JPH07248327A - 混合処理土の品質試験方法及び品質試験システム - Google Patents

混合処理土の品質試験方法及び品質試験システム

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JPH07248327A
JPH07248327A JP3840493A JP3840493A JPH07248327A JP H07248327 A JPH07248327 A JP H07248327A JP 3840493 A JP3840493 A JP 3840493A JP 3840493 A JP3840493 A JP 3840493A JP H07248327 A JPH07248327 A JP H07248327A
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hydrochloric acid
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功企 善
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秀明 芳澤
Hiroshi Kubo
博 久保
Takeshi Kawachi
武 川地
Kiyoshige Nishibayashi
清茂 西林
Masanori Shima
島  正憲
Yohei Higuchi
洋平 樋口
Yoshio Furukawa
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】土質安定処理工法の施工現場あるいはその近傍
において、簡易な設備により混合処理土中のセメントあ
るいは石灰の含有量を容易かつ迅速に測定することので
きる混合処理土の品質試験方法及び品質試験システムを
提供する。 【構成】混合処理土の品質試験システム20は、試料採取
装置21と、測定装置22と、演算制御装置23とによって構
成される。試料採取装置21は、移動レール25と、これ沿
って移動する試料採取容器部26とからなり、採取した試
料を測定装置22内のデュア瓶27に受け渡す。測定装置22
は、デュア瓶27を水平移動するためのターンテーブル28
と、これの上方に順次配設された、第1の温度計30、塩
酸添加装置31、及び第2の温度計32とによって構成され
る。演算制御装置23は測定装置22からの測定データを演
算し、その結果を予め検量したセメントの含有量と温度
上昇との相関関係に当てはめて、混合処理土中のセメン
トの含有量を求めるとともに、試料採取、容器への投
入、質量測定、試料温度測定、塩酸温度測定等のシステ
ムの要素を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は混合処理土の品質試験
方法及び品質試験システムに関し、特に、各種のセメン
トあるいは石灰を添加混合することにより、土の力学的
性質を改善して地盤を安定処理するための土質安定処理
工法において使用する混合処理土の品質試験方法及び品
質試験システムに関する。
【0002】
【従来の技術】土質安定処理工法は、処理対象地盤に各
種のセメントや石灰を添加混合することにより、当該地
盤の力学的性質を改善してこれの安定性や耐久性等を増
大させる工法である。この工法は、例えば、原地盤にセ
メントや石灰を供給し、攪拌混合機械を用いて現場にお
いて直接添加混合する方法や、土砂を一旦ミキシングプ
ラント等まで搬入し、そこでセメントや石灰を攪拌混合
したものを用いる方法により行われるが、短期間で土砂
の性質を確実に改善できることから、建設工事において
広く採用されている。
【0003】かかる土質安定処理工法では、その改良効
果は、処理土中のセメントや石灰の含有量と混合精度に
よって大きく左右されるため、施工中の管理項目の一つ
として、処理土をサンプリングし、該処理土中にセメン
トや石灰が所定量含有されているか、また均一に混合さ
れているかを測定することが極めて重要である。
【0004】そして、処理土中のセメントや石灰の含有
量を測定する方法として、従来より以下のような方法が
