JPH07256630A - 多成分系セメントの撹拌装置及び撹拌方法 - Google Patents

多成分系セメントの撹拌装置及び撹拌方法

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JPH07256630A
JPH07256630A JP6295022A JP29502294A JPH07256630A JP H07256630 A JPH07256630 A JP H07256630A JP 6295022 A JP6295022 A JP 6295022A JP 29502294 A JP29502294 A JP 29502294A JP H07256630 A JPH07256630 A JP H07256630A
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cement
stirring
shaking
container
tube
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Wee Dick Ter
ター ヴェー ディック
Gerard Anton Kok
アントン コック ゲラルト
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Allo Pro AG
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F31/00Mixers with shaking, oscillating, or vibrating mechanisms
    • B01F31/20Mixing the contents of independent containers, e.g. test tubes
    • B01F31/22Mixing the contents of independent containers, e.g. test tubes with supporting means moving in a horizontal plane, e.g. describing an orbital path for moving the containers about an axis which intersects the receptacle axis at an angle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F2101/00Mixing characterised by the nature of the mixed materials or by the application field
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F33/00Other mixers; Mixing plants; Combinations of mixers
    • B01F33/50Movable or transportable mixing devices or plants
    • B01F33/501Movable mixing devices, i.e. readily shifted or displaced from one place to another, e.g. portable during use
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  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】セメントの化学反応に好ましくない空気とセメ
ント液体成分との混合を低く抑えるとともに、無菌状態
での撹拌が可能であり、かつ撹拌容器から直接セメント
を注出先へ注出できる多成分系セメントの撹拌装置及び
撹拌方法の提供。 【構成】骨セメントなど、少なくとも1つの液体成分3a
を有する多成分系セメント3 の撹拌装置に関し、同装置
は細長い撹拌容器1 と、撹拌駆動部2 とを有する。撹拌
容器1 は駆動部2 に連結された連結部4 上にその底部を
係合させた状態で垂直方向に配置され、震盪運動が撹拌
容器1 の縦軸6 に直交する震盪面5 上において連結部を
介して撹拌容器1 に伝達され、成分が混合される。空気
またはガスが撹拌容器1 内に封入されており、これによ
り重力方向に直交する方向に作用する加速の下で、重力
に対抗した液体成分の移動が許容される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多成分系セメント(Me
hrkomponentenzement)の撹拌装置
であって、少なくとも1つが液体である2つ以上の成分
からなる多成分系セメントを投入する撹拌容器と、モー
タ式撹拌装置とを有する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多成分系セメントは硬化時間が短く、加
