JPH07232092A - 柱状体ホルダ - Google Patents

柱状体ホルダ

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JPH07232092A
JPH07232092A JP4968294A JP4968294A JPH07232092A JP H07232092 A JPH07232092 A JP H07232092A JP 4968294 A JP4968294 A JP 4968294A JP 4968294 A JP4968294 A JP 4968294A JP H07232092 A JPH07232092 A JP H07232092A
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JP
Japan
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inner conical
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JP4968294A
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Inventor
Hiroo Yoshida
弘男 吉田
Toshiaki Inoue
俊明 井上
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Sanshin Co Ltd
Original Assignee
Sanshin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直径寸法が異なり得る各種の柱状体を個別に
保持ブロックに挿入した際に、該柱状体が正しく直立状
態を保持してセットされるホルダを提供する。 【構成】 ホルダケース32の円筒状キャビティ34
に、弾性体40およびインナースリーブ44を収容し、
複数のセグメント52からなる保持ブロック50を載せ
た後、リング状蓋体58を該ホルダケース32に被着さ
せて柱状体ホルダ30が構成される。このとき、セグメ
ント52のテーパ部54,56とリング状蓋体58およ
びインナースリーブの内側円錐面60,46とのくさび
作用で、各セグメント52が常に半径方向内方へ付勢さ
れるため、該保持ブロック50の通孔50aに挿通した
柱状体を挿脱自在に保持し得るようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、試験管の如き柱状体
を垂直状態で安定的に保持し、該柱状体の挿着および抜
取りを容易になし得る柱状体ホルダに関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】例えば病院で行われる血液検査に際し、検
体として採取した血液が注入された試験管は、試験管立
てに直立状態で保持されて検査室へまわされる。これら
試験管の数が少ない場合は、試験管挿通用の通孔を必要
数開設した水平板を所定高さで保持してなる在来の試験
管立てで足りる。しかし、複数の医療機関から検体をを
注入した試験管を一括的に収集し、該試験管を血液検査
センター等でコンベヤに流して大量かつ効率的に検査す
る場合には、試験管を直立状態でコンベア上を搬送する
ため別途の手段が必要とされる。すなわち該センターで
は、図6に示すように、試験管22を一本ずつホルダ2
4に直立させ、このホルダ24を搬送用コンベヤ26に
載置して、各検査セクションを通過させるようになって
いる。試験管22の側面には、検体提供者に関する各種
データ等をバーコード印刷したラベル28が貼付してあ
り、図示しないリーダーセクションを通過する際に、該
バーコードの読取りが自動的になされるようになってい
る。この試験管は一般に規格化されており、直径が異な
るものが複数種類存在する。
【0003】前記コンベヤ上で、試験管を個別に直立状
態で保持するためのホルダとして、図7に示す形態のも
のが知られている。これは、有底円筒体10の円筒状キ
ャビティ12に半径方向外方へ拡開自在な試験管保持ブ
ロック14を収納し、そのキャビティ12をリング状蓋
体16で閉成した構成を採用している。すなわち保持ブ
ロック14は、図8に示す如く、中空円筒体を縦に等角
度で四つ割りしたセグメント18で構成され、該セグメ
ント18の側面には、周方向の円弧状溝18aが所要間
隔で縦方向に複数凹設されている。この4つに分割され
たセグメント18は、これを図7に如く円筒状に合体さ
せると共に、各円弧状溝18aに環状スプリング20を
嵌挿させることにより、その中心部分に前記試験管22
を密着的に挿通させ得る通孔29が形成される。
【0004】なお4つのセグメント18は、環状スプリ