採用されていた。 処理土に塩酸を加え、溶液中に溶け出したカルシウ
ムイオンの量をキレート剤によって滴定して求める方法 処理土に塩酸を加え、溶液中に溶け出したカルシウ
ムイオンの量を原子吸光分析機によって求める方法 処理土に過塩素酸を加えるとともに加熱して溶解さ
せ、カルシウムイオンの量をキレート剤による滴定また
は原子吸光分析機によって求める方法 処理土を乾燥させ、これを一定容積の小さなホルダー
に一定密度になるように詰めたものを螢光X線分析装置
にかけてカルシウムの量を求める方法 これらの試験方法は、〜はいわゆる化学分析と呼ば
れる方法であり、はいわゆる機械分析と呼ばれる方法
であるが、これらの方法によれば精度良くセメントや石
灰の含有量を測定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の試験方法は、いずれの方法も、施工中の混合処理土
中のセメントや石灰の含有量を簡易かつ迅速に管理する
ことができないという課題があった。
【0006】すなわち、いずれの方法も、これらの試験
のために用いる設備や機械が特殊なものであるため、現
場で簡便に試験を行なうことができず、また、試験が熟
練を要するものであるため、専門の分析業者に依頼する
ことになり、したがって、その結果を得るまでに多くの
コスト及び時間を必要とするという問題があった。
【0007】また、試験そのものも、試料の調整時間を
も含めると、及びの方法では約2〜3時間,の方
法では約5〜6時間,の方法では約1時間という長時
間を要するという問題があった。
【0008】そこで、この発明は、上記問題点に着目し
てなされたもので、土質安定処理工法の施工現場あるい
はその近傍において、簡易な設備により混合処理土中の
セメントあるいは石灰の含有量を容易かつ迅速に測定す
ることのできる混合処理土の品質試験方法及び該方法を
用いて混合処理土の品質を容易に管理することのできる
品質試験システムを提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するためになされたもので、その要旨は、各種のセ
メントあるいは石灰を添加混合することにより、土の力
学的性質を改善して地盤を安定処理するための土質安定
処理工法において使用する、混合処理土の品質を試験す
るための混合処理土の品質試験方法であって、混合処理
土中のセメントあるいは石灰の含有量と、該混合処理土
に塩酸を添加した時の温度上昇との相関関係を予め検量
し、施工中の混合処理土から採取した試料に塩酸を添加
してその温度上昇を測定し、該温度上昇の測定値を前記
予め検量した相関関係に当てはめることにより、施工中
の混合処理土中のセメントあるいは石灰の含有量を求め
ることを特徴とする混合処理土の品質試験方法にある。
【0010】そして、上記この発明の混合処理土の品質
試験方法は、前記混合処理土に添加する塩酸として、6
規定のものを使用することが好ましい。
【0011】また、この発明の他の要旨は、各種のセメ
ントあるいは石灰を添加混合することにより、土の力学
的性質を改善して地盤を安定処理するための土質安定処
理工法において、混合処理土の品質を試験するために使
用する混合処理土の品質試験システムであって、該品質
試験システムが、試料採取手段と採取した試料を搬送す
る移動手段とからなる試料採取装置と、該搬送された試
料に塩酸を添加してその温度上昇を測定する測定装置
と、該温度上昇の測定結果を、予め検量した、混合処理
土中のセメントあるいは石灰の含有量とこれに塩酸を添
加した時の温度上昇との相関関係に当てはめて、当該試
料中のセメントあるいは石灰の含有量を検出するととも
に、前記試料採取装置及び測定装置の稼動を制御する演
算制御手段とからなり、かつ前記測定装置が、前記試料
採取装置からの試料を受容する測定容器と、該測定容器
を水平移動させる移動手段と、該移動方向に沿って移動
手段の上方に順次配設された、初期温度測定手段、塩酸
添加手段、及び塩酸添加後試料温度測定手段とからなる
ことを特徴とする混合処理土の品質試験システムにあ
る。
【0012】以下、この発明の混合処理土の品質試験方
法をさらに詳細に説明する。
【0013】この発明の混合処理土の品質試験方法は、
