JPH07226368A - 露光装置及び該露光装置を用いてデバイスを製造する方法 - Google Patents

露光装置及び該露光装置を用いてデバイスを製造する方法

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JPH07226368A
JPH07226368A JP1736294A JP1736294A JPH07226368A JP H07226368 A JPH07226368 A JP H07226368A JP 1736294 A JP1736294 A JP 1736294A JP 1736294 A JP1736294 A JP 1736294A JP H07226368 A JPH07226368 A JP H07226368A
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JP1736294A
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Naoto Sano
直人 佐野
Chigusa Oouchi
千種 大内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 露光光に関する自由度が大きな露光装置を提
供すること。 【構成】 エキシマレーザー1の共振器内にレーザー光
を直線偏光にするブリュースタ窓18と発振するレーザ
ー光を分散させるプリズム群13a、13bとプリズム
群13a、13bにより波長毎に分散せしめられたレー
ザー光を集光させるレンズ14とレンズ14の焦点位置
に設けたレーザー光の一部を遮光する開口の大きさが可
変なスリット15とレーザー光をチャンバー11内に戻
す反射ミラー16を有し、露光条件に合せてスリット1
5の開口の大きさを変えることによりレーザー光の出力
と波長幅を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は露光装置とデバイス製造
方法に関し、特にIC、LSI,CCD,液晶パネル、
磁気ヘッドなどの各種デバイスを製造するために使用さ
れる露光装置とデバイス製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスの高集積化に伴
い、高解像力でしかも露光面積の大きな露光装置が求め
られてており、この要求に答える装置として、マスクと
ウエハを走査しながら露光する走査型縮小投影露光装置
が注目されている。
【0003】一方、解像線幅の微細化を実現するため
に、露光光としてより波長の短い光を用いることが望ま
れている。従って、走査型縮小投影露光装置に遠紫外線
領域の強い光を放射するエキシマレーザー等を利用する
ことが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようしている課題】しかしながら、エキ
シマレーザーの発振スペクトルは、例えばKrFエキシ
マレーザーの場合に半値全幅(FWHM)で約0.3n
mあり、波長幅が十分に狭いとは言えない。
【0005】この場合、レーザー光の波長幅を狭くする
狭帯域化ユニットを装備すれば良いが、このユニットを
装備すると、露光装置を一定の狭いスペクトルの露光光
でしか使用できず、装置の露光光に関する自由度が非常
に小さくなるという問題が生じる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、露光光
に関する自由度が大きな露光装置を提供することにあ
る。
【0007】本発明は、この目的を達成するべく、レー
ザー光の波長幅を変える手段を有することを特徴として
おり、特にレーザー光を波長毎に分散させる分散素子と
分散せしめられたレーザー光を波長毎に集光するレンズ
と集光せしめられたレーザー光を遮光する部分を変える
ことにより当該レーザー光の波長幅を変える波長選択手
段とを有しており、露光光のスペクトルを可変にし、露
光光に関する自由度を大きくした。この為、各種ウエハ
ープロセスに応じて最適な露光が行える。
【0008】前記分散素子とレンズと波長選択手段とを
共振器内に設けることにより、狭帯域化ユニットを装備
してもレーザー光の強度を低下させないようにすること
ができる。
【0009】前記共振器内にレーザ光を直線偏光光にす
るブリュースタ窓とレーザー光をチャンバー内に戻す反
射鏡を有する形態がある。
【0010】前記分散素子はプリズムや回折格子を備え
る。また、前記レーザーはエキシマレーザーを備える。
【0011】本発明の好ましい形態は、レーザー光のス
ペクトル幅を自然発振スペクトルよりも小さくできる第
1ユニットとレーザー光のスペクトル幅を自然発振スペ
