JPH07248895A - 半導体集積回路、半導体記憶装置、半導体一時記憶装置及び半導体演算装置 - Google Patents

半導体集積回路、半導体記憶装置、半導体一時記憶装置及び半導体演算装置

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JPH07248895A
JPH07248895A JP6039885A JP3988594A JPH07248895A JP H07248895 A JPH07248895 A JP H07248895A JP 6039885 A JP6039885 A JP 6039885A JP 3988594 A JP3988594 A JP 3988594A JP H07248895 A JPH07248895 A JP H07248895A
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JP
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data
bits
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unnecessary
control
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JP6039885A
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Inventor
Fumiyasu Asai
文康 浅井
Eiichi Teraoka
栄一 寺岡
Tooru Kengaku
徹 見学
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費電力を削減できる半導体集積回路を提供
する。 【構成】 取り扱い得るデータ長がNビットである半導
体集積回路において、データ長がKビット(K<N)の
データを取り扱うとき、不要なデータ部分の回路の動作
を止める為の制御信号を記憶する手段16aと、前記制
御信号を転送する制御線21と、前記制御信号の転送を
受けて記憶装置10内の不要なデータ部分の諸制御信号
を抑止する制御回路17と、前記制御信号の転送を受け
て一時記憶装置11内の不要なデータ部分を所定値に固
定する制御回路15aと、前記制御信号の転送を受けて
ALU12内の不要なデータ部分を所定値に固定する制
御回路19と、前記制御信号の転送を受けて演算装置1
4内の一時記憶装置13内の不要なデータ部分を所定値
に固定する制御回路20とを備える構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサ等
に使用される半導体集積回路、半導体記憶装置、半導体
一時記憶装置及び半導体演算装置の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサでは、演算を実行す
るとき、下位ビットから全ビット分を実行するようにな
っている。従って、従来、16ビットの演算装置におい
て、8ビットのデータを演算するような場合、演算に使
用しない上位8ビットに意味のない値が入力されている
とき、演算装置の桁上げ及びオーバーフローフラグの値
が無意味になり、正しい演算結果が得られないので、上
位8ビットには0又は符号ビットを入力して、見掛け上
16ビットのデータにして演算を実行している。また、
16ビットの演算用マイクロプロセッサで8ビットの演
算を実行する場合には、演算に使用しない上位8ビット
に上述のように0又は符号ビットを入力することによ
り、8ビットの演算が可能であるから、8ビット演算用
の演算装置を備えるようなことはなされていなかった。
また、16ビットマイクロコンピュータを使って8ビッ
トマイクロコンピュータ用のプログラムを実行する場合
のように、取り扱い得るデータ長が8ビット有れば十分
であることを操作者が判っているような場合でも、ハー
ドウェアにおいて不要のデータ部分を作動させない等の
対応措置が採られていない為、消費電力を削減できない
ことがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、低消
費電力化への要求が高まり、例えば8ビット長のデータ
を取り扱う場合でも、見掛け上例えば16ビット長のデ
ータに直して、本来不要な上位8ビットのデータについ
てもメモリ、レジスタ、ラッチ、演算装置間をバスで転
送したり演算を行い無駄な電力を消費することが無視で
きなくなって来ている。本発明は、上述のような事情に
鑑みてなされたものであり、第1発明では、不要なデー
タ部分の回路の動作を止める手段を設けることにより消
費電力の削減が可能な半導体集積回路を提供することを
目的とする。第2,4発明では、記憶装置内回路の不要
なデータ部分の制御信号を抑止する手段と、一時記憶装
置内及び演算装置内の各々の不要なデータ部分を所定値
に固定する手段とを設けることにより、第3発明では、
記憶装置内回路の不要なデータ部分の制御信号を抑止す
る手段と、演算装置内のALU内の不要なデータ部分を
所定値に固定する手段と、一時記憶装置及び演算装置内
のアキュムレータにそのときの不要なデータを保持させ
る手段とを設けることにより、消費電力の削減が可能な
半導体集積回路を提供することを目的とする。
【0004】第5発明では、操作者の操作に応じて、不
要なデータ部分の回路の動作を止める為の制御信号を各
部の制御回路へ与える制御ピンと、各部の不要なデータ
部分の回路の動作を止める手段とを設けることにより、
操作者が、使用するプログラムに応じて消費電力を削減
することが可能な半導体集積回路を提供することを目的
とする。第6発明では、データ毎に、不要なデータ部分
の回路の動作を止める手段を設けることにより消費電力
の削減が可能な半導体集積回路を提供することを目的と
する。第7発明では、データ毎に、記憶装置内回路の不
要なデータ部分の制御信号を抑止する手段と、一時記憶
装置内及び演算装置内の各々の不要なデータ部分を所定
値に固定する手段とを設けることにより、第8発明で
は、データ毎に、記憶装置内回路の不要なデータ部分の
制御信号を抑止する手段と、演算装置内のALUの不要
なデータ部分を所定値に固定する手段と、一時記憶装置
及び演算装置のアキュムレータにそのときの不要なデー
タを保持させる手段とを設けることにより、データ毎に
細かく消費電力の削減が可能な半導体集積回路を提供す
ることを目的とする。
【0005】第9発明では、不要なデータ部分を所定値
に固定する手段を設けることにより、第11発明では、
データ毎に不要なデータ部分を所定値に固定する手段を
設けることにより、消費電力の削減が可能な半導体演算
装置を提供することを目的とする。第10発明では、操
作者の操作に応じて、不要なデータ部分の回路の動作を
止める為の制御信号を各部の制御回路へ与える制御ピン
と、各部の不要なデータ部分の回路の動作を止める手段
とを設けることにより、操作者が、使用するプログラム
に応じて消費電力を削減することが可能な半導体演算装
置を提供することを目的とする。
【0006】第12発明では、不要なデータ部分の制御
信号を抑止する手段を設けることにより、第14発明で
は、データ毎に、不要なデータ部分の制御信号を抑止す
る手段を設けることにより、消費電力の削減が可能な半
導体記憶装置を提供することを目的とする。第13発明
では、操作者の操作に応じて、不要なデータ部分の回路
の動作を止める為の制御信号を各部の制御回路へ与える
制御ピンと、各部の不要なデータ部分の回路の動作を止
める手段とを設けることにより、操作者が、使用するプ
ログラムに応じて消費電力を削減することが可能な半導
体記憶装置を提供することを目的とする。
【0007】第15発明では、不要なデータ部分を所定
値に固定する手段を設けることにより、第16発明で
は、そのときの不要なデータを保持する手段を設けるこ
とにより、第18発明では、データ毎に不要なデータ部
分を所定値に固定する手段を設けることにより、第19
発明では、データ毎にそのときの不要なデータを保持す
る手段を設けることにより、消費電力の削減が可能な半
導体一時記憶装置を提供することを目的とする。第17
発明では、操作者の操作に応じて、不要なデータ部分の
回路の動作を止める為の制御信号を各部の制御回路へ与
える制御ピンと、各部の不要なデータ部分の回路の動作
を止める手段とを設けることにより、操作者が、使用す
るプログラムに応じて消費電力を削減することが可能な
半導体一時記憶装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る半導体集
積回路は、不要なデータ部分の回路の動作を止める為の
制御信号を伝送する制御線と、この制御信号の伝送を受
けて不要なデータ部分の動作を止める制御回路とを備え
ることを特徴とする。
【0009】第2発明に係る半導体集積回路は、不要な
データ部分の回路の動作を止める為の制御信号を記憶す
る手段と、この制御信号を半導体集積回路内各部へ転送
する制御線と、この制御信号の転送を受けて記憶装置内
回路の不要なデータ部分の制御信号を抑止する制御回路
と、この制御信号の転送を受けて一時記憶装置、演算装
置内のALU内及び演算装置内の一時記憶装置内の各々
の不要なデータ部分を所定値に固定する各々の制御回路
と、バスから一時記憶装置の制御回路へ不要なデータ部
分のビット分を伝送するバスと、ALUから演算装置内
の一時記憶装置の制御回路へ不要なデータ部分のビット
分を伝送する演算装置の内部バスとを備えることを特徴
とする。
【0010】第3発明に係る半導体集積回路は、不要な
データ部分の動作を止める為の制御信号を記憶する手段
と、この制御信号を半導体集積回路内各部へ転送する制
御線と、この制御信号の転送を受けて記憶装置内回路の
不要なデータ部分の制御信号を抑止する制御回路と、こ
の制御信号の転送を受けて、演算装置内のALU内の不
要なデータ部分を所定値に固定する制御回路と、一時記
憶装置及び演算装置内の一時記憶装置に各々のそのとき
の不要なデータを保持させる各々の制御回路と、バスか
ら一時記憶装置の制御回路へ不要なデータ部分のビット
分を伝送するバスと、ALUから演算装置内の一時記憶
装置の制御回路へ不要なデータ部分のビット分を伝送す
る演算装置の内部バスとを備えることを特徴とする。
【0011】第4発明に係る半導体集積回路は、ステー
タスレジスタ内に、不要なデータ部分の動作を止める為
の制御信号を記憶するフィールドを備えることを特徴と
する。
【0012】第5発明に係る半導体集積回路は、不要な
データ部分の回路の動作を止める為の制御信号を、各々