各種のセメントあるいは石灰を添加混合することによ
り、土の力学的性質を改善して地盤を安定処理するため
の土質安定処理工法において使用する、混合処理土の品
質を試験するための混合処理土の品質試験方法であっ
て、混合処理土中のセメントあるいは石灰の含有量と、
該混合処理土に塩酸を添加した時の温度上昇との相関関
係を予め検量し、施工中の混合処理土から採取した試料
に塩酸を添加してその温度上昇を測定し、該温度上昇の
測定値を前記予め検量した相関関係に当てはめることに
より、施工中の混合処理土中のセメントあるいは石灰の
含有量を求めることを特徴とするものである。
【0014】ここで、この発明は、砂質土、粘性土、有
機質土、ヘドロなどあらゆる種類の土からなる地盤を対
象とすることができるとともに、セメントあるいは石灰
の含有量と温度上昇との相関関係を予め検量しておくこ
とさえできれば、スラリー状の土砂や焼却灰、スラッジ
等の産業廃棄物にも適用することができる。
【0015】また、この発明により品質を試験される混
合処理土中に含有されるセメントあるいは石灰として
は、いわゆるセメント安定処理工法や石灰安定処理工法
に用いられる種々のセメントあるいは石灰が用いられ
る。すなわち、セメントとしては例えば普通ポルトラン
ドセメントや高炉セメント等の他、土質安定用として市
販されている特殊なセメントを使用することができ、ま
た石灰としては生石灰や消石灰の他、土質安定用として
市販されている特殊な石灰を使用することができる。
【0016】また、この発明に用いる塩酸は各種の濃度
のものを使用することができるが、好ましくは、例えば
濃塩酸を水で2倍に希釈した濃度、すなわち6規定のも
のを用いれば、より精度の良い測定結果を得ることがで
きるとともに、塩酸と試料が反応する際の塩化水素ガス
の発生を解消して、試料等を容易に取り扱うことができ
る。なお、塩酸は試料に添加する前にその温度を予め測
定することが好ましい。
【0017】さらに、塩酸を処理土の試料に添加混合す
るための容器としては、各種の容器を使用することがで
きるが、好ましくは断熱性のある容器、具体的には例え
ば二重構造にして断熱性を良くしたデュア瓶を使用す
る。また、採取する試料は、例えば100g程度の少量
とすることが好ましく、したがって、混合容器も300
ml程度の容量のものを使用することが好ましい。な
お、100g程度の試料を使用する場合には、塩酸の添
加量を100ml程度として廃液の量を減じることが好
ましい。
【0018】なお、この発明では、その他に、秤、メス
シリンダー、温度計、攪拌棒等を適宜仕様する。ここ
で、温度計は最高温度で止まる留点温度計を使用するこ
とが好ましい。
【0019】そして、この発明の混合処理土の品質試験
方法では、予め、混合処理土中のセメントあるいは石灰
の含有量と、該混合処理土に塩酸を添加した時の温度上
昇との相関関係を検量する。すなわち、該相関関係を検
量するには、例えば以下のような方法を採用する。 1) 対象となる地盤から一定の質量Wの土の試料を採取
し、それをデュア瓶に入れる。 2) 採取した試料に一定量の塩酸を添加する。なお、こ
の塩酸は予め温度を測定しておき、その温度をT1 ℃と
する。 3) 塩酸を添加した試料を速やかに軽く攪拌し、上昇す
る温度の最高値を測定してその温度をT2 ℃とする。な
お、かかる最高温度は、塩酸の添加後約30秒以内に得
ることができる。 4) 上昇温度ΔT=T1 −T2 を算出する。 5) 同じ地盤の土を用いて、質量Wの土と、セメントま
たは石灰とをそれぞれ正確に秤り採り、混合して、セメ
ントまたは石灰の含有量の異なるものを数ケース作成
し、それぞれのケースについて前記1)〜4)の操作を行
う。各ケースについての温度上昇の結果から、セメント
または石灰の含有量と上昇温度との関係を示す検量線を
描いた相関関係図を作成する。
【0020】そして、混合処理中の処理土から質量Wの
試料を採取し、同様に前記1)〜4)の操作を行って得られ
た結果を前記検量線に当てはめることにより、試料中の
セメントまたは石灰の量C1 、さらには含有量C2
