JPH07226796A - 加入者アクセスネットワーク - Google Patents
加入者アクセスネットワークInfo
- Publication number
- JPH07226796A JPH07226796A JP6015501A JP1550194A JPH07226796A JP H07226796 A JPH07226796 A JP H07226796A JP 6015501 A JP6015501 A JP 6015501A JP 1550194 A JP1550194 A JP 1550194A JP H07226796 A JPH07226796 A JP H07226796A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- subscriber line
- network
- subscriber
- optical
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 障害が発生した場合にも継続して通信を可能
とする加入者アクセスネットワークを低コストで実現す
ることである。 【構成】 加入者端末1が接続される複数の網終端装置
2を、それぞれ現用系加入者線3及び現用系加入者線終
端装置4を介して交換装置5に接続して構成される加入
者アクセスネットワークに適用される。交換装置5に接
続された予備系加入者線終端装置6と、各網終端装置2
のそれぞれに分配線7を介して接続されるとともに、予
備系加入者線終端装置6に予備系加入者線8を介して接
続され、交換装置5の制御により各分配線7と該予備系
加入者線8とを選択的に切替え接続する切替手段9と、
網終端装置2にそれぞれ設けられ、伝送信号を現用系加
入者線3及び分配線7に対して合流又は分配する合流/
分配手段10とを備えている。
とする加入者アクセスネットワークを低コストで実現す
ることである。 【構成】 加入者端末1が接続される複数の網終端装置
2を、それぞれ現用系加入者線3及び現用系加入者線終
端装置4を介して交換装置5に接続して構成される加入
者アクセスネットワークに適用される。交換装置5に接
続された予備系加入者線終端装置6と、各網終端装置2
のそれぞれに分配線7を介して接続されるとともに、予
備系加入者線終端装置6に予備系加入者線8を介して接
続され、交換装置5の制御により各分配線7と該予備系
加入者線8とを選択的に切替え接続する切替手段9と、
網終端装置2にそれぞれ設けられ、伝送信号を現用系加
入者線3及び分配線7に対して合流又は分配する合流/
分配手段10とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広帯域ISDN(総合
デジタル通信網:Integrated Servic
es Digital Network)等の通信網
(ネットワーク)の一部を構成する加入者アクセスネッ
トワークに関する。さらに詳しくは、加入者端末が接続
される複数の網終端装置を、それぞれ加入者線及び加入
者線終端装置を介して交換装置(伝送装置を含む)に接
続して構成される加入者アクセスネットワークにおい
て、加入者線や加入者線終端装置に障害が発生した場合
の予備系の通信路を確保するための技術に関する。
デジタル通信網:Integrated Servic
es Digital Network)等の通信網
(ネットワーク)の一部を構成する加入者アクセスネッ
トワークに関する。さらに詳しくは、加入者端末が接続
される複数の網終端装置を、それぞれ加入者線及び加入
者線終端装置を介して交換装置(伝送装置を含む)に接
続して構成される加入者アクセスネットワークにおい
て、加入者線や加入者線終端装置に障害が発生した場合
の予備系の通信路を確保するための技術に関する。
【0002】通信網においては、各構成部分に障害が発
生した場合であっても、信頼性を確保する観点から、通
信不能となることは極力回避できる構成とすべきであ
り、加入者端末と交換装置間のネットワークである加入
者アクセスネットワークにおいても、現用系通信路に障
害が発生した場合の対策を講じる必要がある。
生した場合であっても、信頼性を確保する観点から、通
信不能となることは極力回避できる構成とすべきであ
り、加入者端末と交換装置間のネットワークである加入
者アクセスネットワークにおいても、現用系通信路に障
害が発生した場合の対策を講じる必要がある。
【0003】なお、本願明細書中においては、「交換装
置」には、「伝送装置」も含まれるものとする。
置」には、「伝送装置」も含まれるものとする。
【0004】
【従来の技術】図12は、一般的な加入者アクセスネッ
トワークの構成を示す図である。同図において、71は
交換装置であり、交換装置71は他の交換装置等と中継
線を介して接続されている。また、交換装置71には、
複数の加入者線終端装置(SLT:Subscribe
r Line Terminal)72が接続されてお
り、加入者線終端装置72には、上り下りで一対の加入
者線73を介して1対1の関係で網終端装置(NT:N
etwork Terminal)74が接続されてい
る。網終端装置74には、複数の加入者端末75がそれ
ぞれ接続されている。
トワークの構成を示す図である。同図において、71は
交換装置であり、交換装置71は他の交換装置等と中継
線を介して接続されている。また、交換装置71には、
複数の加入者線終端装置(SLT:Subscribe
r Line Terminal)72が接続されてお
り、加入者線終端装置72には、上り下りで一対の加入
者線73を介して1対1の関係で網終端装置(NT:N
etwork Terminal)74が接続されてい
る。網終端装置74には、複数の加入者端末75がそれ
ぞれ接続されている。
【0005】図13は、光通信を用いた加入者アクセス
ネットワークの従来の上り通信路の要部構成を示す図で
ある。複数の加入者線終端装置(SLT1〜SLTn)
81は、それぞれ光信号を電気信号に変換する光電気変
換回路(O/E)82を有しており、これらに対応する
網終端装置(NT1〜NTn)83は、それぞれ電気信
号を光信号に変換する電気光変換回路(E/O)84を
有している。加入者線終端装置81の光電気変換回路8
2と対応する網終端装置83の電気光変換回路84は、
光ファイバケーブルからなる上り用加入者線85により
接続されている。
ネットワークの従来の上り通信路の要部構成を示す図で
ある。複数の加入者線終端装置(SLT1〜SLTn)
81は、それぞれ光信号を電気信号に変換する光電気変
換回路(O/E)82を有しており、これらに対応する
網終端装置(NT1〜NTn)83は、それぞれ電気信
号を光信号に変換する電気光変換回路(E/O)84を
有している。加入者線終端装置81の光電気変換回路8
2と対応する網終端装置83の電気光変換回路84は、
光ファイバケーブルからなる上り用加入者線85により
接続されている。
【0006】また、図示はしていないが、この加入者ア
クセスネットワークの下り通信路については、複数の加
入者線終端装置81は、それぞれ電気信号を光信号に変
換する電気光変換回路(E/O)を有しており、これら
に対応する網終端装置83は、それぞれ光信号を電気信
号に変換する光電気変換回路(O/E)を有している。
加入者線終端装置81の該電気光変換回路と対応する網
終端装置83の該光電気変換回路は、光ファイバケーブ
ルからなる下り用加入者線により接続されている。
クセスネットワークの下り通信路については、複数の加
入者線終端装置81は、それぞれ電気信号を光信号に変
換する電気光変換回路(E/O)を有しており、これら
に対応する網終端装置83は、それぞれ光信号を電気信
号に変換する光電気変換回路(O/E)を有している。
加入者線終端装置81の該電気光変換回路と対応する網
終端装置83の該光電気変換回路は、光ファイバケーブ
ルからなる下り用加入者線により接続されている。
【0007】ところで、加入者アクセスネットワークの
交換装置は、定期的にあるいは不定期的に保守のための
所定の信号を送出し、これに対する応答の有無により障
害の発生を監視するループ試験等の障害検出処理を実施
しており、加入者線終端装置や加入者線に障害が発生し
