JPH07253950A - ネットワークファイルシステム - Google Patents

ネットワークファイルシステム

Info

Publication number
JPH07253950A
JPH07253950A JP6044116A JP4411694A JPH07253950A JP H07253950 A JPH07253950 A JP H07253950A JP 6044116 A JP6044116 A JP 6044116A JP 4411694 A JP4411694 A JP 4411694A JP H07253950 A JPH07253950 A JP H07253950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing device
network
request
lock
unlock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6044116A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Kanei
一欽 鐘井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP6044116A priority Critical patent/JPH07253950A/ja
Publication of JPH07253950A publication Critical patent/JPH07253950A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi Processors (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ネットワークファイルシステムに
関し、ネットワークに接続された処理装置の障害による
波及効果を抑圧して運転の続行を可能とすることを目的
とする。 【構成】 処理装置151〜15Nには、処理装置に固有
の識別情報をロック要求に付加する編集手段16と、障
害検出手段14によって障害が検出されたときに識別情
報を含むアンロック要求を生成し、ネットワーク11を
介して処理装置13に送信するアンロック要求手段17
とを備え、処理装置131〜13Mには、アンロック要求
手段17によって送信されたアンロック要求を取り込
み、そのアンロック要求に編集手段16によって付加さ
れた識別情報に対応するロック要求を管理の対象から除
外するアンロック制御手段18とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークを介して
接続された複数の処理装置相互間において、これらの処
理装置によって個別に直接アクセスされる補助記憶装置
を共用するネットワークファイルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】CAE(Comtuter Aided Engineering)、
ドキュメント処理、ソフトウエア開発その他の分野で
は、スーパーコンピュータ並みの処理量を有し、かつ高
解像度の表示装置を介して効率的なマンマシンインタフ
ェースが提供されたワークステーションが多く用いられ
ている。また、近年、上述した分野の内、従来から複数
のワークスステーションによって負荷分散や機能分散が
はかられていた分野では、個々の分散処理を行うワーク
スステーションがLANを介して相互に接続されてファ
イルを共用するネットワークファイルシステムが構築さ
れ、実用に供されている。
【0003】図5は、従来のネットワークファイルシス
テムの構成例を示す図である。図において、ネットワー
ク51には、ワークステーション521〜52nが接続さ
れる。ワークステーション521 は、図示されない主記
憶および通信制御部を含んでその通信制御部を介しネッ
トワーク51に接続された処理装置531 と、その処理
装置531 に接続された補助記憶装置(DASD)54
1 とから構成される。なお、ワークステーション522
〜52n の構成については、何れもワークステーション
521 の構成と同じであるから、ここでは対応する個々
の構成要素にそれぞれ添え番号を「2」〜「N」とする同
じ参照番号を付与して示し、ここではその説明を省略す
る。
【0004】このようにネットワーク51に共通に接続
された処理装置531〜53nの内、例えば、処理装置5
1 が補助記憶装置542 にアクセスする場合には、処
理装置531 は、そのアクセスを行うプロセスの番号
(以下、単に「プロセス番号」という。)と、補助記憶
装置542 に格納されたファイルの内、そのアクセスの
対象となるファイルの名称(以下、単に「ファイル名」
という。」)とを含むロック要求を生成し、そのロック
要求をネットワーク51を介して処理装置532宛に送
信する(図6(1))。
【0005】一方、処理装置532 は、補助記憶装置5
2 に格納されたファイルに対するアクセスの要求を管
理するロック管理テーブル(以下、簡単のため「リアル
ロック管理テーブル」という。)を主記憶に有する。処
理装置532 は、上述したロック要求を受信すると、そ
のロック要求に含まれるファイル名に基づいてリアルロ
ック管理テーブルを参照することにより、そのファイル
名で示されるファイルがアクセス可能な状態にあるか否
かを判断する(図6(2))。さらに、処理装置532 は、
