JPH07220044A - 視差画像作成方法 - Google Patents

視差画像作成方法

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JPH07220044A
JPH07220044A JP6008859A JP885994A JPH07220044A JP H07220044 A JPH07220044 A JP H07220044A JP 6008859 A JP6008859 A JP 6008859A JP 885994 A JP885994 A JP 885994A JP H07220044 A JPH07220044 A JP H07220044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
data
image data
parallactic
subject
Prior art date
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Pending
Application number
JP6008859A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Ebihara
規郎 海老原
Nobumoto Momochi
伸元 百地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP6008859A priority Critical patent/JPH07220044A/ja
Publication of JPH07220044A publication Critical patent/JPH07220044A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】視差画像の作成を容易にする。 【構成】点光源11〜ピンホール18Aまでの構成部品
で共焦点光学系が形成され、ここで被写体Aを高さaず
つ上昇させたときの画像データが撮像されてフレームメ
モリ23に格納される。次に、各画像データが横に所定
量だけずらして読み出され、これが前回のデータと比較
されて大きいほうのデータが蓄積される。これによっ
て、被写体Aを撮像方向に対して適宜な角度だけずれた
位置から見た視差画像が得られる。角度が異なる位置か
ら見た2つの視差画像が1フレーム毎に切り替えられて
モニタ31に表示され、これを偏光切替え回路33と偏
光眼鏡34を介して相対的に左側の視差画像を左眼だけ
で見ると共に、右側の視差画像を右眼だけで見るように
すると、被写体Aが立体的に見える。ここでは、2次元
の撮像データから直接視差画像を作ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体画像表示装置など
に適用して好適な視差画像作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】撮像レンズのピントを変えて同一被写体
の複数の画像データを作成し、これらの画像データのう
ちコントラストが最良の部分だけを重ね合わせることに
よって、この被写体の高さ方向に対して全てピントが合
った画像を作成する方法が提案されている。
【0003】例えば周知の共焦点顕微鏡ではピントの合
った部分の輝度が最大レベルとなり、それ以外の部分の
輝度レベルが急激に低くなるという特性を有する。した
がって、被写体との距離を変えて複数枚の画像データを
作成し、これを重ね合わせるだけで高さ方向に対して全
てピントが合った画像を容易に作成することが可能にな
る。
【0004】また、各画像データにおける撮像レンズと
被写体との距離を記憶しておけば、この距離データと各
画像データを用いて被写体の立体モデル、すなわち3次
元の画像データを作ることが可能である。そして、この
立体モデルを用いて元の2次元の画像データとは異なる
視点から見た2次元の画像データ、すなわち、視差画像
を作ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の視差画
像作成方法では、最初に作成した2次元の画像データか
ら3次元の画像データを作成し、その後この3次元の画
像データを用いて最初の2次元の画像データを作成した
ときとは異なる視点から見た2次元の画像データを作成
するので、データ処理に時間がかかるという問題があっ
た。また、画像データ以外に距離データを記憶する必要
があるので容量の大きいメモリが必要になり、更に3次
元データを扱うのでデータ処理が複雑になり、その結果
装置が複雑で高価になるという問題もあった。
【0006】そこでこの発明は、上述したような課題を
解決したものであって、2次元の画像データだけで視差
画像を簡単に作成することが可能な視差画像作成方法を
提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、共焦点光学系の撮像手段で被写
体の距離別の画像データを複数作成し、複数の画像デー
タを所定量だけずらして重ね合わせることによって被写
体の視差画像を作成することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】図1及び図3に示すように点光源11、ビーム
スプリッタ14、対物レンズ16、集光レンズ17及び
ピンホール18Aで共焦点光学系が形成されている。こ
の共焦点光学系で、図2の被写体Aを高さaずつ上昇さ
せたときの画像データ(図4(A,B))がフレームメ
