JPH07245610A - セル送出制御回路 - Google Patents
セル送出制御回路Info
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- JPH07245610A JPH07245610A JP3266794A JP3266794A JPH07245610A JP H07245610 A JPH07245610 A JP H07245610A JP 3266794 A JP3266794 A JP 3266794A JP 3266794 A JP3266794 A JP 3266794A JP H07245610 A JPH07245610 A JP H07245610A
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- JP
- Japan
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- cell
- cell transmission
- interval
- transmission
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- Communication Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ATM通信網の伝送路において、低速から高
速に至るまでセル制御条件にしたがってセル送出を制御
する。 【構成】 セル送出禁止間隔を制御することによりセル
送出量を制限する。さらに、低速時にはセル送出許可間
隔を制御し、高速時にはセル送出禁止間隔を制御する。 【効果】 任意の速度において高精度のセル送出制御が
行える。
速に至るまでセル制御条件にしたがってセル送出を制御
する。 【構成】 セル送出禁止間隔を制御することによりセル
送出量を制限する。さらに、低速時にはセル送出許可間
隔を制御し、高速時にはセル送出禁止間隔を制御する。 【効果】 任意の速度において高精度のセル送出制御が
行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固定長パケット(セル)
を用いる通信に利用する。本発明は高速伝送路に利用す
るに適する。特に、低速から高速までの通信速度に対応
できるセル流制御技術に関する。
を用いる通信に利用する。本発明は高速伝送路に利用す
るに適する。特に、低速から高速までの通信速度に対応
できるセル流制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】あらゆる情報をパケット化し、宛先を付
して送受信する通信方式が知られている。この通信方式
には、長さを固定長としたパケットを用いて行う方式が
あり、これに用いるパケットをセルと呼ぶ。通信業者は
円滑な通信を行うために、一定時間内に伝送されるセル
の個数に制限を設け、これに違反して送出されるセルを
廃棄するという条件でユーザと契約を結ぶ。したがっ
て、伝送路に送出されるセルの個数を送信側(ユーザ
側)において制御することは重要である。以下、一定時
間に伝送路に伝送されるセルの個数をセル速度と呼ぶ。
して送受信する通信方式が知られている。この通信方式
には、長さを固定長としたパケットを用いて行う方式が
あり、これに用いるパケットをセルと呼ぶ。通信業者は
円滑な通信を行うために、一定時間内に伝送されるセル
の個数に制限を設け、これに違反して送出されるセルを
廃棄するという条件でユーザと契約を結ぶ。したがっ
て、伝送路に送出されるセルの個数を送信側(ユーザ
側)において制御することは重要である。以下、一定時
間に伝送路に伝送されるセルの個数をセル速度と呼ぶ。
【0003】これに用いるセル送出制御回路の従来例を
図7を参照して説明する。図7は従来のセル送出制御回
路のブロック構成図である。図7において、カウンタ1
1はクロック13の入力毎に減算を行い、カウンタ値が
“0”になった場合には、セル送出許可権セット信号9
を出力するとともに、カウンタ値セット信号12を出力
してカウンタ値をセル送出間隔保持回路10の保持値に
セットする。セル送出許可権保持回路4はセル送出許可
権がセット状態の場合には、論理“1”の信号5を出力
する。その出力された信号5とセル位相クロック3の論
理積が“1”の場合には、セル蓄積バッファ1にセル送
出指示信号7が与えられて、セル蓄積バッファ1より1
セルが伝送路2に送出される。同時に、セル送出許可権
保持回路4には、セル送出許可権リセット信号8が与え
られてセル送出許可権がリセットされる。このようにし
て、セル蓄積バッファ1からセルが出力されるため、そ
の平均セル速度は、セル送出間隔保持回路10の保持値
の示す周期の逆数になる。
図7を参照して説明する。図7は従来のセル送出制御回
路のブロック構成図である。図7において、カウンタ1
1はクロック13の入力毎に減算を行い、カウンタ値が
“0”になった場合には、セル送出許可権セット信号9
を出力するとともに、カウンタ値セット信号12を出力
してカウンタ値をセル送出間隔保持回路10の保持値に
セットする。セル送出許可権保持回路4はセル送出許可
権がセット状態の場合には、論理“1”の信号5を出力
する。その出力された信号5とセル位相クロック3の論
理積が“1”の場合には、セル蓄積バッファ1にセル送
出指示信号7が与えられて、セル蓄積バッファ1より1
セルが伝送路2に送出される。同時に、セル送出許可権
保持回路4には、セル送出許可権リセット信号8が与え
られてセル送出許可権がリセットされる。このようにし
て、セル蓄積バッファ1からセルが出力されるため、そ
の平均セル速度は、セル送出間隔保持回路10の保持値
の示す周期の逆数になる。
【0004】従来例のセル送出状態を図8を参照して説
明する。図8は従来のセル送出状態を示す図である。図
8はセル送出間隔保持回路10の保持値の示す周期が
1.25セル時間の場合の例を示す。カウンタ11から
出力されるセル送出許可権の発生点と伝送路2上に出力
されるセルの関係を示している。図8は11セル時間の