た場合には、通信の中断をなるべく少なくすべく、保守
者等により速やかに障害箇所の特定及び回復のための処
理や作業等が行われる。
交換装置は、定期的にあるいは不定期的に保守のための
所定の信号を送出し、これに対する応答の有無により障
害の発生を監視するループ試験等の障害検出処理を実施
しており、加入者線終端装置や加入者線に障害が発生し
た場合には、通信の中断をなるべく少なくすべく、保守
者等により速やかに障害箇所の特定及び回復のための処
理や作業等が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、網
終端装置と加入者線終端装置とは、1対1の関係で接続
されており、特別に予備の通信路を備えていなかったた
め、通信路(加入者線終端装置や加入者線)に障害が発
生した場合には、障害が回復できるまで、通信を中断せ
ざるをえないという問題があった。
終端装置と加入者線終端装置とは、1対1の関係で接続
されており、特別に予備の通信路を備えていなかったた
め、通信路(加入者線終端装置や加入者線)に障害が発
生した場合には、障害が回復できるまで、通信を中断せ
ざるをえないという問題があった。
【0009】なお、これの対策として、加入者線終端装
置や加入者線を全て2重の構成として、一方に障害が発
生した場合に他方に切り替える構成とすることが考えら
れる。しかし、この対策は通信の継続を非常に高い確率
で保証できるという利点はあるが、加入者線終端装置と
網終端装置との間の距離は一般に遠いため、この対策で
は、全てを2重化するから、膨大なコストを要するとい
う欠点がある。
置や加入者線を全て2重の構成として、一方に障害が発
生した場合に他方に切り替える構成とすることが考えら
れる。しかし、この対策は通信の継続を非常に高い確率
で保証できるという利点はあるが、加入者線終端装置と
網終端装置との間の距離は一般に遠いため、この対策で
は、全てを2重化するから、膨大なコストを要するとい
う欠点がある。
【0010】また、近時においては、加入者線や加入者
線終端装置についての技術も向上しており、複数の通信
路に同時に障害が発生する確率は低いことから、そこま
での対策をするのは現実的とはいえない。
線終端装置についての技術も向上しており、複数の通信
路に同時に障害が発生する確率は低いことから、そこま
での対策をするのは現実的とはいえない。
【0011】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、障害が発生した場
合であっても継続して通信を行うことができる加入者ア
クセスネットワークを低コストで実現することである。
のであり、その目的とするところは、障害が発生した場
合であっても継続して通信を行うことができる加入者ア
クセスネットワークを低コストで実現することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1に示す本発明の原理
構成図を参照して説明する。本発明による加入者アクセ
スネットワークは、加入者端末1が接続される複数の網
終端装置(NT)2を、それぞれ現用系加入者線3及び
現用系加入者線終端装置4を介して交換装置(伝送装置
を含む)5に接続して構成される。
構成図を参照して説明する。本発明による加入者アクセ
スネットワークは、加入者端末1が接続される複数の網
終端装置(NT)2を、それぞれ現用系加入者線3及び
現用系加入者線終端装置4を介して交換装置(伝送装置
を含む)5に接続して構成される。
【0013】そして、前記交換装置5に接続された予備
系加入者線終端装置6と、前記網終端装置2のそれぞれ
に分配線7を介して接続されるとともに、該予備系加入
者線終端装置6に予備系加入者線8を介して接続され、
前記交換装置5の制御により該各分配線7と該予備系加
入者線8とを選択的に切替え接続する切替手段9と、前
記網終端装置2にそれぞれ設けられ、伝送信号を現用系
加入者線3及び分配線7に対して合流又は分配する合流
/分配手段10とを備えて構成される。
系加入者線終端装置6と、前記網終端装置2のそれぞれ
に分配線7を介して接続されるとともに、該予備系加入
者線終端装置6に予備系加入者線8を介して接続され、
前記交換装置5の制御により該各分配線7と該予備系加
入者線8とを選択的に切替え接続する切替手段9と、前
記網終端装置2にそれぞれ設けられ、伝送信号を現用系
加入者線3及び分配線7に対して合流又は分配する合流
/分配手段10とを備えて構成される。
【0014】予備系通信路(予備系加入者線終端装置
6、分配線7、予備系加入者線8、切替手段9で構成さ
れる通信路)は、現用系通信路(現用系加入者線3、現
用系加入者線終端装置4で構成される通信路)の数がn
個(nは2以上の整数)に対して1個設けられ、nは適
用される加入者線アクセスネットワークの種類や障害頻
度その他の要素に基づき適宜に設定される。
6、分配線7、予備系加入者線8、切替手段9で構成さ
れる通信路)は、現用系通信路(現用系加入者線3、現
用系加入者線終端装置4で構成される通信路)の数がn
個(nは2以上の整数)に対して1個設けられ、nは適
用される加入者線アクセスネットワークの種類や障害頻
度その他の要素に基づき適宜に設定される。
【0015】前記切替手段9や合流/分配手段10は、
加入者線や分配線の種類(光ファイバ、電線等)又は加
入者線が上り用及び下り用で一対の場合あるいは単一の
場合等に応じて具体的には異なり、その具体例は、後述
の実施例において、詳細に説明する。
加入者線や分配線の種類(光ファイバ、電線等)又は加
入者線が上り用及び下り用で一対の場合あるいは単一の
場合等に応じて具体的には異なり、その具体例は、後述
の実施例において、詳細に説明する。
【0016】
【作用】交換装置5は、現用系加入者線終端装置4ある
いは現用系加入者線3に障害が発生したことを検出する
と、切替手段9を切替え制御することにより、予備系加
入者線8と該障害が検出された現用系通信路に対応する
網終端装置2に対する分配線7を接続して、当該網終端
装置2に対する予備系通信路を確保する。
いは現用系加入者線3に障害が発生したことを検出する
と、切替手段9を切替え制御することにより、予備系加
入者線8と該障害が検出された現用系通信路に対応する
網終端装置2に対する分配線7を接続して、当該網終端
装置2に対する予備系通信路を確保する。
【0017】従って、予備系加入者線終端装置6、予備
系加入者線8、切替手段9及び当該分配線7を介して、
該障害が発生した現用系加入者線終端装置4又は現用系
加入者線3に対応する網終端装置2との通信を中断する
ことなく継続することができる。
系加入者線8、切替手段9及び当該分配線7を介して、
該障害が発生した現用系加入者線終端装置4又は現用系
加入者線3に対応する網終端装置2との通信を中断する
ことなく継続することができる。
【0018】また、網終端装置2と現用系加入者線終端
装置4との距離と比較して、切替手段9は管轄する網終
端装置2に対して比較的に近い位置に設定することがで
きるから、前述した全ての構成を2重化する対策よりも
低コスト化を図ることができる。
装置4との距離と比較して、切替手段9は管轄する網終
端装置2に対して比較的に近い位置に設定することがで
きるから、前述した全ての構成を2重化する対策よりも
低コスト化を図ることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、この明細書において、「上り」とは加入者
端末から交換装置へ向かう方向をいい、「下り」とは交
換装置から加入者端末に向かう方向をいう。 (1)第1実施例 図2乃至図5は本発明第1実施例を説明するための図で
あり、図2は上りの構成を示す図であり、図3は下りの
構成を示す図である。図4は上りの構成における障害発
生時の動作を示す図であり、図5は下りの構成における
障害発生時の動作を示す図である。
する。なお、この明細書において、「上り」とは加入者
端末から交換装置へ向かう方向をいい、「下り」とは交
換装置から加入者端末に向かう方向をいう。 (1)第1実施例 図2乃至図5は本発明第1実施例を説明するための図で
あり、図2は上りの構成を示す図であり、図3は下りの