このような判断の結果が疑である場合には予め決められ
た手順に基づく回復処理(ここでは、簡単のため、その
内容については説明を省略する。)を起動し、反対に真
である場合には該当するロック要求に含まれたプロセス
番号とファイル名とを図7(a) に示すリアルロック管理
テーブルに登録し(図6(3))、かつこれらのプロセスの
番号とファイル名とを含んだ応答を生成してネットワー
ク51を介して処理装置531 に送信する(図6(4))。
【0006】処理装置531 は、このような応答を受信
すると、図7(b) に示すロック管理テーブル(以下、簡
単のため「仮想ロック管理テーブル」という。)に、そ
の応答に含まれるプロセスの番号とファイル名とを登録
する(図6(5))。
【0007】処理装置532 は、上述した応答を送出し
た後にネットワーク51を介して処理装置531 と対向
してデータを送受し、かつ上述したロック要求に応じて
補助記憶装置542 にアクセスすることによりそのデー
タを書き込みあるいは読み出す(図6(6))。
【0008】処理装置531 は、このようにしてネット
ワーク51および処理装置532 を介してその処理装置
に直接接続された補助記憶装置542 にアクセスし、そ
のアクセスを完了すると、上述したロック要求と同じプ
ロセス番号およびファイル名を含むロック解除要求を生
成し、ネットワーク51を介して処理装置532 に送信
する(図6(7))。
【0009】処理装置532 は、このようなロック解除
要求を受信すると、そのロック解除要求に含まれるプロ
セス番号およびファイル名に基づいてリアルロック管理
テーブルを参照し、該当するロック要求をそのリアル管
理テーブルから削除する(図6(8))。さらに、処理装置
532 は、上述したロック解除要求に対する応答を生成
してネットワーク51を介し処理装置531 に送信して
(図6(9))処理を終了する。
【0010】処理装置531 は、このような応答を受信
すると、該当するロック解除要求に対応したロック要求
を仮想ロック管理テーブルから削除して(図6(10)) 処
理を終了する。
【0011】したがって、処理装置531 は、その処理
装置531 とは異なる処理装置53 2 に接続された補助
記憶装置542 やその補助記憶装置に格納されたファイ
ルを共有の資源としてアクセスする。なお、このような
補助記憶装置の共用化は、上述した処理装置531 と処
理装置532 との間だけではなく、ネットワーク51に
接続された全ての処理装置531 〜53n の相互間で同
様に実現される。
【0012】また、上述したようにリアルロック管理テ
ーブルに処理装置531 から与えられたロック要求が登
録されている状態で、例えば、処理装置53n から処理
装置532 に同じファイル名を指定したロック要求が与
えられる場合がある。このような場合には、処理装置5
2 は、ロック要求に応じてリアルロック管理テーブル
を参照することにより、同じファイル名に対するロック
要求が発生したことを認識し、例えば、ネットワーク5
1を介して処理装置53n にアクセスを規制する旨の通
知を送信したり、そのロック要求をファイル名に対応し
た待ち行列としてリアルロック管理テーブルに登録する
ことによりロック要求の競合に対する排他制御を行う。
【0013】なお、以下では、補助記憶装置54i に格
納されたファイルに処理装置53jがネットワーク51
および処理装置53i を介してアクセスする場合には、
処理装置53i を「リアルDASD側の処理装置」を称
し、処理装置53j を「仮想DASD側の処理装置」と
いう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のネットワークファイルシステムでは、例えば、仮
想DASD側の処理装置に障害が発生した場合には、リ
アルDASD側の処理装置がリアルロック管理テーブル
に登録したロック要求はそのリアルDASD側の処理装
置が再起動されるまで削除されずに滞留する。
【0015】さらに、このような状態では、仮想DAS
D側の処理装置およびリアルDASD側の処理装置以外
の第三の処理装置は、リアルDASD側の処理装置にネ
ットワーク51を介して同じファイル名を指定したロッ
ク要求を送信し得る。しかし、リアルDASD側の処理
装置では、このようなロック要求に応じた補助記憶装置
のアクセスは、上述したように滞留するロック要求に阻
まれて保留され、かつその処理装置が直接行うアクセス
も同様に保留された。
【0016】本発明は、ネットワークに接続された処理
装置の障害による波及効果を抑圧して運転の続行を可能
とするネットワークファイルシステムを提供することを
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理ブ
ロック図である。本発明は、ネットワーク11と、補助
記憶装置12を有してネットワーク11を介して与えら
れたファイル名を含むロック要求を管理し、かつその管
理の下でその補助記憶装置にアクセスしてそのファイル
名に対応したファイルを共用する処理装置131〜13M
と、予め決められた判断基準に基づいて障害を検出する
障害検出手段14を含み、かつネットワーク11を介し
て処理装置131〜13Mの何れかにロック要求を発し、
これらのネットワークおよび処理装置に適合した通信手
順に基づいてそのロック要求に対応したファイルにアク
セスする処理装置151〜15Nとを備えたネットワーク
ファイルシステムにおいて、処理装置151〜15N
