JPH07231810A - 液状化粧料塗布具 - Google Patents

液状化粧料塗布具

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JPH07231810A
JPH07231810A JP5128194A JP5128194A JPH07231810A JP H07231810 A JPH07231810 A JP H07231810A JP 5128194 A JP5128194 A JP 5128194A JP 5128194 A JP5128194 A JP 5128194A JP H07231810 A JPH07231810 A JP H07231810A
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JP
Japan
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brush
hardness
liquid cosmetic
regulation plate
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP5128194A
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English (en)
Inventor
Tsugio Katsumata
次夫 勝間田
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Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一本の塗布具で塗布幅および筆毛硬度のいず
れかまたは両方を任意に変更して塗布部位や好みに応じ
使い分けできるようにする。 【構成】 筆毛3が自由にたわむことができる周方向区
間を少なくとも一方向に残して規制板5,6を筆軸1の
先端に突出形成し、規制板5,6で筆毛3のたわみを制
限して広幅に拡げ塗布幅を大きくし或いは硬度を増すよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液状化粧料を特定部位に
塗布するための塗布具、詳しくは塗布幅および筆毛硬度
のいずれかまたは両方を任意に変更して使い分けること
ができる機能をもった塗布具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】手足の爪に速乾性のエナメル液を塗布し
マニキュアを施すにあたって、塗布具の筆軸に植設され
た筆毛にエナメル液を含ませて繰返し重ね塗りすること
により均一で美麗な色調に仕上げるようにしている。
【0003】この場合、爪の中央部分は広い塗布幅で均
一厚さに能率よく塗布し、周縁部分は塗り残しやはみ出
しを生じることなく中央部分と同じ均一厚さに塗布する
のが高い化粧効果を得るために好ましいことである。ま
た、使用者によって筆毛にいわゆる腰のある硬質のもの
を好む人と柔軟性に富む軟質のものを好む人とがある。
【0004】現在提供されている液状化粧料塗布具は、
例えば実公昭59−39938号公報、実開平4−28
812号公報に記載されているように筆毛が断面円形の
丸筆と断面だ円形の平筆との二種類であり、丸筆は塗布
幅が狭く能率面で劣るが爪周縁部分のように正確な輪郭
を画くのに適している。また、平筆は塗布幅が広く能率
面ですぐれているが正確な輪郭を画くのには必ずしも適
していない。加えて、一つの銘柄における筆毛について
は一定の硬さまたは軟かさに作られており、使用者が選
択することは不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、現在提供されている液状化粧料塗布具の筆
毛が予め作られた所定形状の丸筆または平筆の二種類で
あり、且つその硬度も一定とされているため、塗布部位
によって塗布幅を変えて正確に塗布することが困難であ
り、また好みの硬度のものを入手することが困難であ
る、という点である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
し、一本で塗布幅および筆毛硬度のいずれかまたは両方
を任意に変更して使い分けることができる液状化粧料塗
布具を提供することを目的とするものである。そして、
この目的を達成させるための手段として、本発明は筆毛
を植設した筆軸の先端面外側周縁に少なくとも筆毛の直
径とほぼ等しい周方向区間を残して筆毛の長手方向へ延
びる規制板を筆軸に先端面から突出させて形成した。そ
して、筆毛が丸筆であってその中心を挟んで二つの規制
板を互いに筆毛直径とほぼ等しい間隔を有して設ける場
合、および前記において一方の規制板をもう一方よりも
長くする場合、筆毛が丸筆であってその直径とほぼ等し
い一つの周方向区間を残して規制板を設けるとともにそ
の筆毛のほぼ半円周に沿う部分を残りの部分よりも長く
する場合、筆毛が平筆であってその長径側の一側方に規
制板を設ける場合、筆毛が平筆であってその長径側およ
び短径側の各一側方に規制板を設ける場合がある。
【0007】
【作用】筆毛に液状化粧料を含ませて目的個所に塗布す
