JPH07249465A - バルブソケット - Google Patents
バルブソケットInfo
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- JPH07249465A JPH07249465A JP6800194A JP6800194A JPH07249465A JP H07249465 A JPH07249465 A JP H07249465A JP 6800194 A JP6800194 A JP 6800194A JP 6800194 A JP6800194 A JP 6800194A JP H07249465 A JPH07249465 A JP H07249465A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- base
- insertion chamber
- opening
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R33/00—Coupling devices specially adapted for supporting apparatus and having one part acting as a holder providing support and electrical connection via a counterpart which is structurally associated with the apparatus, e.g. lamp holders; Separate parts thereof
- H01R33/05—Two-pole devices
- H01R33/06—Two-pole devices with two current-carrying pins, blades or analogous contacts, having their axes parallel to each other
- H01R33/09—Two-pole devices with two current-carrying pins, blades or analogous contacts, having their axes parallel to each other for baseless lamp bulb
Landscapes
- Connecting Device With Holders (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電極端子をバルブ挿入室と反対の側から挿入
するタイプのものであってもバルブの基部から電極端子
を保護できるようにする。 【構成】 バルブソケット部10の基部挿入室12には
バルブ挿入室11と反対の側から電極端子40を挿入で
きるように下方のコネクタ部20に開口21を形成して
あり、当該開口21から電極端子40の電極部42が基
部挿入室12に収容されたときには、同電極部42の上
方に保護壁13が覆い被さった状態となって、基部挿入
室12とバルブ挿入室11とを連通する開口14の幅を
狭くしている。ウェッジベースバルブ30の基部32は
当該開口14の間から基部挿入室12に挿入されるた
め、電極部42の上端に当接するようなことはなく、逆
に相対面する電極部42の中間に対して正確に挿入され
る。
するタイプのものであってもバルブの基部から電極端子
を保護できるようにする。 【構成】 バルブソケット部10の基部挿入室12には
バルブ挿入室11と反対の側から電極端子40を挿入で
きるように下方のコネクタ部20に開口21を形成して
あり、当該開口21から電極端子40の電極部42が基
部挿入室12に収容されたときには、同電極部42の上
方に保護壁13が覆い被さった状態となって、基部挿入
室12とバルブ挿入室11とを連通する開口14の幅を
狭くしている。ウェッジベースバルブ30の基部32は
当該開口14の間から基部挿入室12に挿入されるた
め、電極部42の上端に当接するようなことはなく、逆
に相対面する電極部42の中間に対して正確に挿入され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルブソケットに関
し、特に、ウェッジベースバルブのように、略球状のバ
ルブ部と、当該バルブ部の下方に連結されて周面にリー
ド線を配設した基部とを備えたバルブを保持するバルブ
ソケットに関する。
し、特に、ウェッジベースバルブのように、略球状のバ
ルブ部と、当該バルブ部の下方に連結されて周面にリー
ド線を配設した基部とを備えたバルブを保持するバルブ
ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】ウェッジベースバルブを保持する場合、
