JPH0725643U - 電話機用送受話器 - Google Patents

電話機用送受話器

Info

Publication number
JPH0725643U
JPH0725643U JP5836493U JP5836493U JPH0725643U JP H0725643 U JPH0725643 U JP H0725643U JP 5836493 U JP5836493 U JP 5836493U JP 5836493 U JP5836493 U JP 5836493U JP H0725643 U JPH0725643 U JP H0725643U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiver
handset
main body
telephone
telephone handset
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5836493U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2568401Y2 (ja
Inventor
智彦 上村
睦治 鶴原
修司 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hosiden Corp filed Critical Hosiden Corp
Priority to JP1993058364U priority Critical patent/JP2568401Y2/ja
Publication of JPH0725643U publication Critical patent/JPH0725643U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2568401Y2 publication Critical patent/JP2568401Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 受話器本体のレシーバー収納部を耳から離し
た状態で使用したとしても、低域特性が極端に低下しな
いようにする。 【構成】 帯域の広いもの、特に低域感度に優れたレシ
ーバー200とマイクロホンとを受話器本体100に内
蔵した電話機用送受話器であって、フック孔123にレ
シーバー200の振動板210とレシーバー収納部12
1の底部との間の空間600に連通するリーク孔を形成
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、音質を改善した電話機用送受話器に関する。
【0002】
【従来の技術】
電話機用送受話器は、図4に示すように、受話器本体100と、この受話器本 体100に収納されるレシーバー200及びマイクロホン (図示省略) とを有し ている。レシーバー200は、音声用小孔121Bが開設されたレシーバー収納 部121に収納される。なお、図面中123は、電話機本体 (図示省略) を壁掛 けタイプにした場合に、電話機用送受話器が落下しないようにするフック穴であ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
レシーバーには低域感度に優れたものが使用され、その特性は受話器本体に耳 を密着させたのと同じ状態で測定され、図5に実線で示したようになる。しかし 、実際には耳から離した状態で使用されることが多いため、実際の使用時のレシ ーバーの特性は図5に破線で示したようになる。すなわち、低域感度に優れたレ シーバーを使用しているにもかかわらず、60ヘルツ〜200ヘルツの低域感度 が測定状態より極端に低下するのである。
【0004】 本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、受話器本体のレシーバー収納部 を耳から離した状態で使用したとしても、低域特性が極端に低下しない電話機用 送受話器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る電話機用送受話器は、レシーバーとマイクロホンとを受話器本体 に内蔵した電話機用送受話器であって、受話器本体を把持した使用者が塞ぐおそ れのない部分に前記レシーバーの振動板とレシーバー収納部の底部との間の空間 に連通するリーク孔を形成した。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の一実施例に係る電話機用送受話器のレシーバー収納部の概略的 断面図、図2はこの電話機用送受話器の概略的分解斜視図、図3はこの電話機用 送受話器のレシーバーの特性を示すグラフである。なお、従来のものと略同一の 部品等には同一の符号を付して説明を行う。
【0007】 本実施例に係る電話機用送受話器は、レシーバー200とマイクロホン300 とを受話器本体100に内蔵した電話機用送受話器であって、受話器本体100 のレシーバー収納部121に形成されたフック穴123に前記レシーバー200 の振動板210とレシーバー収納部121の底部121Aとの間の空間600に 連通するリーク孔を形成した。
【0008】 前記受話器本体100は、上本体110と、下本体120とに大別され、下本 体120の両端部にレシーバー収納部121とマイク収納部122とが形成され ている。
【0009】 マイク収納部122には、図2に示すように、マイクロホン300が挿入され る筒部122Aと、モジュラージャック500が取り付けられるジャック取付部 122Bとが形成されている。なお、図面中310はウレタン等からなるパッド を示している。
【0010】 一方、レシーバー収納部121の底部121Aには、図1に示すように、複数 個の音声用小孔121Bが開設されている。また、レシーバー収納部121の外 壁部121C、それも受話器本体100を手で把持した場合に下側になる外壁部 121Cにはフック穴123が形成されている。
【0011】 ここで、フック穴123とは、電話機本体 (図示省略) を壁掛けタイプとした 場合に、電話機用送受話器が電話機本体から落下しないように、電話機本体に設 けられたフックが引っ掛かる穴であって、受話器本体100の下本体120のレ シーバー収納部121の外壁部121Cに形成されている。そして、従来の電話 機用送受話器では、このフック穴123は貫通していなかったが、本考案に係る 電話機用送受話器のフック穴123の底部は貫通しているのである。
【0012】 フック穴123とレシーバー200との間には、管部材400が設けられてい る。この管部材400は、貫通孔410が開設されており、当該貫通孔410と 前記フック穴123とでリーク孔を形成する。すなわち、レシーバー200の振 動板210とレシーバー収納部121の底部との間の空間600は、リーク孔で 外部と連通されることになる。
【0013】 一方、レシーバー200には、従来の電話機用送受話器に使用されているもの より帯域の広いもの、特に低域感度に優れたものを使用する(図3実線参照)。
【0014】 なお、図2に示した700はモジュラージャック500と接続されるプリント 基板、800は使用時における重量感を演出するためのウエイトである。
【0015】 次に、上述した構成の電話機用送受話器の作用について説明する。 受話器本体100を耳にぴったりと密着させた状態、すなわち特性の測定状態 と同じ状態で使用すると、レシーバー200は従来のものより帯域が広く、特に 低域感度の優れたものであるから、図3に実線で示すように、より低域の感度( 60ヘルツ〜200ヘルツ)が優れている。
【0016】 一方、実際の使用状態、すなわちレシーバー200から耳が離れた状態で使用 すると、低域感度は若干低下するが、リーク孔によってレシーバーの振動板とレ シーバー収納部の底部との間の空間が外部と連通されているため、図3に破線で 示すように、特性の測定状態と比較してもそれほど低域感度が低下することはな い。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係る電話機用送受話器は、レシーバーとマイクロホンとを受話器本体 に内蔵した電話機用送受話器であって、受話器本体を把持した使用者が塞ぐおそ れのない部分に前記レシーバーの振動板とレシーバー収納部の底部との間の空間 に連通するリーク孔を形成した。このため、実際の使用状態(レシーバーを耳か ら離した状態)における低域感度は、測定状態における低域感度から極端に低下 することがない。
【0018】 また、使用者が使用中に塞ぐおそれのない部分として、受話器本体のレシーバ ー収納部に形成されたフック穴を選択し、この部分にリーク孔を開設したので、 リーク孔が使用者に塞がれて、低域感度が変化するおそれがなく、デザイン的に も優れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る電話機用送受話器のレ
シーバー収納部の概略的断面図である。
【図2】この電話機用送受話器の概略的分解斜視図であ
る。
【図3】この電話機用送受話器のレシーバーの特性を示
すグラフである。
【図4】従来の電話機用送受話器のレシーバー収納部の
概略的断面図である。
【図5】従来の電話機用送受話器のレシーバーの特性を
示すグラフである。
【符号の説明】
100 受話器本体 121 レシーバー収納部 123 フック孔 200 レシーバー 210 振動板 600 空間