構成を示す図である。図4は上りの構成における障害発
生時の動作を示す図であり、図5は下りの構成における
障害発生時の動作を示す図である。
【0020】図2及び図3において、11は複数の加入
者端末が接続される複数の網終端装置(NT1〜NT
n)である。12は交換装置に接続された現用系加入者
線終端装置(SLT1〜SLTn)である。
者端末が接続される複数の網終端装置(NT1〜NT
n)である。12は交換装置に接続された現用系加入者
線終端装置(SLT1〜SLTn)である。
【0021】13は予備系加入者線終端装置(SLT予
備)であり、予備系加入者線終端装置13は、現用系加
入者線終端装置12の数がn個(nは2以上の自然数、
以下同じ)に対して1個設けられている。なお、nはシ
ステムの構成や障害頻度等に応じて適宜に設定される
が、例えば、「4」、「8」、「16」又は「32」と
することができる。
備)であり、予備系加入者線終端装置13は、現用系加
入者線終端装置12の数がn個(nは2以上の自然数、
以下同じ)に対して1個設けられている。なお、nはシ
ステムの構成や障害頻度等に応じて適宜に設定される
が、例えば、「4」、「8」、「16」又は「32」と
することができる。
【0022】図2を参照して、上りの構成について説明
する。各網終端装置11は電気信号を光信号に変換する
電気光変換回路(E/O)14a及び1対2分配回路1
5aをそれぞれ有している。この1対2分配回路15a
は、1個の入力端への入力電気信号を2個の出力端に分
配出力する回路である。
する。各網終端装置11は電気信号を光信号に変換する
電気光変換回路(E/O)14a及び1対2分配回路1
5aをそれぞれ有している。この1対2分配回路15a
は、1個の入力端への入力電気信号を2個の出力端に分
配出力する回路である。
【0023】現用系加入者線終端装置12は、光信号を
電気信号に変換する光電気変換回路(O/E)16aを
それぞれ有している。予備系加入者線終端装置13は、
光信号を電気信号に変換する光電気変換回路(O/E)
17aを有している。
電気信号に変換する光電気変換回路(O/E)16aを
それぞれ有している。予備系加入者線終端装置13は、
光信号を電気信号に変換する光電気変換回路(O/E)
17aを有している。
【0024】各網終端装置11の電気光変換回路14a
と各現用系加入者線終端装置12の光電気変換回路16
aとは、それぞれ光ファイバケーブルからなる上り用の
現用系加入者線18aを介して接続されている。
と各現用系加入者線終端装置12の光電気変換回路16
aとは、それぞれ光ファイバケーブルからなる上り用の
現用系加入者線18aを介して接続されている。
【0025】また、19aはn対1セレクタ(選択)回
路(SEL)であり、n対1セレクタ回路19aは、電
気信号が入力されるn個の入力端のうちの一つを1個の
出力端に選択的に接続する回路である。この切替え接続
は、交換装置からの制御によりなされる。
路(SEL)であり、n対1セレクタ回路19aは、電
気信号が入力されるn個の入力端のうちの一つを1個の
出力端に選択的に接続する回路である。この切替え接続
は、交換装置からの制御によりなされる。
【0026】このセレクタ回路19aは、網終端装置1
1の数がn個に対して1個の割合で設けられている。n
対1セレクタ回路19aのn個の入力端は各網終端装置
11の1対2分配回路15aの2個の出力端の一方にそ
れぞれ電線からなる分配線20aを介して接続されてい
る。なお、1対2分配回路15aの他方の出力端は電気
光変換回路14aに接続されている。
1の数がn個に対して1個の割合で設けられている。n
対1セレクタ回路19aのn個の入力端は各網終端装置
11の1対2分配回路15aの2個の出力端の一方にそ
れぞれ電線からなる分配線20aを介して接続されてい
る。なお、1対2分配回路15aの他方の出力端は電気
光変換回路14aに接続されている。
【0027】n対1セレクタ回路19aの1個の出力端
は、電気信号を光信号に変換する電気光変換回路(E/
O)21aに接続されており、電気光変換回路21aは
予備系加入者線終端装置13の光電気変換回路17aに
光ファイバケーブルからなる上り用の予備系加入者線2
2aを介して接続されている。
は、電気信号を光信号に変換する電気光変換回路(E/
O)21aに接続されており、電気光変換回路21aは
予備系加入者線終端装置13の光電気変換回路17aに
光ファイバケーブルからなる上り用の予備系加入者線2
2aを介して接続されている。
【0028】次いで、図3を参照して下りの構成を説明
する。各網終端装置11は光信号を電気信号に変換する
光電気変換回路(O/E)14b及び2対1セレクタ回
路15bをそれぞれ有している。
する。各網終端装置11は光信号を電気信号に変換する
光電気変換回路(O/E)14b及び2対1セレクタ回
路15bをそれぞれ有している。
【0029】この2対1セレクタ回路15bは、電気信
号が入力される2個の入力端のうちの一方を1個の出力
端に選択的に接続する回路であり、この切替え接続は交
換装置の制御によりなされる。
号が入力される2個の入力端のうちの一方を1個の出力
端に選択的に接続する回路であり、この切替え接続は交
換装置の制御によりなされる。
【0030】現用系加入者線終端装置12は、電気信号
を光信号に変換する電気光変換回路(E/O)16bを
それぞれ有している。予備系加入者線終端装置12は、
電気信号を光信号に変換する電気光変換回路(E/O)
17bを有している。
を光信号に変換する電気光変換回路(E/O)16bを
それぞれ有している。予備系加入者線終端装置12は、
電気信号を光信号に変換する電気光変換回路(E/O)
17bを有している。
【0031】各網終端装置11の光電気変換回路14b
と各現用系加入者線終端装置12の電気光変換回路16
bとは、それぞれ光ファイバケーブルからなる下り用の
現用系加入者線18bを介して接続されている。
と各現用系加入者線終端装置12の電気光変換回路16
bとは、それぞれ光ファイバケーブルからなる下り用の
現用系加入者線18bを介して接続されている。
【0032】また、19bは1対n分配回路であり、こ
の1対n分配回路19bは、1個の入力端への入力電気
信号をn個の出力端に分配出力する回路である。この1
対n分配回路19bは、網終端装置11の数がn個に対
して1個の割合で設けられている。1対n分配回路19
bのn個の出力端は各網終端装置11の2対1セレクタ
回路15bの2個の入力端のうちの一方にそれぞれ電線
からなる分配線20bを介して接続されている。なお、
2対1セレクタ回路15bの他方の入力端は、光電気変
換回路14bに接続されている。
の1対n分配回路19bは、1個の入力端への入力電気
信号をn個の出力端に分配出力する回路である。この1
対n分配回路19bは、網終端装置11の数がn個に対
して1個の割合で設けられている。1対n分配回路19
bのn個の出力端は各網終端装置11の2対1セレクタ
回路15bの2個の入力端のうちの一方にそれぞれ電線
からなる分配線20bを介して接続されている。なお、
2対1セレクタ回路15bの他方の入力端は、光電気変
換回路14bに接続されている。
【0033】1対n分配回路19bの1個の入力端は、
光信号を電気信号に変換する光電気変換回路(O/E)
21bに接続されており、光電気変換回路21bは予備
系加入者線終端装置13の電気光変換回路17bに光フ
ァイバケーブルからなる下り用の予備系加入者線22b
を介して接続されている。
光信号を電気信号に変換する光電気変換回路(O/E)
21bに接続されており、光電気変換回路21bは予備
系加入者線終端装置13の電気光変換回路17bに光フ
ァイバケーブルからなる下り用の予備系加入者線22b
を介して接続されている。
【0034】しかして、交換装置は、各網終端装置11
や各現用系加入者線終端装置12に対して定期的にある
いは不定期的に保守のための信号を送出し、これに対す
る応答の有無により障害の発生を監視するループ試験等
の障害検出処理を実施しており、現用系加入者線終端装
置12や現用系加入者線18a、18bに障害が発生し
た場合には、以下のような予備系切替処理を行う。
や各現用系加入者線終端装置12に対して定期的にある
