JPH072522U - 空缶収拾用具 - Google Patents

空缶収拾用具

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JPH072522U
JPH072522U JP1112692U JP1112692U JPH072522U JP H072522 U JPH072522 U JP H072522U JP 1112692 U JP1112692 U JP 1112692U JP 1112692 U JP1112692 U JP 1112692U JP H072522 U JPH072522 U JP H072522U
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JP1112692U
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慶太郎 徳久
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日進金属株式会社
森田 一▲たか▼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】市街地や河川等の屋外に捨てられた空缶を簡単
な操作で手を汚すことなく、且つスチール缶とアルミ缶
に分けて確実に収拾する。 【構成】所定長さのパイプ1の前端の箱体2に、弾性を
有する湾曲した挟持具6をその先端部が開閉自在となる
ように取付け、パイプ1及び挟持具6を貫通した軸杆8
の前部に磁石10の取付具11と、該取付具の後方に軸
杆8に遊嵌され箱体2との間に介装したスプリング13
に抗した後退動作により前記挟持具6を開く作動爪体1
2と、パイプ後部に設けた把持部5内の軸杆8の後端に
引き手14を設けてなる空缶収拾用具である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は市街地、野山、河川等屋外に散在放棄された空缶を簡単な操作で手を 汚すことなくスチール缶、アルミ缶に分けて確実に収拾できる収拾用具に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、屋外に投棄され散在する空缶などの収拾には、周知の火箸のごとき収拾 具、例えば実開昭59−181650号公報や、中空管内に通じた軸を手元の引 き金でを引くことにより先端の挟持用具を開閉して空缶類を挟み持ち収拾するも の、例えば実公昭60−38726号公報、さらに円弧状の吸着面を有する吸盤 を設けて密着させて収拾するもの、例えば実開昭62−38921号公報などに 示されたような収拾用具がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、火箸状のものは、腰を曲げないで拾い上げるために長大な構造とする と、火箸体の腰が弱く捩じれ易い欠点と、挟む時の食い違いを防止するため、確 実に掴む挟持力を強めるためには、先端部側で握り持つことが要求され、またバ ネを強くすると火箸を閉じるのに大きな握力を必要として疲労が大きい。
【0004】 このために、前記実公昭60−38726号公報のような形の収拾用具が開発 されたが、これは引き金を引くことにより、挟持部に対して挟持金具の先端部を 手操作で閉じて空缶を挟持するもので、空缶への位置合わせや手元操作に面倒臭 さがあり、また、吸着盤式のものは缶が凹んだりしていると密着、保持しにくく 、挟持式に比べると確実性に劣る等の問題点がある。
【0005】 そして、近年は空缶類の回収のリサイクル運動が叫ばれ、空缶類はスチール缶 とアルミ缶とに分けて回収することが望まれているが、この種のものはその分別 ができないものであった。
【0006】 本考案はこのような問題点を解消して、市街地、野山、河川等屋外に散在放棄 された空缶を簡単な操作で手を汚すことなくスチール缶とアルミ缶とに分別して 収拾可能とすると共に、空缶の収拾作業に操作の面白みを付加して、ボランティ ア活動の一貫として用具の使用に興味をもたせ得る空缶収拾用具を提供しようと するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の空缶収拾用具は所定長さのパイプの前端 に設けた箱体に、弾性を有する湾曲した挟持具の根部をその先端部が開閉自在と なるように取付け、前記パイプ及び挟持具を貫通させた軸杆の前部に磁石の取付 具と該取付具の後部に軸杆に遊嵌され箱体との間に介装したスプリングに抗した 後退動作により前記挟持具を開く作動爪体と、パイプ後部に設けた把持部に軸杆 の引き手を設けてなる空缶収拾用具である。
【0008】
【作用】
本考案の空缶収拾用具は、把握部を片手で持って、バネ挟持具の先端部を缶胴 に当てて上から押すことにより、外に円弧状に開いた導入部を有するその先端部 形状によって空缶は瞬時にバネを有する挟持具の湾曲部内に挟持される共に、ス チール缶は磁石に吸引されており、引き手を引くとスプリングに抗して作動爪体 が後退されて図4に示すように挟持具が開かれ、アルミ缶は落下して所定の袋又 は容器内に回収することができ、スチール缶は磁石に引付いているので、所定場 所か別の収拾袋又は容器の上で更に引き手を引けば、空缶は作動爪体若しくは箱 体の前縁で支えられ、磁石部は後退して引き離されるので、スチール缶は落下し て、アルミ缶とスチール缶に分別して収拾することができる。
【0009】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 本考案は、杖のような所定の長さのパイプ1の先端に偏平な前面開口した箱体 2を取付け、その上蓋板3は箱体2にビスで固定すると共に、該箱体及び上蓋板 3の前縁は円弧形に凹みを設けてもよい。前記パイプ1の後端部にはパイプ1に 固定する取付部4を有する枠状をした把持し易い形状の把持部5を取付ける。こ の把持部5は合成樹脂で形成したものを用いることができる。
【0010】 弾性を有する湾曲した挟持具6をその先端部が開閉自在となるように根部6c をパイプ1に嵌装して箱体2壁にナット9,9で取付ける。この挟持具6は、弾 性を有する帯板状のステンレス鋼からなり、相対向したコ字形部の先にそれぞれ 相対向して湾曲させた挟持片6a,6bと、その狭窄した先端部を僅かに外側に 円弧状に湾曲させた開閉自在の導入部7を設ける。
