JPH0724814Y2 - チューナ - Google Patents

チューナ

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JPH0724814Y2
JPH0724814Y2 JP1989139928U JP13992889U JPH0724814Y2 JP H0724814 Y2 JPH0724814 Y2 JP H0724814Y2 JP 1989139928 U JP1989139928 U JP 1989139928U JP 13992889 U JP13992889 U JP 13992889U JP H0724814 Y2 JPH0724814 Y2 JP H0724814Y2
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JP
Japan
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tuning
signal
auto
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JP1989139928U
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JPH0379539U (ja
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好一 藤田
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はチューナに関し、特にオートチューニングに
好適なオートチューニングストップレベルを設定するチ
ューナに関する。
(従来の技術) フロントエンドとPLL回路の動作を制御することにより
自動的に且つ連続的にスキャンして同調周波数を変えて
行き、途中で所定レベル以上の電波を受信すると、そこ
で一旦スキャンを止める、いわゆるオートチューニング
は各種チューナに装備されている。
このオートチューニングにおいては、スキャンを止める
レベル(オートチューニングストップレベル)は、従
来、固定値を設定する構成が用いられている。また、オ
ートチューニングストップレベルを2段階の値(ハイレ
ベルとローレベル)に設定し、そのうちの一つを任意に
切り換える構成も用いられている。
第3図には、従来のチューナのオートチューニング関連
部の構成例が示されている。
アンテナ端子を経た受信信号は、高周波増幅器、ミキサ
ーおよび局部発振器から成るフロントエンド1にて所望
の放送局周波数が選択され、中間周波数(IF)に変換さ
れる。
この所望の放送局周波数の選択(同調)は、フロントエ
ンド1の入力信号である受信信号と出力信号である検波
器5の出力(マイクロコンピュータ4を介した出力)と
を用いたPLL(フェイズ・ロック・ループ)回路3の動
作を介して行われる。
即ち、PLL回路3を構成する比較器にて入・出力信号間
の位相差を得、この位相差に基づいてフロントエンド1
内の局部発振器(通常、VCOが用いられる)を制御して
所望の放送局周波数対応のIF信号を得ている。
狭帯域IFフィルタ2Aと広帯域IFフィルタ2Bは、それぞれ
上記中間周波数(通常、10.7MHz)を中心周波数とし、
フィルタ特性が狭帯域のIFフィルタと広帯域のIFフィル
タである。これらフィルタは、中心周波数の上下に約10
0KHzずつの幅で分布しているサイドバンド成分を欠落さ
せずに通過させ、他の成分を阻止するためのフィルタで
ある。
狭帯域IFフィルタ2Aまたは広帯域IFフィルタ2Bは、キー
13からの入力(指示)情報に基づいて適宜選択される。
この選択は、マイクロコンピュータ4からの制御信号に
よりスイッチ SW1とSW2を協働切換動作させることによ
り実行される。
検波回路5は、狭帯域IFフィルタ2Aまたは広帯域IFフィ
ルタ2Bを通過したFM信号を検波し、オーディオ信号を取
り出す。この検波は、例えば、PLL検波やパルスカウン
ト検波等の方式で行われる。
検波回路5は、また、狭帯域IFフィルタ2Aまたは広帯域
フィルタ2Bからの帯域通過信号の中心周波数の検波レベ
ル信号(S信号)と放送局周波数に対する受信周波数の
ずれを示すM信号とを検出して出力する。
比較器9は、検波回路5から出力されるS信号を受け、
予め定めたチューニングストップレベルのハイレベルを
示すH信号またはローレベルを示すL信号を上記S信号
と比較し、オートチューニングストップレベル以上のと
きオートチューニングを一旦ストップする。
ハイレベルH信号とローレベルL信号の切り換えはユー
ザーによるスイッチ10の切り換えにより行われ、受信状
態を耳で判断してより適切なレベルを切り換え設定して
いる。
(考案が解決しようとする課題) 上述のとおり、従来のチューナのオートチューニング回
路では、オートチューニングストップレベルは一つの固
定値または2つ(HレベルとLレベル)の固定値に設定
されていた。
しかしながら、オートチューニングストップレベルを固
定値に設定しておくと、地域により種々異なる環境に起
因する受信状態に適切に対応できないことが多い。
例えば、多くの放送局を受信できる地域で高すぎるオー
トチューニングレベルに固定するとオートチューニング