は、処理装置に固有の識別情報をロック要求に付加する
編集手段16と、障害検出手段14によって障害が検出
されたときに識別情報を含むアンロック要求を生成し、
ネットワーク11を介して処理装置13に送信するアン
ロック要求手段17とを備え、処理装置131〜13M
は、アンロック要求手段17によって送信されたアンロ
ック要求を取り込み、そのアンロック要求に編集手段1
6によって付加された識別情報に対応するロック要求を
管理の対象から除外するアンロック制御手段18とを備
えたことを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明にかかわるネットワークファイルシステ
ムでは、処理装置151〜15Nの内、処理装置131
13Mが有する補助記憶装置の何れかに格納されたファ
イルにアクセスしようとする処理装置は、編集手段16
がその処理装置に固有の識別情報を付加したロック要求
をネットワーク11に送出する。処理装置131 〜13
M の内、このようなロック要求をネットワーク11を介
して受信した処理装置は、そのロック要求を管理してそ
の管理の下で補助記憶装置12にアクセスし、かつ処理
装置151〜15Nの内、そのアクセスを行うべき何れか
の処理装置とネットワーク11を介して並行して情報を
送受することにより、ファイルを共用する。
【0019】また、処理装置131〜13Mにおいて上述
したロック要求が管理の対象となっているときに、処理
装置151 〜15N の内、そのロック要求を発した処理
装置において障害検出手段14により障害が検出される
と、アンロック要求手段17は、その処理装置の識別情
報を含むアンロック要求を生成し、ネットワーク11を
介して処理装置131〜13Mに送信する。
【0020】一方、処理装置131〜13Mでは、アンロ
ック制御手段18は、このようなアンロック要求を受信
するとそのアンロック情報に含まれた識別情報にかかわ
るロック要求を管理の対象から除外する。
【0021】すなわち、処理装置151〜15Nの内、上
述したように障害が発生した処理装置によって発せられ
たロック要求がファイルの共用化にかかわる管理の対象
として滞留し続けることが回避されるので、他の処理装
置が同じ補助記憶装置またはその補助記憶装置に格納さ
れた同じファイルにアクセスするために発したロック要
求は、予め決められた手順に基づいて順次処理される。
【0022】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。以下に示す実施例では、ネットワー
クファイルシステムの基本構成は図5に示す従来例と同
じであり、以下に示す一連の処理はワークステーション
521 〜52n に搭載された処理装置531〜53nのソ
フトウエアに基づいて行われる。したがって、以下で
は、ハードウエアについては、簡単のため図5を用いて
示す。
【0023】なお、本実施例と図1に示すブロック図と
の対応関係については、ネットワーク51はネットワー
ク11に対応し、補助記憶装置541〜54nは補助記憶
装置12に対応し、ワークステーション521〜52n
処理装置131 〜13M 、151〜15Nに対応し、処理
装置531 〜53n は障害検出手段14、編集手段1
6、アンロック要求手段17およびアンロック制御手段
18に対応する。
【0024】図2は、本実施例の動作フローチャートで
ある。以下、従来例と同様にして処理装置531 が仮想
DASD側の処理装置であり、かつ処理装置532 がリ
アルDASD側の処理装置であるものと仮定して本実施
例の動作を説明する。
【0025】処理装置532 が主記憶上に有するリアル
ロック管理テーブルは、図3(a) に示すように、図7
(a) に示す従来のリアルロック管理テーブルに仮想DA
SD側の処理装置を示すホストアドレスHAi が付加さ
れて構成される。さらに、処理装置531 が主記憶上に
有する仮想ロック管理テーブルは、図3(b) に示すよう
に、図7(b) に示す従来の仮想ロック管理テーブルにリ
アルDASD側の処理装置を示すホストアドレスHAr
が付加されて構成される。
【0026】処理装置531 がネットワーク51を介し
て処理装置532 にロック要求を送信した時点から、処
理装置532 のリアルロック管理テーブルと処理装置5
1の仮想ロック管理テーブルとにプロセス番号とファ
イル名とが登録されるまでの処理については、上述した
リアルロック管理テーブルおよび仮想ロック管理テーブ
ルの構成の相違に適応して、ホストアドレスHAi やホ
ストアドレスHAr がプロセス番号およびファイル名と
共にロック要求に含まれ、かつリアルロック管理テーブ
ルや仮想ロック管理テーブルに登録される点を除いて図
6(1)〜(5)に示す従来例と同じである。したがって、図
2では、簡単のため同じ番号(1)〜(5)を付与して示し、
これらの処理の説明を省略する。
【0027】このようにしてリアルロック管理テーブル
および仮想ロック管理テーブルに対する登録処理が完了
した状態では、処理装置531 にネットワーク51を介
して他の処理装置532 〜53n と通信が可能である状
態が維持されたままで何らかの障害が発生し、かつその
処理装置531 の中枢部が以下の手順に基づく処理を行
うことが可能な状態である場合には、その手順により障
害処理が起動される。なお、このような障害処理の起動
は、例えば、所定の障害監視項目に対応したハードウエ
ア割り込みや所定の頻度で起動される監視タスクによっ
