JPH07229678A - 冷蔵庫の庫内灯取付装置 - Google Patents

冷蔵庫の庫内灯取付装置

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JPH07229678A
JPH07229678A JP2114794A JP2114794A JPH07229678A JP H07229678 A JPH07229678 A JP H07229678A JP 2114794 A JP2114794 A JP 2114794A JP 2114794 A JP2114794 A JP 2114794A JP H07229678 A JPH07229678 A JP H07229678A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 庫内灯の取付装置とリード線とを別々に管理
して在庫管理を簡単に行えるようにし、且つリード線の
コネクタを取付装置の接続部に差し込む際に被覆部材が
内箱の孔から外れにくくして庫内灯取付装置の内箱から
の脱落を防止できる冷蔵庫の庫内灯取付装置を提供する
こと目的とする。 【構成】 一端に庫内灯13の取付部15を有し他端に
リード線29のコネクタ30を接続する接続部31を有
する硬質樹脂製のソケット本体11と、このソケット本
体11の外周を被覆する軟質樹脂製の被覆部材51とか
らなる庫内灯取付装置1であって、前記被覆部材51
は、取付部15より延出して庫内灯の一部をカバーする
カバー部53と、冷蔵庫100の内箱3aに形成された
孔7に挿入した後回転させてこの孔7の周縁に取り付け
られる挿入部54Bとを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は庫内灯取付装置に係り、
特に恒温庫や家庭用冷蔵庫などの貯蔵庫内に取付られる
冷蔵庫の庫内灯取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】貯蔵庫などの庫内に取付られる従来の庫
内灯にあっては、リード線が予め一体的につながれてお
り、このリード線は、例えば貯蔵庫の庫壁部を形成する
内箱と、外箱との間の空間内に配線され、更にその空間
内には発泡材が充填されて固められるのが一般的である
(例えば、特開平4−194579号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような庫内灯の取
付装置では、予めリード線がつながれているために、温
蔵庫や冷蔵庫などの貯蔵庫の種類に応じて、リード線の
長さが異なる実情に対応して、複数種の庫内灯の取付装
置を在庫しなければならないという問題がある。同じ庫
内灯の取付装置であるにも係わらず、リード線の長さが
異なるだけで、複数種準備するのは、在庫管理上も極め
て不経済になるという問題がある。
【0004】このため庫内灯の取付装置とリード線とを
別々に管理して在庫管理を簡単に行えるようにしたとこ
ろ、取付装置を冷蔵庫の内箱に取り付けこの取付装置の
接続部にコネクタを差し込む際に、差し込む力により取
付装置が内箱から外れやすい不具合が発生し組立作業性
が悪くなってしまった。
【0005】そこで本発明の目的は、庫内灯の取付装置
とリード線とを別々に管理して在庫管理を簡単に行える
ようにし、且つリード線のコネクタを取付装置の接続部
に差し込む際に被覆部材が内箱の孔から外れにくくして
庫内灯取付装置の内箱からの脱落を防止できる冷蔵庫の
庫内灯取付装置を提供することを第1の目的とする。
【0006】また、コネクタの差し込み時のコネクタと
接続部との接触面積を小さくして差し込み時の抵抗を抑
制できる冷蔵庫の庫内灯取付装置を提供することを第2
の目的とする。
【0007】さらに、コネクタを差し込む時には徐々に
抵抗が大きくなるようにした庫内灯取付装置を提供する
ことを第3の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明は、一端に庫内灯13の取付部15を
有し他端にリード線29のコネクタ30を接続する接続
部31を有する硬質樹脂製のソケット本体11と、この
ソケット本体11の外周を被覆する軟質樹脂製の被覆部
材51とからなる庫内灯取付装置1であって、前記被覆
部材51は、取付部15から延出して庫内灯の一部をカ
バーするカバー部53と、冷蔵庫100の内箱3aに形
成された孔7に挿入した後回転させてこの孔7の周縁に
