JPH0722186Y2 - サイクロン式縦型掃除機 - Google Patents

サイクロン式縦型掃除機

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JPH0722186Y2
JPH0722186Y2 JP1266590U JP1266590U JPH0722186Y2 JP H0722186 Y2 JPH0722186 Y2 JP H0722186Y2 JP 1266590 U JP1266590 U JP 1266590U JP 1266590 U JP1266590 U JP 1266590U JP H0722186 Y2 JPH0722186 Y2 JP H0722186Y2
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dust
cleaner
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pedestal
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久雄 田中
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株式会社サイクロンジャパン
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Description

【考案の詳細な説明】
イ)産業上の利用分野 この考案はサイクロン方式の集塵機構を備えた縦型掃除
機の改良創作に関する。 ロ)従来の技術 従来、この種掃除機に関す先行技術としては特公昭62-5
0140号、同62-50141号公報に記載のものが公知であっ
た。 これらの先行技術は有底筒状の外サイクロンと、この外
サイクロンの内部に収容される逆円錐形の内サイクロン
を有し、塵の吸入口から外サイクロンの頂部の接線方向
へ、外サイクロンから内サイクロンの頂部の接線方向
へ、内サイクロンから吸入ファン装置へそれぞれ流路を
有する形式の縦型掃除機に関するものであり、これらに
おいては空気と共に吸入された塵の内粗いものは先ず低
効率の外サイクロンにより分離堆積され、次に高効率の
内サイクロンにより残りの細かい塵や粒子を分離堆積す
る作用を生じる。 この出願に係わる考案はこれらの先行技術を基礎とする
改良考案であり、これらの先行技術を製品化するにあた
り生ずるであろう問題点の解消をその改良目的としてい
る。 ハ)考案が解決しようとする課題 この出願においては上記の従来技術中、特にそのサイク
ロン装置における問題点を解消することをその技術的課
題としている。 それらを列挙すれば次の通りである。 (a)第一に上記従来技術においては、サイクロン装置
の取り外し手段が何ら開示されていなかった。 しかしながら、サイクロン方式の掃除機においては塵は
サイクロン内に堆積されるものであり、サイクロン即ち
塵容器となり、塵を廃棄する上においてサイクロン装置
の取り外し手段は必須のものであり、その実現が望まれ
ていた。 (b)第二に上記従来技術においては、外サイクロンの
中に内サイクロンが収容される構成をとっているが、外
サイクロンにより収集された塵は外サイクロン内に直接
堆積されるが、内サイクロンにより収集された塵は内サ
イクロンと分離可能な容器内に堆積されなければなら
ず、この際この容器と内サイクロンとの確実な機密手段
の実現が望まれていた。 (c)第三に上記従来技術においては、外サイクロンの
中に内サイクロンが同心円状に収容される構成をとって
いる関係上、外サイクロンから内サイクロンへの空気の
流路は両者の隙間により得られる狭隘な空間に確保しな
くてはならず(具体的には上記従来技術においては偏平
なパイプ状のものを使用している)、ここにフィルター
を設けた場合に流路の断面積が小さいため吸い寄せられ
た塵によりすぐに詰まってしまう問題点が存した。 (d)第四に上記従来技術においては、塵は外サイクロ
ンの底部に堆積しているので、気流の具合や掃除機の操
作角度によっては上方に戻されてしまう問題点が存し
た。 ニ)課題を解決するための手段 この出願は、以上の問題点を悉く解消した掃除機を提供
することを目的とするが、そこには掃除機としての主要