基部を挿入される基部挿入室内には、当該基部を両側か
ら挟み込んだり、一方から押さえ付けるようにして保持
する電極端子が収容されている。電極端子は板片を湾曲
させてそのバネ性を利用して押さえ付けるようにしてい
るため、板片が撓むためのスペースが必要になり、この
結果、基部挿入室は基部よりも大きめにならざるをえな
い。すると、基部を挿入するときに基部挿入室の中心か
ら外れて挿入してしまうと、電極端子の上端に当接して
曲げてしまうことがある。
基部を挿入される基部挿入室内には、当該基部を両側か
ら挟み込んだり、一方から押さえ付けるようにして保持
する電極端子が収容されている。電極端子は板片を湾曲
させてそのバネ性を利用して押さえ付けるようにしてい
るため、板片が撓むためのスペースが必要になり、この
結果、基部挿入室は基部よりも大きめにならざるをえな
い。すると、基部を挿入するときに基部挿入室の中心か
ら外れて挿入してしまうと、電極端子の上端に当接して
曲げてしまうことがある。
【0003】このため、図6に示す実開平5−4827
8号公報に開示されたバルブソケットでは、電極端子1
の先端1aを基部挿入室2からバルブ挿入室3内に突出
させるとともに、その先端1aを基部挿入室2よりも外
方に広げてバルブ挿入室3の奥壁に形成した溝部3aに
係止させている。これにより、破線に示すようにウェッ
ジベースバルブ4の基部4aが電極端子1の先端1aに
当接しても容易には変形しないようにしている。
8号公報に開示されたバルブソケットでは、電極端子1
の先端1aを基部挿入室2からバルブ挿入室3内に突出
させるとともに、その先端1aを基部挿入室2よりも外
方に広げてバルブ挿入室3の奥壁に形成した溝部3aに
係止させている。これにより、破線に示すようにウェッ
ジベースバルブ4の基部4aが電極端子1の先端1aに
当接しても容易には変形しないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに改良を施した従来のバルブソケットにおいては、電
極端子の先端が基部挿入室の幅よりも広がっているの
で、自ずからバルブ挿入室の側からでないと電極端子を
挿入できない。一方、電極端子をバルブ挿入室と反対の
側から挿入したいという要望があり、この場合には従来
と同様に電極端子の保護をできないという課題があっ
た。
うに改良を施した従来のバルブソケットにおいては、電
極端子の先端が基部挿入室の幅よりも広がっているの
で、自ずからバルブ挿入室の側からでないと電極端子を
挿入できない。一方、電極端子をバルブ挿入室と反対の
側から挿入したいという要望があり、この場合には従来
と同様に電極端子の保護をできないという課題があっ
た。
【0005】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、電極端子をバルブ挿入室と反対の側から挿入す
る場合に、電極端子を保護することが可能なバルブソケ
ットの提供を目的とする。
もので、電極端子をバルブ挿入室と反対の側から挿入す
る場合に、電極端子を保護することが可能なバルブソケ
ットの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、略球状のバルブ部と、当
該バルブ部の下方に連結されて周面にリード線を配設し
た基部とを備えたバルブを保持するバルブソケットであ
って、上記バルブ部を挿入する有底筒型のバルブ挿入室
と、当該バルブ挿入室の奥壁に開口する基部挿入室とを
備えるとともに、同基部挿入室内に上記開口から挿入さ
れる基部を側面方向から押さえ付けるようにして上記リ
ード線と接続する電極端子を収容するものにおいて、上
記基部挿入室は、上記バルブ挿入室と反対の側に電極端
子を挿入して収容する開口を備えるとともに、上記バル
ブ挿入室の側の開口には上記電極端子における当該開口
側の端部を覆うように庇状の保護壁を備えた構成として
ある。
め、請求項1にかかる発明は、略球状のバルブ部と、当
該バルブ部の下方に連結されて周面にリード線を配設し
た基部とを備えたバルブを保持するバルブソケットであ
って、上記バルブ部を挿入する有底筒型のバルブ挿入室
と、当該バルブ挿入室の奥壁に開口する基部挿入室とを
備えるとともに、同基部挿入室内に上記開口から挿入さ
れる基部を側面方向から押さえ付けるようにして上記リ
ード線と接続する電極端子を収容するものにおいて、上
記基部挿入室は、上記バルブ挿入室と反対の側に電極端
子を挿入して収容する開口を備えるとともに、上記バル
ブ挿入室の側の開口には上記電極端子における当該開口
側の端部を覆うように庇状の保護壁を備えた構成として
ある。
【0007】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
に記載のバルブソケットにおいて、上記保護壁の先端か
ら上記バルブ挿入室内に向かって末広がり状に傾斜する
