JPH07239096A - 高圧ガス容器用弁 - Google Patents

高圧ガス容器用弁

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JPH07239096A
JPH07239096A JP2784494A JP2784494A JPH07239096A JP H07239096 A JPH07239096 A JP H07239096A JP 2784494 A JP2784494 A JP 2784494A JP 2784494 A JP2784494 A JP 2784494A JP H07239096 A JPH07239096 A JP H07239096A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器の転倒等により弁が折損した場合にも、
ガス噴出を確実に防止でき、安全対策上、万全を期すこ
とができる高圧ガス容器用弁を提供する。 【構成】 容器1にねじ込まれた螺子部9がA−A箇所
で折れた場合、弁体16と補助弁体23とを連結する連
結棒26も折れる。螺子部9及び連結棒26が折れる
と、補助弁体23はコイルバネ24により補助弁座22
に当接されて、ガス通路11を遮断し、容器1からのガ
ス噴出を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液化塩素,液化アンモ
ニウム,液化炭酸ガス等の液化ガスや半導体の製造に使
用される材料ガス(例えばシラン,ホスフィン,アルシ
ン,ジボラン等)等を収容する高圧ガス容器の口部に取
り付けられる高圧ガス容器用弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の高圧ガス容器用弁は、一般に、
弁箱に、ガス管を連結しうる連結部及び高圧ガス容器の
口部にねじ込み固着する螺子部を設け、弁箱内に形成し
た弁操作室に、連結部を貫通する第1ガス通路及び螺子
部を直線状に貫通する第2ガス通路の基端を開口させる
と共に、第2ガス通路の基端開口部に形成した弁座に当
接して両通路間を遮断閉塞させる閉弁位置と該弁座から
離間して両通路間を連通開放させる開弁位置とに亘って
第2ガス通路の軸線方向に進退操作される弁体を内装し
てなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この高圧ガス容器用弁
は、その螺子部を容器の口部にねじ込むことによって高
圧ガス容器に装着されるが、容器口部へのねじ込み量が
JIS B 8246等により定められており、少なくとも螺子部
の基端側が容器口部からはみ出した形態で容器に装着さ
れている。
【0004】したがって、容器が転倒する等により、弁
に衝撃が加わった場合、衝撃応力が強度的に弱い箇所に
集中して、その箇所が折損する虞れがある。すなわち、
螺子部が弁箱から突出しており且つ螺子部の先端側部分
が容器口部に装着されている構造上、弁に衝撃が加わる
と、螺子部の基端箇所が折損する。そして、このような
箇所で折損すると、弁としての機能は当然に損なわれ、
容器内のガスが噴出し、甚だ危険である。特に、容器内
のガスが半導体の製造に使用される材料ガス(例えばシ
ラン,ホスフィン,アルシン,ジボラン等)のような可
燃性猛毒ガスである場合には、大事故になる。
【0005】ところで、高圧ガス容器を運搬する場合等
にあっては、容器が転倒したようなときにも、上記した
折損事故が生じないように、容器口部に弁全体を囲繞す
る保護キャップを取り付けておくことが義務付けられて
いる。しかし、弁の連結部にガス管を脱着させる場合
(例えば、容器を交換する場合や空容器にガスを充填さ
せる場合)には、かかる作業を保護キャップを外した状
態で行う以上、上記した折損事故を完全に防止すること
はできない。特に、使用済の容器を新たな容器に交換さ
せる場合、ガス管から外した使用済の容器が作業者の意
識外に置かれ易く、使用済の容器を作業者が誤って倒し