取り付けられる挿入部54Bとを備えたものである。
【0009】上記第2の目的を達成するために本発明
は、一端に庫内灯の取付部を有し他端にリード線のコネ
クタを挿入接続する接続部を有する硬質樹脂製のソケッ
ト本体と、このソケット本体の外周を被覆する軟質樹脂
製の被覆部材とからなる庫内灯取付装置において、前記
ソケット本体11の接続部31には、コネクタを差し込
んだときにコネクタ30の抜けを防止する凹所45b
と、コネクタ30をこの凹所45bに案内しその奥部に
コネクタ30が引っかかる突起45を有する案内溝46
とを設け、リード線のコネクタ30にはソケット本体1
1の突起45に引掛ける引掛部65を設けたものであ
る。
【0010】上記第3の目的を達成するために本発明
は、一端に庫内灯の取付部を有し他端にリード線のコネ
クタを挿入接続する接続部を有する硬質樹脂製のソケッ
ト本体と、このソケット本体の外周を被覆する軟質樹脂
製の被覆部材とからなる庫内灯取付装置において、リー
ド線のコネクタ30にはソケット本体11の接続部31
に引掛ける引掛部65を設け、ソケット本体11の接続
部31には、引掛部65を案内する案内溝46と、この
案内溝46の奥部に位置し奥方に向けて高さが徐々に高
くなる傾斜突起45を設けたものである。
【0011】
【作用】本発明の請求項1によれば、ソケット本体11
の他端にリード線のコネクタ30を接続するための接続
部31を有するので、庫内灯の取付装置は器具としてま
たリード線はリード線として別々に在庫管理することが
でき、必要に応じて取付装置の挿入部54Bを内箱3a
の孔7に取り付ければよいのでその取付作業が簡単にな
る。また軟質部材からなる挿入部54bの厚みを部分的
に厚くしたり孔周縁部との接触面積を多くしたりすれば
取付装置1の内箱3aへの取付強度を向上できる。
【0012】本発明の請求項2によれば、部品としての
別管理が可能になることに加え、ソケット本体11の接
続部31の案内溝46の奥部に突起45を位置させてコ
ネクタ30の係止突起65の収納空間45bを形成した
ので、案内溝の奥部全体を突出させて収納空間を形成し
た場合に比べてコネクタ差し込み時におけるソケット本
体の接続部31とコネクタ30との接触面積を減らし両
者の摺動抵抗を小さくでき、その結果、取付装置の挿入
部54Bにかかる押込荷重が抑制され取付装置1が内箱
の孔7から外れにくくなる。
【0013】本発明の請求項3によれば、コネクタの引
掛部65を案内する案内溝46の奥部に高さが奥方に向
けて徐々に高くなる傾斜突起45を設けたので、コネク
タ30を差し込む場合の接触抵抗は案内溝46の奥部に
向かうにつれて徐々に大きくなり、コネクタの抜け防止
が容易に行える。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の図面を参照
して説明する。図1は本発明の冷蔵庫の正面図、図2は
本発明の庫内灯取付装置の一実施例を示す縦断側面図、
図3は図6のIII−III線に沿って切断した庫内灯取付装
置の縦断側面図、図4は庫内灯取付装置の右側面図、図
5は同背面図、図6は同底面図、図7は庫内灯取付装置
の左半分を切り欠いた状態の正面図、図8はソケット本
体の要部拡大斜視図、図9はソケット本体の中子を示す
分解状態の断面図、図10(a)は図6のソケット穴に挿
入される雄形コネクタの側面図、図10(b)は同じく正
面図である。
【0015】100は家庭用冷蔵庫であり、この冷蔵庫
100はその本体を構成する前面開口の断熱箱体100
Aと、この開口を閉塞する扉110,120,130と
で構成されている。断熱箱体100Aは予め塗装を施し
た金属製の外箱とABS等合成樹脂製の内箱との間に断
熱材を充填して構成される。断熱箱体100Aの内部は
図示しない横仕切壁により上下に仕切られ、本実施例で
はこの横仕切壁の上方を−18℃程度の凍結温度に冷却
される冷凍室、下方を食品が凍結しない温度(例えば4
℃前後)に冷却される冷蔵室とするものである。冷蔵室
の下部には図示しない仕切板及び野菜容器を配置し、仕
切板の下方の空間を7℃前後の野菜や果物の保存に適し
た温度に冷却される野菜室としている。扉110及び1
20は、それぞれ冷凍室及び冷蔵室に対応する回動式の
扉であり、扉130は野菜室に対応する引出式の扉であ
り、野菜を収納するための上面開口の野菜容器が着脱自
在に設けてある。断熱箱体100Aの下部には機械室が