クトルに設定する第2ユニットを備え、前記第1、第2
ユニットを切り替ることを特徴としており、露光光に関
する自由度がより大きくなる。
【0012】本発明の好ましい形態では前記波長選択手
段が開口の幅が可変なスリットを備える。
【0013】本発明の好ましい形態ではレーザー光のス
ペクトル幅を自然発振スペクトルに設定する第2ユニッ
トが全反射鏡を備え、この鏡を共振器内のチャンバーと
前記分散素子とレンズと波長選択手段の組の間に挿入す
るよう構成される。
【0014】本発明によれば、波長選択手段からのレー
ザー光に対してマスクと基板を走査し、前記マスクのパ
ターンを前記基板上に投影することを特徴とする高い解
像力を備える走査型露光装置が提供できる。
【0015】また本発明によれば、大面積且つ高集積度
のデバイスを製造することが可能なデバイス製造方法も
提供できる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例で、IC、LS
I,CCD,液晶パネル、磁気ヘッドなどの各種デバイ
スを製造するために使用される走査型縮小投影露光装置
を示す。
【0017】図1において、1はKrFエキシマレーザ
ーで、パルス化されたレーザ光を発するパルスレーザー
光源である。この光源1は約248nmの遠紫外領域の
波長の光を発光する。
【0018】図1において、2は光源1から放射された
パルス光、3は引き回し光学系、4は照明光学系、5は
転写すべきデバイスパターンを備えるマスクが置かれる
マスクステージ、6はマスクのパターンをウエハー8上
に投影する投影光学系、7はウエハー8が搭載されるウ
エハーステージ、9はウエハーに照射する露光光の(プ
ロセス)条件を制御、設定するコントローラ、10はコ
ントローラ9で設定された条件に基づいてレーザー1を
制御するレーザーコントローラである。照明光学系4と
投影光学系6に対してマスクステージ5とウエハーステ
ージ7とが矢印方向に走査せしめられ、ウエハー8の走
査露光が行われる。
【0019】条件を設定する時、オペレーターは、必要
な解像度、レジスト感度等から計算されるパルス光2の
パルスエネルギーとパルス数とをコントローラ9入力す
る。コントローラー9は入力された条件に基ずいて最適
あるいは必要なレーザーの発振条件を決定する。ここで
いう発振条件とはレーザー1の1パルス当たりのエネル
ギー、発振周波数、スペクトル幅などである。
【0020】図2は決められた発振条件に基ずいてレー
ザー1のスペクトル幅、1パルス当たりのエネルギを変
更する方法を示す説明図で、レーザー1の構造を示して
いる。
【0021】図2において、11はレーザー1のレーザ
ーチャンバ、2はパルスレーザー光、13a、13bは
分散素子であるプリズム、14は凸レンズ、15は凸レ
ンズ14の焦点位置に配置された開口の幅が可変な可変
スリット、16は可変スリット15の極近傍に配置され
た全反射ミラー、17は可変スリット15を駆動してそ
の開口の幅を変えるスリット幅調整器、18はレーザー
光に所定の偏光状態を与えるブリュースタ窓、19はレ
ーザー光の一部分を共振器から取り出す出力ミラー、2
0は引き回し光学系3に入射するレーザー光のエネルギ
(出力)を検出する光検出器を示す。
【0022】本実施例の露光装置では、例えばスペクト
ル幅0.1nm 程度のパルスレーザ光2を得るために以下の
ように調整を行う。
【0023】レーザーチャンバ11は、KrFレーザの
場合には基本発振波長幅約0.3nm のレーザ光を放出す
る。レーザーチャンバ11より放出したレーザー光はプ
リズム13a、13bにより波長毎に分散せしめられ
る。
【0024】プリズム13a、13bの各面での角分散
は次式で与えられる。
【0025】d θ/dλ = (d θ/dn)(d n/dλ) ここで、λはレーザ光の波長、θは入射角、nは波長λ
の光に対するプリズム13a,13bの屈折率である。
【0026】プリズム13a、13bの硝材を合成石
英、エキシマレーザーをKrFエキシマレーザー、プリ
ズムの頂角を82°とし最小偏角で使用すれば、 λ = 248nm n = 1.5084 d n/dλ = -5.6×10-4/nm d θ/dn = (1/n)tanθ = 4.56rad であるから、 d θ/dλ = -2.55mrad/nm となる。
【0027】本実施例のように分散用にプリズムを2個
使用する場合は屈折面は4面あるので、凸レンズ14の
焦点距離をf、スリット15の開口の幅をLとすれば、
スリット15を通過する波長幅Δλは、 Δλ = L・(f・4d θ/dλ) となる。
【0028】従って波長幅Δλの光を得るためにはスリ
ット15の開口の幅Lを、 L = f・4d θ/dλ・Δλ とする。