中に9個のセルが伝送されている。したがって、これは
伝送路上のセル占有率が80%(≒9/11)の場合の
例である。
明する。図8は従来のセル送出状態を示す図である。図
8はセル送出間隔保持回路10の保持値の示す周期が
1.25セル時間の場合の例を示す。カウンタ11から
出力されるセル送出許可権の発生点と伝送路2上に出力
されるセルの関係を示している。図8は11セル時間の
中に9個のセルが伝送されている。したがって、これは
伝送路上のセル占有率が80%(≒9/11)の場合の
例である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のセル送出制
御回路は、伝送路上のセル占有率がセル送出制御回路の
処理速度の規定値以下となる低速のセル速度、すなわ
ち、セルが到着するときすでにセル送出許可権保持回路
にセル送出許可権が保持されているようなセル速度で
は、精度よく目的とする任意のセル速度のセル流を発生
することができるが、伝送路上のセル占有率が規定値よ
り大きくなるセル速度、すなわち、セル送出指示信号の
発生を複数のセルがセル蓄積バッファにおいて待ってい
るようなセル速度では、セルの到着時刻から送出時刻ま
での遅延時間が増大し、セル送出時刻の遅延時間が大き
くなるため、任意のセル速度のセル流を精度よく発生す
ることが困難になる。また、セル速度が大きくなると図
8に示すようにセル送出許可権発生からセル送出までの
時間がセルの長さ以下となるのでセル送出制御回路は高
速処理を要求される。
御回路は、伝送路上のセル占有率がセル送出制御回路の
処理速度の規定値以下となる低速のセル速度、すなわ
ち、セルが到着するときすでにセル送出許可権保持回路
にセル送出許可権が保持されているようなセル速度で
は、精度よく目的とする任意のセル速度のセル流を発生
することができるが、伝送路上のセル占有率が規定値よ
り大きくなるセル速度、すなわち、セル送出指示信号の
発生を複数のセルがセル蓄積バッファにおいて待ってい
るようなセル速度では、セルの到着時刻から送出時刻ま
での遅延時間が増大し、セル送出時刻の遅延時間が大き
くなるため、任意のセル速度のセル流を精度よく発生す
ることが困難になる。また、セル速度が大きくなると図
8に示すようにセル送出許可権発生からセル送出までの
時間がセルの長さ以下となるのでセル送出制御回路は高
速処理を要求される。
【0006】本発明は、このような背景に行われたもの
であり、低速から高速まで任意のセル速度に対応してセ
ル流を精度よく発生させることができるセル送出制御回
路を提供することを目的とする。
であり、低速から高速まで任意のセル速度に対応してセ
ル流を精度よく発生させることができるセル送出制御回
路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はセル送出制御回
路であり、その特徴とするところは、送信すべきセルを
一時蓄積するセルバッファと、このセルバッファからセ
ル単位で情報を読出しビット速度およびセルサイズが規
定された伝送路にセル単位の情報を送信する送信手段と
を備え、前記送信手段は、単位時間当たりの送信セル数
を制御条件にしたがって制御する制御手段を備え、この
制御手段は、セル送信を間欠的に禁止する手段およびセ
ル送信を間欠的に許可する手段を含み、単位時間当たり
の送信セル数にしたがって、この禁止する手段とこの許
可する手段とのいずれかを有効にする切替手段を備え、
この切替手段は、単位時間当たりの送信セル数が、伝送
路の占有率α%を越えるときには前記禁止する手段を有
効にし、伝送路の占有率α%以下のときには前記許可す
る手段を有効にする手段を含むところにある。α=50
%であることが望ましい。
路であり、その特徴とするところは、送信すべきセルを
一時蓄積するセルバッファと、このセルバッファからセ
ル単位で情報を読出しビット速度およびセルサイズが規
定された伝送路にセル単位の情報を送信する送信手段と
を備え、前記送信手段は、単位時間当たりの送信セル数
を制御条件にしたがって制御する制御手段を備え、この
制御手段は、セル送信を間欠的に禁止する手段およびセ
ル送信を間欠的に許可する手段を含み、単位時間当たり
の送信セル数にしたがって、この禁止する手段とこの許
可する手段とのいずれかを有効にする切替手段を備え、
この切替手段は、単位時間当たりの送信セル数が、伝送
路の占有率α%を越えるときには前記禁止する手段を有
効にし、伝送路の占有率α%以下のときには前記許可す
る手段を有効にする手段を含むところにある。α=50
%であることが望ましい。
【0008】前記制御条件は、あらかじめ定められたセ
ル周期にしたがってセル送出を制限する条件であり、セ
ル周期に対応するアドレスを有しこのセル周期にしたが
って短くなるセル送出許可間隔またはセル送出禁止間隔
をこのアドレス毎に有するセル送出許可間隔時間テーブ
ルおよびセル送出禁止間隔時間テーブルを備え、セル周
期にしたがってシフトする読出アドレスをこのセル送出
許可間隔時間テーブルまたはセル送出禁止間隔時間テー
ブルに与えたとき、そのアドレスに対応するセル送出許
可間隔時間またはセル送出禁止間隔時間を前記制御手段
に対して制御条件として出力する手段を備えることが望
ましい。
ル周期にしたがってセル送出を制限する条件であり、セ
ル周期に対応するアドレスを有しこのセル周期にしたが
って短くなるセル送出許可間隔またはセル送出禁止間隔
をこのアドレス毎に有するセル送出許可間隔時間テーブ
ルおよびセル送出禁止間隔時間テーブルを備え、セル周
期にしたがってシフトする読出アドレスをこのセル送出
許可間隔時間テーブルまたはセル送出禁止間隔時間テー
ブルに与えたとき、そのアドレスに対応するセル送出許
可間隔時間またはセル送出禁止間隔時間を前記制御手段
に対して制御条件として出力する手段を備えることが望
ましい。
【0009】あるいは、前記制御条件は、セル周期のあ
らかじめ定められた時間変化率(加速度)または時間変
化比率(加速比)にしたがってセル送出を制限する条件
であり、時間経過に対応するアドレスを有し経過時間に
したがって短くなるセル送出許可間隔をこのアドレス毎