部を共通にした上で、以上の問題点に対応する個別の考
案が存在するので以下これらの考案の構成を列挙する。 尚、これらの考案は全て有底筒状の外サイクロンと、こ
の外サイクロンの内部に収容される逆円錐形の内サイク
ロンからなり、塵の吸入口から外サイクロンの頂部の接
線方向へ、外サイクロンから内サイクロンの頂部の接線
方向へ、内サイクロンから吸入ファン装置へそれぞれ流
路を有する縦型掃除機における考案であることは上述の
通りである。
【第1の考案】 この考案は、サイクロン装置を、塵の吸入口及び吸入フ
ァン装置を有する掃除機の台座より支柱を2本立設し、
内サイクロンを垂設すると共に端部において外サイクロ
ンが保持され、更に両サイクロンへの空気の流路を内部
に有するソケットをこの台座間に揺動自在に枢止し、ソ
ケットの直立時にこのソケットと台座間に外サイクロン
が嵌入される構成としたことを特徴とする。
【第2の考案】 この考案は上記の第1の考案を主要部として、更に塵の
吸入口を、台座下部に取り付けられたクリーナーヘッド
及び台座後端に植設されたホースにより延長されるべき
クリーナーノズルの2種設けると共に、これらを選択切
替え可能とし、この内後者のクリーナーノズルの後端に
はホース内を進退自在に摺動するパイプを設ける共に、
このパイプ端を台座上に差し込み可能とし、吸入口をク
リーナーヘッド側に切り換えている場合にはこのパイプ
はホース内に収容された状態で台座上に直立状態で差し
込み固定され、この際クリーナーノズルに設けた係止ク
リップにより外サイクロンが保持されたソケットを直立
状態で係止したことを特徴とする。
【第3の考案】 この考案は上記の第1の考案を主要部として、更に中途
より上方部にかけて小径とした筒状の集塵容器を下端が
外サイクロンの底部に対して気密となるよう外サイクロ
ン内に挿入すると共に、外サイクロンのソケットへの嵌
入時に内サイクロンの開口底をこの集塵容器に挿入し、
この挿入にあたり内サイクロンの下方部を抱持すべき上
向きの環状襞を上下複数列に渡って内周に配した弾性素
材よりなるシール部材をもって両者の気密手段としたこ
とを特徴とする。
【第4の考案】 この考案は上記の第1の考案を主要部として、更にソケ
ット内壁と内サイクロン外壁との間に同心円状に区画壁
を設けることにより両者により囲まれる空間を形成する
と共に、この空間の上部を流路を経て内サイクロンの頂
部に連通させ、一方この区画壁の下端を内サイクロンの
外壁に向かって収束させることによりこの空間の下端を
閉じると共に、この区画壁の外周に多数の通気孔を穿設
したことを特徴とする。
【第5の考案】 この考案は上記の第1の考案を主要部として、更に中途
より上方部にかけて小径とした筒状の集塵容器を下端が
外サイクロンの底部に対して気密となるよう外サイクロ
ン内に挿入すると共に、外サイクロンのソケットへの嵌
入時に内サイクロンの開口底をこの集塵容器に挿入し、
この際内サイクロンの下方に円錐状に拡散したスカート
状の塵逆止部材を外嵌したことを特徴とする。 ホ)作用 以上の考案の作用を考案毎に以下列挙する。
【第1の考案の作用】 この考案によれば、外サイクロンが嵌合されるべきソケ
ットを台座間に揺動自在に枢止しているのだから、ソケ
ットを揺動方向に傾けるだけでサイクロンの脱着が可能
となる作用を生じ、更にこの場合ソケットは外サイクロ
ンへの空気の流路も兼ねているので、運転時には吸引力
により外サイクロンがソケットに密着固定され、螺合等
の特別の固定手段が不要となる作用を生じる。
【第2の考案の作用】 この考案によれば、台座上に直立させたクリーナーノズ
ルのロック機構が、揺動するソケットのロック機構を兼
ねる作用を生じる。
【第3の考案の作用】 この考案によれば、内サイクロンの集塵容器と内サイク
ロン間に内サイクロンの下方部を抱持すべき上向きの環
状襞を上下複数列に渡って内周に配した弾性素材よりな
るシール部材が介在されるので、逆円錐形の内サイクロ
ンがこのシール部材に挿入されると環状襞群を順次楔状
に押し開くこととなりその弾性力と相まって確実な気密
作用が生じる。
【第4の考案の作用】 この考案によれば、内サイクロン外壁と区画壁に間の空
間をもって外サイクロンから内サイクロンへの流路の一
部が形成される作用を生じ、更にこの区画壁の下端を内