工処理時の時間的損失が僅かなことから使用されてい
る。2つの成分からなるセメントは所望の反応を得るた
めに2つの成分の相互適合を要するのみであり有利とい
える。2つ以上の成分が混合される場合、混合過程がセ
メントの品質を決定する大きな要因を占める。
【0003】骨セメント(Knochenzemen
t)は多成分系セメントのうちでも特殊なものであり、
移植材の固定に使用される。骨セメントは無菌状態にお
ける作業を要し、準備段階では無菌環境下で混合する必
要がある。今日まで、骨セメントの撹拌には撹拌ロッド
をモータで駆動する調理用ミキサーと同じ原理を用いた
撹拌装置が使用されており、撹拌される成分のうちの少
なくとも1つは液体である。この装置に付随する問題と
しては、クリームの泡立て器のように撹拌中に空気が液
体成分と混合される点が挙げられる。空気の混合はセメ
ントの化学反応にとって好ましくなく、この装置では空
気との更に広い接触面積が物理的に形成されるという問
題がある。
【0004】更に別の撹拌方法としては、フリッター
(Fritten)または静撹拌装置(statisc
hen Mischern)を使用するとともに、撹拌
ガスを加えて撹拌することが可能である。この場合、撹
拌ガスの濃度によっては撹拌ガスの使用に対し新たな安
全対策を講じる必要があり、撹拌ガスの使用は望ましく
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はセメン
トの化学反応に好ましくない空気とセメント液体成分と
の混合を低く抑えるとともに、無菌状態でのセメントの
撹拌が可能であり、かつ撹拌容器から直接セメントを注
出先へ注出することを可能とする多成分系セメントの撹
拌装置及び撹拌方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、撹拌
を実行するために撹拌容器の縦軸に直交する平面上での
震盪を行う震盪駆動部として提供された撹拌駆動部上に
取り付けられた連結部上に、その底面を配置することが
可能な細長い撹拌容器を有する撹拌装置であって、撹拌
容器が細長い管であり、管の縦軸に直交する震盪面上に
作用する震盪駆動部として提供された撹拌駆動部上に、
撹拌を行うために管の底面を連結部を介して配置するこ
とが可能な撹拌装置を提供する。また、本発明は第1工
程において継続的に加速された際に、その一部の小さな
体積部分を液体に明け渡し得る移動可能なガス・クッシ
ョン、好ましくはエアー・クッションを形成するため
に、液体の充填が可能な管の体積のうち約1/4以上を
充填しないように管に成分を充填するとともに、望まし
くは前記管を密閉し、これによって液体部分に成分の撹
拌をもたらす剪断応力及び流動を形成することと、第2
工程において、容器の壁に対する液体の連続的な移動、
望ましくは震盪面上において円を描く震盪運動を形成す
るために管を特定の撹拌時間にわたって震盪駆動部の連
結部上に押圧することと、第3工程において、別の工程
を実施するために撹拌したセメントを管から全て排出す
るか、または好ましくは管から直接押し出すこととを特
徴とする撹拌方法を提供する。
【0007】撹拌中に、撹拌容器内にはガス・クッショ
ンまたはエアー・クッション以外の外来物が存在しない
うえ、ガス・クッションまたはエアークッションにより
液体との単純で連続する接触面の形成が可能である。実
際の撹拌がこの接触面の下で行われることにより、新た
に準備されたセメントを使用する別の工程に撹拌容器を
直接使用することが可能となる。この場合、物理的な力
を外部から加えることにより容器内部の容量を減少さ
せ、セメントを押し出すことができる。容器の内壁に沿
った液体成分の移動は混合に重要であり、充填量に対す
る大きな接触面積を形成するために混合容器は細長い管
として形成されている。容器の底面を震盪駆動部の連結
部上に配置することにより容器が移動される。容器の縦
軸に直交する平面上の震盪作用が連結部を介して容器に
伝達されることにより、容器の壁は液体に対して変位さ
れ、剪断応力が生じるとともに、渦流が発生する。この
結果、容器全体を他の支点をともなうことなく連結部上
に係合させるか、または連結部に容器の一端を係合さ
せ、かつ手で容器を把持することが可能である。
【0008】更に、容器の密閉に使用される1つ以上の
密閉片を有する容器を用いた場合、原料及び好ましくな
い蒸気の間の接触を回避するために大気から容器を隔離
して撹拌工程を実行することが可能である。密閉片が密
閉キャップを備えた漏斗であり、容器の内部容量を減少
させることが可能な場合、セメントを別の容器に移した
り、セメントを掻き取ることを伴うことなく新たに混合
されたセメントを所望の場所へ直接分配することが可能
である。適切な連結部を使用した場合、セメント・ガン
のシリンダー及びピストンを撹拌容器として直接使用す
ることが可能である。セメントが無菌環境下またはクリ
ーン・ルームでの処理を要する骨セメントである場合、
分離用箔または無菌布を連結部及び容器の間に配置する
ことが可能である。容器間における移し換え及び非無菌
