JPH07225843A - 円中心位置測定方法 - Google Patents
円中心位置測定方法Info
- Publication number
- JPH07225843A JPH07225843A JP6015228A JP1522894A JPH07225843A JP H07225843 A JPH07225843 A JP H07225843A JP 6015228 A JP6015228 A JP 6015228A JP 1522894 A JP1522894 A JP 1522894A JP H07225843 A JPH07225843 A JP H07225843A
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- JP
- Japan
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- circle
- center
- points
- equation
- edge
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- Image Analysis (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 円周上にゴミや欠けがある場合にもこれらの
影響を取り除き、高精度で円中心位置を求める。 【構成】 二次元の画像データからエッジ点を検出する
工程と、エッジ点の集合について平均四乗誤差最小化法
によって円弧近似を行い円中心の位置を推定する工程
と、推定された円の円周から離れた点を除いたエッジ点
集合についての平均四乗最小化法によって再度円弧近似
を行い円中心の位置を推定する工程から成る。
影響を取り除き、高精度で円中心位置を求める。 【構成】 二次元の画像データからエッジ点を検出する
工程と、エッジ点の集合について平均四乗誤差最小化法
によって円弧近似を行い円中心の位置を推定する工程
と、推定された円の円周から離れた点を除いたエッジ点
集合についての平均四乗最小化法によって再度円弧近似
を行い円中心の位置を推定する工程から成る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像情報を用いて製品や
部品の形状測定や検査をするために用いられる円中心位
置測定方法に関するものである。
部品の形状測定や検査をするために用いられる円中心位
置測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来用いられている円弧検出方法につい
て、図1〜図4を参照しながら順に説明する。
て、図1〜図4を参照しながら順に説明する。
【0003】従来の円中心の測定方法は次の3の工程か
らなっている。
らなっている。
【0004】 二次元画像データからエッジ点を抽出
する。
する。
【0005】 エッジ点から点列を抽出する。
【0006】 点列から円弧を近似する。
【0007】まず、の二次元画像データからエッジ点
を抽出する工程について説明する。
を抽出する工程について説明する。
【0008】エッジ点はその点で画像の濃度が急激に変
化する点である。このような点では微分の絶対値が大で
あるので、微分フィルタによって画像をフィルタリング
し、その出力の絶対値が大である点をエッジ点とする。
微分フィルタの1例としては、図1に示すようなラプラ
シアンフィルタを用いることができる。
化する点である。このような点では微分の絶対値が大で
あるので、微分フィルタによって画像をフィルタリング
し、その出力の絶対値が大である点をエッジ点とする。
微分フィルタの1例としては、図1に示すようなラプラ
シアンフィルタを用いることができる。
【0009】又、エッジ点を点列として得るために、図
2に示すように尾根を抽出するようにする。そのため、
図3に示すような8近傍点について、次の4条件のうち
2条件以上を満たしていれば、エッジ点と見なすことに
する。
2に示すように尾根を抽出するようにする。そのため、
図3に示すような8近傍点について、次の4条件のうち
2条件以上を満たしていれば、エッジ点と見なすことに
する。
【0010】X≧X0 かつX≧X4 X≧X1 かつX≧X5 X≧X2 かつX≧X6 X≧X3 かつX≧X7 次に、のエッジ点から点列を作る工程について説明す
る。で得られたエッジ点の集合から点列を得るため、
隣接しているエッジ点を接続する。このとき、点列は枝
分かれする場合があるが、短い枝を除去し、長い枝につ
いては曲率が最小となる点列のみ残して他は接続を切断
して枝分かれのない点列となるようにする。
る。で得られたエッジ点の集合から点列を得るため、
隣接しているエッジ点を接続する。このとき、点列は枝
分かれする場合があるが、短い枝を除去し、長い枝につ
いては曲率が最小となる点列のみ残して他は接続を切断
して枝分かれのない点列となるようにする。
【0011】但し、曲率は次のように計算する。図4に
示す分岐点(ここから枝分かれしている点のこと)P
と、Pからある長さLだけ離れた点Q1 、Q2 となす角
