JPH07222289A - 電池収納装置 - Google Patents

電池収納装置

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JPH07222289A
JPH07222289A JP3306494A JP3306494A JPH07222289A JP H07222289 A JPH07222289 A JP H07222289A JP 3306494 A JP3306494 A JP 3306494A JP 3306494 A JP3306494 A JP 3306494A JP H07222289 A JPH07222289 A JP H07222289A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/60Mounting or interconnection of hearing aid parts, e.g. inside tips, housings or to ossicles
    • H04R25/602Mounting or interconnection of hearing aid parts, e.g. inside tips, housings or to ossicles of batteries

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Abstract

(57)【要約】 【目的】電源供給手段としての電池を収納する電池室
と、電池室の周囲壁の一部であると共に電池室から分離
して形成された電池カバーとでなり、電池室の電池着脱
用の開口に電池カバーを閉塞してなる電池収納装置を利
用して使い勝手を劣化させずに防水性を向上させ得る電
池収納装置を提案しようとするものである。 【構成】電源供給手段としての電池を収納する電池室
と、電池室の周囲壁の一部であると共に電池室から分離
して形成された電池カバーとでなり、電池室の電池着脱
用の開口に電池カバーを閉塞してなる電池収納装置にお
いて、電池カバーの内面に突出形成された電池保持壁に
よつて形成される空間内部に電池を嵌合保持せしめるこ
とにより、使い勝手を劣化させずに防水性を向上させ得
る電池収納装置を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電池収納装置に関し、特
に防水型の補聴器に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の補聴器においては、各部
材間の密着性を高めることにより防水機能を実現するよ
うになされている。この種の補聴器として、図7に示す
ような耳掛け式補聴器1がある(実公平3-6076号公報、
特公平3-39440 号公報)。すなわち補聴器1は、全体と
して弓形に形成されたケース2の先端部にフツク3が螺
合されており、当該フツク3を補聴器装用者の耳介上端
部に沿つて引つかけることにより、補聴器1全体を装用
者の耳介背面位置に保持するようになされている。この
状態でフツク3の先端にチユーブ及び耳栓(図示せず)
を取り付けることにより、イヤホンより得られた補聴音
をフツク3内の音道、チユーブ及び耳栓を通して装用者
の耳穴内に送出する。
【0003】ケース2はケース本体4とケース蓋体5に
より構成され、ケース本体4にはマイクロホン、補聴音
処理回路及びイヤホン等が内蔵されている。ケース蓋体
5は、ケース本体4の先端位置に設けられた回動軸(図
示せず)を回動中心としてケース本体4に回動自在に取
り付けられている。従つて補聴器1においては、ケース
蓋体5を矢印aの方向に回動させることによりケース蓋
体5を開状態してケース本体4に内蔵された各部品の調
整や修理を行う。
【0004】ケース本体4の根元部には、回動軸6を回
動中心として電池カバー7が回動自在に取り付けられて
いる。従つて補聴器1においては、電池カバー7を矢印
bの方向に回動させることにより電池カバー7を開状態
にして電池を交換する。この電池カバー7の開状態を図
8及び図9に示し、また図9において14はボタン型の
電池を示す。
【0005】またケース蓋体5の表面には、音量調整用
のボリユームつまみ8及び電源や各種機能を切り換える
スイツチつまみ9が配設され、これらの部品はケース蓋
体5の厚みを貫通してケース本体4に内蔵された各スイ
ツチ部品に連結されている。さらにケース蓋体5の表面
には、装用者に応じて補聴音帯域や最大音圧レベルを調
節する調整部を保護する調整器カバー10が回動軸11
を回動中心として開閉自在に取り付けられている。
【0006】ここで補聴器1においては、ケース本体4
とケース蓋体5との接合面、並びにケース本体4と電池
カバー7との接合面にそれぞれ各接合面に適合した形状