るとき、規制板を筆毛の塗布面側または塗布面と直角に
位置させることにより、筆毛は本来の塗布幅、硬度で塗
布を行なう。規制板を筆毛の塗布面反対側に位置させる
ことにより、塗布面に押付けたときの筆毛のたわみが制
限されて広幅に拡げられ、且つ規制板の長さによりたわ
みが大きく制限されて硬さを増す。即ち、塗布時の規制
板の位置によって筆毛を本来の塗布幅、硬度で使用し、
或いは塗布幅を拡げたり硬度を増して使用する、という
使い分けができることとなる。
【0008】
【実施例】図面を参照して本発明の実施例を説明する
と、図1および図2は請求項2記載の発明、図3は請求
項3記載の発明、図4は請求項4記載の発明、図5およ
び図6は請求項5記載の発明、図7は請求項6記載の発
明の各実施例であって、これらの各実施例において筆軸
1は少なくとも先端部分が断面長方形とされ、従来の例
えばエナメル液容器と同様にふた体と一体に且つその下
端縁よりも下方へ突出して形成されており、丸筆からな
る筆毛3または平筆からなる筆毛4が植設固定されてい
る。
【0009】図1、図2の実施例は、丸筆からなる筆毛
3を挟んで筆軸1の長辺側の外側周縁に沿い互いに平行
な二つの規制板5,6を筆軸1と一体に同一長さ先端面
2から突出形成し、筆軸1の二つの短辺側は筆毛3の直
径とほぼ等しい間隔で開放したものである。
【0010】この実施例の塗布具は、筆毛3に液状化粧
料を含ませて図2の左側に示すように規制板5,6を塗
布面と直角に位置させると、塗布面に筆先部分を押付け
たとき先端面2から突出している筆毛3は規制板5,6
に衝ることなくそれらの間で自由にたわみ、本来の硬度
をもって本来の塗布幅で塗布を行なう。また、図2の右
側に示すように規制板5,6を塗布面に対し斜めに位置
させると、塗布面に筆先部分を押付けたとき筆毛3は上
側の規制板5に衝ってたわみが制限され、押付け力によ
って横方向へ拡げられ広い塗布幅で塗布を行なうことと
なる。
【0011】本実施例によると、規制板5,6を塗布面
に直角とする姿勢および斜めとする姿勢を二つずつとる
ことができ、使用面で便利である。
【0012】図3の実施例は、図1および図2のものと
同様に二つの規制板7,8を丸筆からなる筆毛3を挟ん
で筆軸1の長辺側の外側周縁に形成したものであるが、
一方の規制板7は先の実施例の規制板5,6と同程度の
長さとしもう一方の規制板8はこれらよりも長く突出形
成した。
【0013】この実施例の塗布具によると、規制板7,
8を塗布面と直角に位置させることにより筆毛3の本来
の硬度をもって本来の塗布幅で塗布を行なわせ、短い方
の規制板7を筆毛3の上側にして塗布面に対し斜めに位
置させることにより筆毛3を広幅に拡げ広い塗布幅で塗
布を行なわせることができる。また、長い方の規制板8
を筆毛3の上側にして塗布面に対し斜めに位置させるこ
とにより筆毛3のたわみが大幅に制限され硬さを増すこ
ととなり、且つ塗布面への押付け力を強くすれば広幅に
拡げられるとともに更に硬さを増した状態となる。
【0014】このように、規制板7,8の長さを異なる
ものとした本実施例によると、塗布幅の変更に加えて筆
毛3の硬さの調節が可能となり、一本の塗布具で多用な
要求に対応することができる。
【0015】図4の実施例は、図3に示した実施例と同
様の長さが異なる二つの規制板9,10に加えて、短辺
側の一つの外側周縁に沿って高い方の規制板10と同一
長さの規制板11を互いに一体に突出形成したものであ
る。
【0016】この実施例の塗布具によると、短辺側の規
制板11を筆毛3の上側にして塗布面に対し斜めに位置
させることにより、両側を規制板9,10により挟まれ
た丸筆からなる筆毛3は幅方向の拡がりが押えられてた
わみが大幅に制限され、ほぼ丸筆の形状のまま硬さを増
すこととなり、更に多様な要求に対応することができ
る。
【0017】図5、図6の実施例は、平筆からなる筆毛
4を植設した筆軸1の一つの長辺側の外側周縁に沿い一
つの規制板12を筆軸1と一体に先端面2から突出形成
したものである。
【0018】この実施例の塗布具は、筆毛4に液状化粧
料を含ませて図6の左側に示すように規制板12を筆毛
4の下側に位置させると、塗布面に筆先部分を押付けた
とき先端面2から突出している筆毛4は自由にたわんで
本来の硬度をもって塗布を行なう。また、図6の左側に
示すように規制板12を筆毛4の上側に位置させると、
筆毛4はたわみが制限されて更に幅方向へ拡がると同時
に硬さを増す。
【0019】即ち、この実施例によると、平筆とした筆
毛4を本来の硬度およびこれよりも高い硬度の二様に使
い分けることができる。
【0020】図7の実施例は、平筆からなる筆毛4を植
設した筆軸1の一つの長辺側の外側周縁および一つの短
辺側の外側周縁に沿い規制板13,14を互いに連続さ
せ且つ筆軸1と一体に先端面2から突出形成したもので
ある。
【0021】この実施例の塗布具によると、筆毛4の直
径側の一側方に設けた規制板13によって図5、図6の
ものと同様の硬度変更ができることに加えて、筆毛4の
短径側の一側方に設けた規制板14を筆毛4の上側に位
置させて塗布面に筆先部分を押付けることにより、筆毛
4は短径方向の幅が拡げられ本来の塗布幅よりも少し広
い塗布幅で塗布を行なうことができると同時に硬さを増
す。