度の差θ(=∠Q1 PQ2 )と、Lの比 c=θ/L ・・・(1) を曲率とする。
示す分岐点(ここから枝分かれしている点のこと)P
と、Pからある長さLだけ離れた点Q1 、Q2 となす角
度の差θ(=∠Q1 PQ2 )と、Lの比 c=θ/L ・・・(1) を曲率とする。
【0012】Lの値は検出したい円周の半径よりも小さ
く決める。但し、小さすぎると、ノイズに敏感になるの
で、ノイズの悪影響が大きくない程度に小さく決める。
く決める。但し、小さすぎると、ノイズに敏感になるの
で、ノイズの悪影響が大きくない程度に小さく決める。
【0013】以上のようにして得られた点列を {Pi |i=1,・・・N} とする。
【0014】次に、の点列から半径距離の二乗の誤差
に最小二乗法を適用した平均四乗誤差最小化法によって
円弧を近似する段階について説明する。
に最小二乗法を適用した平均四乗誤差最小化法によって
円弧を近似する段階について説明する。
【0015】平均四乗誤差最小化法について説明する
と、円の方程式は (x−a)2 +(y−b)2 =r2 ・・・(2) であるが、これを次の x2 −Ax+y2 −Bx+C=0 ・・・(3) のように書き換える。
と、円の方程式は (x−a)2 +(y−b)2 =r2 ・・・(2) であるが、これを次の x2 −Ax+y2 −Bx+C=0 ・・・(3) のように書き換える。
【0016】任意の点(x,y)について、円弧中心
(a,b)から点(x,y)までの半径距離の二乗は
(2)式の左辺の (x−a)2 +(y−b)2 に等しい。
(a,b)から点(x,y)までの半径距離の二乗は
(2)式の左辺の (x−a)2 +(y−b)2 に等しい。
【0017】(2)式の左辺から右辺を引いたものは
(3)式の左辺に等しいから、(3)式の左辺は「円弧
中心(a,b)から(x,y)までの距離の二乗と、円
弧半径rの二乗との差」といえる。
(3)式の左辺に等しいから、(3)式の左辺は「円弧
中心(a,b)から(x,y)までの距離の二乗と、円
弧半径rの二乗との差」といえる。
【0018】ここで、評価値Eを
【0019】
【数1】
【0020】として定義する。
【0021】但し、f(x,y)は点(x,y)におけ
る微分値であり、Fは
る微分値であり、Fは
【0022】
【数2】
【0023】である。
【0024】Eは(3)式の二乗の各点についての荷重
和(微分値を荷重する)である。Eを最小にするような
A、B、Cを求めれば、与えられたエッジ点の集合を近
似する円が得られる。
和(微分値を荷重する)である。Eを最小にするような
A、B、Cを求めれば、与えられたエッジ点の集合を近
似する円が得られる。
【0025】そのため、 ∂E/∂A=0 ・・・(6) ∂E/∂B=0 ・・・(7) ∂E/∂C=0 ・・・(8) として、(6)、(7)、(8)式の連立方程式を解け
ばよい。
ばよい。
【0026】この連立方程式の解を次に示す。
【0027】
【数3】
【0028】
【数4】
【0029】
【数5】
【0030】但し、z=x2 +y2 であり、V( ) は分
散、C( ) は共分散、バーは平均を示す。
散、C( ) は共分散、バーは平均を示す。
【0031】
【数6】
【0032】
【数7】
【0033】
【数8】
【0034】
【数9】
【0035】
【数10】
【0036】
【数11】
【0037】
【数12】
【0038】
【数13】
【0039】円の中心座標(a,b)と半径rは、A、
B、Cから以下のように計算できる。
B、Cから以下のように計算できる。
【0040】 a=A/2 ・・・(21) b=B/2 ・・・(22)
【0041】
【数14】
【0042】これで画像から円弧の位置・半径を求める
ことができ、以上の処理によって二次元画像から円弧の
位置・半径が近似できる。
ことができ、以上の処理によって二次元画像から円弧の
位置・半径が近似できる。
【0043】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の方法では次のような問題点がある。
来例の方法では次のような問題点がある。
【0044】図5に示すように、認識しようとしている
円が孔である場合の孔の縁の欠けやゴミなどによって孔
の縁が真円から歪んでいる時に、欠けやゴミのところの
エッジのために、測定した円の位置や半径の誤差が大き
くなることがある。
円が孔である場合の孔の縁の欠けやゴミなどによって孔
の縁が真円から歪んでいる時に、欠けやゴミのところの
エッジのために、測定した円の位置や半径の誤差が大き
くなることがある。
【0045】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、円弧
の一部に真円から歪んだ部分が存在しても正しく円中心
を測定できる円中心位置測定方法を提供することを目的
としている。
の一部に真円から歪んだ部分が存在しても正しく円中心
を測定できる円中心位置測定方法を提供することを目的
としている。
【0046】
【課題を解決するための手段】本発明の円中心位置測定