の制御回路へ与える為の制御ピンを備えることを特徴と
する。
【0013】第6発明に係る半導体集積回路は、データ
毎に備えたデータ長を示すデータ長識別ビットを受け
て、不要なデータ部分の動作を止める制御回路と、デー
タ長識別ビットを制御回路へ伝送する為のバスとを備え
ることを特徴とする。
【0014】第7発明に係る半導体集積回路は、データ
毎にデータ長を示すデータ長識別ビットを備え、データ
長識別ビットを受けて、記憶装置内回路の不要なデータ
部分の制御信号を抑止する制御回路と、データ長識別ビ
ットを受けて、一時記憶装置及び演算装置の各々の不要
なデータ部分を所定値に固定する各々の制御回路と、バ
スから一時記憶装置の制御回路へ不要なデータ部分のビ
ット分を分岐伝送するバスと、ALUから演算装置内の
一時記憶装置の制御回路へ不要なデータ部分のビット分
を分岐伝送する演算装置の内部バスと、データ長識別ビ
ットを各々の制御回路へ伝送する為の各バスとを備える
ことを特徴とする。
【0015】第8発明に係る半導体集積回路は、データ
毎にデータ長を示すデータ長識別ビットを備え、データ
長識別ビットを受けて、記憶装置内回路の不要なデータ
部分の制御信号を抑止する制御回路と、データ長識別ビ
ットを受けて、一時記憶装置及び演算装置内の一時記憶
装置の各々にそのときの不要なデータを保持させる各々
の制御回路と、データ長識別ビットを受けて、演算装置
内のALUの不要なデータ部分を所定値に固定する制御
回路と、データ長識別ビットを各々の制御回路へ伝送す
る為のバスとを備えることを特徴とする。
【0016】第9発明に係る半導体演算装置は、不要な
データ部分の回路の動作を止める為の制御信号を伝送す
る制御線と、この制御信号の伝送を受けて不要なデータ
部分を所定値に固定する制御回路とを備えることを特徴
とする。
【0017】第10発明に係る半導体演算装置は、不要
なデータ部分の回路の動作を止める為の制御信号を、各
々の制御回路へ与える為の制御ピンを備えることを特徴
とする。
【0018】第11発明に係る半導体演算装置は、デー
タ毎に備えたデータ長を示すデータ長識別ビットを受け
て、不要なデータ部分を所定値に固定する制御回路と、
データ長識別ビットをこの制御回路へ伝送する為のバス
とを備えることを特徴とする。
【0019】第12発明に係る半導体記憶装置は、不要
なデータ部分の回路の動作を止める為の制御信号を伝送
する制御線と、この制御信号の伝送を受けて不要なデー
タ部分の制御信号を抑止する制御回路とを備えることを
特徴とする。
【0020】第13発明に係る半導体記憶装置は、不要
なデータ部分の回路の動作を止める為の制御信号を、各
々の制御回路へ与える為の制御ピンを備えることを特徴
とする。
【0021】第14発明に係る半導体記憶装置は、デー
タ毎に備えたデータ長を示すデータ長識別ビットを受け
て、不要なデータ部分の制御信号を抑止する制御回路
と、データ長識別ビットをこの制御回路へ伝送する為の
バスとを備えることを特徴とする。
【0022】第15発明に係る半導体一時記憶装置は、
不要なデータ部分の回路の動作を止める為の制御信号を
伝送する制御線と、この制御信号の伝送を受けて不要な
データ部分を所定値に固定する制御回路と、この制御回
路へ不要なデータ部分のビット分を分岐伝送するバスと
を備えることを特徴とする。
【0023】第16発明に係る半導体一時記憶装置は、
不要なデータ部分の回路の動作を止める為の制御信号を
伝送する制御線と、この制御信号の伝送を受けて、その
ときの不要なデータを保持させる制御回路とを備えるこ
とを特徴とする。
【0024】第17発明に係る半導体一時記憶装置は、
不要なデータ部分の回路の動作を止める為の制御信号を
各々の制御回路へ与える為の制御ピンを備えることを特
徴とする。
【0025】第18発明に係る半導体一時記憶装置は、
データ毎に備えたデータ長を示すデータ長識別ビットを
受けて、不要なデータ部分を所定値に固定する制御回路
と、この制御回路へ不要なデータ部分のビット分を分岐
伝送するバスと、この制御回路へデータ長識別ビットを
伝送する為のバスとを備えることを特徴とする。
【0026】第19発明に係る半導体一時記憶装置は、
データ毎に備えたデータ長を示すデータ長識別ビットを
受けて、そのときの不要なデータを保持させる制御回路
と、データ長識別ビットをこの制御回路へ伝送する為の
バスとを備えることを特徴とする。
【0027】
【作用】第1発明に係る半導体集積回路では、制御線が
不要なデータ部分の回路の動作を止める為の制御信号を
制御回路へ伝送し、これを受けて制御回路が不要なデー
タ部分の動作を止める。
【0028】第2発明に係る半導体集積回路では、制御
信号を記憶する手段が不要なデータ部分の動作を止める
為の制御信号を記憶して、制御線がこの制御信号を半導
体集積回路内の各制御回路へ転送し、これを受けて各々
の制御回路が、記憶装置内回路の不要なデータ部分の制
御信号を抑止し、一時記憶装置内及び演算装置内の各々
の不要なデータ部分を所定値に固定する。
【0029】第3発明に係る半導体集積回路では、制御
信号を記憶する手段が不要なデータ部分の動作を止める
為の制御信号を記憶して、制御線がこの制御信号を半導
体集積回路内の各制御回路へ転送し、これを受けて各々
の制御回路が、記憶装置内回路の不要なデータ部分の制
御信号を抑止し、一時記憶装置及び演算装置内のアキュ
ムレータにそのときの不要なデータを保持させ、演算装
置内のALU内の不要なデータ部分を所定値に固定す
る。
【0030】第4発明に係る半導体集積回路では、ステ
ータスレジスタが不要なデータ部分の動作を止める為の
制御信号を記憶する。
【0031】第5発明に係る半導体集積回路では、制御
ピンが、不要なデータ部分の動作を止める為の制御信号
を、制御線を介して制御回路へ与え、これを受けて制御
回路は不要なデータ部分の動作を止める。
【0032】第6発明に係る半導体集積回路では、制御
回路が、データ毎に備えたデータ長を示すデータ長識別
ビットを、それを分岐伝送する為のバスを介して受け
て、不要なデータ部分の動作を止める。
【0033】第7発明に係る半導体集積回路では、各々
の制御回路が、データ毎に備えたデータ長を示すデータ
長識別ビットを、それを分岐伝送する為の各々のバスを
介して受けて、記憶装置内回路の不要なデータ部分の制
御信号を抑止し、一時記憶装置内及び演算装置内の各々
の不要なデータ部分を所定値に固定する。
【0034】第8発明に係る半導体集積回路では、各々
の制御回路が、データ毎に備えたデータ長を示すデータ
長識別ビットを、それを分岐伝送する為の各々のバスを
介して受けて、記憶装置内回路の不要なデータ部分の制
御信号を抑止し、一時記憶装置及び演算装置内の一時記
憶装置の各々にそのときの不要なデータを保持させ、演
算装置内のALUの不要なデータ部分を所定値に固定す
る。
【0035】第9発明に係る半導体演算装置では、制御
線が不要なデータ部分の回路の動作を止める為の制御信
号を制御回路へ伝送し、これを受けて制御回路が不要な
データ部分を所定値に固定する。
【0036】第10発明に係る半導体演算装置では、制
御ピンが、不要なデータ部分の動作を止める為の制御信
号を、制御線を介して制御回路へ与え、これを受けて制
御回路は不要なデータ部分の動作を止める。
【0037】第11発明に係る半導体演算装置では、制
御回路が、データ毎に備えたデータ長を示すデータ長識
別ビットを、それを分岐伝送する為のバスを介して受け
て、不要なデータ部分を所定値に固定する。
【0038】第12発明に係る半導体記憶装置では、制
御線が不要なデータ部分の回路の動作を止める為の制御
信号を制御回路へ伝送し、これを受けて制御回路が不要
なデータ部分の諸制御信号を抑止する。
【0039】第13発明に係る半導体記憶装置では、制
御ピンが、不要なデータ部分の動作を止める為の制御信
号を、制御線を介して制御回路へ与え、これを受けて制
御回路は不要なデータ部分の動作を止める。
【0040】第14発明に係る半導体記憶装置では、制
御回路が、データ毎に備えたデータ長を示すデータ長識
別ビットを、それを分岐伝送する為のバスを介して受け
て、不要なデータ部分の制御信号を抑止する。
【0041】第15発明に係る半導体一時記憶装置で
は、バスが不要なデータ部分のビット分を制御回路へ分
岐伝送し、制御線が不要なデータ部分の回路の動作を止
める為の制御信号を制御回路へ伝送して、これを受けて
制御回路が不要なデータ部分を所定値に固定する。
【0042】第16発明に係る半導体一時記憶装置で
は、制御線が不要なデータ部分の回路の動作を止める為
の制御信号を制御回路へ伝送し、これを受けて制御回路
がそのときの不要なデータを保持させる。
【0043】第17発明に係る半導体一時記憶装置で
は、制御ピンが、不要なデータ部分の動作を止める為の
制御信号を、制御線を介して制御回路へ与え、これを受
けて制御回路は不要なデータ部分の動作を止める。
【0044】第18発明に係る半導体一時記憶装置で
は、バスが制御回路へ不要なデータ部分のビット分を分
岐伝送し、制御回路は、データ毎に備えたデータ長を示
すデータ長識別ビットを、それを分岐伝送する為のバス
を介して受けて、不要なデータ部分を所定値に固定す
る。
【0045】第19発明に係る半導体一時記憶装置で
は、制御回路が、データ毎に備えたデータ長を示すデー
タ長識別ビットを、それを分岐伝送する為のバスを介し
て受けて、そのときの不要なデータを保持させる。
【0046】
【実施例】以下に、本発明をその実施例を示す図面を参
照しながら説明する。 実施例1.図1は、第1,2,4発明に係る半導体集積
回路の1実施例の構成を示すブロック図である。取り扱
い得るデータ長がNビットであるバス15が、メモリ1
0と、レジスタ11と、ALU12及びアキュムレータ
13から成る演算装置14と、半導体集積回路の状態を
示す信号を記憶するステータスレジスタ16とを互いに
接続し、ステータスレジスタ16内には不要なデータ部
分の回路の動作を止める為の制御信号を記憶するフィー
ルド16aが設けられ、レジスタ11、レジスタ11の
制御回路18にはバス15の下位K(K<N)ビット分
15b、上位(N−K)ビット分15aが各々分岐接続
されて、アキュムレータ13、アキュムレータ13の制
御回路20には演算装置14の内部バスの下位Kビット
分13b、上位(N−K)ビット分13aが各々分岐接
続され、レジスタ11及びALU12はバス15とは別
の経路でも接続されて、レジスタ11、アキュムレータ
13にクロック信号線64が接続されている。
【0047】また、これとは別にステータスレジスタ1
6内のフィールド16aから不要なデータ部分の動作を
