JPH0725436U - ファイル暗号化方式 - Google Patents

ファイル暗号化方式

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JPH0725436U
JPH0725436U JP057052U JP5705293U JPH0725436U JP H0725436 U JPH0725436 U JP H0725436U JP 057052 U JP057052 U JP 057052U JP 5705293 U JP5705293 U JP 5705293U JP H0725436 U JPH0725436 U JP H0725436U
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JP
Japan
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key
procedure
encryption
file
secret key
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Pending
Application number
JP057052U
Other languages
English (en)
Inventor
實 佐々木
博晴 吉川
Original Assignee
株式会社パンプキンハウス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社パンプキンハウス filed Critical 株式会社パンプキンハウス
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Publication of JPH0725436U publication Critical patent/JPH0725436U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で簡易なファイル暗号化方式を提供す
る。 【構成】 暗号処理手順と鍵生成手順と秘密鍵入力手順
を具備する外部装置が、パソコンやワープロ等の情報処
理装置に前記手順を入力し、前記暗号処理手順に従い、
前記鍵生成手順で生成させた鍵を用いてファイルを暗号
化すると共に前記秘密鍵入力手順で入力した秘密鍵で前
記鍵を暗号化して暗号化鍵を作成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、情報処理装置のファイル暗号化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
パスワードによる認証や、キーボードから鍵を入力してファイルを暗号化する 方式や、鍵テーブルの中から鍵を選択して暗号化を行うファイル暗号化方式があ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、パスワードによる認証の場合、データファイルが記憶されている記憶 手段に対し、全ての記憶された情報を出力させる等の手順を作ることにより、容 易にその秘匿が破られるという問題がある。また、キーボードから鍵を入力して 暗号化する方法は、暗号文を復号する鍵が容易に推定されるという問題があり、 さらに、鍵テーブルの中から鍵を選択して暗号化を行う方法は、鍵テーブルと選 択した情報の管理が必要であり、これらの問題がファイル暗号化の障害となって いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によるファイル暗号化方式は、情報処理装置が、暗号処理手順と鍵生成 手順と秘密鍵入力手順を具備する外部装置から前記手順を入力し、前記鍵生成手 順に従って生成した鍵を用いてデータファイルを前記暗号処理手順で暗号化する と共に、暗号化に用いた前記鍵を、前記秘密鍵入力手順に従い入力した秘密鍵を 用いて前記暗号処理手順で暗号化し、暗号化したデータファイルと暗号化した鍵 を、内蔵する記憶手段又はフロッピーディスク等の外部記憶手段に記憶させて管 理することを可能とした。 本考案は、データファイルを暗号化することにより、記憶手段に記憶された全 ての情報が出力されたとしても情報が漏洩することを防ぐと共に、本考案による 手順をフロッピーディスク等の記憶媒体に記憶させることより、本考案による方 式を安価に普及させることを可能とし、また、データファイルの暗号化に用いる 鍵を鍵生成手順で生成させることにより、暗号化の鍵を推定することを不可能と し、さらに、暗号化の鍵を使用者だけが知る秘密鍵で暗号化することにより、そ の運用を容易にしたファイル暗号化方式を提供する。
【0005】
【実施例】
本考案のファイル暗号化方式に於ける暗号化と復号の実施例を、それぞれ、図 1と図2に示す。 図1と図2で、パソコンやワークステーション及びワープロ等の情報処理装置 が管理するデータファイルを(10)、前記情報処理装置が、フロッピーディス クやメモリカード等の外部装置から入力した鍵生成手順と秘密鍵入力手順と暗号 処理手順に従って行う制御手段を、それぞれ、鍵生成手段(11)、秘密鍵入力 手段(12)、暗号処理手段(13)に示す。 図1で、前記情報処理装置は、前記鍵生成手段(11)で生成させた鍵(14 )を、前記データファイル(10)を暗号化する為の鍵として前記データファイ ル(10)と共に前記暗号処理手段(13)に送り、同時に、前記秘密鍵入力手 段(12)で入力した秘密鍵(15)を、前記鍵(14)を暗号化する為の鍵と して前記鍵(14)と共に前記暗号処理手段(13)に送る。 