てしまう虞れが強い。なお、使用済の容器と雖も、ある
程度のガスが残存しており、容器転倒により上記した折
損事故が生じると、ガスが噴出することになる。
【0006】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、容器の転倒等により弁が折損した場合にも、ガ
ス噴出を確実に防止でき、安全対策上、万全を期すこと
ができる高圧ガス容器用弁を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成すべく、特に、容器口部にねじ込まれる螺子部
に、第2ガス通路の一部を拡大させてなる補助弁室を形
成し、この補助弁室に、前記弁座に直対向して形成され
た補助弁座に当接したときにのみ第2ガス通路を遮断閉
塞しうる補助弁体を第2ガス通路の軸線方向に進退自在
に内装すると共に、この補助弁体を前記弁体に向かう方
向であって補助弁座に当接する方向に附勢させるコイル
バネを内装し、弁体と補助弁体とを、第2ガス通路にこ
れを閉塞することなく進退自在に挿通させた非伸縮性の
連結杆を介して、弁体が弁開位置に位置されたときに補
助弁体がコイルバネに抗して補助弁座から離間した位置
に保持されるように、連動連結しておくことを提案す
る。
【0008】
【作用】弁体が弁開位置に位置されたときは、弁体と補
助弁体との間に介挿された連結杆により、補助弁体はコ
イルバネに抗して補助弁座から離間した位置に保持され
る。そして、弁体を弁開位置から弁閉位置に操作させる
と、連結杆により、補助弁体はコイルバネに抗して補助
弁座から更に離間する位置へと移動される。したがっ
て、弁体の位置に拘わらず、補助弁体は常に補助弁座か
ら離間した状態にあり、補助弁体は弁体による弁機能を
何ら妨げることがない。
【0009】而して、容器の転倒等により弁に衝撃が加
わって、螺子部がその基端箇所で折損すると、連結杆を
介しての弁体と補助弁体との連結が解除される。この連
結が解除されると、補助弁体はコイルバネにより補助弁
座に当接され、その状態に附勢保持される。その結果、
補助弁体により容器口部側に残存する第2ガス通路は遮
断閉塞され、容器からのガス噴出は阻止される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の構成を図1〜図5に示す実施
例に基づいて具体的に説明する。
【0011】図1において、1は上面部に筒状の口部3
を突設した高圧ガス容器であり、2は容器口部3に装着
された高圧ガス容器用弁である。
【0012】高圧ガス容器1の口部3には、図1に鎖線
図示する如く、弁2を囲繞する保護キャップ4を螺着す
るための螺子筒5が嵌着されている。なお、保護キャッ
プ4は厚肉の金属製のもので、容器1の運搬時等におい
て弁2が破損しないように保護するものである。
【0013】高圧ガス容器用弁2は、図1及び図2に示
す如く、ガス取出管,ガス補充管等のガス管7を連結す
るための連結部8及び容器口部3にねじ込み固着される
テーパネジ状の螺子部9を突設してなる弁箱6を具備し
てなる。弁箱6内には、連結部8を貫通する第1ガス通
路10及び螺子部9を直線状に貫通する第2ガス通路1
1の基端を開口させた弁操作室12が形成されている。
なお、弁箱6には、安全対策上、第2ガス通路11に連
通するガス通路13が形成されており、このガス通路1
3は安全ナット14等により閉塞されている。
【0014】弁操作室12には、図1及び図2に示す如
く、第2ガス通路11の基端開口部に形成した弁座15
に当接して両通路10,11間を遮断閉塞させる閉弁位
置(図1に示す位置)と該弁座15から離間して両通路
10,11間を連通開放させる開弁位置(図2に示す位
置)とに亘って第2ガス通路11の軸線方向つまり上下
方向に進退操作される弁体16が内装されている。弁体
16は、弁操作室12内を上下動自在であり且つコイル
バネ17により上方に附勢されたリテーナ18の下端部
に固着されており、弁箱6に螺合させた操作体19を上
下方向に進退操作することにより、閉弁位置と開弁位置