方法は、二次元の画像データからエッジ点を検出する工
程と、エッジ点の集合について最小二乗法によって円弧
近似を行い円中心の位置を推定する工程と、推定された
円の円周から離れた点を除いたエッジ点集合について再
度円弧近似を行い円中心の位置を推定する工程から成る
ことを特徴とする。
方法は、二次元の画像データからエッジ点を検出する工
程と、エッジ点の集合について最小二乗法によって円弧
近似を行い円中心の位置を推定する工程と、推定された
円の円周から離れた点を除いたエッジ点集合について再
度円弧近似を行い円中心の位置を推定する工程から成る
ことを特徴とする。
【0047】円中心の位置を推定する際に、半径距離の
誤差に最小二乗法を適用しても、半径距離の二乗の誤差
に最小二乗法を適用してもよい。
誤差に最小二乗法を適用しても、半径距離の二乗の誤差
に最小二乗法を適用してもよい。
【0048】好適には、円中心の位置を推定する際に、
エッジ点における微分値を重み付けする。
エッジ点における微分値を重み付けする。
【0049】
【作用】本発明によれば、最初に推定した円の円周から
離れたエッジ点を除いた集合に基づいて再度円中心位置
を推定するので、欠けやゴミなどによって円弧の一部に
歪んだ部分が存在していてもその部分を除去した状態で
円中心を求めることができ、高精度に円中心を測定でき
る。
離れたエッジ点を除いた集合に基づいて再度円中心位置
を推定するので、欠けやゴミなどによって円弧の一部に
歪んだ部分が存在していてもその部分を除去した状態で
円中心を求めることができ、高精度に円中心を測定でき
る。
【0050】また、円中心の位置を推定する際に、半径
距離の誤差に最小二乗法を適用してもよいが、半径距離
の二乗の誤差に最小二乗法を適用すると、平方根を求め
る必要がないので計算処理が簡単にできる。
距離の誤差に最小二乗法を適用してもよいが、半径距離
の二乗の誤差に最小二乗法を適用すると、平方根を求め
る必要がないので計算処理が簡単にできる。
【0051】更に、円中心の位置を推定する際に、エッ
ジ点における微分値を重み付けすることにより、エッジ
の明瞭な点を重視し、不明瞭な点は軽視するので、ノイ
ズの影響を小さくでき、安定性良く高精度の測定ができ
る。
ジ点における微分値を重み付けすることにより、エッジ
の明瞭な点を重視し、不明瞭な点は軽視するので、ノイ
ズの影響を小さくでき、安定性良く高精度の測定ができ
る。
【0052】
【実施例】以下、本発明の円中心位置測定方法の一実施
例について図5〜図7を参照しながら説明する。
例について図5〜図7を参照しながら説明する。
【0053】図5は位置を計測しようとしている孔の図
であり、1が孔の内部、2が孔の縁の円周、3は孔の縁
についているゴミ、4は孔の縁2の欠けである。この例
において、図7に示すように、以下の工程でその中心を
測定する。なお、この例では円の半径距離rは既知であ
るものとする。
であり、1が孔の内部、2が孔の縁の円周、3は孔の縁
についているゴミ、4は孔の縁2の欠けである。この例
において、図7に示すように、以下の工程でその中心を
測定する。なお、この例では円の半径距離rは既知であ
るものとする。
【0054】(ステップ#1) 二次元の画像データ
からエッジ点を検出する。エッジ点検出方法は、従来例
と同様の方法を用いる。図6は、図5のような孔の画像
についてエッジ点を検出したものであり、エッジ点列5
が得られている。また、6は近似して得られた円であ
る。
からエッジ点を検出する。エッジ点検出方法は、従来例
と同様の方法を用いる。図6は、図5のような孔の画像
についてエッジ点を検出したものであり、エッジ点列5
が得られている。また、6は近似して得られた円であ
る。
【0055】(ステップ#2) エッジ点の集合につ
いて半径距離の二乗の誤差に最小二乗法を適用した平均
四乗誤差最小化法によって円弧近似を行い、円中心の位
置を推定する。平均四乗誤差最小化法は以下の通りであ
る。
いて半径距離の二乗の誤差に最小二乗法を適用した平均
四乗誤差最小化法によって円弧近似を行い、円中心の位
置を推定する。平均四乗誤差最小化法は以下の通りであ
る。
【0056】まず、計算の便宜のために、
【0057】
【数15】
【0058】
【数16】
【0059】を定義する。上式で座標変換することによ
り、xi 、yi をxi ' 、yi ' で置き換える。この場
合、
り、xi 、yi をxi ' 、yi ' で置き換える。この場
合、
【0060】
【数17】
【0061】
【数18】
【0062】が成り立つ。
【0063】そして、評価値Eを次のように定義する。
【0064】
【数19】
【0065】但し、f(x’,y' )は点(x,y)に
おける微分値であり、Fは
おける微分値であり、Fは
【0066】
【数2】
【0067】である。
【0068】Eは(2)式の(左辺−右辺)の二乗の各
点についての荷重和(微分値を荷重する)である。ここ
でrが既知であるので、Eを最小にするようなa、bを
求めれば、与えられたエッジ点の集合を近似する円の中
心位置が得られる。
点についての荷重和(微分値を荷重する)である。ここ