ストップができないことがあり、一方、低すぎるオート
チューニングレベルに設定するとオートチューニングス
トップの頻度が高くなりすぎてしまい、目的の放送局受
信が困難になってしまう。
また、上述の従来のオートチューニングストップレベル
“H"と“L"の切り換え設定は、別個に設けられたスイッ
チ10により行われるが、回路構成の簡略化という観点か
らは、このスイッチ10によるハードウェア構成は好まし
いものではない。
そこで、この考案の目的はオートチューニングストップ
レベルの調整をユーザーが行え、操作性が良く且つハー
ドウェア構成が簡略化されたチューナを提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) 前述の課題を解決するため、この考案によるチューナ
は、受信同調周波数を予め定めた周波数範囲についてオ
ートチューニングするオートチューニング手段と、 予め定めた複数個のレベル情報をオートチューニングス
トップレベル候補として記憶するメモリ手段と、 前記メモリ手段から外部操作により任意のレベル情報を
選択的に読み出すキー手段と、 受信信号を検波してS信号レベルを検出する検波手段
と、 前記キー手段により読み出した各レベル情報と前記S信
号レベルとを比較し、前記S信号レベルが前記レベル情
報よりも大きいとき出力する比較手段と、 前記比較手段に出力があるとき前記オートチューニング
を一時停止した後、前記オートチューニングを行い、前
記比較手段の出力がないとき前記オートチューニングを
継続する制御手段と、 前記比較手段の出力を一スキャン分計数して表示する表
示手段と、 を備える。
(実施例) 次に、この考案について図面を参照しながら説明する。
第1図は、この考案の一実施例を示すチューナの構成ブ
ロック図である。
アンテナ端子を介して送出される受信信号は、フロント
エンド1とPLL回路3により同調がとられ、切換スイッ
チSW1とSW2とにより切換選択された狭帯域IFフィルタ2A
または広帯域IFフィルタ2Bを通って検波回路5に入力さ
れる。
検波回路5は、受信同調信号を検波するとともにS信号
とM信号を出力する。
検波回路5で得られたオーディオ信号(コンポジット信
号)は、マルチプレックスデコーダ6により、スラレオ
信号としてのL信号とR信号に分離出力される。
尚、第1図において、第3図と同一符号を付したブロッ
クは第3図のブロックと同様な機能をもつので、その詳
細な説明は省略する。
さて、比較器9では検波回路5からのS信号とオートチ
ューニングストップレベルとの比較を行うが、この考案
では、このオートチューニングストップレベルの発生お
よび調整が従来のチューナとは次のように異なる。
即ち、マイクロコンピュータ4にはRAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)41が内蔵されている。
RAM41にはハイレベルからローレベルにわたる複数個の
レベル情報(例えばL1〜L10)がオートチューニングス
トップレベル候補として、記憶されている。
キー8を用いてユーザーにより任意のオートチューニン
グストップレベル候補がレベル情報としてRAM41から読
み出される。
こうしてRAM41から読み出されたレベル情報は、ユーザ
ーにより最適オートチューニングストップレベルである
と判断されるまで、順次異なるレベル情報が読み出さ
れ、D/Aコンバータ11に供給される。
D/Aコンバータ11は、RAM41から読み出されて供給された
ディジタル信号であるレベル情報をアナログ信号に変換
する。
比較器9は、キー8で選択されたレベル情報(オートチ
ューニングストップレベル候補)と検波器5からのS信
号レベルとを比較し、S信号レベルの方が大きいときに
オートチューニングをストップして、そのときの同調周
波数に一時停止した後、更に同調周波数のスキャンを行
う。一方、S信号レベルの方が小さいときには、同調周
波数を更にスキャンさせて同様な動作を行う。
こうして、RAM41から読み出した信号レベルと検波器5
からのS信号レベルとの比較を一スキャン分(予め定め
た同調周波数範囲)行い、得られた比較器9の出力数を
計数して図示していない何等かの表示器に表示する。
この計数器に表示された計数出力をユーザーが見て適当
な範囲内の数であると判断したときには、上記RAM41か
ら読み出したレベル情報がオートチューニングストップ
レベルとして最適と判断して、そのレベルを固定・設定
する。
尚、比較器9の出力の計数結果によらずに現実にユーザ
ーが聴取する受信状態に基づいて最適レベルを任意に設
定することもできることは勿論である。
これに対して、計数された比較器9の出力数が予め定め
た範囲外にあるときには、そのレベル候補(例えばL1
は適切でないと判定し、他のレベル候補(例えばL2)を
設定して同様な処理を行う。
つまり、計数出力数が多いときにはオートチューニング
レベルが低すぎるため、S/N条件の悪い放送局周波数信
号をも受信しているとして、より高いレベルをオートチ
ューニングストップレベルとして、RAM41内に記憶され
ている他のレベル情報をキー8を用いて新たに設定す
る。また、計数出力数が少ないときには設定されている
オートチューニングレベルが高すぎるため本来受信聴取
が可能な放送局周波数信号がオートチューニングされて