て行われる。
【0028】処理装置531 は、図3(b) に示すロック
管理テーブルに登録されたホストアドレスHAr が処理
装置531 を示すものであるか否か判定する(図2
(6))。処理装置531 は、このような判定の結果が真で
ある場合にはリアルDASD側の処理装置の障害処理
(ここではその説明を省略する。)を起動し、反対に疑
である場合には該当するプロセス番号、ホストアドレス
HAr (=処理装置532 の識別情報)およびファイル
名をロック管理テーブルから削除する(図2(7))。さら
に、処理装置531 は、図4に示すように、このような
削除の対象となったプロセス番号およびファイル名に併
せて処理装置531 を示すホストアドレスを含むアンロ
ック要求を生成し、これらのプロセス番号およびファイ
ル名と共に登録されていたホストアドレスHAr に対応
する処理装置宛にネットワーク51を介して送信する
(図2(8))。なお、このようなアンロック要求はネット
ワーク51を介して送受される単一のパケットやセルと
ほぼ同じ情報量を有するので、障害が発生した処理装置
531 以外の処理装置532 〜53n 相互間におけるネ
ットワーク51を介した通信にトラフィック面で圧迫を
与えることはない。
【0029】一方、処理装置532 では、ネットワーク
51を介して上述したアンロック要求が受信されると、
そのアンロック要求に含まれるプロセス番号およびファ
イル名に基づいてロック管理テーブルを検索し、これら
のプロセス番号およびファイル名に対応したロック要求
(仮想DASD側のホストアドレスHAi が処理装置5
1 を示すもの。)を削除する(図2(9))。
【0030】このように本実施例によれば、ネットワー
ク51におけるトラフィックの増加が最小限に抑えら
れ、かつ障害が発生した仮想DASD側の処理装置のロ
ック要求が該当するリアルDASD側の処理装置に滞留
することが高い確度で回避される。したがって、そのリ
アルDASD側の処理装置にロック要求を発した第三の
処理装置は、障害が発生した仮想DASD側の処理装置
のロック要求によって阻まれることなくファイルを共用
できる。
【0031】なお、上述した実施例では、ロック要求お
よびロック管理テーブルに個々のロック要求を発したプ
ロセスのプロセス番号が含まれているが、本発明はこの
ような構成のロック要求やロック管理テーブルに限定さ
れず、個々のロック要求を確実に管理可能であれば、例
えば、プロセス番号を含まなくてもよく、さらに、この
ようなプロセス番号に代えて如何なる情報を用いてもよ
い。
【0032】また、上述した実施例では、仮想DASD
側の処理装置はその処理装置自身が発したロック要求が
格納されるロック管理テーブルを有するが、本発明はこ
のような構成に限定されず、その処理装置が発したロッ
ク要求およびその送信先の識別情報を障害の発生時点で
確実に把握可能であれば、リアルDASD側の処理装置
のみにロック管理テーブルを設けてもよい。
【0033】さらに、上述した実施例では、ロック管理
テーブルの内容に基づいてアンロック要求の送出先が決
定されているが、本発明はこのような構成に限定され
ず、例えば、処理装置531〜53nの全てに一斉にアン
ロック処理を送出してもよい。
【0034】また、上述した実施例では、ワークステー
ション521 〜52n の全てが補助記憶装置を有する
が、本発明は、このような構成に限定されず、例えば、
仮想DASD側の処理装置(ワークステーション)が補
助記憶装置を有しない構成であってもよい。
【0035】さらに、上述した実施例では、ネットワー
ク51を介して複数のワークステーション521 〜52
n が配置されているが、本発明では、このようなワーク
ステーションに限定されず、例えば、パソコン、ワープ
ロその他のデータ端末あるいは情報処理装置であっても
よい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ロック
要求に基づいて補助記憶装置にアクセスする処理装置が
そのロック要求を発した処理装置を示す識別情報に基づ
いてロック要求の管理を行い、かつその処理装置が障害
の発生時にこのような識別情報を含んで送出されたアン
ロック要求に応じて該当するロック要求を管理の対象か
ら除外する。
【0037】すなわち、障害が発生した処理装置によっ
て発せられたロック要求がそのロック要求に応じて補助
記憶装置にアクセスする処理装置で滞留し続けることが
回避されるので、障害が発生した処理装置以外の処理装
置が同じ補助記憶装置やその補助記憶装置に格納された
同じファイルにアクセスするために発したロック要求
は、従来例のように保留されて無効化されることなく順
次処理される。
【0038】したがって、本発明を適用したネットワー
クファイルシステムでは、処理装置に発生した障害の他
の処理装置に対する波及が高い確度で回避され、信頼性
を高めつつ保守および運用の効率化がはかられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本実施例の動作フローチャートである。
【図3】本実施例におけるロック管理テーブルの構成を
示す図である。
【図4】アンロック要求の構成を示す図である。
【図5】従来のネットワークファイルシステムの構成例
を示す図である。
【図6】従来例の動作フローチャートである。
【図7】従来例におけるロック管理テーブルの構成を示
す図である。
【符号の説明】