ング20により内方へ弾力付勢されて円筒状の保持ブロ
ック14を形成している。従って試験管22の直径寸法
が最小許容寸法より多少大きくても、該試験管22を前
記通孔29へ圧入することにより、各セグメント18は
スプリング20の弾力に抗して半径方向へ拡開し、試験
管22の円滑な挿入セットを行なうことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】先に述ベた従来技術に
係る試験管ホルダ24は、該ホルダ24への試験管22
の挿脱を簡単かつ迅速になし得る利点を有している。し
かしながら、保持ブロック14は4つのセグメント18
をスプリング20で弾力的に束ねただけの構成であるた
めに、試験管22を該保持ブロック14の通孔29に挿
入した際に、該試験管22は保持ブロック14に直立状
態で保持されず、若干傾斜した状態で保持されてしまう
場合が往々にして有り得る。このように試験管22がブ
ロック14に対し傾いてしまうと、コンベア26上を搬
送されて前記リーダーセクションを通過する際に、試験
管22に貼付したラベル28のバーコード読取りをなし
得ず、読取りエラーを生じたり、試験管22内の検体液
を溢したりする等の重大な不都合を招来する。
【0006】
【発明の目的】この発明は、前述した従来技術に内在し
ている課題を好適に解決するべく提案されたものであっ
て、直径寸法が異なり得る各種の試験管を個別に保持ブ
ロックに挿入した際に、該試験管が正しく直立状態を保
持してセットされる手段を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、所期
の目的を達成するため、本発明に係る柱状体ホルダは、
内部に円筒状キャビティを有する有底円筒状のホルダケ
ースと、中空円筒体を軸方向に等角度で分割して得た複
数のセグメントからなり、該セグメントを弾性体で半径
方向内方に付勢した状態で前記円筒状キャビティに収納
される保持ブロックと、試験管等の柱状体の挿通を許容
する通孔が中央に開設され、前記ホルダケースに被着さ
れて、その円筒状キャビティを閉成するリング状蓋体と
からなる柱状体ホルダにおいて、前記セグメントの上端
および下端に夫々テーパ部を形成すると共に、前記リン
グ状蓋体における通孔の裏面開口部に、前記セグメント
の上端テーパ部と対応する内側円錐面を形成し、底部に
前記セグメントの下端テーパ部と対応する内側円錐面を
形成したインナースリーブを、前記ホルダケースの円筒
状キャビティ内に収容すると共に、弾性体により該イン
ナースリーブを軸方向上方へ弾力的に付勢し、前記リン
グ状蓋体の内側円錐面とインナースリーブの内側円錐面
との間に、前記保持ブロックを構成する各セグメントの
上端テーパ部および下端テーパ部を対応的に着座させ、
前記リング状蓋体の被着に伴ない、弾性体が保持ブロッ
クを上方へ弾力付勢することにより、各セグメントがそ
のテーパ部と前記内側円錐面とのくさび作用下に常に半
径方向内方へ付勢され、該保持ブロックの中央に形成さ
れる通孔に挿通した柱状体を挿脱自在に保持可能とした
ことを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に本発明に係る柱状体ホルダにつき、好適
な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明す
る。図1は、本発明の実施例に係る柱状体ホルダの構成
部品を示す分解斜視図、図2は、実施例に係る柱状体ホ
ルダの構成部品を分解して示す全断面図である。図1お
よび図2に示す如く、実施例に係る柱状体ホルダ30
は、有底円筒状のホルダケース32とコイル状スプリン
グ40,インナースリーブ44,3個のセグメント52か
らなる保持ブロック50,そしてリング状蓋体58の合
計5種類の部材で構成されている。
【0009】ホルダケース32は、有底円筒体で内部に
円筒状キャビティ34を有し、該円筒状キャビティ34
は、段部32bを境として開放部端面から所定距離奥ま
った位置までは内径が大きく、そこから底部までは内径
が小さくなっている。便宜上、内径の大きい部分を大径
部、小さい部分を小径部と称することとする。前記円筒
状キャビティ34の上部の端部から下方向へ所定距離に
亘って、リング状蓋体58下部に形成された雄ねじ62
と螺合可能な雌ねじ36が形成されている。また底面に
は、柱状体22を挿入・セットしたときに該柱状体22
の球面底部22aが安定的に位置決めされるように、柱
状体22の直径より小さい通孔38が開設されている。
図4は、柱状体22である試験管を挿入セットした状態
を示しているが、試験管22がセットされたとき該試験
管22の球面底部22aと該通孔38の端部が当接し、