止める為の制御信号を転送する制御線21が、メモリ1
0内の回路の不要なデータ部分の制御信号を抑止する制
御回路17と、レジスタ11内の不要なデータ部分を所
定値に固定する制御回路18と、ALU12内の不要な
データ部分を所定値に固定する制御回路19と、アキュ
ムレータ13内の不要なデータ部分を所定値に固定する
制御回路20とに接続されている。また、バス22がレ
ジスタ11及びステータスレジスタ16に接続されて、
オペレーションコードOPCを伝送し、レジスタ11か
らはデコーダ23を介してオペレーションコードOPC
がALU12へ与えられるようになっている。
【0048】このような構成の半導体集積回路の動作を
以下に説明する。取り扱い得るデータ長がNビットであ
る半導体集積回路が、データ長がNビットのデータを取
り扱うとき、ステータスレジスタ16内のフィールド1
6aは、制御装置がプログラムから解読して出力した通
常の動作の為の制御信号を記憶する。この制御信号(例
えば“1”とする)は、フィールド16aから制御線2
1を介して制御回路17,18,19,20へ転送され
るが、このとき、制御回路17,18,19,20は作
動せず、メモリ10、レジスタ11、ALU12、アキ
ュムレータ13は通常通りデータ長がNビットのデータ
を取り扱う。半導体集積回路が、データ長がKビット
(K<N)のデータを取り扱うとき、フィールド16a
は、制御装置がプログラムから解読して出力した(N−
K)ビットの不要なデータ部分の動作を止める為の制御
信号を記憶する。この制御信号(例えば“0”とする)
は、フィールド16aから制御線21を介して制御回路
17,18,19,20へ転送される。
【0049】(N−K)ビットの不要なデータ部分の回
路の動作を止める為の制御信号“0”の転送を受けた制
御回路19は、ALU12内の不要なデータ部分を所定
値に固定する。(N−K)ビットの不要なデータ部分の
回路の動作を止める為の制御信号“0”の転送を受けた
制御回路20は、アキュムレータ13内の不要なデータ
部分を所定値に固定する。(N−K)ビットの不要なデ
ータ部分の回路の動作を止める為の制御信号“0”の転
送を受けた制御回路17は、メモリ10の(N−K)ビ
ットの不要なデータ部分にライト・イネーブル信号、セ
ンスアンプ・イネーブル信号、プリチャージ・イネーブ
ル信号等の制御信号が働くことを抑止する。その為、メ
モリ10の(N−K)ビットの不要なデータ部分は作動
しない。(N−K)ビットの不要なデータ部分の回路の
動作を止める為の制御信号“0”の転送を受けた制御回
路18は、レジスタ11内の不要なデータ部分を所定値
に固定する。
【0050】以下に、各部の詳細な構成及び動作を説明
する。図2は、ALU12及びその制御回路19の構成
例を示すブロック図である。ここでは、繁雑さを避ける
為に、最も基本的なリップル桁上げ型の例えば8ビット
ALUにおいて、例えばデータ長が4ビットのデータを
取り扱う場合を示している。本発明に係る半導体集積回
路のALU12のデータについては、特別な制御をする
必要はない。メモリ10、レジスタ11、ラッチ(図示
せず)等の不要なデータ部分(上位4桁)の動作を止め
ることにより、ALU12の不要なデータ部分(上位4
桁)には、固定値又はクロック信号の前のサイクルの値
が変わらず入力されるので、ALU12の不要なデータ
部分に相当する回路は作動しないからである。しかし、
有効なデータ部分(下位4桁)の演算結果によっては、
桁上げが生じる可能性があり、このときには、ALU1
2の不要な回路が作動し、電力を消費する。その為、A
LU12では、桁上げ信号と不要なデータ部分の動作を
止める為の制御信号とを入力とする制御回路19を付加
することによって、不要な桁上げの伝播を無くし、消費
電力の削減を図っている。
【0051】図2では、最下位桁の1ビットフルアダー
80に2入力信号A0,B0が入力されて、演算結果S
0と桁上げC0とを出力し、2桁目から8桁目迄の1ビ
ットフルアダー81〜87は、それぞれ前桁からの桁上
げC0〜C6と2入力A1〜A7,B1〜B7とが入力
されて演算結果S1〜S7と桁上げC1〜C7とを出力
するようになっている。但し,4桁目の桁上げC3は、
制御回路19のAND回路89へ、制御線21からの不
要なデータ部分の回路の動作を止める為の制御信号と共
に入力され、AND回路89の出力は、4桁目の桁上げ
C3に代わって5桁目の1ビットフルアダー84へ入力
されるようになっており、桁上げC7は最上位桁のキャ
リーアウトCYOUTとして示されている。
【0052】このような構成のALUの動作を以下に説
明する。データ長が8ビットのデータを取り扱うとき、
制御線21は、外部からの通常の動作の為の制御信号
(例えば“1”とする)を伝送する。その為、制御線2
1からの制御信号を一方の入力とするAND回路89
の、他方の入力である4桁目の1ビットフルアダー83
からの桁上げC3は有効とされ、そのまま5桁目の1ビ
ットフルアダー84へ入力される。従って、最下位桁の
1ビットフルアダー80は、入力信号A0とB0とを加
算して演算結果S0と桁上げC0とを出力すると共に、
2桁目から8桁目迄の1ビットフルアダー81〜87
は、それぞれ前桁からの桁上げC0〜C6と入力A1〜
A7と入力B1〜B7とを加算して、演算結果S1〜S
7と桁上げC1〜C6とキャリーアウトCYOUTとを
出力し、通常の8ビットのALUとして作動する。
【0053】データ長が4ビットのデータを取り扱うと
き、制御線21は、4ビットの不要なデータ部分の回路
の動作を止める為の外部からの制御信号“0”を伝送す
る。その為、制御線21からの制御信号を一方の入力と
する制御回路19のAND回路89の出力は常時“0”
となり、他方の入力である4桁目の1ビットフルアダー
83からの桁上げC3は無効とされる。従って、最下位
桁の1ビットフルアダー80は、入力信号A0とB0と
を加算して演算結果S0と桁上げC0とを出力すると共
に、2〜4桁目の1ビットフルアダー81〜83は、そ
れぞれ前桁からの桁上げC0〜C2と入力A1〜A3と
入力B1〜B3とを加算して、演算結果S1〜S3と桁
上げC1〜C3とを出力するが、4桁目の1ビットフル
アダー83の桁上げC3は、5桁目の1ビットフルアダ
ー84へ入力されない。
【0054】その結果、メモリ10、レジスタ11、ラ
ッチ等の不要なデータ部分の動作を止めることにより、
ALU12の不要なデータ部分の回路は作動せず、ま
た、上述したように、桁上げも生じないので、ALU1
2の上位4桁の部分の回路は作動せず、無駄な電力を消
費しない。尚、上述では、データ長が8ビットのALU
において、データ長が4ビットのデータを取り扱う場合
を説明したが、16ビットと8ビット又は4ビット、2
4ビットと12ビット、32ビットと16ビット等、N
ビットとKビット(N>K)の場合において、上述と同
様のことが可能である。
【0055】図3は、メモリ10の下位Kビット、上位
(N−K)ビット及びその制御回路17の各1ビット分
の構成例を示すブロック図である。下位Kビットの1ビ
ット分のメモリセル35は、ワード線36をゲート入力
とするアクセス用FET33,34に接続されており、
アクセス用FET33,34を通じてビット線31、バ
ービット線32との間で読み出し、書き込みのデータ転
送を行うようになっている。ビット線31、バービット
線32は、各々の1端がプリチャージイネーブル信号線
37にゲート接続されたプリチャージ用FET38,3
9を通じて電源電位に接続されると共に、各々の他端が
Yセレクタ30を介して、センスアンプ41に接続さ
れ、読み出しのデータ転送を行うようになっている。
【0056】センスアンプ41には、センスアンプイネ
ーブル信号線42にゲート接続され、他端が接地された
FET40が接続され、データ読み出しの制御を行う。
ビット線31、バービット線32の各々の他端は、ライ
トイネーブル信号線27をゲート入力とするFET2
8,29を介してビット毎の書き込みドライバ26にも
接続され、書き込みのデータ転送を行うようになってい
る。センスアンプ41からは、読み出しデータラッチ4
3へ読み出しデータ線44が接続され、読み出しデータ
ラッチ43で選択されたセンスアンプのデータが出力さ
れるようになっている。上位(N−K)ビットの1ビッ
ト分のメモリセル55は、ワード線36をゲート入力と
するアクセス用FET53,54に接続されており、ア
クセス用FET53,54を通じてビット線51、バー
ビット線52との間で読み出し、書き込みのデータ転送
を行うようになっている。ビット線51、バービット線
52は、各々の1端がプリチャージイネーブル信号線3
7と制御線21とを入力とするAND回路56の出力に
ゲート接続されたプリチャージ用FET57,58を通
じて電源電位に接続されると共に、各々の他端がYセレ
クタ30を介して、センスアンプ60に接続され、読み
出しのデータ転送を行うようになっている。
【0057】センスアンプ60には、センスアンプイネ
ーブル信号線42と制御線21とを入力とするAND回
路50の出力にゲート接続され他端が接地されたFET
59が接続され、データ読み出しの制御を行う。ビット
線51、バービット線52の各々の他端は、ライトイネ
ーブル信号線27と制御線21とが入力であるAND回
路47の出力をゲート入力とするFET48,49を介
してビット毎の書き込みドライバ46にも接続され、書
き込みのデータ転送を行うようになっている。ビット毎
の書き込みドライバ46には、制御線21の制御信号も
与えられ、書き込みを制御するようになっている。セン
スアンプ60からは、読み出しデータラッチ43の上位
(N−K)ビットの1ビット分62に読み出しデータ線
63が接続されている。上位(N−K)ビットの各1ビ
ット分62には、クロック信号線64と制御線21とを
入力とするAND回路61の出力も与えられ、読み出し
制御を行うようになっている。AND回路47,50,
56,61は、制御回路17の1ビット分を構成してい
る。
【0058】このような構成のメモリの下位Kビット、
上位(N−K)ビット及びその制御回路17の各1ビッ
ト分の動作を以下に説明する。データ長がNビットのデ
ータを取り扱うとき、制御線21は、外部からの通常の
動作の為の制御信号(例えば“1”とする)を伝送す
る。このとき、制御回路17内のAND回路47,5
0,56,61の入力の内、制御線21からの入力は
“1”となるので、他方の各々の入力であるライトイネ
ーブル信号、センスアンプイネーブル信号、プリチャー
ジイネーブル信号、クロック信号が有効とされ、メモリ
セル35及びメモリセル55では共に書き込み、読み出