に有するセル送出許可間隔時間テーブルと、経過時間に
対応するアドレスを有し経過時間にしたがって長くなる
セル送出禁止周期をこのアドレス毎に有するセル送出禁
止間隔時間テーブルとを備え、セル周期のN(≧1)倍
の周期で順次シフトする読出アドレスを前記セル送出許
可間隔時間テーブルまたはセル送出禁止間隔時間テーブ
ルに与えたとき、そのアドレスに対応するセル送出許可
間隔時間またはセル送出禁止間隔時間を前記制御手段に
対して制御条件として出力する手段を備えることが望ま
しい。
らかじめ定められた時間変化率(加速度)または時間変
化比率(加速比)にしたがってセル送出を制限する条件
であり、時間経過に対応するアドレスを有し経過時間に
したがって短くなるセル送出許可間隔をこのアドレス毎
に有するセル送出許可間隔時間テーブルと、経過時間に
対応するアドレスを有し経過時間にしたがって長くなる
セル送出禁止周期をこのアドレス毎に有するセル送出禁
止間隔時間テーブルとを備え、セル周期のN(≧1)倍
の周期で順次シフトする読出アドレスを前記セル送出許
可間隔時間テーブルまたはセル送出禁止間隔時間テーブ
ルに与えたとき、そのアドレスに対応するセル送出許可
間隔時間またはセル送出禁止間隔時間を前記制御手段に
対して制御条件として出力する手段を備えることが望ま
しい。
【0010】
【作用】本発明のセル送出制御回路は、伝送路上のセル
占有率がセル送出制御回路の処理速度の規定値より大き
くなる高速のセル速度領域では、セル送出禁止許可権に
応じてセル蓄積バッファからのセル送出を一時的に禁止
する制御を行うことによりセル送出制御を行う。これに
より、精度よく目的のセル速度のセル流を出力すること
ができる。
占有率がセル送出制御回路の処理速度の規定値より大き
くなる高速のセル速度領域では、セル送出禁止許可権に
応じてセル蓄積バッファからのセル送出を一時的に禁止
する制御を行うことによりセル送出制御を行う。これに
より、精度よく目的のセル速度のセル流を出力すること
ができる。
【0011】すなわち、セル送出許可権の発生がセルの
到着よりも早めに行われるような低速の伝送路において
は、従来の方式でセル流を精度よく制御することができ
た。しかし、セル送出許可権の発生間隔の間に複数のセ
ルが到着し、送出許可を待っているような高速の伝送路
においては、セルの遅延時間が長くなり円滑な通信を行
うためには好ましくない。かといって、セル送出許可権
の発生間隔を短くするためには、高速処理を行うハード
ウェアを設けなければならず、設置費用または装置規模
の増大を招く。したがって、セル送出許可権という発想
を逆転させ、セル送出禁止許可権という発想に基づいて
セル流を制御することにより、高速な伝送路に対応する
ことができる。
到着よりも早めに行われるような低速の伝送路において
は、従来の方式でセル流を精度よく制御することができ
た。しかし、セル送出許可権の発生間隔の間に複数のセ
ルが到着し、送出許可を待っているような高速の伝送路
においては、セルの遅延時間が長くなり円滑な通信を行
うためには好ましくない。かといって、セル送出許可権
の発生間隔を短くするためには、高速処理を行うハード
ウェアを設けなければならず、設置費用または装置規模
の増大を招く。したがって、セル送出許可権という発想
を逆転させ、セル送出禁止許可権という発想に基づいて
セル流を制御することにより、高速な伝送路に対応する
ことができる。
【0012】これは高速に流れるセル流に対し、伝送路
に許容された伝送速度を考慮して間欠的に一時セルの送
出を禁止する。この禁止する間隔の長さによりセル流は
任意の速度に制御される。このセル送出禁止許可権の発
生間隔は、セル送出許可権の発生間隔に比較すると長い
間隔とすることができるので、高速化においてもハード
ウェアを変更することなく対応することができる。
に許容された伝送速度を考慮して間欠的に一時セルの送
出を禁止する。この禁止する間隔の長さによりセル流は
任意の速度に制御される。このセル送出禁止許可権の発
生間隔は、セル送出許可権の発生間隔に比較すると長い
間隔とすることができるので、高速化においてもハード
ウェアを変更することなく対応することができる。
【0013】さらに、伝送路の低速時にはセル送出許可
権による方式を用い、高速時にはセル送出禁止許可権に
よる方式を用いてもよい。この選択は伝送路の速度を検
出して自動的に行ってもよい。あらかじめ定められたセ
ル周期による制御条件の場合には、このセル周期に対応
するアドレスを有しセル周期に比例して短くなるセル送
出許可間隔またはセル送出禁止間隔をこのアドレス毎に
有するテーブルに、セル周期に比例してシフトする読出
アドレスを与え、そのアドレスに対応するセル送出許可
間隔時間またはセル送出禁止間隔時間を出力させる。セ
ル送出許可間隔またはセル送出禁止間隔の制御は、この
出力にしたがって行えばよい。
権による方式を用い、高速時にはセル送出禁止許可権に
よる方式を用いてもよい。この選択は伝送路の速度を検
出して自動的に行ってもよい。あらかじめ定められたセ
ル周期による制御条件の場合には、このセル周期に対応
するアドレスを有しセル周期に比例して短くなるセル送
出許可間隔またはセル送出禁止間隔をこのアドレス毎に
有するテーブルに、セル周期に比例してシフトする読出
アドレスを与え、そのアドレスに対応するセル送出許可
間隔時間またはセル送出禁止間隔時間を出力させる。セ
ル送出許可間隔またはセル送出禁止間隔の制御は、この
出力にしたがって行えばよい。
【0014】また、セル周期のあらかじめ定められた時
間変化率(加速度)または時間変化比率(加速比)によ
る制御条件の場合には、時間経過に対応するアドレスを
有し経過時間の逆数または経過時間に対して指数関数的
に短くなるセル送出間隔をこのアドレス毎に有するセル
送出許可間隔時間テーブルおよび経過時間の逆数または
経過時間に対して指数関数的に長くなるセル送出禁止周
期をこのアドレス毎に有するセル送出禁止間隔時間テー
ブルに、セル周期のN倍の周期で順次シフトする読出ア
ドレスを与え、そのアドレスに対応するセル送出許可間
隔時間またはセル送出禁止間隔時間を出力させる。セル