11,51 ネットワーク 12 補助記憶装置 13,15,53 処理装置 14 障害検出手段 16 編集手段 17 アンロック要求手段 18 アンロック制御手段 52 ワークステーション 54 補助記憶装置(DASD)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク(11)と、 補助記憶装置(12)を有して前記ネットワーク(11)を
    介して与えられたファイル名を含むロック要求を管理
    し、かつその管理の下でその補助記憶装置にアクセスし
    てそのファイル名に対応したファイルを共用する処理装
    置(131〜13M)と、 予め決められた判断基準に基づいて障害を検出する障害
    検出手段(14)を含み、かつ前記ネットワーク(11)
    を介して前記処理装置(131〜13M)の何れかに前記ロ
    ック要求を発し、これらのネットワークおよび処理装置
    に適合した通信手順に基づいてそのロック要求に対応し
    たファイルにアクセスする処理装置(151〜15N)と
    を備えたネットワークファイルシステムにおいて、 前記処理装置(151〜15N)には、 処理装置に固有の識別情報を前記ロック要求に付加する
    編集手段(16)と、 前記障害検出手段(14)によって障害が検出されたとき
    に前記識別情報を含むアンロック要求を生成し、前記ネ
    ットワーク(11)を介して前記処理装置(13)に送信す
    るアンロック要求手段(17)とを備え、 前記処理装置(131〜13M)には、 前記アンロック要求手段(17)によって送信されたアン
    ロック要求を取り込み、そのアンロック要求に前記編集
    手段(16)によって付加された識別情報に対応するロッ
    ク要求を前記管理の対象から除外するアンロック制御手
    段(18)とを備えたことを特徴とするネットワークファ
    イルシステム。
JP6044116A 1994-03-15 1994-03-15 ネットワークファイルシステム Withdrawn JPH07253950A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6044116A JPH07253950A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 ネットワークファイルシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6044116A JPH07253950A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 ネットワークファイルシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07253950A true JPH07253950A (ja) 1995-10-03

Family

ID=12682640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6044116A Withdrawn JPH07253950A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 ネットワークファイルシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07253950A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7289992B2 (en) 2003-05-01 2007-10-30 International Business Machines Corporation Method, system, and program for lock and transaction management
US7496574B2 (en) 2003-05-01 2009-02-24 International Business Machines Corporation Managing locks and transactions
US8495131B2 (en) 2002-10-08 2013-07-23 International Business Machines Corporation Method, system, and program for managing locks enabling access to a shared resource

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8495131B2 (en) 2002-10-08 2013-07-23 International Business Machines Corporation Method, system, and program for managing locks enabling access to a shared resource
US7289992B2 (en) 2003-05-01 2007-10-30 International Business Machines Corporation Method, system, and program for lock and transaction management