形成されこの機械室には圧縮機や凝縮器、蒸発皿が配置
される。
【0016】図2において、1は庫内灯取付装置として
の取付器具を示し、この取付器具1は冷蔵庫の断熱箱体
100Aの一壁(例えば背壁3や左右側壁)部分に取り
付られる。この一壁(本実施例では背壁3)は、ABS
製の内箱3aと電気亜鉛メッキ鋼板製の外箱3bとの間
に硬質発泡ポリウレタン5を充填することにより製造さ
れるものであり、前記取付器具1は内箱3aの背面適所
に形成した孔7に取り付けられており、その断熱材側に
位置する部分の周囲をシール部材71で被覆して内箱の
孔7から断熱材が庫内に漏れ出ないようにしている。
【0017】取付器具1は、図3に示すように、46ナ
イロンなどからなる硬質樹脂製のソケット本体11を有
し、このソケット本体11の一端11aには、庫内灯1
3を装着するための取付部の一部を構成する取付穴15
が設けられている。この取付穴15の周壁には庫内灯1
3の挿入部分の周囲に形成した螺旋形状の溝に係り合う
凸部を有する端子21が設けられ、この端子21には後
述する接続部31へ延びた端子ピン23がつながれてい
る。また、取付穴15の底壁にはばね端子25が設けら
れ、このばね端子25にも後述する接続部31へ延びた
端子ピン27がつながれている。
【0018】これらのうちの取付穴15及び端子21,
25は、ソケット本体11の一端11aに設けられる庫
内灯13の取付部を構成し、端子ピン23,27はソケ
ット本体11の他端11bに設けられるリード線29の
雄形コネクタ30を挿入接続するための後述する接続部
としての雌形コネクタ31の接続端子を構成している。
【0019】ソケット本体11を製造するには、図9に
示すように、2つの中子11A、11Bを製造して、こ
れらを図9における矢印の方向に合体するようにして製
造する。ついで、ソケット本体11の全体は、図2及び
図3に示すように、塩化ビニルなどの軟質樹脂製の被覆
部材51により被覆される。この被覆部材51の一端に
は、ソケット本体11の一端11a(即ち取付部)から
前方に延出して、庫内灯13の外周に密着して、その一
部をカバーするカバー部53が形成される。
【0020】また、ソケット本体11の接続部側に対応
する被覆部材51の他端には2つの壁54A,54Bが
形成され2つの壁の間には周溝55が形成されている。
この周溝55に内箱3aの孔7の周縁部を嵌め込むこと
により、この取付器具1は内箱3aに固定される。ここ
で、内箱3aの孔7は運動場のトラックのような形(図
6の一点鎖線参照)にする一方、孔7の周縁部の庫内側
面に接触する一方の壁54Aは孔7よりも大きな矩形状
に形成し、孔7に挿入される挿入部としての他方の壁5
4Bは孔7とほぼ同じ形状とし、周溝55はやや楕円の
鍵穴形(図6の破線参照)にすることが望ましい。
【0021】また、被覆部材51は軟質樹脂で構成され
ており、従来挿入部54Bの厚さをP(例えば1mm)
としていたため雄形コネクタ30の挿入接続作業時の押
し込む力により挿入部54Bが変形して取付器具1が庫
内側に外れてしまう不具合があった。そこでこの挿入部
54Bの厚さをQ(Q>P、例えば2.5mm)に増や
して変形しにくくした。
【0022】これによると、挿入部54Bの厚さを増し
た分だけ被覆部材51は変形しにくくなりコネクタ30
の挿入時に挿入部54Bは外れにくくなった。また被覆
部材51を孔7の周縁部に嵌め込む際には、被覆部材5
1の壁54Bを孔7に挿入した後、これをほぼ90度回
転させることにより孔7の周縁部が周溝55に嵌め込ま
れるかたちとなり、簡単な操作で取付器具1が孔7に抜
け止めされた状態で取り付けられる。そして取付器具1
の雌形コネクタ31とリード線29の雄形コネクタ30
とは、取付器具1を内箱3aに取り付けた後に互いに接
続される。
【0023】しかしてこの実施例によれば、取付器具1
の接続部(即ち雌形コネクタ31)とリード線29の雄
形コネクタ30とは雄形コネクタ30を雌形コネクタ3
1挿入するだけで簡単に接続される。しかも接続部31
とコネクタ30とが一体につながれていた従来の庫内灯
取付装置と比べれば取付器具1の共通化が図れる一方、
必要に応じて長さの異なるリード線29を準備しておけ
ばよいので、取付器具及びリード線の在庫管理を簡素化
できる。
【0024】接続部としての雌形コネクタ31は、上述
のようにソケット本体11の他端11bに形成され、こ
の他端11bには図6に示すように雄形コネクタ30の