領域からの移し換えに伴う問題または不確実性を伴わな
いため、約2分間の撹拌時間を要する骨セメントを無菌
領域内のスポット上で処理要件に基づいて混合し、理想
的な粘稠度で分配することが可能である。連結部及び容
器間の遊びは、分離用箔の配置を許容する最低量でよ
い。震盪は押圧された分離用箔を介して連結部から容器
上に伝達される。
【0009】通常の構成をなす連結部は外側錐面または
内側錐面を有しており、連結部はそれに対応するように
形成された容器の基部を連結部の中心に配置することを
許容するとともに、連結部の縦軸に直交する方向に力を
集中させることが可能である。
【0010】連結部の実際の震盪は容器の縦軸に直交す
る平面上において発生する。撹拌には震盪面上における
円運動が回転周波数ν≧40s- 1 を有する場合が有利
である。連結部の回転軸を中心として回転しない連結部
の円運動は、連結部と容器の間に位置する分離用箔に対
して僅かな負荷を及ぼす。円運動は連結部が回転可能に
取り付けられた偏心カムによって生じる。また、震盪駆
動部の円振動子上に連結部を固定することにより円運動
を提供することも可能である。
【0011】容器内における撹拌は液体の移動を必要と
する。水平方向に加速された容器の壁がもたらす圧力に
より液体が重力に対抗して自由に移動できる場合に、液
体の移動量が増加する。このため、容器が密閉されてい
る場合にも容器の壁に沿った液体の上方への移動が許容
されるように成分が充填された際、十分な量の空気が容
器上端近くに確保される。この際、空間部分において大
きな抵抗を伴うことなく空気が流れる。
【0012】
【実施例】本発明を添付図面とともに以下に詳述する。
図1,3には骨セメントなどの多成分系セメントの撹拌
装置を示す。セメントは少なくとも1つの液体成分を有
しており、空の細長い撹拌容器内へ投入される。この撹
拌容器は撹拌容器の長手方向に直交する平面上に作用す
る振動を撹拌容器に伝達するために、震盪駆動部と連結
された連結部上に撹拌容器の底部を係合させるように配
置されている。成分の良好な流れまたは混合を達成する
ために、空気または別の気体からなる空間が撹拌容器内
に形成されている。これは重力方向に直交する方向に作
用する加速の下で重力に対抗した液体成分の移動を許容
する。円運動を伴う震盪は成分混合のための一定の加速
及び流れを形成するために特に有利である。撹拌容器は
別の組付品を含まないため、容器を生セメントの注出に
直接使用することが可能である。
【0013】図1では、作業者は撹拌容器1を把持して
おり、撹拌容器1は細長い管11、同管11の上端に被
せられたねじ込み式のカバー9及び同カバー上端を閉鎖
する密閉キャップ8を有する。作業者は管11の底部
を、連結部4の内側錐面24上へ押圧し、内側錐面24
はその中心に管11の底部を指向させる。連結部4はベ
アリング19を介して差込部18上に回転可能に取り付
けられており、差込部18は偏心距離22を伴って回転
軸30の周囲の円軌道26上を回転する。回転運動を伴
う震盪は偏心距離22を伴って回転軸30に直交する震
盪面5上において管11に発生し、震盪面5は管11の
縦軸6にほぼ直交している。液体成分の粘度が高くな
く、管壁に加わる加速が粘度に適合している場合、震盪
により成分が混合される。差込部18が連結部縦軸16
上で自由に回転可能であり、かつ差込部18及び連結部
4間におけるベアリングの摩擦力が小さいため、作業者
は撹拌容器1を介して摩擦力を排除することができる。
【0014】回転運動とは異なる偏心運動が震盪面5上
において回転軸30を中心として発生する。この偏心運
動により液体が管の内壁に沿って異なる高さまで上昇す
る。そして、最高の液面の高さをもたらす回転運動が偏
心運動により達成される。この際、撹拌容器1内に封入
されたガス・クッション20は液体の移動を許容する。
セメントの液体成分3aの自由な動きを許容するのに十
分な体積をガス・クッション20が有する場合、セメン
トの液体成分3a及び個体成分3b(顆粒状または粉末
状)は均一に混合される。円運動は液体が表面から跳ね
ることを防止するとともに、ガス・クッション20及び
液体成分間の単純に連続する接触面において液体成分の
液面の上昇が阻止されるという利点を有する。撹拌容器
全体の容量のうち1/4が気体である場合に十分な効果
を得ることができる。これにより、セメントはガスの混
合を伴うことなく撹拌され、特に良好なセメントの結合
力が得られる。この結果、容器の移し替えなどによりセ
メントが最終目的場所へ直接に注出されない場合にも、
この種類の混合は有用といえる。
【0015】図2では、図1の撹拌容器1内において撹
拌されたセメント3が密閉キャップの除去後に、矢印1
0方向に作用する変形力により外へ押し出されている。
管11はセメント3を押し出すために、管11の長さ方
向に直交する方向に作用する変形力により変形可能に形
成されている。
【0016】この混合過程は、ハンド・ガンを震盪させ
る際の回転周波数がν≧40S- 1である場合、2つの
成分から成る骨セメントの撹拌に有利である。この骨セ
