JPH07226718A - 光信号伝送方式 - Google Patents

光信号伝送方式

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JPH07226718A
JPH07226718A JP6040543A JP4054394A JPH07226718A JP H07226718 A JPH07226718 A JP H07226718A JP 6040543 A JP6040543 A JP 6040543A JP 4054394 A JP4054394 A JP 4054394A JP H07226718 A JPH07226718 A JP H07226718A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はハブに光信号のバスラインへの送出
を制御する機能を持たせることにより、双方向伝送が可
能な加入者装置の台数の増大化及び加入者装置の標準化
を実現し得る光信号伝送方式を提供することを目的とす
る。 【構成】 センタ設備1はバスライン5上の光分岐器2
1 〜2m に1対1に対応して設けられたハブ31 〜3m
を介して加入者装置411〜4mnに接続されている。ハブ
1 〜3m は各加入者装置411〜4mnからの光上り信号
の送信要求に対して、上位バスラインへの光上り信号送
出を制御する機能を備えている。加入者装置411〜4mn
のうち同一のハブに接続されているn個の加入者装置の
送信信号のキャリア周波数は同一で、異なるハブに接続
されている加入者装置における送信信号のキャリア周波
数は、互いに異なる。加入者装置411〜4mnから送出さ
れる光上り信号の光波長は、すべて同一の値に設定され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光信号伝送方式に係り、
特に対向する1台のセンタ設備とN個(Nは2以上の自
然数)の端末装置との間で双方向の光通信を行うシステ
ムの、N個の端末装置から1台のセンタ設備へ送信する
上り光信号の伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、対向する1対Nの送受信装置
間で双方向の光通信を行うスター型通信網の光通信シス
テムにおいて、N個の送受信装置(端末装置)のそれぞ
れは同一波長の上り光信号をバスラインに時分割的に送
信し、このバスラインの途中に設けたカプラにより合成
して1台の局装置(センタ設備)へ送出し、一方、1台
の局装置はN個の波長の下り光信号を上記カプラへ送信
し、カプラにより各波長毎に分岐して対応する送受信装
置へ送出する光通信方式が知られている(特開平3−6
4136号公報)。
【0003】しかし、この従来方式は上り光信号が同一
波長であるため、N個の送受信装置のそれぞれは、互い
に同期して上り光信号を時分割的に送信しなければなら
ない。そこで、上り光信号の波長とキャリア周波数のい
ずれか一方を異ならせることにより、送信タイミングを
時分割なものに限らずに任意にできる光信号伝送方式も
従来より知られている。
【0004】図7はこの従来の光信号伝送方式の一例の
構成図を示す。同図において、N個の加入者装置301
〜30Nは、共通のバスライン31上に設けられた対応
する光合波器321〜32Nへ、キャリア周波数fの送信
信号で光強度が変調された光波長λの光上り信号を送出
する。光合波器321〜32Nのうちセンタ設備33に最
も離れた位置にある光合波器32Nから取り出された光
上り信号は、各光合波器32N-1〜321で加入者装置3
N-1〜301からの光上り信号とそれぞれ合成された
後、センタ設備33に入力される。
【0005】ここで、従来の第一の方式としては、加入
者装置301〜30Nのそれぞれが、光上り信号の光波長
を同一のλ0とし、かつ、送信信号のキャリア周波数を
互いに異なる周波数fi(ただし、i=1,
2,...,N)に設定する方式であり、キャリア周波
数により加入者装置を識別することができる。従って、
各加入者装置の光上り信号の送出タイミングは任意にで
きる。
【0006】また、従来の第二の方式としては、加入者
装置301〜30Nのそれぞれが、送信信号のキャリア周
波数を同一のf0とし、かつ、光上り信号の光波長を互
いに異なるλi(ただし、i=1,2,...,N)に
設定する方式であり、光波長により加入者装置を識別す
ることができる。従って、各加入者装置の光上り信号の
送出タイミングは任意にできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の光信号伝
送方式は、光伝送路はパッシブ素子である光合波器32
1〜32Nで構成されており、システム設計及びメンテナ