いは不定期的に保守のための信号を送出し、これに対す
る応答の有無により障害の発生を監視するループ試験等
の障害検出処理を実施しており、現用系加入者線終端装
置12や現用系加入者線18a、18bに障害が発生し
た場合には、以下のような予備系切替処理を行う。
【0035】この処理を図4及び図5を参照して説明す
る。例えば、図4に示されるように、交換装置が、網終
端装置11(NT1)と現用系加入者線終端装置12
(SLT1)を接続する上り用現用系加入者線18aに
障害が発生したことを検出すると、交換装置は、n対1
セレクタ回路19aを制御して、当該網終端装置11
(NT1)との分配線20aが接続された入力端とその
出力端とを接続する。
る。例えば、図4に示されるように、交換装置が、網終
端装置11(NT1)と現用系加入者線終端装置12
(SLT1)を接続する上り用現用系加入者線18aに
障害が発生したことを検出すると、交換装置は、n対1
セレクタ回路19aを制御して、当該網終端装置11
(NT1)との分配線20aが接続された入力端とその
出力端とを接続する。
【0036】これにより、該当分配線20a、n対1セ
レクタ回路19a、電気光変換回路21a、上り用予備
系加入者線22a及び予備系加入者線終端装置13で構
成される上り用予備系通信路を介して、該当加入者端末
からの伝送信号を受信することができる。
レクタ回路19a、電気光変換回路21a、上り用予備
系加入者線22a及び予備系加入者線終端装置13で構
成される上り用予備系通信路を介して、該当加入者端末
からの伝送信号を受信することができる。
【0037】また、例えば、図5に示されるように、交
換装置が、現用系加入者線終端装置12(SLT2)に
障害が発生したことを検出すると、交換装置は、当該網
終端装置11(NT2)の2対1セレクタ回路15bを
制御して、1対n分配回路19bとの分配線20bが接
続された入力端とその出力端とを接続する。
換装置が、現用系加入者線終端装置12(SLT2)に
障害が発生したことを検出すると、交換装置は、当該網
終端装置11(NT2)の2対1セレクタ回路15bを
制御して、1対n分配回路19bとの分配線20bが接
続された入力端とその出力端とを接続する。
【0038】これにより、予備系加入者線終端装置1
3、下り用予備系加入者線22b、光電気変換回路21
b、1対n分配回路19b及び当該分配線20bで構成
される下り用予備系通信路を介して、当該加入者端末は
交換装置からの伝送信号を受信することができる。
3、下り用予備系加入者線22b、光電気変換回路21
b、1対n分配回路19b及び当該分配線20bで構成
される下り用予備系通信路を介して、当該加入者端末は
交換装置からの伝送信号を受信することができる。
【0039】このように、現用系通信路(現用系加入者
線18a、18bや現用系加入者線終端装置12)に障
害が発生した場合には、ただちに上り用予備系通信路及
び/又は下り用予備系通信路に切り替えて通信を継続す
ることができるようになり、通信の信頼性を向上するこ
とができる。
線18a、18bや現用系加入者線終端装置12)に障
害が発生した場合には、ただちに上り用予備系通信路及
び/又は下り用予備系通信路に切り替えて通信を継続す
ることができるようになり、通信の信頼性を向上するこ
とができる。
【0040】また、n対1セレクタ回路19a、電気光
変換回路21a、1対n分配回路19b、光電気変換回
路21bで構成される切替手段は、管轄する網終端装置
11に対して距離的に近い位置に設置することができ、
この切替手段と予備系加入者線終端装置13とは上り下
りで一対の光ファイバケーブルからなる予備系加入者線
22a、22bにより接続されているから、前述した全
ての構成を2重化するものと比較して、低コスト化を図
ることができる。
変換回路21a、1対n分配回路19b、光電気変換回
路21bで構成される切替手段は、管轄する網終端装置
11に対して距離的に近い位置に設置することができ、
この切替手段と予備系加入者線終端装置13とは上り下
りで一対の光ファイバケーブルからなる予備系加入者線
22a、22bにより接続されているから、前述した全
ての構成を2重化するものと比較して、低コスト化を図
ることができる。
【0041】なお、交換装置によるn対1セレクタ回路
19a又は2対1セレクタ回路15bに対する制御は、
それぞれを独立した制御線で接続して制御信号を送るよ
うにすることができるが、交換装置と網終端装置11と
は距離的に非常に離れていることが多く、コスト増とな
るため、予備系通信路を介して制御信号を送るようにす
ると良い。
19a又は2対1セレクタ回路15bに対する制御は、
それぞれを独立した制御線で接続して制御信号を送るよ
うにすることができるが、交換装置と網終端装置11と
は距離的に非常に離れていることが多く、コスト増とな
るため、予備系通信路を介して制御信号を送るようにす
ると良い。
【0042】また、上記第1実施例の図3に示した下り
の構成を変更して、1対n分配回路19bに代えて、交
換装置の制御により選択的に切替え接続する1対nセレ
クタ回路を設け、網終端装置11の2対1セレクタ回路
15bに代えて、2対1合流回路を設けて構成すること
ができ、この場合にも同様の効果を達成することができ
る。 (2)第2実施例 図6乃至図9は本発明第2実施例を説明するための図で
あり、図6は上りの構成を示す図であり、図7は下りの
構成を示す図である。図8は上りの構成における障害発
生時の動作を示す図であり、図9は下りの構成における
障害発生時の動作を示す図である。
の構成を変更して、1対n分配回路19bに代えて、交
換装置の制御により選択的に切替え接続する1対nセレ
クタ回路を設け、網終端装置11の2対1セレクタ回路
15bに代えて、2対1合流回路を設けて構成すること
ができ、この場合にも同様の効果を達成することができ
る。 (2)第2実施例 図6乃至図9は本発明第2実施例を説明するための図で
あり、図6は上りの構成を示す図であり、図7は下りの
構成を示す図である。図8は上りの構成における障害発
生時の動作を示す図であり、図9は下りの構成における
障害発生時の動作を示す図である。
【0043】図6及び図7において、31は複数の加入
者端末が接続される複数の網終端装置(NT1〜NT
n)である。32は交換装置に接続された現用系加入者
線終端装置(SLT1〜SLTn)である。
者端末が接続される複数の網終端装置(NT1〜NT
n)である。32は交換装置に接続された現用系加入者
線終端装置(SLT1〜SLTn)である。
【0044】33は予備系加入者線終端装置(SLT予
備)であり、予備系加入者線終端装置33は、現用系加
入者線終端装置32の数がn個(nは2以上の自然数、
以下同じ)に対して1個設けられている。なお、nはシ
ステムの構成や障害頻度等に応じて適宜に設定される
が、例えば、「4」、「8」、「16」又は「32」と
することができる。
備)であり、予備系加入者線終端装置33は、現用系加
入者線終端装置32の数がn個(nは2以上の自然数、
以下同じ)に対して1個設けられている。なお、nはシ
ステムの構成や障害頻度等に応じて適宜に設定される
が、例えば、「4」、「8」、「16」又は「32」と
することができる。
【0045】図6を参照して、上りの構成について説明
する。各網終端装置31は電気信号を光信号に変換する
電気光変換回路(E/O)34a及び1対2光分配回路
(光カプラ)35aをそれぞれ有している。1対2光分
配回路35aは、1個の入力端から入力される光信号を
2個の出力端に分配出力する回路である。
する。各網終端装置31は電気信号を光信号に変換する
電気光変換回路(E/O)34a及び1対2光分配回路
(光カプラ)35aをそれぞれ有している。1対2光分
配回路35aは、1個の入力端から入力される光信号を
2個の出力端に分配出力する回路である。
【0046】現用系加入者線終端装置32は、光信号を
電気信号に変換する光電気変換回路(O/E)36aを
それぞれ有している。予備系加入者線終端装置33は、
光信号を電気信号に変換する光電気変換回路(O/E)
37aを有している。
電気信号に変換する光電気変換回路(O/E)36aを
それぞれ有している。予備系加入者線終端装置33は、