外形状に合わせてほぼ矩形状のソケット穴41が設けら
れる。このソケット穴41の底部には端子ピン23,2
7が臨んでおり、ソケット穴41には雄形コネクタ30
が嵌め込まれる。図10(a)(b)に示すように、この雄形
コネクタ30には端子ピン23,27を受け入れる孔6
1a,61bがあけられ、この受け入れ用の孔の接点に
は各リード線がつながれる。
【0025】雄形コネクタ30の外径はソケット穴41
の穴径よりもわずかに小さくなっており、雄形コネクタ
30を挿入すると雄形コネクタ30はソケット穴41内
にぴったりと挿着される。ソケット穴41の一方の壁部
41aにはガイド溝43(図6)が設けられ、このガイ
ド溝43には雄形コネクタ30の突起63(図10)が
嵌め合わされる。
【0026】また、ソケット穴41の他方の壁部41b
にはその奥部に雄形コネクタ30が引っかかる突起とし
ての係止片45(図6)を有する案内溝46が設けら
れ、この係止片45には雄形コネクタ30の引掛部とし
ての係止突起65(図6)が引掛られるようになってい
る。また、係止片45と係止突起65との接触面積を小
さくすることを目的として係止片45は奥方に向けて高
さが徐々に高くなるように傾斜させて突起を形成し(即
ち傾斜突起とし)、かつ、係止片45を案内溝46の幅
一杯に形成するのではなく案内溝の幅より小さい幅でそ
の先端部が線接触となるような形状(例えば断面三角形
や半円(実施例では半円とした))に形成することが好
ましい。更に、この係止片45よりも奥側(内側)には
図7及び図9に示すように、係止突起65を収納するに
十分な収容空間45bが設けてある。
【0027】これによれば、ソケット本体11の接続部
31の案内溝46の奥部に突起としての係止片45を位
置させてコネクタ30の係止突起65の収納空間45b
を形成したので、案内溝の奥部の幅全体を突出させて収
納空間を形成した場合に比べてコネクタ差し込み時にお
けるソケット本体の接続部31とコネクタ30との接触
面積を減らし両者の摺動抵抗を小さくでき、その結果、
取付装置の挿入部54Bにかかる押込荷重が抑制され取
付装置1が内箱の孔7から外れにくくなる。また、コネ
クタ30の引掛部としての係止突起65を案内する案内
溝46の奥部に高さが奥方に向けて徐々に高くなる傾斜
突起としての係止片45を設けたので、コネクタ30を
差し込む場合の接触抵抗は案内溝46の奥部に向かうに
つれて徐々に大きくなり、収納空間45bの作用と併せ
てコネクタ30の抜け防止が行える。
【0028】通常、庫内灯取付装置としての取付器具1
の内箱への組み込み時には、ソケット本体11の挿入部
としての壁54Bを内箱の孔7に挿入して90度回転さ
せて内箱3aに取付器具1を固定した後、この器具1の
雌形コネクタ31にリード線29の雄形コネクタ30を
つなぐ。その後、図2に示すように、接続部にシール部
材71を被せ(更に外箱3bを設け)て、この外箱3b
と内箱3aとの間に発泡材73を充填する。
【0029】雌形コネクタ31に雄形コネクタ30をつ
なぐ場合、ソケット本体11が軟らかい状態にあると雌
形コネクタ31に対して雄形コネクタ30をつなぎにく
くなるが、この実施例では雌形コネクタ31は硬質樹脂
製であるので、ソケット本体を軟質樹脂で形成していた
従来のものよりも堅い状態にあり、両コネクタ30,3
1を容易且つ堅固につなぐことができる。また、雌形コ
ネクタ31に雄形コネクタ30をつないだ後にはそれが
抜け出ないようにしなければならないが、雌形コネクタ
31に雄形コネクタ30をつないだ後には、上述したよ
うに係止突起65が係止片45に係止されるので、両者
をつないだ後に、雄形コネクタ30がソケット穴41か
ら抜け出すことはない。
【0030】更に、貯蔵庫などにあっては庫内に水分が
発生するので、庫内に臨む庫内灯13の取付部には確実
なシール性が要求される。しかして、この実施例によれ
ば、庫内灯13の取付部には軟らかい材質のカバー部5
3が延出し、このカバー部53が庫内灯13の外周に密
着するので、庫内に発生した水分が庫内灯13の取付部
に浸入することはない。しかも庫内灯13は取付部に下
向きに取り付けられるためカバー部53と庫内灯13と
の隙間からの水の進入(上昇)を抑制阻止できこの部分
のシール性は確実に保証され、漏電などの危険も発生し
ない。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1によれ