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レシーバーとマイクロホンとを受話器本
    体に内蔵した電話機用送受話器において、受話器本体を
    把持した使用者が塞ぐおそれのない部分に前記レシーバ
    ーの振動板とレシーバー収納部の底部との間の空間に連
    通するリーク孔を形成したことを特徴とする電話機用送
    受話器。
  2. 【請求項2】 前記使用者が使用中に塞ぐおそれのない
    部分は、受話器本体のレシーバー収納部に形成されたフ
    ック穴であることを特徴とする請求項1記載の電話機用
    送受話器。
  3. 【請求項3】 前記レシーバーは帯域の広いもの、特に
    低域感度に優れたものであることを特徴とする請求項1
    又は2記載の電話機用送受話器。
JP1993058364U 1993-10-01 1993-10-01 電話機用送受話器 Expired - Lifetime JP2568401Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993058364U JP2568401Y2 (ja) 1993-10-01 1993-10-01 電話機用送受話器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993058364U JP2568401Y2 (ja) 1993-10-01 1993-10-01 電話機用送受話器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0725643U true JPH0725643U (ja) 1995-05-12
JP2568401Y2 JP2568401Y2 (ja) 1998-04-15

Family

ID=13082269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993058364U Expired - Lifetime JP2568401Y2 (ja) 1993-10-01 1993-10-01 電話機用送受話器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2568401Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5734768U (ja) * 1980-07-31 1982-02-24
JPS60189161U (ja) * 1984-05-26 1985-12-14 株式会社村田製作所 電話用受話装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5734768U (ja) * 1980-07-31 1982-02-24
JPS60189161U (ja) * 1984-05-26 1985-12-14 株式会社村田製作所 電話用受話装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2568401Y2 (ja) 1998-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4178488A (en) Telephone set
US6493456B1 (en) Thin speaker assemblies including laterally offset resonator cavities and personal electronic devices including the same
US6324284B1 (en) Telephone handset with enhanced handset/handsfree receiving and alerting audio quality
US6130945A (en) Cellular phone case
US20040214594A1 (en) Device having smart user alert
JP3420756B2 (ja) 通信機器用ハンドセット
JP3266132B2 (ja) 折り畳み式携帯電話機
JP3219600U (ja) 詐欺電話警報装置
KR20010049152A (ko) 전화기 핸드세트, 무선 전화기 또는 이동 전화기
JPH0725643U (ja) 電話機用送受話器
JP2984599B2 (ja) 電話機
JPH0744596B2 (ja) スイッチ組立体
JPH10512419A (ja) 埋め込み式高次マイクロフォン
JP3789039B2 (ja) 電話装置及び送受信ユニット
KR100966003B1 (ko) 휴대폰용 집음기
JP3222594U (ja) 詐欺電話警報装置
CN219204535U (zh) 一种具有录音功能的紧急电话机
JPS6224749A (ja) 通信機のサウンダ−構造
US20040141610A1 (en) Telephone set
US4410771A (en) Telephone handset receptacle for off-hook placement
JPS62209952A (ja) 電話機用送受器
KR200286783Y1 (ko) Lcd창과 버턴다이얼을 구비한 이어폰
JPS645415Y2 (ja)
JP3111013U (ja) 携帯電話用ハンドフリー通話装置
JPH0122287Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term