光信号を電気信号に変換する光電気変換回路(O/E)
37aを有している。
【0047】各網終端装置31の電気光変換回路34a
は、1対2光分配回路35aの1個の入力端に接続され
ており、1対2光分配回路35aの2個の出力端の一方
は、対応する現用系加入者線終端装置32の光電気変換
回路36aに、それぞれ光ファイバケーブルからなる上
り用の現用系加入者線38aを介して接続されている。
は、1対2光分配回路35aの1個の入力端に接続され
ており、1対2光分配回路35aの2個の出力端の一方
は、対応する現用系加入者線終端装置32の光電気変換
回路36aに、それぞれ光ファイバケーブルからなる上
り用の現用系加入者線38aを介して接続されている。
【0048】また、39aはn×1光スイッチ(光S
W)であり、n×1光スイッチ39aは、交換装置の制
御により、光信号が入力されるn個の入力端のうちの一
つと1個の出力端とを選択的に接続する回路である。
W)であり、n×1光スイッチ39aは、交換装置の制
御により、光信号が入力されるn個の入力端のうちの一
つと1個の出力端とを選択的に接続する回路である。
【0049】このn×1光スイッチ39aは、網終端装
置31の数がn個に対して1個の割合で設けられてい
る。n×1光スイッチ39aのn個の入力端は各網終端
装置31の1対2光分配回路35aの2個の出力端の他
方にそれぞれ光ファイバケーブルからなる分配線40a
を介して接続されている。
置31の数がn個に対して1個の割合で設けられてい
る。n×1光スイッチ39aのn個の入力端は各網終端
装置31の1対2光分配回路35aの2個の出力端の他
方にそれぞれ光ファイバケーブルからなる分配線40a
を介して接続されている。
【0050】n×1光スイッチ39aの1個の出力端
は、予備系加入者線終端装置33の光電気変換回路37
aに光ファイバケーブルからなる上り用の予備系加入者
線42aを介して接続されている。
は、予備系加入者線終端装置33の光電気変換回路37
aに光ファイバケーブルからなる上り用の予備系加入者
線42aを介して接続されている。
【0051】次いで、図7を参照して下りの構成を説明
する。各網終端装置31は光信号を電気信号に変換する
光電気変換回路(O/E)34b及び2対1光合流回路
(光カプラ)35bをそれぞれ有している。この2対1
光合流回路35bは、2個の入力端から入力される光信
号を1個の出力端に合流出力する回路である。
する。各網終端装置31は光信号を電気信号に変換する
光電気変換回路(O/E)34b及び2対1光合流回路
(光カプラ)35bをそれぞれ有している。この2対1
光合流回路35bは、2個の入力端から入力される光信
号を1個の出力端に合流出力する回路である。
【0052】現用系加入者線終端装置32は、電気信号
を光信号に変換する電気光変換回路(E/O)36bを
それぞれ有している。予備系加入者線終端装置33は、
電気信号を光信号に変換する電気光変換回路(E/O)
37bを有している。
を光信号に変換する電気光変換回路(E/O)36bを
それぞれ有している。予備系加入者線終端装置33は、
電気信号を光信号に変換する電気光変換回路(E/O)
37bを有している。
【0053】各網終端装置31の光電気変換回路34b
は、2対1光合流回路35bの1個の出力端に接続され
ており、2対1光合流回路35bの2個の入力端の一方
は、対応する現用系加入者線終端装置32の電気光変換
回路36bに、それぞれ光ファイバケーブルからなる下
り用の現用系加入者線38bを介して接続されている。
は、2対1光合流回路35bの1個の出力端に接続され
ており、2対1光合流回路35bの2個の入力端の一方
は、対応する現用系加入者線終端装置32の電気光変換
回路36bに、それぞれ光ファイバケーブルからなる下
り用の現用系加入者線38bを介して接続されている。
【0054】また、39bは1×n光スイッチ(光S
W)であり、1×n光スイッチ39bは、交換装置の制
御により、n個の出力端のうちの一つと光信号が入力さ
れる1個の入力端とを選択的に接続する回路である。
W)であり、1×n光スイッチ39bは、交換装置の制
御により、n個の出力端のうちの一つと光信号が入力さ
れる1個の入力端とを選択的に接続する回路である。
【0055】この1×n光スイッチ39bは、網終端装
置31の数がn個に対して1個の割合で設けられてい
る。1×n光スイッチ39bのn個の出力端は各網終端
装置31の2対1光合流回路35bの2個の入力端の他
方にそれぞれ光ファイバケーブルからなる分配線40b
を介して接続されている。
置31の数がn個に対して1個の割合で設けられてい
る。1×n光スイッチ39bのn個の出力端は各網終端
装置31の2対1光合流回路35bの2個の入力端の他
方にそれぞれ光ファイバケーブルからなる分配線40b
を介して接続されている。
【0056】1×n光スイッチ39bの1個の入力端
は、予備系加入者線終端装置33の電気光変換回路37
bに光ファイバケーブルからなる下り用の予備系加入者
線42bを介して接続されている。
は、予備系加入者線終端装置33の電気光変換回路37
bに光ファイバケーブルからなる下り用の予備系加入者
線42bを介して接続されている。
【0057】しかして、交換装置は、各網終端装置31
や各現用系加入者線終端装置32に対して定期的にある
いは不定期的に保守のための信号を送出し、これに対す
る応答の有無により障害の発生を監視するループ試験等
の障害検出処理を実施しており、現用系加入者線終端装
置32や現用系加入者線38a、38bに障害が発生し
た場合には、以下のような予備系切替処理を行う。
や各現用系加入者線終端装置32に対して定期的にある
いは不定期的に保守のための信号を送出し、これに対す
る応答の有無により障害の発生を監視するループ試験等
の障害検出処理を実施しており、現用系加入者線終端装
置32や現用系加入者線38a、38bに障害が発生し
た場合には、以下のような予備系切替処理を行う。
【0058】この処理を図8及び図9を参照して説明す
る。例えば、図8に示されるように、交換装置が、網終
端装置31(NT1)と現用系加入者線終端装置32
(SLT1)を接続する上り用現用系加入者線38aに
障害が発生したことを検出すると、交換装置は、n×1
光スイッチ39aを制御して、当該網終端装置31(N
T1)との分配線40aが接続された入力端とその出力
端とを接続する。
る。例えば、図8に示されるように、交換装置が、網終
端装置31(NT1)と現用系加入者線終端装置32
(SLT1)を接続する上り用現用系加入者線38aに
障害が発生したことを検出すると、交換装置は、n×1
光スイッチ39aを制御して、当該網終端装置31(N
T1)との分配線40aが接続された入力端とその出力
端とを接続する。
【0059】これにより、交換装置は、当該分配線40
a、n×1光スイッチ39a、上り用予備系加入者線4
2a及び予備系加入者線終端装置33で構成される上り
用予備系通信路を介して、当該加入者端末からの伝送信
号を受信することができる。
a、n×1光スイッチ39a、上り用予備系加入者線4
2a及び予備系加入者線終端装置33で構成される上り
用予備系通信路を介して、当該加入者端末からの伝送信
号を受信することができる。
【0060】また、例えば、図9に示されるように、交
換装置が、現用系加入者線終端装置32(SLT2)に
障害が発生したことを検出すると、交換装置は、1×n
光スイッチ39bを制御して、当該網終端装置31(N
T2)との分配線40bが接続された出力端とその入力
端とを接続する。
換装置が、現用系加入者線終端装置32(SLT2)に
障害が発生したことを検出すると、交換装置は、1×n
光スイッチ39bを制御して、当該網終端装置31(N
T2)との分配線40bが接続された出力端とその入力
端とを接続する。
【0061】これにより、予備系加入者線終端装置3
3、下り用予備系加入者線42b、1×n光スイッチ3
9b及び当該分配線40bで構成される下り用予備系通
信路を介して、当該加入者端末は交換装置からの伝送信
号を受信することができる。
3、下り用予備系加入者線42b、1×n光スイッチ3
9b及び当該分配線40bで構成される下り用予備系通
