JPH072247Y2 - 車両用連結幌取付枠 - Google Patents

車両用連結幌取付枠

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JPH072247Y2
JPH072247Y2 JP12965890U JP12965890U JPH072247Y2 JP H072247 Y2 JPH072247 Y2 JP H072247Y2 JP 12965890 U JP12965890 U JP 12965890U JP 12965890 U JP12965890 U JP 12965890U JP H072247 Y2 JPH072247 Y2 JP H072247Y2
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mounting frame
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用連結幌枠に関し、伸縮性幌構成体の幌取
付枠に改良を加え幌構成体の可搬性および車体に固設の
車両金枠に対する幌構成体の取付作業を便ならしめたも
のである。
〔従来の技術〕
従来、車両編成の変更に伴って車両の連結、切離しが頻
繁に行われ、このため角筒状幌構成体を車両間に連結す
る度合も又高まっているが、該幌構成体の連結取付にあ
っては、その至端側には対向する車体に固設した車両金
枠の周囲部に多数の金属性取付部材が具設されており、
これらの部材は多数のねじ部材によって取着されるのが
一般的である。
しかして、幌構成自体は多数の金属性中間骨に幌シート
が張設されて構成され、更に至端側の幌取付枠には前記
車両枠との連結用金具が多数配設された構成のために著
しく重量の増加を招き、加えて車両間に幌構成体を連結
するに当っても前記車両金枠の周設部材との連結上の位
置決めや諸作業は人手によりなされる関係上、幌構成体
の取扱い性向上が求められてきた。
即ち、従来構造の幌構成体においては、側端の幌シート
は車体の車両金枠に多数のビスで取着されている関係
上、その着脱に際して重量物の幌体は人手により取扱わ
れ、又幌体を車両の長手方向に2分割されたものにあっ
ては、分割部の周囲に適宜設けたコ字形取手を溶着して
可搬操作に便ならしめていた。
又、幌構成体の幌シート(2)の側端を添付図面の第6
図および同図の円内を拡大して示す第7図のように幌取
付枠(1)を中空管で構成してその幌取付溝に係止した
ものにおいては、該幌取付枠(1)の周面に沿う脚座
(12)にコ字形取手(13)を溶着し、かつ脚座(12)の
長手方向に偏した位置に透孔を穿ち取付ねじにより取着
されているのが実情であった。
従って、幌取付枠(1)に対してその内周側に向けてコ
字形取手を固着させた構成であるので取手の加工制作費
が嵩みかつ幌構成体の内部通路が狭められるほか不体裁
である等の問題があった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述のように多数の連結用金具を備えた幌構成体を持ち
運びして車体間に取付操作するに当って、その取付能率
を促進するために幌取付枠に具設する取手装置を簡単な
構成により取付けて使用できる要望があった。本考案
は、このような従来の問題点の解消を図るもので、その
目的は、幌取付枠に装着する取手取付具の構成簡単にし
て製作コストを低減化し、かつ幌取付枠の見栄えを向上
させると共に使用状態において何等の邪魔にならぬよう
にしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記考案の目的を達成するため、本考案は幌取付枠の内
周側管壁に管軸と直交して軸線方向に2個のナッターを
隔置埋設しその配設位置を覆う取付具本体の下体底面部
を前記幌枠の周面に沿う凹状円弧に形成して載置すると
共に該取付具本体の上面板から下体底面に貫挿孔を穿設
し貫挿孔に取付ねじを挿入して前記ナッターのねじの孔
と螺合させるよう構成され、かつ前記取付ねじに嵌合摺
動しうべくバンドの両端部に穿設した長孔を遊合させて
該取付ねじによりバンドを取付具本体間に移動可能とし
て幌取付枠に具備せしめたものである。
〔作用〕
次に第1図に示す本考案を第3図乃至第4図に示す幌構
成体(A)の幌取付枠(1)に取付けて使用する場合に
ついて説明する。即ち、幌取付枠(1)において、連結
すべき両車体(C)(C)を接近させて両車体の車両金
枠(C′)(C′)間に幌構成体(A)を取付するに当
って該幌構成体の両端側シート(2)は幌取付枠(1)