【0029】例えば、凸レンズの焦点距離をf = 10
0mm とし、スリット15通過後のレーザー光の波長幅を
0.1nm にするには、スリット幅調整器17を用いて、ス
リット15の開口の幅Lを約0.10mmとする。
【0030】またスリット15通過後のレーザー光の波
長幅を 0.3nm程度にしたい場合には、スリット幅調整器
17を用いて、スリット15の開口の幅Lを0.30mm以上
とすればよい。
【0031】レーザー光2の1パルス当たりのエネルギ
は、スリット15の開口の幅を変えることにより変化す
る。例えば約 0.3nmのスペクトル幅を得る場合に1パル
ス当たり20mJの発振エネルギを得られるレーザチャンバ
11を使用した場合には、スリット幅を調整することに
より約10mJから20mJの範囲で変化させることが
できる。
【0032】従って、解像度が必要な場合はスリット1
5の開口の幅を狭くしてスペクトル幅を約 0.1nmとすれ
ば良いし、スループットが重要で、レーザー1の出力を
できるだけ大きくしたい場合には、スリット15の開口
の幅を開くように調整して、スペクトル幅を約 0.3nmと
すれば良い。その際光検出器20を用いてレーザの出力
が所定の値になるように調整する。
【0033】波長幅を狭くした場合の中心波長はスリッ
ト15の中心位置に依存するため、光検出器20内部に
(あるいは、外部に別個に)波長検出器を設けて、パル
スレーザー光の波長を検出しながらスリット15の位置
および幅を調整すると良く、パルスレーザー光の中心波
長を安定させたい場合には波長検出器の出力を用いてス
リット15を制御することも可能である。
【0034】本実施例の露光装置は、レーザー光を波長
毎に分散させる分散素子(プリズム)と分散せしめられ
たレーザー光を波長毎に集光するレンズと集光せしめら
れたレーザー光を遮光する部分を変えることにより当該
レーザー光の波長幅を変える波長選択手段(可変スリッ
ト)を共振器内に設けているが、このユニットを共振器
の外に置いても良い。
【0035】図3は決められた発振条件に基ずいてレー
ザー1のスペクトル幅、1パルス当たりのエネルギを変
更する他の方法を示す説明図であり、レーザー1の別の
構造を示している。
【0036】図3において、11はレーザー1のレーザ
チャンバ、2はレーザー1から放射されたパルスレーザ
ー光2、21は分散素子であるグレーティング(回折格
子)、14は凸レンズ、15は凸レンズ14の焦点位置
に配置された開口の幅が可変な可変スリット、16は可
変スリット15の極近傍に配置された全反射ミラー、1
7は可変スリット15を駆動してその開口の幅を変える
スリット幅調整器、18はレーザー光に所定の偏光状態
を与えるブリュースタ窓、19はレーザー光の一部分を
共振器から取り出す出力ミラー、20は引き回し光学系
3に入射するレーザー光のエネルギ(出力)を検出する
光検出器を示す。
【0037】本実施例の露光装置においても、例えば、
凸レンズの焦点距離をf = 100mm とし、スリット1
5通過後のレーザー光の波長幅を0.1nm にするには、ス
リット幅調整器17を用いて、スリット15の開口の幅
Lを約0.10mmとする。
【0038】またスリット15通過後のレーザー光の波
長幅を 0.3nm程度にしたい場合には、スリット幅調整器
17を用いて、スリット15の開口の幅Lを0.30mm以上
とすればよい。
【0039】レーザー光2の1パルス当たりのエネルギ
は、スリット15の開口の幅を変えることにより変化す
る。例えば約 0.3nmのスペクトル幅を得る場合に1パル
ス当たり20mJの発振エネルギを得られるレーザチャンバ
11を使用した場合には、スリット幅を調整することに
より約10mJから20mJの範囲で変化させることが
できる。
【0040】従って、解像度が必要な場合はスリット1
5の開口の幅を狭くしてスペクトル幅を約 0.1nmとすれ
ば良いし、スループットが重要で、レーザー1の出力を
できるだけ大きくしたい場合には、スリット15の開口
の幅を開くように調整して、スペクトル幅を約 0.3nmと
すれば良い。その際光検出器20を用いてレーザの出力
が所定の値になるように調整する。
【0041】波長幅を狭くした場合の中心波長はスリッ
ト15の中心位置に依存するため、光検出器20内部に
(あるいは、外部に別個に)波長検出器を設けて、パル
スレーザー光の波長を検出しながらスリット15の位置
および幅を調整すると良く、パルスレーザー光の中心波
長を安定させたい場合には波長検出器の出力を用いてス
リット15を制御することも可能である。
【0042】本実施例の露光装置は、レーザー光を波長
毎に分散させる分散素子(グレーティング)と分散せし