信路を介して、当該加入者端末は交換装置からの伝送信
号を受信することができる。
【0062】このように、現用系通信路(現用系加入者
線38a、38bや加入者線終端装置32)に障害が発
生した場合には、ただちに上り用予備系通信路及び/又
は下り用予備系通信路に切り替えて通信を継続すること
ができるようになり、その信頼性を向上することができ
る。
線38a、38bや加入者線終端装置32)に障害が発
生した場合には、ただちに上り用予備系通信路及び/又
は下り用予備系通信路に切り替えて通信を継続すること
ができるようになり、その信頼性を向上することができ
る。
【0063】また、n×1光スイッチ39a、1×n光
スイッチ39bで構成される切替手段は、管轄する網終
端装置31に対して距離的に近い位置に設置することが
でき、この切替手段と予備系加入者線終端装置33とは
上り下りで一対の光ファイバケーブルからなる予備系加
入者線42a、42bにより接続されているから、前述
した全ての構成を2重化する対策と比較して、低コスト
化を図ることができる。
スイッチ39bで構成される切替手段は、管轄する網終
端装置31に対して距離的に近い位置に設置することが
でき、この切替手段と予備系加入者線終端装置33とは
上り下りで一対の光ファイバケーブルからなる予備系加
入者線42a、42bにより接続されているから、前述
した全ての構成を2重化する対策と比較して、低コスト
化を図ることができる。
【0064】なお、交換装置によるn×1光スイッチ3
9a又は1×n光スイッチ39bに対する制御は、それ
ぞれを独立した制御線で接続して制御信号を送るように
することができるが、交換装置と網終端装置31とは距
離的に非常に離れていることが多く、コスト増となるた
め、予備系通信路を介して制御信号を送るようにすると
良い。 (3)第3実施例 図10は本発明第3実施例の構成を示す図であり、図1
1はその障害発生時の動作を示す図である。
9a又は1×n光スイッチ39bに対する制御は、それ
ぞれを独立した制御線で接続して制御信号を送るように
することができるが、交換装置と網終端装置31とは距
離的に非常に離れていることが多く、コスト増となるた
め、予備系通信路を介して制御信号を送るようにすると
良い。 (3)第3実施例 図10は本発明第3実施例の構成を示す図であり、図1
1はその障害発生時の動作を示す図である。
【0065】上記第1又は第2実施例は、加入者線が上
り用と下り用でそれぞれ物理的に独立した光ファイバケ
ーブルによる構成であったが、この実施例は、上り用と
下り用で物理的に単一の光ファイバケーブルで構成し、
上り用と下り用で波長を異ならせて双方向通信を可能と
した場合の例である。
り用と下り用でそれぞれ物理的に独立した光ファイバケ
ーブルによる構成であったが、この実施例は、上り用と
下り用で物理的に単一の光ファイバケーブルで構成し、
上り用と下り用で波長を異ならせて双方向通信を可能と
した場合の例である。
【0066】図10において、51は複数の加入者端末
が接続される複数の網終端装置(NT1〜NTn)であ
る。52は交換装置に接続された現用系加入者線終端装
置(SLT1〜SLTn)である。
が接続される複数の網終端装置(NT1〜NTn)であ
る。52は交換装置に接続された現用系加入者線終端装
置(SLT1〜SLTn)である。
【0067】53は予備系加入者線終端装置(SLT予
備)であり、予備系加入者線終端装置53は、現用系加
入者線終端装置52の数がn個(nは2以上の自然数、
以下同じ)に対して1個設けられている。なお、nはシ
ステムの構成や障害頻度等に応じて適宜に設定される
が、例えば、「4」、「8」、「16」又は「32」と
することができる。
備)であり、予備系加入者線終端装置53は、現用系加
入者線終端装置52の数がn個(nは2以上の自然数、
以下同じ)に対して1個設けられている。なお、nはシ
ステムの構成や障害頻度等に応じて適宜に設定される
が、例えば、「4」、「8」、「16」又は「32」と
することができる。
【0068】各網終端装置51は、電気信号を光信号に
変換する電気光変換回路(E/O)54aと光信号を電
気信号に変換する光電気変換回路(O/E)54bをそ
れぞれ有している。また、各網終端装置51は、1対2
(2対1)光合流分配回路(光カプラ)55をそれぞれ
有している。
変換する電気光変換回路(E/O)54aと光信号を電
気信号に変換する光電気変換回路(O/E)54bをそ
れぞれ有している。また、各網終端装置51は、1対2
(2対1)光合流分配回路(光カプラ)55をそれぞれ
有している。
【0069】さらに、各網終端装置51は、WDM(W
avelength Demultiplexer)カ
プラ61をそれぞれ有している。このWDMカプラ61
は、電気光変換回路54aからのλ1 なる波長の光伝送
信号を光合流分配回路55に送り、光合流分配回路55
からのλ2 なる波長の光伝送信号を光電気変換回路54
bに送る機能を有する光カプラである。
avelength Demultiplexer)カ
プラ61をそれぞれ有している。このWDMカプラ61
は、電気光変換回路54aからのλ1 なる波長の光伝送
信号を光合流分配回路55に送り、光合流分配回路55
からのλ2 なる波長の光伝送信号を光電気変換回路54
bに送る機能を有する光カプラである。
【0070】現用系加入者線終端装置52は、光信号を
電気信号に変換する光電気変換回路(O/E)56a及
び電気信号を光信号に変換する電気光変換回路56bを
それぞれ有している。また、現用系加入者線終端装置5
2は、光ファイバケーブルからなる単一の上り下り双方
向用の現用系加入者線58の一端が接続されたWDM
(Wavelength Demultiplexe
r)カプラ63をそれぞれ有している。
電気信号に変換する光電気変換回路(O/E)56a及
び電気信号を光信号に変換する電気光変換回路56bを
それぞれ有している。また、現用系加入者線終端装置5
2は、光ファイバケーブルからなる単一の上り下り双方
向用の現用系加入者線58の一端が接続されたWDM
(Wavelength Demultiplexe
r)カプラ63をそれぞれ有している。
【0071】このWDMカプラ63は、現用系加入者線
58からのλ1 なる波長の光伝送信号を光電気変換回路
56aに送り、電気光変換回路56bからのλ2 なる波
長の光伝送信号を現用系加入者線58に送る機能を有す
る光カプラである。
58からのλ1 なる波長の光伝送信号を光電気変換回路
56aに送り、電気光変換回路56bからのλ2 なる波
長の光伝送信号を現用系加入者線58に送る機能を有す
る光カプラである。
【0072】予備系加入者線終端装置53は、光信号を
電気信号に変換する光電気変換回路(O/E)57a及
び電気信号を光信号に変換する電気光変換回路57bを
有している。また、予備系加入者線終端装置53は、光
ファイバケーブルからなる単一の上り下り双方向用の予
備系加入者線62の一端が接続されたWDM(Wave
length Demultiplexer)カプラ6
4を有している。
電気信号に変換する光電気変換回路(O/E)57a及
び電気信号を光信号に変換する電気光変換回路57bを
有している。また、予備系加入者線終端装置53は、光
ファイバケーブルからなる単一の上り下り双方向用の予
備系加入者線62の一端が接続されたWDM(Wave
length Demultiplexer)カプラ6
4を有している。
【0073】このWDMカプラ64は、予備系加入者線
62からのλ1 なる波長の光伝送信号を光電気変換回路
57aに送り、電気光変換回路57bからのλ2 なる波
長の光伝送信号を予備系加入者線62に送る機能を有す
る光カプラである。
62からのλ1 なる波長の光伝送信号を光電気変換回路
57aに送り、電気光変換回路57bからのλ2 なる波
長の光伝送信号を予備系加入者線62に送る機能を有す
る光カプラである。
【0074】各網終端装置51の光合流分配回路55に
は、対応する現用系加入者線終端装置52のWDMカプ
ラ63との現用系加入者線58の他端が接続されてい
る。59はn×1(1×n)光スイッチ(光SW)であ
り、この光スイッチ59は、網終端装置51の数がn個