でrが既知であるので、Eを最小にするようなa、bを
求めれば、与えられたエッジ点の集合を近似する円の中
心位置が得られる。
【0069】そのため、次の連立方程式を解く。 ∂E/∂a=0 ・・・(29) ∂E/∂b=0 ・・・(30) これら(29)、(30)式からそれぞれ
【0070】
【数20】
【0071】
【数21】
【0072】上式における
【0073】
【数22】
【0074】は一般的に表記すると次の通りである。
【0075】
【数23】
【0076】(31)(32)式は連立多次方程式であ
るが、逐次近似法などを用いてa、bを求める。以下に
逐次近似法による計算の一例を示す。
るが、逐次近似法などを用いてa、bを求める。以下に
逐次近似法による計算の一例を示す。
【0077】(31)式の左辺をG(a,b)、(3
2)式の左辺をH(a,b)とおく。
2)式の左辺をH(a,b)とおく。
【0078】
【数24】
【0079】であることから、a、bの所期値a0 、b
0 はどちらもゼロとしてよい。
0 はどちらもゼロとしてよい。
【0080】また、i回目の近似値ai 、bi から更に
よい近似値ai+1 、bi+1 を求める式は以下の通りであ
る。
よい近似値ai+1 、bi+1 を求める式は以下の通りであ
る。
【0081】近似値ai 、bi における(31)(3
2)式の接平面は、以下のようになる。
2)式の接平面は、以下のようになる。
【0082】
【数25】
【0083】
【数26】
【0084】連立方程式(34)(35)の解を
ai+1 、bi+1 とする。一次連立方程式なので、以下の
ように求めることができる。
ai+1 、bi+1 とする。一次連立方程式なので、以下の
ように求めることができる。
【0085】
【数27】
【0086】
【数28】
【0087】ここで、
【0088】
【数29】
【0089】をそれぞれ
【0090】
【数30】
【0091】
【数31】
【0092】をそれぞれ
【0093】
【数32】
【0094】と省略して記した。因みに、
【0095】
【数33】
【0096】
【数34】
【0097】
【数35】
【0098】
【数36】
【0099】ai 、bi とai+1 、bi+1 の差が必要な
近似精度よりも小さくなったら近似を打切り、a、bの
近似値とする。
近似精度よりも小さくなったら近似を打切り、a、bの
近似値とする。
【0100】(ステップ#3) a、bを求めた後、
各エッジ点の、求めた円との差を示す 〔(xi −a)2 +(yi −b)2 −r2 〕2 が大きな点は、円周上のゴミ、欠け、或いは画像上のノ
イズによる場合があるため、このようなエッジ点を除い
た点の集合で、再度上式により円を求める。
各エッジ点の、求めた円との差を示す 〔(xi −a)2 +(yi −b)2 −r2 〕2 が大きな点は、円周上のゴミ、欠け、或いは画像上のノ
イズによる場合があるため、このようなエッジ点を除い
た点の集合で、再度上式により円を求める。
【0101】さて、実施例中では円形度の評価式とし
て、(28)式を用いたが、単にエッジ点の円からの距
離の二乗の荷重平均
て、(28)式を用いたが、単にエッジ点の円からの距
離の二乗の荷重平均
【0102】
【数37】
【0103】を用いてもよい。
【0104】但し、平方根の計算をする必要があるた
め、処理速度が要求される場合は(43)式は不利であ
る。
め、処理速度が要求される場合は(43)式は不利であ
る。
【0105】
【発明の効果】本発明の円中心位置測定方法によれば、
以上の説明から明らかなように、エッジ点の集合につい
て最小二乗法によって円弧近似を行い円中心の位置を推
定し、推定された円の円周から離れた点を除いたエッジ
点集合について再度円弧近似を行い円中心の位置を推定
することにより、欠けやゴミなどがある場合でも、その
影響を取り除いて、高精度で円の中心位置を求めること
ができる。
以上の説明から明らかなように、エッジ点の集合につい
て最小二乗法によって円弧近似を行い円中心の位置を推
定し、推定された円の円周から離れた点を除いたエッジ
点集合について再度円弧近似を行い円中心の位置を推定
することにより、欠けやゴミなどがある場合でも、その
影響を取り除いて、高精度で円の中心位置を求めること
ができる。
【0106】また、円中心の位置を推定する際に、半径
距離の誤差に最小二乗法を適用してもよいが、半径距離
の二乗の誤差に最小二乗法を適用すると、平方根を求め
る必要がないので計算処理が簡単にできる。
距離の誤差に最小二乗法を適用してもよいが、半径距離
の二乗の誤差に最小二乗法を適用すると、平方根を求め
る必要がないので計算処理が簡単にできる。
【0107】更に、円中心の位置を推定する際に、エッ
ジ点における微分値を重み付けすることにより、エッジ
の明瞭な点を重視し、不明瞭な点は軽視するので、ノイ
ズの影響を小さくでき、安定性良く高精度の測定ができ
る。
ジ点における微分値を重み付けすることにより、エッジ
の明瞭な点を重視し、不明瞭な点は軽視するので、ノイ
ズの影響を小さくでき、安定性良く高精度の測定ができ
る。