該球面底部22aはホルダケース32の中心位置に的確
に固定される。
【0010】本実施例では、弾性体としてコイル状スプ
リング40が使用されており、前記ホルダケース32の
円筒状キャビティ34の大径部内に装着され、該円筒状
キャビティ34に収容されるインナースリッブ44を軸
方向上方に弾力的に付勢するようになる。このとき、ス
プリング40の下端部40bは、前記円筒状キャビティ
34に形成された段部32bに当接すると共に、該スプ
リング40の上端部40aは、インナースリーブ42の
外周上端部に周設された上端凸部48の下面48aに当
接されるようになっている。
【0011】インナースリーブ44は、中心部に柱状体
22の挿通を許容する通孔44bが開設されていると共
に、該通孔44bの上端部に保持ブロック50のセグメ
ント52に形成された下端テーパ部56に対応する内側
円錐面46が形成されている。一方、外周上端部には、
半径方向外方に僅かに延出した上端凸部48が周設され
ており、この上端凸部48の下面48aは前記スプリン
グ40の上端部40aに当接し、外周面48bはリング
状蓋体58の下部内側に形成された内周面58bにスラ
イド可能に摺接するようになる。また、下部外周面44
aは、前記円筒状キャビティ34の小径部内周面32a
にスライド可能に摺接するようになる。
【0012】リング状蓋体58は、その下部外周面にホ
ルダケース32の内周面に形成された雌ねじ36と螺合
可能な雄ねじ62が形成されていて、前記ホルダケース
32に螺着させることによって、該ホルダケース32に
被着され円筒状キャビティ34を閉成させ得る。上部円
板部の中央には、柱状体22の挿通を許容する通孔58
aが開設されており、該通孔58aの裏面開口部には、
保持ブロック50のセグメント52の上端テーパ部54
に対応する内側円錐面60が形成されている。
【0013】保持ブロック50は、中空円筒体を軸方向
に等角度で三分割したセグメント52で構成され、該セ
グメント52の上端および下端には、夫々テーパ部5
4,56が成形されている。この3つのセグメント52
を円筒状に合体させることによって、柱状体22が挿通
する通孔50aが形成される。また、通孔50aの上端
部には、柱状体22を挿入し易いように面取り52aが
形成されている。
【0014】そして、ホルダケース32の円筒状キャビ
ティ34に、スプリング40およびインナースリーブ4
4を収容させ、3個のセグメント52からなる保持ブロ
ック50を載せた後、リング状蓋体58を該ホルダケー
ス32に螺着させることによって、該円筒状キャビティ
34が閉成されると共にスプリング40,インナースリ
ーブ44,保持ブロック50が収容された柱状体ホルダ
30が構成される。このとき、前記リング状蓋体58の
内側円錐面60とインナースリーブ44の内側円錐面4
6との間で、前記保持ブロック50を構成する各セグメ
ント52の上端テーパ部54および下端テーパ部56が
対応的に着座されるようになる。そして前記スプリング
40が、インナースリーブ44を上方へ弾力的に付勢す
ることによって、各セグメント52が、前記テーパ部5
4,56とリング状蓋体58の内側円錐面60とインナ
ースリーブ44の内側円錐面46とのくさび作用下に常
に半径方向内方へ付勢されて、該保持ブロック50の中
央に形成される通孔50aに挿通した柱状体22を挿脱
自在に保持し得るようになる。
【0015】
【実施例の作用】次に前記の実施例に係る柱状体ホルダ
につき、その使用の実際を説明する。図3は、柱状体ホ
ルダ30に試験管22を挿入する前の状態を示す断面
図、図4は、柱状体ホルダ30に試験管22を挿入して
いる状態を示す断面図である。図3に示す如く、ホルダ
ケース32の円筒状キャビティ34に、スプリング40
およびインナースリーブ44を収容し、3個のセグメン
ト52からなる保持ブロック50を載せた後、リング状
蓋体58を該ホルダケース32に螺着して該円筒状キャ
ビティ34を閉成し、スプリング40,インナースリー
ブ44,保持ブロック50が収容された柱状体ホルダ3
0を形成している。インナースリーブ44は、その上端
凸部48の外周面48bがリング状蓋体58の内周面5
8bに摺接していると共に、下部外周面44aが円筒状
キャビティ34の小径部内周面32aと摺接している。
そして、前記リング状蓋体58の内側円錐面60とイン
ナースリーブ44の内側円錐面46との間に、前記保持
ブロック50を構成する各セグメント52の上端テーパ
部54および下端テーパ部56が対応的に着座してい
る。従って、前記スプリング40が、インナースリーブ
44を上方へ弾力的に付勢しているので、各セグメント
52が、前記テーパ部54,56と内側円錐面60,46
とのくさび作用下に常に半径方向内方へ付勢されてい
る。
