JPH072239U - 紫外線避け包装用透明袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 透明な包装袋でありながら、紫外線を避ける
ことのできる紫外線避け袋を提供することにある。 【構成】 透明な包装袋本体（１）を設けるにあたり、
素材に、所定の紫外線避け剤（２）を混入して製造する
か、該袋本体に、紫外線避け剤（２）を塗布した層
（３）を形成することを特徴とする紫外線避け包装用
袋。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、紫外線避け包装用袋に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、透明な包装袋は、内部の商品が外部よりそのまま見え、商品の見栄えと 、購入者に安心を与えるものであり、しかも、商品に塵埃等は付着せず、また、 そのまま店に展示することにより、店内のインテリアの一部となり大変便利なも のである。

【０００３】 しかし、透明な袋は塵埃が商品に直接付着するのを避けることはできるが、紫 外線が直射され、商品が光、熱による脱色（色落ち）したりする欠点がある。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

そこで、この考案は、上記の欠点を除去するものであり、透明な包装袋であり ながら、紫外線を避けることのできる，紫外線避け包装用袋を提供することにあ る。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案は、透明な包装袋本体を設けるにあたり、素 材に、紫外線避け剤を混入して設けるか、あるいは、該袋本体に、紫外線避け剤 を塗布した層を形成することを特徴とする紫外線避け包装用袋より構成される。

【０００６】

【作用】

本考案の使用においては、透明な袋本体（１）に紫外線避け剤（２）を介して 商品を入れるため、紫外線を避けることができ、商品の日焼けによる色落ち等を 避けることができ、長期間に渡る場合には途中で紫外線避け剤（２）を塗ればよ いものである。

【０００７】

【実施例】

本発明の最適な実施例について添付図１および図２を参照して、以下詳細に説 明すると、透明な包装袋本体（１）を設けるにあたり、素材に、紫外線避け剤（ ２）を混入して設けることを特徴とする紫外線避け包装用袋から構成される。

【０００８】 尚、紫外線避け剤（２）は、具体的には、商標『ＵＶレイザー』（サンテック 株式会社製）である。

【０００９】 また、この考案の他の実施例を説明すると、透明な包装袋本体（１）を設け、 該袋本体に、紫外線避け剤（２）を塗布した層（３）を形成することを特徴とす る紫外線避け包装用袋から構成される。

【００１０】 また、紫外線避け剤（２）は、液体の場合にはスプレー等で袋本体の表紙ある いは裏面に塗布したり、ゲル状の場合には、刷毛、ブラシ等で塗布するものであ る。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は、以上の構成よりなるものであり、この考案によると、透明な袋本体 （１）に、紫外線避け剤（２）を混入するか、紫外線避け剤（２）を塗布して商 品を入れるため、透明な袋本体（１）であっても、日焼けによる色落ち、色むら がなく、商品の価値をそのまま保つことができ、食品のパッケージ、衣類のカバ ー、書物、ビデオテープ等のさまざまなカバーとして最適である等極めて有益な る効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す正面図である。

【図２】本考案の他の実施例を示す断面図である。

【符号の説明】

１ 透明な包装袋本体 ２ 紫外線避け剤 ３ 層

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 透明な包装袋本体（１）を設けるにあた
   り、素材に、所定の紫外線避け剤（２）を混入して製造
   することを特徴とする紫外線避け包装用袋。
2. 【請求項２】 透明な包装袋本体（１）を設け、該袋本
   体に、紫外線避け剤（２）を塗布した層（３）を形成す
   ることを特徴とする紫外線避け包装用袋。