送出間隔またはセル送出禁止間隔は、この出力にしたが
って行えばよい。
間変化率(加速度)または時間変化比率(加速比)によ
る制御条件の場合には、時間経過に対応するアドレスを
有し経過時間の逆数または経過時間に対して指数関数的
に短くなるセル送出間隔をこのアドレス毎に有するセル
送出許可間隔時間テーブルおよび経過時間の逆数または
経過時間に対して指数関数的に長くなるセル送出禁止周
期をこのアドレス毎に有するセル送出禁止間隔時間テー
ブルに、セル周期のN倍の周期で順次シフトする読出ア
ドレスを与え、そのアドレスに対応するセル送出許可間
隔時間またはセル送出禁止間隔時間を出力させる。セル
送出間隔またはセル送出禁止間隔は、この出力にしたが
って行えばよい。
【0015】すなわち、あるアドレスまではセル送出許
可間隔時間を出力し、それ以降のアドレスからはセル送
出禁止間隔時間を出力する。伝送路のセル占有率が50
%を境にして切替えるようにすればよい。
可間隔時間を出力し、それ以降のアドレスからはセル送
出禁止間隔時間を出力する。伝送路のセル占有率が50
%を境にして切替えるようにすればよい。
【0016】
【実施例】本発明第一実施例の構成を図1を参照して説
明する。図1は本発明第一実施例のブロック構成図であ
る。
明する。図1は本発明第一実施例のブロック構成図であ
る。
【0017】本発明はセル送出制御回路であり、その特
徴とするところは、送信すべきセルを一時蓄積するセル
バッファ1と、このセル蓄積バッファ1からセル単位で
情報を読出しビット速度およびセルサイズが規定された
伝送路2にセル単位の情報を送信する送信手段としての
送出制御部40とを備え、送出制御部40は、単位時間
当たりの送信セル数を制御条件にしたがって制御する制
御手段を備え、この制御手段は、セル送信を間欠的に禁
止する手段およびセル送信を間欠的に許可する手段とし
てのカウンタ11、間隔保持回路25、制御回路30を
含み、単位時間当たりの送信セル数にしたがって、この
禁止する手段とこの許可する手段とのいずれかを有効に
する切替手段としてのアドレス発生回路20、間隔時間
テーブル23、選択信号保持回路27を備え、この切替
手段は、単位時間当たりの送信セル数が、伝送路2の占
有率α%を越えるときには前記禁止する手段を有効に
し、伝送路2の占有率α%以下のときには前記許可する
手段を有効にする手段を含む。本発明第一実施例では、
α=50%とした。
徴とするところは、送信すべきセルを一時蓄積するセル
バッファ1と、このセル蓄積バッファ1からセル単位で
情報を読出しビット速度およびセルサイズが規定された
伝送路2にセル単位の情報を送信する送信手段としての
送出制御部40とを備え、送出制御部40は、単位時間
当たりの送信セル数を制御条件にしたがって制御する制
御手段を備え、この制御手段は、セル送信を間欠的に禁
止する手段およびセル送信を間欠的に許可する手段とし
てのカウンタ11、間隔保持回路25、制御回路30を
含み、単位時間当たりの送信セル数にしたがって、この
禁止する手段とこの許可する手段とのいずれかを有効に
する切替手段としてのアドレス発生回路20、間隔時間
テーブル23、選択信号保持回路27を備え、この切替
手段は、単位時間当たりの送信セル数が、伝送路2の占
有率α%を越えるときには前記禁止する手段を有効に
し、伝送路2の占有率α%以下のときには前記許可する
手段を有効にする手段を含む。本発明第一実施例では、
α=50%とした。
【0018】次に、セル送出禁止許可権利用の方法につ
いて、伝送路上のセル占有率が80%の場合の例を図2
および図3に示す。図2はセル送出禁止許可権利用の方
法を説明するためのブロック構成図である。図3はセル
送出禁止許可権利用の方法を説明するためのセル送出状
況を示す図である。図3に示すように、セル送出禁止許
可権発生からセル送出停止までをセルの長さ以上にする
ことができるため、回路動作を低速にできる利点があ
る。
いて、伝送路上のセル占有率が80%の場合の例を図2
および図3に示す。図2はセル送出禁止許可権利用の方
法を説明するためのブロック構成図である。図3はセル
送出禁止許可権利用の方法を説明するためのセル送出状
況を示す図である。図3に示すように、セル送出禁止許
可権発生からセル送出停止までをセルの長さ以上にする
ことができるため、回路動作を低速にできる利点があ
る。
【0019】ここで、制御条件は、あらかじめ定められ
た一定時間に送出できるセル個数の上限値にしたがって
セル送出を制限するという条件とする。図2に示すカウ
ンタ11はクロック13の入力毎にカウントダウンし、
カウンタ値が“0”になった場合には、セル送出禁止許
可権セット信号18を出力するとともに、カウンタ値セ
ット信号12を出力してカウンタ値をセル送出禁止間隔
保持回路19の保持値にセットする。セル送出禁止許可
権保持回路14はセル送出禁止許可権がセット状態の場
合には、論理“1”の信号15を出力する。その出力信
号15とセル位相クロック3の論理積が“1”の場合に
は、セル蓄積バッファ1にセル送出禁止指示信号16が
与えられて、バッファより伝送路に送出されるセルを1
セル時間停止する。同時に、セル送出禁止許可権保持回
路14には、セル送出禁止許可権リセット信号17が与
えられてセル送出禁止許可権がリセットされる。カウン
タ11の動作クロックとしては、セルクロックまたはバ
イトクロックまたはビットクロックが用いられる。この
ようにして、セル蓄積バッファ1からのセル送出が停止
されるため、伝送路上の空セル区間のセル速度は、セル
送出禁止間隔保持回路19の保持値の示す周期の逆数に
なる。なお、セル送出禁止間隔保持回路19の保持値T
は、伝送路速度V0 、有効セル速度V、セル長をLとし
た場合に、 T=V0 ・〔L/(V0 −V)〕 となる。図3はセル送出禁止間隔保持回路19の保持値
の示す周期が5セル時間の場合を示している。これは伝
送路上のセル占有率が80%の場合の例である。セル送
出禁止許可権の発生からセル送出停止までの時間をセル
の長さ以上にすることができるため、高速動作が可能で
ある。また、目的とするセル速度を高精度に実現するこ