サイクロンの外壁に向かって収束させ、この区画壁の外
周に多数の通気孔を穿設することにより、この通気孔が
横向きに開口したフィルターとして作用し、従来断面積
分しか得られなかった流路の入口が増大し、しかもこの
流路への空気の流れは一度ここで縦方向から横方向へ屈
曲するので塵が吸い寄せられることが防止される作用を
生じる。
【第5の考案の作用】 この考案によれば、内サイクロンの下方に円錐状に拡散
したスカート状の塵逆止部材が外嵌されるので、塵逆止
部材の拡散方向には塵は落下しやすいが、一度落下した
塵は拡散した塵逆止部材の下端により戻りにくい逆止作
用が生じる。 ヘ)実施例 以下、これらの考案の具体的実施例を添付図面に基づい
て説明する。 尚、説明の便宜上ここでは以上の考案の全てを実施した
掃除機を例にとり説明する。 この掃除機は有底筒状の外サイクロンと、この外サイク
ロンの内部に収容される逆円錐形の内サイクロンからな
り、塵の吸入口から外サイクロンの頂部の接線方向へ、
外サイクロンから内サイクロンの頂部の接線方向へ、内
サイクロンから吸入ファン装置へそれぞれ流路を有する
縦型の掃除機である。 図中1は掃除機の台座であり、内部に吸入ファン装置20
が収容されると共に、外部には一対の車輪25が配され、
前部にはクリーナーヘッド2が揺動自在に軸止され、こ
のクリーナーヘッドの下方には回転ブラシ3を配した吸
入口2aが開口される。 この台座1の平面両側からは一対の支柱4a及び4bが立設
され、この支柱4a及び4b間にはソケット5が揺動自在に
軸止される。 このソケット5には下端を開口した逆円錐形の内サイク
ロン10がパッキング11を介して予め垂設され、更に内サ
イクロンを囲むようにソケットから筒状部材12がパッキ
ング11を介して垂設され、この筒状部材の下端には外周
に多数の通気孔を穿設すると共に先端を内サイクロン10
の外周に接するよう収束した筒状部材14が螺合される
(第4図及び第6図参照)。 図中6は外サイクロンであり、上記ソケット5の直立時
にソケットと台座1の上面との間にソケット側にパッキ
ング8を介して嵌入される(第8図参照)。 尚、この実施例ではこの嵌入を確実にするために、台座
1上に起伏自在の鉤1aを設け、この鉤を外サイクロン6
に設けた係合段部6aに係合することにより外サイクロン
の抜け止めとしている(第3図参照)。 外サイクロン6は一端に握り手を有する縦長円筒状の構
成からなり、この実施例では内部に堆積された塵を視認
しやすいように透明素材により構成される。 そして、この外サイクロン6の底部には上記内サイクロ
ン10と連通し、内サイクロンにより分離された塵を収容
するための集塵容器7がパッキング8を介して嵌入され
る。 この集塵容器7は、下方は外サイクロン6の内径に合致
するように座7aとなっているが、中途から上方にかけて
は小径とした筒7bとなっており、先端には挿入されるべ
き内サイクロン10と気密を確保するためのシール部材9
が接合される(第4図参照)。 シール部材9は例えばゴムの如き弾性素材により筒状に
構成されるものであり、内周に内サイクロン10の下方部
を抱持すべき向きの環状襞9aを上下複数列(この実施例
では4列)に渡って配されると共に、下端に集塵容器7
の上端が挿入されるべき環状溝9bが設けられる。 尚、図中15は塵逆止部材であり、この塵逆止部材は円錐
状に拡散したスカート状に構成され、上記シール部材9
の上に被されると共に、内サイクロン10に外嵌される。 以上の構成において吸入される空気の流路は次のように
確保される(第10図参照)。 まず、支柱4aを中空状とし、この支柱の下端を台座1の
クリーナーヘッド2と連通させ、更に支柱の上端を連結
ホース17を介してソケット5内の接線方向に連通させる
ことにより、クリーカーヘッド2から外サイクロン6へ
至る流路が確保される。 次に、前記した筒状部材12及び筒状部材14が区画壁とし
て内サイクロン10の一部を囲む結果、この区画壁に囲ま
れる空間16が生じる。 従って、この空間16は筒状部材14に穿設された通気孔14
aにより外サイクロン6内と連通しているのだから、こ
の空間から連結ホース18を介して内サイクロン10内の接
線方向に連通させることにより、外サイクロン6から内
サイクロン10へ至る流路が確保されることとなる。 最後に、残る支柱4bを中空状とし、この支柱の上端を連
