JPH072232U - 薬品瓶の保護部材 - Google Patents

薬品瓶の保護部材

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Publication number
JPH072232U
JPH072232U JP3216493U JP3216493U JPH072232U JP H072232 U JPH072232 U JP H072232U JP 3216493 U JP3216493 U JP 3216493U JP 3216493 U JP3216493 U JP 3216493U JP H072232 U JPH072232 U JP H072232U
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JP
Japan
Prior art keywords
chemical
bottle
protective member
protection member
chemical bottle
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Pending
Application number
JP3216493U
Other languages
English (en)
Inventor
秀夫 二階堂
輪香子 森山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH072232U publication Critical patent/JPH072232U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 薬品瓶2に装着して使用される、ほぼ円筒状
を成し、衝撃吸収性材料(例えばゴム)で成形された保
護部材1であって、保護部材の上部に薬品だれを受け入
れる窪み部3を設ける。また、保護部材の外側には転が
り防止用の突起部4を設ける。 【効果】 薬品瓶を持つ手が薬品だれで汚れることがな
い。また、薬品瓶が万一横に倒れても、転がりが防止さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、薬品瓶の保護部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、分析センター、大学の研究室、化学会社の研究室など化学薬品を多 く取り扱う部門では、多数の薬品瓶を棚に並べ置いているが、薬品瓶はほぼ円筒 状であり、倒れ易く、転がりやすい。倒れて転がると、多くの場合には棚から床 に落ちることになる。また、薬品瓶はガラス製のものが多いことから、倒れたり 、床に落ちたり、あるいは地震などで隣の瓶とぶつかった場合には割れることが ある。しかも、薬品の中には引火性や毒性を持つ液状のものも少なくなく、単独 では毒性がないものの他の薬品と反応すると爆発したり、毒性の化合物が生成さ れるものもある。従って、割れることは非常に危険である。
【0003】 そのため、従来より、このような危険性を防止するために、衝撃吸収性材料、 たとえばゴムで成形された保護部材を用いることが提案されている。この薬品瓶 の保護部材は、ほぼ円筒状を成し、薬品瓶に装着されるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の保護部材の場合には、さらに改善の余地が残されていた。そ れと言うのも、薬品瓶から中の薬品を注ぎ出したとき、薬品が外壁を伝わって垂 れ落ちることが多く、この垂れ落ちる薬品は「薬品だれ」と呼ばれるが、これに より瓶を持つ手が汚れたり、瓶のラベルが汚損されるなどの問題点があり、この 点は従来の保護部材を装着した瓶でも解消されていなかったからである。
【0005】 また、従来の保護部材の場合には、瓶の割れは防止できるものの、ほぼ円筒状 であるため、転がり易いという欠点があった この考案は以上の問題点を解決することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するため、この考案は、薬品瓶周面に装着される略円筒状 の衝撃吸収性材料で成形された保護部材であって、この保護部材の上部に薬品だ れを受け入れる窪み部を設けたことを特徴とする薬品瓶の保護部材を提供する。 また、この考案は、薬品瓶周面に装着される略円筒状の衝撃吸収性材料で成形 された保護部材であって、この保護部材の外側に転がり防止用の突起部を設けた ことを特徴とする薬品瓶の保護部材を提供する。
【0007】
【作用】
この考案の保護部材は、上記の構成において、ほぼ円筒状で中心に瓶の外径よ りやや小さい内径を持つ穴が開口しており、ここから瓶を入れ、瓶の外側周面に 装着する。もちろん穴の底は開口していても、閉じていてもよい。その形状は、 円筒状とは言っても、円筒は上下方向に短いリング状であってもよく、円筒の外 形も円形に限られることはない。突起部を設けた場合には、上から見て矩形でも よい。
【0008】 そして、保護部材は衝撃吸収性材料で成形される。衝撃吸収性材料としては、 たとえば、薬品の種類にもよるが、一般に耐溶剤性のフッ素系ゴム、エチレンプ ロピレンゴム、ネオプレンゴム、FRPゴム、ウレタンゴム、アクリルゴムなど が好ましい。ゴムに限らず、弾性や衝撃吸収性を持つ材料であれば、たとえば樹 脂発泡体でもよい。透明な材料であれば、瓶のラベルや中身を見ることができる ので好ましくもある。