【0016】このように構成した柱状体ホルダ30に試
験管22を挿入すると、次のように作用する。リング状
蓋体58の中央に開設した通孔58aから保持ブロック
50の通孔50aに、試験管22を該通孔50aの軸方
向に平行(垂直)に姿勢を保持しながら挿入し始めると、
先ず該試験管22の球面底部22aが通孔50aの上端
部に形成した面取り52aに当接する。更に挿入しよう
とすると該保持ブロック50が下方に付勢されるため、
該保持ブロック50のセグメント52の下端テーパ部5
6が着座しているインナースリーブ44が、スプリング
40の弾力に反して下方に押し下げられる。インナース
リーブ44が下方に移動することにより、該インナース
リーブ44の内側円錐面46とリング状蓋体58の内側
円錐面60が離間するので、セグメント52の上端およ
び下端のテーパ部54,56と夫々の内側円錐面60,4
6とのくさび作用が解除され、各セグメント52に対す
る半径方向内方への付勢も解除される。このとき、試験
管22を挿入することにより、セグメント52は、リン
グ状蓋体58の内側円錐面60に沿って下方および半径
方向外方に付勢されて拡開するため、試験管22を円滑
に挿入セットすることが可能となる。
【0017】柱状体ホルダ30に装着セットされた試験
管22は、図4に示す如く、球面底部22aがホルダケ
ース32の底面に開設された通孔38の端面に当接して
いるので、水平方向に移動することが好適に規制されて
いる。またスプリング40がインナースリーブ44を上
方へ弾性的に付勢していることにより、各セグメント5
2が、前記テーパ部54,56と内側円錐面60,46と
のくさび作用下に常に半径方向内方へ付勢されて、該保
持ブロック50の通孔50aに挿通した試験管22を確
実に保持している。そして各セグメント52は、上端テ
ーパ部54および下端テーパ部56が内側円錐面60,
46に着座しているので、半径方向内方に対して同一の
付勢力が掛かり、試験管22が傾いた状態で挿入された
としても矯正され直立状態に保持するようになる。ま
た、各セグメント52が半径方向内方に付勢されて円筒
状に合体したときに形成される通孔50aの直径よりも
太く、該セグメント52の拡開可能な範囲で挿入できる
直径寸法の試験管22であるならば、直径寸法が異なっ
ても確実に保持し得る。
【0018】保持ブロック50の各セグメント52は、
上端および下端の夫々テーパ部54,56がリング状蓋
体58の内側円錐面60およびインナースリーブ44の
内側円錐面46に着座していて、上部および下部で半径
方向内方に付勢されているので、挿入された試験管22
の外径が保持ブロック50の上端部分および下端部分で
異なっていても好適に保持し得る。図5は、先細テーパ
形状の試験管22を装着セットした状態を示す断面図で
あるが、該試験管22が先細形状であるため保持ブロッ
ク50の上端部分より下端部分が細くなっている。しか
しこの場合にあっても、保持ブロック50の夫々のセグ
メント52の下端テーパ部56は、スプリング40で上
方に弾性的に付勢されているインナースリーブ44の内
側円錐面46とのくさび作用で半径方向内方に付勢され
るため、該試験管22を好適に保持することが可能とな
る。
【0019】なお、本実施例に係る柱状体ホルダ30で
は、保持ブロック50が中空円筒体を軸方向に等角度で
三分割して得た3個のセグメント52で構成するように
したが、挿脱される柱状体22を好適に保持可能であれ
ば、該セグメント52の数はこれに限定されない。ま
た、弾性体としてコイル状スプリング40を使用してい
るが、インナースリーブ44を軸方向に弾性的に付勢し
得れば他の手段としてもよい。更に、ホルダケース32
にリング状蓋体58を被着する方法を雄ねじ62と雌ね
じ36の螺合としたが、ホルダケース32の上部端面に
ビス穴を穿設し、リング状蓋体58の対応する位置にビ
ス用通孔を設け、ビスで締め付けて被着するようにして
もよい。
【0020】
【発明の効果】先に説明した如く、本発明に係る柱状体
ホルダによれば、柱状体を保持する保持ブロックのセグ
メントを環状スプリングで束ねただけの構成ではなく、
セグメントの上下端にテーパ面を設け、リング状蓋体と
インナースリーブに設けた夫々の内側円錐面との間に着
座させ、該リング状蓋体とインナースリーブを近接する
方向に弾力付勢することによるくさび作用で該セグメン
トを半径方向内方に付勢する構成としたことにより、挿
脱される柱状体を確実に保持することができる。しか
も、各セグメントは半径方向内方に均等した力で付勢さ
れるため、直径寸法が異なる各種の柱状体を保持可能で
あると共に、柱状体を傾めに挿入してしまった場合にあ
っても矯正され直立状態で保持するようになる。また、
前記セグメントは上部および下部で半径方向内方に付勢