モリ23に格納され、これと前回のデータとが比較回路
22で比較されて大きいほうのデータがフレームメモリ
23に蓄積される。これによって、例えば図5に示すよ
うに被写体Aを撮像位置から左側に角度αだけずれた位
置から見た視差画像が得られる。これが左眼用画像メモ
リ28に格納される。
【0009】同様にして図6に示すように撮像位置から
右側に角度βだけずれた位置から見た視差画像が作成さ
れ、これが右眼用画像メモリ29に格納される。そし
て、これらの視差画像を1フレーム毎に切り替えてモニ
タ31に表示し、これを偏光切替え回路33及び偏光眼
鏡34を介して左側から見た視差画像を左眼だけで見る
と共に、右側から見た視差画像を右眼だけで見るように
すると、被写体Aが立体的に見えるようになる。ここで
は、2次元の画像データから直接的に視差画像を形成す
ることができるから、データ処理が容易で装置の構成を
簡単にすることが可能になる。
【0010】
【実施例】続いて、本発明に係わる視差画像作成方法の
一実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の視差画像作成方法を適用
した立体画像表示装置1の構成を示す。この立体画像表
示装置1においては、点光源11から放射された光がコ
リメータレンズ12で平行光束に変換され、これが水平
走査部13で水平方向に走査される。水平走査された光
はビームスプリッタ14を介して垂直走査部15に入射
し、ここで垂直走査されて対物レンズ16を介して被写
体Aに照射される。
【0012】被写体Aは説明を簡単にするため、図2に
示すように直径の異なる複数の円柱A1〜A5をそれら
の中心C1〜C5を同一中心軸に一致させて重ね合わせ
た形状とし、各円柱A1〜A5の上面には上下の円柱A
1,A2、A2,A3・・・で互いに直交する複数の直
線が設けられているものとする。各円柱A1〜A5の高
さはaは同一である。
【0013】さて、被写体Aで反射した光は再び対物レ
ンズ16、垂直走査部15及びビームスプリッタ14を
通り、更に集光レンズ17及びピンホール板18を介し
てラインセンサ19に入力する。この反射光は垂直走査
部15を戻っているので、ラインセンサ19に入力する
ときは水平方向の走査だけが行なわれている。ピンホー
ル板18には、図3に示すようにラインセンサ19の各
ピクセル19Aに対応してピンホール18Aが設けられ
ており、このピンホール18Aと被写体Aは共に焦点位
置に置かれている。すなわち、共焦点光学系を形成して
いる。したがって、ラインセンサ19の出力、すなわ
ち、輝度レベルは被写体Aに対して焦点が合った部分、
ここでは円柱A1の上面が最大となり、それ以外の部分
が急激に低下する。このときの画像データをモニタ31
(図1)に表示すると、図4(A)に示すように円柱A
1の上面が明確な画像となり、その他の円柱A2〜A5
の上面が薄い画像となる。
【0014】ラインセンサ19の出力は、信号処理回路
20でシェーディング処理などの信号処理が行なわれ、
次にA/Dコンバータ21でディジタル変換された後、
比較回路22を介してフレームメモリ23に格納され
る。このようにして、対物レンズ16に対して最上部が
所定の距離Lにある被写体Aの1フレーム分の画像デー
タがフレームメモリ23に蓄積された後、CPU24の
制御によって被写体Aが載置されているZ軸送りテーブ
ル25が移動して被写体Aが円柱A1の高さaだけ上昇
する。これで、対物レンズ16と被写体Aの最上部との
距離が(L−a)となり、対物レンズ16に対して円柱
A2の上面が合焦点となる。ここで、前回と同様にして
被写体Aの反射光をラインセンサ19で検出し、その出
力である画像データを比較回路22に供給する。このと
きの画像データをモニタに表示すると、図4(B)に示
すように円柱A2の上面が明確でその他の円柱A1,A
3〜A5の上面がぼけた画像となる。
【0015】そして、今度はCPU24によってシフト
読み出し制御部26が制御され、これによって、フレー
ムメモリ23に格納されていた前回の画像データが例え
ばX軸方向の図中左側に所定量X1だけシフトされて読
み出される。読み出された画像データと今回の画像デー
タとが比較回路22で比較されて輝度レベルの大きいほ
うが出力される。ここでは前回の画像データでは焦点が
合っていないために輝度レベルが低かった部分の一部に
焦点が合っているので、その一部分が最大輝度レベルと
なり、これが前回の最大輝度レベルの部分と共に残され
てフレームメモリ23に蓄積される。このときの画像は
図4(C)に示すように、前回焦点が合った円柱A1の
上面に、今回焦点が合った円柱A2の上面を左側にX1
だけずらして重ね合わせた画像となる。
【0016】同様にして、被写体Aを距離aずつ上昇さ
せたときのラインセンサ19の出力と、フレームメモリ
23内に格納されていた前回のデータを左側に所定量X
1だけずらして読み出したデータとを比較して、輝度レ
ベルの大きいほうのデータをフレームメモリ23に蓄積
する。この処理を繰り返すことによって、被写体AのZ
軸方向、すなわち、高さ方向に対して全てピントの合っ
た2次元の画像データが得られる。これをモニタに表示
すると、図5に示すように各円柱A1〜A5の上面が全
て明確であり、しかもこれらが左側に寸法X1ずつずれ
た画像になる。これは、図1の被写体Aを撮像方向に対
して角度αだけ左側にずれた位置から見たときの視差画
像となる。
【0017】このようにしてフレームメモリ23に蓄積
された視差画像を、切り替えスイッチ27を介して例え
ば左眼用画像メモリ28に格納する。次に、上述と同様