ンスの点で有利である。
【0008】しかし、上記の従来の第一の方式では、光
上り信号用にキャリア周波数fiを各加入者装置30i
毎に割り当てるため、加入者装置30i毎に回路構成を
異ならせる必要があり、低コスト化が困難である。ま
た、多重可能なキャリア周波数に制限があるため、これ
により加入者装置の接続台数が制限される。
【0009】一方、上記の従来の第二の方式では、光上
り信号用に光波長λiを各加入者装置30i毎に割り当
てるため、光波長λiを各加入者装置30iにおいて正
確に制御する必要があり、加入者装置の耐環境特性や小
型化が困難であり、また第一の従来方式と同様に各加入
者装置30i毎に回路構成を異ならせる必要があるた
め、低コスト化が困難である。
【0010】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
ハブに光信号のバスラインへの送出を制御する機能を持
たせることにより、双方向伝送が可能な加入者装置の台
数の増大化及び加入者装置の標準化を実現し得る光信号
伝送方式を提供することを目的とする。
【0011】また、本発明の他の目的は、加入者装置の
低コスト化を実現し得る光信号伝送方式を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、単一の上位装置に対してN個(Nは2以上
の自然数)の加入者装置から送信信号で光強度変調され
た光上り信号をバスラインを介して伝送する光信号伝送
方式において、それぞれ1又は2以上の加入者装置が接
続され、接続された加入者装置からの光上り信号を時分
割的にバスラインを介して上位装置へ送出するm個(m
は2以上の自然数)のハブを設けると共に、ハブを通過
する光上り信号の光波長及び光上り信号の変調信号であ
る送信信号のキャリア周波数の一方をm個のハブ間で互
いに異なる値とし、かつ、同一のハブに接続された加入
者装置からの光上り信号の光波長及び送信信号のキャリ
ア周波数の他方を同一値として加入者装置から光上り信
号を送出する構成としたものである。
【0013】また、前記ハブは、ハブに接続された加入
者装置からの光上り信号を2分岐する光分岐器と、光分
岐器を介して1対1に対応して入力される加入者装置か
らの光上り信号を通過又は遮断する光スイッチと、光分
岐器からの光上り信号が入力され、優先順序に従って一
の加入者装置からの光上り信号のみを通過させるように
光スイッチを制御する光スイッチ制御部と、光スイッチ
からの光上り信号を合波してバスライン上へ送出する光
合波器とにより構成することが、ハブにより加入者装置
から入力された光上り信号を優先順位により定めて時分
割的に出力するのに適している点で好ましい。
【0014】
【作用】本発明では、1又は2以上の加入者装置からの
光上り信号は中継器であるハブにより時分割的にバスラ
インを介して上位装置へ送出するようにしているため、
同一のハブに接続された加入者装置からの光上り信号の
光波長及び送信信号のキャリア周波数の他方を同一値と
して加入者装置から光上り信号を送出することができ、
従って同一のハブに接続された加入者装置の構成を同一
とすることができる。
【0015】また、上記のハブを通過する光上り信号の
光波長及び光上り信号の変調信号である送信信号のキャ
リア周波数の一方をm個のハブ間で互いに異なる値とす
るようにしているため、上記上位装置ではどのハブに接
続された加入者装置からの光上り信号であるかを光波長
又はキャリア周波数により識別することができる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の一実施例の構成図を示す。本実施例は上位
装置である単一のセンタ設備1と、このセンタ設備1に
光ファイバであるバスライン5を介してm個縦続に接続
されている光分岐器2〜2と、光分岐器2〜2
にそれぞれ光上り信号を出力する中継器であるm個のハ
ブ3〜3と、端末装置である加入者装置411〜4
mnとよりなる。ハブ3 には加入者装置411〜4
1nからの光上り信号が入力される。同様に、ハブ3
,...,3のそれぞれにはn個の加入者装置4
21〜42n,...,4m1〜4mnが接続されてい
る。なお、ハブ3〜3 のうち同じハブに対する加
入者装置の接続個数nは、1以上で最大値nmax
でのいずれかの自然数である。
【0017】このように、本実施例ではセンタ設備1が
バスライン5上の光分岐器2〜2に1対1に対応し
て設けられたハブ3〜3及び光ファイバを介してm
×n個の加入者装置411〜4mnに接続された、1対
N(すなわち、N=m×n)の双方向の光通信システム
において、ハブ3〜3が各加入者装置411〜4
mnからの光上り信号の送信要求に対して、上位バスラ