されているため、先細テーパ形状の柱状体であっても確
実に保持し得る等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る柱状体ホルダの構成部品
を分解して示す斜視図である。
【図2】実施例に係る柱状体ホルダの構成部品を分解し
て示す断面図である。
【図3】実施例に係る柱状体ホルダに柱状体を挿入して
いない状態の断面図である。
【図4】実施例に係る柱状体ホルダに柱状体を挿入して
いる状態を示す断面図である。
【図5】実施例に係る柱状体ホルダに先細テーパ形状の
柱状体を挿入している状態を示す断面図である。
【図6】試験管をホルダに装着させ、このホルダをコン
ベヤに載置して、搬送している状態を示す説明図であ
る。
【図7】既存のホルダの構成を分解して示す斜視図であ
る。
【図8】既存のホルダにおける保持ブロックを構成する
セグメントの斜視図である。
【符号の説明】
22 柱状体 32 ホルダケース 34 円筒状キャビティ 40 弾性体 44 インナースリーブ 46,60 内側円錐面 50 保持ブロック 50a 通孔 52 セグメント 54 上端テーパ部 56 下端テーパ部 58 リング状蓋体 58a 通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に円筒状キャビティ(34)を有する有
    底円筒状のホルダケース(32)と、 中空円筒体を軸方向に等角度で分割して得た複数のセグ
    メント(52)からなり、該セグメント(52)を弾性体で半径
    方向内方に付勢した状態で前記円筒状キャビティ(34)に
    収納される保持ブロック(50)と、 試験管等の柱状体(22)の挿通を許容する通孔(58a)が中
    央に開設され、前記ホルダケース(32)に被着されて、そ
    の円筒状キャビティ(34)を閉成するリング状蓋体(58)と
    からなる柱状体ホルダにおいて、 前記セグメント(52)の上端および下端に夫々テーパ部(5
    4,56)を形成すると共に、 前記リング状蓋体(58)における通孔(58a)の裏面開口部
    に、前記セグメント(52)の上端テーパ部(54)と対応する
    内側円錐面(60)を形成し、 底部に前記セグメント(52)の下端テーパ部(56)と対応す
    る内側円錐面(46)を形成したインナースリーブ(44)を、
    前記ホルダケース(32)の円筒状キャビティ(34)内に収容
    すると共に、弾性体(40)により該インナースリーブ(44)
    を軸方向上方へ弾力的に付勢し、 前記リング状蓋体(58)の内側円錐面(60)とインナースリ
    ーブ(44)の内側円錐面(46)との間に、前記保持ブロック
    (50)を構成する各セグメント(52)の上端テーパ部(54)お
    よび下端テーパ部(56)を対応的に着座させ、 前記リング状蓋体(58)の被着に伴ない、弾性体(40)が保
    持ブロック(50)を上方へ弾力付勢することにより、各セ
    グメント(52)がそのテーパ部(54,56)と前記内側円錐面
    (60,46)とのくさび作用下に常に半径方向内方へ付勢さ
    れ、該保持ブロック(50)の中央に形成される通孔(50a)
    に挿通した柱状体(22)を挿脱自在に保持可能としたこと
    を特徴とする柱状体ホルダ。
JP4968294A 1994-02-22 1994-02-22 柱状体ホルダ Pending JPH07232092A (ja)

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JP (1) JPH07232092A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2270672A1 (es) * 2004-10-21 2007-04-01 Francisco Soria Melguizo, S.A. Gradilla para tubos de analisis clinicos y similares.
JP2017223695A (ja) * 2011-12-28 2017-12-21 株式会社日立ハイテクノロジーズ 1本検体容器ホルダー

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ES2270672A1 (es) * 2004-10-21 2007-04-01 Francisco Soria Melguizo, S.A. Gradilla para tubos de analisis clinicos y similares.
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