にその取付溝によって係止されると共に幌取付枠(1)
は適宜パッキングを介置し図示しない連結金具によって
前記車両金枠(C′)(C′)に取着されているが、前
記幌取付枠(1)には側枠の長手方向の内周側に対置し
て一対の取付具本体(3)が載置されかつ該取付本体の
凹状円弧の下体底部(4の1)を前記取付具本体(3)
の周面に沿うごとく僅少の間隔をおいて取着されてい
る。又取付具本体(3)内に収容のバンド(9)には両
端部分に長孔(10)を取付ねじ(6)により嵌合摺動す
べく形成されているので、バンド(9)を手指で掴んで
矢視P方向に引張ると、バンド(9)は2点鎖線で示す
ように中央部が引出されるので確実に把持し幌構成体
(A)を可搬することができる。したがって幌取付枠
(1)を把持して幌構成体(A)を自由に持ち運びし保
持しながら車両金枠(C′)(C′)に固設された連結
金具に対設されている幌取付枠(1)に周設の取付金具
に対設されている幌取付枠(1)に周設の取付金具を連
接する諸動作を継続して行うことができる。
また両車体(C)(C)間に幌構成体(A)の連結を完
了した状態ではバンド(9)から手を離せば自動的にバ
ネ板(9a)のバネ作用でバンド(9)の両端部は取付具
本体(3)内に戻され幌取付枠(1)の周面に沿う如く
収容されるので従来のように常時コ字形取手を取付たま
まにしておく必要がなく、不要時にはバンド(9)の両
端部がスライドして取付具本体内に収容されていること
から嵩張ることがないから幌取付枠を取着した幌構成体
の連結部をすっきりした形状に構成され、従来例のもの
に比して意匠的な外見の秀れたものを形成することがで
き、強度的にも強いものを提供することができるもので
ある。
〔実施例〕
次に、本考案を図面について説明する。
第3図について(C)は連結すべき両車体で相互に対向
する車体面間に伸縮可能の幌構成体(A)が連結され該
幌構成体は両端側に金属性中空間で環状に形成された幌
取付枠(1)が取着されて構成された角筒状幌体で連結
部には貫通路が形成されている。なお(2)は幌シート
で相隣接せる環状に形成の中間幌骨B、B間に張設され
ると共にその両側端は前記幌取付枠(1)に設けた幌取
付溝により係止されている。B′は中間幌骨Bを環状に
形成する接続具。
次に第1図は本考案の取付具本体(3)を幌取付枠
(1)に取付けた第3図X−X線要部縦断面図で前記幌
取付枠(1)の両側枠の上方部内周側管壁の長手方向に
対向して2個のナッター(7)を貫入し該ナッターは下
方内周壁にねじ部(7a)を有し上方内周壁を無ねじ部
(7b)に形成されると共にナッター(7)は幌取付枠
(1)の管壁を介してその内外周面にかしめられ埋設さ
れている。
また(3)は前記幌取付枠(1)に埋設のナッター
(7)に夫々対応して配設される取付具本体(1)の取
付具本体で(4)は前記取付具本体(3)の下体部分で
その底面は凹状円弧の下体底部(4の1)となし幌取付
枠(1)の周面に沿う形状に形成されると共に上面は長
手方向の中途まで側端縁に短少の側壁を形成して一方の
側壁には至端側を直立形ストッパー(4b)を形成し他方
側壁には至端側を側面形状コ字形ストッパー(4c)を一
体に形成して両側壁(4b)、(4c)との間に縦断面形状
凹溝部(4a)が形成されている。
(5)は前記凹溝部(4a)を覆うように前記直立形スト
ッパー(4b)、コ字形ストッパー(4c)、の上端面間に
わたって配設される上面板で該上面板(5)の前端縁は
前記面ストッパー(4b)、(4c)の垂直壁部に衝突さ
れ、かつ該上面板(5)の一端縁の中央部には突出部
(5a)が形成され(第5図)後述するように該上面板
(5a)と前記取付具本体(4)の凹溝部(4a)の間に挿
通されるバンド(9)の両端部に形成の長孔(10)を隠
蔽するように成されている。
そして、前記上面板(5)および下体部(4)には幌取
付枠(1)に直交する垂直軸I−I線方向に貫挿孔
(8)を穿設し貫挿孔(8)に取付ねじ(6)が挿入さ
れている。
(9)は前記下体部(4)の上面に形成の縦断面形状凹
溝部(4a)と上面板(5a)との間に挿入されるバンドで
該バンド(9)は通常技術によりバネ板(9a)を挟持す
る熱可塑性合成樹脂層からなるプライ組成物で形成さ
れ、両端部には長手方向に穿設した長孔(10)に前記取
付ねじ(6)を嵌合摺動するように遊嵌されると共にそ
の表面部は上面板(5)によって覆われ、かつバンド
(9)の表面部は前記凹溝部(4a)を形成の両側壁すな
わち、直立形ストッパーおよびコ字形ストッパー(4
b)、(4c)の上端面と間隙(m)をとって前記凹溝部