とができる。これは、処理速度が一定のセル送出制御回
路であれば、 T=V0 ・(L/V) より求められるセル送出間隔より、 T=V0 ・〔L/(V0 −V)〕 より求められるセル送出禁止間隔を用いた方が演算時間
の高速化を要しないため、セル蓄積バッファ1に蓄積さ
れたセルの遅延時間を少なくすることができる。このた
め、セル送出時刻の遅延時間が小さくなるからである。
本発明第一実施例ではダウンカウンタ11を用いたが、
アップカウンタにより実現することもできる。
た一定時間に送出できるセル個数の上限値にしたがって
セル送出を制限するという条件とする。図2に示すカウ
ンタ11はクロック13の入力毎にカウントダウンし、
カウンタ値が“0”になった場合には、セル送出禁止許
可権セット信号18を出力するとともに、カウンタ値セ
ット信号12を出力してカウンタ値をセル送出禁止間隔
保持回路19の保持値にセットする。セル送出禁止許可
権保持回路14はセル送出禁止許可権がセット状態の場
合には、論理“1”の信号15を出力する。その出力信
号15とセル位相クロック3の論理積が“1”の場合に
は、セル蓄積バッファ1にセル送出禁止指示信号16が
与えられて、バッファより伝送路に送出されるセルを1
セル時間停止する。同時に、セル送出禁止許可権保持回
路14には、セル送出禁止許可権リセット信号17が与
えられてセル送出禁止許可権がリセットされる。カウン
タ11の動作クロックとしては、セルクロックまたはバ
イトクロックまたはビットクロックが用いられる。この
ようにして、セル蓄積バッファ1からのセル送出が停止
されるため、伝送路上の空セル区間のセル速度は、セル
送出禁止間隔保持回路19の保持値の示す周期の逆数に
なる。なお、セル送出禁止間隔保持回路19の保持値T
は、伝送路速度V0 、有効セル速度V、セル長をLとし
た場合に、 T=V0 ・〔L/(V0 −V)〕 となる。図3はセル送出禁止間隔保持回路19の保持値
の示す周期が5セル時間の場合を示している。これは伝
送路上のセル占有率が80%の場合の例である。セル送
出禁止許可権の発生からセル送出停止までの時間をセル
の長さ以上にすることができるため、高速動作が可能で
ある。また、目的とするセル速度を高精度に実現するこ
とができる。これは、処理速度が一定のセル送出制御回
路であれば、 T=V0 ・(L/V) より求められるセル送出間隔より、 T=V0 ・〔L/(V0 −V)〕 より求められるセル送出禁止間隔を用いた方が演算時間
の高速化を要しないため、セル蓄積バッファ1に蓄積さ
れたセルの遅延時間を少なくすることができる。このた
め、セル送出時刻の遅延時間が小さくなるからである。
本発明第一実施例ではダウンカウンタ11を用いたが、
アップカウンタにより実現することもできる。
【0020】次に、本発明第一実施例の動作を図1〜図
6を参照して説明する。図4は間隔時間テーブル23を
示す図である。図5は間隔保持回路25へのセル送出許
可権セットまたはセル送出禁止許可権セットの動作を示
すフローチャートである。図6はセル周期が更新された
ときの制御回路30の動作を示すフローチャートであ
る。図4に示す間隔時間テーブル23は、セル周期を示
すアドレスに対応してセル周期毎のセル送出間隔または
セル送出禁止間隔とセル送出許可間隔またはセル送出禁
止間隔選択信号(ρ)が蓄積されている。すなわち、セ
ル周期に比例して直線的に短くなるセル送出許可間隔ま
たはセル送出禁止間隔をアドレス毎に有するセル送出許
可間隔時間テーブルおよびセル送出禁止間隔時間テーブ
ルとを備え、アドレス発生回路20には、セル周期にし
たがってアドレスインクリメントクロック22が与えら
れる。アドレス発生回路20は、セル周期に比例したア
ドレスを発生し、セル周期に比例してシフトする読出ア
ドレスをセル送出許可間隔時間テーブルまたはセル送出
禁止間隔時間テーブルに与えたとき、そのアドレスに対
応するセル送出許可間隔時間またはセル送出禁止間隔時
間を出力する。この出力によりセル送出制御を行う。ρ
=0の領域にはセル送出許可間隔、ρ=1の領域にはセ
ル送出禁止間隔が蓄積されている。セル送出許可間隔と
セル送出禁止間隔の切替は、例えばセル速度が伝送路速
度の2分の1になる点、すなわち伝送路上のセル占有率
が50%になる点で行われる。出力されたセル送出許可
間隔またはセル送出禁止間隔は間隔保持回路25に蓄積
され、間隔選択信号ρは選択信号保持回路27に蓄積さ
れる。カウンタ11はバイトクロックまたはビットクロ
ックであるクロック13の入力毎にカウントダウンし、
カウンタ値が“0”になったときには、セル送出許可権
またはセル送出禁止許可権をセット信号29として出力
するとともに、カウンタ値セット信号12を出力してカ
ウンタ値を間隔保持回路25の保持値にセットする。こ
の動作を図5を参照して説明する。クロック13が入力
されと(S1)、カウンタ11のカウンタ値が“1”ず
つ減少する(S2)。カウンタ値が“0”であれば(S
3)、セル送出許可間隔値またはセル送出禁止間隔値を
カウンタ値としてカウンタ11にセットする(S4)。
このとき、間隔時間テーブル23から出力される間隔選
択信号ρがρ≦0.5であれば、制御回路30はセル送
出許可権をセット信号29として出力する(S6)。ρ
>0.5であれば、制御回路30はセル送出禁止許可権
をセット信号29として出力する(S7)。
6を参照して説明する。図4は間隔時間テーブル23を
示す図である。図5は間隔保持回路25へのセル送出許
可権セットまたはセル送出禁止許可権セットの動作を示
すフローチャートである。図6はセル周期が更新された
ときの制御回路30の動作を示すフローチャートであ
る。図4に示す間隔時間テーブル23は、セル周期を示
すアドレスに対応してセル周期毎のセル送出間隔または
セル送出禁止間隔とセル送出許可間隔またはセル送出禁
止間隔選択信号(ρ)が蓄積されている。すなわち、セ
ル周期に比例して直線的に短くなるセル送出許可間隔ま
たはセル送出禁止間隔をアドレス毎に有するセル送出許
可間隔時間テーブルおよびセル送出禁止間隔時間テーブ
ルとを備え、アドレス発生回路20には、セル周期にし
たがってアドレスインクリメントクロック22が与えら