しの各動作が通常通り行われる。
【0059】データ長がKビットのデータを取り扱うと
き、制御線21は、(N−K)ビットの不要なデータ部
分の回路の動作を止める為の外部からの制御信号“0”
を伝送する。このとき、制御回路17内のAND回路4
7,50,56,61の入力の内、一方の制御線21か
らの入力は“0”となる。書き込み動作のとき、メモリ
セル35においては、プリチャージイネーブル信号線3
7からプリチャージイネーブル信号を受けたFET3
8,39が作動してプリチャージ動作が行われた後、ワ
ード線36からローアドレス信号を受けたFET33,
34と、書き込みドライバ26と、ライトイネーブル信
号を受けたFET28,29とが作動して、メモリセル
35への書き込みは通常通り行われる。
【0060】一方、メモリセル55においては、制御線
21からの入力が“0”となるので、AND回路56は
プリチャージイネーブル信号を抑止して、FET57,
58を作動させず、プリチャージ動作は行われない。ま
た、書き込みドライバ46が制御線21から“0”信号
を受けて動作が禁止されると共に、制御線21からの入
力が“0”となるのでAND回路47はライトイネーブ
ル信号を抑止して、FET48,49を作動させない。
その為、メモリセル35への書き込みは行われない。従
って、メモリの上位(N−K)ビットでは、FET5
7,58の動作、プリチャージ動作、書き込みドライバ
46の動作及びFET48,49の動作に伴う電力は消
費されない。読み出し動作のとき、メモリセル35にお
いては、プリチャージイネーブル信号線37からプリチ
ャージイネーブル信号を受けたFET38,39が作動
してプリチャージ動作が行われる。次いで、ワード線3
6からローアドレス信号を受けたFET33,34と、
センスアンプイネーブル信号線42からセンスアンプイ
ネーブル信号を受けたFET40とが作動して、メモリ
セル35からセンスアンプ41へデータの読み出しが行
われ、このデータは読み出しデータラッチ43を介して
選択出力される。
【0061】一方、メモリセル55においては、制御線
21からの入力が“0”となるので、AND回路56は
プリチャージイネーブル信号を抑止して、FET57,
58を作動させず、プリチャージ動作は行われない。ま
た、制御線21からの入力が“0”となるので、AND
回路50はセンスアンプイネーブル信号線42からのセ
ンスアンプイネーブル信号を抑止してFET59を作動
させず、メモリセル55からセンスアンプ60へデータ
の読み出しは行われない。また、制御線21からの入力
が“0”となるので、AND回路61はクロック信号線
64からのクロック信号を抑止する。その為、読み出し
データラッチ43の上位(N−K)ビットの1ビット分
62は作動しない。従って、メモリの上位(N−K)ビ
ットでは、FET57,58の動作、プリチャージ動
作、センスアンプ60の動作、FET59の動作及び読
み出しデータラッチ43の上位(N−K)ビット分の動
作に伴う電力は消費されない。
【0062】図4は、レジスタ11(データ部のみ。オ
ペレーションコード部等は省略)及びその制御回路18
の構成を示すブロック図である。制御回路18は、制御
線21とバス15の上位(N−K)ビット分15aと接
地端子とが接続されたセレクタ72で構成されている。
このセレクタ72の出力線はレジスタ11の上位(N−
K)ビット74へ接続され、レジスタ11の下位Kビッ
ト75へはバス15の下位Kビット分15bが接続され
ている。レジスタ11の上位(N−K)ビット74及び
下位Kビット75へは、それぞれクロック信号線64が
接続されている。このような構成のレジスタ11及び制
御回路18の動作を以下に説明する。データ長がNビッ
トのデータを取り扱うとき、制御線21は、通常の動作
の為の外部からの制御信号(例えば“1”とする)を伝
送する。このとき、制御回路18のセレクタ72はバス
15aを選択して通過させ、レジスタ11はNビットの
データを通常通り記憶する。
【0063】データ長がKビットのデータを取り扱うと
き、制御線21は、(N−K)ビットの不要なデータ部
分の動作を止める為の外部からの制御信号“0”を伝送
する。このとき、制御回路18のセレクタ72は接地端
子を選択して、上位(N−K)ビット74の各ビットの
値を、バス15の上位(N−K)ビット分15aの各ビ
ットの値に拘らず“0”とする。従って、レジスタ11
は、データ長がNビットからKビットへ変化した1回目
のクロック信号サイクルでは、既に上位(N−K)ビッ
ト74の各ビットに保持されていたデータの全ての値が
“0”でないときは、上位(N−K)ビット74も作動
して電力を消費するが、データ長がKビットのデータの
処理が連続するときは、NビットデータからKビットデ
ータへ変化した2回目以降のクロック信号サイクルで
は、セレクタ72が上位(N−K)ビット74の各ビッ
トへ“0”を出力し続けるので、上位(N−K)ビット
74は作動せず電力を消費しない。尚、上述では、レジ
スタについて記述したが、同じく半導体一時記憶装置で
あるアキュムレータ、ラッチについても同様のことが可
能である。
【0064】実施例2.図5は、第3発明に係る半導体
集積回路の1実施例の構成を示すブロック図である。取
り扱い得るデータ長がNビットであるバス15が、メモ
リ10と、レジスタ11aと、ALU12及びアキュム
レータ13cから成る演算装置14aと、半導体集積回
路の状態を示す信号を記憶するステータスレジスタ16
とを互いに接続し、ステータスレジスタ16内には不要
なデータ部分の動作を止める為の制御信号を記憶するフ
ィールド16aが設けられ、レジスタ11a及びALU
12はバス15とは別の経路でも接続されて、レジスタ
11a、アキュムレータ13cにクロック信号線64が
接続されている。また、これとは別にステータスレジス
タ16内のフィールド16aから不要なデータ部分の動
作を止める為の制御信号を転送する制御線21が、メモ
リ10内の回路の不要なデータ部分の制御信号を抑止す
る制御回路17と、レジスタ11aの不要なデータ部分
を所定値に固定する制御回路18aと、ALU12の不
要なデータ部分を所定値に固定する制御回路19と、ア
キュムレータ13cの不要なデータ部分を所定値に固定
する制御回路20aとに接続されている。また、バス2
2がレジスタ11a及びステータスレジスタ16に接続
されて、オペレーションコードOPCを伝送し、レジス
タ11aからはデコーダ23を介してオペレーションコ
ードOPCがALU12へ与えられるようになってい
る。
【0065】このような構成の半導体集積回路の動作を
以下に説明する。取り扱い得るデータ長がNビットであ
る半導体集積回路が、データ長がNビットのデータを取
り扱うとき、ステータスレジスタ16内のフィールド1
6aは、制御装置(図示せず)がプログラムから解読し
て出力した通常の動作の為の制御信号を記憶する。この
制御信号(例えば“1”とする)は、フィールド16a
から制御線21を介して制御回路17,18a,19,
20aへ転送されるが、このとき、制御回路17,18
a,19,20aは作動せず、メモリ10、レジスタ1
1a、ALU12、アキュムレータ13cは通常通りデ
ータ長がNビットのデータを取り扱う。半導体集積回路
が、データ長がKビット(K<N)のデータを取り扱う
とき、フィールド16aは、制御装置(図示せず)がプ
ログラムから解読して出力した(N−K)ビットの不要
なデータ部分の回路の動作を止める為の制御信号を記憶
する。この制御信号(例えば“0”とする)は、フィー
ルド16aから制御線21を介して制御回路17,18
a,19,20aへ転送される。
【0066】(N−K)ビットの不要なデータ部分の回
路の動作を止める為の制御信号“0”の転送を受けた制
御回路19は、ALU12の不要なデータ部分を所定値
に固定する。(N−K)ビットの不要なデータ部分の回
路の動作を止める為の制御信号“0”の転送を受けた制
御回路20aは、アキュムレータ13cにそのときの不
要なデータを保持させる。(N−K)ビットの不要なデ
ータ部分の回路の動作を止める為の制御信号“0”の転
送を受けた制御回路17は、メモリ10内の回路の(N
−K)ビットの不要なデータ部分にライト・イネーブル
信号、センスアンプ・イネーブル信号、プリチャージ・
イネーブル信号等の制御信号が働くことを抑止する。そ
の為、メモリ10内の回路の(N−K)ビットの不要な
データ部分は作動しない。(N−K)ビットの不要なデ
ータ部分の回路の動作を止める為の制御信号“0”の転
送を受けた制御回路18aは、レジスタ11aにそのと
きの不要なデータを保持させる。
【0067】以下に、各部の詳細な構成及び動作を説明
する。図6は、レジスタ11a(データ部のみ。オペレ
ーションコード部等は省略)及びその制御回路18aの
構成例を示すブロック図である。制御回路18aは、制
御線21とクロック信号線64とを入力とするAND回
路76で構成されている。このAND回路76の出力線
はレジスタ11aの上位(N−K)ビット78へ接続さ
れ、レジスタ11aの下位Kビット79へはクロック信
号線64が直接接続されている。また、レジスタ11a
の上位(N−K)ビット78、下位Kビット79へはバ
ス15の上位(N−K)ビット分、下位Kビット分が各
々接続されている。
【0068】このような構成のレジスタ11a及びその
制御回路18aの動作を以下に説明する。データ長がN
ビットのデータを取り扱うとき、制御線21は、外部か
らの通常の動作の為の制御信号(例えば“1”とする)
を伝送する。このとき、制御回路18aはクロック信号
を通過させるので、レジスタ11aの上位(N−K)ビ
ット78は、下位Kビット79と同様に通常のレジスタ
として作動する。データ長がKビットのデータを取り扱
うとき、制御線21は、(N−K)ビットの不要なデー
タ部分の回路の動作を止める為の外部からの制御信号
“0”を伝送する。このとき、制御回路18aはクロッ
ク信号を通過させないので、レジスタ11aの上位(N
−K)ビット78は、直前のクロック信号サイクルの値
を保持し続け、作動しないので電力を消費しない。一
方、レジスタ11aの下位Kビット79はクロック信号
を受けて通常のレジスタとして作動する。尚、上述で
は、レジスタについて記述したが、同じく半導体一時記
憶装置であるアキュムレータ及びラッチについても同様
である。ALU12及びその制御回路19、メモリ10
及びその制御回路17の詳細な構成及び動作は、上述に
おいて説明した第2発明に係る半導体集積回路のALU
12及びその制御回路19、メモリ10及びその制御回
路17と同様なので、説明を省略する。