(4a)に挿通され、前記取付ねじ(6)により幌取付枠
(1)に埋設したナッター(7)のねじ部(7a)と螺合
している。
尚、前記下体部分(4)の上面に形成した上面板(5)
の配設は多少改変して次のように構成することができ
る。即ち前記下体部分(4)の上面に形成の前記両スト
ッパー(4b)、(4c)を下体部分(4)の後端縁まで延
長させると共に該両側壁の形状を一方の直立形ストッパ
ー(4b)と同様ストッパーに形成して該両ストッパー
(4b)(4c)の側壁間を覆う上面板(5)の後端縁と前
記両側壁(4b)、(4c)後端部とを相互にピンで連結し
て前記上面板(5)を開閉自在とし、かつ、該上面を開
くようなばね力を具えたねじりコイルばねを前記ピンに
取り付けるようにしても良く、この場合、上面板(5)
の端縁に形成の突出部(5a)は設けなくてよい。
上述の構成において、下体部分(4)の上面に設けた凹
状溝(4a)に挿通のバンド(9)に形成した両端部の長
孔(10)を有するバネ板(9a)は取付ねじ(6)の締付
により取付具本体(3)の上面と上面板(5)との間に
挟着されるがバンド(9)の表面部は凹溝部(4a)の両
側壁上端面との間に間隙(m)を有するため固定状態と
はならず長孔(10)に遊嵌したバンド(9)のバネ板
(9a)はバンド(9)を矢視P方向に引張られると、長
孔(10)を弾撥的に移動可能となりバンド(9)は延ば
され、手で掴んで幌取付枠(1)に連結の幌構成本体
(A)を可搬して作業を実施することができる。
また、不使用時の状態では、バンド(9)の両端部はバ
ネ板(9a)の弾撥戻りでバンド(9)を嵩張らせないで
取付具本体(3)に収容させておくことができるので幌
構成体通路部を狭めることがなく、何等の邪魔になるこ
とはない。
〔効果〕
以上のように、本考案は幌取付枠に取付具本体を跨がっ
て載置し、取付ねじでしっかりと取付け得ると共に取付
ねじにバネ板をプライ化したバンドの両端部の長孔を遊
嵌してスライドさせるようにして使用しうるもので、各
部の構成が簡易で合成樹脂製で多量生産に適し、極めて
低廉に供給し得られ、かつ、その組立て構成も簡単であ
り、従来のものの製作加工が煩雑な点に比して格段に能
率的であり、また取付けた後は連結幌通路部のバンド部
を常時嵩張ることなく収納できるものである。
従って、幌構成体を車両端に取付るうえで至便に可搬し
て操作が可能であり、外見上も頗る体裁が良く実用的価
値を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の取付具本体を幌取付枠に取付た要部
拡大の実施態様図で、第3図のX−X線断面図 第2図は、本考案の取付具本体を幌取付枠に取付た要部
拡大の実施態様図で、第4図のY−Y線断面図 第3図は、幌取付枠を連接した幌構成体の連結部側面図 第4図は、第3図の幌構成体正面図 第5図は、第1図乃至第2図の上面板概略図 第6図は、従来の幌構成体の車両連結部正面図 第7図は、第6図の円内部分の要部拡大図 1:幌取付枠、2:幌シート、3:幌取付具本体、4:下体部
分、4の1:凹状円弧の下体底部、4a:凹溝部、4b:直立形
ストッパー、4c:コ字形ストッパー、5:上面板、6:取付
ねじ、7:ナッター、7a:無ねじ部、7b:ねじ部、8:貫挿
孔、9:バンド、9a:バネ板、10:長孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】角筒状幌構成体の両端側幌取付枠を中空管
    で構成した幌枠であってその長手方向に沿い幌取付溝を
    設けて幌シートを係止させるように成した幌枠におい
    て、前記幌取付枠の内周側管壁の長手方向に対向して2
    個のナッターを貫入して隔置埋設しその配設位置に取付
    具本体の下体底面部を前記幌枠の周面に沿う凹状円弧に
    形成して載置すると共に該取付具本体の上面板から下体
    部分底面に貫挿孔を穿設し貫挿孔に取付ねじを挿入して
    前記ナッターのねじ孔と螺合させるよう構成され、かつ
    前記取付ねじに嵌合摺動しうべくバンドの両端部に穿設
    した長孔を遊合させて該取付ねじによりバンドを取付具
    本体間に移動可能として幌取付枠に具備したことを特徴
    とする車両用連結幌枠取付枠。
JP12965890U 1990-11-30 1990-11-30 車両用連結幌取付枠 Expired - Lifetime JPH072247Y2 (ja)

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