誘導壁を形成した構成としてある。
に記載のバルブソケットにおいて、上記保護壁の先端か
ら上記バルブ挿入室内に向かって末広がり状に傾斜する
誘導壁を形成した構成としてある。
【0008】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、基部収容室におけるバルブ挿入室と反対の側
の開口より電極端子挿入して収容する。一方、基部収容
室におけるバルブ挿入室の側の開口には庇状の保護壁を
形成して電極端子の端部を覆っている。このため、バル
ブの基部が中心位置よりずれて挿入された場合には当該
保護壁に当接し、電極端子を保護する。
おいては、基部収容室におけるバルブ挿入室と反対の側
の開口より電極端子挿入して収容する。一方、基部収容
室におけるバルブ挿入室の側の開口には庇状の保護壁を
形成して電極端子の端部を覆っている。このため、バル
ブの基部が中心位置よりずれて挿入された場合には当該
保護壁に当接し、電極端子を保護する。
【0009】また、上記のように構成した請求項2にか
かる発明においては、バルブの基部が中心位置からずれ
て挿入された場合には、保護壁の先端からバルブ挿入室
内に向かって末広がり状に傾斜する誘導壁に当接し、そ
のまま押し込んでいくと誘導壁に沿って保護壁の先端で
ある基部挿入室の開口位置まで誘導される。
かる発明においては、バルブの基部が中心位置からずれ
て挿入された場合には、保護壁の先端からバルブ挿入室
内に向かって末広がり状に傾斜する誘導壁に当接し、そ
のまま押し込んでいくと誘導壁に沿って保護壁の先端で
ある基部挿入室の開口位置まで誘導される。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電極端子
をバルブ挿入室と反対の側から挿入する場合に、保護壁
が電極端子を保護し、無理にこじってしまうようなこと
を防止することが可能なバルブソケットを提供すること
ができる。また、請求項2にかかる発明によれば、誘導
壁で基部を確実に基部挿入室の開口に位置合わせするの
で、多少乱暴に挿入したとしても基部挿入室内に挿入す
ることが可能となる。
をバルブ挿入室と反対の側から挿入する場合に、保護壁
が電極端子を保護し、無理にこじってしまうようなこと
を防止することが可能なバルブソケットを提供すること
ができる。また、請求項2にかかる発明によれば、誘導
壁で基部を確実に基部挿入室の開口に位置合わせするの
で、多少乱暴に挿入したとしても基部挿入室内に挿入す
ることが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例にかかるバルブソケ
ットを分解斜視図により示している。本実施例のバルブ
ソケットはいわゆるL型のバルブソケットコネクタであ
り、配線するためのコネクタを備えるとともにこのコネ
クタの挿抜方向とバルブの挿抜方向とを直交させ、ハウ
ジングと一対の電極端子とリテーナとから構成されてい
る。図において、バルブソケットコネクタのハウジング
は、図2に断面を示すように、垂直方向に開口する筒型
のバルブソケット部10と、水平方向に開口するコネク
タ部20とからなる。バルブソケット部10は上方にウ
ェッジベースバルブ30における略球状のバルブ部31
の下端を挿入可能なバルブ挿入室11を備え、このバル
ブ挿入室11の底には同ウェッジベースバルブ30にお
けるバルブ部31の下端に形成された平板状の基部32
を挿入可能な基部挿入室12を備えている。なお、基部
32の下端からは一対のリード線33が突出しており、
一本ずつ基部32の両側面に沿って折り返されている。
バルブ挿入室11と基部挿入室12との連通部分は当該
基部挿入室12の上端を狭めるように保護壁13を形成
してあり、保護壁13で囲まれた開口14を介して連通
している。
明する。図1は、本発明の一実施例にかかるバルブソケ
ットを分解斜視図により示している。本実施例のバルブ
ソケットはいわゆるL型のバルブソケットコネクタであ
り、配線するためのコネクタを備えるとともにこのコネ
クタの挿抜方向とバルブの挿抜方向とを直交させ、ハウ
ジングと一対の電極端子とリテーナとから構成されてい
る。図において、バルブソケットコネクタのハウジング
は、図2に断面を示すように、垂直方向に開口する筒型
のバルブソケット部10と、水平方向に開口するコネク
タ部20とからなる。バルブソケット部10は上方にウ
ェッジベースバルブ30における略球状のバルブ部31
の下端を挿入可能なバルブ挿入室11を備え、このバル
ブ挿入室11の底には同ウェッジベースバルブ30にお
けるバルブ部31の下端に形成された平板状の基部32
を挿入可能な基部挿入室12を備えている。なお、基部
32の下端からは一対のリード線33が突出しており、
一本ずつ基部32の両側面に沿って折り返されている。