メントの例として、ポリメタル酸メチル及び添加剤の2
つの成分からなる骨セメントがスイスにあるズルツァー
・アクチェンゲゼルシャフト社(SULZER AG)
からスルフィックス60(SULFIX60)及びスル
フィックス6(SULFIX6)の商標名で販売されて
いる。実際の震盪時間は約2分間である。
【0017】図3は撹拌容器1として使用されるセメン
ト・ガンのピストン13及びシリンダー12を示す。管
11は成分3a、3bの投入後にカバー9及び密閉キャ
ップ8にて密閉されている。容器全体の1/4の体積を
占めるエアー・クッション20及び成分3a,3bが混
合のために容器に充填されている。ピストン13は連接
棒を連結するためのネジ山を備えた接続部23を有する
とともに、容器1の底部を形成しており、シリンダー1
2に対して横方向に予備応力が作用している。作業者は
円錐面15を有する連結部4上にその下部開口が位置す
るようにシリンダー12を配置するとともに、シリンダ
ー12を連結部4に対して押圧する。連結部4は円軌道
26に沿って回転軸31を中心に移動し、震盪面5上に
円形の偏心を形成し、成分3a,3bの混合に作用す
る。
【0018】この種類の連結は、内径の大きさが異なる
複数種のシリンダーに対し使用できるという利点を有す
る。更に、この種類の連結は震盪面5上における連続的
な撹拌を可能とし、連結部4及びシリンダー12間への
分離用箔14の配置を容易にする。分離用箔14は、そ
の上に配置されたシリンダー12から撹拌駆動部2を完
全に分離する。撹拌駆動部2を被覆し、セメントを無菌
領域内で撹拌するために、骨セメントの撹拌には無菌布
が分離用箔14として使用される。シリンダー12は撹
拌後に持ち上げられ、シリンダー12上の環21を介し
てピストル(図示略)上に固定される。そして、連接棒
はセメントを押し出すためにピストン13上に作用す
る。
【0019】例えば、オランダのブレダ アーツェー
エヌエル−4823 ツィンクストラート64(Zinkst
raat 64, NL-4823 AC Breda )に所在するラビンコ社
(Labinco B.V.)から販売されている型式番号L46の
血液撹拌装置は本発明の撹拌駆動部2に適する。円錐面
15を有する連結部4は撹拌駆動部2に螺合されてい
る。この種類の撹拌装置は電源ケーブル25を介して駆
動用電力の供給を受けている。撹拌駆動部(2)は振動
子29に対し略円形状をなす軌道に沿った円運動をもた
らし、振動子29はステータ32において変化される磁
場28を伴って渦巻バネ27であるロッド上に固定され
ている。
【0020】図4(a)は移植材を固定する2つの成分
からなるセメントの一般的な準備における温度の経時変
化を分毎に示す。各段階について以下に詳述する。 I …各成分が撹拌容器内へ投入され、機械式撹拌装置に
よって撹拌されている段階。 II…混合物がインジェクター内に移し替えられた段階
(I またはIIにおいて無菌領域への移し替えを実行)。 III …セメントの反応時間の経過を待つ段階。 IV…骨セメントが注出され、移植材の端部に骨セメント
を塗布する段階。 V …振動を伴うことなくセメントの硬化を許容する段
階。 図4(b)では、図4(a)の段階I ,IIは段階Mによ
って置換されている。段階Mでは無菌領域内において無
菌状態にあるセメント成分が図3に示す撹拌容器内へ投
入され、撹拌容器が密閉された後に撹拌が行われ、次い
でセメント・ガンの取っ手上に撹拌容器が配置される。
この結果、セメントは注出されるまで大気から遮断され
た無菌状態に維持される。例えば、セメントの注出は約
5分経過した後に実行される。即ち、第2の成分が無菌
領域内において投入され、注出以前に5分間の撹拌を実
行するために容器が密閉される。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
セメントの化学反応に好ましくない空気とセメント液体
成分との混合を低く抑えるとともに、無菌状態でのセメ
ントの撹拌が可能であり、かつ撹拌容器から直接セメン
トを注出先へ注出することができるという優れた効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】撹拌容器及び撹拌駆動部を有する撹拌装置の縦
断面図。
【図2】セメント注出のために上下逆に配置した図1の
撹拌容器の正面図。
【図3】本発明の別の実施態様に基づく撹拌装置の縦断
面図。
【図4】(a)は2成分からなる骨セメントの従来の混
合過程を示す線図。(b)は2成分からなる骨セメント
の本発明の混合過程を示す線図。
【符号の説明】
1…撹拌容器、2…モータ式駆動部、3…多成分系セメ
ント、3a,3b…セメント成分、4…連結部、5…震
盪面、6…縦軸、7…震盪駆動部、8,9…密閉片、1
0…物理的な力、11…管、13…ピストン、14…分
離用箔、15…円錐面、16…連結部縦軸、26…円軌
道、29…振動子。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの成分を含み、その成分