のシールパツキングを設けることにより各接合面からの
水分の浸入を防ぐようになされている。
【0007】またボリユームつまみ8とケース蓋体5の
間及びスイツチつまみ9とケース蓋体5との間にはそれ
ぞれOリングが設けられ、これによりボリユームつまみ
8とケース蓋体5との隙間及びスイツチつまみ9とケー
ス蓋体5との隙間からの水分の浸入を防ぐようになされ
ている。
【0008】ケース2の先端部にはマイクロホンへの風
雑音の進入を防ぐためのウインドカバー12が設けら
れ、ウインドカバー12はケース2に嵌め込まれた状態
でフツク3をケース本体4にねじ込むことによりフツク
3及びケース2間に挟持される。すなわち補聴器1にお
いては、ウインドカバー12のフツク3近傍に形成され
た切欠部(図示せず)を介してマイクロホンの外部音取
込み口に外部音を導入する。
【0009】ここでマイクロホンの外部音取込み口には
音は通すが水は通さないフイルタ等でなる適宜の防水部
材が配設され、当該防水部材によりマイクロホンへの水
分の浸入を防止するようになされている。このようにし
て補聴器1においては、各部材間に防水シールを施すこ
とによりケース2内部への水分の浸入を未然に回避する
ようになされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
補聴器1の場合、図8からも分かるように、ケース本体
4と電池カバー7間に介挿される上述のシールパツキン
グ15はケース本体4の下端部(及び電池カバー7の周
側壁の端部)でなる上述の接合部の形状に合わせて長方
形の枠状に形成され、これが電池カバー7のケース本体
4との接合部に設けられた溝(図示せず)に嵌め込まれ
るようにしてこの電池カバー7に装着されている。
【0011】またこの補聴器1では、電池カバー7を矢
印bと逆方向である閉方向に回転させて電池カバー7を
閉じた後開かないようにロツクすることによつてケース
本体4の下端部と電池カバー7の周側壁の端部とでシー
ルパツキング15を強い力で挟み込むことができるよう
になされており、これにより、ケース本体4及び電池カ
バー7間の隙間からケース外部の水分がケース内部に浸
入するのを防止し得るようになされている。
【0012】ところがかかる構成の補聴器1では、上述
のようにシールパツキング15が長方形の枠状に形成さ
れている関係上、シールパツキング15の角部と辺部と
ではかかる圧力が異なるためにケース本体の下端部と電
池カバーの周側壁の端部との間に隙間が発生するおそれ
があり、この結果この隙間からケース内部にケース外部
の水分が浸入するおそれがあつた。
【0013】一方、電池カバー7を回動軸6を回動中心
としてケース本体4と嵌め合わせる方法によれば、シー
ルパツキング15を押圧する力には限界があり、汗等の
水滴が降りかかる程度であれば水分の浸入を防止するこ
とができるが、防水性が必要とされるプールや浴室等で
の使用においては、補聴器1に防水性をもたせるのに必
要な押圧力を得ることが困難である。さらに補聴器1に
電池を装着させる場合、ケース本体4内に設けられた電
極13に電池を挟持させる方法では、実用上十分に電池
を挟持することが困難であり、このため電池カバー7を
開けたときに電池が電極13から外れ落ちるおそれがあ
る。
【0014】このため、補聴器のケースの側部に円柱状
空間をもつ電池室を形成し、当該電池室との接合部分に
弾性部材でなるOリングが介挿されてなる電池カバーを
ねじ込む構造が考えられる。すなわちOリングを用いた
構造のものでは、当該Oリングにかかる圧力が均一にな
ることにより、上述したシールパツキングを用いたもの
と比べ防水性を格段と向上し得ると共に、電池を電池室
内の壁に挟持し収納することにより実用上十分に当該電
池を挟持し得る。
【0015】ところが、補聴器の電池室及び電池カバー
をこのような構造にした場合、例えば高齢者等の手先が
不自由な装用者にとつては、電池を電池室内の所定位置
に位置決めすること及び、電池を電池室から取り出すこ
とが困難になるという問題があつた。すなわち、電池室
である円柱状空間内に指先等で把持した電池を落とし込
むように入れた場合、電池室でなる空間も電池も小さい
ものであるため必ずしも所定の位置に電池が設置される
とは限らず、電池の装着が困難であつた。
【0016】また、図7及び図8に示す電池収納装置の
場合、電池カバー内に電池を収納し、電池カバーを閉め
ることにより、電池を装着している。しかし、電池は電
池カバー内で遊動状態にあり、従つて電池カバーを開い
たときに当該電池カバー内から電池が落下するおそれが
あつた。
【0017】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、使い勝手を劣化させずに防水性を向上させ得る電池