インへの光上り信号送出を制御する機能を備えた点に特
徴を有する。なお、図1では光上り信号の伝送のみを矢
印で示しているが、光下り信号も矢印と逆方向に伝送可
能であることは勿論である。
【0018】上記のハブ3〜3はそれぞれ同一構成
であるので、代表してハブ3 の構成について図2と
共に説明する。同図において、図1と同一構成部分には
同一符号を付してある。図2において、ハブ3は加入
者装置411〜41nに1対1に対応して接続された光
分岐器711〜71nと、光分岐器711〜71nに1
対1に対応して接続された光スイッチ811〜8
1nと、光スイッチ811〜81nからの光上り信号を
それぞれ合成してバスライン5へ出力する光合波器9
と、光分岐器711〜71nにより分岐された光上り信
号がそれぞれ入力される光スイッチ制御部10と、光ス
イッチ制御部10により制御される光下り信号用光分岐
器13とよりなる。
【0019】光分岐器711〜71nは加入者装置4
11〜41nからの光上り信号を2分岐し、一方を光ス
イッチ制御部10へ送出し、他方を光スイッチ811
1nへ送出する。光スイッチ制御部10は、光分岐器
11〜71nを介して入力された各加入者装置411
〜41nからの光上り信号の送信要求を受信し、優先順
位を決定し、送信許可の返信を光下り信号に多重し、光
スイッチ811〜81nを開閉制御する。光スイッチ8
11〜81nを通過した光上り信号は、光合波器9を介
してバスライン5へ送出される。
【0020】ここで、光スイッチ制御部10は例えば図
3に示す如き構成とされている。同図に示すように、光
スイッチ制御部10は、光分岐器711〜71nに1対
1に対応して接続された送信要求判断部11〜11
と、送信要求判断部11〜11 からの光信号が入
力される光スイッチ制御回路12とよりなる。光スイッ
チ制御回路12は光スイッチ811〜81nへのスイッ
チング制御信号と、光下り信号用光分岐器13への送信
許可信号とを出力する。
【0021】送信要求判断部11〜11はそれぞれ
同一構成で、例えば図4に示す如き構成とされている。
送信要求判断部11(i=1,...,n)は、光ケ
ーブルを介して入力される光分岐器71iからの光上り
信号を受光して、光電変換するフォトダイオードなどの
受光素子111と、受光素子111からの電気信号を増
幅する増幅器112と、増幅器112の出力信号のうち
予めシステム上定められた周波数fを通過させるような
特性を有する帯域フィルタ113と、帯域フィルタ11
3からの信号を包絡線検波する検波回路114と、検波
回路114の出力信号と基準電圧Vrとをレベル比較す
る比較器115とよりなる。
【0022】これにより、送信要求判断部11は光上
り信号が入力されると、検波回路114より基準電圧V
rより大レベルの検波電圧が取り出されるので、比較器
115によりこれを検出し、光上り信号のデータに応じ
た2値信号を光スイッチ制御回路12へ出力する。光ス
イッチ制御回路12はこの2値信号により送信要求か送
信信号かなどを判断し、また入力された端子によりどの
加入者装置からの信号かを識別し、必要な制御信号の出
力処理を行う。
【0023】次に、図1乃至図4に示した本実施例の動
作について図5を併せ参照して説明する。加入者装置4
11〜4mnはそれぞれセンタ設備1へ送信しようとす
る送信信号でレーザダイオード等の発光素子の出力光レ
ーザの光強度を変調した光上り信号をハブ3〜3
うち対応するハブに送出する。
【0024】ここで、上記送信信号は図5(A)に示す
ように、ヘッダ部20とデータ23とよりなるフレーム
フォーマットとされており、ヘッダ部20は同期信号2
1とアドレス22とよりなる。アドレス22は送信する
加入者装置が同じハブに接続されている全部でn個の加
入者装置の内の何番目の加入者装置であるかを識別させ
るアドレスである。ただし、このアドレス22としては
システム全体のm×n個の加入者装置411〜4mn
それぞれに割り当てた固有の絶対アドレスとすることも
できる。
【0025】また、加入者装置411〜4mnのうち同
一のハブに接続されているn個の加入者装置の送信信号
のキャリア周波数は同一で、k番目(ただし、k=1,
2,3,...,m)のハブ3に接続されているn個
の加入者装置4k1〜4knにおける送信信号のキャリ
ア周波数はfに設定されている。また、このキャリア
周波数fは、異なるハブに接続されている加入者装置
における送信信号のキャリア周波数とは、図5(B)に
示すように互いに異なるように設定されている。
【0026】一方、加入者装置411〜4mnから送出
される光上り信号の光波長は、接続されているハブの別
に関係なくすべて同一の値に設定されている。従って、
本実施例における加入者装置411〜4mnは同一のハ