いないと判断して、同様にキー8を用いて、より低いレ
ベルをオートチューニングストップレベルとして設定す
る。
こうして、ユーザにより最適なオートチューニングスト
ップレベルがL1〜L10の中から選定、設定される。
以上第1図に示した実施例では、オートチューニングス
トップレベル候補として複数のレベル情報をRAM内に記
憶させておき、このRAMからユーザーが選択して読み出
したレベルと、マイクロコンピュータ4とは別に設けた
検波器5からのS信号レベルとの比較を比較器にて行
い、比較器出力数を計数し、所定範囲内の計数出力が得
られるレベルをオートチューニングストップレベルとし
て、ユーザーが設定している。
また、現実のユーザーの聴取する受信状態を各レベル情
報設定毎に判断して最適なレベル情報をオートチューニ
ングストップレベルとして設定する。
第2図には、第1図における比較器9をもマイクロコン
ピュータ4の機能として内蔵させた実施例が示されてい
る。
即ち、第2図の実施例では、検波器5からのアナログ信
号であるS信号がA/Dコンバータ12によりディジタル信
号に変換してマイクロコンピュータ4に供給される。
マイクロコンピュータ4では、キー8により選択された
RAM41から読み出したレベル情報が、比較器42でA/Dコン
バータ12からのディジタル信号と比較される。この比較
処理は第1図における比較器9の比較処理と同様であ
り、その後の最適なオートチューニングストップレベル
の選定も同様である。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案では、マイクロコンピュ
ータに内蔵するメモリ(RAM)内に予め定めた複数のレ
ベル情報をオートチューニングストップレベル候補とし
て記憶しておき、このメモリからユーザーが選定したレ
ベル情報と検波器で検出された受信信号のS信号レベル
との比較出力を一スキャン分計数した結果に基づいてオ
ートストップレベルを設定するため、最適なオートスト
ップレベルを設定する際の操作性が、著しく改善され
る。
また、この考案では、処理に必要なハードウェアはマイ
クロコンピュータが基本的構成部分であり、従来のチュ
ーナの構成と比較して別個のスイッチ部分が不要となる
ので回路構成が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案によるチューナの一実施例を示す構
成ブロック図、第2図は、この考案によるチューナの他
の実施例を示す構成ブロック図、第3図は、従来のチュ
ーナの構成を示す構成ブロック図である。 1……フロントエンド、2A……狭帯域IFフィルタ、2B…
…広帯域IFフィルタ、3……PLL回路、4……マイクロ
コンピュータ、5……検波回路、6……マルチプレック
スデコーダ、7……表示器、8,13……キー、9,42……比
較器、10……スイッチ、11……D/Aコンバータ、12……A
/Dコンバータ、41……RAM。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信同調周波数を予め定めた周波数範囲に
    ついてオートチューニングするオートチューニング手段
    と、 予め定めた複数個のレベル情報をオートチューニングス
    トップレベル候補として記憶するメモリー手段と、 前記メモリ手段から外部操作により任意のレベル情報を
    選択的に読み出すキー手段と、 受信信号を検波してS信号レベルを検出する検波手段
    と、 前記キー手段により読み出した各レベル情報と前記S信
    号レベルとを比較し、前記S信号レベルが前記レベル情
    報より大きいとき出力する比較手段と、 前記比較手段に出力があるとき前記オートチューニング
    を一時停止した後、前記オートチューニングを行い、前
    記比較手段の出力がないとき前記オートチューニングを
    継続する制御手段と、 前記比較手段の出力を一スキャン分計数して表示する表
    示手段と、を備えて成ることを特徴とするチューナ。
JP1989139928U 1989-12-04 1989-12-04 チューナ Expired - Lifetime JPH0724814Y2 (ja)

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JP1989139928U JPH0724814Y2 (ja) 1989-12-04 1989-12-04 チューナ

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JPH0379539U JPH0379539U (ja) 1991-08-14
JPH0724814Y2 true JPH0724814Y2 (ja) 1995-06-05

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JP1989139928U Expired - Lifetime JPH0724814Y2 (ja) 1989-12-04 1989-12-04 チューナ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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