【0069】実施例3.図7は、第5発明に係る半導体
集積回路の1実施例の構成を示すブロック図である。取
り扱い得るデータ長がNビットであるバス15が、メモ
リ10と、レジスタ11と、ALU12及びアキュムレ
ータ13から成る演算装置14を互いに接続し、レジス
タ11、レジスタ11の制御回路18にはバス15の下
位K(K<N)ビット分15b、上位(N−K)ビット
分15aが各々分岐接続されて、アキュムレータ13、
アキュムレータ13の制御回路20には演算装置14の
内部バスの下位Kビット分13b、上位(N−K)ビッ
ト分13aが各々分岐接続され、レジスタ11及びAL
U12はバス15とは別の経路でも接続されて、レジス
タ11、アキュムレータ13にクロック信号線64が接
続されている。
【0070】“1”レベル又は“0”レベルの信号電位
を選択する外部制御ピン100から不要なデータ部分の
回路の動作を止める為の制御信号を伝える制御線99
が、メモリ10内の回路の不要なデータ部分の制御信号
を抑止する制御回路17と、レジスタ11内の不要なデ
ータ部分を所定値に固定する制御回路18と、ALU1
2内の不要なデータ部分を所定値に固定する制御回路1
9と、アキュムレータ13内の不要なデータ部分を所定
値に固定する制御回路20とに接続され、バス22がレ
ジスタ11及びステータスレジスタ16に接続されてい
る。また、バス22がレジスタ11に接続されて、オペ
レーションコードOPCを伝送し、レジスタ11からは
デコーダ23を介してオペレーションコードOPCがA
LU12へ与えられるようになっている。
【0071】このような構成の半導体集積回路の動作を
以下に説明する。取り扱い得るデータ長がNビットであ
る半導体集積回路が、データ長がNビットのデータを取
り扱う場合、操作者は外部制御ピン100を通常の動作
の側へ接続する。外部制御ピン100が通常の動作の側
へ接続されているとき、制御線99には通常の動作の為
の制御信号(例えば“1”とする)の電位が充電されて
いる。このとき、制御回路17,18,19,20へは
この信号電位が与えられ、制御回路17,18,19,
20は作動せず、メモリ10、レジスタ11、ALU1
2、アキュムレータ13は、通常通りデータ長がNビッ
トのデータを取り扱う。半導体集積回路が、データ長が
Kビット(K<N)のデータを取り扱う場合、操作者は
外部制御ピン100を(N−K)ビットの不要なデータ
部分の回路の動作を止める側へ接続する。このとき、制
御線99には(N−K)ビットの不要なデータ部分の回
路の動作を止める為の制御信号(例えば“0”とする)
の電位(例えば接地電位)が充電され、制御回路17,
18,19,20へはこの信号電位(制御信号)が与え
られる。
【0072】(N−K)ビットの不要なデータ部分の回
路の動作を止める為の制御信号“0”を与えられた制御
回路19は、ALU12内の不要なデータ部分を所定値
に固定する。(N−K)ビットの不要なデータ部分の回
路の動作を止める為の制御信号“0”を与えられた制御
回路20は、アキュムレータ13内の不要なデータ部分
を所定値に固定する。(N−K)ビットの不要なデータ
部分の回路の動作を止める為の制御信号“0”を与えら
れた制御回路17は、メモリ10の(N−K)ビットの
不要なデータ部分にライト・イネーブル信号、センスア
ンプ・イネーブル信号、プリチャージ・イネーブル信号
等の制御信号が働くことを抑止する。その為、メモリ1
0の(N−K)ビットの不要なデータ部分は作動しな
い。(N−K)ビットの不要なデータ部分の回路の動作
を止める為の制御信号“0”を与えられた制御回路18
は、レジスタ11内の不要なデータ部分を所定値に固定
する。ALU12及びその制御回路19、アキュムレー
タ13及びその制御回路20、メモリ10及びその制御
回路17、レジスタ11及びその制御回路18各部の詳
細な構成及び動作は、上述において説明した第2発明に
係る半導体集積回路のALU12及びその制御回路1
9、アキュムレータ13及びその制御回路20、メモリ
10及びその制御回路17、レジスタ11及びその制御
回路18の構成及び動作と同様なので、説明を省略す
る。
【0073】実施例4.図8は、第6,7発明に係る半
導体集積回路の1実施例の構成を示すブロック図であ
る。取り扱い得るデータ長がNビットであるバス15c
が、メモリ10と、レジスタ11bと、ALU12及び
アキュムレータ13dから成る演算装置14bとを互い
に接続し、レジスタ11b及びALU12はバス15c
とは別の経路でも接続されている。バス15cからは、
メモリ10の回路の不要なデータ部分の制御信号を抑止
する制御回路90、レジスタ11b内の不要なデータ部
分を所定値に固定する制御回路91に、データフォーマ
ット94に示すデータ長を表すデータ長識別ビット95
を分岐する為のバス97,98が接続され、レジスタ1
1bからは、ALU12内の不要なデータ部分を所定値
に固定する制御回路92、アキュムレータ13d内の不
要なデータ部分を所定値に固定する制御回路93に、そ
れぞれデータ長識別ビット95を分岐する為のバス96
が接続されている。
【0074】レジスタ11b、レジスタ11bの制御回
路91にはバス15cの下位Kビット分15b、上位
(N−K)ビット分15aが各々分岐接続され、アキュ
ムレータ13d、アキュムレータ13dの制御回路93
には演算装置14bの内部バスの下位Kビット分13
b、上位(N−K)ビット分13aが各々分岐接続され
て、レジスタ11b及びALU12はバス15cとは別
の経路でも接続され、レジスタ11b、アキュムレータ
13dにクロック信号線64が接続されている。また、
バス22がレジスタ11bに接続されて、オペレーショ
ンコードOPCを伝送し、レジスタ11bからはデコー
ダ23を介してオペレーションコードOPCがALU1
2へ与えられるようになっている。
【0075】このような構成の半導体集積回路の動作を
以下に説明する。取り扱うデータのデータ長がNビット
であるとき、データ毎のデータ長識別ビット95は、デ
ータ長がNビットであることを表す信号になっている。
この信号(例えば“1”とする)は、分岐バス97,9
8,96,96を介して制御回路90,91,92,9
3へ伝送されるが、このとき、制御回路90,91,9
2,93は作動せず、メモリ10、レジスタ11b、A
LU12、アキュムレータ13dは通常通りデータ長が
Nビットのデータを取り扱う。取り扱うデータのデータ
長がKビット(K<N)であるとき、各データのデータ
長識別ビット95は、データ長がKビットであることを
表す信号になっている。この信号(例えば“0”とす
る)は、それぞれ、メモリ10、レジスタ11b、AL
U12、アキュムレータ13dへデータが入力されると
き、分岐バス97,98,96,96を介して制御回路
90,91,92,93へ伝送される。
【0076】データ長がKビットであることを表す信号
“0”の伝送を受けた制御回路92は、ALU12内の
不要なデータ部分を所定値に固定する。データ長がKビ
ットであることを表す信号“0”の伝送を受けた制御回
路93は、アキュムレータ13d内の不要なデータ部分
を所定値に固定する。データ長がKビットであることを
表す信号“0”の伝送を受けた制御回路90は、メモリ
10内の回路の(N−K)ビットの不要なデータ部分に
ライト・イネーブル信号、センスアンプ・イネーブル信
号、プリチャージ・イネーブル信号等の制御信号が働く
ことを抑止する。その為、メモリ10内の回路の(N−
K)ビットの不要なデータ部分は作動しない。データ長
がKビットであることを表す信号“0”の伝送を受けた
制御回路91は、レジスタ11b内の不要なデータ部分
を所定値に固定する。ALU12及び制御回路92、ア
キュムレータ13d及び制御回路93、メモリ10及び
制御回路90、レジスタ11b及び制御回路91の詳細
な構成及び動作は、上述において説明した第2発明に係
る半導体集積回路のALU12及びその制御回路19
(図2)、アキュムレータ13及びその制御回路20
(図4)、メモリ10及びその制御回路17(図3)、
レジスタ11及びその制御回路18(図4)の構成及び
動作と同様なので、説明を省略する。
【0077】実施例5.図9は、第8発明に係る半導体
集積回路の1実施例の構成を示すブロック図である。取
り扱い得るデータ長がNビットであるバス15cが、メ
モリ10と、レジスタ11cと、ALU12及びアキュ
ムレータ13eから成る演算装置14cとを互いに接続
し、レジスタ11c及びALU12はバス15cとは別
の経路でも接続され、ALU12とアキュムレータ13
eとは演算装置14cの内部バスで接続されている。バ
ス15cからは、メモリ10内の回路の不要なデータ部
分の制御信号を抑止する制御回路90、レジスタ11c
内の不要なデータ部分を所定値に固定する制御回路91
aに、データフォーマット94に示すデータ長を表すデ
ータ長識別ビット95を分岐する為のバス97,98が
接続され、レジスタ11cからは、ALU12内の不要
なデータ部分を所定値に固定する制御回路92と、アキ
ュムレータ13e内の不要なデータ部分を所定値に固定
する制御回路93aとに、データ長識別ビット95を分
岐する為のバス96が接続されている。レジスタ11c
及びアキュムレータ13eにはクロック信号線64が接
続されている。また、バス22がレジスタ11cに接続
されて、オペレーションコードOPCを伝送し、レジス
タ11cからはデコーダ23を介してオペレーションコ
ードOPCがALU12へ与えられるようになってい
る。
【0078】このような構成の半導体集積回路の動作を
以下に説明する。取り扱うデータのデータ長がNビット
であるとき、各データのデータ長識別ビット95は、デ
ータ長がNビットであることを表す信号になっている。
この信号(例えば“1”とする)は、バス15cから分
岐バス97,98,96,96を介して制御回路90,
91a,92,93aへ伝送されるが、このとき、制御
回路90,91a,92,93aは作動せず、メモリ1
0、レジスタ11c、ALU12、アキュムレータ13
eは通常通りデータ長がNビットのデータを取り扱う。
取り扱い得るデータのデータ長がKビット(K<N)で
あるとき、各データのデータ長識別ビット95は、デー
タ長がKビットであることを表す信号になっている。こ
の信号(例えば“0”とする)は、バス15cから分岐
バス97,98,96,96を介して制御回路90,9
1a,92,93aへ伝送される。
【0079】データ長がKビットであることを表す信号
“0”の伝送を受けた制御回路90は、メモリ10内の
回路の(N−K)ビットの不要なデータ部分にライト・
イネーブル信号、センスアンプ・イネーブル信号、プリ