前記暗号処理手段(13)は、前記鍵(14)で前記データファイル(10) を暗号化して暗号ファイル(16)を作成すると共に、前記秘密鍵(15)で前 記鍵(14)を暗号化して暗号化鍵(17)を作成する。 図2で、前記情報処理装置は、前記秘密鍵入力手段(12)で入力した前記秘 密鍵(15)を、前記暗号化鍵(17)を復号する為の鍵として前記暗号化鍵( 17)と共に前記暗号処理手段(13)に送り、前記暗号処理手段(13)は、 前記秘密鍵(15)で前記暗号化鍵(17)を復号して前記鍵(14)を生成し 、生成した前記鍵(14)で前記暗号ファイル(16)の復号を行いデータファ イル(10)を得る。 ここで、前記鍵生成手段(11)は、予めメモリに記憶したデータ列を順次読 み出して用いる方法や、原始多項式による擬似乱数発生回路を用いる方法等があ る。また、前記秘密鍵入力手段(12)は、前記データファイル(10)を管理 する管理者が、前記データファイル(10)又は前記暗号ファイル(16)を特 定するパスワードなどの秘密情報を入力する手段で、前記秘密情報をキーボード から入力する方法や、予めメモリに記憶してCRTに表示させ、その中からマウ スでクリックして選択する方法等がある。
【0006】 図3に、本実施例に於ける前記暗号処理手段(13)の暗号化の一例を示し、 以下詳細に説明する。 本例では、平文(M=01001101)を12ビットの鍵(K=00101 0000110)で暗号化する場合の例を示し、前記12ビットの鍵は、3ビッ トずつに分け各段の鍵をK1,K2,K3,K4とする。ただし、第1段と第3 段の鍵K1とK3はこの3ビットの左に1を付けて4ビットとし、K2とK4は 左に0を付けて4ビットとする。 平文Mは、左半分L1=0100と右半分R1=1101に分けられ、R1は 、鍵K1と排他的論理和の演算が行われた後S箱の表に従って変換されL1と排 他的論理和の演算が行われた結果(1101)が第2段目の右半分R2となる。 第2段目の左半分L2には第1段目の右半分R1がそのままおりてくる。以下同 様にして演算が行われ暗号文C=01111001が得られる。 同様にして復号では、暗号文に対し、本処理の順序を逆にして行うことで平文 を得ることができる。 本実施例では、暗号処理手段としてDESの手順を用いているが、本方式では 暗号処理の手順にFEALをはじめ何を用いても良い。
【0007】 図4に、本実施例に於ける前記鍵生成手段(11)の例を示す。 本例は、4ビットのカウンタをシリアルに接続し、原始多項式F(x)=xp +xq+1による擬似乱数発生回路と暗号アルゴリズムDESを組み合わせて構 成した例で、前期カウンタによる擬似乱数発生回路から出力されてシフトレジス タに格納された乱数データを前記DESに入力し、これを暗号化して前記鍵(1 4)を得ている。
【0008】
【考案の効果】
本考案により、パソコンやワープロ等の情報処理装置は、フロッピーディスク やメモリカード等の記憶媒体に記憶された本考案による手順を入力して実行する だけで、ファイル毎に異なる暗号鍵を生成して暗号化を行うと共に、前記暗号鍵 を、管理者だけが知るパスワードで暗号化して管理することを可能とした。 本考案は、秘匿性の高い安価で簡易なファイル暗号化方式を実現した。
【図面の簡単な説明】
【図1】暗号化の実施例を示す図
【図2】復号の実施例を示す図
【図3】暗号化処理(DES)の実施例を示す図
【図4】鍵生成手段の実施例を示す図
【符号の説明】
10 データファイル 11 鍵生成手段 12 秘密鍵入力手段 13 暗号処理手段 14 鍵 15 秘密鍵 16 暗号ファイル 17 暗号化鍵 S S箱

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パソコンやワークステーションやワープ
    ロ等の情報処理装置が、暗号処理手順と鍵生成手順と秘
    密鍵入力手順を具備した外部装置から前記暗号処理手順
    と前記鍵生成手順と秘密鍵入力手順を入力し、前記鍵生
    成手順で生成した鍵を用いて前記暗号処理手順でデータ
    ファイルを暗号化して暗号ファイルを作成すると共に、
    前記秘密鍵入力手順で入力した秘密鍵を用いて、前記鍵
    を暗号化して暗号化鍵を作成することを特徴とするファ
    イル暗号化方式。
JP057052U 1993-09-29 1993-09-29 ファイル暗号化方式 Pending JPH0725436U (ja)

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JP057052U JPH0725436U (ja) 1993-09-29 1993-09-29 ファイル暗号化方式

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JPH0725436U true JPH0725436U (ja) 1995-05-12

Family

ID=13044682

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JP (1) JPH0725436U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11272561A (ja) * 1998-03-18 1999-10-08 Fujitsu Ltd 記憶媒体のデータ保護方法、その装置及びその記憶媒体
JP2006020253A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Ricoh Co Ltd 情報管理システム、情報管理方法、記録媒体及びプログラム

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