れる。アドレス発生回路20は、セル周期に比例したア
ドレスを発生し、セル周期に比例してシフトする読出ア
ドレスをセル送出許可間隔時間テーブルまたはセル送出
禁止間隔時間テーブルに与えたとき、そのアドレスに対
応するセル送出許可間隔時間またはセル送出禁止間隔時
間を出力する。この出力によりセル送出制御を行う。ρ
=0の領域にはセル送出許可間隔、ρ=1の領域にはセ
ル送出禁止間隔が蓄積されている。セル送出許可間隔と
セル送出禁止間隔の切替は、例えばセル速度が伝送路速
度の2分の1になる点、すなわち伝送路上のセル占有率
が50%になる点で行われる。出力されたセル送出許可
間隔またはセル送出禁止間隔は間隔保持回路25に蓄積
され、間隔選択信号ρは選択信号保持回路27に蓄積さ
れる。カウンタ11はバイトクロックまたはビットクロ
ックであるクロック13の入力毎にカウントダウンし、
カウンタ値が“0”になったときには、セル送出許可権
またはセル送出禁止許可権をセット信号29として出力
するとともに、カウンタ値セット信号12を出力してカ
ウンタ値を間隔保持回路25の保持値にセットする。こ
の動作を図5を参照して説明する。クロック13が入力
されと(S1)、カウンタ11のカウンタ値が“1”ず
つ減少する(S2)。カウンタ値が“0”であれば(S
3)、セル送出許可間隔値またはセル送出禁止間隔値を
カウンタ値としてカウンタ11にセットする(S4)。
このとき、間隔時間テーブル23から出力される間隔選
択信号ρがρ≦0.5であれば、制御回路30はセル送
出許可権をセット信号29として出力する(S6)。ρ
>0.5であれば、制御回路30はセル送出禁止許可権
をセット信号29として出力する(S7)。
【0021】また、制御回路30は、選択信号ρが
“0”であり、セル送出許可権がセット状態の場合に
は、セル送出指示信号31を出力してセル蓄積バッファ
1からセルを送出するとともに、セル送出許可権をリセ
ットする。一方、選択信号ρが“1”であり、セル送出
禁止許可権がセット状態の場合には、セル送出禁止指示
信号31を出力してセル蓄積バッファ1からのセル送出
を禁止するとともに、セル送出禁止許可権をリセットす
る。この制御回路30の動作を図6を参照して説明す
る。セル周期が更新されたとき(S11)、そのセル周
期による間隔選択信号ρがρ≦0.5であり(S1
2)、セル送出許可権がセット状態のとき(S13)、
セルをセル蓄積バッファ1から一つ送出し(S14)、
セル送出許可権をリセットする(S15)。以降、ρ≦
0.5であればこの動作を繰り返す。
“0”であり、セル送出許可権がセット状態の場合に
は、セル送出指示信号31を出力してセル蓄積バッファ
1からセルを送出するとともに、セル送出許可権をリセ
ットする。一方、選択信号ρが“1”であり、セル送出
禁止許可権がセット状態の場合には、セル送出禁止指示
信号31を出力してセル蓄積バッファ1からのセル送出
を禁止するとともに、セル送出禁止許可権をリセットす
る。この制御回路30の動作を図6を参照して説明す
る。セル周期が更新されたとき(S11)、そのセル周
期による間隔選択信号ρがρ≦0.5であり(S1
2)、セル送出許可権がセット状態のとき(S13)、
セルをセル蓄積バッファ1から一つ送出し(S14)、
セル送出許可権をリセットする(S15)。以降、ρ≦
0.5であればこの動作を繰り返す。
【0022】その更新されたセル周期による間隔選択信
号ρがρ>0.5であり(S12)、セル送出禁止許可
権がセット状態であれば、セル送出を禁止し、セル送出
許可権をリセットする(S17)。セル送出禁止許可権
がセット状態でなければ(S16)、セルをセル蓄積バ
ッファ1から一つに限らずに送出する(S18)。以
降、ρ>0.5であればこの動作を繰り返す。
号ρがρ>0.5であり(S12)、セル送出禁止許可
権がセット状態であれば、セル送出を禁止し、セル送出
許可権をリセットする(S17)。セル送出禁止許可権
がセット状態でなければ(S16)、セルをセル蓄積バ
ッファ1から一つに限らずに送出する(S18)。以
降、ρ>0.5であればこの動作を繰り返す。
【0023】なお、本発明第一実施例では、間隔時間テ
ーブル23において、セル送出許可間隔時間テーブルと
セル送出禁止間隔時間テーブルの切替えを伝送路2上の
セル占有率50%で行う例を示したが、他のセル占有率
でテーブルの切替えを行うことも可能である。
ーブル23において、セル送出許可間隔時間テーブルと
セル送出禁止間隔時間テーブルの切替えを伝送路2上の
セル占有率50%で行う例を示したが、他のセル占有率
でテーブルの切替えを行うことも可能である。
【0024】次に、本発明第二実施例の動作を説明す
る。本発明第二実施例の制御条件は、あらかじめ定めら
れた一定時間に送出できるセル個数の時間変化率(加速
度)または時間変化比率(加速比)の上限値にしたがっ
てセル送出を制限する条件である。図4に示す間隔時間
テーブルは、時間経過を示すアドレスに対応して経過時
間毎のセル送出許可間隔またはセル送出禁止間隔とセル
送出許可間隔またはセル送出禁止間隔選択信号(ρ)が
蓄積されている。
る。本発明第二実施例の制御条件は、あらかじめ定めら
れた一定時間に送出できるセル個数の時間変化率(加速
度)または時間変化比率(加速比)の上限値にしたがっ
てセル送出を制限する条件である。図4に示す間隔時間
テーブルは、時間経過を示すアドレスに対応して経過時
間毎のセル送出許可間隔またはセル送出禁止間隔とセル
送出許可間隔またはセル送出禁止間隔選択信号(ρ)が
蓄積されている。
【0025】ρ=0の領域にはセル送出許可間隔、ρ=
1の領域にはセル送出禁止間隔が蓄積されている。加速
度一定または加速比一定の場合のアドレスiに対応する
セル送出許可間隔またはセル送出禁止間隔Tiは以下の
式のようになる。(1)式に加速度一定の場合のセル送
出許可間隔、(2)式に加速度一定の場合のセル送出禁
止間隔、(3)式に加速比一定の場合のセル送出許可間
隔、(4)式に加速比一定の場合のセル送出禁止間隔を
示す。ただし、加速度一定の場合のセル送出許可間隔に