とに亘って進退されるようになっている。また、リテー
ナ18と操作体19との間には金属製のダイヤフラム2
0が介挿されていて、このダイヤフラム20により弁操
作室12の上面側を密閉させている。
【0015】容器口部3にねじ込まれた螺子部9の先端
部分には、図1及び図2に示す如く、第2ガス通路11
の一部を拡大してなる補助弁室21が形成されている。
この実施例では、第2ガス通路11が横断面円形状をな
すものとされているが、補助弁室21は第2ガス通路1
1の下端部を同心状に拡径させてなる。
【0016】この補助弁室21の上面には、図1及び図
2に示す如く、前記弁座15の直対向する環状の補助弁
座22が形成されていると共に、補助弁体23及びコイ
ルバネ24が内装されている。
【0017】補助弁体23は、図1〜図4に示す如く、
補助弁室21よりも若干小径とされた、ステンレス鋼等
の金属材又はナイロン66,ダイフロン,ベークライト
等の樹脂材からなる円盤状のもので、補助弁座22に当
接したときにのみ第2ガス通路11を遮断閉塞するよう
に、補助弁室21に上下動自在に内装されている。すな
わち、補助弁体23の周縁部には複数の切欠23a…が
形成されていて、補助弁体23をこれが補助弁座22に
当接する補助弁閉位置(図4に示す位置)に位置させた
ときには、切欠23a…が補助弁座22の内径領域に食
み出さず、第2ガス通路11を遮蔽閉塞し、補助弁体2
3を補助弁座22から離間させた状態(例えば、図1又
は図2に示す状態)では、切欠23a…を介して補助弁
室21を含む第2ガス通路11が開放されるようになっ
ている。
【0018】コイルバネ24は、図1〜図3に示す如
く、補助弁体23と補助弁室21の下端部に螺着された
環状のバネ受け板25との間に介挿されていて、補助弁
体23を弁座15に向かう方向であって補助弁座22に
当接する方向に附勢する。なお、コイルバネ24及びバ
ネ受け板25はステンレス鋼製のものとされている。と
ころで、コイルバネ24は、後述する連結杆26及び補
助弁体23を介して弁体16を前記コイルバネ17と同
一方向(上方向)に附勢するものであるから、両コイル
バネ17,24のバネ係数は、弁体16及び補助弁体2
3の機能を勘案して設定しておく必要がある。つまり、
両コイルバネ17,24による弁体16の附勢力が必要
以上に大きくならず且つコイルバネ24による補助弁体
23の附勢力が必要以上に小さくならないように設定し
ておくことが好ましい。
【0019】そして、弁体16と補助弁体23とは、図
1及び図2に示す如く、第2ガス通路11にこれを閉塞
することなく進退自在に挿通させた非伸縮性の連結杆2
6を介して、弁体16が弁閉位置に位置されたときは勿
論、弁開位置に位置されたときにも、補助弁体23がコ
イルバネ24に抗して補助弁座22から離間した位置に
保持されるように、連動連結されている。この実施例で
は、連結杆26を、両弁体16,23がこのような関係
をもって連動連結されるに必要且つ充分な長さを有し且
つ第2ガス通路11の断面形状より小径の棒状体に構成
して、その両端部を弁体16及び補助弁体23に固着し
てある。なお、連結杆26の構成材としては、弁体16
の上下動に伴って補助弁体23をコイルバネ24に抗し
て押圧変位させるに充分な剛性を有し且つ螺子部9の折
損に伴って容易に折損できる金属材又は樹脂材が選択さ
れる。この実施例では、連結杆26をステンレス鋼製と
してある。
【0020】ところで、弁2の各構成部材の材質は、そ
の部材の機能(例えば、弁体によるシール機能)や取り
扱うガスの性状等に応じて適宜に選定されている。例え
ば、取り扱うガスが腐食性のものである場合には、ガス
に触れる部材については耐食性のある金属材又は樹脂材
で構成しておく。
【0021】以上のように構成された高圧ガス容器用弁
2にあっては、両弁体16,23が連結杆26を介して
一体連結されていて、弁体16の上下動に伴って補助弁
体23も上下動されるが、弁体16を弁閉位置及び弁開
