JPH07241535A - 部品洗浄装置 - Google Patents

部品洗浄装置

Info

Publication number
JPH07241535A
JPH07241535A JP6012394A JP6012394A JPH07241535A JP H07241535 A JPH07241535 A JP H07241535A JP 6012394 A JP6012394 A JP 6012394A JP 6012394 A JP6012394 A JP 6012394A JP H07241535 A JPH07241535 A JP H07241535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
parts
basket
oil
cleaning tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6012394A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsu Shioda
辰 潮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP6012394A priority Critical patent/JPH07241535A/ja
Publication of JPH07241535A publication Critical patent/JPH07241535A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設現場において、機器及び配管の組立用ボ
ルト、ナット等の部品に塗布された防錆剤等の異物を除
去するための好適な洗浄装置を提供する。 【構成】研掃材21が混入した洗い油22を張り込んだ
洗浄槽1と、部品20を収容した網状の篭9と、これら
を出し入れする昇降装置12と、篭9を回転させる回転
装置14と、前記洗い油22を洗浄槽の内外に強制循環
させるポンプ3で構成する。この構成でポンプ3が洗い
油を強制循環することにより、洗い油に混入している研
掃材が部品に衝突し、部品に塗布された防錆剤を削り取
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は部品の洗浄装置に係り、
特に部品に付着した防錆剤等の異物を除去する場合に好
適な部品の洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発電所等の建設において、機器及び配管
の組立にボルト、ナット等の部品を多数使用するが、こ
れらの部品を保護するために防錆剤の油脂又は特殊な防
錆剤を塗布して建設現場に納入される。しかし、これら
防錆剤等の異物は組立前に総て除去しなければならな
い。従来、これらを洗浄する装置は工場用に製作された
据置きタイプで、部品の出し入れは天井クレ−ン等を使
用する取り扱いが大掛かりなものであった。そのため、
搬送及び部品の出し入れが簡単で取扱の容易な装置が建
設現場に要求されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、取扱が不便
な従来技術の欠点を解消し、搬送及び部品の出し入れが
容易でコンパクトな、建設現場に好適な部品洗浄装置を
提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る部品洗浄装
置は、研掃材21が混入した洗い油22を張り込んだ洗
浄槽1と、この洗浄槽1内に部品20を収容した網状の
篭9と、前記網状の篭9を洗浄槽1から出し入れする昇
降装置12と、前記昇降装置12から吊り下げられて篭
9を回転させるための回転装置14と、前記洗浄槽1内
の洗い油22を洗浄槽の内外に強制循環させるポンプ3
とを備えたものである。
【0005】
【作用】本発明によれば洗浄槽1の中に洗い油22を張
り込み、この中に部品20を収容した網状の篭9を昇降
装置12より回転装置14を介して吊り下げ、この回転
装置14により篭9を回転させると同時に、ポンプ3で
洗い油22を強制循環することにより、この洗い油に混
入している研掃材22が、洗浄槽1の網状の篭9内に収
容されている部品20へ繰返し衝突することと、洗い油
の脈動により部品20の防錆剤等の異物は少しずつ研掃
材に削り取られ、最終的には異物が全部剥離され効果的
に洗浄される。篭9を回転させる目的は、洗い油22に
混入している研掃材22が部品20へ衝突する強さを更
に増すことと、接触する面積を増すことにある。
【0006】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す正面図、図2は
その平面図である。図に示すようにこの装置は移動手段
である車輪5を備えた台車4の上に洗浄槽1、ポンプ
3、昇降装置12、回転装置14がコンパクトに収容さ
れている。
【0007】洗浄の対象となる部品20を吊り上げる昇
降装置12は台車4の一端に短管11aを固着し、その
短管の内側へ吊りア−ム11aの一端A部を回動可能に
挿入し、そこから管が垂直上方に延長され他端はL字に
形成されたその背面に備えられている。回転装置14は
前記昇降装置12から降ろされたチェ−ン13に吊り下
げられている。回転装置14は鉛直下方に軸を伸ばしそ
の先端に篭9が固着されている。
【0008】洗浄槽1は吸い込み配管8を介してエア駆
動のオイル循環用ダイアフラムポンプ3に接続されてい
る。エア駆動にする理由は油を使用するため防爆仕様が
好ましいからである。ダイアフラムポンプ3は吐き出し
配管6を介して洗浄槽1の側面に接続されている。更に
吐き出し配管6の途中から分岐して洗浄槽1の下面に下
面吐き出し配管7で接続されている。これらの流量は調
整バルブ26で調整される。
【0009】前項に述べた構成により運転は次のように
行う。最初に洗浄槽1の内側に洗い油22を張り込み、
その中に研掃材21を混入させる。次に昇降装置12の
ハンドル12aを回しチェ−ン13を引き上げることに
より、網状の篭9を洗浄槽1より引き上げ、その位置で