おいては、i=0の場合の値には、i=1の場合と同じ
値を用いる。
1の領域にはセル送出禁止間隔が蓄積されている。加速
度一定または加速比一定の場合のアドレスiに対応する
セル送出許可間隔またはセル送出禁止間隔Tiは以下の
式のようになる。(1)式に加速度一定の場合のセル送
出許可間隔、(2)式に加速度一定の場合のセル送出禁
止間隔、(3)式に加速比一定の場合のセル送出許可間
隔、(4)式に加速比一定の場合のセル送出禁止間隔を
示す。ただし、加速度一定の場合のセル送出許可間隔に
おいては、i=0の場合の値には、i=1の場合と同じ
値を用いる。
【0026】 Ti=〔(V0 ・L)/(α・T0 ・i)〕 …(1) Ti=〔(V0 ・L)/(V0 −α・T0 ・i)〕 …(2) Ti=〔(V0 ・L)/(K・exp(β・T0 ・i))〕 …(3) Ti=〔(V0 ・L)/(V0 −K・exp(β・T0 ・i))〕…(4) ただし、Ti:セル送出許可間隔またはセル送出禁止間
隔(byte or bit) V0 :伝送路速度(bit/sec) L :セル長(byte or bit) α :加速度(bit/sec2 ) β :加速比係数(1/sec) K :初速度(bit/sec) T0 :アドレスインクリメント周期(sec) i :アドレス値 〔 〕:少数点以下の切捨て/切上げ/四捨五入 セル送出許可間隔とセル送出禁止間隔の切替は、例えば
セル速度が伝送路速度の2分の1になる点、すなわち伝
送路上のセル占有率が50%になる点で行われる。アド
レス発生回路20にはセル周期のN倍の周期T0 でアド
レスインクリメントクロック22が与えられる。これに
より読出アドレス21が間隔時間テーブル23に与えら
れる。間隔時間テーブル23は、その読出アドレス21
に対応するセル送出許可間隔またはセル送出禁止間隔と
間隔選択信号ρを出力する。出力されたセル送出許可間
隔またはセル送出禁止間隔は間隔保持回路25に蓄積さ
れ、間隔選択信号ρは選択信号保持回路27に蓄積され
る。カウンタ11はバイトクロックまたはビットクロッ
クであるクロック13の入力毎にカウントダウンし、カ
ウンタ値が“0”になったときには、セル送出許可権ま
たはセル送出禁止許可権をセット信号29として出力す
るとともに、カウンタ値セット信号12を出力してカウ
ンタ値を間隔保持回路25の保持値にセットする。
隔(byte or bit) V0 :伝送路速度(bit/sec) L :セル長(byte or bit) α :加速度(bit/sec2 ) β :加速比係数(1/sec) K :初速度(bit/sec) T0 :アドレスインクリメント周期(sec) i :アドレス値 〔 〕:少数点以下の切捨て/切上げ/四捨五入 セル送出許可間隔とセル送出禁止間隔の切替は、例えば
セル速度が伝送路速度の2分の1になる点、すなわち伝
送路上のセル占有率が50%になる点で行われる。アド
レス発生回路20にはセル周期のN倍の周期T0 でアド
レスインクリメントクロック22が与えられる。これに
より読出アドレス21が間隔時間テーブル23に与えら
れる。間隔時間テーブル23は、その読出アドレス21
に対応するセル送出許可間隔またはセル送出禁止間隔と
間隔選択信号ρを出力する。出力されたセル送出許可間
隔またはセル送出禁止間隔は間隔保持回路25に蓄積さ
れ、間隔選択信号ρは選択信号保持回路27に蓄積され
る。カウンタ11はバイトクロックまたはビットクロッ
クであるクロック13の入力毎にカウントダウンし、カ
ウンタ値が“0”になったときには、セル送出許可権ま
たはセル送出禁止許可権をセット信号29として出力す
るとともに、カウンタ値セット信号12を出力してカウ
ンタ値を間隔保持回路25の保持値にセットする。
【0027】以下の動作は図5および図6に示した本発
明第一実施例と同様である。この送出制御部40はセル
速度の高速領域で精度がよい。一例として、伝送路速度
が150Mbit/sec、セル速度が130Mbit
/sec付近の場合でセル長Lが53バイトの場合の例
を示す。この場合、従来方式では処理遅延時間によるセ
ル送信時刻の量子化誤差が1.45%であるのに対し
て、本方式では(2)式または(4)式より量子化誤差
は0.034%である。
明第一実施例と同様である。この送出制御部40はセル
速度の高速領域で精度がよい。一例として、伝送路速度
が150Mbit/sec、セル速度が130Mbit
/sec付近の場合でセル長Lが53バイトの場合の例
を示す。この場合、従来方式では処理遅延時間によるセ
ル送信時刻の量子化誤差が1.45%であるのに対し
て、本方式では(2)式または(4)式より量子化誤差
は0.034%である。
【0028】なお、本発明第二実施例では、間隔時間テ
ーブル23において、セル送出間隔テーブルとセル送出
禁止間隔テーブルの切替えを伝送路上のセル占有率50
%で行う例を示したが、他のセル占有率でテーブルの切
替えを行うことも可能である。
ーブル23において、セル送出間隔テーブルとセル送出
禁止間隔テーブルの切替えを伝送路上のセル占有率50
%で行う例を示したが、他のセル占有率でテーブルの切
替えを行うことも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
低速から高速まで任意のセル速度に対応してセル流を精
度よく発生させることができるセル送出制御回路が実現
できる。
低速から高速まで任意のセル速度に対応してセル流を精
度よく発生させることができるセル送出制御回路が実現
できる。
【図1】本発明第一実施例のブロック構成図。
【図2】セル送出禁止許可権利用の方法を説明するため
のブロック構成図。
のブロック構成図。
【図3】セル送出禁止許可権利用の方法を説明するため
のセル送出状況を示す図。
のセル送出状況を示す図。
【図4】間隔時間テーブルを示す図。
【図5】間隔保持回路へのセル送出許可権セットまたは
セル送出禁止許可権セットの動作を示すフローチャー
ト。
セル送出禁止許可権セットの動作を示すフローチャー
ト。
【図6】セル周期が更新されたときの制御回路の動作を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図7】従来のセル送出制御回路のブロック構成図。