【0022】従って、この実施例によると、短径側の筆
先部分での塗布幅や硬度を変えることができ、図5、図
6のものに比べて更に多様な要求に応えることができ
る。
【0023】次に、この種の塗布具は容器内の液状化粧
料に筆軸1の先端部分まで浸漬することが多く、液状化
粧料は筆毛3,4に含浸すると同時に規制板5…14に
も付着する。規制板5…14の内側に付着したものは筆
毛3,4との隙間に溜められてぼた落ちすることなく筆
毛3,4に少しずつ供給される。また、規制板5…14
の外側面先端部には図示の各実施例に示したような凹溝
16または突条17がそれらの幅方向へ設けてあり、こ
れらによって外側面に付着した液状化粧料の流れを停滞
させてぼた落ちさせることなく筆毛3,4に少しづつ供
給させる。このため、規制板5…14は液状化粧料を保
有して少しずつ筆毛3,4に補充し、連続して広い面積
に亘って塗布することができる、という効果も有してい
る。
【0024】尚、前記各実施例では筆軸1の少なくとも
先端部分を断面長方形としたが、全体が断面円形または
だ円形である従来形状のものにも本発明は適用され、こ
の場合筆毛3,4が少なくとも一方向へ自由にたわむこ
とができる周方向区間を残して設けられる規制板5…1
4は筆軸1の外側周縁に沿う湾曲面に形成される。ま
た、このように規制板5…14を湾曲させると、容器内
の液状化粧料が大量に付着しても円形の容器口縁で容易
にしごき落とすことができるので、凹溝16や突条17
は不要である。尚また、筆毛3,4の本来の硬度に応じ
て規制板5…14の長さを設定することにより、塗布幅
の拡大または硬度の増大という目的が確実に達成される
ことは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上のように筆毛が自由にたわむことが
できる周方向区間を少なくとも一方向に残して規制板を
筆軸先端に突出形成した本発明によると、規制板によっ
て筆毛のたわみを制限して広幅に拡げ塗布幅を大きくす
ることや硬さを増すことができ、一本の塗布具を本来の
塗布幅、硬度で使用するほかに塗布幅および硬度のいず
れかまたは両方を変化させて使用し、塗布部位に応じた
適切な塗布幅で正確に塗布することができ、或いは筆毛
の硬度を好みのものに変えて使用することができてきわ
めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の斜視部分図。
【図2】第一実施例の使用状態の斜視図。
【図3】本発明の第二実施例の斜視部分図。
【図4】本発明の第三実施例の斜視部分図。
【図5】本発明の第四実施例の斜視部分図。
【図6】第四実施例の使用状態の斜視図。
【図7】本発明の第五実施例の斜視部分図。
【符号の説明】
1 筆軸, 2 先端面, 3,4 筆毛, 5,6,
7,8,9,10,11,12,12,14 規制板,

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆毛を植設した筆軸の先端面外側周縁に
    少なくとも前記筆毛の直径とほぼ等しい周方向区間を残
    して前記筆毛の長手方向へ延びる規制板が前記筆軸に先
    端面から突出して形成されていることを特徴とする液状
    化粧料塗布具。
  2. 【請求項2】 筆毛が丸筆であり、その中心を挟んで二
    つの規制板が互いに前記筆毛の直径とほぼ等しい間隔を
    有して設けられている請求項1記載の液状化化粧料塗布
    具。
  3. 【請求項3】 一方の規制板がもう一方の規制板よりも
    長く突出して形成されている請求項2記載の液状化粧料
    塗布具。
  4. 【請求項4】 筆毛が丸筆であり、前記筆毛の直径とほ
    ぼ等しい一つの周方向区間を残して規制板が設けられて
    いるとともに、前記規制板の前記筆毛のほぼ半円周に沿
    う部分が残りの部分よりも長く突出して形成されている
    請求項1記載の液状化粧料塗布具。
  5. 【請求項5】 筆毛が平筆であり、その長径側の一側方
    に規制板が設けられている請求項1記載の液状化粧料塗
    布具。
  6. 【請求項6】 筆毛が平筆であり、その長径側および短
    径側の各一側方に規制板が設けられている請求項1記載
    の液状化粧料塗布具。
JP5128194A 1994-02-24 1994-02-24 液状化粧料塗布具 Pending JPH07231810A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110234249A (zh) * 2016-08-16 2019-09-13 托马斯-马克西米利安·伯姆 涂抹液体介质的装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110234249A (zh) * 2016-08-16 2019-09-13 托马斯-马克西米利安·伯姆 涂抹液体介质的装置
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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030909