吊りア−ム11を左へ180°回転させる。ハンドル1
2aを回して網状の篭9を床23の上に置き、洗浄の対
象物である部品20を収容する。次ぎにハンドル12a
を回して網状の篭9を引上げ、180°吊りア−ム11
を右へ回転させ、その位置でハンドルを回し網状の篭9
を洗浄槽1の洗い油の中まで吊り下げる。
【0010】蓋2は図3に示すように矢印の方向へ折り
曲げ軸心支持受け2aの上に乗せる。これは油が飛散し
ないことと、篭の軸心を保持する役目をもっている。次
ぎに篭9を回転させるさせるため回転装置14を駆動さ
せる。回転装置14の回転力はモ−タ(図示せず)の動
力を図4に示すように減速機19を介して垂直傘歯車1
7、水平傘歯車18へ伝達されて軸10を回転させる。
回転装置14は吊り環15で吊り上げられ、軸10の重
量を回転軸受16で支えている。
【0011】軸10の回転や昇降作業によりチェ−ン1
3に捻じれ力が働いた場合、図5に示すねじれ防止具2
4により軸10の回転モ−メントは軸受け24a,スラ
スト軸受24bのベアリングで断絶し、その力を吊り環
24cへ伝えないようになっている。また、吊り環24
cからの捻じれ力も同じように軸受け24a,24bの
ベアリングが断絶し、軸10へは伝えない。
【0012】洗い油22を循環させるためダイアフラム
ポンプ3のエアバルブ25を開き、エアホ−ス25aよ
り圧縮空気を入れダイアフラムポンプ3を運転する。こ
のダイアフラムポンプ3は圧縮空気を入れることによ
り、一本のセンタ−ロッドの両端に固定された左右2枚
のダイアフラムが水平移動し、洗い油を圧送する構造と
なっている。
【0013】圧送された洗い油は吐き出し配管6を通
り、洗浄槽1の側面から内側に噴き出し、更に前記配管
6の途中から分岐した下面配管7より、洗浄槽1の下面
から内側に噴き出し部品20に当たる。この洗い油に混
入している研掃材21が部品20に繰返し当ることと、
洗い油の脈動により部品20の防錆剤等の異物は少しず
つ研掃材に削り取られ、最終的には異物が全部剥離され
る。この防錆剤等の異物の剥離かすと研掃材を含んだ洗
い油は、吸い込み配管8を通りダイアフラムポンプ3に
入り、再び圧送されて吐き出し配管を通り洗浄槽に戻さ
れる。洗浄終了後、篭9を昇降装置12により引き上げ
部品20を取り出した後、ドレンバルブ27を開き洗い
油を回収する。
【0014】前項で述べた洗浄方法の効果を更に高める
ために網状の篭9は次のように構成してある。図2に示
すものは軸10を中心として網状の篭9が回転するが、
この篭の外周面が洗浄槽の内面に近いC点と遠いD点が
あり、この両点を結んだE面が回転時洗浄槽内に浮遊し
ている研掃材を撹拌することにより渦流を起し研掃材が
部品に勢いよく当たる。これにより、研掃材が部品に塗
布されている防錆剤等を少しずつ削り取り、最終的には
全部剥ぎ取ることになる。
【0015】図6及び図7は前項に述べた篭の変形例
で、図6に示すものは網状の内筒と外筒を有する篭で、
外筒は1周を4つに分けた長方状に形成されている。こ
れは篭の側面積が広いため、側面から噴射された研掃材
が部品に当たる面積を大きくしたものである。
【0016】図7に示すものは網状の内筒と外筒を有す
る篭で、内筒と外筒の隙間を狭くして部品を縦に積み重
ね、側面から噴射された研掃材が部品に当たる面積を大
きくしたことと、下面からの噴射も受けやすくしてい
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の部品洗浄装
置によれば、洗浄槽の中の篭に簡便な昇降装置を使って
部品を入れるだけで、篭の回転とポンプによる洗い油の
強制循環から洗い油の研掃材が部品へ繰返し衝突し、ま
た、洗い油の脈動により洗い油に混入されている研掃材
が、部品に塗布されている防錆剤を削り取り、複雑な形
状でも効果的に洗浄できる。この装置は操作が簡単なこ
とと部品の出し入れ及び搬送が容易なため建設現場に好
適である。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の正面図
【図2】本発明に係る実施例の平面図
【図3】洗浄槽の蓋の平面図
【図4】回転装置の側断面図
【図5】捻じれ防止具の側断面図
【図6】篭の変形例を示す平断面図
【図7】篭の変形例を示す平断面図
【符号の説明】
1・・・洗浄槽 3・・・ポンプ 4・・・台車 5・・・車輪 6・・・吐き出し配管 7・・・下面吐き出し配管 8・・・吸い込み配管 9・・・篭 11・・・吊りア−ム 12・・・昇降装置 14・・・回転装置 20・・・部品 21・・・研掃材 22・・・洗い油 26・・・調整バルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】研掃材21が混入した洗い油22を張り込
    んだ洗浄槽1と、この洗浄槽1内に部品20を収容した
    網状の篭9と、前記網状の篭9を洗浄槽1から出し入れ
    する昇降装置12と、前記昇降装置12から吊り下げら
    れて篭9を回転させるための回転装置14と、前記洗浄
    槽1内の洗い油22を洗浄槽の内外に強制循環させるポ
    ンプ3とを備えたことを特徴とする部品洗浄装置。
JP6012394A 1994-03-04 1994-03-04 部品洗浄装置 Pending JPH07241535A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6012394A JPH07241535A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 部品洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6012394A JPH07241535A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 部品洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07241535A true JPH07241535A (ja) 1995-09-19