収納装置を提案しようとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、電源供給手段としての電池を収納
する電池室40Aと、電池室40Aの周囲壁の一部であ
ると共に電池室40Aから分離して形成された電池カバ
ー42とでなり、電池室40Aの電池着脱用の開口に電
池カバー42を閉塞してなる電池収納装置において、電
池カバー42の内面に突出形成された電池保持壁42
A、42Bによつて形成される空間42C内部に電池を
嵌合保持せしめるようにする。
【0019】また本発明においては、電池保持壁42
A、42Bによつて形成される空間42Cの直径を電池
の直径より若干大きめにし、しかも電池保持壁42A、
42Bの内壁に複数の突条部42AX、42AY、42
BX、42BYを形成してなるようにする。
【0020】さらに本発明においては、電池保持壁42
A、42Bによつて形成される空間42Cの直径を電池
の直径より若干小さめにし、しかも電池保持壁42A、
42Bに適宜の個数の擦り割りを設けてなるようにす
る。
【0021】
【作用】電池カバー42の内面に電池保持壁42A、4
2Bを突出形成することにより、当該電池保持壁42
A、42Bによつて形成される空間42C内部において
電池を嵌合保持することができる。
【0022】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0023】(1)補聴器の全体構成 図1及び図2において、30は全体として防水型の耳掛
け式の補聴器を示し、合成樹脂材から構成された箱状の
ケース31は耳介の背後部の形状と適合するように弓形
状に成形され、その先端部にウインドカバー32及びフ
ツク33が一体に取り付けられている。
【0024】ケース31においては、特に図2からも明
らかなように、当該ケース31の内周部及び根元部を形
成するケース本体40と、当該ケース本体40の先端部
において回転自在に軸支され、ケース31の外周部を形
成するケース蓋体41と、ケース本体40の根元部に形
成され、円柱状空間の電池室40Aを閉塞する電池カバ
ー42とでなり、ケース蓋体41をケース本体40内部
に突出した電極43の端部でなるねじ孔部にねじ止め固
定することにより、電池カバー42をケース本体40に
装着して図1のように組み立てられている。
【0025】この場合ケース本体40及びケース蓋体4
1間には、弾性材(例えばゴム材)からなるシールパツ
キング44が介挿されており、これによりケース本体4
0及びケース蓋体41間の隙間からケース31内部に水
が浸入するのを防止し得るようになされている。
【0026】同様にしてケース本体40及び電池カバー
42間には、弾性材(例えばゴム材)からなるOリング
45が介挿されており、これによりケース本体40及び
電池カバー42間の隙間からケース31内部に水が浸入
するのを防止し得るようになされている。
【0027】電池カバー42は、特に図2からも明らか
なように、内側面に突出形成された一対の円弧状の電池
保持壁42A、42Bを有し、当該電池保持壁42A、
42Bで囲まれる空間(以下、この空間を電池保持空間
と呼ぶ)42C内部においてボタン型の電池を保持し得
るようになされている。この電池保持空間42Cは電池
の直径より若干大きく形成されている。これによりこの
補聴器30では、電池カバー42の電池保持空間42C
内に電池を嵌め込んだ後、当該電池カバーをケース本体
に装着することによつて電池を電池室内に装填すること
ができ、かくしてケース31内部に収納された信号処理
部50に対して電源を供給することができるようになさ
れている。
【0028】信号処理部50においては、図2からも分
かるように、補聴処理回路が形成されてなるフレキシブ
ル基板51に利得調整器52、モード切替えスイツチ5
3、調整用トリマ54及び電極55を一体に取り付ける
ことにより形成され、マイクロホン60又は誘導コイル
から供給される音声信号を利得調整器52、モード切替
えスイツチ53及び調整用トリマ54の操作により設定
された入出力特性で補聴処理した後イヤホン62に送出
するようになされている。
【0029】この場合利得調整器52及びモード切替え
スイツチ53においては、ケース蓋体41の厚みを通し
て当該ケース蓋体41の湾曲面でなるケース31の外周
面に配設されたボリユームつまみ63及びスイツチつま
み64と防水性高く連結されている。
【0030】これにより当該補聴器30においては、ボ
リユームつまみ63を回転操作することによつてイヤホ
ン62から出力される補聴音の音圧レベルを調整するこ
とができると共に、スイツチつまみ64を操作すること
によつて電源を切り、又はモードを切り替えることがで
きるようになされている。
【0031】また調整トリマ54は、ケース31の外周
面に形成されたトリマ用開口(図示せず)を介してケー