にして今度はフレームメモリ23に格納されている画像
データをX軸方向の右側に寸法X2だけシフトさせて読
み出して、これを次の画像データと比較して輝度レベル
の大きい方のデータを残すことによって、図6に示すよ
うに図1の被写体Aを撮像方向に対して角度βだけ右側
にずれた位置から見たときの視差画像がフレームメモリ
23に蓄積される。これが、今度は右眼用画像メモリ2
9に格納される。
【0018】次に、左眼用画像メモリ28と右眼用画像
メモリ29から出力される視差画像が切り替えスイッチ
30で1フレーム毎に切り替えられてモニタ31に交互
に供給される。各画像メモリ28,29の読み出しタイ
ミングはCPU24で管理されるメモリ制御部32によ
って制御される。そして、モニタ31に映し出された画
像を、1フレーム毎に偏光が切り替えられる偏光切り替
え部33を介して左右偏光方向が直行する偏光眼鏡34
で見ることによって、左右両眼で夫々視差の異なる画像
が見えるから被写体Aが立体的に見えるようになる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、共焦点
光学系の撮像装置で被写体の距離別の画像データを複数
作成し、複数の画像データを所定量だけずらして重ね合
わせることによって、被写体の視差画像を作成するもの
である。
【0020】したがって、本発明によれば、従来のよう
に2次元の画像データから一旦3次元の画像データ、す
なわち、立体モデルを作成し、これに基づいて再度2次
元の視差画像を作成する必要がないからデータ処理が容
易になり、視差画像作成装置の構成が簡単で安価になる
などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる視差画像作成方法を適用した立
体画像表示装置1の構成図である。
【図2】被写体Aの形状を示す図である。
【図3】共焦点光学系の構成図である。
【図4】被写体Aとの距離別の画像を示す図である。
【図5】撮像方向に対して角度αだけずれた位置から見
た視差画像を示す図である。
【図6】撮像方向に対して角度βだけずれた位置から見
た視差画像を示す図である。
【符号の説明】
1 立体画像表示装置 11 点光源 14 ビームスプリッタ 16 対物レンズ 17 集光レンズ 18A ピンホール 19 ラインセンサ 22 比較回路 23 フレームメモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共焦点光学系の撮像手段で被写体の距離
    別の画像データを複数作成し、 上記複数の画像データを所定量だけずらして重ね合わせ
    ることによって上記被写体の視差画像を作成することを
    特徴とする視差画像作成方法。
  2. 【請求項2】 上記複数の画像データのうち特定のデー
    タを所定量だけずらして重ね合わせることを特徴とする
    請求項1記載の視差画像作成方法。
  3. 【請求項3】 上記特定のデータは最大輝度データであ
    ることを特徴とする請求項2記載の視差画像作成方法。
JP6008859A 1994-01-28 1994-01-28 視差画像作成方法 Pending JPH07220044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6008859A JPH07220044A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 視差画像作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6008859A JPH07220044A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 視差画像作成方法

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Publication Number Publication Date
JPH07220044A true JPH07220044A (ja) 1995-08-18

Family

ID=11704444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6008859A Pending JPH07220044A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 視差画像作成方法

Country Status (1)

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JP (1) JPH07220044A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1437898A1 (en) * 2002-12-30 2004-07-14 Koninklijke Philips Electronics N.V. Video filtering for stereo images

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1437898A1 (en) * 2002-12-30 2004-07-14 Koninklijke Philips Electronics N.V. Video filtering for stereo images

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040413