結ホース19を介して内サイクロン5内と連通させ、更に
支柱の下端を台座1の吸入ファン装置20への通路と連通
させることにより、内サイクロン10から吸入ファン装置
20へ至る流路が確保される。 以上の一連の流路により、クリーナーヘッド2の吸入口
2aから吸引された塵を含んだ空気は、支柱4a、連結ホー
ス17を経て外サイクロン6内の接線方向に吸引され、こ
こで渦巻き運動を行うことにより粗い塵が除去堆積さ
れ、更に空気は空間16、連結ホース18を経て内サイクロ
ン10内の接線方向に吸引され、ここでより高速の渦巻き
運動を行うことにより細かい塵や粒子が除去堆積され、
清浄な空気のみが連結ホース19、支柱4bを経て吸入ファ
ン20装置により排出される作用が実現されることとな
る。 ところで、図中23は前記クリーナーヘッド2とは別のク
リーナーノズルである。 このクリーナーノズル23は台座1の後端に植設されたホ
ース21により吸入ファン装置20に連通されるものであ
り、必要に応じて前記クリーナーヘッド2と択一的に流
路が切り換えられるものである。 この切り換え機構の記述はこの考案の要旨に関係ないの
で省略するが、その一例が前掲の2つの公知文献の他例
えば特公昭62-55416号公報、特開昭55-141227号公報等
に記載されている。 クリーナーノズル23は前端が吸入口23aとして開口さ
れ、後端にはホース21内に進退自在に摺動するパイプ22
が設けられ(第7図参照)、このパイプ端を台座1上に
差し込み可能とし、吸入口をクリーナーヘッド2側に切
り換えている場合にはこのパイプはホース21内に収容さ
れた状態で台座上に直立状態で差し込み固定され、その
際クリーナーノズル23は掃除機を誘導するハンドルとし
ても機能することとなる。 図中24は上記のクリーナーノズル23の直立状態の際にこ
れをソケット5に固定すると同時にソケットを直立状態
で固定するためのクリップである(第2図参照)。 このクリップ24は上下方向に揺動すると共に、常時上方
向に附勢されるものであり、クリーナーノズル23側に設
けた鉤部23aとクリップ側に設けた鉤部24aとの間で顎を
形成し、この顎によりソケット5に設けた突部5aを挟持
する。 ト) 考案の効果 以上記した各考案に特有の効果を考案毎に以下列挙す
る。
【第1の考案の効果】 ○ソケットを揺動方向に傾けるだけでサイクロンの脱着
が可能となるので、塵の回収が極めて容易になり、又メ
ンテナンスも容易である。 ○作用の項で述べたように外サイクロンは運転時に吸引
力によりソケットに密着固定されるので、螺合等の手段
が不要であり上記効果と相まって脱着が容易である。
【第2の考案の効果】 ○台座上に直立させたクリーナーノズルのロック機構
が、揺動するソケットのロック機構を兼ねる作用を生じ
るので部品点数が少なくて済む。
【第3の考案の効果】 ○作用の項で述べたように、逆円錐形の内サイクロンが
シール部材に挿入されると環状襞群を順次楔状に押し開
くこととなりその弾性力と相まって確実な気密効果を得
られるので、内サイクロンと集塵容器を分離することが
可能となり、塵の回収が極めて容易になり、又メンテナ
ンスも容易になる。
【第4の考案の効果】 ○作用の項で述べたように、区画壁の外周に多数の通気
孔を穿設することにより横方向の開口が生じ、従来断面
積分しか得られなかった流路の入口が増大し、しかもこ
の流路への空気の流れは一度ここで屈曲するので塵が吸
い寄せられることが防止され、特にペット等の長い毛に
有効であり塵詰まり事故が皆無となる。
【第5の考案の効果】 ○作用の項で述べたように、塵逆止部材により堆積した
塵の逆止作用が実現されるので、塵は必ず外サイクロン
の下方に堆積されることとなり、外サイクロンの取り外
し時に塵が飛び出すことが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のサイクロン式縦型掃除機の一部切り
欠き側面図、第2図は同上クリーナーノズル箇所の拡大
側面図、第3図は同上台座と外サイクロン箇所の拡大断
面図、第4図は同上サイクロン部分の分解斜視図、第5
図は同上シール部材の拡大断面図、第6図は同上筒状部
材の拡大側面図、第7図は同上クリーナーノズルを外し