バルブ挿入室11と基部挿入室12との連通部分は当該
基部挿入室12の上端を狭めるように保護壁13を形成
してあり、保護壁13で囲まれた開口14を介して連通
している。
【0012】基部挿入室12の下端はコネクタ部20に
連通しており、当該コネクタ部20の下面には電極端子
40を挿入するための開口21が形成されている。電極
端子40は、板状の側板41と、この側板41における
両側面の下端に連結されるとともに直角に延設されて上
端を互いに近接させた電極部42,42と、上記側板4
1の下端に連結されて側板41と平行にかつ直角に延設
された端子部43とから構成されている。開口21はか
かる構成からなる電極端子40の下面投影形状に合わせ
て形成されている。一方、バルブ挿入室11と基部挿入
室12の側方には上記側板41の両側端を挿入して保持
する溝部15を形成してあり、開口21から電極端子4
0を挿入して溝部15に側板41を係合させながら押し
込むと、側板41から突出する電極部42,42が基部
挿入室12に収容され、下端の端子部43は基部挿入室
12の下端側の開口の縁部に当接して停止するようにな
っている。なお、端子部43が開口の縁部に当接する前
に側板41に形成したターミナルランス41aが基部挿
入室12の側面に形成した凹部12aに入り込んで係止
されている。
連通しており、当該コネクタ部20の下面には電極端子
40を挿入するための開口21が形成されている。電極
端子40は、板状の側板41と、この側板41における
両側面の下端に連結されるとともに直角に延設されて上
端を互いに近接させた電極部42,42と、上記側板4
1の下端に連結されて側板41と平行にかつ直角に延設
された端子部43とから構成されている。開口21はか
かる構成からなる電極端子40の下面投影形状に合わせ
て形成されている。一方、バルブ挿入室11と基部挿入
室12の側方には上記側板41の両側端を挿入して保持
する溝部15を形成してあり、開口21から電極端子4
0を挿入して溝部15に側板41を係合させながら押し
込むと、側板41から突出する電極部42,42が基部
挿入室12に収容され、下端の端子部43は基部挿入室
12の下端側の開口の縁部に当接して停止するようにな
っている。なお、端子部43が開口の縁部に当接する前
に側板41に形成したターミナルランス41aが基部挿
入室12の側面に形成した凹部12aに入り込んで係止
されている。
【0013】端子部43が当接して停止した状態におい
て、当該端子部43はコネクタ部20の筒部の中心に位
置する。なお、本実施例においては筒部の中心に位置す
ることになったがバルブソケットの形状等に応じてその
場所が変化することはいうまでもない。リテーナ50は
コネクタ部20の開口から挿入可能であり、開口を塞ぐ
ようにして起立した垂直壁51と、垂直壁51の下端か
ら挿入方向前方に延設された水平支持壁52と、この水
平支持壁52の前端から下方に突出して挿入方向後方に
延設されたロックアーム53とから構成されている。垂
直壁51には端子部43と対面する位置に当該端子部4
3,43を挿入可能な端子孔51a,51aを形成して
あり、また、端子孔51a,51aの開口の下端から水
平支持壁52の前端まで端子部43,43を挿入可能な
端子溝51b,51bを形成してある。なお、ロックア
ーム53の後端の下面には係止爪53aを形成してあ
り、コネクタ部20における下面にはこの係止爪53a
と対面する位置に前後に二つの係止孔22を形成してあ
る。また、開口側の下面には相手側コネクタを係止する
ための係止孔23を形成してある。
て、当該端子部43はコネクタ部20の筒部の中心に位
置する。なお、本実施例においては筒部の中心に位置す
ることになったがバルブソケットの形状等に応じてその
場所が変化することはいうまでもない。リテーナ50は
コネクタ部20の開口から挿入可能であり、開口を塞ぐ
ようにして起立した垂直壁51と、垂直壁51の下端か
ら挿入方向前方に延設された水平支持壁52と、この水
平支持壁52の前端から下方に突出して挿入方向後方に
延設されたロックアーム53とから構成されている。垂
直壁51には端子部43と対面する位置に当該端子部4
3,43を挿入可能な端子孔51a,51aを形成して
あり、また、端子孔51a,51aの開口の下端から水
平支持壁52の前端まで端子部43,43を挿入可能な
端子溝51b,51bを形成してある。なお、ロックア
ーム53の後端の下面には係止爪53aを形成してあ
り、コネクタ部20における下面にはこの係止爪53a
と対面する位置に前後に二つの係止孔22を形成してあ
る。また、開口側の下面には相手側コネクタを係止する
ための係止孔23を形成してある。
【0014】次に、上記構成からなる本実施例の動作を
説明する。まず、当該バルブソケットの組み立て方を説
明する。一対の電極端子40を側板41の側からコネク