US7496574B2 (en) 2003-05-01 2009-02-24 International Business Machines Corporation Managing locks and transactions
US7844585B2 (en) 2003-05-01 2010-11-30 International Business Machines Corporation Method, system, and program for managing locks and transactions
US7870111B2 (en) 2003-05-01 2011-01-11 International Business Machines Corporation Method, system, and program for lock and transaction management
US8161018B2 (en) 2003-05-01 2012-04-17 International Business Machines Corporation Managing locks and transactions
US8200643B2 (en) 2003-05-01 2012-06-12 International Business Machines Corporation Lock and transaction management
US8768905B2 (en) 2003-05-01 2014-07-01 International Business Machines Corporation Managing locks and transactions

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5423044A (en) Shared, distributed lock manager for loosely coupled processing systems
US8495131B2 (en) Method, system, and program for managing locks enabling access to a shared resource
US4995112A (en) Security system
US8024528B2 (en) Global address space management
US7328437B2 (en) Management of locks in a virtual machine environment
US6850955B2 (en) Storage system and control method
JP3197789B2 (ja) 分散ファイル・システム内にあるディレクトリの操作を要求する方法およびシステム
US7437388B1 (en) Protecting data for distributed applications using cooperative backup agents
CN106843749B (zh) 写入请求处理方法、装置及设备
US6138251A (en) Method and system for reliable remote object reference management
US8185710B2 (en) Hardware memory locks
JPH0833857B2 (ja) システム間デ−タベ−ス共用システムジヤ−ナルマ−ジ方式
CN109491928A (zh) 缓存控制方法、装置、终端及存储介质
KR20080030496A (ko) 공유 메모리 시스템 내의 메모리 운영
US20140372795A1 (en) Implementing distributed debug data collection and analysis for a shared adapter in a virtualized system
US11082494B2 (en) Cross storage protocol access response for object data stores
US20090248950A1 (en) User data protection method in server apparatus, server apparatus and computer program
US20020143765A1 (en) Data processing system and method and storage medium storing data processing program
JPH07253950A (ja) ネットワークファイルシステム
KR20210044281A (ko) 클라우드 저하 모드에서 지속적인 디바이스 동작 안정성을 보장하기 위한 방법 및 장치
US8407531B2 (en) Method of collecting and correlating locking data to determine ultimate holders in real time
JP2003196140A (ja) 排他制御装置及び排他制御方法
JP3346422B2 (ja) マシン資源管理システム
KR102125791B1 (ko) 멀티코어 환경에서 네트워크 세션 관리 방법 및 장치
WO2022107406A1 (ja) 情報処理システム、情報処理方法及び計算機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010605