チャージ・イネーブル信号等の制御信号が働くことを抑
止する。その為、メモリ10内の回路の(N−K)ビッ
トの不要なデータ部分は作動しない。データ長がKビッ
トであることを表す信号“0”の伝送を受けた制御回路
91aは、レジスタ11cにそのときの不要な(N−
K)ビットのデータを保持させる。データ長がKビット
であることを表す信号“0”の伝送を受けた制御回路9
2は、ALU12内の不要な(N−K)ビットのデータ
部分を所定値に固定する。
【0080】データ長がKビットであることを表す信号
“0”の伝送を受けた制御回路93aは、アキュムレー
タ13eにそのときの不要な(N−K)ビットのデータ
を保持させる。ALU12及び制御回路92、アキュム
レータ13e及び制御回路93a、メモリ10及び制御
回路90、レジスタ11c及び制御回路91aの詳細な
構成及び動作は、上述において説明した第3発明に係る
半導体集積回路のALU12及び制御回路19(図
2)、アキュムレータ13c及び制御回路20a(図
6)、メモリ10及び制御回路17(図3)、レジスタ
11a及び制御回路18a(図6)の各々の構成及動作
と同様であるので、説明を省略する。尚、データ長識別
ビットは1桁に限らず、データ長を識別する為の信号の
個数に応じて設定される。
【0081】第9発明に係る半導体演算装置の実施例の
構成及び動作は、上述において説明した第2発明に係る
半導体集積回路の、図2に示すALUの構成及び動作と
同様であるので、説明を省略する。
【0082】実施例6.図10は、第10発明に係る半
導体演算装置の1実施例の構成を示すブロック図であ
る。“1”レベル又は“0”レベルの信号電位を選択す
る外部制御ピン101から不要なデータ部分の回路の動
作を止める為の制御信号を伝える制御線102が、半導
体演算装置内の不要なデータ部分を所定値に固定する制
御回路19に接続されている。その他の構成は、上述に
おいて説明した第2発明に係る半導体集積回路の、図2
に示すALUの構成と同様であるので、説明を省略す
る。
【0083】このような構成の半導体演算装置の動作を
以下に説明する。取り扱い得るデータ長がNビットであ
る半導体演算装置が、データ長がNビットのデータを取
り扱う場合、操作者は外部制御ピン101を通常の動作
の側へ接続する。外部制御ピン101が通常の動作の側
へ接続されているとき、制御線102には通常の動作の
為の制御信号(例えば“1”とする)の電位が充電され
ている。このとき、制御回路19へはこの信号電位が与
えられ、制御回路19は作動せず、半導体演算装置は、
通常通りデータ長がNビットのデータを取り扱う。半導
体演算装置が、データ長がKビット(K<N)のデータ
を取り扱う場合、操作者は外部制御ピン101を(N−
K)ビットの不要なデータ部分の回路の動作を止める側
へ接続する。このとき、制御線102には(N−K)ビ
ットの不要なデータ部分の回路の動作を止める為の制御
信号(例えば“0”とする)の電位(例えば接地電位)
が充電され、制御回路19へはこの信号電位(制御信
号)が与えられる。その他の動作は、上述において説明
した第2発明に係る半導体集積回路の、図2に示すAL
Uの動作と同様であるので、説明を省略する。
【0084】実施例7.第11発明に係る半導体演算装
置の実施例の構成は、第2発明に係る半導体集積回路の
図2に示すALUの制御線21が、各データが有するデ
ータ長を表すデータ長識別ビットを分岐する為のバスに
置き換わった構成であり、その他の構成は第2発明に係
る半導体集積回路のALUの構成と同様であるので、説
明を省略する。このような構成の半導体演算装置では、
取り扱うデータのデータ長がNビットであるとき、各デ
ータのデータ長識別ビットは、データ長がNビットであ
ることを表す信号(例えば“1”とする)になってお
り、取り扱うデータのデータ長がKビットのデータを取
り扱うとき、各データのデータ長識別ビットは、データ
長がKビットであることを表す信号(例えば“0”とす
る)になっている。これらの信号は、データ長識別ビッ
トを分岐する為のバスにより制御回路19のAND回路
89へ伝送される。その他の動作は第2発明に係る半導
体集積回路のALUの動作と同様であるので、説明を省
略する。
【0085】第12発明に係る半導体記憶装置の実施例
の構成及び動作は、上述において説明した第2発明に係
る半導体集積回路の、図3に示すメモリの構成及び動作
と同様であるので、説明を省略する。
【0086】実施例8.図11は、第13発明に係る半
導体記憶装置の1実施例の構成を示すブロック図であ
る。“1”レベル又は“0”レベルの信号電位を選択す
る外部制御ピン103から不要なデータ部分の回路の動
作を止める為の制御信号を伝える制御線104が、制御
回路17内の、プリチャージイネーブル信号線37、セ
ンスアンプイネーブル信号線42、ライトイネーブル信
号線27、クロック信号線64をそれぞれ一方の入力線
とするAND回路56,50,47,61の他方の入力
線として接続されている。その他の構成は、上述におい
て説明した第2発明に係る半導体集積回路の、図3に示
すメモリの構成と同様であるので、説明を省略する。
【0087】このような構成の半導体記憶装置の動作を
以下に説明する。取り扱い得るデータ長がNビットであ
る半導体記憶装置が、データ長がNビットのデータを取
り扱う場合、操作者は外部制御ピン103を通常の動作
の側へ接続する。外部制御ピン103が通常の動作の側
へ接続されているとき、制御線104には通常の動作の
為の制御信号(例えば“1”とする)の電位が充電され
ている。このとき、制御回路17へはこの信号電位が与
えられ、制御回路17内のAND回路56,50,4
7,61はそれぞれ一方の入力線から与えられる各制御
信号を通過させ、半導体記憶装置は、通常通りデータ長
がNビットのデータを取り扱う。半導体記憶装置が、デ
ータ長がKビット(K<N)のデータを取り扱う場合、
操作者は外部制御ピン103を(N−K)ビットの不要
なデータ部分の回路の動作を止める側へ接続する。この
とき、制御線104には(N−K)ビットの不要なデー
タ部分の回路の動作を止める為の制御信号(例えば
“0”とする)の電位(例えば接地電位)が充電され、
制御回路17内のAND回路56,50,47,61へ
はこの信号電位(制御信号)が与えられる。その他の動
作は、上述において説明した第2発明に係る半導体集積
回路の、図3に示すメモリの動作と同様であるので、説
明を省略する。
【0088】実施例9.第14発明に係る半導体記憶装
置の実施例の構成は、第2発明に係る半導体集積回路の
図3に示すメモリの制御線21が、各データが有するデ
ータ長を表すデータ長識別ビットを分岐する為のバスに
置き換わった構成であり、その他の構成は第2発明に係
る半導体集積回路のメモリの構成と同様であるので、説
明を省略する。このような構成の半導体記憶装置では、
取り扱うデータのデータ長がNビットであるとき、各デ
ータのデータ長識別ビットは、データ長がNビットであ
ることを表す信号(例えば“1”とする)になってお
り、取り扱うデータのデータ長がKビットのデータを取
り扱うとき、各データのデータ長識別ビットは、データ
長がKビットであることを表す信号(例えば“0”とす
る)になっている。これらの信号は、データ長識別ビッ
トを分岐する為のバスにより制御回路17内のAND回
路56,50,47,61へ伝送される。その他の動作
は第2発明に係る半導体集積回路のメモリの動作と同様
であるので、説明を省略する。
【0089】第15発明に係る半導体一時記憶装置の実
施例の構成及び動作は、上述において説明した第2発明
に係る半導体集積回路の、図4に示すレジスタの構成及
び動作と同様であるので、説明を省略する。
【0090】第16発明に係る半導体一時記憶装置の実
施例の構成及び動作は、上述において説明した第3発明
に係る半導体集積回路の、図6に示すレジスタの構成及
び動作と同様であるので、説明を省略する。
【0091】実施例10.図12は、第17発明に係る
半導体一時記憶装置の1実施例の構成を示すブロック図
である。“1”レベル又は“0”レベルの信号電位を選
択する外部制御ピン105から不要なデータ部分の回路
の動作を止める為の制御信号を伝える制御線106が、
制御回路18内のセレクタ72に接続されている。その
他の構成は、上述において説明した第2発明に係る半導
体集積回路の、図4に示すレジスタの構成と同様である
ので、説明を省略する。
【0092】このような構成の半導体一時記憶装置の動
作を以下に説明する。取り扱い得るデータ長がNビット
である半導体一時記憶装置11dが、データ長がNビッ
トのデータを取り扱う場合、操作者は外部制御ピン10
5を通常の動作の側へ接続する。外部制御ピン105が
通常の動作の側へ接続されているとき、制御線106に
は通常の動作の為の制御信号(例えば“1”とする)の
電位が充電されている。このとき、制御回路18内のセ
レクタ72へはこの信号電位が与えられ、セレクタ72
はバス15aを選択して、半導体一時記憶装置11dは
通常通りデータ長がNビットのデータを取り扱う。半導
体一時記憶装置11dが、データ長がKビット(K<
N)のデータを取り扱う場合、操作者は外部制御ピン1
05を(N−K)ビットの不要なデータ部分の回路の動
作を止める側へ接続する。このとき、制御線106には
(N−K)ビットの不要なデータ部分の回路の動作を止
める為の制御信号(例えば“0”とする)の電位(例え
ば接地電位)が充電され、制御回路18内のセレクタ7
2へはこの信号電位(制御信号)が与えられる。その他
の動作は、上述において説明した第2発明に係る半導体
集積回路の、図4に示すレジスタの動作と同様であるの
で、説明を省略する。
【0093】実施例11.第18発明に係る半導体一時
記憶装置の実施例の構成は、第2発明に係る半導体集積
回路の、図4に示すレジスタの制御線21が、各データ
が有するデータ長を表すデータ長識別ビットを分岐する
為のバスに置き換わった構成であり、その他の構成は第
2発明に係る半導体集積回路のレジスタの構成と同様で
あるので、説明を省略する。このような構成の半導体一
時記憶装置では、取り扱うデータのデータ長がNビット
であるとき、データ毎のデータ長識別ビットは、データ
長がNビットであることを表す信号(例えば“1”とす
る)になっており、取り扱うデータのデータ長がKビッ
トであるとき、データ毎のデータ長識別ビットは、デー
タ長がKビットであることを表す信号(例えば“0”と
する)になっている。これらの信号は、データ長識別ビ
ットを分岐する為のバスにより制御回路18のセレクタ
72へ伝送される。その他の動作は第2発明に係る半導