(%)を次式によって容易に求めることができる。 C2 =C1 ÷W×100(%) また、この発明の混合処理土の品質試験方法は、システ
ムとして用いることにより、無人化、自動化、迅速化、
多数測定・制御等を容易に行うことができる。すなわ
ち、例えば以下のパートからなるシステムとして構成す
ることにより、一連の流れの中での前記各操作を行わし
めることができる。 a) 処理土の試料を採取(試料の温度測定を含む)し、
断熱性容器に入れる。 b) 試料の質量測定を行う。 c) 塩酸を試料に添加する(塩酸の温度測定を含む)。 d) 試料と塩酸とを混合し、温度の上昇を測定する。 e) 質量、各温度の結果及び予め入力されている材料の
量と上昇温度との相関関係に基づき、コンピューターに
よってセメントまたは石灰の含有量を計算し、プリント
する(必要に応じて、結果を基に材料供給プラント部、
及びミキシングプラント部の制御を行う)。 f) 測定を終えた容器を洗浄し(廃液タンクを含む)、
次の測定に備える。
【0021】
【実施例】以下この発明を、当該発明の効果を確認すべ
く行った実験例及び実施例によりさらに詳細に説明する
が、この発明はこれらに限定されるものではない。
【0022】実験例1 含水比10%の砂質土を乾燥質量として100g採取
し、これに高炉セメントB種を0〜10g混合したもの
をそれぞれセメント混合土試料とした。これらの試料を
それぞれ300mlデュア瓶に入れ、各種の濃度の塩酸を
それぞれ100ml添加し、ガラス棒で攪拌して最高温度
(T1 ℃)を留点温度計によって測定した。なお、試
料、塩酸およびデュア瓶は、あらかじめ室温(T0 ℃)
と平衡になるように室内に放置されたものである。
【0023】上昇温度とセメント含有量の関係を図1に
示す。いずれの塩酸濃度においても、上昇温度は、セメ
ント含有量とともに増大しているが、特に塩酸濃度が6
規定の場合に直線性が高い。このことから、試験には取
扱い上危険性の高い濃塩酸(12規定)を使う必要がな
く、むしろ6規定のものを用いる方が精度が高いことが
わかる。なお、測定温度は、塩酸を添加し混合を始めて
から約15秒以内に最高温度に達し、したがって非常に
短時間で実験結果が得られることが判明した。
【0024】実験例2 含水比5〜20%の砂質土を乾燥質量として100g採
取し、これに高炉セメントB種を0〜10g混合したも
のをそれぞれセメント混合土試料とした。これらの試料
をそれぞれ300mlデュア瓶に入れ、各種の濃度の塩酸
をそれぞれ100ml添加し、ガラス棒で攪拌して最高温
度(T1 ℃)を留点温度計によって測定した。なお、試
料、塩酸およびデュア瓶は、あらかじめ室温(T0 ℃)
と平衡になるように室内に放置されたものである。
【0025】上昇温度とセメント含有量の関係を図2に
示す。砂質土の含水比によって上昇温度は異なるが、そ
れぞれのセメント含有量と上昇温度との間には比例関係
がある。したがって、各レベルの含水比の検量線を予め
作成しておくことにより、各レベルの含水比の試料につ
いてこの試験方法が適用可能であることがわかる。な
お、測定温度は、塩酸を添加し混合を始めてから約15
秒以内の短時間で最高温度に達した。
【0026】実験例3 含水比10%の砂質土を乾燥質量として100g当たり
に高炉セメントB種を0〜10gの範囲で任意の量だけ
混合したものをそれぞれセメント混合土試料とした。こ
れらの試料を100g採取して300mlデュア瓶に入
れ、6規定濃度の塩酸をそれぞれ100ml添加し、ガラ
ス棒で攪拌して最高温度(T1 ℃)を留点温度計によっ
て測定した。また、同様の試料について、科学分析法に
よってカルシウム含有量を試験(JIS R 5201)し、その
結果からセメント含有量(%)を求めた。
【0027】両者の方法によって得られた測定結果の関
係を図3に示す。両者は、非常に高い相関関係を示し、
ほとんど1:1で対応している。したがって、この発明
の混合処理土の品質試験方法は、従来の科学分析法に比
べて遜色ない精度を有していることがわかる。なお、こ
の実験においても、測定温度は、塩酸を添加し混合を始
めてから約15秒以内の短時間で最高温度に達した。
【0028】実験例4 含水比10%の砂質土を乾燥質量として100g採取