【0009】 以下、図面を引用して実施例によりこの考案をより具体的に説明するが、この 考案はこれに限られるものではない。
【0010】
【実施例】実施例1 図1は、この考案の一実施例を示したもので、保護部材(1)とそれを装着し た薬品瓶(2)の側面図である。保護部材(1)は円筒(リング)状であり、ウ レタンゴムの成形物からなっている。保護部材(1)の上部には、内径に沿って 溝状の薬品だれを受け入れる窪み部(3)が設けてある。この窪み部(3)は瓶 側面に直接に面しており、瓶の口から垂れ落ちた薬品だれは、この窪み部(3) に溜まり、それ以下には落ちない。そのため、薬品だれが生じたとしても、保護 部材(1)より下にある手を汚すことはない。実施例2 図2は、この考案の別の実施例を示し、保護部材(1)とそれを装着した薬品 瓶(2)の側面図である。保護部材(1)は円筒(リング)状であり、フッ素ゴ ムでできている。保護部材(1)の上部には内径に沿って溝状の薬品だれを受け 入れる窪み部(3)が設けてある。この窪み部(3)は瓶側面に直接に面してい る。薬品だれが生じたとしても、窪み部(3)に溜まるので、それ以下に落ちる ことはない。
【0011】 また、保護部材(1)の外側には突起部(4)が4個所設けてあり、万一瓶( 2)が横に倒れても、この突起部(4)の存在によって薬品瓶(2)の転がりを 防止することができる。実施例3 図3は、また別の実施例を示し、保護部材(1)とそれを装着した薬品瓶(2 )の側面図である。保護部材(1)は円筒状であり、薬品瓶(2)のほぼ全体を 被覆している。材質は透明ゴムである。そのため、ラベルや中身が外から見える ようになっている。
【0012】 保護部材(1)の上部には内径に沿って溝状の薬品だれを受け入れる窪み部( 3)が設けてある。この窪み部(3)は瓶側面に直接に面している。このため、 薬品だれは窪み部(3)に溜まるので、それ以下に落ちることはない。実施例4 図4は、さらに別の実施例を示し、保護部材(1)とそれを装着した薬品瓶( 2)の側面図である。保護部材(1)は円筒状であるが、側面に大きな開口部を 有し、薬品瓶(2)がそこから露出している。材質は熱可塑性樹脂エラストマー である。開口部からラベルや中身が外から見えるようになっている。
【0013】 保護部材(1)の外側には突起部(4)が上部に4個所、下部に4個所設けて あり、これが、万一、薬品瓶(2)が横に倒れても、転がりを防止する。
【0014】
【考案の効果】
この考案によれば、薬品だれを受け入れる窪み部を設けることにより、薬品瓶 を持つ手が薬品だれで汚れることがない。 また、転がり防止用の突起部を設けることにより、万一、薬品瓶が横に倒れて も、瓶の転がりが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1に係わる保護部材とそれを
装着した薬品瓶の側面図である。
【図2】この考案の実施例2に係わる保護部材とそれを
装着した薬品瓶の側面図である。
【図3】この考案の実施例3に係わる保護部材とそれを
装着した薬品瓶の側面図である。
【図4】この考案の実施例4に係わる保護部材とそれを
装着した薬品瓶の側面図である。
【符号の説明】
1 保護部材 2 薬品瓶 3 薬品だれを受け入れる窪み部 4 転がり防止用の突起部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬品瓶周面に装着される略円筒状の衝撃
    吸収性材料で成形された薬品瓶の保護部材にであって、
    この保護部材の上部に薬品だれを受け入れる窪み部を設
    けたことを特徴とする薬品瓶の保護部材。
  2. 【請求項2】 薬品瓶周面に装着される略円筒状の衝撃
    吸収性材料で成形された薬品瓶の保護部材であって、こ
    の保護部材の外側に、転がり防止用の突起部を設けたこ
    とを特徴とする薬品瓶の保護部材。
JP3216493U 1993-06-15 1993-06-15 薬品瓶の保護部材 Pending JPH072232U (ja)

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JP3216493U JPH072232U (ja) 1993-06-15 1993-06-15 薬品瓶の保護部材

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5469118A (en) * 1977-11-14 1979-06-02 Ishizuka Glass Apparatus for homogenizing molten glass in spout
JP2001222224A (ja) * 2000-02-09 2001-08-17 Iwata Label Co Ltd 転動防止ラベルおよびそれを貼り付けたアンプル
CN111150909A (zh) * 2019-06-03 2020-05-15 霍强 治疗狐臭的喷雾器结构及内部液体配方

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981124