められたレーザー光を波長毎に集光するレンズと集光せ
しめられたレーザー光を遮光する部分を変えることによ
り当該レーザー光の波長幅を変える波長選択手段(可変
スリット)を共振器内に設けているが、このユニットを
共振器の外に置いても良い。
【0043】図4は決められた発振条件に基ずいてレー
ザー1のスペクトル幅、1パルス当たりのエネルギを変
更する別の方法を示す説明図で、レーザー1の更に別の
構造を示している。
【0044】図4において、11はレーザー1のレーザ
ーチャンバ、2はパルスレーザー光、13a、13bは
分散素子であるプリズム、14は凸レンズ、15は凸レ
ンズ14の焦点位置に配置された開口の幅が可変な可変
スリット、16は可変スリット15の極近傍に配置され
た全反射ミラー、17は可変スリット15を駆動してそ
の開口の幅を変えるスリット幅調整器、18はレーザー
光に所定の偏光状態を与えるブリュースタ窓、19はレ
ーザー光の一部分を共振器から取り出す出力ミラー、2
0は引き回し光学系3に入射するレーザー光のエネルギ
(出力)を検出する光検出器、21は出力ミラー19と
共に(自然発振(非狭帯域化))レーザー共振器を構成
する全反射ミラー、25は全反射ミラーを光路中に出し
入れする全反射ミラー駆動コントローラを示す。
【0045】レーザー光の波長幅を0.3nm より小さくす
るには、全反射ミラー駆動コントローラ25を用いて全
反射ミラー21を光路から逃がし、レーザー光の波長幅
を 0.3nm程度にしたい場合は、全反射ミラー駆動コント
ローラ25を用いて全反射ミラーを21光路中に挿入す
る。このように共振器をレーザー光のスペクトル幅を自
然発振スペクトルよりも小さくできる第1ユニットとレ
ーザー光のスペクトル幅を自然発振スペクトルに設定す
る第2ユニットの間で切り替えることにより、プロセス
条件に応じて最適のレーザ発振条件を得ることができ
る。
【0046】図1〜図4の露光装置を用いたデバイスの
製造方法の実施例を説明する。
【0047】図5は半導体デバイス(ICやLSI等の
半導体チップ、液晶パネルやCCD)の製造フローを示
す。ステップ1(回路設計)では半導体装置の回路設計
を行なう。ステップ2(マスク製作)では設計した回路
パターンを形成したマスク(レチクル304)を製作す
る。一方、ステップ3(ウエハー製造)ではシリコン等
の材料を用いてウエハー(ウエハー306)を製造す
る。ステップ4(ウエハープロセス)は前工程と呼ば
れ、上記用意したマスクとウエハーとを用いて、リソグ
ラフィー技術によってウエハー上に実際の回路を形成す
る。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ス
テップ4よって作成されたウエハーを用いてチップ化す
る工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンデ
ング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程
を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作成され
た半導体装置の動作確認テスト、耐久性テスト等の検査
を行なう。こうした工程を経て半導体装置が完成し、こ
れが出荷(ステップ7)される。
【0048】図6は上記ウエハープロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハー(ウエハ
ー306)の表面を酸化させる。ステップ12(CV
D)ではウエハーの表面に絶縁膜を形成する。ステップ
13(電極形成)ではウエハー上に電極を蒸着によって
形成する。ステップ14(イオン打ち込み)ではウエハ
ーにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)
ではウエハーにレジスト(感材)を塗布する。ステップ
16(露光)では上記投影露光装置によってマスク(レ
チクル304)の回路パターンの像でウエハーを露光す
る。ステップ17(現像)では露光したウエハーを現像
する。ステップ18(エッチング)では現像したレジス
ト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥
離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取
り除く。これらステップを繰り返し行なうことによりウ
エハー上に回路パターンが形成される。
【0049】本実施例の製造方法を用いれば、従来は難
しかった高集積度のデバイスを製造することが可能にな
る。
【0050】
【発明の効果】以上、本発明はレーザー光の波長幅を変