ブに接続されるn個の加入者装置については同一の構成
のものを使用することができ、よって、量産による低コ
スト化を実現することができる。
【0027】ハブ3〜3は加入者装置411〜4
mnから入力された光上り信号が送信要求であるか否か
図2に示した光スイッチ制御部10により判定し、送信
要求が一つのときはその送信要求のあった加入者装置に
対する送信許可を示す送信許可信号を、また、送信要求
が複数のときは優先順位により定めた一の加入者装置に
対する送信許可を示す送信許可信号を光下り信号用光分
岐器13へ送出すると共に、光スイッチ811〜81n
のうち送信許可を与えた光スイッチのみをオン状態とす
る。
【0028】その後、同じハブに接続されているn個の
加入者装置は、光下り信号用光分岐器13はからの光下
り信号を受信し、送信許可を受けたか否か判断する。そ
の結果、送信許可を受けた加入者装置がこれに応答して
送信信号で変調された光上り信号を送出する。例えば、
加入者装置412が送信許可を受けたものとすると、加
入者装置412からの光上り信号はハブ3 内の光分
岐器712、光スイッチ812及び光合波器9をそれぞ
れ通してバスライン5へ送出され、更にこれより図1の
光分岐器2を通してセンタ設備1へ入力される。
【0029】以下、上記と同様の動作が繰り返される。
これにより、図1のハブ3からバスライン5へは図5
(C)に25〜28で模式的に示すように、データフレ
ームが時分割的に光上り信号として送出される。データ
フレーム25は例えば最初に送信許可を受けた加入者装
置412からの光上り信号によるものであり、データフ
レーム26は例えば2番目に送信許可を受けた加入者装
置414からの光上り信号によるものであり、データフ
レーム27、28は例えば3番目、x番目に送信許可を
受けた加入者装置413、411からの光上り信号によ
るものである。
【0030】他のハブ3〜3についても同様に、同
じハブからは時分割的に、かつ、異なるハブの間では任
意のタイミングで光上り信号が送出される。センタ設備
1はこのようにしてハブ3〜3を通して加入者装置
11〜4mnから送信された光上り信号を受信し、光
上り信号の受信信号のキャリア周波数から光上り信号が
通過したハブを識別することができ、また、受信データ
フレーム信号のアドレスからそのハブに接続されている
送信加入者装置を特定することができる。
【0031】本実施例において、加入者装置を増設する
場合には、各ハブが接続できる最大個数nmax間で各
ハブに順次接続するか、又はバスライン5に接続するハ
ブを増設する方法がある。バスラインに接続できるハブ
の最大個数mmaxは、同一光波長の多重における波長
間ビート雑音による搬送波対雑音比(C/N)劣化によ
って決定される。
【0032】このように、本実施例によれば、複数のハ
ブ3〜3をもつスター型光通信網において、ハブ3
〜3のそれぞれに各加入者装置の光上り信号のバス
ライン5への送出を制御する機能をもたせるようにした
ため、ハブ対応に送信信号のキャリア周波数を異ならせ
ることにより、加入者装置411〜4mnからの光上り
信号の光波長を共通化することができ、従って同一のハ
ブに接続されている加入者装置の構成を同一とすること
ができる。
【0033】また、本実施例によれば、ハブ3〜3
を介して加入者装置をバスライン5に接続するようにし
ているため、加入者装置の増設が従来よりも容易にで
き、最大でnmax×mmaxの加入者装置を有する双
方向のスター型光通信システムを構築することができ
る。
【0034】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図6は本発明の他の実施例のブロック図を示す。図
6中、図5と同一構成部分には同一符号を付し、その説
明を省略する。本実施例はハブ3〜3が光ケーブル
を介して光合波器15に共通接続され、光合波器15が
光ケーブルを介してセンタ設備1に接続されている。こ
れにより、加入者装置411〜4mnから送出された光
上り信号はハブ3〜3を介して光合波器15に一括
して入力され、ここで多重された後センタ設備1に供給
される。
【0035】本実施例は、複数のハブ3〜3をもつ
1対Nの双方向のダブルスター型光通信システムである
が、ハブ3〜3のそれぞれに各加入者装置の光上り
信号のバスライン5への送出を制御する機能をもたせる
ようにしたため、図1に示した実施例と同様の効果を有
する。
【0036】なお、本発明は以上の実施例に限定される
ものではなく、例えば加入者装置411〜4mnのうち
同一のハブに接続されているn個の加入者装置の光上り
信号の光波長を同一で、かつ、異なるハブに接続されて
いる加入者装置間では互いに異なる光波長に設定すると
共に、加入者装置411〜4mnから送出される光上り