ス31外部に露出されている。このためケース31の外
周面には当該調整用トリマ54を覆い隠すように調整器
カバー65が開閉自在に取り付けられており、これによ
り調整器トリマ54が不用意に操作されるのを防止し得
るようになされている。
【0032】さらに誘導コイルは、筒状に折り曲げられ
たフレキシブル基板51内部に配置されており、これに
よりケース31内部の空間を有効に利用することができ
るようになされている。マイクロホン60は、ケース蓋
体41内部の先端部に取り付けられている。
【0033】このケース蓋体41の先端部には、防水部
材(図示せず)が取り付けられており、これによりケー
ス蓋体41の先端部を介してケース31内部に水分が浸
入するのを防止し得るようになされている。またイヤホ
ン62は、ケース本体40内部の先端に配置されてお
り、これにより信号処理部50の補聴処理回路の出力に
基づく補聴音をフツク33を介して補聴器30の外部に
出力し得るようになされている。
【0034】(2)電池カバーの構成 ここで図3及び図4に示すように、電池カバー42は、
電池保持空間42Cを形成する電池保持壁42A、42
Bの内側面にそれぞれ一対の直線状の突起(以下、これ
を突条と呼ぶ)42AX及び42AY、42BX及び4
2BYが当該電池保持壁42A、42Bの突出方向と平
行に形成されており、電池保持壁が弾性力を有する合成
樹脂で形成されていることとも相まつて当該突条42A
X及び42AY、42BX及び42BYによつて電池の
周側面を押圧することにより電池を柔らかく保持し得る
ようになされている。
【0035】このとき突条42AX及び42AY、42
BX及び42BYは、電池の周側面に対して所定の挟持
力をもつように形成され、これにより電池カバー42を
振つたり、引つ繰り返したりしても当該電池カバー42
内に収納されている電池が落ちないと同時に、当該電池
を人手によつて簡易に着脱し得るようになされている。
【0036】また、突条42AX及び42AY、42B
X及び42BYの先端部には丸みが形成されており、こ
れにより電池を電池カバー42に嵌め込む際に、当該電
池の周側面が突条42AX及び42AY、42BX及び
42BYの先端部に引つ掛かることなく滑らかに挿入す
ることができるようになされている。
【0037】因にこの補聴器30では、電池カバー42
の電池保持空間42C内に装填された電池を容易に取り
出せるようにするために、図5に示すようなマグネツト
棒70が用意されている。すなわちマグネツト棒70は
棒状部材の一端70A側に配されたマイナスドライバ部
71と、他端70B側に配されたマグネツト部72とが
それぞれ例えば合成樹脂で一体形成され、マグネツト部
72の端部72Aでなる頭部には円柱状の磁石(図示せ
ず)が埋め込まれており、またマイナスドライバ部71
の近傍の一側面からは例えば合成樹脂でなるブラシの毛
73が植立されている。従つてこの補聴器30では、装
用者が電池カバー42に嵌め込まれた電池74の周側面
にマグネツト棒70を接触させて持ち上げることによ
り、当該電池を電池カバー42の電池保持空間42C内
から容易に離脱し得るようになされている。
【0038】(3)実施例の動作 以上の構成において、電池カバー42の電池保持壁42
A、42Bの内側壁面に突条42AX及び42AY、4
2BX及び42BYを形成したことにより、電池の周側
面が当該突条42AX及び42AY、42BX及び42
BYに押圧接触し、この結果当該電池と突条42AX及
び42AY、42BX及び42BYとの間に弾性力及び
摩擦力を生じることとなり、当該電池は電池カバー42
の電池保持空間42C内に保持される。
【0039】従つてこの補聴器30では、電池を電池カ
バー42の電池保持空間42C内に嵌め込んだ後この電
池カバー42を電池保持壁42A、42Bがケース本体
40の電池室40A内に位置するようにケース本体40
に装着するだけで電池を容易にケース31内部の電池室
40A内に装填することができる。
【0040】一方、この補聴器30では、電池カバー4
2がケース本体40に装着された状態からこの電池カバ
ー42をケース本体40から取り外すだけでケース31
内部に収納された電池を容易に確実に取り出すことがで
きる。従つて補聴器30の電池室40A及び電池カバー
42をこのように構成することによつて例えば高齢者等
のような手先の不自由な装用者にも電池の着脱を容易に
行い得るようにすることができる。
【0041】(4)実施例の効果 以上の構成によれば、電池カバー42の電池保持壁42
A、42Bの内側壁面に突条42AX及び42AY、4
2BX及び42BYを形成したことにより、電池を確実
に電池カバー42の電池保持空間42C内に保持するこ
とができ、かくして使い勝手を劣化させずに防水性を向