て伸ばした状態の側面図、第8図は同上外サイクロンの
脱着状態を示す斜視図、第9図は同上正面図、第10図は
同上内部の空気流路の概念を示す細部を省略した状態の
断面図である。 尚、図中符号、 (1)……台座 (2)……クリーナーヘッド (4a)、(4b)……支柱 (5)……ソケット (6)……外サイクロン (7)……集塵容器 (9)……シール部材 (10)……内サイクロン (12)……筒状部材 (14)……筒状部材 (15)……塵逆止部材 (20)……吸入ファン装置 (21)……ホース (22)……パイプ (23)……クリーナーノズル (24)……クリップ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】有底筒状の外サイクロンと、この外サイク
    ロンの内部に収容される逆円錐形の内サイクロンからな
    り、塵の吸入口から外サイクロンの頂部の接線方向へ、
    外サイクロンから内サイクロンの頂部の接線方向へ、内
    サイクロンから吸入ファン装置へそれぞれ流路を有する
    縦型掃除機において、サイクロン装置を下記(A)の構
    造としたことを特徴とするサイクロン式縦型掃除機。 (A)塵の吸入口及び吸入ファン装置を有する掃除機の
    台座より支柱を2本立設し、内サイクロンを垂設すると
    共に端部において外サイクロンが保持され、更に両サイ
    クロンへの空気の流路を内部に有するソケットをこの台
    座間に揺動自在に枢止し、ソケットの直立時にこのソケ
    ットと台座間に外サイクロンが嵌入されるサイクロン装
    置。
  2. 【請求項2】塵の吸入口を、台座下部に取り付けられた
    クリーナーヘッド及び台座後端に植設されたホースによ
    り延長されるべきクリーナーノズルの2種設けると共
    に、これらを選択切替え可能とし、この内後者のクリー
    ナーノズルの後端にはホース内を進退自在に摺動するパ
    イプを設ける共に、このパイプ端を台座上に差し込み可
    能とし、吸入口をクリーナーヘッド側に切り換えている
    場合にはこのパイプはホース内に収容された状態で台座
    上に直立状態で差し込み固定され、この際クリーナーノ
    ズルに設けた係止クリップにより外サイクロンが保持さ
    れたソケットを直立状態で係止する請求項1記載のサイ
    クロン式縦型掃除機。
  3. 【請求項3】中途より上方部にかけて小径とした筒状の
    集塵容器を下端が外サイクロンの底部に対して気密とな
    るよう外サイクロン内に挿入すると共に、外サイクロン
    のソケットへの嵌入時に内サイクロンの開口底をこの集
    塵容器に挿入し、この挿入にあたり内サイクロンの下方
    部を抱持すべき上向きの環状襞を上下複数列に渡って内
    周に配した弾性素材よりなるシール部材をもって両者の
    気密手段とした請求項1又は2記載のサイクロン式縦型
    掃除機。
  4. 【請求項4】ソケット内壁と内サイクロン外壁との間に
    同心円状に区画壁を設けることにより両者により囲まれ
    る空間を形成すると共に、この空間の上部を流路を経て
    内サイクロンの頂部に連通させ、一方この区画壁の下端
    を内サイクロンの外壁に向かって収束させることにより
    この空間の下端を閉じると共に、この区画壁の外周に多
    数の通気孔を穿設した請求項1から3のいずれかに記載
    のサイクロン式縦型掃除機。
  5. 【請求項5】中途より上方部にかけて小径とした筒状の
    集塵容器を下端が外サイクロンの底部に対して気密とな
    るよう外サイクロン内に挿入すると共に、外サイクロン
    のソケットへの嵌入時に内サイクロンの開口底をこの集
    塵容器に挿入し、この際内サイクロンの下方に円錐状に
    拡散したスカート状の塵逆止部材を外嵌した請求項1か
    ら4のいずれかに記載のサイクロン式縦型掃除機。
JP1266590U 1990-02-09 1990-02-09 サイクロン式縦型掃除機 Expired - Lifetime JPH0722186Y2 (ja)

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