位置の何れに操作した場合にも、補助弁体23は補助弁
座22から離間された状態にあり、第2ガス通路11は
補助弁体23により閉塞されることがない(図1,図2
参照)。したがって、弁2の開閉機能上、補助弁体23
は何ら関与せず、補助弁体23を設けたことによる問題
はない。
【0022】而して、保護キャップ4を外した状態で高
圧ガス容器1を交換させる場合等において、冒頭で述べ
た如く、弁2に衝撃が加わって、弁2が螺子部9の基端
箇所A−Aで折損したときには、弁体16による弁機能
は喪失するが、容器1からのガス噴出は補助弁体23に
より確実に阻止される。
【0023】すなわち、螺子部9の基端箇所A−Aで折
損すると、連結杆26もこれと同様箇所で折損すること
になる。したがって、補助弁体23を補助弁座22から
離間する位置に保持する機能が喪失し、補助弁体23
は、図4に示す如く、コイルバネ24により補助弁座2
2に当接されて、容器1側に残存する第2ガス通路部分
11´が遮断閉塞される。その結果、容器1からのガス
噴出は確実に阻止されることになる。したがって、容器
1内のガスが前述した如き可燃性猛毒ガスである場合に
も、大事故に繋がる危険は未然に回避される。
【0024】ところで、上記した如く弁2が破損した容
器1には、それが使用済のものであると否とに拘わら
ず、ガスが残存しているから、弁2を交換する場合に
は、その残存ガスを予め排除しておく必要があるが、か
かる残存ガスの排除は、図5に例示する如き適当な治具
31を使用することによって容易且つ安全に行うことが
できる。
【0025】すなわち、この治具31は、図5に示す如
く、保護キャップ4を取付けるための螺子筒5に螺着し
うるキャップ32と、キャップ32の上面部に上下螺送
自在に支持させた操作棒33と、キャップ32と操作棒
33との摺動部分をシールするシール部材34と、キャ
ップ32に連通状に設けた管継手35とからなり、ガス
排出に際しては、キャップ32を適当なパッキン36を
介して螺子筒5に螺着させることによって、容器口部3
及び折損された螺子部9を密閉できるように構成されて
いる。
【0026】したがって、キャップ32を取付けると共
に、管継手35にガス排出管37を取付けた上、操作棒
33を下方に螺送操作して、残存する連結杆部分26´
を押し下げることにより、図5に鎖線で示す如く、補助
弁体23がコイルスプリング24に抗して補助弁座22
から離間せしめられて、容器1内の残存ガスをガス通路
部分11´及びキャップ32内を経てガス排出管37か
ら安全に排出させることができる。勿論、残存ガス量が
多い場合にあって、弁2を交換する時間的余裕がない場
合等にあっては、シール条件次第ではあるが、かかる治
具31を補助弁体23と相俟って高圧ガス容器用弁とし
て使用することも可能である。なお、連結杆26の折損
箇所が、ガス通路部分11´内にある場合(連結杆26
が補助弁体23との連結箇所で破断された場合を含む)
には、操作棒33をガス通路部分11´内にまで下降挿
通できるものとしておくか、ガス通路部分11´に棒状
体を別途差し込んでおくことによって、上記したと同様
のガス排出作業を行うことができる。
【0027】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の基本原理を逸脱しない範囲におい
て適宜に改良・変更することができる。
【0028】例えば、連結杆26は、コイルバネ24の
附勢力と相俟って、両弁体16,23を連動連結できる
ものであればよく、両弁体16,23に固着しておく必
要はない。すなわち、連結杆26を、弁体16,23の
一方にのみ固着しておくことは勿論、何れの弁体16,
23にも固着しないようにすることも可能である。ま
た、連結杆26の形状,材質も、その存在が弁体16の
機能及び第2ガス通路11におけるガス流動性を妨げ
ず、螺子部9と共に折損されることを条件として、任意
である。また、連結杆26を折損し難い高靱性材で構成
する必要がある場合等にあっては、螺子部9の折損箇所