に対して1個の割合で設けられている。この光スイッチ
59は各網終端装置51の光合流分配回路55にそれぞ
れ光ファイバケーブルからなる分配線60を介して接続
されている。
は、対応する現用系加入者線終端装置52のWDMカプ
ラ63との現用系加入者線58の他端が接続されてい
る。59はn×1(1×n)光スイッチ(光SW)であ
り、この光スイッチ59は、網終端装置51の数がn個
に対して1個の割合で設けられている。この光スイッチ
59は各網終端装置51の光合流分配回路55にそれぞ
れ光ファイバケーブルからなる分配線60を介して接続
されている。
【0075】また、光スイッチ59には、予備系加入者
線終端装置53のWDMカプラ64との予備系加入者線
62の他端が接続されている。この光スイッチ59は、
交換装置の制御により、各網終端装置51に対する接続
線60のうちの一つと予備系加入者線62を選択的に接
続する。
線終端装置53のWDMカプラ64との予備系加入者線
62の他端が接続されている。この光スイッチ59は、
交換装置の制御により、各網終端装置51に対する接続
線60のうちの一つと予備系加入者線62を選択的に接
続する。
【0076】しかして、交換装置は、網終端装置51や
現用系加入者線終端装置52に対して定期的にあるいは
不定期的に保守のための信号を送出し、これに対する応
答の有無により障害の発生を監視するループ試験等の障
害検出処理を実施しており、現用系加入者線終端装置5
2や現用系加入者線58に障害が発生した場合には、以
下のような予備系切替処理を行う。
現用系加入者線終端装置52に対して定期的にあるいは
不定期的に保守のための信号を送出し、これに対する応
答の有無により障害の発生を監視するループ試験等の障
害検出処理を実施しており、現用系加入者線終端装置5
2や現用系加入者線58に障害が発生した場合には、以
下のような予備系切替処理を行う。
【0077】この処理を図11を参照して説明する。例
えば、交換装置が、網終端装置51(NT1)と現用系
加入者線終端装置52(SLT1)を接続する現用系加
入者線58に障害が発生したことを検出すると、交換装
置は、光スイッチ59を制御して、当該網終端装置51
(NT1)との分配線60と予備系加入者線62とを接
続する。
えば、交換装置が、網終端装置51(NT1)と現用系
加入者線終端装置52(SLT1)を接続する現用系加
入者線58に障害が発生したことを検出すると、交換装
置は、光スイッチ59を制御して、当該網終端装置51
(NT1)との分配線60と予備系加入者線62とを接
続する。
【0078】これにより、当該分配線60、光スイッチ
59、予備系加入者線62及び予備系加入者線終端装置
53で構成される予備系通信路を介して、交換装置は当
該加入者端末からの伝送信号を受信し、あるいは当該加
入者端末に対して伝送信号を送信することができる。
59、予備系加入者線62及び予備系加入者線終端装置
53で構成される予備系通信路を介して、交換装置は当
該加入者端末からの伝送信号を受信し、あるいは当該加
入者端末に対して伝送信号を送信することができる。
【0079】このように、現用系通信路(現用系加入者
線58や加入者線終端装置52)に障害が発生した場合
には、ただちに予備系通信路に切り替えて通信を継続す
ることができるようになり、通信の信頼性を向上するこ
とができる。
線58や加入者線終端装置52)に障害が発生した場合
には、ただちに予備系通信路に切り替えて通信を継続す
ることができるようになり、通信の信頼性を向上するこ
とができる。
【0080】また、光スイッチ59を備えて構成される
切替手段は、管轄する網終端装置51に対して距離的に
近い位置に設置することができ、この切替手段と予備系
加入者線終端装置53とは上り下りで共用の単一の光フ
ァイバケーブルからなる予備系加入者線62により接続
されているから、前述した全ての構成を2重化する対策
と比較して、低コスト化を図ることができる。
切替手段は、管轄する網終端装置51に対して距離的に
近い位置に設置することができ、この切替手段と予備系
加入者線終端装置53とは上り下りで共用の単一の光フ
ァイバケーブルからなる予備系加入者線62により接続
されているから、前述した全ての構成を2重化する対策
と比較して、低コスト化を図ることができる。
【0081】なお、交換装置による光スイッチ59に対
する制御は、それぞれを独立した制御線で接続して制御
信号を送るようにすることができるが、交換装置と網終
端装置51とは距離的に非常に離れていることが多く、
コスト増となるため、予備系通信路を介して制御信号を
送るようにすると良い。
する制御は、それぞれを独立した制御線で接続して制御
信号を送るようにすることができるが、交換装置と網終
端装置51とは距離的に非常に離れていることが多く、
コスト増となるため、予備系通信路を介して制御信号を
送るようにすると良い。
【0082】また、上記実施例では、上り用と下り用で
波長を異ならせて双方向通信を可能とした加入者アクセ
スネットワークに本発明を適用した場合について説明し
ているが、他の方法で双方向通信を可能とした加入者ア
クセスネットワークについて本発明を適用できることは
勿論である。
波長を異ならせて双方向通信を可能とした加入者アクセ
スネットワークに本発明を適用した場合について説明し
ているが、他の方法で双方向通信を可能とした加入者ア
クセスネットワークについて本発明を適用できることは
勿論である。
【0083】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したか
ら、加入者線の障害あるいは加入者線終端装置に故障等
が発生し、現用系通信路の使用ができなくなった場合に
は、予備系通信路にただちに切り替えて通信を継続する
ことができ、通信不能という最悪の事態を回避すること
ができ、加入者アクセスネットワークの信頼性を大幅に
向上することができるという効果を奏する。
ら、加入者線の障害あるいは加入者線終端装置に故障等
が発生し、現用系通信路の使用ができなくなった場合に
は、予備系通信路にただちに切り替えて通信を継続する
ことができ、通信不能という最悪の事態を回避すること
ができ、加入者アクセスネットワークの信頼性を大幅に
向上することができるという効果を奏する。
【0084】また、低コストで信頼性の高い加入者アク
セスネットワークを実現できるという効果もある。
セスネットワークを実現できるという効果もある。
【図1】本発明の原理構成を示す図である。
【図2】本発明第1実施例の上りの構成を示す図であ
る。
る。
【図3】本発明第1実施例の下りの構成を示す図であ
る。
る。
【図4】本発明第1実施例の上りの構成における障害発
生時の動作を示す図である。
生時の動作を示す図である。
【図5】本発明第1実施例の下りの構成における障害発
生時の動作を示す図である。
生時の動作を示す図である。
【図6】本発明第2実施例の上りの構成を示す図であ
る。
る。
【図7】本発明第2実施例の下りの構成を示す図であ
る。
る。
【図8】本発明第2実施例の上りの構成における障害発
生時の動作を示す図である。
生時の動作を示す図である。
【図9】本発明第2実施例の下りの構成における障害発
生時の動作を示す図である。
生時の動作を示す図である。
【図10】本発明第3実施例の構成を示す図である。
【図11】本発明第3実施例の構成における障害発生時
の動作を示す図である。
の動作を示す図である。
【図12】一般的な加入者アクセスネットワークの構成
を示す図である。
を示す図である。
【図13】従来の加入者アクセスネットワークの構成を
示す図である。
示す図である。
1 加入者端末 2 網終端装置 3 現用系加入者線 4 現用系加入者線終端装置 5 交換装置 6 予備系加入者線終端装置 7 分配線 8 予備系加入者線 9 切替手段 10 合流/分配手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/14 H04M 3/00 E 7406−5K
Claims (5)
- 【請求項1】 加入者端末(1) が接続される複数の網終
端装置(2) を、それぞれ現用系加入者線(3) 及び現用系
加入者線終端装置(4) を介して交換装置(5)に接続して