Family

ID=13133046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6012394A Pending JPH07241535A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 部品洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07241535A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010189742A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Mitsubishi Electric Corp 金属屑、金属屑の洗浄装置および金属屑の洗浄方法
CN104028500A (zh) * 2014-05-30 2014-09-10 昆山中士设备工业有限公司 螺杆离心清洗器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010189742A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Mitsubishi Electric Corp 金属屑、金属屑の洗浄装置および金属屑の洗浄方法
CN104028500A (zh) * 2014-05-30 2014-09-10 昆山中士设备工业有限公司 螺杆离心清洗器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN113231383B (zh) 一种普外科医疗器械用冲洗装置
RU2367527C2 (ru) Способ очистки полой детали вращения и устройство для его осуществления
JPH07241535A (ja) 部品洗浄装置
CN212198679U (zh) 一种生活污水处理用曝气装置
CN116140284A (zh) 一种中药饮片加工洗药装置
CN212883896U (zh) 海洋油污收油机构的清洗清洁设备
CN214771386U (zh) 一种活塞杆生产用去锈设备
CN217616369U (zh) 一种抛丸钢球清洗装置
CN106475346A (zh) 旋转式高压喷淋清洗机
CN212574083U (zh) 银杏果清洗装置
CN214071678U (zh) 一种球形果蔬加工用清洗装置
CN218424492U (zh) 一种用于清洗轴承的装置
CN213728324U (zh) 一种管道内壁的喷洗装置
CN113198797B (zh) 一种规整填料脱脂设备
CN206763476U (zh) 一种金属零件清洗装置
CN216726453U (zh) 一种车间粉尘处理装置
CN211712689U (zh) 一种污水处理用排泥装置
CN220195743U (zh) 一种浸胶手套泡洗装置
CN218485865U (zh) 一种用于防控松材线虫病害的注干剂的加工装置
CN216540173U (zh) 一种用于重金属污染土壤的高效分离淋洗装置
US2592117A (en) Power agitated metal parts cleaning machine
JPH06296939A (ja) 部品類洗浄機
CN219972474U (zh) 一种可多角度加工的蚀刻装置
JP2020007073A (ja) ロープ車グリス清掃装置およびロープ車グリス清掃方法
CN214884307U (zh) 一种一体化预制泵站反冲洗装置