率を低く送信することが出
来、安定したスロット付きランダムアクセス方式による
通信を行える効果が有る。
きランダムアクセス方式と予約アクセス方式を併用した
システムであっても衝突確率を低く送信することが出
来、安定したスロット付きランダムアクセス方式による
通信を行える効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図１】他局予約中にデータが発生した場合の送信タイ
ミングを示す図である。
ミングを示す図である。
【図２】本発明の一実施例の周辺局の装置構成図であ
る。
る。
２０１…ＭＰＵ、 ２０２…送受信装置、 ２０３…データバッファ、 ２０４…ランダムタイマ、 ２０５…データ端末、 ２０６…周辺局、 ２０７…中心局、 ２０８…割当情報管理テーブル。
Claims (2)
- 【請求項１】中心局と複数の周辺局が、衛星を介して共
通のチャネルをタイムスロットに区切り通信する衛星通
信方式であり、スロット付ランダムアクセス方式と長デ
ータあるいは多量のデータを送信するための複数タイム
スロットを予約する方式を併用した衛星通信方式におい
て、 周辺局でランダムアクセス方式にて送信しようとしたス
ロットが予約されたスロットであった場合、最終予約済
スロットよりランダムな時間遅延した後に送信を行うこ
とを特徴とする予約衛星通信方式。 - 【請求項２】周辺局が衝突により再送を行うことを特徴
とする請求項１記載予約の衛星通信方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5011894A JPH07264115A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 予約衛星通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5011894A JPH07264115A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 予約衛星通信方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07264115A true JPH07264115A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12850207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5011894A Pending JPH07264115A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 予約衛星通信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07264115A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6778508B1 (en) | 1998-12-08 | 2004-08-17 | Nec Corporation | Multiple access communication system |
-
1994
- 1994-03-22 JP JP5011894A patent/JPH07264115A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6778508B1 (en) | 1998-12-08 | 2004-08-17 | Nec Corporation | Multiple access communication system |
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