上させ得る電池収納装置を実現することができる。
【0042】(5)他の実施例 なお上述の実施例においては、突条42AX、42A
Y、42BX及び42BYの数を4個にした場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、突条数は4個以外
の数、例えば2個、3個又は5個以上であつても良い。
【0043】また上述の実施例においては、電池保持壁
42A、42Bの内側壁面に突条42AX、42AY、
42BX及び42BYを設けた場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、図6に示すように電池保持壁4
2A、42Bの直径を電池の直径よりも若干小さくする
と共に内側壁面に適宜の個数の擦り割り42AZ、42
BZを形成するようにしても本発明と同様の効果を得る
ことができる。この場合、電池保持壁42A、42Bの
中心方向への弾発力に抗して電池を嵌め込むことにな
る。
【0044】さらに上述の実施例においては、補聴器に
適用した場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、ラジオ、トランシーバ、カメラ等の、電源として電
池を用いる他の機器にも適用できるものである。
【0045】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、電源供給
手段としての電池を収納する電池室と、電池室の周囲壁
の一部であると共に電池室から分離して形成された電池
カバーとでなり、電池室の電池着脱用の開口に電池カバ
ーを閉塞してなる電池収納装置において、電池カバーの
内面に突出形成された電池保持壁によつて形成される空
間内部に電池を嵌合保持せしめることにより、使い勝手
を劣化させずに防水性を向上させ得る電池収納装置を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による耳掛け式補聴器の全体
構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例による耳掛け式補聴器の全体
構成を示す分解斜視図である。
【図3】電池カバーの全体構成を示す斜視図である。
【図4】電池カバーの全体構成を示す平面図である。
【図5】マグネツト棒の説明に供する斜視図である。
【図6】電池カバーの全体構成を示す斜視図である。
【図7】従来の耳掛け式補聴器の全体構成を示す斜視図
である。
【図8】従来の耳掛け式補聴器の全体構成を示す斜視図
である。
【図9】従来の耳掛け式補聴器の全体構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1、30……補聴器、40……ケース本体、40A……
電池室、42……電池カバー、42A、42B……電池
保持壁、42AX、42AY、42BX、42BY……
突条部(突条)、42AZ、42BZ……擦り割り、4
2C……電池保持壁によつて形成される空間(電池保持
空間)、45……Oリング、70……マグネツト棒。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源供給手段としての電池を収納する電池
    室と、上記電池室の周囲壁の一部であると共に上記電池
    室から分離して形成された電池カバーとでなり、上記電
    池室の電池着脱用の開口に上記電池カバーを閉塞してな
    る電池収納装置において、 上記電池カバーの内面に突出形成された電池保持壁によ
    つて形成される空間内部に上記電池を嵌合保持せしめる
    ことを特徴とする電池収納装置。
  2. 【請求項2】上記電池保持壁によつて形成される空間の
    直径を上記電池の直径より若干大きめにし、しかも上記
    電池保持壁の内壁に複数の突条部を形成してなることを
    特徴とする請求項1に記載の電池収納装置。
  3. 【請求項3】上記電池保持壁によつて形成される空間の
    直径を上記電池の直径より若干小さめにし、しかも上記
    電池保持壁に適宜の個数の擦り割りを設けてなることを
    特徴とする請求項1に記載の電池収納装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009131822A (ja) * 2007-12-03 2009-06-18 Mitsubishi Rayon Cleansui Co Ltd 浄水器
JP2012191448A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Hitachi Maxell Energy Ltd 補聴器用バッテリ

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