タ部20の底面の開口21内へ挿入する。このとき、側
板41を基部挿入室12とバルブ挿入室11の側方の溝
部15に係合させながら挿入していく。奥まで押し込む
と、側板41はバルブ挿入室11内に進入し、電極部4
2は基部挿入室12内に進入し、端子部43が同基部挿
入室12の下方側の入り口に当接するとともにターミナ
ルランス41aが凹部12a内に入り込んで係止する。
係止したら、コネクタ部20の開口の側からリテーナ5
0を挿入する。リテーナ50の水平支持板52をコネク
タ部20における内側底面に摺接させながら挿入してい
くと、端子部43の先端が同水平支持板52に形成した
端子溝51bに入り、さらに押し込んでいくと垂直壁5
1の端子孔51aに挿入される。そのまま奥まで押し込
むと、図4に示すように、垂直壁51は端子部43の根
元近くまで挿入され、ロックアーム53の係止爪53a
がコネクタ部20の下面の係止孔22に係合して停止す
る。このようにリテーナ50を使用することにより、端
子部43を正確にコネクタ部20の開口方向に揃えるこ
とができるし、端子部43がリテーナ50を貫通してい
るので上からウエッジベースバルブ30を挿入しても電
極端子40が開口21から抜け出てしまうことを防止す
ることができる。なお、コネクタ部20の下面にはもう
ひとつの係止孔23が形成されているが、組付後、相手
側コネクタを挿入すると当該相手側コネクタに備えられ
たロックアームの突起が入り込んで抜け止めを図る。
説明する。まず、当該バルブソケットの組み立て方を説
明する。一対の電極端子40を側板41の側からコネク
タ部20の底面の開口21内へ挿入する。このとき、側
板41を基部挿入室12とバルブ挿入室11の側方の溝
部15に係合させながら挿入していく。奥まで押し込む
と、側板41はバルブ挿入室11内に進入し、電極部4
2は基部挿入室12内に進入し、端子部43が同基部挿
入室12の下方側の入り口に当接するとともにターミナ
ルランス41aが凹部12a内に入り込んで係止する。
係止したら、コネクタ部20の開口の側からリテーナ5
0を挿入する。リテーナ50の水平支持板52をコネク
タ部20における内側底面に摺接させながら挿入してい
くと、端子部43の先端が同水平支持板52に形成した
端子溝51bに入り、さらに押し込んでいくと垂直壁5
1の端子孔51aに挿入される。そのまま奥まで押し込
むと、図4に示すように、垂直壁51は端子部43の根
元近くまで挿入され、ロックアーム53の係止爪53a
がコネクタ部20の下面の係止孔22に係合して停止す
る。このようにリテーナ50を使用することにより、端
子部43を正確にコネクタ部20の開口方向に揃えるこ
とができるし、端子部43がリテーナ50を貫通してい
るので上からウエッジベースバルブ30を挿入しても電
極端子40が開口21から抜け出てしまうことを防止す
ることができる。なお、コネクタ部20の下面にはもう
ひとつの係止孔23が形成されているが、組付後、相手
側コネクタを挿入すると当該相手側コネクタに備えられ
たロックアームの突起が入り込んで抜け止めを図る。
【0015】バルブソケットが組み立てられたら、基部
32の側からウェッジベースバルブ30をバルブ挿入室
11に挿入する。上述したように、基部挿入室12とバ
ルブ挿入室11との間の開口14を狭めるように保護壁
13を突出させて形成しているので、基部32の先端は
開口14の奥で待ち受けている電極部42,42のほぼ
中央にしか挿入することができない。基部32が電極部
42,42の真ん中に挿入される場合には、電極部4
2,42はきれいに開いて基部32を間に収容すること
ができる。従って、従来のように電極部42の先端をこ
じって変形させてしまうことはない。また、開口から電
極部42,42の先端までに少しだけ距離があるので、
基部32の挿入角度も修正され、軸心に沿った角度で、
正確な位置に挿入することができる。
32の側からウェッジベースバルブ30をバルブ挿入室
11に挿入する。上述したように、基部挿入室12とバ
ルブ挿入室11との間の開口14を狭めるように保護壁
13を突出させて形成しているので、基部32の先端は
開口14の奥で待ち受けている電極部42,42のほぼ
中央にしか挿入することができない。基部32が電極部
42,42の真ん中に挿入される場合には、電極部4
2,42はきれいに開いて基部32を間に収容すること
ができる。従って、従来のように電極部42の先端をこ
じって変形させてしまうことはない。また、開口から電
極部42,42の先端までに少しだけ距離があるので、
基部32の挿入角度も修正され、軸心に沿った角度で、
正確な位置に挿入することができる。
【0016】図5は、本発明の変形例を示している。本
実施例においては、保護壁13,13の先端からバルブ
挿入室11の側に向かって末広がり状に傾斜する誘導壁
16を形成している。かかる構成とすることにより、ウ