【図1】ラプラシアンフィルタの説明図である。
【図2】尾根抽出方法の説明図である。
【図3】近傍点の説明図である。
【図4】点列切断の際の曲率計算の説明図である。
【図5】検出しようとする孔の説明図である。
【図6】検出したエッジ点と近似円の説明図である。
【図7】本発明の一実施例の円中心測定方法のフローチ
ャートである。
ャートである。
1 孔 2 孔の輪郭 5 エッジ点列 6 近似円
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/17 G06T 7/00 7459−5L G06F 15/70 330 M
Claims (4)
- 【請求項1】 二次元の画像データからエッジ点を検出
する工程と、エッジ点の集合について最小二乗法によっ
て円弧近似を行い円中心の位置を推定する工程と、推定
された円の円周から離れた点を除いたエッジ点集合につ
いて再度円弧近似を行い円中心の位置を推定する工程か
ら成ることを特徴とする円中心位置測定方法。 - 【請求項2】 円中心の位置を推定する際に、半径距離
の誤差に最小二乗法を適用することを特徴とする請求項
1記載の円中心位置測定方法。 - 【請求項3】 円中心の位置を推定する際に、半径距離
の二乗の誤差に最小二乗法を適用することを特徴とする
請求項1記載の円中心位置測定方法。 - 【請求項4】 円中心の位置を推定する際に、エッジ点
における微分値を重み付けすることを特徴とする請求項
1、2又は3記載の円中心位置測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6015228A JPH07225843A (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 円中心位置測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6015228A JPH07225843A (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 円中心位置測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07225843A true JPH07225843A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11883014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6015228A Pending JPH07225843A (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 円中心位置測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07225843A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP1191304A2 (en) * | 2000-09-20 | 2002-03-27 | Bridgestone Corporation | Hole center detecting apparatus, straightness measuring apparatus and residual torsion measuring apparatus |
GB2421617A (en) * | 2004-12-24 | 2006-06-28 | Hewlett Packard Development Co | Products with data encoding pattern |
JP2008151706A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Nikon Corp | 画像処理方法および画像処理装置 |
JP2010067248A (ja) * | 2008-08-09 | 2010-03-25 | Keyence Corp | 画像処理におけるパターンモデルの位置決め方法、画像処理装置、画像処理プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体 |
JP2011100223A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 画像処理装置および画像処理方法 |
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CN112508855A (zh) * | 2020-11-16 | 2021-03-16 | 无锡英特派金属制品有限公司 | 一种铱坩埚卷圆过程中的圆度判断方法 |
-
1994
- 1994-02-09 JP JP6015228A patent/JPH07225843A/ja active Pending
Cited By (14)
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