A−Aに対応する部位に、折損を誘導する切欠を形成し
ておいてもよい。勿論、かかる切欠は、通常時における
弁体16,23の連動連結を妨げるようなものでないこ
とが必要である。
【0029】また、補助弁室21の形状,形成位置は、
その存在によっては螺子部9の強度が低下されないこと
を条件として、任意に設定できる。ただし、螺子部9の
強度及び加工上の観点からは、上記実施例における如
く、容器口部3内に螺合する部分、特に螺子部9の先端
部に形成しておくことが好ましい。ところで、高圧ガス
容器用弁の中には、第2ガス通路11の先端部に、内径
がガス流路11の径と略一致する液体取出管を装着する
ように構成したもの(例えば、液化炭酸ガスを収容した
高圧ガス容器に使用されるもの)があるが、このような
タイプの弁2に本発明を適用する場合には、液体取出管
の装着部をそのまま補助弁室21として利用することが
できる。このようにすれば、既存の高圧ガス容器用弁を
本発明に係る弁2に容易に改造することができる。勿
論、本発明を適用しうる高圧ガス容器用弁は、上記実施
例の如きダイヤフラム弁2に限定されず、任意である。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の高圧ガス容器用弁によれば、高圧ガス容器が転倒する
等により螺子部の基端箇所で折損した場合にも、補助弁
体によりガス噴出を確実に防止することができる。した
がって、可燃性猛毒ガスを収容している場合等にあって
も、安全対策に万全を期すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高圧ガス容器用弁の一実施例を示
した縦断側面図である。
【図2】図1と異なる状態を示す縦断側面図である。
【図3】要部の横断平面図(断面は図1のIII−III線に
沿う)である。
【図4】高圧ガス容器用弁が折損した状態を示す縦断側
面図である。
【図5】高圧ガス容器用弁の折損後におけるガス排出状
態を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1…高圧ガス容器、2…高圧ガス容器用弁、3…容器口
部、6…弁箱、7…ガス管、8…連結部、9…螺子部、
10…第1ガス通路、11…第2ガス通路、12…弁操
作室、15…弁座、16…弁体、21…補助弁室、22
…補助弁座、23…補助弁体、24…コイルバネ、25
…バネ受け体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱に、ガス管を連結しうる連結部及び
    高圧ガス容器の口部にねじ込み固着する螺子部を設け、
    弁箱内に形成した弁操作室に、連結部を貫通する第1ガ
    ス通路及び螺子部を直線状に貫通する第2ガス通路の基
    端を開口させると共に、第2ガス通路の基端開口部に形
    成した弁座に当接して両通路間を遮断閉塞させる閉弁位
    置と該弁座から離間して両通路間を連通開放させる開弁
    位置とに亘って第2ガス通路の軸線方向に進退操作され
    る弁体を内装してある高圧ガス容器用弁において、螺子
    部に、第2ガス通路の一部を拡大させてなる補助弁室を
    形成し、この補助弁室に、前記弁座に直対向して形成さ
    れた補助弁座に当接したときにのみ第2ガス通路を遮断
    閉塞しうる補助弁体を第2ガス通路の軸線方向に進退自
    在に内装すると共に、この補助弁体を前記弁体に向かう
    方向であって補助弁座に当接する方向に附勢させるコイ
    ルバネを内装し、弁体と補助弁体とを、第2ガス通路に
    これを閉塞することなく進退自在に挿通させた非伸縮性
    の連結杆を介して、弁体が弁開位置に位置されたときに
    補助弁体がコイルバネに抗して補助弁座から離間した位
    置に保持されるように、連動連結してあることを特徴と
    する高圧ガス容器用弁。
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