ば、ソケット本体の他端にリード線のコネクタを接続す
るための接続部を有するので、庫内灯の取付装置は器具
としてまたリード線はリード線として別々に在庫管理す
ることができ、必要に応じて取付装置の挿入部を内箱の
孔に取り付ければよいのでその取付作業が簡単になる。
また軟質部材からなる挿入部の厚みを部分的に厚くした
り孔周縁部との接触面積を多くしたりすれば取付装置の
内箱への取付強度を向上できる。
【0032】本発明の請求項2によれば、部品としての
別管理が可能になることに加え、ソケット本体の接続部
の案内溝の奥部に突起を位置させてコネクタの係止突起
の収納空間を形成したので、案内溝の奥部全体を突出さ
せて収納空間を形成した場合に比べてコネクタ差し込み
時におけるソケット本体の接続部とコネクタとの接触面
積を減らし両者の摺動抵抗を小さくでき、その結果、取
付装置の挿入部にかかる押込荷重が抑制され取付装置が
内箱の孔から外れにくくなる。
【0033】本発明の請求項3によれば、コネクタの引
掛部を案内する案内溝の奥部に高さが奥方に向けて徐々
に高くなる傾斜突起を設けたので、コネクタを差し込む
場合の接触抵抗は案内溝の奥部に向かうにつれて徐々に
大きくなり、コネクタの抜け防止が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫の正面図である。
【図2】本発明の庫内灯取付装置の一実施例を示す縦断
側面図である。
【図3】図6のIII−III線に沿って切断した庫内灯取付
装置の縦断側面図である。
【図4】庫内灯取付装置の右側面図である。
【図5】庫内灯取付装置の背面図である。
【図6】庫内灯取付装置の底面図である。
【図7】庫内灯取付装置の左半分を切り欠いた状態の正
面図である。
【図8】ソケット本体の要部拡大斜視図である。
【図9】ソケット本体の中子を示す分解状態の断面図で
ある。
【図10】(a)は図6のソケット穴に挿入される雄形コ
ネクタの側面図であり、(b)は同じく正面図である。
【符号の説明】
1 取付器具(庫内灯取付装置) 3a 内箱 3b 外箱 11 硬質樹脂製のソケット本体 13 庫内灯 29 リード線 30 雄形コネクタ(コネクタ) 31 雌形コネクタ(接続部) 45 係止片(突起、傾斜突起) 45b 収納空間 46 案内溝 51 被覆部材 53 カバー部 55 周溝 65 係止突起(引掛部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に庫内灯の取付部を有し他端にリー
    ド線のコネクタを接続する接続部を有する硬質樹脂製の
    ソケット本体と、このソケット本体の外周を被覆する軟
    質樹脂製の被覆部材とからなる庫内灯取付装置におい
    て、前記被覆部材は、前記取付部の庫内灯取付方向に延
    出して庫内灯の一部外周をシールするカバー部と、冷蔵
    庫の内箱に形成された孔に挿入した後回転させて前記孔
    の周縁に取り付けられる挿入部とを備えたことを特徴と
    する冷蔵庫の庫内灯取付装置。
  2. 【請求項2】 一端に庫内灯の取付部を有し他端にリー
    ド線のコネクタを挿入接続する接続部を有する硬質樹脂
    製のソケット本体と、このソケット本体の外周を被覆す
    る軟質樹脂製の被覆部材とからなる庫内灯取付装置にお
    いて、前記ソケット本体の接続部には、前記コネクタを
    差し込んだときにコネクタの抜けを防止する凹所と、前
    記コネクタをこの凹所に案内しその奥部にコネクタが引
    っかかる突起を有する案内溝とを設け、前記リード線の
    コネクタにはソケット本体の突起に引掛ける引掛部を設
    けたことを特徴とする冷蔵庫の庫内灯取付装置。
  3. 【請求項3】 一端に庫内灯の取付部を有し他端にリー
    ド線のコネクタを挿入接続する接続部を有する硬質樹脂
    製のソケット本体と、このソケット本体の外周を被覆す
    る軟質樹脂製の被覆部材とからなる庫内灯取付装置にお
    いて、前記リード線のコネクタにはソケット本体の接続
    部に引掛ける引掛部を設け、前記ソケット本体の接続部
    には、前記引掛部を案内する案内溝と、この案内溝の奥
    部に位置し奥方に向けて高さが徐々に高くなる傾斜突起
    を設けたことを特徴とする冷蔵庫の庫内灯取付装置。
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