    のうちの少なくとも1つが液体である多成分系セメント
    (3)を投入する撹拌容器(1)と、モータ式撹拌駆動
    部(2)とを有する多成分系セメント(3)の撹拌装置
    であって、 前記撹拌容器(1)が細長い管(11)であり、管(1
    1)の縦軸(6)に直交する震盪面(5)上に作用する
    震盪駆動部(7)を構成する撹拌駆動部(2)上に、撹
    拌を行うために管(11)の底面を連結部(4)を介し
    て配置可能に設けたことを特徴とする撹拌装置。
  2. 【請求項2】 大気から隔離して撹拌を行うために1つ
    以上の密閉片(8,9)を介して管(11)が密閉され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 撹拌後にセメント(3)を注出するため
    に外部からの物理的な力(10)によって管(11)の
    体積を減少させることを特徴とする請求項1または2に
    記載の装置。
  4. 【請求項4】 管(11)がセメント・ガンのシリンダ
    ー(12)及びピストン(13)から形成されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいづれか1項に記載の
    装置。
  5. 【請求項5】 管(11)及び震盪駆動部(7)間に無
    菌布であることが望ましい移動可能な分離用箔(14)
    を配置することを許容するために、十分な遊びを管(1
    1)及び震盪駆動部(7)の間の連結部(4)が有する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいづれか1項に記載
    の装置。
  6. 【請求項6】 震盪作用を伝達するために管(11)の
    縦軸(6)方向に作用する押圧力により管(11)を震
    盪面(5)上において外方向の中心または内方向の中心
    へ配置する円錐面(15)として連結部(4)が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至5のいづれか1
    項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 震盪駆動部(7)の連結部(4)が下記
    のいずれかの構成をなし、(イ)回転可能に取り付けら
    れている、(ロ)震盪駆動部(7)の振動子(29)上
    に固定されている、さらに、連結部縦軸(16)が震盪
    面(5)上に位置する円軌道(26)上を移動すること
    を特徴とする請求項1乃至6のいづれか1項に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 震盪面(5)上における円運動の回転周
    波数がν≧40s- 1 であることを特徴とする請求項7
    に記載の装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいづれか1項に記載の
    装置を、撹拌前における液体成分の粘度が20℃におい
    て400[ cSt] 未満である多成分系セメント(3)
    に使用する方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至8のいづれか1項に記載
    の装置を、ポリメタル酸メチルなど2つの成分からなる
    骨セメントに適した多成分系セメント(3)に使用する
    方法。
  11. 【請求項11】 第1工程において、継続的に加速され
    た際に、その一部の小さな体積部分を液体(30)に明
    け渡し得る移動可能なガス・クッション、好ましくはエ
    アー・クッション(20)を形成するために、液体の充
    填が可能な管(11)の体積のうち約1/4以上を充填
    しないように管(11)に成分(3a,3b)を充填す
    るとともに、望ましくは前記管(11)を密閉し、これ
    によって液体部分(3a)に成分(3a,3b)の撹拌
    をもたらす剪断応力及び流動を形成することと、 第2工程において、容器の壁に対する液体(3a)の連
    続的な移動、望ましくは震盪面(5)上において円を描
    く震盪運動を形成するために管(11)を特定の撹拌時
    間にわたって震盪駆動部(7)の連結部(4)上に押圧
    することと、 第3工程において、別の工程を実施するために撹拌した
    セメント(3)を管(11)から全て排出するか、また
    は好ましくは管(11)から直接に押し出すこととを特
    徴とする請求項1乃至10のいづれか1項に記載の装置
    を使用した場合の多成分系セメント(3)の撹拌方法。
JP6295022A 1993-12-08 1994-11-29 多成分系セメントの撹拌装置及び撹拌方法 Pending JPH07256630A (ja)

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