体集積回路のレジスタの動作と同様であるので、説明を
省略する。
【0094】実施例12.第19発明に係る半導体一時
記憶装置の実施例の構成は、第3発明に係る半導体集積
回路の図6に示すレジスタの制御線21が、各データが
有するデータ長を表すデータ長識別ビットを分岐する為
のバスに置き換わった構成であり、その他の構成は第3
発明に係る半導体集積回路のレジスタの構成と同様であ
るので、説明を省略する。このような構成の半導体一時
記憶装置では、取り扱うデータのデータ長がNビットで
あるとき、データ毎のデータ長識別ビットは、データ長
がNビットであることを表す信号(例えば“1”とす
る)になっており、取り扱うデータのデータ長がKビッ
トであるとき、データ毎のデータ長識別ビットは、デー
タ長がKビットであることを表す信号(例えば“0”と
する)になっている。これらの信号は、データ長識別ビ
ットを分岐する為のバスにより制御回路18aのAND
回路76へ伝送される。その他の動作は第3発明に係る
半導体集積回路のレジスタの動作と同様であるので、説
明を省略する。
【0095】尚、上述の各実施例におけるデータ長識別
ビットは1桁に限らず、データ長を識別する為の信号の
個数に応じて設定される。データ長識別ビットが複数桁
の場合は、各制御回路に解読機能を持たせる。また、上
述の各実施例では、メモリ、レジスタ、ALU、アキュ
ムレータを各1として説明したが、1に限らず複数又は
0であっても良いことは言う迄も無い。また、取り扱い
得るデータ長Nビットに対するデータ長Kビットの種類
も、1種類に限らず複数種類のデータ長Kビットがあっ
ても、上述の各実施例と同様のことが可能である。
【0096】
【発明の効果】第1発明に係る半導体集積回路によれ
ば、不要なデータ部分の動作を止めるので、消費電力を
削減できる。
【0097】第2,4発明に係る半導体集積回路によれ
ば、記憶装置内回路の不要なデータ部分の制御信号を抑
止し、一時記憶装置内及び演算装置内の各々の不要なデ
ータ部分を所定値に固定するので、消費電力を削減でき
る。
【0098】第3発明に係る半導体集積回路によれば、
記憶装置内回路の不要なデータ部分の制御信号を抑止
し、一時記憶装置及び演算装置内のアキュムレータにそ
のときの不要なデータを保持させ、演算装置内のALU
内の不要なデータ部分を所定値に固定するので、消費電
力を削減できる。
【0099】第5発明に係る半導体集積回路によれば、
操作者の制御ピンの操作に応じて、不要なデータ部分の
動作を止めるので、操作者は、使用するプログラムに応
じて消費電力を削減することができる。
【0100】第6発明に係る半導体集積回路によれば、
データ毎に備えたデータ長を示すデータ長識別ビットを
受けて、不要なデータ部分の動作を止めるので、データ
毎に細かく消費電力を削減できる。
【0101】第7発明に係る半導体集積回路によれば、
データ毎に、記憶装置の不要なデータ部分の制御信号を
抑止すると共に、一時記憶装置及び演算装置の各々の不
要なデータ部分を所定値に固定するので、データ毎に細
かく消費電力を削減できる。
【0102】第8発明に係る半導体集積回路によれば、
データ毎に、記憶装置の不要なデータ部分の制御信号を
抑止し、演算装置内のALUの不要なデータ部分を所定
値に固定すると共に、一時記憶装置及び演算装置のアキ
ュムレータにそのときの不要なデータを保持させるの
で、データ毎に細かく消費電力を削減できる。
【0103】第9発明に係る半導体演算装置によれば、
不要なデータ部分を所定値に固定するので、消費電力を
削減できる。
【0104】第10発明に係る半導体演算装置によれ
ば、操作者の制御ピンの操作に応じて、不要なデータ部
分の動作を止めるので、操作者は、使用するプログラム
に応じて消費電力を削減することができる。
【0105】第11発明に係る半導体演算装置によれ
ば、データ毎に備えたデータ長を示すデータ長識別ビッ
トを受けて、不要なデータ部分を所定値に固定するの
で、データ毎に細かく消費電力を削減できる。
【0106】第12発明に係る半導体記憶装置によれ
ば、不要なデータ部分の諸制御信号を抑止して、不要な
データ部分の動作をを止めるので、消費電力を削減でき
る。
【0107】第13発明に係る半導体記憶装置によれ
ば、操作者の制御ピンの操作に応じて、不要なデータ部
分の動作を止めるので、操作者は、使用するプログラム
に応じて消費電力を削減することができる。
【0108】第14発明に係る半導体記憶装置によれ
ば、データ毎に備えたデータ長を示すデータ長識別ビッ
トを受けて、不要なデータ部分の制御信号を抑止するの
で、データ毎に細かく消費電力を削減できる。
【0109】第15発明に係る半導体一時記憶装置によ
れば、不要なデータ部分を所定値に固定するので、消費
電力を削減できる。
【0110】第16発明に係る半導体一時記憶装置によ
れば、不要なデータ部分のデータを保持するので、消費
電力を削減できる。
【0111】第17発明に係る半導体一時記憶装置によ
れば、操作者の制御ピンの操作に応じて、不要なデータ
部分の動作を止めるので、操作者は、使用するプログラ
ムに応じて消費電力を削減することができる。
【0112】第18発明に係る半導体一時記憶装置によ
れば、データ毎に備えたデータ長を示すデータ長識別ビ
ットを受けて、不要なデータ部分を所定値に固定するの
で、データ毎に細かく消費電力を削減できる。
【0113】第19発明に係る半導体一時記憶装置によ
れば、データ毎に備えたデータ長を示すデータ長識別ビ
ットを受けて、そのときの不要なデータを保持するの
で、データ毎に細かく消費電力を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1,2発明に係る半導体集積回路の1実施例
の構成を示すブロック図である。
【図2】第2発明に係る半導体集積回路のALU及びそ
の制御回路の構成例を示すブロック図である。
【図3】第2発明に係る半導体集積回路のメモリの下位
Kビット、上位(N−K)ビット及びその制御回路の各
1ビット分の構成例を示すブロック図である。
【図4】第2発明に係る半導体集積回路のレジスタの構
成例を示すブロック図である。
【図5】第3発明に係る半導体集積回路の1実施例の構
成を示すブロック図である。
【図6】第3発明に係る半導体集積回路のレジスタの構
成例を示すブロック図である。
【図7】第5発明に係る半導体集積回路の1実施例の構
成を示すブロック図である。
【図8】第6,7発明に係る半導体集積回路の1実施例
の構成を示すブロック図である。
【図9】第8発明に係る半導体集積回路の1実施例の構
成を示すブロック図である。
【図10】第10発明に係る半導体演算装置の1実施例
の構成を示すブロック図である。
【図11】第13発明に係る半導体記憶装置の1実施例
の構成を示すブロック図である。
【図12】第17発明に係る半導体一時記憶装置の1実
施例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 メモリ 11,11a,11b,11c レジスタ 11d 半導体一時記憶装置 12 ALU 13,13c,13d,13e アキュムレータ 14,14a,14b,14c 演算装置 13a,13b,15,15a,15b,15c バス 22,96,97,98 バス 16 ステータスレジスタ 16a フィールド 17,18,18a,19,20,20a 制御回路 90,91,91a,92,93,93a 制御回路 21,99,102,104,106 制御線 64 クロック信号線 72 セレクタ 95 データ長識別ビット 100,101,103,105 外部制御ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 見学 徹 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社システムエル・エス・アイ開発研 究所内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り扱い得るデータ長がNビットである
    半導体集積回路において、 データ長がKビット(K<N)のデータを取り扱うと
    き、(N−K)ビットの不要なデータ部分の回路の動作
    を止める為に生成される制御信号を伝送する制御線と、
    該制御信号の伝送を受けて不要な(N−K)ビットのデ
    ータ部分の動作を止める制御回路とを備えることを特徴
    とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 データを記憶する為の記憶装置と、デー
    タを一時的に記憶する為の一時記憶装置と、演算装置
    と、該記憶装置、該一時記憶装置及び該演算装置を相互
    に接続するバスとを備え、取り扱い得るデータ長がNビ
    ットである半導体集積回路において、 データ長がKビット(K<N)のデータを取り扱うと
    き、(N−K)ビットの不要なデータ部分の回路の動作
    を止める為に生成される制御信号を記憶する手段と、該
    制御信号を転送する制御線と、該制御信号の転送を受け
    て前記記憶装置内の不要な(N−K)ビットのデータ部
    分の制御信号を抑止する第1の制御回路と、該制御信号
    の転送を受けて前記一時記憶装置内の不要な(N−K)
    ビットのデータ部分を所定値に固定する第2の制御回路
    と、該制御信号の転送を受けて前記演算装置内のALU
    内の不要な(N−K)ビットのデータ部分を所定値に固
    定する第3の制御回路と、該制御信号の転送を受けて前
    記演算装置内の一時記憶装置内の不要な(N−K)ビッ
    トのデータ部分を所定値に固定する第4の制御回路と、
    前記バスから第2の制御回路へ上位(N−K)ビットの
    データを分岐伝送するバスと、前記ALUから第4の制
    御回路へ上位(N−K)ビットのデータを分岐伝送する
    演算装置の内部バスとを備えることを特徴とする半導体
    集積回路。
  3. 【請求項3】 データを記憶する為の記憶装置と、デー
    タを一時的に記憶する為の一時記憶装置と、演算装置
    と、該記憶装置、該一時記憶装置及び該演算装置を相互
    に接続するバスとを備え、取り扱い得るデータ長がNビ
    ットである半導体集積回路において、 データ長がKビット(K<N)のデータを取り扱うと
    き、(N−K)ビットの不要なデータ部分の回路の動作
    を止める為に生成される制御信号を記憶する手段と、該
    制御信号を内部へ転送する制御線と、該制御信号の転送