し、これに普通ポルトランドセメント、高炉セメントB
種、土質安定用の特殊セメントのいずれかを0〜10g
混合したものをそれぞれセメント混合土試料とした。こ
れらの試料をそれれ300mlデュア瓶に入れ、6規定濃
度の塩酸をそれぞれ100ml添加し、ガラス棒で攪拌し
て最高温度(T1 ℃)を留点温度計によって測定した。
なお、試料、塩酸およびデュア瓶は、あらかじめ室温
(T0 ℃)と平衡になるように室内に放置されたもので
ある。
【0029】上昇温度とセメント含有量との関係を図4
に示す。セメントの種類によって直線の傾きは異なる
が、いずれのセメントの場合も、含有量と上昇温度との
間には直線関係があることがわかる。したがって、この
ような検量線を予め作成しておくことにより、各種のセ
メントについてこの試験方法を適用できることが明らか
である。なお、この実験においても、測定温度は、塩酸
を添加し混合を始めてから約15秒以内の短時間で最高
温度に達した。
【0030】実験例5 砂質土と粘性土を混合し、それに比較的多量の水(含水
比として約40%)を添加混合してスラリー状にした土
の100g当たりに、内割で、普通ポルトランドセメン
ト、高炉セメントB種、土質安定用の特殊セメントのい
ずれかを0〜10g混合したものをそれぞれセメント混
合土試料とした。これらの試料をそれぞれ300mlデュ
ア瓶に入れ、6規定濃度の塩酸をそれぞれ100ml添加
し、ガラス棒で攪拌して最高温度(T1 ℃)を留点温度
計によって測定した。なお、試料、塩酸およびデュア瓶
は、あらかじめ室温(T0 ℃)と平衡になるように室内
に放置されたものである。
【0031】上昇温度とセメント含有量との関係を図5
に示す。セメントの種類によって直線の傾きは異なる
が、いずれのセメントの場合も、含有量と上昇温度との
間には直線関係があることがわかる。したがって、この
ようなスラリー状態のセメント混合土においても、検量
線を予め作成しておくことにより、各種のセメントにつ
いてこの試験方法を適用できることが明らかである。な
お、この実験においても、測定温度は、塩酸を添加し混
合を始めてから約15秒以内の短時間で最高温度に達し
た。
【0032】実験例6 酸化カルシウム(生石灰)、水酸化カルシウム(消石
灰)、普通ポルトランドセメント、高炉セメントB種、
土質安定用の特殊セメントをそれぞれ2〜6g採取し、
300mlデュア瓶に入れ、6規定濃度の塩酸をそれぞれ
100ml添加し、ガラス棒で攪拌して最高温度(T1
℃)を留点温度計によって測定した。なお、試料、塩酸
およびデュア瓶は、あらかじめ室温(T0 ℃)と平衡に
なるように室内に放置されたものである。
【0033】各材料の量と上昇温度との関係を図6に示
す。材料の種類によって直線の傾きは異なるが、いずれ
の材料の場合も、その量と上昇温度との間には直線関係
があることがわかる。したがって、この試験方法は、各
種のセメントだけでなく、石灰系の材料にも、検量線を
予め作成しておくことによって、適用できることが明ら
かである。なお、この実験においても、測定温度は、塩
酸を添加し混合を始めてから約15秒以内の短時間で最
高温度に達した。
【0034】実施例 図7は、土砂を一旦ミキシングプラントまで搬入しそこ
でセメントを攪拌混合した土砂を用いて行う土質安定処
理工事に、この発明の混合処理土の品質試験方法を適用
した場合の一例を示すものである。
【0035】図7に示すミキシングプラント10は、一
連のベルトコンベア11、フィダー付きの土砂ホッパ1
2a,12b、セメントサイロ13等を備え、以下のよ
うにして土砂にセメントを混合する。
【0036】すなわち、搬入した山砂14を二箇所の土
砂ポッパー12a,12bに入れ、セメントサイロ13
から投下されるセメントによる粉塵の発生を防止すべ
く、セメントをサンドイッチ状にカバーできるように、
当該土砂を前記二箇所の土砂ポッパー12a,12bか
らそれぞれベルトコンベア11上に連続的に投下する。
また、ベルトコンベア11の乗継ぎ部では、混合が促進
されるように、平板型ダンパー15および剪断型ダンパ
ー16を設置して、混合土砂がそれらに衝突し通過する
際の混合効率のアップを図っている。そして、最終段階