ェッジベースバルブ30が斜めに挿入されたとしても基
部32の先端は誘導壁16に当接するため、押し込んで
いくにつれて開口14の位置に誘導される。従って、押
し込みながら姿勢を立て直してそのまま基部挿入室12
内へ挿入することができる。このように、バルブソケッ
ト部10の基部挿入室12にはバルブ挿入室11と反対
の側から電極端子40を挿入できるように下方のコネク
タ部20に開口21を形成してあり、当該開口21から
電極端子40の電極部42が基部挿入室12に収容され
たときには、同電極部42の上方に保護壁13が覆い被
さった状態となって、基部挿入室12とバルブ挿入室1
1とを連通する開口14の幅を狭くしている。ウェッジ
ベースバルブ30の基部32は当該開口14の間から基
部挿入室12に挿入されるため、電極部42の上端に当
接するようなことはなく、逆に相対面する電極部42の
中間に対して正確に挿入される。
実施例においては、保護壁13,13の先端からバルブ
挿入室11の側に向かって末広がり状に傾斜する誘導壁
16を形成している。かかる構成とすることにより、ウ
ェッジベースバルブ30が斜めに挿入されたとしても基
部32の先端は誘導壁16に当接するため、押し込んで
いくにつれて開口14の位置に誘導される。従って、押
し込みながら姿勢を立て直してそのまま基部挿入室12
内へ挿入することができる。このように、バルブソケッ
ト部10の基部挿入室12にはバルブ挿入室11と反対
の側から電極端子40を挿入できるように下方のコネク
タ部20に開口21を形成してあり、当該開口21から
電極端子40の電極部42が基部挿入室12に収容され
たときには、同電極部42の上方に保護壁13が覆い被
さった状態となって、基部挿入室12とバルブ挿入室1
1とを連通する開口14の幅を狭くしている。ウェッジ
ベースバルブ30の基部32は当該開口14の間から基
部挿入室12に挿入されるため、電極部42の上端に当
接するようなことはなく、逆に相対面する電極部42の
中間に対して正確に挿入される。
【0017】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、次のような当業者が容易に変形可能な変
形例をも当然に含むものである。例えば、上述した実施
例においては、開口14自体を狭くするように保護壁1
3を形成しているが、基部32の先端が電極部42に直
に当接しない程度に凸部を形成するようにしてもよい。
また、電極端子40の他端を直交方向に延設させた端子
部43にしているが、軸線方向に延設した端子部を形成
してストレートタイプの電極端子を使用するようにして
もよい。むろん、端子部43は雌型の端子であってもよ
い。また、他端をコネクタとせずに通常のバルブソケッ
トとして使用することもできる。さらに、電極部42は
必ずしも基部32を挟み込むタイプに限らず、一方から
押しつけるだけのものであってもよい。
ものではなく、次のような当業者が容易に変形可能な変
形例をも当然に含むものである。例えば、上述した実施
例においては、開口14自体を狭くするように保護壁1
3を形成しているが、基部32の先端が電極部42に直
に当接しない程度に凸部を形成するようにしてもよい。
また、電極端子40の他端を直交方向に延設させた端子
部43にしているが、軸線方向に延設した端子部を形成
してストレートタイプの電極端子を使用するようにして
もよい。むろん、端子部43は雌型の端子であってもよ
い。また、他端をコネクタとせずに通常のバルブソケッ
トとして使用することもできる。さらに、電極部42は
必ずしも基部32を挟み込むタイプに限らず、一方から
押しつけるだけのものであってもよい。
【図1】本発明の一実施例にかかるバルブソケットの分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】バルブソケットの組付手順を示す断面図であ
る。
る。
【図3】バルブソケットの底面図である。
【図4】バルブソケットの組付手順を示す断面図であ
る。
る。
【図5】バルブソケットの変形例の断面図である。
【図6】従来のバルブソケットの断面図である。
10…バルブソケット部 11…バルブ挿入室 12…基部挿入室 13…保護壁 14…開口 20…コネクタ部 21…開口 30…ウェッジベースバルブ 31…バルブ部 32…基部 33…リード線 40…電極端子 42…電極部 50…リテーナ
Claims (2)
- 【請求項1】 略球状のバルブ部と、当該バルブ部の下
方に連結されて周面にリード線を配設した基部とを備え
たバルブを保持するバルブソケットであって、上記バル
ブ部を挿入する有底筒型のバルブ挿入室と、当該バルブ
挿入室の奥壁に開口する基部挿入室とを備えるととも
に、同基部挿入室内に上記開口から挿入される基部を側
面方向から押さえ付けるようにして上記リード線と接続