【0011】 前記パイプ1及び挟持具6を通じて金属棒の軸杆8を貫通させ、軸杆8の先端 に磁石10を取付けた取付具11と、該取付具の後部において、先端部に左右外 方に屈曲した爪12a,12bを有しその後退動作により前記挟持具6の両挟持 片6a、6bを開かせる作動爪体12を軸杆8に遊嵌すると共に、この作動爪体 12と箱体2の後壁との間にスプリング13を介在させる。パイプ1の後部に設 けた把持部5内に露出させた軸杆8の後端に指を掛けて引上げる引き手14を設 けたものである。また、パイプ1、箱体2及び軸杆8等も強度並びに川の中や草 むら等使用の目的、場所等から錆びに強いステンレス材で形成する。
【0012】 また、把持部5に掛けた片手の指を引き手14に掛け、指を握るようにすると 軸杆8が摺動され、その先端に取付けた取付具11の前端の磁石が後退される。 そして引き手14を更に引くと磁石取付け具12の後退により作動爪体12が後 退されて、挟持具6の相対向する挟持片6a,6bが第4図に示す如く開かれる ようになっている。また、作動爪体12の後退時には、把持部5と引き手14間 で指を挟むことがないように、作動爪体12の下面に切り欠き15と、箱体2の 底部に切り欠き15が当たるストッパー2dとを設ける。
【0013】 前部の挟持具6の先端を空缶に当てて、上から把持部5で押すと挟持片6a, 6bの先端の外に開いた円弧状の導入部7により空缶は瞬時に挟持片5a,5b 内に進入し保持され、スチール缶の場合は同時に磁石に吸い付けられて保持され る。また、把持部内の軸杆8の引き手14を指を掛けて引くことにより軸杆8と 共に磁石取付具11が後退され、少し間をおいて作動爪体12が後退されて挟持 具6の対向する挟持片6a,5bが開き、アルミ缶はそのまま落下するが、スチ ール缶は磁石によりそのまま吸磁力で密着した状態を保持しているので、所定の 場所でさらに軸杆8を引くとそのスチール缶は作動爪体12若しくは箱体2の前 縁で後退を阻止され磁石は後退して、磁力が切れスチール缶を落下することがで きるものである。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の空缶収拾用具は、把持部を持って挟持具の先端 部を空缶の上から押すことにより、空缶は瞬時に挟持具内に保持される共に、ス チール缶は磁石に吸引され、引き手を引くとその作動爪で挟持具が開かれ、アル ミ缶は落下して所定の袋又は容器内に回収することができ、落ちないスチール缶 は更にレバーを引けば、磁石部は後退するのに対して、空缶は作動爪体、若しく は箱体の前縁で後退が阻止されて磁力が切れて落下して収拾できるから、水中や 草むら等、回収しにくい場所にある空缶を片手操作で手を汚すことなく簡単容易 に、且つスチール缶とアルミ缶とに確実に分別して収拾することができ、また比 較的安価に提供できる。
【0015】 さらに空缶を拾い上げる時は引き手の操作は不要であり、また、空缶の大小に 関係なく瞬時に空缶を挟持し得ることと、空缶の鉄とアルミとの分別回収とが同 時にできることから、操作に興味を抱かせ、老人や子供でも楽しく回収作業がで きて、ボランティア活動並びにリサイクル運動の一助として大いに社会的に貢献 し得る等の効果がある。
【提出日】平成4年4月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 前部の挟持具6の先端を空缶に当てて、上から把持部5で 押すと挟持片6a,6bの先端の外に開いた円弧状の導入部7により空缶は瞬時 に挟持片6a,6b内に進入し保持され、スチール缶の場合は同時に磁石に吸い 付けられて保持される。また、把持部内の軸杆8の引き手14を指を掛けて引く ことにより軸杆8と共に磁石取付具11が後退され、少し間をおいて作動爪体1 2が後退されて挟持具6の対向する挟持片6a,6bが開き、アルミ缶はそのま ま落下するが、スチール缶は磁石10によりそのまま吸磁力で密着した状態を保 持しているので、所定の場所でさらに軸杆8を引くとそのスチール缶は作動爪体 12若しくは箱体2の前縁で後退を阻止され磁石は後退して、磁力が切れスチー ル缶を落下することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す空缶収拾用具の使用時
の正面図で一部を切欠する。
【図2】空缶収拾用具の箱体の上蓋板を除いた正面図で
一部を切欠する。
【図3】図2の縦断側面図である。
【図4】本考案の空缶収拾具における挟持具の作動状態
を示す説明図である。
【符号の説明】
1…パイプ 2…箱体 3…上蓋板 4…取付部 5…把持部 6…挟持具 6a,6b…挟持片 7…導入部 8…軸杆 10…磁石 11…作動爪体 12a,12b…作動爪 13…スプリング 14…引き手 イ…空缶

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプの先に取付けた箱体に弾性を有す
    る湾曲した挟持具をその先端部が開閉自在となるように
    取付け、前記パイプ及び挟持具を貫設した軸杆の先端に
    磁石の取付具と該取付具の後に間隔を存して軸杆に遊嵌
    され箱体との間に介装したスプリングに抗した後退動作
    により前記挟持具を開く作動爪体と、パイプ後部に取付
    けた把持部に軸杆の引き手を設けてなる空缶収拾用具。
JP1112692U 1992-03-05 1992-03-05 空缶収拾用具 Expired - Lifetime JPH0726406Y2 (ja)

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JP1112692U JPH0726406Y2 (ja) 1992-03-05 1992-03-05 空缶収拾用具

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JPH072522U true JPH072522U (ja) 1995-01-13
JPH0726406Y2 JPH0726406Y2 (ja) 1995-06-14

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110219463A (zh) * 2019-07-02 2019-09-10 南京工业职业技术学院 一种混凝土浇筑支架
CN113309032A (zh) * 2021-07-07 2021-08-27 郑州市交通规划勘察设计研究院 道路施工用路基清障装置

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JPH0726406Y2 (ja) 1995-06-14

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