    を受けて前記記憶装置内回路の不要な(N−K)ビット
    のデータ部分の制御信号を抑止する第1の制御回路と、
    該制御信号の転送を受けて前記一時記憶装置にそのとき
    の不要な(N−K)ビットのデータを保持させる第5の
    制御回路と、該制御信号の転送を受けて前記演算装置内
    のALU内の不要な(N−K)ビットのデータ部分を所
    定値に固定する第3の制御回路と、該制御信号の転送を
    受けて前記演算装置内の一時記憶装置にそのときの不要
    な(N−K)ビットのデータを保持させる第6の制御回
    路とを備えることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 (N−K)ビットの不要なデータ部分の
    回路の動作を止める為に生成される制御信号を記憶する
    手段は、ステータスレジスタ内に設けられたフィールド
    であることを特徴とする請求項2又は3記載の半導体集
    積回路。
  5. 【請求項5】 (N−K)ビットの不要なデータ部分の
    回路の動作を止める為の制御信号を前記制御回路へ与え
    る為の制御ピンを備えることを特徴とする請求項1〜4
    の何れか記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 取り扱い得るデータ長がNビットである
    半導体集積回路において、 データ長がKビット(K<N)のデータを取り扱うと
    き、データ毎に備えたデータ長を示すデータ長識別ビッ
    トを受けて、不要な(N−K)ビットのデータ部分の動
    作を止める制御回路と、前記データ長識別ビットを前記
    制御回路へ伝送する為のバスとを備えることを特徴とす
    る半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 データを記憶する為の記憶装置と、デー
    タを一時的に記憶する為の一時記憶装置と、演算装置
    と、該記憶装置、該一時記憶装置及び該演算装置を相互
    に接続するバスとを備え、取り扱い得るデータ長がNビ
    ットである半導体集積回路において、 データ毎にデータ長を示すデータ長識別ビットを備え、
    データ長がKビット(K<N)のデータを取り扱うと
    き、該データ長識別ビットを受けて、前記記憶装置内回
    路の不要な(N−K)ビットのデータ部分の制御信号を
    抑止する第7の制御回路と、前記データ長識別ビットを
    受けて、前記一時記憶装置内の不要な(N−K)ビット
    のデータ部分を所定値に固定する第8の制御回路と、前
    記データ長識別ビットを受けて、前記演算装置内のAL
    U内の不要な(N−K)ビットのデータ部分を所定値に
    固定する第9の制御回路と、前記データ長識別ビットを
    受けて、前記演算装置内の一時記憶装置内の不要な(N
    −K)ビットのデータ部分を所定値に固定する第10の
    制御回路と、前記バスから第8の制御回路へ上位(N−
    K)ビットのデータを分岐伝送するバスと、前記ALU
    から第10の制御回路へ上位(N−K)ビットのデータ
    を分岐伝送する演算装置の内部バスと、前記データ長識
    別ビットを第7、第8、第9、第10の制御回路へ各々
    伝送する為のバスとを備えることを特徴とする半導体集
    積回路。
  8. 【請求項8】 データを記憶する為の記憶装置と、デー
    タを一時的に記憶する為の一時記憶装置と、演算装置
    と、該記憶装置、該一時記憶装置及び該演算装置を相互
    に接続するバスとを備え、取り扱い得るデータ長がNビ
    ットである半導体集積回路において、 データ毎にデータ長を示すデータ長識別ビットを備え、
    データ長がKビット(K<N)のデータを取り扱うと
    き、該データ長識別ビットを受けて、前記記憶装置内回
    路の不要な(N−K)ビットのデータ部分の制御信号を
    抑止する第7の制御回路と、前記データ長識別ビットを
    受けて、前記一時記憶装置にそのときの不要な(N−
    K)ビットのデータを保持させる第8の制御回路と、前
    記データ長識別ビットを受けて、前記演算装置内のAL
    U内の不要な(N−K)ビットのデータ部分を所定値に
    固定する第9の制御回路と、前記データ長識別ビットを
    受けて、前記演算装置内の一時記憶装置にそのときの不
    要な(N−K)ビットのデータを保持させる第10の制
    御回路と、前記データ長識別ビットを第7、第8、第
    9、第10の制御回路へ各々伝送する為のバスとを備え
    ることを特徴とする半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 取り扱い得るデータ長がNビットである
    半導体演算装置において、 データ長がKビット(K<N)のデータを取り扱うと
    き、(N−K)ビットの不要なデータ部分の回路の動作
    を止める為に生成される制御信号を伝送する制御線と、
    該制御信号の伝送を受けて不要な(N−K)ビットのデ
    ータ部分を所定値に固定する制御回路とを備えることを
    特徴とする半導体演算装置。
  10. 【請求項10】 (N−K)ビットの不要なデータ部分
    の回路の動作を止める為の制御信号を、前記制御回路へ
    与える為の制御ピンを備えることを特徴とする請求項9
    記載の半導体演算装置。
  11. 【請求項11】 取り扱い得るデータ長がNビットであ
    る半導体演算装置において、 データ長がKビット(K<N)のデータを取り扱うと
    き、データ毎に備えたデータ長を示すデータ長識別ビッ
    トを受けて、不要な(N−K)ビットのデータ部分を所
    定値に固定する制御回路と、前記データ長識別ビットを
    前記制御回路へ伝送する為のバスとを備えることを特徴
    とする半導体演算装置。
  12. 【請求項12】 取り扱い得るデータ長がNビットであ
    る半導体記憶装置において、 データ長がKビット(K<N)のデータを取り扱うと
    き、(N−K)ビットの不要なデータ部分の回路の動作
    を止める為に生成される制御信号を伝送する制御線と、
    該制御信号の伝送を受けて不要な(N−K)ビットのデ
    ータ部分の制御信号を抑止する制御回路とを備えること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 (N−K)ビットの不要なデータ部分
    の回路の動作を止める為の制御信号を前記制御回路へ与
    える為の制御ピンを備えることを特徴とする請求項12
    記載の半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 取り扱い得るデータ長がNビットであ
    る半導体記憶装置において、 データ長がKビット(K<N)のデータを取り扱うと
    き、データ毎に備えたデータ長を示すデータ長識別ビッ
    トを受けて、不要な(N−K)ビットのデータ部分の制
    御信号を抑止する制御回路と、前記データ長識別ビット
    を前記制御回路へ伝送する為のバスとを備えることを特
    徴とする半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 取り扱い得るデータ長がNビットであ
    る半導体一時記憶装置において、 データ長がKビット(K<N)のデータを取り扱うと
    き、(N−K)ビットの不要なデータ部分の回路の動作
    を止める為に生成される制御信号を伝送する制御線と、
    該制御信号の伝送を受けて不要な(N−K)ビットのデ
    ータ部分を所定値に固定する制御回路と、該制御回路へ
    上位(N−K)ビットのデータを分岐伝送するバスとを
    備えることを特徴とする半導体一時記憶装置。
  16. 【請求項16】 取り扱い得るデータ長がNビットであ
    る半導体一時記憶装置において、 データ長がKビット(K<N)のデータを取り扱うと
    き、(N−K)ビットの不要なデータ部分の回路の動作
    を止める為に生成される制御信号を伝送する制御線と、
    該制御信号の伝送を受けてそのときの不要な(N−K)
    ビットのデータを保持させる制御回路とを備えることを
    特徴とする半導体一時記憶装置。
  17. 【請求項17】 (N−K)ビットの不要なデータ部分
    の回路の動作を止める為の制御信号を、前記制御回路へ
    与える為の制御ピンを備えることを特徴とする請求項1
    5又は16記載の半導体一時記憶装置。
  18. 【請求項18】 取り扱い得るデータ長がNビットであ
    る半導体一時記憶装置において、 データ長がKビット(K<N)のデータを取り扱うと
    き、データ毎に備えたデータ長を示すデータ長識別ビッ
    トを受けて、不要な(N−K)ビットのデータ部分を所
    定値に固定する制御回路と、該制御回路へ上位(N−
    K)ビットのデータを分岐伝送するバスと、前記データ
    長識別ビットを前記制御回路へ伝送する為のバスとを備
    えることを特徴とする半導体一時記憶装置。
  19. 【請求項19】 取り扱い得るデータ長がNビットであ
    る半導体一時記憶装置において、 データ長がKビット(K<N)のデータを取り扱うと
    き、データ毎に備えたデータ長を示すデータ長識別ビッ
    トを受けて、そのときの不要な(N−K)ビットのデー
    タを保持させる制御回路と、前記データ長識別ビットを
    前記制御回路へ伝送する為のバスとを備えることを特徴
    とする半導体一時記憶装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005196729A (ja) * 2003-12-10 2005-07-21 Renesas Technology Corp コンパイラおよび命令コード出力装置
JP2009187075A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Japan Radio Co Ltd デジタル回路
US8041758B2 (en) 2006-02-23 2011-10-18 Nec Computer Techno, Ltd. Multiplier and arithmetic unit

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