する電極端子を収容するものにおいて、 上記基部挿入室は、上記バルブ挿入室と反対の側に電極
端子を挿入して収容する開口を備えるとともに、上記バ
ルブ挿入室の側の開口には上記電極端子における当該開
口側の端部を覆うように庇状の保護壁を備えたことを特
徴とするバルブソケット。 - 【請求項2】 上記請求項1に記載のバルブソケットに
おいて、上記保護壁の先端から上記バルブ挿入室内に向
かって末広がり状に傾斜する誘導壁を形成したことを特
徴とするバルブソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6800194A JPH07249465A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | バルブソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6800194A JPH07249465A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | バルブソケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07249465A true JPH07249465A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=13361218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6800194A Pending JPH07249465A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | バルブソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07249465A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006097059A1 (de) * | 2005-03-18 | 2006-09-21 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH | Sockel für eine lampe |
JP2008210656A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Mitsumi Electric Co Ltd | コネクタ装置 |
JP2015115163A (ja) * | 2013-12-11 | 2015-06-22 | 矢崎総業株式会社 | 端子金具の係止構造、バルブソケットおよび照明装置 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6800194A patent/JPH07249465A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006097059A1 (de) * | 2005-03-18 | 2006-09-21 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH | Sockel für eine lampe |
JP2008533672A (ja) * | 2005-03-18 | 2008-08-21 | パテント−トロイハント−ゲゼルシヤフト フユール エレクトリツシエ グリユーラムペン ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ランプ用のベース |
US7712938B2 (en) | 2005-03-18 | 2010-05-11 | Osram Gesellschaft Mit Beschraenkter Haftung | Socket for a lamp |
JP4700726B2 (ja) * | 2005-03-18 | 2011-06-15 | パテント−トロイハント−ゲゼルシヤフト フユール エレクトリツシエ グリユーラムペン ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ランプ用のベース |
JP2008210656A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Mitsumi Electric Co Ltd | コネクタ装置 |
JP2015115163A (ja) * | 2013-12-11 | 2015-06-22 | 矢崎総業株式会社 | 端子金具の係止構造、バルブソケットおよび照明装置 |
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