信号の送信信号のキャリア周波数は、接続されているハ
ブの別に関係なくすべて同一の値に設定するようにして
もよい。
【0037】この場合は、センタ設備1は光上り信号の
光波長から光上り信号が通過したハブを識別することが
でき、また、受信データフレーム信号のアドレスからそ
のハブに接続されている送信加入者装置を特定すること
ができる。
【0038】また、上記の実施例では光通信システムは
スター型であるとして説明したが、本発明は放射状型な
どの他の形式の光通信システムにも適用可能である。例
えば、図6において、光合波器15をセンタ設備1内に
設けることにより、放射状型の光通信システムを構築す
ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上位装置ではどのハブに接続された加入者装置からの光
上り信号であるかを光波長及び送信信号のキャリア周波
数の一方により識別できるようにし、また、加入者装置
からの光上り信号はハブにより時分割的にバスラインを
介して上位装置へ送出することにより、同一のハブに接
続された加入者装置の構成を同一とすることができるた
め、加入者装置の標準化を実現することができると共
に、加入者装置における光波長及びキャリア周波数の制
御を軽減することができる。
【0040】また、本発明によれば、ハブを介して加入
者装置をバスラインに接続するようにしているため、従
来に比べて加入者装置の台数の増大化を容易に実現する
ことができる。更に、本発明によれば、加入者装置の標
準化により量産による加入者装置の低コスト化を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】ハブの一実施例の構成図である。
【図3】図2の光スイッチ制御部の一例のブロック図で
ある。
【図4】図3の送信要求制御部の一例の構成図である。
【図5】本発明の一実施例の動作を説明する図である。
【図6】本発明の他の実施例の構成図である。
【図7】従来方式の一例の構成図である。
【符号の説明】
1 センタ設備 2 〜2 、711〜71n 光分岐器 3 〜3 ハブ(中継器) 411〜4mn 加入者装置 5 バスライン 811〜81n 光スイッチ 9、15 光合波器 10 光スイッチ制御部 13 光下り信号用光分岐器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の上位装置に対してN個(Nは2以
    上の自然数)の加入者装置から送信信号で光強度変調さ
    れた光上り信号をバスラインを介して伝送する光信号伝
    送方式において、 それぞれ1又は2以上の前記加入者装置が接続され、接
    続された該加入者装置からの光上り信号を時分割的に前
    記バスラインを介して前記上位装置へ送出するm個(m
    は2以上の自然数)のハブを設けると共に、該ハブを通
    過する光上り信号の光波長及び該光上り信号の変調信号
    である前記送信信号のキャリア周波数の一方を該m個の
    ハブ間で互いに異なる値とし、かつ、同一のハブに接続
    された加入者装置からの光上り信号の光波長及び送信信
    号のキャリア周波数の他方を同一値として該加入者装置
    から光上り信号を送出することを特徴とする光信号伝送
    方式。
  2. 【請求項2】 前記単一の上位装置及びN個の加入者装
    置は、前記バスライン上に前記m個のハブに1対1に対
    応してm個の光分岐器が設けられた、1対Nのスター型
    光通信システムを構成していることを特徴とする請求項
    1記載の光信号伝送方式。
  3. 【請求項3】 前記単一の上位装置及びN個の加入者装
    置は、前記バスライン上に前記m個のハブに対して共通
    の一の光合波器が設けられた、1対Nのダブルスター型
    光通信システムを構成していることを特徴とする請求項
    1記載の光信号伝送方式。
  4. 【請求項4】 前記ハブは、該ハブに接続された該加入
    者装置からの光上り信号を2分岐する光分岐器と、該光
    分岐器を介して1対1に対応して入力される該加入者装
    置からの光上り信号を通過又は遮断する光スイッチと、
    該光分岐器からの光上り信号が入力され、優先順序に従
    って一の加入者装置からの光上り信号のみを通過させる
    ように該光スイッチを制御する光スイッチ制御部と、該
    光スイッチからの光上り信号を合波して前記バスライン
    上へ送出する光合波器とよりなることを特徴とする請求
    項1乃至3のうちいずれか一項記載の光信号伝送方式。
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