では、混合処理土は、この発明にかかる混合処理土の品
質試験システム20によってその品質が試験されるとと
もに、スプレー17により高分子材料からなる分離防止
剤液が添加される。このようにしてできた処理土18
は、ダンプトラック等に積み込み、例えば港湾造成工事
における埋立ヤードなどに運搬する。
【0037】そして、前記混合処理土の品質試験システ
ム20は、例えば図8に示すような構成を有するもので
ある。すなわち、この品質試験システム20は、主に、
試料採取装置21と、測定装置22と、演算制御装置2
3とによって構成される。
【0038】試料採取装置21は、柱24間において前
記ベルトコンベア11の上方に架設された移動レール2
5と、該移動レール25に沿ってベルトコンベア11と
測定装置22との間を移動する試料採取容器部26とか
らなり、ベルトコンベア11から採取した試料を測定装
置22内のデュア瓶27に受け渡すものである。
【0039】測定装置22は、前記デュア瓶27を水平
移動するためのターンテーブル28と、ターンテーブル
28のベルトコンベア11側端部に設けられた電子秤り
29と、ターンテーブル28の上方に順次配設された、
第1の温度計30、塩酸添加装置31、及び第2の温度
計32とによって構成される。第1の温度計30は上下
にスライドしてデュア瓶27に挿入され、試料の初期の
温度を測定するものである。また、塩酸添加装置31は
塩酸温度計37が取り付けられた塩酸タンク33と定量
ポンプ38とからなり、デュア瓶27内の試料に塩酸を
定量添加するものである。さらに、第2の温度計32は
上下にスライドしてデュア瓶27に挿入されるとともに
混合棒34を備え、塩酸の添加混合後の試料の温度を測
定するものである。なお、ターンテーブル28の先端に
は試験終了後の試料を投下するための開口35が形成さ
れ、ここから廃液タンク36内に試料を投棄するととも
に、試料を投棄した後のデュア瓶27はジェット水によ
って洗浄されるようになっている。
【0040】演算制御装置23はパーソナルコンピュー
タ39、記録装置40等からなり、電子秤り29、第1
の温度計30、第2の温度計32、塩酸温度計33、定
量ポンプ38等と連絡し、これらの測定データを演算し
て得られた試験結果を、予め検量したセメントの含有量
と温度上昇との相関関係に当てはめて、混合処理土中の
セメントの含有量を求めるとともに、試料採取、容器へ
の投入、質量測定、試料温度測定、塩酸温度測定、塩酸
添加、混合および上昇温度測定、洗浄、データ解析等の
システムの要素を制御して、かかる測定作業の自動化・
無人化を可能とするものである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の混合処
理土の品質試験方法及び品質試験システムによれば、混
合処理土中のセメントあるいは石灰の含有量と、該混合
処理土に塩酸を添加した時の温度上昇との相関関係を予
め検量し、施工中の混合処理土から採取した試料に塩酸
を添加してその温度上昇を測定し、該温度上昇の測定値
を前記予め検量した相関関係に当てはめて、施工中の混
合処理土中のセメントあるいは石灰の含有量を求めるの
で、施工現場あるいはその近傍において、簡易な設備に
より容易かつ迅速に混合処理土の品質を測定することが
できる。
【0042】また、この発明によれば、無人化、自動化
等を図って、多数測定・制御等を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】各種の濃度の塩酸を用いた場合の試料の上昇温
度とセメント含有量との関係を示すチャートである。
【図2】各種の含水比の試料を用いた場合の試料の上昇
温度とセメント含有量との関係を示すチャートである。
【図3】この発明の混合処理土の品質試験方法を従来の
化学分析方法と比較した結果を示すチャートである。
【図4】各種のセメントを用いた場合の試料の上昇温度
とセメント含有量との関係を示すチャートである。
【図5】スラリー状の試料を用いた場合の試料の上昇温
度とセメント含有量との関係を示すチャートである。
【図6】各種の石灰を用いた場合の試料の上昇温度とセ