【図8】従来のセル送出状態を示す図。
1 セル蓄積バッファ 2 伝送路 3 セル位相クロック 4 セル送出許可権保持回路 5、15 信号 7 セル送出指示信号 8 セル送出許可権リセット信号 9 セル送出許可権セット信号 10 セル送出間隔保持回路 11 カウンタ 12 カウンタ値セット信号 13 クロック 14 セル送出禁止許可権保持回路 16 セル送出禁止指示信号 17 セル送出禁止許可権リセット信号 18 セル送出禁止許可権セット信号 19 セル送出禁止間隔保持回路 20 アドレス発生回路 21 読出アドレス 22 アドレスインクリメントクロック 23 間隔時間テーブル 25 間隔保持回路 27 選択信号保持回路 29 セット信号 30 制御回路 31 セル送出指示信号 40 送出制御部
Claims (4)
- 【請求項1】 送信すべきセルを一時蓄積するセルバッ
ファと、このセルバッファからセル単位で情報を読出し
ビット速度およびセルサイズが規定された伝送路にセル
単位の情報を送信する送信手段とを備え、 前記送信手段は、単位時間当たりの送信セル数を制御条
件にしたがって制御する制御手段を備え、 この制御手段は、セル送信を間欠的に禁止する手段およ
びセル送信を間欠的に許可する手段を含み、単位時間当
たりの送信セル数にしたがって、この禁止する手段とこ
の許可する手段とのいずれかを有効にする切替手段を備
え、 この切替手段は、単位時間当たりの送信セル数が、伝送
路の占有率α%を越えるときには前記禁止する手段を有
効にし、伝送路の占有率α%以下のときには前記許可す
る手段を有効にする手段を含むことを特徴とするセル送
出制御回路。 - 【請求項2】 α=50%である請求項1記載のセル送
出制御回路。 - 【請求項3】 前記制御条件は、あらかじめ定められた
セル周期にしたがってセル送出を制限する条件であり、 セル周期に対応するアドレスを有しこのセル周期にした
がって短くなるセル送出許可間隔またはセル送出禁止間
隔をこのアドレス毎に有するセル送出許可間隔時間テー
ブルおよびセル送出禁止間隔時間テーブルを備え、 セル周期にしたがってシフトする読出アドレスをこのセ
ル送出許可間隔時間テーブルまたはセル送出禁止間隔時
間テーブルに与えたとき、そのアドレスに対応するセル
送出許可間隔時間またはセル送出禁止間隔時間を前記制
御手段に対して制御条件として出力する手段を備えた請
求項1記載のセル送出制御回路。 - 【請求項4】 前記制御条件は、セル周期のあらかじめ
定められた時間変化率(加速度)または時間変化比率
(加速比)にしたがってセル送出を制限する条件であ
り、 時間経過に対応するアドレスを有し経過時間にしたがっ
て短くなるセル送出許可間隔をこのアドレス毎に有する
セル送出許可間隔時間テーブルと、経過時間に対応する
アドレスを有し経過時間にしたがって長くなるセル送出
禁止間隔をこのアドレス毎に有するセル送出禁止間隔時
間テーブルとを備え、 セル周期のN(≧1)倍の周期で順次シフトする読出ア
ドレスを前記セル送出許可間隔時間テーブルまたはセル
送出禁止間隔時間テーブルに与えたとき、そのアドレス
に対応するセル送出許可間隔時間またはセル送出禁止間
隔時間を前記制御手段に対して制御条件として出力する
手段を備えた請求項1記載のセル送出制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3266794A JPH07245610A (ja) | 1994-03-02 | 1994-03-02 | セル送出制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3266794A JPH07245610A (ja) | 1994-03-02 | 1994-03-02 | セル送出制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07245610A true JPH07245610A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12365228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3266794A Pending JPH07245610A (ja) | 1994-03-02 | 1994-03-02 | セル送出制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07245610A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001326690A (ja) * | 2000-02-01 | 2001-11-22 | Microsoft Corp | データ交換システム及び方法 |
US7292595B2 (en) | 2000-01-07 | 2007-11-06 | Nec Corporation | Input buffer type packet switching equipment |
-
1994
- 1994-03-02 JP JP3266794A patent/JPH07245610A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7292595B2 (en) | 2000-01-07 | 2007-11-06 | Nec Corporation | Input buffer type packet switching equipment |
JP2001326690A (ja) * | 2000-02-01 | 2001-11-22 | Microsoft Corp | データ交換システム及び方法 |
JP4593812B2 (ja) * | 2000-02-01 | 2010-12-08 | マイクロソフト コーポレーション | データ交換システム及び方法 |
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