える手段を有しているので、プロセス条件に応じて最適
のレーザー発振条件を得ることができるため、IC、L
SI,CCD,液晶パネル、磁気ヘッドなどの各種デバ
イスを効率良く、正確に製造できる。
【0051】特に本発明では、レーザー光を波長毎に分
散させる分散素子と分散せしめられたレーザー光を波長
毎に集光するレンズと集光せしめられたレーザー光を遮
光する部分を変えることにより当該レーザー光の波長幅
を変える波長選択手段とを有することにより、露光光の
スペクトルを可変にし、露光光に関する自由度を大きく
し、各種ウエハープロセスに応じて最適な露光が行え
る。
【0052】更に、前記分散素子とレンズと波長選択手
段とを共振器内に設けることにより、狭帯域化ユニット
を装備してもレーザー光の強度を低下させないようにす
ることができる。
【0053】また本発明の好ましい形態では、レーザー
光のスペクトル幅を自然発振スペクトルよりも小さくで
きる第1ユニットとレーザー光のスペクトル幅を自然発
振スペクトルに設定する第2ユニットを備え、前記第
1、第2ユニットを切り替ることを特徴としており、露
光光に関する自由度がより大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す概略図である。
【図2】図1のレーザー1の構造を示す図である。
【図3】図1のレーザー1の別の構造を示す図である。
【図4】図1のレーザー1の更に別の構造を示す図であ
る。
【図5】デバイスの製造フローを示す図である。
【図6】ウエハープロセスを示す図である。
【符号の説明】
9 コントローラー 10 レーザーコントローラー 11 レーザーチャンバー 13a,13b プリズム 14 レンズ 15 可変スリット 16 全反射ミラー 17 スリット幅調整器 18 ブリュースター窓 19 出力ミラー
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01S 3/106 7352−4M H01L 21/30 525 M

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光を波長毎に分散させる分散素
    子と分散せしめられたレーザー光を波長毎に集光するレ
    ンズと集光せしめられたレーザー光を遮光する部分を変
    えることによりレーザー光の波長幅を変える波長選択手
    段とを有することを特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 前記分散素子とレンズと波長選択手段と
    を共振器内に設けたことを特徴とする請求項1の露光装
    置。
  3. 【請求項3】 前記共振器内にレーザ光を直線偏光光に
    するブリュースタ窓とレーザー光をチャンバー内に戻す
    反射鏡を有することを特徴とする請求項2の露光装置。
  4. 【請求項4】 前記分散素子がプリズム、回折格子の少
    なくとも一方を備えることを特徴とする請求項1〜3の
    露光装置。
  5. 【請求項5】 レーザー光の波長幅を変える手段を有す
    ることを特徴とする露光装置。
  6. 【請求項6】レーザー光のスペクトル幅を自然発振スペ
    クトルよりも小さくできる第1ユニットとレーザー光の
    スペクトル幅を自然発振スペクトルに設定する第2ユニ
    ットを備え、前記第1、第2ユニットを切り替ることを
    特徴とする請求項1〜5の露光装置。
  7. 【請求項7】 第1項〜第6項の露光装置を用いてデバ
    イスを製造することを特徴とするデバイス製造方法。
JP1736294A 1994-02-14 1994-02-14 露光装置及び該露光装置を用いてデバイスを製造する方法 Withdrawn JPH07226368A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004311766A (ja) * 2003-04-08 2004-11-04 Ushio Inc 露光用2ステージレーザ装置
JP2013247240A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Gigaphoton Inc レーザ装置

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JP2013247240A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Gigaphoton Inc レーザ装置

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