メント含有量との関係を、セメントを用いる場合と比較
して示すチャートである。
【図7】この発明の混合処理土の品質試験方法を適用し
たミキシングプラントの一例を示す説明図である。
【図8】この発明の混合処理土の品質試験システムの一
例を示す説明図である。
【符号の説明】
20 品質試験システム 21 試料採取装置 22 測定装置 23 演算制御装置 25 移動レール 26 試料採取容器部 27 デュア瓶 28 ターンテーブル 29 電子秤り 30 第1の温度計 31 塩酸添加装置 32 第2の温度計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000166627 五洋建設株式会社 東京都文京区後楽2丁目2番8号 (71)出願人 000222668 東洋建設株式会社 大阪府大阪市中央区高麗橋4丁目1番1号 (72)発明者 善 功企 神奈川県横須賀市長瀬3−1−1 運輸省 港湾技術研究所内 (72)発明者 芳澤 秀明 東京都港区赤坂4−9−9 日本国土開発 株式会社内 (72)発明者 久保 博 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 川地 武 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 西林 清茂 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 島 正憲 東京都千代田区四番5 東亜建設工業株式 会社内 (72)発明者 樋口 洋平 東京都品川区東大井1−11−25 五洋建設 株式会社技術研究所内 (72)発明者 古川 好男 大阪府大阪市中央区高麗橋4−1−1 東 洋建設株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種のセメントあるいは石灰を添加混合
    することにより、土の力学的性質を改善して地盤を安定
    処理するための土質安定処理工法において使用する、混
    合処理土の品質を試験するための混合処理土の品質試験
    方法であって、混合処理土中のセメントあるいは石灰の
    含有量と、該混合処理土に塩酸を添加した時の温度上昇
    との相関関係を予め検量し、施工中の混合処理土から採
    取した試料に塩酸を添加してその温度上昇を測定し、該
    温度上昇の測定値を前記予め検量した相関関係に当ては
    めることにより、施工中の混合処理土中のセメントある
    いは石灰の含有量を求めることを特徴とする混合処理土
    の品質試験方法。
  2. 【請求項2】 前記混合処理土に添加する塩酸として、
    6規定のものを使用することを特徴とする請求項1に記
    載の混合処理土の品質試験方法。
  3. 【請求項3】 各種のセメントあるいは石灰を添加混合
    することにより、土の力学的性質を改善して地盤を安定
    処理するための土質安定処理工法において、混合処理土
    の品質を試験するために使用する混合処理土の品質試験
    システムであって、該品質試験システムが、試料採取手
    段と採取した試料を搬送する移動手段とからなる試料採
    取装置と、該搬送された試料に塩酸を添加してその温度
    上昇を測定する測定装置と、該温度上昇の測定結果を、
    予め検量した、混合処理土中のセメントあるいは石灰の
    含有量とこれに塩酸を添加した時の温度上昇との相関関
    係に当てはめて、当該試料中のセメントあるいは石灰の
    含有量を検出するとともに、前記試料採取装置及び測定
    装置の稼動を制御する演算制御手段とからなり、かつ前
    記測定装置が、前記試料採取装置からの試料を受容する
    測定容器と、該測定容器を水平移動させる移動手段と、
    該移動方向に沿って移動手段の上方に順次配設された、
    初期温度測定手段、塩酸添加手段、及び塩酸添加後試料
    温度測定手段とからなることを特徴とする混合処理土の
    品質試験システム。
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