構成される加入者アクセスネットワークにおいて、 前記交換装置(5) に接続された予備系加入者線終端装置
(6) と、 前記網終端装置(2) のそれぞれに分配線(7) を介して接
続されるとともに、該予備系加入者線終端装置(6) に予
備系加入者線(8) を介して接続され、前記交換装置(5)
の制御により該各分配線(7) と該予備系加入者線(8) と
を選択的に切替え接続する切替手段(9) と、 前記網終端装置(2) にそれぞれ設けられ、伝送信号を現
用系加入者線(3) 及び分配線(7) に対して合流又は分配
する合流/分配手段(10)とを備えたことを特徴とする加
入者アクセスネットワーク。 - 【請求項2】 加入者端末が接続される複数の網終端装
置(11)を、それぞれ上り用及び下り用で一対の現用系加
入者線(18a,18b) 及び現用系加入者線終端装置(12)を介
して交換装置に接続して構成される加入者アクセスネッ
トワークにおいて、 前記交換装置に接続された予備系加入者線終端装置(13)
と、 前記網終端装置(11)にそれぞれ設けられた上り用1対2
分配回路(15a) と、 該網終端装置(11)のそれぞれの上り用1対2分配回路(1
5a) に分配線(20a) を介して接続されるとともに、前記
予備系加入者線終端装置(13)に上り用予備系加入者線(2
2a) を介して接続され、前記交換装置の制御により作動
する上り用n対1セレクタ回路(19a) と、 前記網終端装置(11)にそれぞれ設けられ、前記交換装置
の制御により作動する下り用2対1セレクタ回路(15b)
と、 該網終端装置(11)のそれぞれの下り用2対1セレクタ回
路(15b) に分配線(20b) を介して接続されるとともに、
前記予備系加入者線終端装置(13)に下り用予備系加入者
線(22b) を介して接続された下り用1対n分配回路(19
b) と、を備えたことを特徴とする加入者アクセスネッ
トワーク。 - 【請求項3】 加入者端末が接続される複数の網終端装
置(11)を、それぞれ上り用及び下り用で一対の現用系加
入者線(18a,18b) 及び現用系加入者線終端装置(12)を介
して交換装置に接続して構成される加入者アクセスネッ
トワークにおいて、 前記交換装置に接続された予備系加入者線終端装置(13)
と、 前記網終端装置(11)にそれぞれ設けられた上り用1対2
分配回路(15a) と、 該網終端装置(11)のそれぞれの上り用1対2分配回路(1
5a) に分配線(20a) を介して接続されるとともに、前記
予備系加入者線終端装置(13)に上り用予備系加入者線(2
2a) を介して接続され、前記交換装置の制御により作動
する上り用n対1セレクタ回路(19a) と、 前記網終端装置(11)にそれぞれ設けられた下り用2対1
合流回路と、 該網終端装置(11)のそれぞれの下り用2対1合流回路に
分配線(20b) を介して接続されるとともに、前記予備系
加入者線終端装置(13)に下り用予備系加入者線(22b) を
介して接続され、前記交換装置の制御により作動する下
り用1対nセレクタ回路と、を備えたことを特徴とする
加入者アクセスネットワーク。 - 【請求項4】 加入者端末が接続される複数の網終端装
置(31)を、それぞれ光ファイバからなる上り用及び下り
用で一対の現用系加入者線(38a,38b) 及び現用系加入者
線終端装置(32)を介して交換装置に接続して構成される
加入者アクセスネットワークにおいて、 前記交換装置に接続された予備系加入者線終端装置(33)
と、 前記網終端装置(31)にそれぞれ設けられた上り用1対2
光分配回路(35a) と、 該網終端装置(31)のそれぞれの上り用1対2光分配回路
(35a) に光ファイバからなる分配線(40a) を介して接続
されるとともに、前記予備系加入者線終端装置(33)に光
ファイバからなる上り用予備系加入者線(42a) を介して
接続され、前記交換装置の制御により作動する上り用n
×1光スイッチ(39a) と、 前記網終端装置(31)にそれぞれ設けられた下り用2対1
光合流回路(35b) と、 該網終端装置(31)のそれぞれの下り用2対1光合流回路
(35b) に光ファイバからなる分配線(40b) を介して接続
されるとともに、前記予備系加入者線終端装置(33)に光
ファイバからなる下り用予備系加入者線(42b) を介して
接続され、前記交換装置の制御により作動する下り用1
×n光スイッチ(39b) と、を備えたことを特徴とする加
入者アクセスネットワーク。 - 【請求項5】 加入者端末が接続される複数の網終端装
置(51)を、それぞれ光ファイバからなる現用系加入者線
(58)及び現用系加入者線終端装置(52)を介して交換装置
に接続して構成され、上り下りで異なる波長を割り当て
て通信するようにした加入者アクセスネットワークにお
いて、 前記交換装置に接続されるとともに、WDMカプラ(64)
を有する予備系加入者線終端装置(53)と、 前記網終端装置(51)にそれぞれ設けられたWDMカプラ
(61)と、 該網終端装置(51)にそれぞれ設けられた光合流分配回路
(55)と、 該網終端装置(51)のそれぞれの光合流分配回路(55)に光
ファイバからなる分配線(60)を介して接続されるととも
に、前記予備系加入者線終端装置(53)に光ファイバから
なる予備系加入者線(62)を介して接続され、前記交換装
置の制御により作動する光スイッチ(59)と、を備えたこ
とを特徴とする加入者アクセスネットワーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6015501A JPH07226796A (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 加入者アクセスネットワーク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6015501A JPH07226796A (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 加入者アクセスネットワーク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07226796A true JPH07226796A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11890564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6015501A Withdrawn JPH07226796A (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 加入者アクセスネットワーク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07226796A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140057295A (ko) | 2011-11-22 | 2014-05-12 | 니폰 덴신 덴와 가부시끼가이샤 | Pon 프로텍션 시스템의 자기진단 방법 및 pon 프로텍션 시스템 |
-
1994
- 1994-02-09 JP JP6015501A patent/JPH07226796A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140057295A (ko) | 2011-11-22 | 2014-05-12 | 니폰 덴신 덴와 가부시끼가이샤 | Pon 프로텍션 시스템의 자기진단 방법 및 pon 프로텍션 시스템 |
US9276670B2 (en) | 2011-11-22 | 2016-03-01 | Nippon Telegraoh and Telephone Corporation | Self-diagnostic method for PON protection system, and PON protection system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010508 |